和歌山県 三菱 デリカ D5 CV1W ディーゼル ATF完全圧送式交換 リピートで得れるメリットとは!?
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。
今回のご紹介するのは、和歌山県からお越し頂いた、三菱 デリカ D5 CV1W ディーゼル 4WD AT 走行距離 88300km
リピートでのATF完全圧送式交換
弊社は、十数年前からATF交換を積極的にブログで紹介し、全国から沢山のご依頼を頂きましたので、リピートでのご依頼も沢山頂けるようになりました。
今回のお車も、新車で車両購入後、、2020年2月 走行30,507キロで、ニューテックNC-65をチョイスし、ATF完全圧送式交換して頂きました。
その後、坂道を多く走行したリ、急加速、過積載する事も無く、通常一般走行で使用されていたそうです。
前回施工時に受けた弊社のアドバイス通り、ニューテックNC-65の交換推奨距離である6万キロを超えようとしたので、再度交換のご依頼を頂いた次第です。
リピートして頂けることで、約4年 6万km走行したニューテックNC-65が、どのように経過したか観察できる絶好のタイミングでもあります。
今回の汚れ具合を確認する事で、
・現在の走行環境下でATに高負荷が掛かる乗り方をしているのか?
・今後の交換サイクルを早めるべきか否か?
など重要な情報を把握できる良い機会だと言えます。
また、弊社では、作業過程の画像を取り、作業内容の説明に使用後、大切に保管しています。過去の作業結果と比較することも可能です。
作業中にカメラで撮影しながら、画像を記録するのは、作業工程上非常に大変で効率が悪くなりますが、記録を残す事の重要性は、常日頃から感じながら撮影しています。
では、作業に移ります。
試運転を行いミッション等に異常が無い事を確認。
整備リフトでリフトアップ。
ATFチェンジャーを接続。
準備が整いました。
このお車のATは、オイルパンがミッション底辺に無く、側面に垂直に装着されていますので、オイルパン脱着が車上では出来ない車種になります。
よって、オイルパン脱着せずATF交換を開始します。
早速、プレ洗浄を行います。
プレ洗浄で使用するATFは
NUTECニューテック NC-RF(仮名)
http://minato-motors.com/blog/?p=17434
全化学合成ATF(NC-65)(ZZ51改)用のプレ洗浄専用フルードとして、
ニューテックさんに提案し開発されたスペシャルリンシングフルード。
NC-RFで全量イッキに圧送式交換します。
プレ洗浄しますと、最初に今まで使用していたATFがチェンジャーの排油モニターに入ってきます。
上記でお見せした、4年前に施工し綺麗にニューテックNC-65に交換された画像から、約6万km走行したニューテックNC-65がこちらの画像になります。
透き通った薄緑のNC-65が、この様に黒く劣化したことが、良く分かるとおもいます。高負荷に対応したニューテックNC-65でも、この様に劣化しています。
やはり、デリカD5 CV1W は、車重が有り、しかもトルクフルなディーゼル車である為、他車に比べてATFに掛かる負荷が大きい車種で有る事がお解り頂けると思います。
しかも、ATFオイルパンの脱着清掃、ストレーナー交換等のメンテナスが出来ない車種となると、非常にシビアにATFを管理しないといけないと言う事は、言うまでも有りません。
プレ洗浄が完了しました。
ここまでキレイになりましたね。
・左奥 新油のNC-RF
・中央ビーカー 最初に排出された今まで使用し劣化したATF
・右手前 プレ洗浄後のATF
この時点で結構キレイになりましたので、プレ洗浄は1回で済みました。
この時点で汚れがひどい場合は、追加のプレ洗浄をお勧めする場合も有ります。
15分間フラッシングタイムを取り、本命ATFに切り替えて最終工程に移ります。
本命に使用するはニューテック最高峰ATF NC-65
全化学合成ATF(エステル系)
極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベルでしょう。
ハイパフォーマンス・ローフリクション。
大排気量&多段AT用・DCT用に開発されたNC-65。
NC-65の評判についてはみんカラ等のSNSで高評価されているので、
あえてここで説明するのは不要です。
非常に高い耐熱性能はATFのロングライフ化に貢献しますので、ハイトルク重量級のデリカD5ディーゼルには最適と考えます。
NC-65にチェンジして、本命ATFに交換スタート。
今回も前回同様キレイに入れ替わりましたね。
一回のプレ洗浄を経て、ここまでキレイに入れ替われば、
通常、次回交換推奨距離は約6万キロですが、オイルパン脱着不可で、ハイトルク重量級のデリカD5ディーゼルは、少し余裕を持たせて早め早めを心掛けた方がいいかもしれませんね。とオーナ様にお伝えしました。
純正レベルの安価で早期劣化しやすいフルードを頻繁に交換するなら、
長く使用しても劣化しにくい高耐久のNC-65の方が、結果的に経済的で、AT内部に与えるダメージも最小限で抑えられるとアナウンスしています。
交換後、漏れ点検、規定温度でフルードレベル調整、試運転を行い異常が無いことを確認。無事作業完了。
本日もミナト自動車ブログ日々是好日に
お越しいただきありがとうございます。
ATF・CVTF交換の御見積/お問い合わせは、
HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
http://minato-motors.com/contact/
どうぞ宜しくお願い致します。
HAPPY CAR LIFE!!