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解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その3。問診してお預かり、代車も完備しています。

香川県からお越しいただいたのはハイエース LH178 平成16年式 25万キロ


リフレッシュプランの予約から入庫までの流れは、予約編その1~2で説明しましたね。

http://minato-motors.com/blog/?p=31100予約編その1
http://minato-motors.com/blog/?p=31115予約編その2


今回のブログは入庫してから、作業着手までを案内します。


予定通りに入庫したハイエースLH178は家族4人でお越しになられました。この後に大阪観光をして神戸市のアンパンマンミュージアムに行くそうです。


お父さんだけ応接室に入ってもらい、家族の方は少しハイエースでお待ちいただきます。 


問診時には込み入った話や専門的な説明を約30分以上するので、依頼者様のみ入室してもらい、マンツーマンでお話ししています。



こんな時期なのでマスクをしてパーテイション越しにお話ししていますよ~。




問診ですがメールでの相談内容をもう少し詳しく聞きますね。

例えば異音なら、カタカタなのか?コトコトなのか?キュルキュルなのか?異常個所を特定するには非常に重要。

またエンジン冷間時の朝一?完全暖機後?アイドリング時?加速時?どのような時にどのような感じで異音が発生するのかも大切。



今までの整備歴はもちろんですが、以前はどのような整備工場で整備をしていたのか?  ディラー?民間?中古車購入店? これも意外に重要。


ここ数年の整備状況や今後の使用環境などを聞いて、予算に合わせた整備プランを制作する手掛かりを集めます。

DSCやATF交換などのあまり聞きなれない整備を弊社は得意としているので、そのあたりも簡単に説明し、不明な点や疑問点などがあればドンドン質問してくださいね。



予約時には代車の有無も聞いています。
コンパクトカーなどの乗用車(ETC・ナビ付)で、冬季はスタッドレスタイヤを装着してお貸ししており全車禁煙車になります。



代車費用は無償です。
ガソリン代だけは自己負担でお願いしています。 また立体駐車場に入る車高155cm以下の車両や喫煙車はありませんのでご了承ください。


ハイエースに限っては予約時に愛車の使用用途をお聞きしています。

仕事道具を満載する仕事車なのか? 荷室をベット架装しているキャンピング車なのか? 普通の乗用プライベート使用なのか? それによって代車も変えています。


さすがにハイエースを代車には採用していませんが、荷物が多く積める車両を一部代車にしています。 

それはホンダ フリードスパイク。
普通のフリードは3列シート車ですが、スパイクになると2列シート仕様で、なおかつ2列目のシートが床に沈み込み格納されます。   そうするとかなり広いフラットな荷室が確保出来ますので、ハイエース仕事使用の方にはこちらをお貸ししています。  工具箱や資材を積んでもらっても大丈夫です。




このような感じでお車をお預かりして、ユーザーさんは一度お帰りになられます。


・代車で帰る。
・代車は不要。公共機関で帰る
・来店時は陸送で搬入し、後日引き取りに来る。
・往復ともに陸送で。 あとはメールとTELで打ち合わせのみ。

予約来店と言っても自走で来る方もいれば、陸送を希望される方も多いです。


西は四国や中国地方は自走。東は東京・長野ぐらいなら自走が多い傾向。

九州は新門司や別府・宮崎・志布志から大阪行きのフェリーがあるので、フェリーで来店する方が安いかな。  関東より東側や富山県より北側になると、自走だと疲れるので陸送希望が増える傾向ですね。


陸送は弊社が手配し最寄りの陸送会社の基地にユーザー自らが搬入してもらいます。それが一番安く、自宅までの引き取りなどは高額になります。 

どうせ大阪に来たのなら観光でもして帰る方も多いですよ。

私ならビジネスホテルに1泊して、夕食は近所で飲み食いし、ゆっくり寝てから帰るかな。(知らない街の知らないお店で美味しいものを食べたいので。)





こんな感じでやっと車をお預かりする事が出来ました。
ここからお車のコンディションを把握するために試運転や点検を行い、リフレッシュプランの整備プランと御見積書を制作します。



続きは次回ブログ予約編その4で紹介しますね。
その3も見ていただいてありがとうございます。

次回をお楽しみに!!Happy Car Life!!

解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その2。部品代の前金振込から予約入庫まで。

前回ブログ(解説シリーズ 予約編その1)の続きです。
http://minato-motors.com/blog/?p=31100


愛車ハイエースの整備予算もある程度イメージが出来て、予算も想定内だったのなら予約申し込みに進みます。



リフレッシュプランはここ数年間の傾向でみると(1カ月待ち)から(3か月待ち以上)まで予約状況は常に変動しています。

手前味噌ですが意外と好評をいただいているので、3~5台は常にで、多い時はMAXで10台ぐらいはお待ちいただいた時もあります。  つまり予約して直ぐにお預かり出来る訳では無いのですよね。




(現在の予約状況ですと、お預かり出来る時期は○○月中旬頃になりますが、それまでお待ちいただけますか?)と予約時には質問しています。





よくね。車検と同時期にリフレッシュプランを実施しよう!と思う方がおられますが、それは止めた方がいいですよ。  (だいたいお互いの時期が合わないし、そもそも車検は地元で実施してね!とお伝えしています。)



お引き受け出来る時期まで待つ事を承諾してもらえれば、少し現状の不満点や不具合点などをお聞きして、予約は完了。   こちらから連絡するまで少しお待ちいただいています。




そして入庫予定日の約1カ月前に部品代の(前金振込案内メール)が弊社から届きます。


まだ会ったことも無く、車両も診ていない初めての整備工場にお金を振込むなんて!!と思われるかと思いますが、これも理由があります。




サスペンション・ハブ・駆動シャフト系などの下回り足回りの整備は、部品点数が多いです。

入庫してから部品を発注しているようでは、とてもじゃないがスグに揃わない。



車検で実施するようなベルト・ブレーキパッド・エアエレメントなどの一般消耗品は、メーカーも在庫切れする事が無く、TEL1本でスグに入荷します。




逆にリフレッシュプランで整備するような個所の部品は、メーカーも豊富に在庫をしていないので入荷に時間が掛かります。  早くて1日・2日で入荷し、欠品バックオーダーになると1カ月以上も納期が掛かる場合もアリ。


入庫してからそんなノンビリと部品を集めていたら、工場は部品待ちの車両だらけ。スケジュールも全く組めないし、納車日も決めれない。


経験則から予算と不具合箇所や改善ポイントを予測して、事前に必要な部品は一式先行発注しています。  その為には部品代は前金でお預かりし、納車時の請求金額から前金分は差し引きしています。




イメージ的には5~6割ぐらいの予算分は部品を先行発注しておいて、残りの4割ほどは実際に車両が入庫して点検後に見積を再計算し、発注しています。


これも今まで経験があるから、どれだけの費用が掛かるかがスグに弾き出せる。  逆に今まで整備した事が無い車両の場合は、結構時間が掛かり読みずらい。



餅は餅屋と言うのは大規模な整備をするとよく当てはまるな~と思います。


指定口座に振込されたら確認後に部品を発注し、入庫予定日までしばらくお待ちくださいね。



1~2週間前ぐらいに入庫日と来店時間を決める相談をします。



・予約を申し込んだ時は(だいたい○月中旬頃入庫)
・前金振込の時は(○月何日前後から入庫かな?

・入庫日の1~2週間前になれば(何日の何時頃の来店)
と言う感じで徐々にスケジュールを決めていきます。



そんな感じで香川県から入庫したハイエースLH178。


次回ブログでは入庫から問診をして、試運転や点検後の整備プラン提案と概算見積の流れを紹介しますね。


それではお楽しみに!!





解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その1。  メール相談から予約決定まで。

100系200系問わずハイエースは10万キロで馴らしが終わり、20万キロでそろそろ部品が寿命に来て、30万キロでクタクタな車になる。

ですが正しいメンテナンスさえ行えば、30万キロ以上走行したハイエースでも、新車時のようにビシッと走る車両に戻るんですけどね。



http://minato-motors.com/blog/?tag=%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b9
一部ですが全国から集まったハイエースの整備事例を参考にどうぞ。






普段のブログは1話完結か?3話ぐらいの3部作ブログでまとめていますが、今回は(解説シリーズ)ということで、普段よりも(短めで)(数多く)(頻繁に)ブログアップしていきます。

(今のところ8~10話ぐらいの連載になりそうです。)


いつもより細分化しギュッと濃縮して、リフレッシュプランの(予約~入庫まで)(作業開始~納車まで)を解説しますね~。





香川県からお越しいただいたのは、トヨタ ハイエース LH178 平成16年式 走行距離25万キロ

リフレッシュプランのご依頼で予約入庫しました。




ちなみにこの時は偶然にも同じ型式のLH178のハイエースがリフレッシュプランで入庫中。  型式やモデル違いは日常的ですが、型式まで同じとなるのは稀ですね。



ホワイトツートンのLH178ハイエースは平成12年式の走行距離35万キロです。

どちらも地元で基本整備は行っていますが、サスペンションやハブ・ブレーキ・ATF交換などは未実施のようです。

そして未実施個所を整備していないと(やはり距離相応のクタクタな車両)(音がうるさく乗り心地が悪い車両)になりますよね。



エンジンのTベルト交換やブレーキのパッド交換、車検時にするような一般整備は(正直、どこの整備工場でも出来る。)

でもこれから紹介する広範囲のトータル整備は、基本的には引き受けてくれる整備工場は少ないでしょう。

実際に弊社のブログと同じような広範囲の整備を地元で依頼すると、(やんわりと断られる)とよくお聞きします。 (小規模の整備ならOKなのに・・・。)




ハイエースを改造する整備工場は山ほどあるが、純正ノーマル新車時に戻す目的のリフレッシュ整備を行う工場は、意外と少ないんですよね。





GT-RやフェアレディZ、スープラにユーノスロードスター・ランエボなどの旧車スポーツカーの整備専門店はトータル整備の需要があるので全国を見渡しても結構ありますよね。

ハイエースをベタベタにローダウンして、デカイホイールを装着し、室内も改造するというジャンルも一定の需要があるので、これも専門店が多い。




純正ノーマル状態で大切に使用してきたハイエース。

ミナト自動車ブログのようなトータルリフレッシュ整備を地元ディーラーに依頼すれば、余程の贔屓で常連でなければ、(新車のカタログ)or(高額な御見積書)が手渡されるパターンが多いそうです。


それでも探せばハイエースの中規模ぐらいの整備を引き受けてくれる所もありますが、アライメントテスターやアライメントリフト、インジェクターやDPFの洗浄などのサスペンション・エンジン整備に必要な設備が無い場合が多いですね。


それでは部品を交換して組み立てただけで、本来の性能には戻らないのです。


そんな訳で彷徨うハイエースユーザーはネットで検索し、ミナト自動車のブログに辿り着き、リフレッシュプランの依頼をいただけるのでしょう。




そこで(リフレッシュプランっていくらなの?)とメール相談されるのですが、その時には決まってこう答えています。

(そりゃ~あんたの車をまだ診とらんから、分からんよね。)(今までどんな人がどんな整備をしてきたかで、整備内容も大きく変わるんよ。)




(でもね。百台以上ハイエースのリフレッシュプランをしてきたら、相談内容で大体分かるよ~。)(それなりに費用は掛かるけど、また愛着が増すような愛車にはなるから任せなさい。)


こんな砕けた感じの言葉で返信メールをしませんが、長文で丁重な言葉に書き換えてメール返信し、過去の整備参考事例と共に整備予算の目安を決めていただいています。



リフレッシュプランはそれなりに大規模な整備をしますし、部品点数も非常に多い。(純正部品の価格も上昇中ですし)

(20万円~40万円ぐらいで何とかリフレッシュ出来ないですか?)と相談された場合は、(申し訳ございませんが、難しいです。)とお答えしています。


車種によって変わりますがリフレッシュプランをお引き受けする整備予算には下限を設けています。(○○万円以上からお引き受けします。)と相談時にお伝えしています。



これはね。経験上この車種なら(この部分とこの個所とここだけは整備しないとリフレッシュしたというレベルには到達しない)と分かっているから。

無暗に整備予算を上げている訳ではないんですよね。


整備予算を妥協すると仕上がりに対して(ユーザーの満足度も下がるし、リフレッシュプランの評判も下がる。)の悪循環。

相応の整備には、やはり相応の費用が掛かるのです。



注意
板金塗装などはジャンル外なので、リフレッシュプランではお引き受けしていません。



だからと言ってユーザーさんも整備予算には限りがあるので、数台の類似ブログをメールに添付し、総額でどれぐらいの費用になったかを提示しています。


(あ~これぐらいの整備規模で、これぐらいの費用が掛かるんだ)と理解してもらえると助かります。リフレッシュプランの予算の参考にしてくださいね。



または(何年何月の○○のブログ作業は総額でいくら掛かりましたか?)と問い合わせしてもらえるとお答え出来ますよ。   ただしあまり古いブログは参考にはならないので、比較的新しいブログを参考にして下さい。


予約して入庫し点検するまでは、ザックリとした概算費用でどんな感じの整備になるのかをイメージするぐらいで良いかと思います。



こんな感じでメールやり取りが進み、予約完了まで数ステップ進みます。

この後に部品代の前金振込や、入庫日の決定などをメールで順次案内していきますが、それは次回ブログで紹介しますね。


(解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その1)はここまで。次回ブログでは予約入庫までの流れを説明しますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!




マツダ スカイアクティブ1,5D ATF完全圧送式交換。 ATのコンディション維持は、正しいATF交換から。 

前回ブログで紹介したマツダ デミオ DJ5FSの整備作業の続きを紹介しますね。


前回ブログでは1日目にスカイアクティブ1,5Dのインテーク系に堆積する煤除去するDSCとDPFやインジェクターの煤やスラッジ等の洗浄するマルチサーブ洗浄を実施しました。http://minato-motors.com/blog/?p=30972

・DSCドライアイスショットカーボンクリーニング
・LLC圧送式交換
・マルチサーブDPF洗浄
・マルチサーブインジェクター洗浄
・ATF完全圧送式交換

一日では全ての作業が時間的に難しかったので、今回は1泊2日のお預かり。  2日目はATF完全圧送式交換を行います。





1日目に試運転をしているので、朝一からATFの状態をチェックし、オイルパンを外します。


オイルパンを外して磁石の鉄粉を除去。
オイルパンと共に洗浄します。


ATFストレーナーも新品に交換して、液体ガスケットでオイルパンを再装着しました。


海外から直輸入している特殊な高性能液体ガスケットを使用していますので、養生時間は僅かでOK。

スグにフルードを補充して、エンジンとATを暖機します。

完全暖機をしてから、密封式ATに弊社が製作したアダプターをATに装着。

ATFチェンジャー(トルコン太郎)とアダプターを接続すれば、圧送式交換が可能になります。




前回ブログで紹介したDSCもそうですし、ATF交換のアダプターも全て自社で開発し製作しています。  

今では密封式ATに対応するアダプター類はネットにて市販されていますが、それらが市販化される数年前から製作し実作業をしているので(買うより作る方がいろんな意味で早い)ですよね。



高価な本命ATFを使用する前に、まずはプレ洗浄。


NUTECニューテック(NC-RFリンシングフルード)で全量イッキに圧送式交換します。



NC-RFはニューテックさんのHPにも掲載されていない非売品。弊社がニューテックさんに提案して製作していただいたスペシャルリンシングフルードです。

詳しくはこちらのブログを見てください。http://minato-motors.com/blog/?p=17434


交換量をセットしてスタートボタンを押し、エンジンスタート。

  

全量イッキに圧送式交換をして、ここまでキレイになりました。


・左奥は新油モニターのNC-RF
・中央ビーカーは作業前の廃油(真っ黒)
・右手前はプレ洗浄後のATF

新油と比べるとマダマダですが、廃油と比べると結構キレイになりましたね。




このまま15分ほどアイドリングタイム。

次は本命ATFで再交換しますね。



ニューテック最高峰ATF(NC-65)

極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。

ハイパフォーマンス、ローフリクションはエステル系全化学合成基油を贅沢に使用しているからで、よくある高性能ATFとはレベルが違います。

サーキット走行時の高温高圧高回転に真価を発揮し、一般ストリート走行レベルの熱負荷ではなかなか劣化しない高耐久性が特徴です。


その結果は長く高性能を維持し、ATFのロングライフ化にもなるのですよ。

頻繁に交換しないATFをロングライフ化が出来ると、結果的には経済的なんですよね。



ニューテックNC-65の評判は既にみんカラ等のSNSで絶賛されているので、もう弊社からのレビューは不要でしょう。

唯一のデメリットと言われた(フルード単価が高額)は、多く有るメリットを差し引くと十分元は取れますからね。


特にマツダ6速ATはATFが劣化してくるとシフトフィーリングの低下や粗さが目立ちますね。 ATを守るメンテナンスはATF交換しかないんですよ。



チェンジャーのNC-RFとNC-65を入れ替えて、もう一度全量圧送式で交換しますね。

ほぼ完璧に入れ替わりましたね。


ここまでキレイになれば次回推奨交換距離は約6万キロ。
次回はオイルパン洗浄ストレーナー交換はしなくても、プレ洗浄と本命ATFの圧送式交換のみでこれぐらいキレイになりますよ。

最後にATFクーラーを洗浄して、フルードレベル調整を行いました。



試運転をして最終確認し、納車となります。




夕方前には作業が完了して、お引き渡し。


作業中は画像をバンバン残しているので、それを見ながら作業内容を説明させていただいています。

また画像が必要な方にはDVDにコピーしてお渡ししていますので、記録用に保管してくださいね。





・DSCドライアイスショットカーボンクリーニング
・LLC圧送式交換
・マルチサーブ洗浄 (DPF、インジェクター)
・ATF完全圧送式交換

これらの作業を1泊2日で完璧に施工出来るのは、日本ではミナト自動車のみでしょう。


スケジュール通りに作業開始・納車引き取りをする為に、弊社は完全予約制でお引き受けをしています。



DSCやマルチサーブ洗浄、ATF交換等のご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

必要事項を記入してもらえれば、御見積や予約の案内をメール返信しますね。
また各オプション整備も多数ありますので、そちらの案内もさせていただいています。

それではHAPPY CAR LIFE!!





マツダ デミオ スカイアクティブ1,5D ドライアイスとマルチサーブで完全洗浄1泊2日!! (前編)煤が堆積すれば本来の性能は発揮出来ないよ~!

京都府からお越しいただいたのは、マツダ デミオ DJ5FS 走行距離10万キロ


スカイアクティブ1,5Dのインテーク系堆積する煤除去作業を含めた整備を依頼されました。

・DSCドライアイスショットカーボンクリーニング
・LLC圧送式交換
・マルチサーブDPF洗浄
・マルチサーブインジェクター洗浄
・ATF完全圧送式交換

1泊2日の予定で5点の予約をいただきました。ありがとうございます。



予約当日は朝9時半入庫。
(翌日夕方に納車引き渡しが出来るように進行します)


問診をし、試運転をしてから作業を始めますね。


エンジンから樹脂製インテークマニホールドを外します。



外すとエンジンヘッドのインテークポートやインテークバルブが確認出来ますので、覗いてみますね~。


1,5Dは2,2Dに比べて細いポート内径ですが、更に狭くなるように煤が堆積してますね。

奥に見えるインテークバルブ傘やシャフトにも、煤堆積しているので(原型が分からない)状態です。


こうなるとどんなデメリットがあるのかを簡単に言えば(吸気抵抗が増えて、燃焼室への空気充填率が下がる)でしょう。


最新のエンジンはガソリン・ディーゼル問わず、極限まで吸気抵抗を少なくするのがトレンド。  吸気抵抗を下げて、空気充填率を上げる吸気ポートデザインが煤で乱れれば、本来の高性能が発揮出来ないのは想像できるかと思います。



トヨタ資料参照




インテークマニホールドと内蔵水冷インタークーラーも確認しますね~。


水冷インタークーラーはそこそこの汚れですが、マニホールドの出口は結構煤が堆積していますね。


ブローバイからのオイルで煤がカチカチに固まっています。



こうなると手作業での煤除去は、ほぼ不可能。
完璧に取り除くのは難しいでしょう。

実際ディーラーさんでもお手上げだと思います。


弊社が7年前に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)ならば、固着した煤塊も完璧に除去が出来ますよ~。


おかげさまでガソリン・ディーゼル合わせて多くの作業実績を積み重ねてきました。http://minato-motors.com/blog/?cat=169 一部になりますがブログ公開しています。

(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に)DSCは唯一無二。

ドライアイス洗浄機は市販品を使用していますが、それ以外は弊社が独自に開発した技術と自社製作の特殊装置でDSC作業をしています。




煤がボディに付着しないようにマスキングをして、DSCノズルをセットして軽くワンショットしてみますね。

軽くワンショットすれば固着した煤が剥離しましたね。



複雑な形状のポート内や最深部にあるバルブ傘部の煤も完全除去するために、数種類あるDSC専用ノズルとDSC専用アダプターを組み替えて洗浄作業を行います。


4気筒8ポートを全てキレイに洗浄しました。


これで設計通りの吸気効率になるでしょう。


ビフォーアフターを比べると分かりやすいですよね。

目視では見えませんがシャフトの裏やバルブ傘部も完璧にキレイにしていますよ~。

これで空気充填量が回復し、設計通りのスワール渦が発生すれば、少ない燃料をキレイに撹拌出来て効率的な燃焼が出来ると思いませんか?


おそらくこのデミオも新車時には良い燃焼が出来ていたのだと思いますよ。




水冷インタークーラーも洗浄して、マニホールドに組付け。


エンジンに装着します。






汚れているエアエレメントも交換し、LLCを補充。

そこからラジエターリフレッシャーでLLCを脈動圧送式交換で全量入れ替えます。








エンジンを始動させながら脈動圧送。エンジン・ラジエター・ヒーターコアのLLCを回収しながら高密度フィルターでろ過再生。

再生したLLCを再注入し、約30分ほどアイドリングで入れ替えます。


最後にLLCの防錆・消泡剤を強化するために、LLC再生強化剤を注入し、エア抜き作業も行いました。


次はマルチサーブでインジェクターとDPFを強力洗浄していきますね。


ディーゼル車のメンテナンスが充実している欧州から輸入されたマルチサーブ。 今回は全部で5つの専用ケミカルを使用して洗浄作業をします。

マルチサーブのホースをDPFに繋がるパイプに接続。

DPFクリーナー1液をマルチサーブに投入し作業を進めます。



1液目の洗浄工程が終われば、DPFフラッシュ2液目を投入。

接続したホースを切り離し排煙作業に移行しますが、その前にインジェクター洗浄を行います。


マルチサーブのIN・OUTホースをインジェクターに繋がるフューエルサプライポンプに接続。


ディーゼルシステムパージ1000mlを投入して、ゆっくり時間を掛けてフューエルラインを洗浄しますね。

インジェクター内部のニードル周辺やノズル先端はスラッジやカーボンで燃料噴射の邪魔をします。

これはメーカーも織り込み済みで各気筒の燃料噴射量を補正し、なんとか支障がないように精密な制御をしていますが、それも限度があるのですね。

補正値がバランスを崩すとその分は性能が低下し振動も増加しますので、出来るだけ噴射量のバランスは整えた方が良いのですよ。


作業が終了すればマルチサーブのホースを切り離します。


ここからはDPFやマフラー内に溜まっている廃液や煤などを排出します。


エンジンを掛けてDPFの温度を上昇させ排出するのですが、その時にはスゴイ量の白煙と異臭が出てきます。


一応弊社では排煙回収装置を導入しているので、そんなに問題ではないのですが、やはり全ての白煙を排出するには結構時間が掛かりますね。


むしろこの作業が一番時間が掛かるんですよね~。


納車時にはマルチサーブ洗浄システムに付随しているアフターケミカルをお渡ししています。

・DPFリジェネレーター
・ディーゼルエクストリームクリーナー

燃料タンクに注入し、走行しながら少しずつアフター洗浄。



マルチサーブでも洗浄して、アフターケミカルでも更に洗浄効果を高める2段階で作業が完了します。


DPFの差圧センサー数値もPM堆積量もほぼゼロになり、インジェクターの補正値もゼロになってバランスが整いましたね。


入庫時にはこの3点の数値を記録してから、マルチサーブ後と比べてユーザーさんにお見せしています。




こんな感じで1日目は無事終了。


結構大急ぎで作業しながらも確実な作業を目指しているので、見学等は一切不可としています。   また作業中は工場の扉も閉鎖しているので、アポ無しの来客があっても対応不可になります。


弊社は少人数で一人1日1台限定の完全予約制で作業をしています。
遠方から来店されたお客様の予約作業はスケジュール通りに完璧に完了したいと思っているので、このような対応となっておりご理解の程宜しくお願い致します。





次回ブログでは引き続きデミオDJ5FSのATF完全圧送式交換の内容を紹介しますので、今回のブログではひとまず終了しますね。


それではHAPPY CAR LIFE!!