週2台のDSC作業。 35℃の完全防備服。 RECSレックスでは取れないよね。
WAKO’S RECS レックスでは
ここまでの蓄積量は取れないだろうと。
今年からスタートした
直噴エンジンのインテークバルブに溜まる
大量のカーボンを除去する
DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)
http://minato-motors.com/blog/?p=6052
少しずつ認知度が増えてきたのか?
問い合わせが多くなってきました。 ありがとうございます。
DSCの作業は結構体力を消費し、
梅雨明けの暑さも重なって
(週1台の予約まで)と決めていたのに
今週は2台分引き受けた為に
少しバテ気味の週末です。 ふ~。
茨城県在住の千葉ナンバー マークX GRS120
兵庫県 神戸ナンバー クラウン GRS182
両方とも13万キロ以上走行しているので
なかなかの蓄積量でした。 (しかも強固)
インテークポートを見えるまで
スロットル&サージタンクを外していきます。
2台ともバルブの形状が、
分からなくなるほど蓄積したカーボン。
もちろんポート内径にも1mm以上、ビッシリ蓄積しています。
グリーンテック社製 ドライアイス洗浄機 『ドライアイスパワー』
http://minato-motors.com/blog/?p=5921
『ほこ・たて』で勝利した次世代洗浄機
(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)
もう一つは『ドライアイス 3mmペレット 20kg』
これをドライアイスパワーを使い、
圧縮空気と同時にペレットを高速噴射します。
ドライアイスをエンジン内部にブツけて、
バルブやシールなどに損傷はないのですか?
答えは ノー です。
損傷などのダメージは全くありません。
精密な金型や電子基盤などを
ノーダメージ・短時間で洗浄できるので
機械産業・食品加工業では
既に多くの実績を残しているドライアイス洗浄機。
一般的な自動車整備業での、導入例は無いと聞いています。
ドライアイスペレットは指でツマむだけで、
粉々になるほど柔らかい。 (氷以下かな?)
サンドブラストのように硬いものを衝突させた
ブラスト力での研磨洗浄ではなく、
温度差による熱収縮
衝突による昇華爆発力
を利用して汚れを剥離していきます。
10秒ぐらいのショットで
表面のカーボンは吹き飛びます。
十円玉と比べると
どれぐらいの大きさか分かりやすいですね。
キレイになるまで
何度も繰り返しショットをしていきます。
脱着と試運転なども含め
作業時間は約6~7時間。
日帰り作業で6気筒12ポート
全て剥離・洗浄可能ですよ。
ここまでキレイにするのは、
手作業では無理でしょう。
防御面 ・ 頭巾 ・ エプロン ・ 長袖 ・ 皮グローブ
室温35℃以上で前屈みの姿勢。
夏場のDSC週2台はチョットキツイなっと
思った7月下旬でした。
ちなみに2台ともオイルパン脱着を含めた
ATF完全圧送式交換と同時依頼でした。 (一泊二日預かり)
疲れた~。今日は早く終わろう。
Happy Car Life!!