提案型リフレッシュ整備『リフレッシュプラン』 3つの質問をしています。 2017改正版
ミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越し頂きありがとうございます。
最近好評頂いている依頼が
提案型リフレッシュ整備『リフレッシュプラン』
法令点検項目 と 独自基準のチェックから
必要なオススメ整備と
お客様が希望する整備を合わせて
最適な整備プランを提案しています。
ある程度年式・走行を経過した車両の整備は
(いくら掛かりますか?)というよりも、
(いくら掛けれますか?)と。
作業重複度を考慮せず個別にバラバラに整備するよりも、
ある程度の予算をまとめてイッキに関連部分を整備した方が、
結果的には工賃の節約にもなり、
効果が高い整備が出来ると考えています。
(もしこの車両が私の愛車ならどこから整備をするだろうか?)
そんな目線でプランニングさせて頂いています。
もちろんお客様の予算に合わせてプランニング。
どれを実施して・どれを保留にするかは
点検後にメール等で相談し決めていきます。
(俺がすすめる整備はコレだ~!!)と
押し付ける事はないのでご安心くださいね。
そこで
リフレッシュプランのメール依頼を頂いた時には、
こちらから3点質問をさせて頂いています。
その1
『現状の不具合や不満点』
使用していて気になるところがあれば、
少しでもお伝え頂けると助かります。
もちろん問診・試運転は行いますが、
ユーザーさんの乗車時間と比べれば少ないので
参考にさせて頂いています。
例えば10万キロ走行のガソリンAT車の場合、
アイドリングでブルブル震える・燃費が悪い とお聞きすれば
スパークプラグ・エアエレメントなどの
法令点検項目以外にも、
スロットル・ISCVやO2センサーなどの
アイドリング・燃費に関連する箇所も
視野を広げてチェックします。
例えば
・ハンドルのセンターがズレている。
・右/左に車両が流れる。
・高速のレーンチェンジでフラつく。 などなど、
トータルアライメント乱れ・サスペンションの劣化が
考えられるのでアライメントテスターでチェック。
リフレッシュプランの点検は
・3ガス排気ガステスター (エンジン系)
・最新アライメントテスター (足回り系)
・バッテリーアナライザー(発電・充電系)
・スキャンツール (ECU・制御系)
などのデジタル的な点検と
試運転からリフトアップし、
タイヤを外してのアナログ的な点検。
両方の点検結果から
オススメの整備プランを制作し提案しています。
その2
『お預かりできる期間』を教えてほしいのです。
リフトのスケジュールと代車の調整など
1週間なのか?
2週間以上なのか?
1ヶ月でも大丈夫なのか?
お預かりできる期間によっては
受付済みのスケジュール等を考慮して
入庫日を調整しています。
また代車が必要な場合は
それも確保しないといけません。
軽自動車(ナビ・ETC付)になりますがお貸ししています。
その3
もう一つ必ずお聞きしているのは、『予算』です。
最初から金額の話をすると(えっ)て思われますが、
承知の上でお聞きしています。
いったい今回の整備にどれぐらいの予算を組まれているのか?
この金額によって短期で終わる整備、
軽いリフレッシュ整備を求めているのか?
今後も長く使用する予定で
ガッツリ整備でリフレッシュをするのか?
ある程度お客様の要望が確認できます。
例えば住宅リフォームをする時には、
工務店さんにある程度の予算を伝えますよね。
その予算から屋根や水周り、
外壁や内装を決めていくと思います。
予算が100万円と1000万円では、
リフォームする規模と資材も全く違う。
自動車でもリフレッシュするなら、それと同じなのです。
またメールでの要望 と 予算のアンバランスさも、
ここで指摘できます。
(走行距離を考慮すれば、ソレどう考えても足りないよ??)
(まだ3万キロ走行で、そこまで金額を掛けるのですか??)
人それぞれ愛車に対する、
価値観や思い入れは違いますからね。
走行距離10万キロ まだまだ使用したいと考えていて、
予算は40万円だとします。
この場合車両全体のガッツリ整備は出来ませんが、
点検と希望整備から最適なプランを計画して
優先順位の高い項目から予算内で整備する。
60万円ぐらいなら入庫日数も
2週間以内の場合がメインになりますよね。
残された整備箇所は今後の課題として、後日整備をしていく。
お車の現状を知った上で使用する事は、
何も知らずに壊れるまで使用する事と、
まったく意味が変わってきますよね。
逆に10万キロ走行で予算は60万円以上の場合、
過去の整備暦にもよりますが『重整備』が予想され
車両全体をリフレッシュする事になると思います。
・ラジエターなどの冷却ラインの全交換
・ショック、サスブッシュなど足回りのリフレッシュ
・エンジンでも簡単には整備できない深い箇所
タイヤを外してリフトに2週間以上使うとなれば、
他の整備とのスケジュールも考慮しないといけなくなります。
最近多いのが純正部品のメーカー欠品。(納期遅延)
部品センターに在庫が無く
バックオーダーが掛かる場合が多いです。
場合によっては
部品代金を前金にて入金してもらい、
入庫前に取り寄せして
お預かり期間を短縮する事もあります。
お預かりできる日程と予算次第で、
長期お預かりが予想される場合は
お伝えしておかないとお客様に
ご迷惑が掛かる場合がありますので。
(今度の3連休に使いたかったのに・・・・。)
(この週末はどうしても必要だった。)
セカンド・サードカーの場合は良いのですが、
メインカーとなると代車で間に合うか?も
考慮しないといけないからです。
また弊社側の代車スケジュール調整も必要になります。
どこの整備工場にもある
(点検作業)に似ているのですが、
見ている箇所や作業する内容は
ロードサイドでよく見るノボリ
(クイック点検)(無料点検)等とは全く違います。
(リフレッシュ点検ってそんなに大袈裟なの?)
(3日ぐらいで簡単に!!)
と思われる方も多いでしょう。
でもキチンとした作業を深くすれば、
どうしても時間は必要になるのですよね。
また診断・点検で使用する機器も、
(よくある点検)とは全く違うと思います。
弊社の(リフレッシュプラン)をご希望の方は
HP(お問い合わせフォーム)からご相談くださいね。
・愛車の不具合や不満点。
・お預かりできる期間(日数)
・今回の整備予算
をお知らせ頂けると助かります。
どうぞご理解の程、宜しくお願いします。
ミナト自動車 店主