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ATFチェンジャー『トルコン太郎』という名称 の弊害。

ATFチェンジャー『トルコン太郎』という名称 の弊害。

 

今日のブログは少し今までとは

違う内容でいきたいと思います。

 

 

 

 

弊社で使用しているATFチェンジャー(トルコン太郎)

 

 

 

非常に優秀な機械で現在発売されている

ATFチェンジャーの中では、最高レベルに分類されると思います。

 

(あくまでも理に適っているという意味で)

 

 

 

 

 

実際にATF交換を検索すれば、

早い段階で(トルコン太郎)の名前がヒットするでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社が導入した当時よりも、

 

 

販社が増えて・露出も増えて

全国的にかなりの台数が売れているのだと思います。

 

 

 

 

今では

(過走行車でも問題なく交換が出来る?)

(内蔵フィルターが付いているのでどんなに汚れもOK?)

(トルコン太郎自体に洗浄能力がある?)

(トルコン太郎さえあれば・・・!?)

 

 

 

 

 

 

 

まるで万能の機械のように扱われているのは、

少し違和感が・・・。

 

 

 

 

トルコン太郎を早い段階から導入している弊社としては、

(行き過ぎた神話のように)なって

 

ある意味危険だなと。

 

 

 

(弊社ブログで持ち上げすぎちゃった?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・クリーニングモードの本当の意味

・金属メッシュフィルターの役割

・圧送式交換の技術論とそのメリット

 

 

 

 

 

 

 

間違った認識が多くなったのは、

ネットの普及・販社のセールストークが原因か?

 

 

 

 

 

または

 

技術や知識の向上を忘れ、

機械でなら解決できるという幻想からか。

 

 

 

 

 

 

あくまでも機械は人間が操作するもの。

 

優れた機械であったとしても、

作業の優劣は人間(作業者)側に大きく依存しています。

 

 

 

 

 

 

ATFの適合・油量の調整などの初歩的な事から、

ATFの状態チェック・試運転・シフトフィーリング等の状況判断。

 

 

複雑化するミッションの構造、

制御システムの把握から導いた最適な交換方法。

 

 

 

 

全てを完全にクリアしてする

正しいATF交換作業は、

トルコン太郎側がしてくれる訳ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業者のスキル次第で、

作業のクオリティーが変わるのは

 

どこの世界でも同じでしょう。

 

 

 

名包丁を持てば、

名料理人になるわけではないのですから。

 

 

 

 

 

 

 

タイトルの『弊害』は誰に対しての害なのか?

 

間違った交換方法で、愛車の調子が悪くなったユーザー。

そんな事例が増え、風潮被害を受けるATF交換業者。

 

神話の評判が途切れ、売れなくなった機械販売業者。

やっぱり信用できないと思われる、自動車整備業界。

 

 

 

 

キャッチーなネーミングで覚えやすい(トルコン太郎)

名称が神話を担いで一人歩き。

 

 

 

 

良くも悪くも、この流れは止まらないでしょうね。

 

 

 

東京 クラウンタクシー ZZ51改 からNC-65へ ATF圧送式交換。  不要を可能にしています。

前回ブログの続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7581

 

 

クラウン タクシー GRS200

走行距離 186000km

 

 

 

 

 

直噴エンジンに溜まるインテークカーボン除去。

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

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次は密封式6速ATのATF圧送式交換。

 

 

弊社オリジナル 200系専用アタッチメントを使用して

一気に交換する予定です。

 

 

試運転で変速状態を確認し、

リフトアップをしてATFチェック。

 

 

 

 

 

 

 

去年の8月に交換して

一年で53000Km走行。

 

 

 

耐熱性の高い全化学合成(ZZ51改)で

完全圧送式交換をしたので、

 

もしかするとプレ洗浄がいらないのでは?

と思っていたのですが・・・・。

 

 

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予想以上に汚れが酷く、真っ黒でした。

 

 

 

 

 

東京都内は急な坂道が多いらしく、

十字路を曲がるとイキナリ坂道という道路環境。

 

 

ゼロ発進からお客様を乗せてグイグイ上ると、

ATFの負荷は大きくなり、急速に劣化します。

 

 

 

 

それではプレ洗浄から始めます。

 

アイシンAFWプラス を規定量で一気に圧送式交換しますね。

 

 

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左奥の新油と比べて、まだまだ透明度が無いですね。

 

ビーカーの旧油とでは

やや黒味は減ったと思います。

 

 

 

ここから30分ほどアイドリング状態。

 

 

 

そしてもう一度圧送式交換をします。

 

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次は本命ATF (NUTEC ニューテック NC-65

 

ZZ51改よりもエステル基油を多く配合し、

耐熱性・耐久性が大幅に高められています。

 

 

 

また低粘度にしてローフリクション化、

しかも極薄で強靭な油膜性能を発揮します。

 

 

 

 

 

ZZ51改の潤滑性能と耐熱性などを

同時に向上させたNUTEC最高峰のATF。

 

 

市販品でこれ以上のATFは無いのでは?

 

 

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これで90%ぐらいは入れ替わりましたね。

 

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色の為、色味が弱い。

AFWプラスの赤色に干渉されやすいので

完全には同色にはなりません。

 

 

 

 

 

 

このあと調整用に1.5Lほど再注入しますので、

95%ぐらいの交換効率になると思います。

 

 

 

 

 

 

最後に30℃以下までATFを冷却。

 

スキャンツール(G-SCAN)を接続し、

規定温度でレベル調整しました。

 

 

18万キロとは思えないシームレスなシフトチェンジ。

ATミッションの状態も良いのだと思います。

 

 

 

 

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デフオイルも真っ黒

 

ドレンの鉄粉もキレイにしますね。

 

 

もしかすると一度も交換していないかもしれませんね。

 

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デフオイルにもNUTEC ZZ-32 80W120 化学合成油。

 

 

ドレン・リフィルプラグのガスケットも

純正新品に交換しました。

 

 

 

 

 

 

 

機械メンテの基本は

オイル交換に尽きると思います。

 

 

 

E-OIL・デフオイル・MTオイル

ブレーキフルード・LLC には

交換サイクルが明記されているのに・・・。

 

 

ATFだけ無交換なわけないですよね~。

 

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実は一年前のATF交換時に

WAKO’S RECSレックスは施工済み

 

 

 

その後ココまで溜まったインテークカーボンには、

WAKO’S RECSでは歯が立たない事がわかりました。

 

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今回はDSCでは届かない燃焼室のカーボンを

RECSで除去していきます。

 

 

燃焼室(ピストン上部など)は

インテークバルブほど蓄積していないのでご安心ください。

 

 

 

 

 

 

GRエンジン搭載車で

弊社でRECS施工後にDSCをオーダー頂いた方には

 

無料でリベンジ施工させて頂いています。

 

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2部に分けて紹介したクラウン200系の作業。

 

 

評判の高いGRエンジンの

唯一の弱点をDSCで。

 

完成度の高い密封式6速ATには

専用アタッチメントで圧送式交換を。

 

 

 

 

 

メンテナンスさえすれば20万キロ・30万キロと

余裕で使用できる今のトヨタ・レクサス車。

 

 

 

 

『メンテナンス不要  =  劣化しない』

ではありません。

 

 

( メンテナンスしずらい = メンテナンス不要 )

と間違った認識が広まっているのでは?

 

 

 

 

 

どんな機械も使用すれば汚れは溜まり、

どんなオイルも必ず劣化しますよ~。

 

 

 

 

 

 

クラウンタクシー様

30万・40万キロ目指して頑張ってくださいね~。

 

Happy Car Life!!

 

 

東京クラウンタクシー GRS200系 にDSC。   インテークバルブのカーボン除去

最近はATF交換のリピート率が多くなってきました。

 

 

 

 

 

弊社の完全圧送式交換は

次回交換推奨距離は4万キロ。 (NUTECの場合はそれ以上)

 

 

一般の方であれば年1万キロの走行距離で、

4年ほど掛かるのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

僅か1年でそれ以上を走行するのは、

職業柄を考慮すると普通なのかも知れませんね。

 

 

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東京都からお越しいただきました。   (2回目の来店。)

 

クラウン タクシー  GRS200

走行距離186000km

 

 

 

 

 

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

スパークプラグ交換 (NGK イリジウムMAX)

 

ATF圧送式交換  for NUTEC NC-65

WAKO’S RECS レックス

デフオイル交換  for NUTEC ZZ-32

 

を一泊作業で依頼されました。

 

 

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http://minato-motors.com/blog/?p=375

 

去年8月の完全圧送式交換(zz51改)から

一年後のお問い合わせでした。

 

 

 

 

 

当初メールではATF交換のみのご相談だったのですが、

 

 

 

 

(インテークバルブのカーボン蓄積が・・・・・。)

(今年からDSCという作業を始めまして・・・・。)

 

 

(こんな風にGRエンジンはなるんです・・・・。)

と説明させて頂くと、

 

 

 

 

(ではDSCも同時にお願いします!)と

オーダーを頂きました。       ありがとうございます。

 

 

 

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まずはDSCから始めますね。

 

 

インテークバルブ・サージタンクを外し、

スワールCバルブも外していきます。

 

 

 

 

 

エンジンオイル交換は完璧にされていますが、

どこまでカーボンが蓄積しているのか?

 

 

確認したいと思います。

 

 

 

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燃焼室からの吹き返しによる

上流のスワールCバルブまで蓄積していますね。

 

 

 

 

 

省燃費エンジンの必須技術(大容量EGR

直噴エンジンの超微細煤(PM)の発生

低膨張ピストンピングによる(ブローバイガス

 

 

この三つが合わさると、

どうなるかご存知ですか~?

 

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一気筒に2つのインテークポート。

 

6気筒分のポートを覗き込んで、

確認してみますね。

 

 

 

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今のところ高出力と省燃費・低エミッションを

高次元で達成するのは

直噴エンジンが理想的なんです。

 

 

 

 

 

唯一のデメリットであるインテーク系のカーボン蓄積を

エンジンオーバーホールすることなく、

 

通常メンテナンスで解消できれば、

非常に優秀なエンジンになると思います。

 

 

 

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kkkk

 

食品加工業・金属加工業の大型プラントなどで

早くから採用されているドライアイス洗浄機

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

対象物を傷つけず・廃棄物も出さない。

 

 

 

次世代洗浄システムを利用して

エンジンの奥にあるインテークバルブを洗浄。

 

 

 

 

 

 

『ほこ X たて 』  での対決をご存知ですか?

 

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

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グリーンテック社 (ドライアイスパワー)に

DSC専用ノズルを装着。

 

 

ドライアイス3mmペレットを

圧縮空気を利用して高速噴射。

 

 

 

柔らかいペレットがカーボンに直撃すると、

熱収縮昇華爆発力

 

一気にカーボンが吹き飛びますよ~。

 

 

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ワンショット10秒

 

バルブ形状をイメージしながら

慎重にノズルを操作していきます。

 

 

 

 

 

当たれば簡単にカーボンが剥離するのですが、

コレがなかなか隅々まで当たらないのですよね~。

 

 

 

 

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インテークポートから噴出する無数のカーボン片

 

 

 

 

頭巾・防御面・長袖・グローブを装備した私に、

 

 

ネバネバしたモノから、カチカチのモノまで

ガンガン飛んできますよ~。

 

 

 

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6気筒12ポート 全て除去しました。

 

 

使用するドライアイスは20kg

 

3mmペレットは非常に低温で

柔らかいお米をみたいなイメージでOKです。

 

 

 

 

 

サンドブラストのように研磨力で

削っているわけではないのですね。

 

 

 

 

 

直撃した衝撃で剥離するのではなく、

750倍に膨張する昇華爆発力を利用。

 

なのでエンジンにダメージを負う事はないのです。

 

 

 

 

 

そもそも

洗浄するたびにダメージがあれば、

精密金属金型の洗浄などには使えないですから。

 

 

s-IMG_8885 s-IMG_8888

 

 

 

スワールCバルブとサージタンクも洗浄して

ガスケットは新品に交換します。

 

 

 

 

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18万キロ無交換の純正プラグ。

 

今回は(NGKイリジウムMAX DF) に交換しました。

 

 

 

 

 

DSCと同時交換なら作業が重複する為、

工賃はお安くしていますよ~。

 

 

s-スワール bbb

 

本来の吸気形状を取り戻し、

理想的なタンブル気渦流が復活。

 

 

 

燃料噴射量も大幅に変わるので、

一度初期化してみます。

 

 

 

 

 

 

 

なかなか始動せず、

数回のクランキングでやっとエンジンが掛かりました。

 

 

 

 

 

エンジン暖気後も回転数が規定数まで下がらない。

 

数回のリセットでやっと安定してきましたね。

 

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次回ブログでは引き続きクラウンタクシーの

ATF圧送式交換の様子をアップしますね~。

 

WAKO’S RECSは最後にしますね。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

RG1 ステップワゴン 車検整備 その2。   したい整備とオススメ整備。  予算に合わせて選んでくださいね。

前回ブログの ステップワゴン 車検整備の続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7519

 

 

 

 

ステップワゴン RG1 80000km

 

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ブレーキのチェック。

 

まずはブレーキパッドの残量を確認します。

 

 

 

 

片輪の内外パッド残量の差を比べて、

著しく差が大きい場合は

 

キャリパーの機能が低下しています。

 

 

s-IMG_8685

 

 

 

今回は少しの差しかなかったので、

キャリパーのオーバーホールはまだ大丈夫でしょう。

 

 

 

 

一般的なディスクブレーキの点検では

 

ブレーキパッドの残量が多い場合は、

チェックのみで終わり。

 

 

パッド残量が少ない・キャリパーのフルード漏れがあった場合。

ブレーキパッド交換 or キャリパーオーバーホール

 

 

 

この3択で作業する事が多いのですが、

 

弊社では もう一つブレーキ整備メニューがあります。

 

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残量の多いブレーキパッドは再利用し、

汚れている箇所をリフレッシュする

ブレーキクリーニング

 

 

 

 

 

ブレーキパッドの残量があれば、

それで終わりというのではなく、

 

各摺動部のクリーニングとグリスアップをして

ブレーキ機能を維持する為の整備なのです。

 

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ブレーキパッドの背面に付いているパッドシム。

 

ブレーキング時の振動や音を相殺吸収するために

パッドとシムの間には専用グリスが塗られています。

 

 

グリスも他の油脂と同じで劣化しますよ~。

 

 

 

 

グリスが硬化し

シムの自由度が無くなると、

 

 

振動や音を吸収できないので、

音鳴りの原因にもなるんですよね。

 

 

 

 

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キャリパー スライドピンのグリスも同じで

 

 

硬化するとピンのスライドに支障が出て

ブレーキパッドの片減り になります。

 

 

 

 

また新しいグリスが覆っていると

防錆効果で錆びる事もありませんしね。

 

 

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固着した古いグリスを洗浄し、

新しいキャリパー用グリスを塗ります。

 

 

 

 

 

ブレーキパッドシムには、また別のグリス。

 

WAKO’S BPR 耐熱・耐久 高性能パッドグリス を

シムとの間に薄く塗りこみます。

 

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パッド両端を支える部分のシムは、

固まったダストとサビをクリーニングします。

 

 

あまりにも酷い場合はシム交換します。

 

 

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弊社ではこのシムの部分には、

グリスアップはしていません。

 

 

 

 

(塗れば一時的には効果はあるけど・・・)

 

 

ダストがグリスに付着し、

パッドの動きを阻害しますので

 

クリーニングのみで留めています。

 

 

 

 

 

グリスを塗る整備工場も多いですが、

私は基本 (ココは塗らない派)です。

 

 

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電子制御スロットルの清掃 & 初期化。

 

 

4~5万キロ毎には清掃してくださいね。

アイドリング安定化に効果がありますよ~。

 

 

 

 

 

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スロットルを清掃すれば

ECUのリセット と スロットルの学習値初期化。

 

 

 

 

スキャンツール(G-SCAN)の

作業サポート機能でリセットしました。

 

 

(各メーカー・モデルによって初期化の有無・方法が違いますよ~。)

 

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オーナー様からの希望で

液体シリコン封入式 エンジンマウントASSY を交換しました。

 

 

 

エンジン右側に付いているマウントで、

振動吸収効果が高いタイプですね。

 

 

マウント裏のゴムを見ると、

変形してます。

 

 

 

 

 

部品価格は少し張りますが、

 

信号待ち時の振動が気になる方は

スロットル清掃とセットで交換してくださいね~。

 

 

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カーエアコンリフレッシュα  for NUTEC NC-200

 

年々減少するエアコン冷媒ガスの

全自動回収再生充填。

 

 

規定充填量を重量管理で。 900g  +0g -50g

 

 

劣化したコンプレッサーオイルも強化する為、

NC-200 コンプブーストを同時注入しますね。

 

 

 

 

 

 

 

もうご存知の方も多いとは思いますが、

 

インテーク・燃焼室の急速洗浄システム

WAKO’S RECS レックス。

 

 

もう定番整備メニューですね。

 

 

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2回に分けて紹介した

ステップワゴンの車検整備。

 

 

 

弊社では車検整備依頼のご相談時には、

最初から(今回掛けれる予算)をお聞きしています。

 

 

 

 

 

年式・走行距離・過去の整備暦

今後の使用状況。

 

オーナー様が希望される整備 と

点検結果からの提案する整備。

 

 

 

予算が分からないと

ベターな整備プランが提案できないと思います。

 

 

(もちろん今回は不要と判断された整備は削っていきますよ~。)

 

 

 

 

 

この整備の必要性。

その整備の優先度。

 

 

メリット・デメリットを分かりやすく説明。

 

予算合わせて相談しながら、

整備プランを決定しています。

 

 

 

こんな流れで進んでいく

ミナト自動車の(提案型車検整備)を

 

ご依頼の方はHP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

http://minato-motors.com/

 

 

 

Happy Car Life!!

 

ステップワゴン RG1   車検整備。   同じ名称の作業ですが・・・。

以前ATF交換で神戸から来店して頂いた

ステップワゴン RG1   80000km

 

 

 

 

今回は車検整備の依頼です。  ありがとうございます。

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オーナー様が希望される整備

点検結果から弊社が提案する整備

 

 

予算に合わせて

betterベターな整備内容をプランニング。

 

 

(もしこの車両が私の車なら、限られた予算内でこれらをするだろう)

そんな感じで整備プランを制作してみました。

 

 

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まずはエンジン整備の基本 排気ガステスト。

 

 

CO2がやや低いが良好な数値。

(今回の整備でもう少し改善するでしょう。)

 

 

 

エアエレメント・スパークプラグなどもチェックしますね。

 

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エアエレメントは湿式でやや汚れ。  もう少し使えそうです。

スパークプラグはノーマルタイプでした。

 

 

 

今回は長寿命&高性能スパークプラグ

デンソー イリジウムタフに交換します。

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両電極ともにイリジウム合金を使用した

高性能スパークプラグ。

 

 

次回交換時期は10万キロになりますよ。

 

 

 

 

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タイロッドエンドのボールジョイントブーツ。

 

左右ともブーツ破れでグリスが出ていますね。

 

 

 

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破けたままだと車検不合格ですが、

その前に水が混入し、サビますからね。

 

 

グリス油膜も落ちるで、

磨耗ガタの原因にもなるのです。

 

 

 

油圧リムーバーで分割し、

 

ジョイントを洗浄してから

新しいグリスを注入しますね。

 

 

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ラジエターリフレッシャーでLLCリフレッシュ交換。

 

通常のLLC交換では出来ない

ヒーターコアのLLCまで圧送式で全交換します。

 

 

 

 

アッパーホースを切り離し、再生LLCをドンドン注入。

 

押し出された旧LLCを高密度Wフィルターでろ過再生。

 

 

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ヒーターはマックスHOTにして

エンジンを掛けながら15分間

 

ラジエター・エンジン・ヒーターコアに

LLCを循環させてリフレッシュ。

 

 

 

 

ラジエターリフレッシャーのポンプ吐出量は 毎分4Lになります。

 

平均LLC充填量が8Lぐらいですから、

計算上、7~8回転ぐらい循環しますよ。

 

 

 

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ラジエターリザーバータンクも外して洗浄。

 

 

底に溜まった沈殿物は、

アルミ・銅の錆でしょう。

 

 

 

今のエンジンはオールアルミ製が主流です。

 

 

 

昔の鉄製エンジンブロックように

目に見える赤サビは出ないんですよ~。

 

 

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最後にLLC再生剤を注入し、

アルミや銅の防錆剤 ・ 消泡剤を強化します。

 

 

 

エア抜き作業で

配管内の空気を排出し、レベル調整。

 

 

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スキャンツール(G-SCAN)を接続し、

ダイアグコードをオールサーチします。

 

 

ブレーキ系のエラーコードですが、

一度リセットして様子をみますね。

 

 

おそらくバッテリー上がりなどでの

異常コード検出かな。

 

エラーコード = 異常  ではないのですよ~。

 

 

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バッテリーは2年前に交換されていますね。

 

アーガス社 バッテリーアナライザー

充電・発電状態のチェック。

 

 

オルタネーターの発電状況も良好。  OKですね。

 

 

 

 

 

 

こんな感じで進行するミナト自動車の車検整備は、

お預かり期間を多めに頂いています。

 

 

 

・昔に比べて車両が進化し、チョック項目・作業箇所が増加。

・整備プランの製作と、オーナー様との内容相談してからの発注。

・各メーカー部品倉庫の集約で納期が遅い。

 

なども理由に挙げられるのですが、

 

 

 

 

 

一番大きいのは

理想的な作業をすれば、

必然と作業時間は増えるからです。

 

 

 

 

 

LLC交換にしてもヒーターコア内まで

交換する整備工場は少ないでしょう。

 

 

・ラジエター下部のドレン排出交換。

・ラジエターリフレッシャー 全圧送式交換。

 

 

 

 

同じ名称(LLC交換)の作業でも、

浅くから深くまでありますからね~。

 

 

 

 

次回ブログもステップワゴン 車検整備の続きです。

 

どうぞ宜しくお願いします。

Happy Car Life!!