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愛知県からマツダ アテンザワゴンGJ2FW リフレッシュプラン 後編。     ドライアイス洗浄で煤除去。 ホイールアライメント調整と1G締付作業。 最後に納車後レビューもあります。

愛知県から依頼されたマツダ アテンザワゴン GJ2FW H30年 走行距離11万キロ MT車

前編ブログではクラッチO/H・サスペンション整備を紹介しました。
https://minato-motors.com/blog/?p=43489




今回後編ブログでも引き続き、アテンザワゴンのリフレッシュ整備を紹介しますね。


今回オーナーさんの希望でディクセルのディスクローターとブレーキパッドで交換します。

ディスクローターはノーマルのPD ブレーキパッドは低ダストMタイプ。


フロントブレーキキャリパーは通常のシングルポッド。
リアは電動パーキング付のシングルポッドキャリパー


出来るだけ分解し清掃&洗浄。
ダストシールやピストンシールを交換しグリスアップ。




キャリパーホルダーの錆腐食。
外そうとしても固着してパッドがホルダーから外れない。


これはブレーキパットの引き摺りや偏摩耗になりますね。

よく見るとブレーキパットシムの裏側が錆で盛り上がっており、これがブレーキパットの動きを阻害していました。


面を均一に研磨し、防錆用に薄くブレーキグリスを塗ります。

この部分が錆や汚れでブレーキパッドの動きを干渉すると、ブレーキ異音などの不具合の原因になりますよ~。

車体への組付け前にブレーキパットと座金とのクリアランスを確認して、スムーズにブレーキパットが収まるように調整しました。

スライドピンの古いグリスは洗い流して、新しいグリスで組立。
ダストブーツも交換します。





エア抜きとブレーキフルード交換。

リアの電動パーキングキャリパーはエアの抜けが悪いので、スキャンツールからパーキングモーターを何度も駆動させてエア抜き作業を実施。


SKY-D定番のインテークの煤除去作業 
(DSC ドライアイスショットカーボンクリーニング)



10年前から弊社ではドライアイス洗浄機を導入し、ガソリン・ディーゼル両方に対応するカーボン(煤)除去作業を施工しています。


累計施工台数は数千台で、SKY-D車を愛用している方で弊社の事を知っている方は多いでしょう。


全国各地からDSCの施工でディーゼル車が入庫しています。
https://minato-motors.com/blog/?cat=169





・インテークマニホールド入り口・吸気シャッターバルブ周辺に煤堆積が多い。

・インマニ出口やヘッド側のインテークポート内は堆積が少ない。



使用環境やメンテナンス頻度・アクセルワークなどで、煤が堆積する箇所が変ります。 今回はよくあるパターンの堆積ですね。


DSC ドライアイスショットカーボンクリーニング

世界で初めてドライアイス洗浄機を用いたエンジン インテーク煤除去作業。

トヨタ・レクサスの直噴エンジン~ハイエース・ランドクルーザー・デリカD-5・などのクリーンディーゼルまで少しづつDSC対応車種を広げています。





・ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射
・熱収縮と昇華爆発力で固着物を除去
・母材金属に傷が付かない&メディア残留もゼロ。

サンド・クルミブラストなどとは洗浄原理が違い、ドライアイス洗浄はメディアの硬さに依存しません。



・ドライアイスペレットは非常に柔らかい。(クルミ・サンドは硬いメディア)
・ドライアイスは昇華すると気体になり消える。
・ポート内に残留する可能性はゼロ。



DSCならエンジンにノーダメージで、短時間で完璧に煤除去が可能。



少しずつショットを繰り返し、ポート内壁やインテークバルブ傘部やシャフトを洗浄していきますね。



4気筒8ポート全てキレイになりましたね。

各バルブやインテークマニホールドなども洗浄して再生。
ガスケットは純正新品で組付けします。





DSCオプション整備も提案しました。

・水冷EGRクーラー洗浄
排気ガスを冷却しインテークに再循環。

その工程で煤が付着し、どんどん固着します。特殊洗浄で完璧に洗浄しています。







・フューエルエレメント交換
燃料フィルターはインジェクターの保護のために、定期的に交換しましょう。







・LLC圧送式交換
ラジエターリフレッシャーで、エンジン・ラジエター・ヒーター内のLLC冷却水を全量交換。

そしてエア抜き作業は入念に。
エアが抜けていないとオーバーヒートの原因になりますよ。

LLC再生強化剤注入し、防錆消泡性能を強化。







・マルチサーブ インジェクター洗浄システム
専用ケミカルでサプライポンプ・コモンレール・インジェクター・燃焼室をシステム洗浄します。


エンジンを約75分間作動させて、ゆっくり確実にフューエルラインを洗浄していきます。






・マルチサーブ DPF洗浄システム
専用ケミカル2種類使用し、DPF内の煤やアッシュ等を除去します。



DPF内に注入したケミカル剤を強制排出。
マフラーから猛烈な異臭と廃液が出てきますが、弊社では回収装置を開発し全て回収。



廃液や異臭を近隣にまき散らすことなく、クリーンに作業をしています。
(並行してスキャンツールからDPFの強制燃焼も実施。)


各学習値を初期化し、再学習作業を行いました。

回収装置の配管は一部クリアパイプを使用。
泡の色を確認しており、この車両は比較的良好なDPFだったと思います。

コンディションが悪いと泡も非常に汚れていますね。




・カーエアコンリフレッシュα
年々減少する冷媒ガスをリフレッシュ&リチャージ

ニューテックNC-200コンプレッサーオイルも同時注入。







アライメントリフトに移動し、サスペンションブッシュの(1G締付作業)


サスペンション整備時には必須作業の1G締付は、車体下からブッシュのボルトナットを一度緩めます。

それで捻じれたゴムブッシュの不要なテンションを開放し、ここでボルトナットを本締めしマーキングします。


一度リフトダウンし、軽く試運転。
サスペンションを馴染ませます。


そこからホイールアライメント調整をしますね。

調整前はバラバラな数値ですが、これを整えていきますね。

・フロントキャンバー、キャスター、SAIを微調整。
・リアのスラスト角を調整しながら、ステアリングセンターを調整。

こんな感じで調整しました。

キレイに整いましたね。


最後に試運転を行います。
いつものテストコースを走行。
直進性やブレーキングを確認し、異音や振動の異常が無いかを入念にチェック。



帰ってきてからもう一度リフトアップ。
漏れは無いか?締め忘れやガタが無いか?を点検します。


何度もチェックを繰り返して、無事納車となりました。



納車時には作業中の画像300枚を見ながら、作業内容を説明させていただきます。

・この部分をこのように整備しました。
・これが原因で不具合が発生していたんです。

納車時の説明では約1時間ほどお時間を頂戴しています。
整備の成果と今後のメンテナンスアドバイスもしていますよ~。




後日レビューをメールでいただきましたので紹介します。


お世話になります。○○です。
こちらこそリフレッシュ整備本当にありがとうございました。
帰り運転しました感想をお伝えしたいと思います。

エンジンの振動と音が減り、全体的に静かに感じました。
アクセルを踏んだ時の加速が一段と鋭く、段差を踏むとドシンっときつい揺れがあった車体が、程よくいなしてくれて安定し帰りは本当に楽でした。

パーキングで見ると車高が少し高くなったかと感じました。
それほどサスペンションがヘタっていたのかと思います。


マニュアルの操作も一段とスムーズで、
ブレーキタッチはソフトなのに踏んだ分しっかりジワーッと効いて気持ちがいいです!

今後の整備のアドバイスなんかもすごく参考になりました。
妻も喜んでおり、お願いして本当に良かったと思います。
お身体に気をつけて、今後のますますのご活躍をされることを願っております。
今回は本当にお世話になりました。ありがとうございました。





リフレッシュプランのご相談・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。


過去の整備事例はこちらから。
https://minato-motors.com/blog/?cat=12

○○年○○月の△△の整備は総額いくら掛かりましたか?と聞いていただけるとお答え出来ます。


どうぞ宜しくお願い致します。
HAPPY CAR LIFE!!





2026年4月26日

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