残された作業も完了し、無事納車。
大掃除も終えて本年度は終業となりました。
2016年の営業開始は1月7日。
それまでに
HP・お問い合わせメールを頂いた方は、
7日以降順次返信していきますので、
ご迷惑をおかけしますが
しばらくお待ちくださいね。
今年一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
Happy Car Life!!
残された作業も完了し、無事納車。
大掃除も終えて本年度は終業となりました。
2016年の営業開始は1月7日。
それまでに
HP・お問い合わせメールを頂いた方は、
7日以降順次返信していきますので、
ご迷惑をおかけしますが
しばらくお待ちくださいね。
今年一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
Happy Car Life!!
一ヶ月前に愛知県から
DSC作業で来店されたGRS180 クラウン。
DSC作業後は
エンジンのコンディションが向上したようで、
今回はATF完全圧送式交換を
依頼されました。
話は一ヶ月前に遡ります。
直噴エンジンのインテークバルブに
大量のカーボンが蓄積するのは、もう皆さんご存知だと思います。
量も多く、強固になったカーボンを
短時間で完全に除去する
DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)
http://minato-motors.com/blog/?p=5905
次世代の洗浄方法として活躍している
ドライアイス洗浄機を活用し、
エンジンヘッドを分解せず、
エンジンにノーダメージでカーボン除去。
インテークバルブが見えるまで、
周辺部品を外しますね。
直径5cm 深さ15cm のインテークポート。
その最深部にあるインテークバルブ。
5万キロでかなりの量が蓄積し、
カーボンが熱でガチガチに硬化固着。
量と硬さの為、
手作業での完全除去はほぼ不可能。
エンジン内部の為、サンドブラストなども使えない。 (傷が付く)
柔らかいドライアイス3mmペレットを
圧縮空気で高速噴射。
熱収縮 と 昇華爆発力が
同時に作用してカーボンを剥離していきます。
http://minato-motors.com/blog/?p=5921
爆音を響かせながら噴射していきますが、
もちろんエンジンには傷が全く付きません。
『母材に影響を与えず、付着物を剥離する。』
電子基盤から精密金属金型まで
製造産業界の分野では
既に実用化されている洗浄機。
(自動車整備業で、活用しているのは弊社だけでしょう。 たぶん。)
ショットを開始して約3時間。
ここまでキレイになりましたよ。
マスキングや前後の作業、
試運転なども入れると約6時間ぐらい。
日帰り作業で完了します。
話を元に戻しますね。
そして今回は上記のメール相談を頂いて、
ATF交換を改めて依頼されました。
GRS180 クラウン
走行距離24万キロ。
試運転とATFチェックをしてから、
オイルパンを外していきますね。
オイルパンを洗浄し、
磁石に付着した鉄粉を除去。
ATFストレーナーとガスケットを交換して、
組み直しますね。
ATFを仮補充し、
エンジン・ATを完全暖気。
密封式ATミッションのため、
(弊社オリジナルGRS180専用アダプター)を装着。
これで本来は圧送式交換が出来ないミッションでも、
交換効率の高い圧送式が可能になります。
まずはアイシンAFWプラスでプレ洗浄。
全量イッキに交換しますね。
中央にある廃油と比べると、
透明度が出てきましたね。
(奥が新油 手前が現在の状態)
30分ほどアイドリング状態。
今度は本命ATFで
もう一度圧送式交換を行いますね。
NUTEC ニューテック 最高峰ATF
全化学合成ATF 『NC-65』
低粘度化されてローフリクション化。
エステル系基油を贅沢に使用し、
極薄で強固な油膜性能を発揮。
耐熱性能が強化され
ロングライフ化に貢献します。
おそらく市販ATFでは最強だと思います。
(唯一のデメリットがあるなら、オイル代が非常に高価。)
NC-65自体が薄緑色をしているため、
AFWプラスの赤色に干渉されます。
(色味が負けるのでご理解ください。)
ですがキレイに入れ替わり
調整用に少し補充しますので、
交換効率は95%以上になると思いますよ。
カーエアコンリフレッシュα も依頼されました。
ACオイル添加剤もNUTEC NC-200をチョイス。
冷媒ガスを回収し、
高性能フィルターでろ過再生。
10分間の真空引きで
配管内の水分と空気を除去。
規定充填量(450g)まで
重量管理で高速液化チャージします。
試運転も終えて、
夕方6時頃の納車となりました。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越し頂きありがとうございます。
トヨタ・レクサス 直噴GRエンジン搭載車には、
ミッションは密封式ATが搭載されています。
効率良く交換が出来なかった密封式ATには、
(オリジナル車種専用アダプター)で
ATF圧送式交換を確立しました。 (数年前に)
おかげさまで、既に数百台は作業したと思います。
(正確には数えてないけど・・・。)
今年3月からスタートしたDSC。
全く未知&無名 世界初の作業にも関わらず、
予想依頼台数をクリアして一安心。
ドライアイス洗浄機自体が非常に高額で、
使用用途も自動車整備では限定的。
(採算がとれるのか~? )
(認知される日がくるのか~?)
と思いながら
なんとか良いスタートは切れたかな?と。
今週もDSCの作業依頼が多いので、
もう私の背筋が悲鳴を・・・。 (重いDSCノズルを担ぐので)
そんなわけで、
来年もDSCをどうぞよろしくお願いします。
Happy Car Life!!
愛知県からお越し頂きました。
トヨタ ラッシュ
J210E 4WD 66000km
車検整備の依頼です。
(今回は代車無し/長期お預かりとなりました。)
オーナー様に問診させて頂いて、
希望整備 や 不満点をお聞きします。
それらを念頭に試運転 と 法令点検。
(もちろん法令点検以外の所まで点検していますよ~。)
今後の使用状況と予算に合わせた、
オススメ整備プランを提案させて頂きました。
順番に紹介しますね~。
まずはスロットル と ISCVの分解清掃を行います。
電子制御式ではなく、
ワイヤー式旧タイプのスロットルボディ。
丸い円筒状の中をスロットル洗浄剤などで
キレイにしている方がいますが、
それはあまり意味がないですよ~。 このタイプには。
ここはキレイにしても、しなくても
もともと隙間も無く全閉になっていますので。
キレイにしても
変化はほとんどありません。
スロットルの横についてあるISCVが、
アイドリングの微調整をしていますので
こちらを分解清掃しましょう。
シャッター式バルブに蓄積したカーボンが、
バルブ開閉の邪魔をします。
洗浄剤 と 綿棒でキレイにしていきますね。
非分解のISCVモーターは
特殊工具で外します。
そうすると開閉具合が確認できます。
カリッという引っ掛かりが無くなればOK。
ここまでキレイにすると、
スムーズなバルブ開閉が出来てますので
アイドリング安定化には非常に有効ですよ。
ウォーターポンプからのLLC漏れ。
ウォーターポンプ交換と同時に
ベルト・テンショナーB/Gも交換しました。
ACコンプレッサーの軸部からのオイル漏れ。
オイル不足でロックする前に
リビルト品と交換しますね。
コンプレッサーを外す前に、
冷媒ガスを重量管理で回収。
コンプレッサーオイル補充量の参考にします。
ACコンデンサーのフィルターも交換して、
真空引きからのガスチャージ。
ガスチャージ後に漏れを確認してから、
デンゲン社製エコマックスJr で カーエアコンリフレッシュα。
同時にNUTEC NC-200 を注入します。
冷媒ガス ・ コンプレッサーオイルは
多すぎても・少なすぎてもダメなんですよね~。
LLC冷却水はラジエターリフレッシャーで
全量圧送式交換。
エンジンを掛けながら
冷却ライン全てのLLCを入れ替えます。
(エンジン内部・ヒーターコアも)
ATFも全量交換。
オイルパンを脱着洗浄して、
NUTEC NC-65で圧送式交換。
トルコン太郎で一気に交換しましたよ~。
ブレーキを点検していると、
少し異変に気が付きました。
2つの画像を見てオカシイ所がわかりますか?
キャリパーピストンのダストブーツが、
チョトだけ膨れているのが分かると思います。(2枚目画像)
Frキャリパーを分解してみると、
左右ともダストブーツがきちんと
装着されていませんでした。
問診時に
ブレーキ関係は全て他社でオーバーホール済みと、
お聞きしていたので・・・。
その作業者が確認せずに
組み直したのでしょう。
こうなると左右ともシール・ブーツを全交換。
もう一度オーバーホールしますね。
このキャリパーは
ブーツが装着できているか?の確認が
少し見づらい構造で。
画像のように装着後には、
何度もピストンを押し出して、
ブーツが全周に正しく装着出来ているか?
確認します。
ブレーキ関係の整備は
事故に繋がる可能性があるので、
信頼できる指定/認証・整備工場に依頼してくださいね~。
キャリパーホルダーのダストブーツも交換して、
ブレーキパッドのシムグリス塗り直し。
WAKO’S BRP 高性能パッドグリスで
耐熱性・耐久性を強化。
ブレーキフルードも全交換しました。
Rドラムブレーキ ライニングシューは
スポーツタイプに変更しますが・・・。
在庫切れのためバックオーダー中。
もうすぐ入荷しますので、
オーナー様しばらくお待ちくださいね~。
こんな感じで進行中のラッシュ車検整備。
最近は他府県からの
車検整備依頼が多いのですが、
その場合はかなり早い段階からの
相談のほうが助かります。
『来週検査が切れるんですけど?』 とのご相談は、
正直チョット遅すぎ~。
1ヶ月以上前にご相談して頂けると、
代車やリフトのスケジュールを調整できますので、
ご協力ヨロシクお願いします。
今年も残り僅かですね。
全ての作業が年内に終わるとイイんですけど。
それではHappy Car Life!!
今週も多くの整備依頼を頂きまして、
ありがとうございます。
全ての車両をブログアップはできませんが、
一部紹介させて頂きますね。
愛知県からはハイエース200系
KDH-205V ディーゼル
走行距離11万キロ
ATF圧送式交換 forアイシンAFWプラス
オイルパン脱着洗浄
ATFストレーナー交換
カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200
過去のATF交換暦は不明で、
ATFはかなり汚れていました。
ハイエースの場合は使用用途が広く、
乗用車代わりの少人数乗車。(ATFの負荷が低い)
業務用使用の機材満載 (ATFの負荷が高い)
など同じような走行距離でも、
酷使度の差が大きいのが特徴ですね。
プレ洗浄を2回して
やっとここまでキレイになりました。
カーエアコンリフレッシュα も作業しましたが、
結構冷媒ガスが不足していました。
規定冷媒量にリセットしましたよ~。
東京都からはクラウン 200系
GRS204 走行距離12万キロ
ATF圧送式交換 for アイシンAFWプラス
オイルパン脱着洗浄
ATFストレーナー交換
こちらはキレイに入れ替わりましね~。
ここまでキレイにすれば、
次回交換距離は4万キロになります。
徳島県からはランドクルーザー
HZJ76V ディーゼル
走行距離26万キロ
復刻版ではなく、オリジナルのランクル70系
大阪ではこのディーゼルは登録できないので、
欲しくても所有できないんですよね~。
やはりこの形はカッコイイね。
ATF圧送式交換 for アイシンAFWプラス
オイルパン脱着洗浄
ストレーナー交換
こちらもキレイに入れ替わりましたね。
こちらは愛知県から車検整備の依頼。
トヨタ ラッシュ 4WD
J210E 115000Km
2週間預かりで点検結果から
オススメ整備プランを提案しました。
現在は多くの部品待ち状態ですが、
到着した部品から少しずつ作業していますね。
来週から本格的に作業が出来そうです。
オーナー様しばらくお待ちくださいね。
平行して兵庫県西部から
アルファード ANH10
走行距離14万キロ
(奈良ナンバーですけど・・・。)
こちらも来週に掛けて
サスペンション一式のリフレッシュ整備で入庫。
最初は数点の希望整備を依頼されたのですが。
整備相談した結果、
サスペンションを一新する事に。
作業の重要度 と 重複する箇所を考慮して
提案させて頂きました。
関西以外からの来店が多い週でしたが、
年末に掛けてこの傾向は続きそうです。
土日祝・大型連休も営業しているので、
大阪観光ついでにどうぞご利用くださいね。
今年は12月30日ぐらいまで営業しようかと思っています。
まだ未定ですけど・・・。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越し頂きありがとうございます。
各作業のお見積やご予約の相談などは、
ホームページ (お問い合わせフォーム)からお願いします。
車種・年式・グレードにより、
使用できるオイルや交換方法も変わり、
過去の整備暦によっても変動します。
車種が多すぎて即答は難しいのです。 スイマセン。
また
日帰り作業などの時間限定された状況下で
各作業を日々進行しています。
TELや予約無しの来店では
なかなか対応出来ない場合が多いので、
メールからのご相談をお願いしています。
また予約受付完了もメールのみ対応になっています。
御理解の程どうぞ宜しくお願いします。
来年1月・2月ぐらいには
HP・ブログをリニューアルする事になりました。
メール問い合わせフォームも変更しますので、
もう少し使いやすくなる予定です。
どうぞ宜しくお願いします。
毎年の事ですが
12月の前半は車検依頼が多い時期なんですよね。
部品手配やメーカー在庫切れ
年末の事を考えると、
12月の前半に有る程度の台数は、
作業しておきたい。
お客様も年末年始に
愛車を使用したいと思いますし。
スバル フォレスター
SH5 MT
走行距離10万キロ
車検整備のご依頼です。
まずは試運転と排気ガステスト
CO・HCともに やや高い数値でした。
車検には十分合格する水準ですが、
見逃す訳にはいかない状態ですかね。
あとで原因を確認します。
走行距離が10万キロという事で、
タイミングベルト交換と
イリジウムスパークプラグ交換との
交換時期が重なりましたね。
全体を点検してから
整備プランを提案。
部品が届いたので順番に作業していきます。
まずはタイミングベルト交換から。
SH5フォレスターは
可変バルブ装置のAVCSが付いています。
EJ20エンジンの
タイミングベルト交換自体は簡単なのですが、
カムシャフトFrオイルシールの交換が少し難しい。
吸排気のカムスプロケットを外すだけなんですが、
特殊工具がないと固定ボルトが外れないのです。
しかも固着している場合も有り。
整備用特殊工具メーカー ハスコーの
AVCS対応カムプーリホルダー
吸気・排気両方のスプロケットに対応
レンチ長を延長できるように
ボルト穴を開けて、
フラットバー取付できるように加工しました。
これでカムスプロケットを固定して、
ボルトを緩める事ができるのです。
もちろん締める時も必要です。
カムシールを交換して
ウォーターポンプASSYも交換。
サーモスタッドも同時交換です。
クランクフロント側にあるオイルポンプを外し、
完全脱脂をして液体ガスケットを打ち直します。
クランクシールも交換し
Oリング交換も忘れずに。
複数あるアイドラプーリーも交換し
Tベルト・補機ベルトの交換が終われば、
LLC冷却水を圧送式交換をしますね。
ニッサン・スバル・ホンダに使用されている
青色スーパーLLC用に、
ラジエターリフレッシャーをもう一台導入しました。
赤・緑・青のLLC交換のたびに、
容器を入れ替えるのが非効率なので。
作業時間の短縮になってくれると思います。
エンジンを掛けながら15分。
毎分5Lぐらいで圧送し、
全ての冷却水を入れ替えます。
冷却水容量が10Lなら、
7回半は入れ替わる計算になります。
最後にLLC再生強化剤を注入して、
エア抜き作業でひとまず完了。
・電子制御スロットルボディの清掃
・イリジウムスパークプラグの交換
燃焼状態が良くなり、
排気ガスもクリーンになりますね。
ブレーキも軽いジャダーが出るそうで、
入念にチェックしますね。
ブレーキパッドの残量は
ほとんど無くキケンですね。
Fr・Rのブレーキパッドを交換します。
WAKO’S BPR 高性能ブレーキパッドグリスを
パッドシムに薄~く塗り広げ。
耐熱・耐久性を向上させ
微振動を抑制します。
Frディスクローターは研磨し、
ブレーキ・クラッチフルードも交換~。
車検にも合格し、納車となりました。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越し頂きありがとうございます。
最近多いのが
(WAKO’S RECSだけ施工してもらえませんか?)
(ラジエターリフレッシャーでLLCを交換してほしい。)
(カーエアコンリフレッシュα でニューテックのAC添加剤を)
などの単品作業依頼を問い合わせ頂きます。
これらの整備メニューはATF交換やDSC、
点検整備や車検時などの時のみお引き受けしています。
申し訳有りませんが、
各単品作業はお引き受けしていないのです。
なぜかというと、少人数で
遠方からの日帰り作業 (当日完了厳守)
一週間預かりの点検整備や車検 (期間が限られる)
の一日一台で付きっきりの作業していますので、
とても手が回らないのが現状です。
どうか御理解の程宜しくお願いします。