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広島県 マツダ CX-5にATF交換&DSC。   煤も汚れもキレイ・スッキリさせました。

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広島県からお越し頂きました。

マツダ CX-5 KE2AW

走行距離 76200km

 

 

 

 

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

2点セットのご依頼です。

 

 

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まずはATF交換から始めましょう。

 

 

試運転をしてからATFチェック。

 

7万キロ無交換で走行すれば、

真っ黒にフルードが劣化していますね。

 

 

 

 

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密封式ATに弊社オリジナルアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能。

 

 

 

サクサクと接続して、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

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奥にみえる新油と比べると少し汚れていますが、

中央ビーカーと比べるとかなりキレイになりましたね。

 

 

このまま15分ほどアイドリングで待機します。

 

 

 

 

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スカイアクティブ6速ATには(NUTEC NC-65)

 

ニューテック最高峰のハイパフォーマンスATF

全化学合成(エステル系)

 

 

 

もともとフルード負荷の高いDCT用に開発され、

大排気量・高トルク車のDCTや多段ATに推奨しています。

 

 

 

マツダSKY-Dr 6速ATでも

既に多くの車両で圧送式交換をしましたが、

レクサス・トヨタ車6速同様に

Goodな評判をお聞きしています。

 

 

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プレ洗浄ATFからNC-65に入れ替えて、

もう一度全量交換しますね。

 

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

プレ洗浄ATFの赤色に干渉されるので

色までは完全に入れ替わりません。

 

 

 

 

 

最後に規定油温でフルード量を調整しました。

 

 

 

 

オイル・フルード・グリスなど

自動車で使用する以上は必ず劣化します。

 

使用箇所や環境によって交換サイクルは変わりますが、

ATFの場合は純正レベルであれば4万kmが目安でしょう。

 

ATのシフトフィーリングは低下し、

スムーズさが無くなれば気が付くと思います。

 

また機械保護にも劣化したATFを交換するのは、

予防整備として有効だと思いますよ。

 

 

 

 

NC-65なら初期の高い性能が継続し、

6万キロが次回交換推奨距離ですね。

 

 

 

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次はDSC

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

もともとガソリン直噴エンジンのインテークバルブに蓄積する

強固なカーボンを 何とか除去できないか?と

自社で作業を開発したDSC。

 

(ノズルや手順を改良しSKY-Dにも対応。)

 

 

 

インテーク系統に蓄積するディーゼルカーボン(煤)を、

完全除去したいと思います。

 

 

 

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インテーク系の部品を分解し、

EGRバルブも外しました。

 

 

 

煤はエキゾースト(排気)からEGR経路を通過して、

インテーク(吸気)系統に運ばれ蓄積します。

 

 

 

途中にある2つのEGRバルブには、

基本的に煤は蓄積しません。

(薄っすら汚れる程度)

 

 

 

その先にあるエンジンヘッドやインテークマニホールド、

吸気シャッターバルブで急激に蓄積するのですよ~。

 

 

 

 

 

 

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インマニとシャッターバルブをパカッと外すと・・・。

 

 

 

 

 

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こうなると過給新気(O2)は入りづらくなり、

逆にEGR系統は詰まらないので

EGR(CO2)は必要以上に流入する。

 

 

パワーの元になる新気(O2)

排気浄化のためのEGR(CO2)

 

 

両者のバランスが狂えば、

設計通りの性能発揮は難しいと思います。

 

 

 

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エンジンヘッド側のインテークポートも

結構な量が蓄積していますね。

 

 

5~8mmぐらいの厚みでしょうか?

 

 

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こうなれば手作業での除去はほぼ不可能。(O/H以外)

 

試しにポートをホジホジすると・・・。

 

 

 

 

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掘っても掘っても、

取っても取ってもキリが無い。

 

 

モコモコ煤が出てきます。

 

 

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次世代洗浄システム (ドライアイス洗浄)

 

 

圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射し、

付着物に直撃させ剥離除去。

 

また母材にノーダメージの洗浄方法は、

各製造産業のメンテナンス分野で採用されています。

 

 

 

 

 

ドライアイス(CO2)は大気に消えるので、

残留物は無く後処理も不要。

 

日帰りもしくは一泊預かりで完了するので、

O/Hのような多くの時間と費用が掛からない。

 

 

 

①ドライアイス洗浄特徴 s-IMG_4972

 

上記画像はお見せ出来る範囲の作業風景。

実作業は見学不可の企業秘密となっています。

 

 

 

 

 

熱収縮と昇華爆発力。

 

噴射された-79℃のペレットが

付着物と母材金属の隙間に入り込み、

固体から気体へ750倍の体積膨張。

 

 

ちょっとした小爆発が繰り返され、

強固な付着物もイッキに剥離するのです。

 

 

 

サンドブラストのようにメディア研磨力で

対象物を削っている訳ではないのですよ。

 

(硬い粒をブチ当てているのがサンドブラスト。)

(逆にドライアイスペレットは非常に柔らかい。)

 

 

 

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軽~くワンショットすれば

ペレットが直撃した部分だけ

キレイに剥離しましたね。

 

(素地のアルミは全く無傷。)

 

 

 

 

 

 

弊社がDSC用に開発した

数種類のノズルを組み合わせて、

インテークポート&バルブをキレイにします。

 

 

 

もちろんインテークバルブは全閉にし、

1気筒づつ作業しました。

 

 

 

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画像では見えませんがバルブ傘部やシャフト裏まで、

完全に煤を除去完了。

 

 

特にバルブ傘部の固着した煤塊は、

結構ガンコでしたよ~。

 

 

 

 

 

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インテークマニホールド・EGRパイプ、

電子制御の吸気シャッターバルブ・EGRバルブ。

 

DSCで完全にクリーニングをして、

再利用できないのはガスケットのみ。

 

 

 

(純正ガスケットは常時在庫しています。)

 

 

 

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この差を見てどう思いますか?

なにも影響はないと思いますか?

 

 

 

ディーゼルなんて

空気吸ってナンボのエンジンですからね。

 

 

 

 

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元通りに組み立て、完全暖機。

 

各学習値を初期化して、

燃料噴射量を再学習。

 

 

試運転をして納車になりました。

 

 

 

どんな車両でもイイ状態で長く使用するには、

適切なメンテナンスは必要だとアナウンスしています。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

多くのお客様は遠方からお越しになられるので、

作業中は大阪観光を楽しんでいるそうですよ。

 

目の前にあるJR阪和線もず駅から

約30分で大阪中心のキタ・ミナミに到着します。

 

 

 

 

(お好み焼き・たこ焼き・道頓堀・カニの看板)などの

TVでよく見るベタベタな大阪はミナミにあります。

 

またUSJも代車で高速道路を利用すれば、

こちらも30分以内には着くでしょう。

 

 

 

 

SKY-2.2D搭載のアクセラ・CX-5・アテンザ。

 

ATF交換とDSCのお見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

Happy Car Life!!

 

 

 

岐阜県レクサス IS-F USE20 ATF完全圧送式交換。  ストリート走行・サーキット走行。どちらもNC-65がベストでしょう。

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岐阜県からお越し頂いたのは

レクサス IS-F USE20

H24年式 85000km

 

 

 

 

・ATF完全圧送式交換  for NUTEC NC-65

・デフオイル  for NUTEC NC-70 75w90

・カーエアコンリフレッシュα  for NUTEC NC-200

・スロットルボディ清掃 & 初期化

 

 

定番4点セットのご依頼です。

 

 

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過去のATF交換暦は不明。

 

この鉄粉量やATFの劣化具合をみても、

おそらく新車から無交換だと思います。

 

 

 

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ATFストレーナーを交換して、

オイルパンも洗浄しガスケットも交換。

 

タンマリ溜まっていた鉄粉も除去しました。

 

 

 

IS-Fは依頼数が多いので

常時3台分のガスケット・ストレーナーは

ストックしています~。

 

 

 

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これでやっとATF交換の準備が完了。

 

 

 

 

プレ洗浄を始めます。

 

アイシンAFW+で規定量分を

全量イッキに圧送式交換しますね。

 

(レクサス・トヨタのATはアイシン精機製です。)

 

 

 

 

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一番汚れているはずのオイルパンを洗浄し

全量イッキに圧送式交換をして、

やっとココまでキレイになりました。

 

 

 

中央ビーカーの作業前廃油から比べれば、

かなりキレイになりましたが・・・。

 

左奥の新油から比べると

まだまだ汚れていますね。

 

 

 

ここからアイドリングを15分、

次は本命ATFで交換します。

 

 

 

 

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NUTEC ニューテック 『NC-65』

全化学合成ATF (エステル系)

 

おそらく市販品ATFでは最強スペックのATF。

 

 

極限まで微細化された分子構造は、

強靭な油膜性能を発揮します。

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

一度使えば良さが分かるでしょう。

 

 

 

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NC-65をセットして

もう一度全量圧送式で交換します。

 

 

 

 

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きれいに入れ替わりましたね。

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

AFW+の赤色に干渉されますので

色まではキレイに入れ替わりません。

 

 

 

 

 

 

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ATF交換が終われば規定温度で油量調整に移行しますが、

その時に重要なのがリフトの水平レベル精度。

 

 

 

規定温度でATF量を調整しても、

車体自体が傾いてリフトアップされていれば

意味が無いですよね。

 

 

 

高い水平レベル精度を保つ

スギヤス社ビシャモン マルチアライメントリフトは

安心して調整作業が出来ますね。

 

 

油温調整モードに移行させてから、

正確にATF量を調整させて頂きました。

 

 

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デフオイルもNUTECで交換します。

 

 

NUTEC NC-70 75W90

(全化学合成ギアオイル エステル系)

 

 

純正ギアオイル以上のスペックを

お求めの方にはオススメしています。

 

 

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手動ポンプでオイルを注入。

 

ドレンボルトの鉄粉も除去して、

中空ガスケットも交換して

規定トルクでマシ締めしました。

 

 

 

 

 

 

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オプション整備のスロットルボディ清掃。

 

WAKO’S スロットルバルブクリーナーで、

電子制御バルブに蓄積したカーボン除去。

 

ウエスに洗浄剤を染みこまし、

手作業でバルブ内部を洗浄します。

 

 

 

清掃後には初期化作業を実施しました。

(アイドリング安定化にオススメです。)

 

 

おそらくこの汚れっぷりなら、

新車から一度も清掃してなさそうですね。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで

カーエアコンのメンテナンス。

 

http://minato-motors.com/blog/?p=14570

 

 

 

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デンゲン社エコマックスJrに規定充填量をセットして、

NUTEC NC-200 コンプブーストも同時にチャージ。

 

 

 

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規定充填量から約25%(110g)ほど、

冷媒ガスが減っていたようですね。

 

 

 

年々減少するAC冷媒ガスは

数年に一度ぐらいは点検した方が良いですよ~。

 

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続いて兵庫県から入庫したのも、

レクサスIS-F USE20

 

走行距離は55000km

 

 

ATFリピート交換を依頼されました。

 

 

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前回ATF交換からわずか2万キロですが、

その間サーキット走行を楽しまれていたようです。

 

 

 

もうそろそろ前回使用したNC-65と

NC-70が劣化しているかも?との事で

少し早めに交換依頼となりました。

 

 

 

サーキット走行で全開走行を繰り返せば、

ATF・デフオイルの熱劣化が急速に進みます。

 

オイルが完全に劣化してしまうと、

最悪ミッション・デフを破損や損傷するでしょう。

 

 

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ATFをチェックするとNC-65は少し汚れた程度で、

まだまだ大丈夫でしょう。

 

 

NC-65の耐熱性能は非常に高く、

真っ黒に熱劣化させるには

かなり酷使しないと無理だと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

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逆にデフオイルは結構汚れていますね。

 

Rがキツイコーナーをグリグリ走行すると、

デフオイルの負担は大きいのでしょう。

 

 

 

 

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今回はオイルパン洗浄無し・プレ洗浄無しの、

NC-65で全量圧送式交換のみ。

 

 

キレイに入れ替わりましたね~。

 

 

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デフオイルも、

もう一度NC-70で交換。

 

 

次回のデフオイル交換はもうワンランクアップした

NUTEC最高峰ギアオイル UW-75・UW-76も

検討した方がよさそうですね。

 

 

 

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前回入庫時に未実施だった

オプション整備のカーエアコンリフレッシュαも行いました。

 

 

 

 

 

 

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レクサス IS-Fの純正ATFはオートフルードWS。

 

 

低燃費に全振りしたトヨタ アクアから

サーキット走行も想定したIS-Fまで

全て同じATFが使用されています。

 

 

高温時の耐熱性が低い純正ATFで

油温が120℃を常時越えるようでは、

かなりヤバイと思います。

 

 

サーキット走行をガンガン楽しむなら

NC-65のチョイスはベストだと思いますよ~。

 

 

 

 

またストリート走行メインでNC-65を使用すれば、

ATFのロングライフ化に貢献します。

 

 

 

次回交換推奨距離は6万キロ。

 

高い初期性能が劣化せず長く継続するので、

費用対効果は高いと思いますよ~。

 

 

(最近では8割以上の方がNUTEC NC-65での交換を希望されますね。)

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

ATF交換は完全予約制となり、

ほとんどの車種は日帰りで完了します。

 

ATF交換のご予約ご相談は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

 

 

 

カーエアコンリフレッシュα でエアコンメンテナンス。  ACメンテしてますか~?? ATF交換・DSC時のオプション整備。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

今日の気温は 弊社計測で35℃まで上昇。

今年の夏もまだまだカーエアコンのお世話になりそうですね。

 

 

 

 

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今日は弊社のカーエアコンメンテナンスメニュー

(カーエアコンリフレッシュα)を紹介しますね。

 

 

 

 

使用する機器はデンゲン社 『エコ マックス jrⅡ

プリンター付 全自動エアコンガス回収再生充填装置

 

(カーエアコン整備機器 国産老舗メーカーですね。)

 

 

 

 

ブログにもよく登場するので、

ご存知の方も多いと思います。
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カーエアコンはほぼHFC134a(R134a)と言う

冷媒ガスを使用しています。

 

 

冷媒ガスは使用すると消費するものではありませんが、

通常使用していても少しずつ微妙に減少します。

 

 

 

ゴム配管やシールの隙間から経年劣化で

少しずつ漏れていくのがよくあるパターンですね。
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 じゃあ減った分だけ足せば良いのでは? 』

 でもどれだけ減ったかは分からない・・・。 

『とりあえず200g缶1本!』と

適当に入れると過充填 or 充填不足。

 

 

冷媒ガスは多すぎても、少なすぎてもダメなんですよ。

 

 

 

 

現在の充填量が分かる方法は一つだけ。

 

 

冷媒ガスを全量回収して
規定充填量との重量差の確認のみ。

 

マニホールドゲージの数値では、

正確な冷媒量は分からないのです。

 

 

 

 

愛車のエアコン性能をMAXにするには
まず冷媒充填量を調べるのが重要で

しかも回収量が後の診断材料になる場合もあるんですよ。

 

ガスチャージが完璧で冷えが悪いなら、

システム側に問題があると判断します。

 

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車両の低圧・高圧バルブにホースを接続。

 

エンジン回転数を1800rpmに維持し、

マニホールドゲージの数値を確認。

 

 

 

もちろんこの時は環境等の条件は統一し、

・工場内の日陰に配置。

・COOL MAX

・風量MAX

・内気循環

・ドア窓全開。

 

外気温もチェックが必要です。

 

 

 

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このLS460の冷媒ガス規定充填量は600g

 

 

 

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数値をセットして作業をスタートします。

 

 

始めに車両側の冷媒ガスを全量回収しますね。

 

 

 

 

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円筒状の高密度除湿ろ過フィルターを通過して、

内蔵タンクに回収されます。

 

 

 

タンク下には重量計が搭載されているので、

回収されたガス重量を正確に測定します。
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全量回収した後は(真空引き)に移行します。

 

 

 

 

迷路のようなAC配管内を真空状態にしてあげると
内部の水分が蒸発し、外部に排出されます。

 

エアコンサイクル内では基本的に水分は邪魔者なので

真空度を高く、長く維持してあげる事が重要です。

 

 

 

常温真空状態では過去に誤って混入した

水分は蒸発し、空気があればそれも排出します。

 

 

 

 

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最後に液化高速充填。

 

ろ過再生された冷媒ガスを内蔵タンクから車両側へ

設定された重量分だけ正確に充填します。

 

 

 

また冷媒を液化して充填しますので、

充填スピードが非常に早い。

 

また5℃以下の真冬でも安定して充填が可能です。

 

 

 

 

 

同時にコンプレッサーの保護・潤滑強化をする

NUTEC NC-200も自動的に充填されます。

 

 

 

 

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肝心の作業結果はこんな感じでプリントアウト。

 

規定充填量 600g±50g

回収されたガス量 490g

補充したガス量 110g


110gほど規定充填量より少なかったのが分かりましたね。

 

 

最後に作業前と同一条件で

再測定して作業は完了します。

 

 

 

ドア窓を全閉し内気循環での性能テストをしても、

あまり意味はありません。

 

これだと長くテスト時間を掛けた方が

有利な結果が出て吹き出し口の温度も下がります。

 

 

 

 

 

外気温に対して

どれだけ冷やせるかがAC性能テストだと思いますよ。

 

 

 

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以前は数種類ほど用意していた

ACコンプレッサーオイル缶は

現在はNUTEC NC-200のみになりました。

 

 

 

普通の純正同等オイル缶はあまり人気が無く、

指名率ほぼゼロ。

 

 

 

WAKO’S パワーエアコンplus は

稀に指名されるのですが

説明をさせて頂くと残念ながら候補から外れる。

 

 

 

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WAKO’S PAC plus  (パワーエアコンプラス)
NET、25g   オイル量 5ml

 

 

 

 

 

 

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UTEC NC-200 コンプブースト)
NET、50g    オイル量 26ml

 

 

 

 

 

 

 

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エコマックスJrは優れているのは

冷媒回収時に配管内のコンプレッサーオイルも

少量ですが回収できます。

 

 

量にして平均15~20g。

 

 

そのままだとコンプレッサーオイルが足りなくなるので、

最低でも回収分は充填しないとダメなのです。

 

 

少しでも劣化したオイルを回収し、

高品質オイルで充填してあげる事は

全回収が難しいコンプレッサーオイルの場合は有効です。

 

 

 

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NC-200は26mlの全化学合成オイル(エステル系)が

充填されているので問題ないのですが、

 

WAKO’S パワーエアコンpulsは

5mlしかオイルがないので、

数本は入れないと足りない。(割高!!)

 

 

 

1本の金額とオイルスペックは同じぐらいですが

お客様に事情を説明すると

ほとんどの方はNC-200を選ばれる結果となりました。

(過去3年半・数百台以上の作業実績)

 

 

 

 

弊社ではWAKO’S NUTEC両方とも取り扱っていますが、

客観的にオススメできる商品を提案させて頂いています。

 

 

 

 

 

WAKO’S パワーエアコンpulsはどちらか言えば、

エコマックスJrのような機器を使用せずに行う

簡易チャージ向けの商品かな??

 

現状にただ継ぎ足すだけであれば、

全く問題ないと思います。

 

(5mlだと入れ過ぎの心配もないですし。)

 

 

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こんなに優秀なエコマックスJrも、

他の整備機器同様に定期メンテナンスは必要です。

 

 

 

高密度除湿ろ過フィルターは定期的に交換。

(一定時期でブザーが鳴り教えてくれます。)

 

 

それ以外にも数箇所メンテする箇所があるので、

消耗品交換や清掃も行っています。

 

 

 

 

弊社のカーエアコンリフレッシュαは

ATF交換・DSC時のオプション整備としています。

 

単品での作業依頼はお引き受けしていないので、

申し訳有りませんがご理解の程宜しくお願いします。

 

 

長期お預かりするリフレッシュプラン時には、

お気軽にご相談くださいね~。

 

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

Happy Car Life!!

 

 

 

ハイエース 200系 コミューターにDSC。 インテーク経路の煤除去作業。

マツダ スカイアクティブD 2.2D の

インテーク系に煤が蓄積するのはご存知だと思いますが、

他のメーカーはどうなんだ??という事で・・・。

 

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

 

 

今回DSCにトライする新車種は、

トヨタ ハイエース コミューター

H20年式 KDH223B 1KD-FTV

 

 

 

(気になる不具合があるので一度DSCを試してみたい。)

 

そんな相談から予約入庫して頂きました。

 

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ハイエースの場合は

他の車種と違いキャブオーバー型。

 

 

エンジンルームが助手席下にあるので、

少し勝手が違います。

 

 

スペースが狭く、マスキングが大変なので、

今まで作業不可としていたのですが。

 

 

一度エンジンルームを拝見すると・・。

 

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コミューター ワイドボディは標準幅より

少しスペースが広いので何とかなりそう!!

 

 

 

まずはインテーク系の部品を分解してみます。

 

 

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SKY-Dでは煤まみれになる吸気シャッターバルブは、

ハイエースの場合は比較的キレイですね。

 

 

 

 

 

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電子制御EGRバルブNO,2は、

結構煤が蓄積しています。

 

 

 

あとで洗浄後の画像をお見せしますが、

この蓄積具合は良くはないですが、

そんなに悪い訳ではないのです。

 

 

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水冷EGRクーラーを分解して

高圧燃料ラインを切り離し、

インテークマニホールドも外しました。

 

 

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インテークマニホールドには

結構煤が蓄積していますね~。

 

 

インマニ入り口には約15mmの煤が堆積しています。

 

 

 

 

エンジンヘッド側の吸気ポートも見てみましょう。

 

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吸気ポートも煤蓄積で

経路が狭くなっていますね。

 

 

 

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室内を完全マスキングをして、

外側もマスキングで養生。

 

 

 

内装に煤が付くとマズイので、

慎重に養生しました。

 

 

 

 

①ドライアイス洗浄特徴 s-IMG_3468

 

 

 http://minato-motors.com/dsc/

ドライアイス洗浄機でDSCを行いますね。

 

 

数種類ある特殊ノズルで対応できるか?

半分テストも兼ねてます。

 

 

 

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軽くショットすると直撃した部分だけ

キレイに剥離しましたが・・・。

 

 

ポートの形状が複雑でしかも狭い。

 

 

煤が熱で固着しているので、

SKY-Dより遥かに固い。

 

 

ノズルを組み替えて、

アノ手コノ手でショットを繰り返します。

 

 

 

 

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無事全8ポートの洗浄を完了。

 

 

バルブ傘部に固着したガチガチのカーボンも、

スッキリきれいになりました。

 

 

 

メチャクチャ大変です。疲れた~。

(トヨタGR・マツダSKY-Dより倍ほど時間が掛かります。)

 

 

 

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あそこまで煤が溜まったインテークマニホールドは、

普通は再生不可能でしょう。

 

 

 

ですがDSCなら複雑な形状の内部も

キレイに洗浄出来ました。

 

 

 

 

曲がっていたスワールコントロールのバルブは

こんな感じ。

 

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DSCをしてキレイになれば

奥の2つのバルブと比べて、

曲がっているのが分かりやすいですね。

 

 

EGR熱で曲がったのでしょうか?

EGRの出口に近い3番・4番が酷かったですね。

 

(1番・2番は正常で真っ直ぐです。)

 

 

 

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そんなに薄い板厚ではないので、

軽く修正して再利用します。

 

割れる事はないでしょう。

 

 

 

s-IMG_6743

 

 

 

EGRバルブNO,2もDSCで洗浄済み。

 

 

この形状なら煤が溜まりやすそうですね。

(あえて経路を細くしているのでしょうか?)

 

 

 

この1KDのEGRバルブは

バルブシャフトの根元に煤が蓄積しますが、

開閉するバルブ自体には

そんなに煤蓄積はありませんでした。

 

 

 

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水冷EGRクーラーもDSCします。

 

左のフィンを通過し右の出口を通って、

EGRバルブNO,2に向かいます。

 

 

煤がフィンの奥で詰まっていましたね~。

 

 

DSCの高圧噴射で

奥までキレイに除去しましたよ。

 

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ガスケットやヒーターホース、

プレッシャーセンサーにガスフィルター。

 

 

消耗品も同時交換。

 

 

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フューエルフィルターも交換して、

エアフロメーターも交換し

吸気系センサー類をリフレッシュ。

 

(A/Fセンサーは交換済み)

 

 

 

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追加整備でタイミングベルトと

テンショナーB/Gなども交換しました。

 

 

 

 

 

 

全てを組み立てて、エンジン始動。

 

試運転をして納車となりました。

 

 

 

 

s-IMG_6782

 

・サブコン装着

・エンジンブロー

・中古エンジン載せ替え。

・直後からマフラーから白煙。

・燃料噴射のセッティング変更

・排気系センサー交換 などなど。

 

イロイロ経験したそうですが

やはり低速トルクの低下が気になるので

今回弊社のDSCをご利用頂きました。

 

 

がしかし、

DSCのみでは完治していないようです。

 

 

 

私の試運転ではよく走るなぁ~と思いましたが、

常時使用しているユーザーさんはマダマダだそうです。

(おそらく吸気系が原因ではないのかな?)

 

 

 

DSCで全ての不具合が解消される訳ではなく、

他にも原因があるかもしれません。

 

 

 

こうなれば一つ一つ怪しい箇所を

潰していくしか方法がないようですね。

 

 

 

トヨタ 1KD-FTVのDSCはもう少し台数を重ねて、

経過を観察していこうと思います。

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

マツダSKY-D 2.2D DSCの近況報告。 貴重なレビューも頂きました~。

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ここ数週間に入庫したマツダ スカイアクティブ2.2D

全国各地からお越し頂きありがとうございます。

 

 

弊社ではすでに定番整備となった

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

 

入庫車両を全て紹介は出来ないのですが

少しだけご紹介したいと思います~。

 

 

 

 

 

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愛知県 CX-5 KE2AW

走行距離75000km

 

 

 

 

 

インテークマニホールドを分解

 

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吸気シャッターバルブと

インテークマニホールドの間

 

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シリンダーヘッドのインテークポートやバルブ

 

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煤が溜まり過ぎてピントが合わないですね。

 

 

 

 

 

 

山口県ナンバーのアテンザ GJ2FP

走行距離 75000km

 

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同時依頼のATF圧送式交換

for NUTEC NC-65 (全化学合成ATF)

 

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大阪府堺市からはアクセラ

BM2FS 走行距離35000km

 

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石川県金沢市からはアテンザ

GJ2FP 走行距離80000km

 

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千葉県習志野ナンバーはアテンザW

GJ2FW  走行距離55000km

 

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使用状況や走行距離などにより、

EGRからの煤蓄積は量・箇所ともに変化。

 

 

オイルっ気が有りのベッタベタ。

乾いてサラサラのモッコモコ。

 

 

蓄積が多い車両もあれば

少ない車両もあります。

 

 

 

 

s-IMG_7014

 

 

・吸気シャッターバルブと

インテークマニホールド周辺に溜まる場合。

 

・エンジン側インテークポートやバルブ周辺に溜まる場合。

 

・もしくは両方とも煤が蓄積する場合。

 

 

 

 

イロイロなパターンがあるようです。

 

 

 

s-IMG_6335 s-IMG_6341

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マスカーで完全防備し

ドライアイス洗浄機で完全除去。

 

 

DSC用に開発した数種類の特殊ノズルを使用して

強固で大量の煤蓄積を剥離させます。

 

 

s-IMG_6259 ①ドライアイス洗浄特徴

s-IMG_6538 s-IMG_6539 s-IMG_6540 s-IMG_6542

 

 

 

 

 

ドライアイス3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

熱収縮と昇華爆発力。

 

母材金属を傷付けず、

付着物を剥離させます。

 

 

いい感じに直撃させないと

キレイには剥離しないのですよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートの先にあるインテークバルブ。

 

傘部に固着するカーボンはもちろんDSCで除去しました。

 

 

 

 

 

インテークマニホールドや

電子制御吸気シャッターバルブ等もDSCで洗浄します。

 

 

 

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再利用不可なのはガスケットのみ。

 

 

 

 

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インテークマニホールドと

吸気シャッターバルブをパカッとはずすと、

大量の煤が溜まっているのですが・・・。

 

決して無闇に分解しないでくださいね。

 

 

 

あとみんカラ等で話題の

吸気圧センサーの掃除も・・・。

 

 

 

 

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クラックが入り煤固着の結束が緩むと、

何かの拍子に塊が剥がれる可能性がありますよ。

 

 

 

コレがインテークバルブに挟まれば・・・・。

圧縮が低下しエンストするでしょう。

 

 

 

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静岡県浜松ナンバーのアクセラ

BM2FS 55000km  MT車

 

 

 

DSCの依頼での入庫です。

 

 

実はこの車両は定期的にサーキット走行をされており、

煤の存在が気になるという事で入庫されました。

 

 

 

 

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レッドゾーンまでのブン回しでは

やはり煤の蓄積は防げないようですね。

 

 

普段は市街地走行もあるので、

ある程度は仕方がないのでしょう。

 

 

 

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DSC と MTギアオイル交換。

 

NUTEC ニューテックNC-70 75W90

全化学合成ギアオイル

 

 

 

 

DSC後にメールにてレビューを頂きました。

 

 

s-IMG_7057s-IMG_6572

 

 

一般走行では

・DPF再生距離が伸びた。

・アクセルレスポンスが良くなった。

・ブーストの立ち上がりがスムーズになった。

・エンジン音が多少変わった。(静かになった感じではない。)

 

 

サーキット走行では

・フルスロットル時にハイブーストでECUが補正出来ずエラーになる事があったが、DSC後にはそれが無くなった。

ディーラーさんでの説明では吸気がスムーズになり演算処理が減ったのでエラーの発生がしなくなったのでは??との事です。

 

・一般道同様にレスポンスが向上しているため、

コーナーからの脱出加速がとてもスムーズになった。

 

・サーキット走行でのDPF再生距離に変化無し。

 

 

 

 

 

DSCの結果には非常に満足して頂けたようで、

また距離が増えれば再度依頼して頂けるようです。

 

このように貴重なレビューを頂けると非常に助かります。

(MT車 でこのような結果なら、機械任せのAT車ならより鮮明に違いがでるでしょうね。)

 

 

 

 

 

 

私は日常的にSKY-Dには乗っていないので、

作業前後の数分の試運転では正直分からない。

 

 

 

逆に愛車のコンディションを把握しているユーザーには、

スグに分かってしまうのでしょうね。

 

 

 

s-IMG_7030

 

 

上記画像は吸気シャッターバルブを全開にした様子です。

 

どう見ても30%は新気経路が狭くなっていますよね。

 

 

これで全開にアクセルオンしても

空気経路は70%しか開けないです。

 

 

 

注意

吸気シャッターバルブは

空気流入量の調整バルブではありません。

過給新気とEGRの流量を制御するバルブです。

 

 

ガソリン車のスロットルバルブとは少し役目が違います。

 

 

 

s-IMG_7020

 

 

仮に全開に開いたとしても、

その先がこれでは過給新気は入らない。

 

 

しかし別経路から流入するEGRは

経路自体は詰まらないため、

ECUの想定以上にシリンダーへ流入します。

 

 

 

簡単に言えば加速などの流量変化がある度に

ECUが分からないところで、

新気(O2)とEGR(CO2)のバランスが崩れるのです。

 

 

 

 

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経路が狭くなり流速は早くなっても

シリンダーへの流入量は低下する。

 

 

ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジンですから、

吸えなくなれば・・・・ですよね。

 

 

 

プラド

トヨタ資料引用

 

 

・空気の薄い山岳地。

・極寒や灼熱の過酷な地域。

・燃料の質が悪い途上国。

世界中で販売されるトヨタの新型GD系ディーゼルエンジン。

 

 

 

 

流速を早くしスワール渦での攪拌よりも

吸気ポートをストレートにして、

空気充填率の向上を優先したそうですよ。

 

 

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新車購入時に感じた

あのパワフルな加速は健在ですか?

 

経年劣化で鈍っていませんか?

 

 

 

 

 

ドライアイスペレットを使用し、

エンジンにノーダメージで煤除去作業。

 

 

DSCは弊社オリジナル作業で、

これが出来るのは今のところ弊社のみだと思います。

 

 

 

DSCのご依頼ご相談は

HP(お問い合わせフォーム)から

どうぞお願いしますね~。

 

 

Happy Car Life!!