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兵庫県 マツダ CX-8 KG2P 4万4千Km ATF完全圧送交換 for NUTEC NC-65!果たして、この距離で交換が必要か?



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます


今回のご紹介するのは、兵庫県からお越し頂きましたのは、マツダ CX-8 KG2P 令和1年式 走行距離4万4千キロ


全国各地から弊社のATF交換依頼をいただいています。
私の記憶を辿ると(沖縄県・青森県)からの依頼車両はまだ無かったはず。
両県の方、是非お待ちしています。





ATF交換とは、トラブルを未然に防ぐ予防整備ですので、症状が発生する前に定期交換をお勧めしています。

ですので、コストが見合うのであれば、劣化する前に全量圧送交換する事がベストと判断されたオーナー様。

非常に良い判断だと思います。








本ブログを見て頂いてる方々の中にも、たかだか、令和1年式 走行距離4万4千キロそこそこでATF交換が必要か?と思われていらっしゃるかもしれません。


また、日頃、問合せ等で、ATF交換は必要なんですか?と何度も質問されたりします。


では、走行距離4万4千キロそこそこで、ATFがどれだけ劣化するか見ていきましょう。



今回は、走行距離も4万km代の距離浅ですので、オイルパン脱着及びストレーナー交換は、実施しませんでした。次回交換時にお勧めしました。





試運転をして、リフトアップ。

ミッション周りにオイル漏れと等が無いのを確認。

早速、マツダスカイアクティブミッション専用アタッチメントを装着して、トルコン太郎を接続、ATF完全圧送交換を開始します。





本命ATFで交換する前にまずはプレ洗浄。

プレ洗浄に使用するATFはニューテックNC-RFリンシングフルード。






全国でもトップクラスのATF交換実績のある弊社では、プレ洗浄用フルードはスグに無くなってしまう。



20Lペール缶では追い付かないので、200Lドラム5本の1000Lでオーダーしています。


日本でプレ洗浄用フルードを大量に在庫している整備工場は恐らくないと思います。(年間施工台数が他社とは全然違うので。)




ブログで紹介しているのは、実際の施工台数の一部です。



ニューテック NC-RF





ニューテック謹製NC-RFは弊社が企画し、ニューテックさんに開発していただいた専用リンシングフルード。http://minato-motors.com/blog/?p=17434



本命ATFを使用するために最適化されたリンシングフルードを使用してのATF完全圧送式交換は日本では弊社のみになります。



それでは全量イッキにNC-RFで圧送式交換をします。






スタート直後に、4万4千Kmまで使用した純正ATFが、排油モニターに流れ込んできます。

見ての通り新車時には、透き通った綺麗なATFもこのように汚れてしまいます。

少量をレベルゲージに付着した量のATFでは、判断しにくいですが、こうしてATFチェンジャーの監視モニターを通して観ると、汚れ具合が良くわかりますね。

トルクが大きいエンジン車であったり、車両重量が重い車は、思っている以上に

ATFは、酷使されています。





ここにオーナー様との認識にギャップが生まれます。『まだまだ、交換しなくても大丈夫』


弊社が、常日頃から、早め早めに完全に劣化する前に、ATF交換をお勧めしている意味が解っていただけると思います。








プレ洗浄が完了

比較してみましょう。

・左奥が新油モニターのNC-RF
・中央ビーカーが廃油ATF  (新車から4万4千km使用した廃油ATF)
・右手前のクリーナーモニターがプレ洗浄後のATF



交換前の廃油と比べて、プレ洗浄後はかなりキレイになりましたね。



15分間のアイドリングタイム。
次は本命ATFで交換します。








ニューテック史上最高峰ATF 『NC-65』
全化学合成ハイパフォーマンスATF(エステル系)



極薄で強靭な油膜性能はローフリクション・ハイパフォーマンス。
高温・高回転・高負荷時でも安定した油膜性能を発揮。
エステル系基油を贅沢に使用しているので、なかなか劣化せず長寿命。


純正ATFの数段上を行く、市販ATFで最強レベルの高性能フルード。
高トルクスカイアクティブD車にお勧めしています。









ニューテックNC-65のレビューはみんカラ等のSNS等で絶賛されていますので、弊社が宣伝する必要もないでしょう。

おかげさまで依頼車両の8割以上は(NC-RF & NC-65)でのATF交換をオーダーされます。







ニューテックNC-65を
ATFチェンジャーにセットして、再度 圧送式交換をします






完璧に入れ替わりましたね。
ここまでキレイに入れ替われば、次回交換推奨距離6万キロ以上です。



ハイパフォーマンスATFをお勧めする一番大きな理由は、ロングライフであると言う事です。


ストリート走行レベルの負荷では簡単に劣化しないので、長く使用出来ます。
結果頻繁に交換するよりもコストパフォーマンスでも有利になります。









マツダCX-8などのスカイアクティブ6速ATで、ニューテック(NC-RF & NC-65)でのATF完全圧送式交換が施工可能なのは日本で弊社のみ。

是非弊社でのATF交換をお待ちしています。








各ポイントのオイル漏れチェック、試運転を行い、フィーリング等に問題無い事を確認。


数百枚撮影した、作業中の画像をお見せしながら、オーナー様にご説明や今後のメンテナンスについてアドバイス等をお伝えし、無事納車出来ました。







次回交換は、6万km後を推奨しています。

次回は10万kmを迎える頃ですので、オイルパン脱着及びストレーナー交換の実施をお勧めしました。









本日もミナト自動車ブログ日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

おかげさまでDSCやマルチサーブ、ATF完全圧送式交換のご依頼で全国各地からお越しいただいています。  ありがとうございます。



・ATF/CVTF交換
http://minato-motors.com/blog/?cat=8



・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
http://minato-motors.com/blog/?cat=169



・マルチサーブ 洗浄システム
http://minato-motors.com/blog/?cat=270



・提案型整備リフレッシュプラン
http://minato-motors.com/blog/?cat=12



弊社はこの4点を中心に作業をお引き受けしていますので、御見積・ご予約のはHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。


それではHAPPY CAR LIFE!!

2025年6月28日

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