東京都 CX-5 KE系ガソリン車 リフレッシュプラン。サスペンション整備で乗り心地を回復。
弊社がオススメするリフレッシュプラン。
累計数百台を作業してきましたが、おかげさまで全国各地から愛車のリフレッシュをご依頼いただいています。
http://minato-motors.com/blog/?cat=12
リフレッシュプランの事例は一部ですがブログにて公開していますので、リフレッシュプランを検討されている方は是非閲覧してください。
(何年何月の○○○の作業はいくら掛かりましたか?と聞いていただけるとお答え出来ますよ)
東京都からお越しいただいたのはマツダCX-5 KE5AW ガソリン車 4WD
走行距離14万キロ
リフレッシュプランのご依頼です。
予約入庫してもらい問診から始めます。
今回は代車無しと言う事で新幹線でお帰りになりました。
試運転をしてから事前ホイールアライメント測定。
排気ガスやバッテリーテスト・スキャンツールでライブデータ等を確認しました。
車両状態を確認し、整備プラン見積を提示。
どこまで整備するかをユーザーさんと相談して、作業内容を決定します。
それではサスペンション・ブレーキ・ドライブシャフトから整備しますね。
スキー場によく行かれると聞いていたので錆固着が気になりましたが、何とかスンナリと作業出来そうです。
リフレッシュプランでは錆固着が一番の難関なんですよね。
部品を分解して新品部品に組み替えます。
正しい手順・正しい方法で整備するのは、簡単そうに見えて実は難しい。
メーカー・車種・年式によって同じような部品でも、気を付けないといけないポイントは違うんですよね。
だから私は慣れている車種でも、必ず(電子整備書)を確認して整備をしているんですよ~。
ドライブシャフトO/Hでは、洗浄後に純正ブーツグリスKITで組み替えしました。
ドライブシャフトが壊れる・異音が出る原因は、ほとんどがグリス劣化による摩耗です。(ブーツが破れてグリス減少も同様)
10万キロ毎に純正ブーツグリスKITでリフレッシュすれば、長く使用する事が出来るんですよ~。
ブレーキキャリパーもO/H。
こちらも10年10万キロ毎にはシールやブーツを交換し、グリスも入れ替えましょう。
ピストンやスライドピンがスムーズに摺動しないと、ブレーキの引き摺りや異音が発生しますよ。
ディスクローター研磨再生。
錆腐食がありましたが、厚みも問題なく研磨再生出来ました。
あと10万キロは余裕で使用出来そうです。
サスペンションやブレーキ等を組み立てて、整備リフトからアライメントリフトに移動。
各サスペンションアームブッシュを(1G締付)して、軽く試運転をしサスペンションを馴染ませます。
1G締付って文章で説明すると難しいので、宜しければググってみてください。
(分かりやすくイラストで解説してくれています。)
その後にホイールアライメント調整を行いますね。
組立てスグの状態はこんな感じでバラバラな数値。
これを全体の数値を見ながら調整していきます。
キレイに整いましたね。
10年10万キロも走行すればサスペンション等は大幅に劣化しています。
新車時とは程遠い乗り心地になっているでしょう。
バラバラに整備しても意味がありませんし、ホイールアライメント調整だけしても無意味。
劣化している部品も正しく交換して、ホイールアライメント調整をしないと気持ちよく走る事は難しいのですね。
次回ブログも引き続きCX-5 KE5AWのリフレッシュプランを紹介しますね。
エンジンインテークバルブのカーボン除去(DSC)やATF完全圧送式交換、その他エンジン整備を紹介します。
それではHAPPY CAR LIFE!!