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ブログ編集 と 実作業。  時間がない・・・のでダイジェスト。  整備士がするATF交換。

関西近郊や中部地方。

 

東は関東方面。

西は中国・四国地方。

 

 

今月もATF交換等のために遠方から

日帰り ・ 1泊での来店ありがとうございます。

 

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納車時に

『 今日の作業はブログにアップされますか? 』

とよく言われるのですが・・・。

 

 

 

 

 

(スイマセン作業台数が多すぎて、

全ての車両・作業をブログアップはしていないんです~。)

 

と申し訳なく思いながら

説明させて頂いています。

 

 

 

 

 

5台に1台ぐらいのペースで

ブログ記事を書くようにはしているのですが・・・。

 

 

 

 

忙しくなってくると

ブログ編集の時間が無いんですよね~。 スイマセン。

 

 

 

そこで全部は無理ですが、

7月分ダイジェスト版

 

一部の車両ですが紹介しますね~。

 

 

(その他の一般整備は、またの機会に紹介します。)

 

 

 

 

 

 

大阪府  ホンダ ストリーム RN3    86000Km

 

ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

エンジンオイル NUTEC NC-52E 0w20 全化学合成油

その他イロイロ。

 

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大阪泉州  スバル レガシィ BP5    87800km

 

ATF圧送式交換 for NUTEC ZZ51改

外部ATFストレーナー交換

カーエアコンリフレッシュα    NC-200

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長野県 クラウン GRS184   25万Km

 

ATF完全圧送式交換  for NUTEC NC-65

オイルパン洗浄 ストレーナー交換

 

カーエアコンリフレッシュα  for NC-200

その他イロイロ

 

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千葉県   トヨタ ランドクルーザー100  

HDJ101K  70000km

 

ATF完全圧送式交換  for NUTEC NC-65

オイルパン洗浄 ストレーナー交換

 

カーエアコンリフレッシュα  for NC-200

 

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広島県 レクサス GS350 GRS191  24万Km

 

ATF完全圧送式交換  アイシン AFWプラス

オイルパン洗浄  ストレーナー交換

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出来るだけ全ての作業を

ブログで紹介したいのですが、

 

時間の都合上、今月の一部車種のみ紹介してみました。

 

 

 

 

 

 

弾丸日帰り来店の方。

関西観光ついでの方。

 

 

 

 

 

 

一人の来店で

漫画喫茶 or スーパー銭湯 で仮眠。

 

 

家族や彼女と来店して

海遊館や道頓堀・あべのハルカス  など

 

観光している間に作業が完了。

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=327

 

温度管理式のフルードレベル調整をしないといけない

最近のATF交換は6時間ぐらいは掛かります。

 

 

 

折角 大阪府堺市まで来られたのですから、

チョット観光&食事などをして

 

楽しんで頂けたら幸いです。

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

弊社はATF交換屋さんではなく、

運輸局認証 自動車整備工場です。

 

 

 

 

 

自動車整備士が思うATF交換作業は

 

『何リットルのATFを交換したか?』ではなく

『どれだけキレイ・確実に交換できたか?』だと思います。

 

 

(交換効率の高い圧送式交換で。)

(規定容量分、イッキに全交換します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

機械に対して、オイルメンテナンスは最重要整備。

 

 

 

 

 

エンジンオイルに比べて放置しがちなATFを

正しく交換すれば予防整備にもなり、

 

 

 

同時にコンディションも回復するんですよ~。

 

注意(壊れたATはATF交換では治りません。)

 

 

 

 

 

ちなみに作業内容は全て撮影し、

納車時にお見せしています。

 

 

画像が欲しい方は、

USBメモリー等をお持ち頂けるとお渡しできますよ~。

 

 

 

 

ご予約・お見積は

HP(お問合せフォーム)からどうぞ~。

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

中古車購入後の事は。   使用者責任と言いまして・・・。

知らなかったのか?

気が付かなかったのか?

 

分かりませんが・・・。

 

 

 

その後、事故をした時に

誰の責任になるのか?

 

 

 

チョット考えた事例です。

 

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走行中にエンストし、

レッカーで運び込まれた ホンダ ライフ

 

 

 

取引先の従業員様のお車で、

1年半前に中古車購入したそうです。

 

 

 

 

エンストした時に、ABS警告灯が点灯したので

 

知人に聞くと

(ABSが壊れていると、何十万も掛かるよ!)

と言われ・・・。

 

 

 

購入してもう廃車か?と思われたそうです。

 

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入庫してからスキャンツール(G-SCAN)を接続。

 

ダイアグコードが残っていますね。

 

 

 

 

エンストした時の電圧低下警告灯なので、

心配しなくても大丈夫ですよ~とお伝えしました。  (点灯して正常)

 

 

 

 

 

 

問題はなぜエンスト(電圧低下)したのか?

 

 

その辺を調べていきますね。

 

 

 

 

 

 

とりあえず完全にダメになったバッテリーを、

テスト用の中古バッテリーと交換して

発電状態を確認します。

 

 

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アイドリング時・2000rpm回転時

無負荷時 ・ 電気負荷ON時

 

電圧・電流などなどを調べて、

 

 

 

 

・オルタネーター 発電不良

・バッテリー  劣化

 

 

 

オルタネーターの脱着できるスペースを確認する為、

リフトアップしてお見積。

 

 

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リフトアップをしながらフロントブレーキパッドが

アルミホイールの隙間から見えた。

 

 

正確に言えば、職業的に見たんですけどね。

 

 

 

 

 

『明らかにパッド残量が無い』

 

 

言うべきでしょう。オーナー様に。

 

 

 

 

 

それに コレ も伝えなければ・・・ね。  (見ちゃったし)

 

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このホイールとホイールナットを見た瞬間、

 

このライフを購入後、

整備を理解している者が作業していないだろうなと。

 

 

 

 

 

事情を説明して

・リビルトオルタネーター & 新品バッテリー交換

・Frブレーキパッド交換

・ホイールナット 全数交換

 

をオーナー様に了承して頂きました。

 

 

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車両に使われていた

ホンダ純正ホイールナット(左) は座面が球面

 

社外ホイールはホイール・ナット(右)ともにテーパー座面

 

 

 

 

 

社外ホイール(テーパー)に純正ナット(球面)を使用すると

接地面がではなく、で接するため

 

適正な締め付けが出来ず(甘く)、緩みやすい。

 

 

 

 

 

ホンダ車の球面ナットは最近の話ではないので、

ほとんどの整備士は知っている事で。

 

 

もちろんその危険性も、みなさん(整備士は)知っている・・・。

 

 

 

 

このライフのナットとブレーキパッドを見れば、

整備暦や状態が分かるので、

 

 

お節介と思いながら

(整備の必要性)を説明しました。

 

 

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外したホイールのナット接地面をみると、

一部()しか接地していないのが良く分かりますね。

 

 

 

今回弊社がブレーキパッドを交換して、

このまま純正ナット(球面)を使用し

 

 

緩んでホイールが外れれば・・・・。

 

 

誰の責任?  これ俺よね・・・。

ん~アブナイ・アブナイ。

 

 

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・オルタネーター・バッテリー交換 & 充電チェック

・Frブレーキパッド交換

・ナット全数交換 (テーパー座面 中古在庫品)

 

 

 

了承頂いた作業を全て完了し、

オーナー様に説明して納車となりました。

 

 

 

 

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このケースで中古車購入後、

ナットが緩んで事故を起こした場合

 

誰に?どれだけの?責任があるのでしょうか。

 

 

 

 

 

購入1ヶ月後なら?

 

1年後なら? 3年後なら?

 

 

その時中古車販売店が既に廃業していれば?

 

 

 

 

 

法律的な事は詳しくありませんが、

ユーザー側が知らなかったと、(免責)にはならないでしょう。

 

 

そのあたりの事をオーナー様にお話したんですね。

(よく聞けば父親名義で母・娘が使用しているそうです)

 

 

 

 

 

 

事故が起きる前で良かったのですが

このようにならないためにも、

 

 

 

・信頼できる販売店で中古車購入をする。

・信頼できる整備工場に点検してもらう。

・もしくは自分でチェックする。

 

 

になるのかな。

 

 

 

 

自動車を使用(所有)するという事は

そういう事なんでしょうね。

 

 

 

ATF交換  DSC  WAKO’S RECS。   1泊2日の180系クラウン整備。   

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愛知県 名古屋市からの予約来店です。

 

トヨタ クラウン ロイヤル

H16年 GRS182 3GR-FSE

 

走行距離107000Km

 

 

 

 

 

 

 

 

ATF完全圧送式交換  for NUTEC ZZ51改

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

WAKO’S RECS レックス

 

 

3点セットの一泊作業で!とメール予約を頂きました。

 

 

まずはDSCからいきます。

 

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トヨタ・レクサス GRエンジン

 

トヨタ自慢の高性能(直噴エンジン) 唯一の欠点。

 

 

 

 

インテークバルブへのカーボン蓄積

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

 

 

 

 

 

非常に強固で大量のカーボンを

エンジンにノーダメージで 短時間で完全に除去する

 

ミナト自動車オリジナル『DSC

 

 

恐らく世界初でしょう。      (弊社勝手に調べ)

 

 

 

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吸気サージタンク  ・  スワールCバルブASSY を分解。

 

 

ブローバイガスからのオイル過流入

内部EGR機構からのカーボン吹き返し

 

 

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エンジンオイルは定期的に

交換されているようですね。

 

 

エアエレメントは薄黒く汚れていますが、

これはNGですよ。

 

 

ブローバイ過流入の原因になりますので、

常にキレイな状態で使用したほうが良いかと。

 

 

後日交換をお願いしました。

 

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スワールコントロールバルブにも

カーボンがタップリ蓄積

 

 

 

その奥にあるインテークバルブは、

モット汚れているでしょうね。

 

 

 

 

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エンジンオイルを定期交換していても・・・。

燃料タンクにいろんな添加剤を入れても・・・。

 

 

 

3GR-FSE D-4エンジンは構造上

必ずカーボンが蓄積します。

 

 

 

 

 

ただ今までコレを効果的に

除去する方法がなかったのです。

 

DSCが出来るまではね。

 

 

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製造業・食品加工などの

大型プラント工場などで活躍している

 

次世代洗浄機(ドライアイス洗浄 ドライアイスパワー

 

 

 

 

 

トップメーカーのグリーンテック社と

共同開発したDSC専用ノズル

 

 

 

インテークポートの奥にあるバルブを

短時間での除去洗浄。

 

 

kkkk

 

柔らかい3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射

 

固体から気体へ

750倍で瞬間膨張する昇華爆発力

 

 

 

 

DSC ドライアイス ショット カーボンクリーニング』の仕組み

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

(冷た~いCO2) と (バラバラになったカーボン)

がポートから噴出してきます。

 

 

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ワンショット 約10秒

 

 

非常に強固に。

そして分厚い蓄積量。

 

 

何度もショットしては、確認。

 

 

キレイに剥離できるまで繰り返します。

 

 

 

 

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6気筒 12ポート全てキレイに除去完了。

 

 

エンジンオーバーホール以外で

ここまでキレイにするのは難しいでしょう。

 

 

 

それも日帰りでとなれば、DSC以外では無理なのでは。

 

 

s-スワール

 

各メーカーの燃費競争が加熱した結果。

 

 

直噴エンジンが一番効率良く、

ガソリンを消費できるので理想的なのでしょう。

 

 

 

ただ燃料噴射制御が非常に難しいので、

挫折したエンジンや

撤退したメーカーも過去にはありました。

 

 

 

ですがまた各社とも改良を加えた

次世代直噴エンジンを搭載していますね。

 

 

 

 

 

 

インテークバルブにはDSCを。

燃焼室にはWAKO’S RECS or  NUTEC NC-221を。

 

 

 

オススメしています。

 

 

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ATF交換も同時進行。

 

オイルパン脱着洗浄

鉄粉除去・ ストレーナー交換

 

 

ガスケットも交換して

GRS182専用アタッチメントを接続します。

 

 

 

そこから暖機後、アイシンAFWプラスで

交換効率の高い圧送式交換。

 

 

 

まずはプレ洗浄しますね。

 

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オイルパンを洗浄して。

ATFも補充して。

プレ洗浄も圧送式で交換して。

 

 

 

やっとココまでキレイにしました。

 

 

新油と比べると

まだ少し汚れています。

 

 

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本命ATFの (NUTEC ニューテック ZZ51改

 

全化学合成油(エステル系)  ハイパフォーマンスATF

 

 

 

もう一度圧送式交換をします。

 

 

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一般走行メインの車両に

ZZ51改を使用すると

 

次回交換推奨距離は4万キロ以上

 

 

 

 

 

高い初期性能が長く持続するので

頻繁に交換しないATFには

 

全化学合成油はオススメなんですよ~。

 

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翌日にATFレベル調整をし

WAKO’S RECS レックスをして完了。

 

 

 

お昼頃に納車となりました。

 

 

 

 

 

 

ATF交換とDSCのW作業は

時間を見ながら大急ぎでの作業。

 

 

これからの時期はドライアイスが早く解け、

私の体力もドンドン消耗するので、

 

つらい時期になってきました。

 

 

 

 

 

35度以上の環境で

長袖・頭巾・防御面・皮手袋・・・。

 

夏場はあまりヤリタクナイネ・・・。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

・ATF完全圧送式交換

・DSC

 

のご相談・ご予約・お見積は

ホームページ(お問合せフォーム)からどうぞ~。

 

 

 

オプション整備と合わせて返信しますので

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

数年に一度はエアコン点検を。   冷えないのはいろんな原因があるのですよ~。

前回ブログのに登場したクラウン。

http://minato-motors.com/blog/?p=6984

 

 

 

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボン・クリーニング)と同時に

カーエアコンリフレッシュα』 も依頼されました。

http://minato-motors.com/blog/?p=331

 

 

 

 

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エアコンの冷媒ガスは

エアコンサイクル内で消費するものではないので、

基本減少する事はないのですが、

 

 

 

ゴム配管やシール類の隙間から少しずつ漏れて(抜けて)、

新車から7年目ぐらいから充填量足りないケースがよくあります。

 

 

 

そこで一度リフレッシュを兼ねて

(エアコン冷媒ガスも、たまにはチェックしましょうね!)と

アナウンスさせて頂いています。

 

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こちらのクラウンはデュアルエアコン搭載車。

 

 

冷媒充填量も少し多めの650g ± 50g。

 

 

 

年々僅かに漏れる冷媒ガスと一緒に

コンプレッサーオイルも少なくなるので

 

その分を補充するためACオイル添加剤も

同時注入しますね。

 

 

 

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NUTEC ニューテック NC-200 コンプブースト

 

 

コンプレッサーオイルも熱劣化するのは、

他のオイル類と同じです。

 

 

出来るだけ高品質の化学合成油を使用しているほうが、

フリクションロスも軽減され、機密性も向上します。

 

 

 

 

もちろん熱による攻撃にも強い

エステル系オイル使用すれば

 

ロングライフ化にもなるんですよね。

 

 

 

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エコマックスJrの充填量を620gにセット。

同時注入するNC-200内のガス(25g)と合わせて

 

 

650gで充填する予定です。

 

 

 

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全自動冷媒ガス 回収再生充填機  (エコマックスJr)  デンゲン社

 

 

 

・冷媒ガスを全回収し 重量管理。

・高機能ドライヤー・高密度フィルターで ガスをろ過再生

・真空引き工程で配管内の水分・空気の除去

・重量管理で規定量を液化高速充填

 

 

 

もちろんNC-200も同時に充填し、

全自動で全工程が行われます。

 

 

 

 

 

(どれだけガスが充填されていたか。)

(どれだけのガスを再充填するのか。)

 

これらは全て重量で管理しないと

その後の不具合時に正しい診断が出来なくなります。

 

 

 

ガス圧を見るマニホールドゲージだけでは

正確なガス圧の測定は出来ないのですよね。

 

 

最低でもボンベと回収機・重量計・真空ポンプは必要になります。

 

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回収できた冷媒ガスは540g。

 

新車から7年間で100gの減少

この年式ならコレぐらいでしょうね。

 

 

エアコンの予防整備にオススメです。

 

 

 

4,5年に一度はエアコンガスのチェックも

してあげてくださいね~。

 

 

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車検整備で入庫した三菱 キャンター ガソリン車。

 

 

朝の試運転時に冷えていたエアコンが、

お昼には冷えなくなっていました。

 

 

 

エアコンの操作をすると

一応カチッと作動音はするのですが・・・。

 

 

 

ん~ACコンプレッサーのクラッチが入らない。

 

 

 

過去の整備暦からまずは冷媒ガスのチェック。

 

 

ガス圧 ・ ガス量の両方を確認しますね。

 

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(カーエアコンリフレッシュα)で

冷媒ガスを規定充填量に。

 

 

コンプレッサークラッチも動いて

冷気が出てきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

ですが高圧側ガス圧が

気温に対して高い・・・。

 

 

コンデンサーに水を掛けてあげると

規定値に収まりました。

 

 

コンデンサーの冷却不足ですね。

 

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このキャンターには冷媒を冷やすコンデンサーファンが無く、

ファンベルトで回すカップリングファンのみ。

 

 

 

カップリングクラッチの不具合で、

高温時でも駆動直結せず

 

 

冷却性能が落ちていたようです。

 

 

 

部品を交換して無事納車となりました。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

エアコンの効きが悪い・冷えない などは、

いろんな原因が考えられます。

 

 

(とりあえず1本、ガスを入れようか!)と

安易なガスチャージは過充填になりますし、

 

 

 

無駄な出費になる可能性が高いですよ~。

 

 

 

 

 

エアコンガスは重量管理でお願いします。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

DSC ドライアイス洗浄でカーボン除去。   WAKO’S RECSはその後に。

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愛知県からお越し頂きました。

 

トヨタ クラウン GRS202

走行距離 13万キロ

 

 

去年9月のATF交換から2回目の来店です。

 

 

 

 

直噴エンジンのインテークバルブに蓄積する

大量のカーボンを短時間で除去する

DSC (ドライアイス・ショット・カーボン・クリーニング)

 

 

 

 

 

 

直噴エンジンの『インテークバルブのカーボン蓄積

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

 

 

それらを除去する

DSC ドライアイス ショット カーボンクリーニング』の仕組み

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

 

 

今回も日帰りでの作業予約を頂きました。

 

 

 

 

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エンジン内部の奥の奥にあるカーボンを

短時間で完全に除去するDSC。

 

 

恐らく世界初のこの作業を

開始した当初は全く認知度が無い状態でした。

 

ナニソレ・オイシイノ?  ドウイウイミ?

 

 

 

 

 

(そらそうですよね、誰もした事がないんですから。)

 

 

 

 

 

プロジェクトをスタートして、認知度も上がり

お蔭様で順調に作業台数を増やせています。

 

ありがとうございます。

 

 

 

全ての車両をブログアップしたいのですが、

時間が無いので一部のみ公開しています。 スイマセン。

 

 

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スロットルボディ・サージタンクを分解し、

スワールCバルブも外しますね。

 

 

・燃焼室からのEGRガス

・ブローバイガスからのオイル過流入

 

 

カーボンとオイルでベタベタな状態ですね。

 

 

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やっと見えてきたインテークポート。

 

 

6気筒 12ポート の奥にある

インテークバルブを覗いてみますね~。

 

 

 

 

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少なく見積もっても、バルブ傘部には2mm

 

シャフト部には3mm

ポート内径には1mm

 

 

大量のカーボンが蓄積しています。

 

 

 

 

 

ちなみにこのクラウンは

去年9月にWAKO’S RECSを施工済み

 

 

それ以前の蓄積量がわからないので、

どれだけ除去出来たかは?不明ですが。

 

 

 

 

この蓄積量をRECSなどのケミカル剤

除去するのは無理な気がします。

 

 

 

 

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グリーンテック社 (ドライアイスパワー)に

 

 

ドライアイス 3mmペレットを投入し

圧縮空気を利用して 高速噴射

 

 

 

温度差による熱収縮と

ドライアイス特有の昇華爆発力

ドライアイス洗浄の原理

 

 

 

 

 

 

ドライアイスペレットが衝突すると

固体から気体へ、イッキに膨張します。

 

 

その膨張率は750倍

 

 

柔らかいペレットが(衝突し爆発する)と

イメージしてくださいね。

 

 

 

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噴出した白い煙は冷た~いCO2圧縮空気

 

その煙と一緒にカーボン片も飛び出てきます。

 

 

 

 

 

 

DSC専用ノズルでバルブ部に当るよう

ガン操作をしていきますね。

 

 

 

 

バルブの形状をイメージしながら、

ワンショット 10秒ぐらい行います。

 

 

 

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ショットをして確認すると

 

ペレットが直撃した部分だけ

キレイになっていますね。

 

 

 

これを数回繰り返して、

完全にキレイにしていきます。

 

 

 

柔らかいドライアイスと

圧縮空気を利用したこの洗浄機は

(ドライアイス洗浄機)(ドライアイスブラスト)と呼ばれています。

 

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ポートから飛び出てきたカーボン片。

 

これらが無数に出てきます。

 

 

 

 

 

 

金属・食品などの製造加工業などでは、

次世代の洗浄機)として導入されています。

 

 

 

ドライアイス洗浄の洗浄力は母材に合わせて

空気圧で自由自在にセット。

 

 

精密な電子基盤から

大型金属金型・食品加工装置

 

などの洗浄に多く採用されています。

 

 

 

 

 

 

ちなみに普通の自動車整備業への

導入例は無いと聞いています。

 

 

kkkk

 

最大の特徴である

残留物を残さない事』  『キズを付けない事

 

 

 

ケミカル剤 ・ ブラスト剤を使うと

残留物が残るのです。

 

 

サンドブラストを当てると

砂鉄だらけで キズも付きますが、

 

 

ドライアイス洗浄は無傷でCO2が昇華するだけ。

 

 

 

 

 

精密機械のエンジンに

残留物やキズが残るのは非常にマズイ。

 

 

 

 

 

 

 

DSCで剥離すれば

蓄積したカーボンは空気圧で飛び出てくるので、

 

キレイなバルブが残るだけなんですよ~。

 

 

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エンジンにノーダメージで。

しかも短時間で完全に。

 

 

 

ここまで短時間でキレイに除去できる方法は

私が知る限り、DSC以外には無いと思います。

 

 

 

 

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スワールコントロールバルブも

DSCでキレイにしていきますね。

 

 

これぐらいなら僅か数秒でキレイにできますよ~。

 

 

 

電子制御スロットルの清掃し

ガスケット等も新品に交換します。

 

 

 

 

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燃焼室内で燃料と空気を

効率よく混合しないと

本来の性能』が発揮できない直噴エンジン。

 

 

 

 

排気ガステスターにも

O2センサーにも

反応しない微粒子状物質(PM)  = カーボン・煤

 

 

 

燃料のムダと蓄積により

少しずつ本来の性能から離れていくのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初期化をしてもなかなかアイドリングが安定せず、

数回リセットしてやっと安定してきました。

 

 

空気流入量 と 燃料噴射量が大幅に変わるので、

なかなか学習できないのでしょう。

 

 

もしかするとこのECU初期化では

全てがクリアにならないのか?  ん~ナゾです。

 

 

 

 

 

 

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以前に弊社でWAKO’S RECSをした

GRエンジン搭載車でDSCを施工した方は

 

1回分のWAKO’S RECSをサービスしています~。

 

 

 

 

 

エンジン燃焼室のカーボンはDSCでは取れないので、

WAKO’S RECS や NUTEC NC-221等で除去してくださいね。

 

 

 

 

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13万キロ分蓄積したカーボンは

多いだけではなく、非常に硬い

 

 

 

ケミカル剤で除去するのは、無理があります。

 

 

 

 

 

 

またピックなどで削っても、

ネバネバカッチカチした部分があり

 

完全に除去するのは難しいと思います。

(破片がバルブに挟まると、大変な事になりますしね。)

 

 

 

 

 

(直噴エンジン インテークバルブ カーボン除去)で

画像検索し、ビフォーアフターをアップしているのは

 

 

 

 

 

(オーバーホールしている画像)か、

(ミナト自動車のDSC)だけではないでしょうか。

 

 

 

あとは商品PR用のビフォーアフター画像だけですしね。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

DSC作業用の車体保護に

青いビニール製の保護粘着シートはどうですか?

 

とアドバイスを頂いたのですが・・・。

 

 

 

 

 

あの青い粘着幅広シートはボディに水滴があると

シート素材と反応して斑模様に後が残るので不採用となりました。

 

 

 

 

最近、整備業で使用している方が多いので

見た目が良く、考えたんですけどね~。

 

 

 

 

3M社 ブロックマスカー6753 は

水・シンナーなどを通さない特殊紙マスキングシート。

 

 

雨の日の来店でスグに作業開始しないと

日帰りでは完了しないDSCにはベストなんです。

 

 

整備業では馴染みがないですが、

塗装業では結構有名品なんですよ~。

 

(メートルあたりが高いけどね。)

 

 

 

 

 

情報提供ありがとうございました。

 

 

 

Happy Car Life!!