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マツダ プレマシーCWFFW ATF完全圧送式交換。 forNUTEC NC-65。

兵庫県からお越しいただいたのはマツダ プレマシー CWFFW
走行距離7万キロ スカイアクティブ6速ATのATF交換を依頼されました。

HP(お問い合わせフォーム)からご予約をいただいて入庫してもらいました。

まずは問診をして作業説明後に試運転を行います。

リフトアップしてフルードの状態をチェックしますね。

そこからATのオイルパンを外して洗浄し、磁石に付着した鉄粉を除去。

ATFストレーナーも同時に交換します。

液体ガスケットタイプなので、パンとATケースの合わせ面を完全脱脂。

これを怠ると密着不良により後日フルード漏れが発生しますので、慎重に確実に作業を行いますね。




排出したフルード分の新油を補充して、完全暖機。
ATにSKY専用のアダプターを装着して、全量圧送式交換を行います。

まずはNUTEC NC-RF(リンシングフルード)でプレ洗浄をしますね。

結構キレイになりましたね。

この後に使用する高価な本命ATFを使用する前には、プレ洗浄でAT内部をクリーンにしています。

このプレ洗浄を(する)と(しない)とでは大違いの結果になるのですね。

今回使用する本命ATFはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)

・極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。
・ローフリクション・ハイパフォーマンス
・ハイレベルな耐熱性能はATFのロングライフ化に寄与します。


全化学合成基油(エステル系)を贅沢に使用したハイパフォーマンスATFでもう一度全量圧送式交換を行います。

ほぼ完璧に入れ替わりましたね。
ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。

安価で耐久性の低いフルードを頻繁に交換するより、金額は少し高いが良い状態が長く維持出来るNC-65を使用する事の方が結果的には経済的。

だからみんカラ等のSNSでもNC-65は絶賛され、弊社でもリピート指名率が常にナンバー1なんですよね~。


スムーズで素早いシフトフィーリングを楽しんでくださいね。




このあとATFクーラーを洗浄して、ATFを冷却し規定温度でフルードレベル調整を行いました。

ATF交換のオプション整備(カーエアコンリフレッシュα)でAC冷媒ガスをリフレッシュ。

年々減少するAC冷媒ガスは定期的な点検と補充が必要になります。
冷媒ガスが少ないとエアコンの冷えも悪くなり、燃費も悪化しますよ。


デンゲン社エコマックスjrを使用して、全自動冷媒回収再生充填を行います。

結果的には150gほど冷媒ガスが減少していたようです。

回収再生充填で正確な冷媒量の管理をし、NUTEC NC-200の高性能コンプレッサーオイルも同時に補充しました。


冷媒ガスは多すぎても少なすぎてもNGです。
定期的なメンテナスを推奨しています。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


ATF/CVTF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

車種年式グレードによって使用されているフルードが違います。
また搭載ミッションも異なる場合がありますので、御見積に関してはメールでの一括管理をしていますのでどうぞ宜しくお願い致します。

それではHAPPY CAR LIFE!!


トヨタ クラウン200系 インテークに蓄積するカーボンをドライアイス洗浄。DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で完全除去しました~。

京都府からお越しいただいたのは
クラウン GRS200 4GR-FSE

弊社オリジナル整備のDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)を紹介しますね。

トヨタ・レクサスのFR車に搭載されているGR直噴ガソリンエンジン。

今回のGRS200クラウンは2.5Lの4GR-FSEエンジンで(D-4)燃料噴射システムを採用しています。


国産・輸入車問わず直噴ガソリンエンジンのインテーク系に蓄積するカーボンは非常に厄介な存在で、6年ほど前までは一般的には認知されていなかった現象です。


それでも一部の整備工場や一部のユーザーにはカーボン蓄積の弊害は認知されていたのですが、強固に蓄積したカーボンを除去する事が難しい為に放置されていたのが現状でしょう。


燃焼異常のノッキング・アイドリングの不安定や微振動・加速レスポンスや燃費の低下などが不具合として報告されています。

そこで6年前に弊社が独自に開発したのがDSC (ドライアイスショットカーボンクリーニング)

ドライアイスの特性を利用するドライアイス洗浄機を導入し、エンジンをO/Hせずに(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)カーボンを除去する清掃系整備を開発したのです。



そして日本初はもちろんですが世界初でもあるでしょう。今でも唯一無二のオリジナル整備になっています。


それでは試運転をしてからDSCを始めますね。

インテークのサージタンクやマニホールドを分解します。

6つの穴から12個の穴が見えてきました。

インテークポートとバルブの状態を確認します。

インテークポートの内径にはビッシリとカーボンが蓄積しており、奥に行くほど厚みが増すカーボン層は約1mmぐらいかな。

そしてインテークバルブのシャフト部にはカマキリの卵状のカーボンが直径10mmほど固着しています。  また傘部にも高温で焼き付いたカーボンが覆いかぶさっていますね。


こうなると燃焼室に導入される吸気渦が乱れます。

E/G設計時に想定した理想的な(タンブル・スワール気渦)が発生せず、インジェクターから噴射されたガソリンが想定通りに混合気にならない。(不完全な混合気の形成)

また噴射から点火までの時間が短い直噴の場合は、混合気になれなかった燃料が高温で燃焼されるので煤(カーボン)が発生します。(燃料の無駄)



それがまたEGRでインテークバルブに付着し、徐々に固着して悪循環に陥り、そして蓄積していきます。



それをイッキに完全除去するのがDSCという整備なんですよ。


・圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。
・熱収縮と昇華爆発力

ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。

ドライアイスペレット自体は柔らかいので、エンジンにダメージを与えることなく、作業が出来ます。

金属バルブやアルミヘッド、ゴムシールなどの損傷はゼロです。

飛散したカーボンからボディを守るためにマスキングを行いますが、お見せできるマスキング風景はここまで。

完璧で特殊なマスキング詳細は非公開としています。


ドライアイス洗浄機にDSC専用ノズルとアダプターを装着し、まずは軽くワンショットします。


弊社が独自に製作したノズルやアダプターはもちろんですが、作業中の風景も完全非公開になります。
ですが作業中の画像は全て撮影していますので、納車時にお見せしています。ご安心ください。


ドライアイスの粒が直撃した部分だけ、母材金属が見えるほどキレイになりましたね。

複雑な形状のポートやバルブを完璧に洗浄するために、複数あるノズルとアダプターを組み替えて引き続き作業を進行します。

6気筒12ポート全て除去完了。
ポート手前から最深部のバルブ傘部までキレイに除去出来ましたね。

作業は圧縮上死点にセットしてバルブ全閉状態で作業をしていますので、剥離したカーボンが燃焼室に入る事はありません。


またドライアイスは常温だとスグに昇華して気体になるので、エンジン内部に残留する事もありません。

煤まみれのスワールコントロールバルブもDSCでキレイになりました。
またスロットルボディも清掃し初期化します。


ガスケットを交換して、元の状態に組み立てますね。

並行してDSCのオプション整備(スパークプラグ交換)も行いました。
DSCと同時なら交換工賃がお安くなりますよ~。

使用するスパークプラグはNGK最強プラグの(プレミアムRX)で交換しました。長寿命かつ高性能プラグです。

学習値を初期化しエンジン始動し、完全暖機から試運転をして再学習を行います。


これで静粛性と高性能が両立した4GR-FSEに戻りましたね。
アイドリングの音も非常に静かになりました~。


DSCと各オプション整備だけなら、朝9時半入庫で当日夕方納車の日帰り作業で納車が可能です。

HP(お問い合わせフォーム)から絶賛受付中です~。

こんな感じでエンジンをDSCで整備したクラウンGRS200は、実は車両全体を整備するリフレッシュプランでの入庫でした。

サスペンションからブレーキ・ハブをオーバーホール。
ATF完全圧送式交換やホイールアライメント調整も行いました。


・ブレーキO/Hでコントロールしやすいブレーキに。
・ATF交換でスムーズで素早いシフトフィーリングに。
・サスペンションのリフレッシュ整備で乗り心地が向上し異音も解消。
・ホイールアライメント調整で高速安定性を維持。

ほかにも多くの整備を行いましたので、過走行のクラウンがピシッと引き締まったクラウンに戻りましたので、本来のクラウン200系になったと思います。


信号待ち時にボディに伝わる微振動はありませんか??
本来のクラウン200系は驚くほど静かですからね~。

トヨタならクラウンやマークX、レクサスならIS、GSに搭載されているGR直噴ガソリンエンジンで新車からのフィーリングや燃費低下、乗り心地低下は基本的に整備不足です。

正しい整備を確実に行えば、新車時に近いコンディションまで戻ると思いますよ~。

それではHAPPY CAR LIFE!!

ランドクルーザープラド LJ78 リフレッシュプラン。28年目のサスペンション・ハブ・ブレーキ整備。純正部品があるうちに・・・。

千葉県からお越しいただいたのはランドクルーザー プラド LJ78 
平成5年 走行距離13万キロ。  (ナンバープレートは山形ですが・・。)


提案型整備リフレッシュプランのご依頼です。
http://minato-motors.com/refresh/

http://minato-motors.com/blog/?cat=12 過去の事例もどうぞ。





HP(お問い合わせフォーム)からご相談をいただいて、予約入庫してもらいました。

メールでの相談内容
・古い車ですが長く乗りたいので一度全面的に整備をしたい。
・足回りは整備歴がなく、パーツが無くなる前に予防整備をしたい。


この年式の車両をオリジナル状態で維持しているなら、要所ごとにメンテナンスをある程度は行っていたと思います。  今回は普段の点検整備時には行わない箇所を中心に整備を依頼されました。



特に28年前の車両となると純正部品がどこまで残っているかも考慮しながら整備プランを提案しないといけません。

無暗に部品を分解して(メーカー在庫無し・生産終了)となると元に戻せなくなる可能性があるので旧車の場合は注意が必要ですね。

予約入庫から問診を行い、どのような整備を希望しているかをお聞きします。

メール予約時にも(何をどのようにしたいのか?)をお聞きしていますが、問診時には対面でさらに詳細に聞いていますので、不明な点がありましたらドンドン質問してくださいね~。



お車をお預かりしてオーナーさんは電車にて一度お帰りになりました。
(代車<ナビ・ETC付>が必要な方にはお貸ししています。)

お預かり期間は約2週間+αとお伝えしました。
(部品が滞りなく揃えば、大丈夫でしょう。)

試運転をしてから、事前ホイールアライメントを測定します。

試運転では著しく直進安定性が悪く、ステアリングセンターも大きく乱れていました。この状態で関東から大阪まで走るのは、なかなかハードだったと思いますね。

直進時でも常に修正舵が必要になり、アソビも大きくフラフラして乗りにくいし疲れやすい。  本来のランドクルーザープラドではないですね。

またブレーキングのコントロールもしずらく、制動も甘い。


なかなか手強く、遣り甲斐のある整備車両だと思いました。

ちなみに奥に見えるピカピカで極上のスバル H14年式ランカスター6も岐阜県から依頼をいただいて、総額90万円ぐらいのリフレッシュプランが完了し納車待ち。


リフレッシュプランは好評をいただいており、予約は全国各地から数珠繋ぎで依頼をいただいています。

アライメントリフトから整備リフトに移動して、リフトアップしタイヤを外す。

エンジンやAT・サスペンションにブレーキなどを点検し、オススメの整備プランを提案させていただきました。

御見積書をメールにて送信し、お互いが見積書を見ながら整備内容を説明しています。  整備プランにOKがいただけたので作業を始めますね~。



ちなみにこの時点で整備予定の部品類は入庫前に取り寄せしています。(入庫1か月前に前金をいただいて発注)

今回はシールやオーリングなどの小さな部品も含めて約80点ぐらいは在庫確認後に事前発注しました。

部品が(在庫無し・生産終了)で1点でも不足があると、予定していた作業部分が実施出来ない可能性があります。



そして予約入庫後に点検をし、プラン決定後に残りの部品を追加発注する流れになります。

まずはフロントブレーキ・アクスルから始めますね。

LJ78プラドの年式ならパワーロッキングハブが一部採用されています。
またアクスルやドライブシャフトも今の現行プラドとは形状がまったく違いますよね。

この辺りも全て分解してリフレッシュ整備しますよ~。



ハブとブレーキを分解して、アクスルのナックルケースも分解します。

同時にステアリング リンクロッド類も分解しました。


こんな感じでバラバラにします。

以前友達が弊社に遊びに来た時に(こんなにバラバラにして、間違って組み立てたり、ボルトナットが余ったりしないのか??忘れない?大丈夫??)と言われた事があります。


(俺、プロの整備士何十年やってると思ってんねん。)と軽く言い返しながら、整備の現場を見た事がない人からすれば、パッと見た感じそう思うのでしょうね。


(そりゃ無暗やたらに、適当に分解すれば忘れる事は大いにありますよ。)

私の場合は磁石が3個付いた金属トレーに、外した順番で奥から順にボルトナットを並べる方法を採用しています。

画像でみると右奥からボルトナットを円状に並べて、次は中央に並べて、左に並べる。(足りなければもう一枚トレー追加)



組付時には左のボルトナット群から順番に組付ければ、組付順や場所を間違える事は無いしボルトナットが余る事もない。

またこうすれば足回りをバラバラに分解して、次はエンジン類を整備し、1週間後に足回りを組立しても忘れる事は無い。

(一つの箱にボルトナットをガサツに全部入れたら、プロでもそりゃ忘れますよ~。)

アクスル内のインナーシャフトシールを交換して、ナックルのベアリングも新品に打替交換。

アクスルナックルのオーバーホールキットでシール類を全交換しました。


ナックルのベアリングシム調整。

5種類ある厚みの違うベアリングアジャストシムを組み合わせて、プレロード測定し組付けします。


ドライブシャフトを洗浄して、新しいハブベアリングに打替え交換。

古いB/Gを打ち抜いてケースを洗浄し、油圧プレスでB/Gカラーとシール類を装着します。


今回はフロントブレーキ ディスクローターは歪みと摩耗で、研磨での再生は不可と判断しましたので、新品ディスクに交換します。

ハブにディスクローターを組付けて、車両側に装着します。


パワーロッキングハブには専用グリス(YM-102)が必要です。

使用する量は僅かなのですが、結構高額なんですよね~このグリス。
ロッキングハブの摺動部を洗浄して、新しいYM-102を塗付しました。

ガスケット類を交換してプレロードを調整して組付完了。

ステアリングのタイロッド、リレーロッドはエンド部のガタは無かったので、ジョイントブーツのみ交換しますね。

グリスを塗り直して新しいブーツを装着。


ホイールアライメント調整時にはタイロッドエンドのネジを回しますが、長い間動かしていなかったので完全に錆び付いていました。

バーナーで熱してからラスペネ潤滑材を染み込ませて、ネジ部の固着を緩めますね。  最終的には手で回るぐらいにスムーズにして、車両側に装着しました。


(これをしないとホイールアライメント調整時に苦労しますので。)


ステアリングの遊びが非常に大きく、直進で保持するのが難しい状態でしたので、ステアリングダンパーも同時に交換します。

外したダンパーは手で伸縮させるとスッコスコ。
お役御免となりました。


リアのブレーキやハブ等も分解してリフレッシュします。

ブレーキを分解してアクスルからシャフトを引き抜きますね。

シャフトのベアリング、シール、リテーナー等を分解して交換しますよ~。

ハイエースぐらいならベアリングからシャフトを打ち抜くのは容易ですが、ランドクルーザーなどクロカンSUVになるとかなり頑丈で厄介。

ベアリングもリテーナーもハイエースより厚みが倍ほどありますので、打ち抜くのが大変なのです。


専用SSTと15t油圧プレスを使用して、シャフトからベアリングを分解して、新しいベアリング・シール等を組付けました。




リアブレーキのディスクローターは研磨機にて再生し、耐熱塗料で化粧直し。
ディスク厚は十分ありましたので、軽くの研磨で再生出来ました。



前後のブレーキキャリパーシールをO/Hしますね。

キャリパーからピストンを抜いて、全体を洗浄します。
ピストンに固着した古いグリスも洗い流し、微細コンパウンドで磨き上げ。

そこからシールとダストブーツとブレーキパッドを交換します。

ブレーキマスターシリンダーO/Hとブレーキホースも交換しました。

本当はマスターのフルードタンクも新品に交換したかったのですが、もう部品が無いようなので洗浄しシリンダーKIT交換を行いました。



ブレーキを組み立ててパーキングブレーキの調整を行います。
リンク部の樹脂カラーが破損して無くなっていたので、交換しますね。


またデフ・トランスファのギアオイルはNUTEC NC-70で交換しました。



エンジンマウントとATマウントも交換します。

外したマウントはゴムが硬化し、クラックが進んでいますね。これではエンジンの振動を吸収するのは難しいでしょう。



エンジンは今までの整備状態が良く、基本的なメンテナスは行われていたようです。


それでもシリンダーヘッドカバーからのオイル漏れがありましたので、ガスケットを交換しますね。

しかしヘッドカバーを外すにはインテークダクトとホースを外す必要がありますが、カッチカチに硬化しているので、外すと恐らく割れるはず・・・。


そんな時もホースの在庫確認をしてから、分解作業を始めます。

吸気系のゴムホースが割れていると、そこから(エア吸い)が起きて、エンジンのアイドリングが不安定など不具合を誘発しますよ。


ヘッドカバーの錆をオーナーさんが気にされていたので、在庫が有るうちにガスケット交換と同時に新品カバーASSYも交換しました。


エンジン冷却系は整備歴を見るとW/Pとヒーターホース類は交換済みでした。

今回はあきらかに動きがおかしいラジエターファンカップリングASSYとラジエーターホース、サーモスタッドを交換しますね。


組付けてからラジエターリフレッシャーでLLC圧送式交換を行い、LLCを再生します。

これでアクスル・ハブ・ブレーキやエンジン冷却ライン等の整備が完了。

一度リフトから降ろして、今度はサスペンションを整備します。



この年式のランドクルーザー系はリフトアップポイントが微妙な位置にあります。

構造上で整備リフトではサスペンション系整備が出来ないので、ガレージジャッキでリフトアップし、フレームをジャッキスタンドで保持。 この状態から前後個別にアームブッシュやショックアブソーバー等を交換します。


純正2ステージ ショックアブソーバーは結構イイ値段しますね~。



リアも同じくサスペンションアームブッシュとショックアブソーバーの交換。

また前後のラテラルロッドのブッシュも打替え交換しますね。




プロペラシャフト等のジョイント部にグリスアップをして、フューエルエレメントも交換します。

キコキコ鳴るステアリングのホーン接点部にYM-102を塗付して、摩擦音を解消しました。




ここからは仕上げの1G締付とホイールアライメント調整です。

アライメントリフトに移動して、4輪が接地している状態で1G締付を行いますね。

アームブッシュに黄色いテープが張っているのは、まだ仮止め状態の印。
1G締付で無駄なブッシュテンションを開放し、本締めしてマーキングをしますよ。



これをしないと組付けた新品ブッシュに不要なテンションが掛かり続けて、せっかく交換したブッシュが早期に劣化破損します。

部品を交換出来たとしても正しい整備作業が行われていないと、(いつまで経っても新車時の状態には戻らない)のですね。


1G締付をしてから軽く試運転をし、サスペンションを馴染ませます。

これでやっとホイールアライメント調整の準備が整いました。

・ハンター社最新鋭ホイールアライメントテスター(ホークアイWA470)
・イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト



ランドクルーザープラドLJ78はホイールアライメント調整が出来る個所が少ないです。

それでも直進安定性重視で数値を整えました。

最後に試運転を行いますね。


いつものテストコースを1時間走行します。

テストコース中で路面の状態が良く、ステアリングのセンター確認が出来るポイントは4か所あります。そこを通過して4か所ともビシッと決まれば合格。

そこで1か所でも(アレ??おかしいな??)となればやり直し。


スピードの出る幹線道路・凹凸の多い住宅地の生活道路などを、グルグル試運転コースをドライブした後に、何度もリフトアップして最終確認をして納車になります。


ここまで整備すればオーナーさんなら乗った瞬間に違いが分かるでしょうね。
走りやすい・止まりやすい・疲れないランドクルーザープラドに戻ったと思いますよ~。



お世話になります。昨日はありがとうございました。
その後でございます。走行安定性が格段に良くなりました!
車重があるのでこんなものかなと思っていたブレーキもききがよくなり、
他にもこまかい気づきがたくさんありました。
まずは千葉までの道のり、往路にらべ復路は楽しく運転することができました。
整備をお願いしてよかったな、と思いました。
さらに10年間を目標に、これまでより丁寧に乗り、またリフレッシュプランをお願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

28年前の車両ですがトヨタのランドクルーザーだから、純正部品が残っていたような気がします。


トヨタでもマイナーな車種や他のメーカーの車両なら、28年前の部品がここまで在庫しているか?は疑問ですよね。(在庫が無いマイナー車種ならおそらく依頼を引き受けていなかったと思います。)




旧車の部品在庫管理はメーカーも負担が大きいので、いつか生産終了で純正部品では整備が出来なくなる時が来るでしょう。


そういう意味で今回はこのタイミングでオーナーさんは千葉県から大阪府のミナト自動車に依頼されたのだと思います。

こちらこそご利用いただきありがとうございました。
長く愛用してくださいね~。



リフレッシュプランのご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
(ですがR3年6月現在は多くの台数の予約依頼を承っていますので、一部新規予約を制限しています。どうぞご理解の程宜しくお願い致します。)





それではHAPPY CAR LIFE!!

マツダ スカイアクティブ-D 煤蓄積に関するネットで散見する意見に対して。  ミナト自動車の公式見解 Q&A10。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

今回のブログはいつもの整備風景を紹介するブログではなく、ネットで拡散されている(弊社の情報)と(マツダスカイアクティブDの煤蓄積)について公式に見解をお伝えしたいと思っています。


ただ見解に対してはミナト自動車が独断かつ偏見で解釈しお伝えしていますので、年数が経てば考えを改める事もあると思います。




また独創的かつ先進的な車両で業界をリードしているメーカーに対しては、敬意を表します。


弊社は一般ユーザーが書き込み出来るNET上のサイトには、一切参加しないようにしています。

価格ドットコムの口コミ、みんカラのレビュー、Youtubeのコメント欄などに口コミや意見を投稿出来るのは皆さんご存じだと思いますが、それらは一個人が匿名で自由な意見を書き込む場所であり、一営利企業が匿名で割り込むような事(シャシャり出る)は好ましくないと思っています。


意見や見解を発信するなら自社のサイト内で公式に発信する方が良いだろうと思っているのです。(もしくはYoutubeの公式チャンネルでも良)




私も一個人としてそれらの口コミやレビュー、コメント欄を拝見していると、どうやら弊社のブログで発信した内容が間違った解釈をされている。

もしくはそれらが独り歩きし意味が変わっているコメントや書き込みが散見されているので、今回は公式見解としてブログに書いてみようと思いました。




以下の文面で登場する(DSC)はドライアイスショットカーボンクリーニングという整備メニューです。

詳しくはこちらを!http://minato-motors.com/blog/?cat=169


Q1 スカイアクティブの煤蓄積で走行上の問題があるのか??

A1 はい。蓄積していればあります。
もう既に何百台のSKY-D(1.5、2.2D)へのDSC作業を行いましたが、95%の入庫車両は煤が蓄積していました。 其のうちの75%の車両はDSC施工後に加速レスポンスは大幅に改善されています。つまりそれだけ入庫前の状態が悪かったという事でしょう。



ですが弊社入庫車両数とメーカー販売台数とは、物凄く差があります。
全てのSKY-Dユーザーが弊社に入庫している訳ではない。

今現在走行しているSKY-Dの全てがダメなわけではなく、煤が蓄積している一部の車両は新車時の性能を発揮していないと認識しています。


(もちろん煤が蓄積していてもそれ以外の個所も悪ければ、DSCだけでは改善しません。)

Q2 加速レスポンスだけしか改善されないの?燃費、DPF再生距離は??

A2 なぜ加速レスポンスだけが改善したと分かるか?、それはDSC作業前と作業後の試運転で私自身が確認しているから。


この5年間であらゆるコンディションのSKY-D搭載車を何百台も試運転し続けていれば、グッドコンディションの車両か?それ程でもない車両か?ダメダメな車両か?は体がスッカリ覚えてる。

極端に言うとテストコースを走り出した瞬間に、分かる時も多々あり。
(スキャンツールでの数値化も試みたが、やはり人間の感覚の方が正確で速い。)

逆に燃費やDPF再生距離の改善は、ほんのわずかの試運転程度で弊社が把握するのは無理です。 DSC作業後に10人に1人ぐらいの割合で作業後の貴重なレビューをメールで教えてくれるのでそれで改善したかを判断しています。





ほとんどの方はわざわざ施工後日にメールでレビューを教えてくれないですし、弊社もレビューを催促していないので、加速レスポンスのみの改善を把握しているのです。


Q3 ではDSCの施工で燃費やDPF再生距離は改善しないのか??

A3 改善すると思いますよ。
インテークに煤が蓄積する弊害を、ものすごく簡単に言えば(空気が適正に流入されなければ、燃焼状態が悪くなる)に尽きる。


E/G開発時に想定している燃焼状態は、インテークに煤が全く付いていない状態での燃焼状態であり、酷い煤が蓄積している場合はおそらく想定外なのではと思っています。

(想定外の煤を対策する為、現行CX-5 FK系では少し対策をしているが、それでもマダマダですね。)





多少の煤蓄積はメーカーも想定しているはずなのでフィードバック制御と学習値の精度で前を向いて走れる状態までは行える。   ただ想定以上に煤が蓄積すると制御や学習値ではどうしようも出来ないので、実走行に弊害が現れると考えています。


理想的な燃焼状態に戻れば、少ない燃料で多くのパワーを発生させ、排気ガスも設計通りにクリーンになる。


これはね、別にメーカーに直接聞いた訳ではなく、メーカー整備書と解説書を読み込み、実際に作業を行った経験から分かった弊社の勝手な見解です。

またマツダに限らず汚れなどで許容量(閾値)を越えれば不具合が表面化するのはどこのメーカーのエンジンも同じです。



それにね。加速レスポンスが良くなると、新車時に感じた(トルクフルな加速)が楽しめますよね。  すると気持ちが良いのでグイグイ軽快に走りたくなるじゃないですか!  グイグイ走れば当然燃料を消費するけど、煤を気にしてトロトロ走っても意味なくないですか?? そんな車じゃないですよね、SKY-Dって。ガンガン走りましょう!!



Q4 (全てのSKY-DユーザーがDSCを実施しなくてもよい)とブログで書くのはどうして??


A4 何十年も整備工場を営んでいての感覚ですが、一般ユーザーのほとんどの方は弊社に依頼される方と比べて、愛車のコンディションにそこまで敏感になっていないと思っていますし、メンテナンスの費用も出来れば掛けたくないのだろうと思っています。(ホイール、カーナビ、社外部品へのカスタマイズは別)

ましてやDSCなんて弊社が開発したオリジナル整備ですから、マニアックで敏感なユーザーで、自ら情報を集めに行くアクティブな人しか需要が無い。

極論を言うと(敏感で繊細でアクティブなクルマ好き)のみしか、DSCをしなくても良いと思っています。



弊社のDSC以外のブログを見てもらえると分かりますが(他府県の方が整備の為に高速で何時間も掛けて往復し、時間指定の予約入庫をして依頼)なんて、皆さんはやらないですよね。


ぶっちゃけると国産車でも5年5万キロも走れば、車両コンディションは低下しています。 ホイールアライメントは乱れ、ショックアブソーバーなどのサスペンションは劣化し、ATFなどは熱劣化でシフトフィーリングが低下する。

だがそれに気が付いているユーザーがどれだけいるのかな??

ホイールアライメント調整、ショックアブソーバー交換、ATF交換なんて正しい方法で行えば、非常に効果的で体感がすぐ分かる整備だと思いますよ。



でもディーラーさんが勧める整備が一番正しいと思っている人は、上記に挙げた3点の整備などは勧められる事がないのでそもそも必要性を知らない。


DSCに関しては(渋々勧められて整備をするユーザーさん)ではなく、(ヨシ!そろそろ愛車をリフレッシュしよう!!)と言うユーザーさん向けにブログにて発信しています。



(全てのSKY-DユーザーがDSCを実施しなくてもよい)と言っているのは、煤が蓄積するかどうかではなく、(SKY-Dの経年劣化に気が付かない人は無理に実施する必要はない)という意味でお伝えしています。

Q5 なぜ作業費用や料金体制をネット公開していないのか?  不親切じゃないか??


A5 簡単に言えば料金は随時改正しているので、ネットに公開すると数字だけが独り歩きして不正確になるから。 (車種・搭載E/Gで費用は変わるし) (作業内容も日々改良し、部品定価も変わるので)


例えばブログに今回の整備費用は○○万円を記載すると、改正時には書き換えないとダメですよね? 
でもブログを定期的に何年もUPしている方なら分かると思いますが、ブログを過去を遡って文字を訂正するのって非常に手間なんです。


それよりも作業を依頼したいと思う方が弊社HP(お問い合わせフォーム)に必要事項を記入してもらえれば、詳細な料金と多数あるオプション整備料金をメール返信しているのでそれで十分かなと思っています。

愛車を良くしたいと思う方しか、料金を知る必要はないと思いますし、その問い合わせる労力は無駄とは思わないでしょう。


(なんでもネットに公開する事が良い事)とは、ビジネスをする上では限らないと思っています。 




またもう一例を挙げると(DSCは15万円ぐらいの費用が掛かるらしい)と間違った書き込みがよくあるが、実際はもっと安いよ~!!

DSCにプラスしてオプション整備を多数モリモリにすればそうなるが、DSCだけならそこまで掛からない。



Q6 ネット上での誹謗中傷や罵詈雑言などは、どう思っているか? また転載などミナト自動車の許可がない画像無断使用は??



A6 ネガティブなコメントについては一個人としてビミョ~に傷付いているが、会社としては問題にしていない。


私は5年ほど前から5ちゃんねる、価格ドットコムの口コミ、Youtubeのコメント欄、みんカラのコメントは時々サーチして見てますよ~。

(煤蓄積はミナト自動車の陰謀だ!)(ブログで不具合を煽って集客してる。)(金儲けの為に言っているだけだ!!)などネガティブな意見は承知しています。
これは日本中で社会問題になっている(ネットの悪質な書き込み)と同じなので、誰もどうする事も出来ないでしょう。どうぞご自由にと諦めています。


弊社がお客様にお渡しした画像やブログからのコピー画像を、お客様以外の方がネット転載したり、動画編集に利用したりしているのも承知しています。
現在はこれも静観中。 弊社にとってポジティブな使い方ならイイが、ネガティブな無断使用なら行動に起こさないといけないのかな?と思っています。




日々の整備作業が忙しすぎて、最近は週一回のブログUPが限度かな。月4回のブログUPで(DSC)と(ATF交換)は1回ずつ、(リフレッシュプラン)は2回と多少変わるがアバウトに決めています。


DSCなんて月に十何台も実施しているので、その中からランダムに選んだ1台の作業をブログにUPしているのが現状。(ほとんどの方の作業はブログ公開されない。)


作業中の画像は全てユーザーさんにお見せしているので、弊社としては(そのままの作業風景)を公開しています。

それを真実ではない!!偽りだと(料金をお支払いいただいたお客様)に言われるとかなり凹みますが、そうでなければ気にする程の事では無いかと思います。

Q7 なぜDSC作業は完全非公開なのですか?


A7 逆にコア(核)な特殊整備技術を公開する必要があるとは思えない。

DSCは市販のドライアイス洗浄機を使用していますが、それ以外の秘密の部分は全て自社で製作しています。
またドライアイス洗浄機販社のHPにもありますが、取引先の守秘義務性が高い内容は非回答としていますので弊社がどのように作業しているかは部外者には漏れない。



DSC用の専用ノズルや専用アダプターは各用途や形状に合わせてカスタマイズするので自社製作ではないと対応が難しいし、洗浄機以外の設備やノウハウ等も公開する事は絶対に無い。

例えば作業中に煤が飛散してボディに付着しないようなマスキングも、お見せ出来る状態まではブログ公開していますが、そのあとは完全非公開。 いかに短時間でセットして作業後に素早く撤収出来る完璧なマスキング方法は非常にコアな技術なのです。


ドライアイスもただ打ち込めば良いものではなく、いかに効率良く効果的に短時間で作業をするかは、当然門外不出の技術でしょう。 (ちなみに作業中は工場の扉は締めています。)



ブログを見ると分かりますがDSC作業に豊富なオプション整備を追加して、同時にオイルパン洗浄ストレーナー交換も含めたATF完全圧送式交換をほぼ1日で出来るのは、世界中を探してもミナト自動車のみだと思います。
http://minato-motors.com/blog/?p=27414


Q9 そんなに早く作業が出来るのは(手を抜いている)(誤魔化している)のでは??



A9 そう思われても仕方がないぐらい、弊社の作業は美しく洗練され効率的で完璧なオペレーションだと自負しています。(笑)


頻繁に作業改良を行っていますが、今行っているDSC作業工程はほぼ完璧に近いオペレーションで回しています。
効率良く、強力に洗浄作業が出来るので、むしろ(中途半端に煤を残せ)と言われても残らないんです。


ましてや煤を残した状態でエンジンを始動し、煤塊がバルブに挟まる事があれば、全てが台無しになるでしょう。コワイコワイ。


次の日もその次の日も連続でDSC予約があれば、1台ずつ確実に完璧に作業をした方が、ミスが無くスケジュールが回るのですね。


Q10 (世界初)(唯一無二)(オリジナル整備)と謳っていますが、本当ですか??

A10 本当です。

ネットで散見するのが(DSCってドライアイス洗浄機があれば出来るんじゃない??)(ディーラーも取り入れればいいのに??)(類似作業が探せば近くにあるかも??)などなど。

ドライアイス洗浄機を購入したぐらいでDSCが出来るなら、今頃全国各地でDSCが行われていますよ。



そうならない一つは(技術的な障壁)で、もう一つは(設備投資の回収時期)でしょうね。


技術的に障壁が多すぎてクリアするのは非常に困難なのは先ほど簡単に説明しましたが、もう一つは経営者的に考えて(設備投資をしてそれを回収するポイントが何年何カ月か??損益分岐点はどこ??)も大きいと思います。


ドライアイス洗浄機導入費用だけではなく、それ以外にも多額の費用を掛けて現在のオペレーションに辿り着きました。(まだ改良進化しますが・・・。)


ドライアイス洗浄機の費用は販社に問い合わせれば分かるので、導入前にいくら掛かるかが想定が出来ます。
問題は購入してからオペレーションを構築するのに(どれだけ費用が掛かるのか?)は、やってみないと分からない。誰も教えてくれないですからね。


ドライアイス洗浄機を買ったはイイが、その後に立ちはだかる障壁などを解決する費用と開発時間はまさに泥沼状態になるのです。





弊社としては1台DSC作業をするのに、3日も4日も1週間も時間が掛かっているようなら、(設備投資費用の回収)は永遠に訪れないと思うのですよね。


まともな経営者なら確実に費用を回収出来て、効果が分かる(効率の良い整備リフト新設)(SSTなども含めた工具類の充実や電動化)(高度なスキャンツールの複数購入)(大口径ホイール対応の最新オートマチックタイヤチェンジャー導入)などに費用を掛けると思います。




またドライアイス洗浄機って意外と自動車整備業にとっては、汎用性が無い機械。
弊社でもDSC作業以外でドライアイス洗浄機を使用する事はほぼ無い。

・ドライアイスは性質上で常時在庫出来ず、結構割高。
・自動車のその他の個所を洗浄するなら、高圧洗浄機やケミカル剤やサンドブラスト等で十分代替可能で安価。



ニッチでマニアックな整備で先が読めない投資と汎用性が高く今後も需要が見込める設備投資なら、どっちらを優先するかは明らかですよね。



・ATF圧送式交換はメーカー・ディーラーともに否定的意見が多い。

・サスペンション整備後のホイールアライメント調整はホイールアライメントテスターが必要ですが、メーカー整備書にはそんな機械は書かれていないし、各店舗にテスターがそもそも無い。

・DSCなんてもっての外。

弊社に入庫するお客様の約半分は普段の整備をディーラーさんで行っています。
でも(これはディーラーでは無理だろう。ミナト自動車しかないな。)と言う時だけご利用いただいていますので大変ありがたいと思っています。

(地元で出来る整備は出来るだけ地元で行ってください。)と言うのが基本スタンスとして営業をしています。



ネット上で散見する全ての疑問や意見には答えられていないかもしれませんが、個人的に気になったものだけ回答してみました。


最後に一言。
DSC後の納車時に一番聞かれる事は(どうすれば煤が蓄積しない運転・メンテナンスを教えてほしい)です。

納車時に質問があればエンジンの構造から簡単にお話しして、具体的なメンテナンス方法をお伝えしています。


同時に私がいつも同じことを言うのですが(気にして神経質になってドライブするのは精神衛生上良くないよ!!気にせず存分にSKY-Dのトルクを楽しんで、鈍くなったと感じれば、またDSCに来てくださいね~)ともお伝えしています。


それではHAPPY CAR LIFE!!




ブロガー・Youtuberさんへの追記
今回のブログを切り取らず弊社にとってポジティブに拡散してくれるなら、どうぞご自由に転載してください。

レクサス RC-F ATF完全圧送式交換 2回目。 レース前にオイル・フルード系をNUTECでリフレッシュ!!

京都府からお越しいただいたのは、レクサス RC-F USC10 走行距離39000km

ATF完全圧送式交換 for NUTECニューテックのご依頼です。


今回で2回目のご来店をいただきありがとうございます。
前回同様にATFを完璧に入れ替えたいと思います。


近々に耐久レースのサーキット走行をする予定だそうで、その前にオイル類のリフレッシュを依頼されました。

試運転をしてリフトアップし、ATFの状態を確認します。



前回交換してからは何度もサーキット走行をされたようですが、ATFの状態はそこまで悪くは無かったです。


前回使用したNUTEC NC-65の耐熱・耐久性が非常に高いので、そう簡単には劣化しなかったようですね。



オイルパンを脱着洗浄して、ストレーナーも交換します。

磁石に付着した鉄粉を除去してから、ガスケットも交換してオイルパンを装着しました。

フルードを補充してエンジン暖機。

ATFチェンジャーを接続して、まずはプレ洗浄を行いますね。
使用するプレ洗浄フルードはNUTECニューテック NC-RF(リンシングフルード)


弊社が企画提案してNUTECさんに製作していただいたスペシャルフルード。
(国内での取り扱いは弊社のみになっております。)
http://minato-motors.com/blog/?p=17434



それでは全量イッキに圧送式交換を行いますね。

プレ洗浄でここまでキレイになりました。

この時点で結構キレイに入れ替わっていますね。


ここから15分ほどのアイドリングタイム。
次は本命ATFでもう一度交換します。


使用するのはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)エステル系

全化学合成基油を贅沢に使用した全化学合成ハイパフォーマンスATF。

極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。
・ローフリクション ハイパフォーマンス
潤滑抵抗を出来るだけ抑えてパワーロスを無くし、強靭な油膜でギア等の摩耗を防ぎます。


高温・高圧・高回転時にも安定して高性能油膜を発揮する耐熱性は、サーキット走行をされる方にはもちろんですが、ストリート走行でもフルードのロングライフ化に寄与します。




NC-RFからNC-65に入れ替えて、もう一度圧送式で全量交換しますね。

完璧に入れ替わりましたね。

一度冷却してからエンジン再始動し油温検出モードにセットして、規定温度でフルードレベル調整を行いました。

ここまでキレイになればストリート走行なら、次回交換推奨距離は6万キロ。
これで当分の間はATFのメンテは不要でしょう。




サーキット走行の場合はどこまで負荷を掛けるか?によりますが、純正ATF使用で全開走行をすると(フェイルセーフ ギア固定)(もしくはニュル~っとトルクが伝わらない)などでクールダウンが必要なら、それが純正ATFの限界でしょう。

NC-65を使用すると全てにおいて油膜性能は大幅に上がりますので、サーキット走行をされる方にはオススメしています。

デフオイルもニューテック。

UW-76 75w140 全化学合成ハイパフォーマンスギアオイル エステル系

過酷な条件下で安定した耐熱性、潤滑性、耐熱性を発揮維持するNUTEC最強のギアオイル。


ATFで使用したNC-65も非常に高額なフルードですが、それより更に高額なギアオイルがUW-76(通称アルティメットウェポン)

同時に左右のトルクベクトリング・デフオイルも交換しますね。

こちらに使用するのはNC-65。
ATFチェンジャーで交換注入していきます。



スロットルボディの清掃初期化とLLC圧送式交換。

WAKO’Sスロットルクリーナーを使用して、バルブに付着するカーボンを除去し初期化します。

ラジエターリフレッシャーでLLCを全量圧送式交換しLLCを再生強化します。

最後に試運転をして納車となります。

これぐらいの作業なら朝10時入庫で当日夕方17時頃の納車の日帰り作業ですね。


作業内容は全て画像に残していますので、納車時には画像を見ながら作業内容を説明しています。また画像が必要な方にはDVDにコピーしてお渡ししていますよ~。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

ATF/CVTFの圧送式交換のご相談・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!