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三重県 クラウン GRS200 11万km トヨタGR系ガソリン直噴エンジンのウィークポイントを ドライアイスで完全除去!!日帰りでもOKです。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

今回のご紹介するのは、三重県からお越しいただいたのは、クラウン 平成24年 GRS200 11万km走行





ご依頼内容


・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

これでインテークバルブやポート内に堆積する煤を、ドライアイス洗浄で完全除去します


・NGK最強のスパークプラグ プレミアムRX 6本交換

作業工程上サージタンクを分解しますので、容易に左バンク側のプラグホールに
アクセス出来ますので、DSCの施工時が最適です。10万km前後での交換をお勧めします。





メール相談内容


・以前、他店でトルコン太郎でATF交換を実施したが、少し変速ショックがましになっただけで、加速不良や高速回転域がスムーズに吹き上がらない。

・ブレーキを引きずった様な感じで、スムーズな加速とトルクの盛り上がりが感じられない。


いろいろネットで検索し弊社ブログに辿り着いたそうです。


トヨタ・レクサスのガソリン直噴エンジン インテークバルブやポート内に、カーボン(煤)が堆積する事は皆さんご存じだと思います。


トヨタ クラウンGRS180系以降のGR直噴エンジン(マジェスタも含む)
トヨタ マークX GRX120系以降のGR系直噴エンジン


レクサス IS250 IS350 GS250 GS350のGR系直噴エンジン
トヨタレクサスのハイブリッドセダンのGR系直噴エンジン



GR系直噴エンジンのカーボンは、比較的緩やかに堆積します。

静穏性に優れ、スムーズに回転するV6エンジンで有るが為に、その症状にオーナー様が気付き難いのが、特徴。



特に中古車両で購入した、オーナー様は新車時のレスポンスを記憶出来ない。
そもそも、パフォーマンスが低下してるかどうか判らない事が多いです。



低燃費・高効率エンジンとして開発された
2GR-FSE・3GR-FSE・4GR-SFEガソリン直噴エンジンですが、7万キロぐらい走行すれば、ほとんどの車両はインテークバルブ周辺にカーボン(煤)が堆積し、フィーリングや燃費がガクッと落ちます。



メリットが多い直噴エンジンですが、最大のデメリット、インテークポート内のカーボン(煤)堆積による弊害。

従来型ポート噴射型エンジンは、インテークポート内に燃料を噴射するので、ある程度、燃料の洗浄作用でインテークバルブ周りが洗浄される為、この症状は起きずらい。


言わばこの症状は、直噴エンジンの、構造上避けて通れない、宿命。

一度堆積すれば、自然に解消する事なく、堆積し続けます。
唯一の対処法は、物理的に除去するしか方法が無い・・・




GR系エンジンのマニホールドは比較的分解しやすい部類に入りますので、サクッとサージタンクやスワールコントロールバルブを分解して、インテークバルブを確認します。



・インテークバルブの傘部には分厚い煤が堆積し、熱による硬化でカッチカチ。


・バルブシャフト部にはカマキリの卵状にこんもり煤が盛り上がっています。


・筒状のインテークポート内壁にはビッシリと煤が固着しており、厚みは1mm以上はあるかと思います。

こうなると高出力・低燃費のGR系エンジンの性能が発揮出来ません。

高圧噴射した微粒子のガソリンを吸気の空気渦で高速撹拌し、キレイに混ざる事で混合気になります。



混合気になる前に高温燃焼が始まると、気化されていないガソリンはパワーに変換されず煤になるのです。


その煤がインテークバルブ等に堆積し、少しずつ気が付かない内にエンジンパフォーマンスが低下する。  悪循環ですね。



しかも最悪な事に、GR系直噴エンジンの硬化し固着したカーボンが、堆積している場所は、直径4cm深さ約15cmの奥底のインテークバルブ付近。

手作業で完璧に除去するのは不可能。

そこで弊社が8年前に開発したのがDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)




ドライアイス洗浄機を用いて、エンジンにノーダメージで短時間で完璧に除去する事を可能にしました。(世界初で唯一無二)



当時ドライアイス洗浄機を導入している自動車整備業者は皆無で、その存在さえも知られていない時代。

直噴エンジンの弱点をいち早く解決する為にDSCを自社開発し、今では累計1千台以上の施工数になりました。



ドライアイス洗浄機にドライアイスペレットを投入。



完璧なマスキングをしてから、テストで軽くワンショット。




ドライアイスが直撃した部分だけ、キレイに剥離しましたね。

数種類あるDSC専用ノズルと専用アダプターを組み合わせて、ポート内を完璧に洗浄します。



完璧にキレイになりましたね。

これで吸入空気がスムーズに燃焼室へ流入し、スワール・タンブル気流でガソリンを均一な混合気に出来るようになります。



サージタンク内の煤も洗い流して、スロットルボディも清掃初期化。



各パーツもクリーニングが完了しました。



サージタンクが、外されていますので、容易にプラグホールにアクセス出来ますので、スパークプラグ全数の交換をお勧めしています。

NGK最強のスパークプラグ プレミアムRXに交換しました。

強力な燃焼核で確実に混合気を燃焼させます。



スパークプラグ交換時にどうしても熱劣化で脆くなった配線カプラも

新品純正補修カプラを用いて交換。

弊社では、分解時に予想される補修パーツを常時在庫していますので、作業が止まる事はありません。



後は、順番に確実にチェックしながら、元通り組上げます。



作業が終われば、リフトダウンして試運転。

スムーズに吹き上がる本来のGR V6エンジンに蘇りましたね。

最終チェックをして納車となりました。
朝9時半入庫で当日夕方納車になります。




引き取り時には作業していた時の画像を見ながら、作業説明をさせていただいています。

その際にご質問が有ればお答えし、今後のメンテナンスのアドバイス等もお伝えします。


また、画像が必要な方にはコピーをお渡ししています



大阪万博も開催されているこの期間に、ミナト自動車で大阪観光と一緒に
DSCやマルチサーブはどうですか?

また、弊社からキタ・ミナミ・USJ・海遊館は30分ほどで到着します。
世界遺産 仁徳稜古墳・大仙公園はすぐ隣です。



ミナト自動車から万博会場には、最寄り駅の南海堺東駅からシャトルバスや
堺港から海上交通(船舶)で行くこともできます。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


おかげさまでDSCやマルチサーブ、ATF完全圧送式交換のご依頼で全国各地からお越しいただいています。  ありがとうございます。




・ATF/CVTF交換
http://minato-motors.com/blog/?cat=8


・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
http://minato-motors.com/blog/?cat=169


・マルチサーブ 洗浄システム
http://minato-motors.com/blog/?cat=270


・提案型整備リフレッシュプラン
http://minato-motors.com/blog/?cat=12



弊社はこの4点を中心に作業をお引き受けしていますので、御見積・ご予約のはHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。



それではHAPPY CAR LIFE!!

2025年5月2日

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