スバル レヴォーグVM4 リニアトロニックCVTF完全圧送式交換。 日帰り作業で納車完了!
石川県からお越しいただいたのはスバル レヴォーグ VM4
走行距離9万キロ
今回2回目のリピート来店です。
作業内容
・リニアトロニックCVTF 完全圧送式交換
・スロットルボディ清掃初期化
HP(お問い合わせフォーム)からご予約を頂いて、予約日当日の朝9時半からスタートします。
試運転をしてからCVTFチェックを行い、オイルパンとストレーナーを外します。
オイルパンを洗浄し、磁石に付いた鉄粉を除去。
ストレーナーも純正新品に交換します。
オイルパンに液体ガスケットを塗ってから脱脂したCVTに装着します。
よくお客様から質問されるのが、(液体ガスケットでオイルパンを装着後に、1晩ぐらい養生しなくて大丈夫なのですか??)
(他社だと預かり期間が数日だと返答があり、ミナト自動車は日帰りで納車可能と返答をもらいましたが??)
ミナト自動車ではAT・CVTのオイルパン洗浄ストレーナー交換&CVTF交換一式は日帰りです。
入庫してすぐにオイルパンを洗浄し、CVTケース側の脱脂後に準備が整えばすぐにオイルパンを液体ガスケットで装着。
一定のインターバル後には、ATF/CVTFの圧送式交換を始めています。
某国から直輸入している高性能液体ガスケットを使用しているので、インターバルの時間は僅かで済みます。
すぐに次の作業に移れるので、リニアトロニックCVTでも日帰りで完全圧送式が出来るのですね。
この高性能液体ガスケットは非公開でお見せ出来ません。
ガスケット性能は申し分ないのですが欠点が2点。
・価格が高額。
・密着性が良好過ぎて、リピートで再脱着する時が少し大変。
お客様へのデメリットはないのですが、使用する整備工場側にも欠点を上回る程のメリットがあるので長年採用しています。
排出した分のCVTFを補充し、完全暖機。
CVTとチェンジャーを接続して、まずはプレ洗浄を行います。
プレ洗浄で使用するフルードはニューテック謹製スペシャルリンシングフルード(NC-RF)
弊社がニューテックさんに提案して開発していただいたプレ洗浄専用フルードがNC-RFです。http://minato-motors.com/blog/?p=17434
プレ洗浄に高額な本命フルードを使用すると(モッタイナイ)ので、洗浄用は本命用より少し安価なNC-RFリンシングフルードを使用しています。
プレ洗浄が終わりました。
・左奥の新油モニターがNC-RF
・中央ビーカーが廃油のCVTF
・右手前クリーナーモニターがプレ洗浄後のCVTF
NC-RFはほぼ透明のフルードで、プレ洗浄後には結構キレイになりました。
廃油はほぼ真っ黒なので、その違いが分かりやすいですね。
15分のインターバル。
次は本命CVTFでもう一度圧送式交換を行います。
ニューテック史上最高峰のCVTF 『NC-65』
全化学合成ハイパフォーマンスフルード(エステル系)
ローフリクション・ハイパフォーマンス
極薄で強靭な油膜性能は、市販CVTFでは最強レベル
こちらでもう一度圧送式交換を行います。
完璧に入れ替わりましたね。
ここまでキレイに入れ替われば次回交換推奨距離は6万キロ。
・エンジンオイルに比べてATF/CVTFは交換サイクルが長い。
・ATF/CVTFはそもそも頻繁に交換するオイルではない。
耐熱・耐久性の高い全化学合成基油を贅沢に使用したNC-65なら、ストリート走行レベルではそんな簡単には劣化しません。
高品質・高性能のNC-65を長期間使用し、良好な状態でドライブ走行した方が、安価なATF/CVTFを使用するよりも結果的には経済的なんですよね。
オプション整備 (スロットルボディ清掃初期化)
走行距離が増えてくるとスロットルボディにカーボンが付着。
ほんの僅かな付着ですが、それだけでアイドリングが不安定になります。
弊社では定期的なスロットルボディ清掃初期化を推奨していますので、ATF/CVTF時にご相談ください。
フルードクーラーを洗浄して規定温度でフルードレベル調整を行いました。
最後に試運転をして納車となりました。
納車時には作業中に撮影した画像をPCモニターで見ながら、作業内容を説明させていただいています。 要望があれば画像データのコピーをお渡ししていますよ~。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。
リニアトロニックCVTF完全圧送式交換は日帰り作業で納車可能。
朝9時半入庫で当日18時頃の納車予定になります。(多少変動あり)
スバルリニアトロニックのCVTF交換を希望される方はHP(お問い合わせフォーム)に必要事項を記入していただいて送信していただけると幸いです。
それではHAPPY CAR LIFE!!