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マツダ アテンザ ディーゼルの煤蓄積。 DSCで完全除去しました~。

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埼玉県からお越し頂きました。

 

マツダ アテンザワゴン GJ2FW

走行距離 5万キロ

 

 

 

 

スカイアクティブ2.2Dのインテーク系に蓄積する

大量の煤を完全除去するDSC

(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

 

 

 

入庫時にチェックしているECUのライブデータ。

 

各センサーからECUへの入力信号や

ECUから各アクチュエーターへの指示信号。

 

 

132項目から5項目のみをピックアップし観察すると、

どうやらこの車両も煤が溜まってそうでした。

 

 

 

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それではインテーク系の各部品を分解します。

 

 

社外パーツ満載ですが、

サクサクと外していきますね。

 

 

 

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EGRのバルブ・バイパスパイプには

薄っすら煤が付いていますが、

全く蓄積はありませんよね。

 

 

高温高圧のEGR系統には

煤は蓄積しないのでご安心ください。

 

 

 

 

EGRの煤が吸気系統で蓄積するので、

結構勘違いしている方が多いですね。

 

ヤヤコシイのですが結構重要なポイント。

 

EGR系統と吸気系統は近くにありますが、

全く別なんですよね~。

 

 

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イロイロ分解してインテークマニホールドと、

吸気シャッターバルブを外しました。

 

 

 

さらにこの2つを切り離して、蓄積具合を確認しましょうか。

 

 

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高温高圧のEGRの煤が、

ここで冷たい新気と交わると

 

乱気流とオイルミストが作用して

イッキに煤が固まり蓄積します。

 

 

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ターボ車特有のブローバイからのオイル過流入。

 

インタークーラーに溜まったオイルが

吸い上げられてインテークマニホールドに流れていきます。

 

 

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煤の厚みは5mmぐらいでしょうか?

 

ポートへの経路が狭くなっていますね。

 

 

 

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恒例のホジホジをして、

ある程度は手作業で掻き出します。

 

 

今回の煤蓄積はサラサラ系の強固着タイプでした。

 

 

 

回収出来たインマニの内部の煤だけで

コーヒー缶2本ぐらいの量ですね。

 

 

 

 

 

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インテークマニホールドのその先は、

シリンダーヘッドの吸気ポート8個。

 

 

上流であの蓄積ですから、

下流も当然蓄積しているでしょう。

 

 

 

 

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ポート内径が狭くなり、

吸気がしにくい状態ですね。

 

いかに効率良く多くの空気を充填するかが、

最新ディーゼルのキーポイント。

 

 

水道のホースから早くバケツに水を貯める時、

ホースの先を摘む人はいないでしょう。

 

 

 

いくら流速が早くなっても

流量は減れば意味が無いそうですよ~。

 

 

 

プラド

トヨタ プラド資料から引用。

 

 

 

 

ここまで煤が蓄積すれば、

手作業での完全除去はほぼ不可能。

 

オーバーホールは高額な費用が掛かり、

日数も掛かります。

 

 

 

 

そこでDSCで使用する洗浄マシーンは

グリーンテックジャパン社のドライアイス洗浄機。

 

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

(ほこ X たて)で勝利した実力は

知っている方も多いと思います。

 

 

対象物の形状や付着物の固さなども考慮して、

最適なセッティングで最大限の効果を引き出します。

 

 

kkkk

 

 

非常に柔らかいドライアイス3mmペレットを、

圧縮空気で高速噴射。

 

 

熱収縮 と 昇華爆発力

 

ドライアイスの特性を利用して、

エンジンにノーダメージで付着物を剥離します。

 

 

 

 

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飛び散る煤からボディをガードするために、

3M社の高性能マスカーを使用しています。

 

 

(このマスカーは水・油・シンナー等も通しません。)

 

 

 

 

これで準備が出来たのでペレットを投入し、

DSCオリジナル専用ノズルを装着して作業を始めます。

 

 

もちろんインテークバルブは全閉にし、

燃焼室に煤が入らないように圧縮上死点にセット。

 

 

 

 

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軽~く数秒ほどショットすれば、

ペレットが直撃した箇所だけキレイに剥離。

 

アルミ素地まで見えましたね。

 

 

 

ポート内径や隠れているインテークバルブ傘部まで、

全ての煤を剥離させますね。

 

 

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4気筒8ポート全てをキレイにしました。

 

煤は吹き飛び、ドライアイスはCO2になり昇華、

残留物は一切残りません。

 

 

 

 

微粒子の煤とオイルが混ざり燃焼熱で固着した蓄積物を、

ここまでキレイにするのは手作業では無理でしょう。

 

 

一度でもエンジンO/Hをした経験のある整備士なら、

この洗浄機の実力が分かると思います。

 

 

 

 

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電子制御吸気シャッターバルブにも

DSCで完全クリーニング。

 

 

ベタベタの煤とオイルの固着でも、

こんな感じでピカピカです。

 

 

 

 

 

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複雑な形状のインテークマニホールドにもDSCを行います。

 

 

中途半端に煤を残すと、

バルブへの噛み込みがコワイですからね。

 

 

 

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見ただけで吸気の流れが

良くなったのが分かると思います。

 

 

DSCならほとんどが再利用できるので、

交換するのはガスケットぐらいですね。

 

 

 

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オイルが溜まった社外インタークーラーは、

洗浄液で内部を洗い流します。

 

 

結構オイルの溜まりが多い車両でした。

 

 

 

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エンジンを始動して完全暖機。

 

各学習値を初期化して、

燃料噴射補正学習も行います。

 

 

 

ライブデータの数値も確認して、

正常値になれば作業完了です。

 

 

 

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作業前に新車時と比べて燃費も大幅に低下し、

DPF再生間隔距離も短くなったとお聞きしました。

 

 

2軒ぐらいのショップでシャーシダイナモテストをしても、

あまり良い数値が出なかったそうなので、

今回はDSCで改善できれば?と思われたそうです。

 

 

 

 

作業後メールでのレビューでは

アクセルレスポンス・DPF再生距離・エンジン音等は

改善されたようです。

 

(燃費については市街地走行がまだ少ないので経過観察中。)

 

 

 

掃除機の口を塞げば、吸い込み音が大きくなりますよね~

詰まった煤を取り除けば同じようにエンジン音は低くなる。

 

 

新車時に近づいたというのが正しい解釈でしょうね。

 

 

DSCは吸気系のリセット作業なので、

シャシダイナモの数値がどこまで影響するかは不明ですが、

悪い方向には行かないと思いますよ~。

 

 

 

 

スカイアクティブ2.2DのDSC作業の御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

Happy Car Life!!

 

 

 

静岡県からレクサス IS350 GSE31。   ATF圧送式交換 DSC エアコンリフレッシュとベルト交換。

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静岡県からお越し頂きました。

 

レクサス IS350 Fスポーツ

GSE31 走行距離17万キロ

 

 

 

今回で3回目のご来店になります。

いつもありがとうございます。

http://minato-motors.com/blog/?p=8154

 

 

 

 

今回のご依頼は

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング

・カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

・ファンベルト&ワンウェイクラッチプーリー等交換

 

一泊二日でお預かりしました。

 

 

 

 

 

まずはATF交換から行います。

 

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ビーカーにはチェックの為に取り出した交換前のATF。

 

前回交換が9万キロ時、

現在が17万キロで約8万キロ使用したNC-65。

 

 

短期間で8万キロも走行されているので、

高速道路を使用した長距離運転がメイン。

 

 

8万キロでも真っ黒に劣化せず、

若干透明度が残っていますね。

 

 

これならプレ洗浄無しでも圧送式交換ならば、

十分キレイになりそうです。

 

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8速密封式ATにオリジナル専用アダプターを接続し、

ニューテックNC-65で全量イッキに交換します。

 

 

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

注意

NC-65はほぼ透明か薄緑色をしていますので色味が弱いです。

色までは完全に入れ替わりません。

 

 

最後に規定温度でATFレベル調整しました。

 

 

 

 

 

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続いて行うのが

直噴ガソリンエンジン用の定番メンテナンス。

 

インテーク系に蓄積したカーボンを

DSCで完全除去します。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

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インテーク系の部品を分解して、

インテークマニホールドを外します。

 

 

 

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ここまで分解してやっとインテークポートと

インテークバルブが見えてきます。

 

 

 

 

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2GR-FSEエンジンはデュアルインジェクター搭載の

(D-4S)になります。

 

シングルインジェクターのD-4よりかは、

カーボンの蓄積は少ないです。

 

 

ですが通常のポート式噴射のエンジンに比べると、

バルブ傘部のカーボン蓄積は酷い状態ですね。

 

 

カーボンが燃焼熱で

カッチカチに固着しています。

 

 

 

 

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3M社高性能マスカーで完全防備し、

飛散するカーボンからボディをガード。

 

 

グリーンテック社製のドライアイス洗浄機に

3mmドライアイスペレットを充填。

 

DSC専用ノズルを装着して準備完了。

 

 

 

 

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圧縮空気でペレットを高速噴射。

 

(熱収縮と昇華爆発力)

 

ドライアイスの特性を利用して洗浄します。

 

 

 

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数秒ほどショットすれば、

ペレットが直撃した部分だけキレイに剥離しましたね。

 

 

 

 

数種類のノズルを使い分けて

すべてがキレイになるまでショットを続けます。

 

 

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さすがに17万キロだと固着の硬度が酷く、

なかなか剥離せず大変でしたね。

 

 

 

ここまでキレイにするのは

おそらく手作業では無理でしょう。(O/H以外)

 

カーボン片を中途半端に残すと、

バルブシートへの噛みこみが心配ですね。

 

 

 

DSCなら完全除去し、

6気筒12ポートをキレイに出来ますよ~。

 

 

 

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ポート式インジェクターと樹脂製サージタンクは、

手作業でキレイに洗浄しました~。

 

 

ガスケットは純正で交換し、

全てを組み立てて、エンジン始動。

 

完全暖機後に初期化して、学習値を再学習。

 

 

 

理想的な吸気渦で燃料を攪拌する直噴システム。

 

入り口のインテークバルブが乱れると、

吸気が乱れて攪拌がしづらい。

 

 

それを新車時の状態に戻すのがDSCなのですよ。

 

 

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続いての作業はエアコンメンテナンス。

 

 

 

カーエアコンリフレッシュαで、

冷媒ガス量のチェックと

NUTEC NC-200でコンプレッサーの保護強化。

 

 

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平成26年式なのでまだ新しく、

ガスリークによるガス量減少はありませんでしたね。

 

 

 

ACコンプレッサーの潤滑・気密性を向上させる、

エステル系基油配合のNC-200を注入しました。

 

 

 

 

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ファン・オルタネーターベルトの

交換も依頼されました。

 

 

 

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同時に定番故障個所の

オルタネーターワンウェイクラッチプーリーも、

 

この年式なら対策済みになっていますが、

予防整備として交換します。

 

 

 

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アイドラプーリーはASSYで交換。

 

テンショナープーリーの単体供給はなく、

ASSY交換は高額になるため、

内蔵ベアリングのみを打ち替えました。

 

 

 

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今年3月で3年目になったIS350。

 

 

毎日往復200kmの通勤で使用されているそうですが、

そのほとんどが高速道路だそうです。

 

 

 

 

非常にコンディションが良いのですが、

今回は車検整備ではしない箇所や

他社ではなかなか出来ない作業を中心に

作業をさせて頂きました。

 

 

 

 

ユーザーさんは家族で来店し、

代車で和歌山県白浜へ観光に行かれました。

 

白浜アドベンチャーワールドは、

パンダが多く飼育されているので有名ですね。

 

 

 

 

 

海と温泉とパンダがある白浜までは、

高速道路で約2時間。

 

一泊二日の旅行ならちょうど良い距離にありますよ~。

関西観光のついでに弊社をご利用くださいね。

 

 

 

 

 

ATF交換・DSCのご相談とご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

それではHappy Car Life!!

 

GRS184 クラウンのリフレッシュプラン その3。 ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65 全化学合成ATF

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前回、前々回から続いている

クラウンGRS184のリフレッシュプラン第3部。

 

第一部 http://minato-motors.com/blog/?p=13003

第二部 http://minato-motors.com/blog/?p=13065

 

 

エンジンやブレーキ系の整備が終わり、

次はATミッションに作業が移ります。

 

 

 

 

(加速時にダダダとジャダーの異音振動があるんですが・・?)

と入庫問診時に相談されました。

 

 

 

ATのジャダーが発生する原因はイロイロあるのですが、

今回提案させて頂いたATF交換の内容は、

 

NUTEC NC-65による完全圧送式交換と

オイルパン洗浄・ストレーナー交換。

 

 

それにプラスして(マル秘作業)も同時に行いました。

 

 

 

 

 

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マル秘作業は結構高額な費用が掛かり、

ネット非公開の作業です。

(ブログでは詳細をお伝えする事が出来ずに申し訳ない。)

 

 

実際に作業されたユーザーさんのみに、

ご説明をさせて頂いています。

 

 

俗にいう企業秘密という奴ですね。

 

 

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オイルパン洗浄等の下準備を終えて、

ATFを圧送式で交換していきます。

 

 

GRS系クラウンの密封式ATに

弊社オリジナルの専用アダプターを接続して、

アイシンAFW+でイッキに全量交換します。

 

 

 

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真ん中ビーカーは

作業前に回収した真っ黒なATFです。

 

 

 

奥に見えるのが新油モニターで

手前に見えるモニターが交換後のATFです。

(ほぼ同じぐらいキレイになりましたね。)

 

 

 

 

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そこからもう一度圧送式交換をしますが、

本命ATFはもちろんNUTEC NC-65。

 

 

ニューテック最高峰ATFのNC-65は、

全化学合成基油(エステル系)をベースにした

フルシンセティックATFです。

 

 

 

 

極限まで高められた極薄で強靭な油膜性能は、

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

サーキット走行でも問題なく使用できる耐熱性は、

一般走行レベルではなかなか熱劣化しないでしょう。

 

 

 

 

 

ストリート走行の場合は頻繁に交換しないATFの

ロングライフ化にオススメです。

 

おそらく市販ATFでは最強レベルでしょう。(お値段も)

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

プレ洗浄AFW+の赤色に干渉されますので

色までは入れ替わりません。

 

 

 

 

ここまでキレイになれば、

次回推奨交換距離は6万キロになります。

 

 

 

 

<追記>

NC-65によるATF完全圧送式交換とマル秘作業で、

その後ジャダーの再発もなく順調だと

ユーザーさんからお連絡を頂きました。

 

 

 

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エアコンメンテナンスも忘れずに。

 

カーエアコンリフレッシュαで

エアコンの冷媒ガスをリフレッシュします。

 

 

 

年々減少する冷媒ガスは、

目分量であいまいなガスチャージはNGです。

 

 

重量管理で正確な作業をしないと、

冷えが悪くなったり、故障の原因にもなるんですよね~。

 

 

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デンゲン社 (エコマックスJr)

全自動冷媒回収再生充填装置。

 

 

規定充填量を設定し、

NUTEC NC-200 AC添加剤もセットして

スタートしますね。

 

 

 

 

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低/高圧の配管にチャージングホースを接続。

 

車両に充填されている冷媒ガスを

高密度フィルターでろ過して不純物を除去し回収。

(吸湿高密度フィルターは50台に1回の割合で定期交換済。)

 

 

回収されたガスは

内蔵タンクの重量計で回収量を測定。

 

 

 

 

 

そこから真空引きが始まります。

 

真空状態になればエアコン配管内に

水分があると常温でも蒸発し除去します。

 

 

 

そして真空状態の配管内に

規定量の冷媒ガスを高速液化充填。

 

同時にACコンプレッサーを強化保護する、

NC-200も注入されます。

 

 

 

 

 

 

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450gの規定充填量に対して、回収できたガスが320g。

 

130gほど冷媒ガスが足りなかったのが、

ここでやっと分かるのです。

 

 

マニホールドゲージによる低/高圧ゲージの針の動きでは、

正確なガス量の判断は無理ですよ~。

 

 

エアコンガスは重量管理での

メンテナンスを推奨しています。

 

 

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・ハンター (WA470 ホークアイ)

4センサー X 4ターゲットの最新アライメントテスター

 

ハンター社といえばアライメントテスターの老舗ですよね。

本国アメリカではアライメントテスター以外にも

いろんな整備機器を製造しています。

 

 

 

 

・ビシャモン マルチユースアライメントリフト

(イヤサカロング仕様 特注レッド塗装)

 

信頼性の高い国産リフトといえばスギヤス社ビシャモンリフト。

高剛性に耐久性、水平レベルも高レベルで保たれます。

 

整備工場でよく見る青いリフトは、

だいたいビシャモンリフトですよね。

 

 

 

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リフレッシュプランのアライメント作業は

入庫時には測定のみ。

 

リフレッシュ作業の最後に

測定と調整作業を行います。

 

入庫時と納車時の違いを、

数値化して説明させて頂いています。

 

 

 

 

ローダウン車にはメーカー基準値は使えないので、

直進安定性重視のタイヤに優しいセッティングにしましたよ~。

 

 

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12万キロのGRS184クラウンも

車両に合わせた正しい整備を行えば、

まだまだ良い状態で使用する事は可能だと思います。

 

 

問題はどこに費用を掛けて、

どこを整備するかになると思います。

 

 

 

 

作業重複度も考慮せず闇雲にアレコレ整備しても、

あまりコンディションが回復しないのは、

もしかすると整備プランが間違っている??

 

 

 

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リフレッシュプランはよくある定期点検ではありません。

 

 

ある程度走行した車両を、ある程度費用を掛けて

出来るだけ新車時に近づける整備メニューです。

 

 

もしこの車両が私の愛車なら、

限られた予算でどこを整備するか?

 

いつもそう思いながらプランニングをしています。

 

 

 

 

 

宜しければこちらのブログも見て下さいね。

http://minato-motors.com/blog/?p=12375

 

 

 

 

リフレッシュプランや

ATF交換・DSCのご相談・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~!!

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

GRS184 クラウンのリフレッシュプラン その2。   2GR直噴エンジン インテークバルブのカーボン蓄積。

前回ブログで紹介した

GRS184 クラウン 走行距離 122000km

リフレッシュプランの続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=13003

 

 

ブレーキO/H や E/Gマウント交換などなどを作業して

次の作業に移ります。

 

 

 

 

 

 

弊社オリジナル整備 DSC

(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

ガソリン直噴エンジンへのインテークバルブに

蓄積するカーボン(煤)を除去します。

 

 

 

 

そもそもなぜ蓄積するかは

どうぞこちらのブログを見てくださいね。

 

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

 

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トヨタの直噴システムには

・(D-4)シングル直噴  ・(D-4S)デュアル直噴

の2種類があります。

 

 

D-4は燃焼室にしかインジェクターがないので、

非常に煤が蓄積しやすい。

 

 

 

 

クラウンGRS184の2GR-FSEエンジンはD-4Sシステム。

 

燃焼室と吸気ポートの2箇所にインジェクターがある為、

比較的蓄積は少ないです。

 

 

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ですがどちらも直噴ですから煤は発生し、

また内部EGRも採用しているため

バルブへのカーボン付着は避けられず、

 

吸気ポート噴射のみの従来型エンジンよりも

遥かに蓄積しています。

 

 

 

 

 

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エアダクト・スロットルボディ・サージタンクなどなど

インテーク系統の部品を外していきます。

 

 

 

6個穴が開いている

インテークマニホールドが見えてきましたね。

 

 

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D-4Sの場合はインテークマニホールドに

吸気ポート用のインジェクターが搭載されています。

 

 

 

燃焼室の吸気上流にあり10cm以上も離れていますが、

吹き返しの煤で結構汚れていますね。

 

 

そしてここからはシリンダーヘッド側になり、

燃焼室への吸気ポートは二股に分かれます。

 

 

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ポート用インジェクターノズルのスグ近くは、

素地が見えるほどキレイになっていますが、

 

それ以外の部分は燃料が掛からないので、

洗い流せていないですね。

 

 

 

 

 

 

 

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吸気ポート用のインジェクターからの燃料噴射で、

バルブに付着する煤を洗い流す筈なのですが、

 

長年の使用のためか?あまり洗い流せず固着しています。

 

 

 

 

また燃焼室のスグ上にあるので、

燃焼熱でカーボンが非常に硬く固着しています。

 

 

 

通常であればエンジンを分解したオーバーホールをしないと、

手作業ではキレイに除去は無理だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに参考資料として以前入庫した

D-4シングル燃料噴射の吸気バルブはこんな感じ

 

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これに比べるとトヨタ D-4Sはまだマシな方でしょう。

 

 

 

 

VW・アウディ BMW・ミニ プジョー・シトロエンの

直噴エンジンもかなり酷いようですね。

 

空気と燃料の混ざりが悪くなり、

失火するそうで警告灯が点くようです。

 

 

 

 

もう少し国産車の依頼が減れば、

輸入車にもDSCを対応させてもイイのですが・・・。

(今のところは輸入車までは手が回らない。)

 

 

 

 

 

 

 

話をクラウンGRS184に戻します。

 

 

 

 

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短時間で・完璧に・エンジンにノーダメージで、

これらのカーボンを除去できないか?

 

 

 

試行錯誤を繰り返し、独自に開発したDSC。

 

 

 

 

グリーンテック社のドライアイス洗浄機と

共同開発のDSCノズルを使用して完全除去しますね。

 

 

 

 

 

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非常に柔らかいドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

(熱収縮)と(昇華爆発力)

 

ドライアイスの特性を利用して、

強固に固着した付着物を剥離させます。

 

 

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軽くワンショットするとペレットが

直撃した部分だけキレイに剥離しました。

 

 

数種類の特殊ノズルを使い分けて

インテークバルブと吸気ポートをキレイにしていきます。

 

 

 

 

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ここまですっきりキレイに出来るのは、

おそらくDSCだけでしょう。 (自社調べ)

 

 

 

またインテークバルブのビフォーアフター画像を

詳細に公開しているのも弊社だけ??

 

 

 

ネットで類似作業を検索すると

なぜか?作業前の画像は鮮明なのに、

作業後の画像はピントが甘かったり・・・

照明が暗く不鮮明・・・が多いです。

 

 

 

 

 

 

ミナト自動車は作業前後の詳細画像をDSCだけではなく

全ての作業でユーザーさんには公開しています。

 

 

納車説明時に画像を交えて報告する方が、

ユーザーさんも分かりやすいし、納得しやすいですし。

 

 

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煤とオイルまみれの

インテークマニホールドも洗浄します。

 

さすがにインジェクターにドライアイス噴射はできないので、

こちらは手作業で洗い流します。

 

燃焼熱を受けていないので

ジャリジャリの煤は多いですが、

固着自体は無いのですよ。

 

 

 

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樹脂製サージタンクも同じく洗浄します。

 

エンジンのブローバイ過流入によるオイルミストが

サージタンクに溜まり燃焼室に流れてきます。

 

 

 

そこに燃焼室からの吹き返しの煤が混ざって、

サージタンクの中はベトベト・ジャリジャリでした。

 

 

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洗浄液を流しこんで何度も洗浄しました。

 

 

ドバーと排出すると真っ黒の煤が出てきますね。

 

 

 

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電子制御スロットルボディを清掃し、

学習値を初期化します。

 

 

完全暖機後にもう一度初期化すれば、

DSCは完了です。

 

 

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空気と燃料が混ざり、初めて混合気になります。

 

理論空燃比の混合気を燃焼させれば、

最大のパワーを発生させ完全燃焼します。

(理論上ではね)

 

 

 

そもそも混ざりずらい直噴システムで、

空気の流れを最適化するバルブ周辺が乱れると

燃え残しが出て煤がでる。

 

 

急な加速などの空気量が変化すると、

A/Fセンサーなどからのフィードバックがあっても

空燃比が一瞬乱れるのですね。

 

 

 

 

アイドリング時のような

吸気流入量の変化が無い状態であれば

フィードバックがあるので完全燃焼しているでしょう。

 

 

ですがアクセルワークで常に変動し続ける走行時は、

なかなか完全燃焼も難しい。

 

そして煤が蓄積し経年劣化になり、

距離・年数相応のエンジンフィーリングなっていく。

 

 

 

 

 

愛車が10年10万キロ走行していても

・まだまだ長く良い状態で!!

・出来るだけ新車時に戻したい。

 

そう思われる方にオススメしているのが

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

なんですよね~。

 

 

 

 

次回ブログも引き続きGRS184 クラウンの

リフレッシュプランを紹介します。

 

 

Happy Car Life!!

 

GRS184 クラウンのリフレッシュプラン。 こんな感じで進めています。

最近ブログで紹介する機会が多い

提案型整備(リフレッシュプラン)

 

 

ある程度の年式と走行距離が経過した車両を、

一度リフレッシュして新車時に近い状態に

戻してあげるのが目的です。(予算の限り)

 

 

 

よくある定期点検や車検整備とは少し趣旨が異なり

お預かり日数や費用が掛かりますが、

 

良いコンディションで長く愛車を使用するのも、

一つのカーライフスタイルではと提案しています。

 

 

 

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(結構遠い所から入庫されていますが、

皆さんどうされているのですか??)

 

と日帰り作業で入庫された方によく質問されます。

 

 

 

 

数週間預かるリフレッシュプランの場合は

2往復をする事になるので、

 

・預けてから新幹線(鉄道)で帰られる方

・代車で帰られる方

・入庫時or納車時どちらかを陸送される方

 

の3通りが多いですとお答えしています。

 

 

 

 

 

 

今回リフレッシュプランでの入庫車両は、

 

広島県からお越し頂いたトヨタ クラウン GRS184

走行距離122000km

 

 

 

 

 

予約入庫から問診をさせて頂いて、

試運転後に車両点検をしていきます。

 

 

 

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排気ガステストで燃焼状態をチェック。

 

アイドリング時の排気ガスは

特に問題なさそうですね。

 

 

ちなみに車検時の合格基準は

CO 1,00%以上

HC 300ppm以上

 

とかなり甘~い基準ですから、

車検に引っ掛かるようではかなりヤバイです。

 

 

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スキャンツールG-SCAN(インターサポート社)を

接続してライブデータの確認。

 

 

気になる個所を中心にチェックしていきます。

 

 

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暖機後のアイドリングでは特に問題ない数値ですが、

O2センサーにやや劣化が見られるようです。

(A/Fセンサーはまだ大丈夫)

 

 

今すぐ交換する緊急性はないですが、

今後の整備課題とお伝えしました。

 

 

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ブレーキ関係・バッテリー充電状態なども

チェックしつつ、

 

ハンター社アライメントテスターで

入庫時の足回り状態もチェックします。

 

 

アライメント数値に異常があれば、

プラン内容も大きく変わります。

 

 

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経験や勘だけでは追いつかないほど、

車両側が進化していますので

 

デジタル・アナログをうまく使い分けながら

車両全体を診断し整備プランを制作しています。

 

 

 

 

 

 

 

オーナーさんに整備プランを提案し、

OKが貰えれば作業を始めます。

 

 

予算オーバー分や修正個所があれば、

ここでお聞きしていますよ。

 

 

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まずはオルタネーターのワンウェイクラッチプーリー交換。

 

 

対策前のプーリーでしたので、

キャップを開けてチェックします。

 

 

 

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茶色い磨耗粉が発生していますね。

 

酷い場合はキャップから飛び出て

周辺が汚れているんですよ~。

 

 

 

これが壊れるとベルト異音が発生し、

ベルト寿命を縮めます。

 

 

また酷いガタ振動を放置し続けると、

オルタネーターの軸が歪み

オルタネーター全交換となるんですよね。

 

 

そんなに高価な部品ではないので、

予防整備で交換しましょう。

 

 

 

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SST特殊工具を使用して

対策品の純正プーリーに交換しました。

 

 

 

注文すると毎回カナダ製のプーリーが届きます。

 

 

ちなみに壊れた古いプーリーもカナダ製ですね。

特許の関係でしょうか?

 

 

 

 

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サーペンタイン式のオルタベルトも交換するので、

アイドラプーリーも同時交換。

 

 

これはASSY交換になります。

 

 

 

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テンショナープーリーは単体供給が無く、

テンショナーASSY交換になり結構高額になります。

 

 

 

このタイプのテンショナー自体はそう簡単には壊れないので、

今回はプーリーのベアリングのみを打ち替えますね。

 

 

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内蔵2連ベアリングを

国産ベアリングに交換すれば、

まだまだプーリーは使用できますよ。

 

 

 

 

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前後ディスクブレーキをリフレッシュします。

 

 

 

パッと見ただけでローター面の色が悪いですね。

(パッド当り面が黒すぎるね。)

 

 

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フルード漏れは無いですが、

10年12万キロも使用すればシールの柔軟性は低下します。

 

 

 

音鳴りや引き摺りの原因にもなるので、

定期的なO/Hは必要でしょう。

 

 

 

アルミ対向4ポッドキャリパーを分解し、

ピストンの状態をチェック。

 

良好な状態なので洗浄して再利用します。

 

 

 

 

 

 

 

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キャリパーの構造は非常に単純。

 

こんなゴムシールの柔軟性で気密性保持と

クリアランス調整・振動吸収などをしています。

 

 

 

経年劣化でゴムが硬化し、

シールの柔軟性が無くなれば

どうなるか?は・・・・想像通りですよ。

 

 

 

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洗浄してからブーツ・シールを交換し、

数回ピストンを出し入れします。

 

 

ブーツゴムが正確に装着されているか?

ピストンの動きがスムーズか?

 

車両に取り付ける前に再確認。

 

 

 

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リア側のシングルピストン浮遊式キャリパーも、

同じくオーバーホールします。

 

 

 

 

弊社ではキャリパー・ピストンは徹底的に洗浄しますが、

サンドブラスト処理やキャリパー塗装などは

推奨していません。

 

 

 

やるメリットよりデメリットの方が多いので、

洗浄のみで留めますよ~と説明しています。

 

 

 

 

 

それよりスライドピン部のグリスアップ。

 

こちらは非常に重要なので、

定期的に実施してくださいね。

 

 

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クラウンのブレーキパッドは攻撃性が高くないので、

ディスクローターは研磨作業で再利用します。

 

 

 

研磨をするとガッツリ削って、

厚みが無くなると思われますが

実際はコンマ数ミリ削るだけ。

 

両面合わせても

1mm削る事はないですからご安心を。

 

 

 

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ディスクローター研磨後の

艶消しブラック耐熱塗装。

 

(ちなみに新車時も艶消しブラック。)

 

 

600℃までOKの特殊塗料ですが、

これはあくまでも化粧直し程度。

 

もともと錆びやすいローターですので、

完璧な防錆はいらないと思っています。

 

 

 

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研磨したついでにサラッと薄く塗装し、

ビジュアル的にリフレッシュ。

 

数キロの走行すれば

パッド当り面のみ塗装が剥がれますよ。

 

 

 

 

 

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少し前に地元で交換されたTOM’Sブレーキパッドは

残量が9割ほど残っています。

 

 

新品に交換するのはモッタイナイので、

今回は軽くペーパー掛けして再利用。

 

 

推奨する作業ではありませんが、

わずかなデメリットは今回は良しとしますね。

 

 

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ですが最近交換したのに、

シムグリスがまったく無いですね。

 

 

これでは本来の性能は

発揮出来ないと思いますよ~。

 

 

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僅かに残った硬化した古いグリスを、

パーツクリーナーで洗浄します。

 

それから耐熱・耐久・防振性を高めた WAKO’S BPR

高性能パッドグリスを薄く均等に塗り込みますね。

 

 

 

 

普通のパッドグリスよりも、

かなりネバネバしていますが

低温・高温でも安定した性能を発揮します。

 

 

一般走行使用なら十分過ぎるほど、

ハイスペック・パッドグリスです。

 

 

 

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ブレーキフルードも交換しつつ、

エア抜き作業を行いますね。

 

 

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非常に交換しずらいエンジンマウントも交換します。

 

フロント左右は液体封入式ダブルオリフィスマウントも、

長年の使用で振動・騒音性能は低下します。

 

 

 

リア側も同時交換しますね。

 

 

 

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これで不快なエンジン振動も軽減されるでしょう。

 

 

 

 

そんな訳でクラウンGRS184の

リフレッシュプランは進んでいます。

 

 

 

まだまだリフレッシュ作業は続きますが、

ブログ第一部はここで終了。

 

 

 

第2部・3部もありますので、

しばらくお待ちくださいね~。

 

 

それではHappy Car Life!!