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レガシィ BP5     NUTEC ニューテックエンジンオイル。

 

NUTEC ニューテック エンジンオイル

『レースシーンやストリートで    より実戦的に、より実用的に』
を開発コンセプトにしているそうです。

 

 

 

 

 

 
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以前にNUTEC のATF交換で
来店して頂いたレガシィBP5

今回はNUTECエンジンオイルを
チョイスして頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンやAT、足回りなど
全てに手を掛けているBPレガシィ

 

 

 

 

 

希望粘度は10W50

 

 

 

 

 

NC-50シリーズで行くならばバッチシ粘度の合う
NC-50 ESTER RACING 10W50
をオススメしましたよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 
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NC-50シリーズは3種類あり
ブレンド配合しながら希望粘度に調整できます。 (0w20~10w50)

 

 

 

 

季節や使用状況に合わせて調整しますので
それも楽しみながら選んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 
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『普通の一般走行でレース用のオイルはチョットね。』
と思われるかも知れませんが実際は少し違うように思います。

 

 

 

 

 

私的な考えでは
レースにも耐えれる性能を一般走行で使用して
デメリットなんてあるのでしょうか?という感じ。

ローフリクション  ハイコンプレッション
極薄で強靭な油膜、しかもロングライフ性能。

 

 

 

 

 

 
5000Kmごとに交換されているなら
軽く1.5倍は長く使えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 
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あえて一つデメリットをあげるなら
値段でしょうかね。

 

 

 

 

 
こればかりはエステル系基油をベースにしていますので
なかなかお安くならないんですよね~。

 

 

 

 

 

 

 
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NC-50シリーズのエンジンオイルは
常時在庫していますのでご相談下さい。

 

 

 

 
初めての100%化学合成エンジンオイルには
オススメの商品なんですよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

17万キロ走行でATオイル漏れ。  ATF交換とNUTEC オイルシーリング

兵庫県からお越し頂きました。
トヨタ ウィッシュ ANE10

17万キロ走行。

 

 

 

 

 

 

ATF交換とオイルパン洗浄。

 

さらに
ATミッションからのオイル漏れチェックと
ラジエターリフレッシャーの依頼です。

 

 

 

 

 
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17万キロ走行してATFの交換暦は不明

 

 

 

 

予防整備的考え で
今回はオイルパン脱着&清掃する事になりました。

 

 

 

 

 

 
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ゴミ、ホコリ等が入らないように下回りを洗浄し

出てきたATFは ほぼ真っ黒

 

 

 

 

無交換ならではの汚れ具合ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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オイルパンにある磁石には
それなりに鉄粉が吸着しています。

 

 

 

距離や交換暦のわりに
そんなに鉄粉は多くはないかな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で・す・が !

 

 

 

 

 

スラッジの蓄積が多いのか
ミッション内部はかなり汚れていますので

 

 

 

 

出来るだけキレイにしていきますね~。

 

 

 

 

 

 

 
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よくある金属メッシュ式ではなく
フェルト式のストレーナー。

 

 
詰まりなどは有りませんが
同時に交換しますね。

 

 

 

 

 

 

 
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オイルパンを取り付けて
いよいよATF圧送式交換に移ります。

 

 

 

 
使用するのは純正同等油 アイシンAFWプラス
搭載ミッションの製造元 アイシン精機のオリジナルATF

 

 

 

 

 
まずはプレ洗浄で
洗い落とせなかった汚れをおとしましょうか。

 

 

 

 

 

 
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オイルパン脱着で3L
圧送式交換で8L
ややキレイになったかな?

 

 

 

 

 

それでもまだまだ汚れていますね~。

 

 

 

 
ケースやコンバーター、
各ギアなどに付着したスラッジを
新油ATFで洗い流すプレ洗浄

 

 

 

 
洗濯で言うススギ洗いみたいな感じでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 
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さらに8Lを追加で交換し
最終的にここまでキレイになりました。

 

 

 
奥に見える黒いオイルが
最初に排出されたATFですよ。

 

 

 

 

 

 

 
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夜間の室内照明で画像がすこし暗いですが
90%はキレイになったと思います。

 

 

 

 
本当は4万キロ毎ぐらいの
定期的な圧送式交換をすると
ここまで汚れる事はないんですよね~。

 

 

 

 

 

 

 

 
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NUTEC NC-60ATプラス オイルシーリング

エステル系100%化学合成油を使用した
ニューテックテクノロジー満載の
AT用添加剤&漏れ止め剤。

 

 

 

 

 
ニッサン 第二ブランド ピットワークにも
正式採用されている実力です。

 

 

 

 

 

 

 
ATFの漏れ止め効果は当然ですが
フィーリングUPの為の添加剤も配合されているんですね。

 

 

 

 
お値段はチョット高いですが
当店オススメの商品ですよ~。

 

 

 

 

 

 

 
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最後にラジエターリフレッシャー
エンジン冷却水をリフレッシュ。
詳しくはこちら http://minato-motors.com/blog/blog-entry-166.html

 

 

 

 

 

 

 

汚れをろ過し、LLC再生強化剤を投入しますね。
軽くエア抜き作業をすれば完成です。

 

 

 

 

 

 

 
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適切な時期
最良な作業内容
消耗品を交換してあげれば

 
世間で言われる過走行車でも
まだまだ調子良く走行できると思います。

 

 

 

 

 
過去の整備内容がよく分からない
これからどんな整備が必要か?) などなど

 

納得のいく分かりやす~い整備を
ご希望の方は、ぜひミナト自動車をご利用ください。

 
ホームページお問い合わせフォームからお待ちしていますよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッテリーが悪いと言われたが。  その他の可能性もあるかもね。

キューブのエンジンが掛からない
お客様からのお電話がありました。

 

 

電話で状況をお聞きすると
セルモーターの始動音が弱く
初爆しないとの事。

 

 

 

たまたまガソリンスタンドでの給油中になったので
店員の方に見てもらったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

何度か始動作業を繰り返す
エンジンが掛かったので

 

 

ミナト自動車まで入庫して頂きました。
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ニッサン キューブ Z11

 

 

来店されてから詳しく問診をすると

 

今日一日で
スーパーの駐車場で1回。(ロードサービスに来てもらう)

ガソリンスタンドで1回。 (店員に見てもらう。)

 

 

その日だけで2回、症状が出たようですね。
(以前から少し掛かりが悪かったそうです。)

 

 

 

 

 

どちらも何回か、セルを回すと掛かるそうで
回り方も弱く 『バッテリーがダメだ。
言われたそうです。

 

 

 

 

このキューブは半年前に
弊社でバッテリーを交換済み。  (バッテリーにも日時記載しています。)

 

 

 

 

バッテリー初期不良の可能性もありえますので
早速バッテリー&発電状態をチェックしますね。

 

 

 

 

 

 
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ーガス社製 バッテリーアナライザー
でのチェックでは問題なし。

 

 

 

 

バッテリー寿命や始動能力テスト
オルタネーターも充電状態も良好ですね。

 

 

 

 

 

この時点でバッテリーが原因ではない気がします・・・。

 

 

 

 

 

 

 
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セルの回りが弱いのは
セルモーター自体の故障の可能性もあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

弱く回るセルのだけでの
判断は危険ですね。

 

 

 

 

 

 

 
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配線の不具合の可能性も
考慮に入れながら
サクッとセルモーターを外してみますね。

 

 

 

 

リフトアップが出来れば
比較的簡単に外れますよ。

 

 

 

 

 

 
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セルモーターのギアは
通電すると飛び出してから
ギアが回転します。

 

 

 

 

 

外したセルモターは
もうすでに飛び出していますよね。

 

 

 

 

すこ~し解りずらいですね。この画像だけでは・・・・。

 

 

 

 

 

 

 
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ギアを指で押してみました。

 

通常はこの押された位置にギアがあり、
通電すると前にスライドして回ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外したセルモーターは
このスライド機構部が壊れて

セルモーター自体を壊してしまい
エンジンが掛からなかったんですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとはリビルトセルモーターに
交換して 、テストし完了。

 

 

 

 

 

 

 

GSの店員さんや
ロードサービスの作業員さんは

プロの整備士ではないので
バッテリー不良と判断されたのでしょう。

 

 

ですがちゃんと調べてみると

バッテリーが原因なのか?
セルモーターが不良なのか?

もしかすると配線の劣化不良も判定できます。

 

 

 

 

 

 

自動車整備で一番難しいのは
部品交換作業ではなく、
故障原因を特定する事だと思いますよ。   (診断作業)

 

 

 

 

ですが一番料金に反映されない地味な作業なんですね。

 

 

脱着交換工賃の10万円はザラにありますが
診断料工賃の10万円はなかなか無いですからね~。

 

 

 

 

 

 

AUTEL社 DS708  並行輸入品 スキャンツール  サブ機で導入。

2週間前に注文していた商品が届きました。

 

 

 

 

AUTEL社製   MaxiDAS DS708
英語バージョン (並行輸入品)

自動車整備汎用スキャンツールです。

 

 

 

 
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弊社のメインスキャンツール
G-SCAN  インターサポート社製
のサブ機を探していたんです。

 

 

 

 

 

今年7月にあった
東京ビックサイトでの展示会での視察や
ネットでの情報収集などで検討してきたんですよね~。

 

 

 

 

調べるほど
国産車メインの弊社で

G-SCAN以上の汎用機
無いような気がしてきて

 

 

 

 

 

 

 

海外製品ですが
コスト、性能的に評判の良い
AUTEL DS708を選んでみました。

 

 

 

 

 

 

 
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もともと工具の個人輸入はしていたのですが
初期のセットアップや輸入手続き作業などと

金額的なものも考慮して並行輸入されている
業者さんから購入したんです。

(業者さんのブログを見て、印象が良かったのが決め手かな~。)
(値段もそんなに変わらなかったしね。)
(ブログの記事通り、親切に対応して頂きました。)

 

 

 

 

 

 

 

 
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正規販売品も検討したのですが
以前まであった無料アップデート代が

つい最近有料に変更されたそうです。
(購入時から1年間は今まで通り、無料らしい)
 

 

 
しかもその料金が年間500ドル (約5万円

 

ア・リ・エ・ナ・イ・・・。

 

 

 

 

 

 

正規と並行の価格差を考えれば
バージョンアップは最初の1年間のみにして

3~4年使用して売却し
また並行輸入した方がはるかに安くつく気がしたんですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中で壊れても半額以下で買えてるので
また買ってもまだ正規品より安いですし。

 

並行品はアップデート出来ない!!使用不可になる!なども聞きましたが

 

 

そもそもサブ機格安並行品だからアップデートに期待してないしね。
(業者さん曰く、『フツーにアップデート出来ますけど・・・』との事)

 

 

 

 

 

 
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もともとバージョンアップをしても
国産車はほとんど放置状態らしい。

 

使用頻度もG-SCANのサブ機の予定なので
十分かな?と購入決断しましたよっと。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに最新バージョンで入庫され
並行品でも1年間はアップデート無料で出来ると聞いてます。

 
デフォルト4GBのSDカードを 8GBにしてくれたのはGoodですね~。  助かります。

 

 

 

 
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英語バージョンを選んだので
当然表記はすべて英語です。      (ワタシ、英語フトクイデス。)

 

 

 

 
ですが普段からスキャンツールを使いこなしていれば
特に支障は無いような感じかな。

 

 

 

 
どうしても分からない英語は
グーグル先生に聞けば教えてくれますしね。

 

 

 

 

 

 
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性能、お値段ともに
国産機最高峰のG-SCANでも
入り込めないアクティブテストデータモニタ

 

 

 

 

 

 
このあたりに期待しているので
当分の間はいろいろ入庫する車に
繋いでいきましょうかね。

 

 

 

 

 

 
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グラフ機能なども
いずれ活躍してくれるのでしょうか?

 

 

 
こちらも期待してみましょう。

 

 

 

 
すべてサポートして欲しい方は正規品で良いかと思います。   高いけど・・・。

 

 

 
ですがこれからの自動車整備分野で
スキャンツール無しは非常に困難になると思います。

 

 

 

 

 

 

 
かと言って入庫する全メーカーの
純正機を揃えるのも現実的では無い状態。

 

 

 

 
それなら使えるメイン機にお金をかけて
サブ機は安くて、機能を補える機種を
複数所有するのがベストかと。

 

 

 

 

 
トヨタ GTS や ニッサン コンサルト3
マツダ、ホンダなどのグローバル純正機も
格安で並行輸入できますしね。
(ただPC機の場合、走行中の操作では使いにくいですよね。 )
当分はこの2台併用でいきましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装職人なのに缶スプレー塗装。  結構大変です。

今日は自動車修理ではなく
工業機械の補修修理です。

 

 

 

名前はいえませんが某有名メーカーの工業機械が
お客様へ手渡す前にキズが付いてしまったそうです。

よくあることですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年間数回は補修依頼を受けるのですが
自動車塗装とは若干違うので毎回緊張します。

 

 

 

 
そんな訳で今回は一部白黒写真を使いますね。 色でバレてしまうので。

 

 

 

 

 

 
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自動車の塗装作業では
圧縮空気スプレーガンを使い
調色した塗料を吹き付けます。

 

 

 

 

 

 
ですがこの製品の補修塗料はスプレー缶しかなくて
毎回このスプレー缶で塗装しています。

 

 

 

 

 
本当はスプレーガンで吹きたいのですが
訳有ってそれも難しいのです。

 

 

 

 
しかも今回は一番目に付きやすい場所の塗装。

 

 

 

 

 
当然キレイに塗るだけでなく、塗装肌を合わさないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

塗装面をよくみると
鏡面ではなくて
緩やかなラウンドがあるのですよ。

 

 

 

 

 
このラウンドの大きさ、荒さ、滑らかさはイロイロあり、
それを隣接パネルと合わすのがヌリ肌合わせと言っています。

 

 

 

 

 
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肌を合わす為の
エア圧、塗出量、パターン幅、ガン距離にガン速度。

 

 

 

 

 

 
今回スプレー缶の為、自由が利くのはガン距離速度

 

 

 

 

スプレー缶をお湯で温めて
内圧を上げ、粘度もユルくしてみますね~。

 

 

 

 

 

 

 

 
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緩やかなラウンドで均一な

 

 

 
うねる曲面を滑らかに塗装。

 

 
肌もバッチリ合いましたよ~。

 

 

 
一般の方が缶スプレーで塗装するのを見ると
ほとんどが塗装面からのガン距離が近いと思えます。

 

 

 

 

 

 
今回の冬場で乾きにくいのを考慮して
40cm以上は離していますよ。    (内圧を上げるのはその為なんですね。 )

 

 

 

 

 

 

 

塗り付けると言うよりも

優しく乗せるように
薄く何回も重ねる』  がコツですよ。

 

 

 

 
気温高めで離しすぎるとガサガサになるで
その辺は経験でしょうかね~。