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千葉県からハイエースKDH225 リフレッシュプラン その1。  目指せ50万キロ!!の整備とは??

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千葉県からお越し頂いたのは

ハイエース KDH225 ディーゼル

ハイルーフ・ワイドボディ・スーパーロング

キャンパー仕様   走行距離 23万キロ

 

 

 

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

メールでのご相談で(50万キロを目指す整備)とは、

どれほどの整備で予算的にはどれぐらいでしょうか?

 

そんなメール相談から始まり何度か打ち合わせをして、

千葉県から大阪府堺市の弊社まで入庫して頂きました。

 

 

 

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まずは問診から始めます。

・新車時から重整備はあまり行っていない。

・最近は段差やウネリでの跳ねが大きく、乗り心地が悪い。

・高速でブレーキを掛けるとハンドルが振れる。

 

現状の不満点・改善点などもお聞きし、

 

過去の整備暦や作業の不明点なども参考にしています。

 

 

 

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点検結果とユーザーさんが希望する整備、

ハイエース特有の整備箇所や不具合箇所。

 

全てを合わせた整備をプランニングし提案しました。

 

 

 

予算オーバーの部分は今後の課題として保留にし、

微修正したプランでOKが頂けましたので、

作業を進めていきますね~。

 

 

 

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15万キロ以上走行したハイエースなら、

フロント足回りは必須整備。

 

だいたいクタクタになっていますよね。

 

 

 

 

・ハブベアリング交換

・ロア&アッパーアームASSY交換

・ロアボールジョイント交換

・スタビライザーブッシュ交換

・ドライブシャフトO/H

・ディスクブレーキO/H

 

まずはフロント足回りを、

ごっそり分解していきますね。

 

 

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左アッパーアームのボールジョイントは

ガタが有り内部で磨耗していますね。

 

 

上下方向に揺らすとガタが酷い。

 

組み付けた状態なら分かりづらいガタも、

分解して個別に確認するとよく分かる。

 

 

 

 

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赤いラインの部分にある

ロアアームを固定しているカムボルト。

 

 

中空シャフトとカムボルトなど

数点で構成されているのですが、

これが内部で完全錆固着。

 

 

 

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左右とも全く動かないので、

グラインダーやベルトサンダーで

削りながら外しました。

 

 

5分で外れるのが30分以上掛かりましたね。

 

 

 

 

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アッパーアームを交換して、

ロアアームはブッシュのみ交換する予定でしたが・・。

 

 

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スタビライザーの取付ボルトが1箇所だけ錆腐食。

(このボルト穴が無いとスタビが装着できない。)

 

 

逆タップで復旧を試みましたが、

まったく緩まず作業を断念。

 

ロアアームは新品ASSYで交換しました。

 

 

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200系4WDのロアアーム用カムボルトは

結構錆びている車両が多いですね。

 

 

スタビライザーのブッシュも交換します。

 

 

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200系ハイエースの定番故障整備(ハブベアリング交換)

 

 

・ナックルからベアリングASSYの分解。

・ハブからB/Gインナーレースの分解。

・新品B/Gをハブに圧入作業。

 

 

 

特殊工具(SST)と15t油圧プレスが無いと

非常に時間が掛かります。

 

また交換しない部品まで破損する可能性もあります。

 

 

 

SSTを完備している弊社では

左右を僅か15分で分解し、

ベアリングASSYのみを交換しました。

 

 

(2WDの場合は特殊ロックナットがあるので、

プラス10分は掛かるかな?)

 

 

 

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液状に劣化したドライブシャフトグリスを除去洗浄。

純正ブーツキットでオーバーホール。

 

 

粘度の落ちたグリスではD/Sベアリングが磨耗し、

異音の原因にもなるので予防整備をしますね。

 

 

グリスも油脂類ですから、

長期使用すれば劣化しますよ~

 

 

 

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そもそも グリスの漏れもなく、ブーツの破損も無い

そんなドライブシャフトのオーバーホール。

 

 

作業根拠の説明が無ければ過剰整備。

説明で理解して頂ければ予防整備。

 

 

(なぜこの作業が必要か?)

整備士からの説明次第で

同じ作業の印象が真逆になるのです。

 

 

 

 

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インナーブーツバンドの締付は

ブーツもバンドも柔らかく簡単です。

 

 

 

しかしアウター側は樹脂製ブーツを使用しており、

ブーツバンドもカシメ式。

 

非常に固いブーツバンドなので

専用工具がないと締付不可能。

 

 

 

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KTC AS405 ブーツバンドツールは非常に優秀ですよ~。

 

確実な作業が出来て、

仕上がりがキレイ。

 

 

 

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ショックアブソーバーも前後交換します。

 

ハイエースの純正アブソーバーは非常に安価!!

5万キロ毎に交換してもイイかもしれないですよ~。

 

 

 

 

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ブレーキパッド交換にキャリパーO/H

 

 

ディスクローターは研磨し、

このあと耐熱塗装でリフレッシュ。

 

 

これでとりあえずフロントサスペンション&ブレーキは

一旦作業を終了。

 

 

 

次回ブログではリア側のハブ&ブレーキ整備や、

ATF交換・トータルアライメントを紹介します。

 

 

どうぞお楽しみに~。

Happy Car Life!!

 

 

 

奈良県 アルファード MNH10系 リフレッシュプラン。  効果的な整備が車両復活の近道ですよ~。

奈良県からお越し頂きました。

アルファード MNH10 V6 3.0L

走行距離 106000km

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

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初代アルファード10系は根強い人気車種で、

リフレッシュプランの依頼件数は非常に多いですね。

 

 

内外装がGoodコンディションのMNH10は、

今回は足回り系とATF交換をメインに依頼されました。

 

 

 

 

 

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リフレッシュプランでは希望整備が

足回りやATF交換がメインでも、

もちろん車両全体をチェックします。

 

 

 

 

試運転後に排気ガスをテストすると、

完璧な燃焼状態。

 

Tベルトやスパークプラグ系は交換済みなので、

エンジン関係は問題ないでしょう。

 

 

バッテリーアナライザーでの

充電・発電状態も良好でした。

 

 

 

 

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リフレッシュプランに含まれる『事前アライメント測定』は

現在のサスペンションコンディションを見極めます。

 

 

この数値を整備プランニングの参考にし、

整備提案の材料となります。

 

 

 

 

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典型的な悪いアライメント数値は、

むしろよくあるある数値です。

 

 

 

継続検査(車検)で行うサイドスリップ検査の弊害で、

フロントトゥが大幅にアウトになっていますね。

 

 

 

トータルアライメントを調整せず

長年サイドスリップ検査に合格し続ければ、

だんだん高速安定性が悪くなる矛盾。

 

 

(サイドスリップとトータルアライメントは全く違います。)

(車検制度にはトータルアライメントの概念はないですからね。)

 

 

 

 

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リフトアップして各部を点検し、

予算に合わせたオススメの整備プランを

提案させて頂きました。

 

 

 

協議しながらプランを多少微修正し

オーナーさんからOKが出ましたので、

作業を開始しますね。

 

 

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前後ブレーキキャリパーのオーバーホール。

 

・キャリパーを分解して完全洗浄。

・ゴム製ピストンシール&ダストブーツ交換。

・ブレーキパッドは残量が多いため研磨で再利用。

・ディスクローターはリア側は研磨し、フロントは新品交換。

 

 

 

あまりにもパッド残量が多ければ、

セオリーではないですが再利用も可能です。

 

 

 

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フロントディスクローターは状態が悪く、

厚みが限度に近いので新品交換となりました。

 

リア側は問題なくOK。

研磨作業で再生します。

 

 

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リアは研磨してから耐熱塗装。

フロントはトキコ製のディスクローターをチョイス。

 

 

 

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ここまで作業すれば、

当分はブレーキメンテから開放されるでしょう。

 

 

今時のブレーキホース・マスターシリンダは、

コレぐらいの年式・距離では問題ないですし。

 

 

 

 

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定番のリアアクスルビーム・ブッシュ交換。

バックリとブッシュが左右とも割れていますね。

 

 

 

 

ビームASSYを車体から外し、

ブッシュを打ち替えます。

 

 

ディーラーさんでは基本的にASSY交換が多いそうですが、

弊社ではSSTがありますのでブッシュのみ交換が可能です。

 

 

また位置決めも重要で、

間違えて装着すると再使用が難しくなりますね。

 

 

 

調べた訳ではないですが、

このビームブッシュ交換を日本で一番作業しているのは、

もしかして私ではないかな?と最近思っています。

(何十台も交換した人いるのかな~?)

 

 

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フロント左右のロアアーム交換は、

アームブッシュの単体供給がない為、

アームASSYでの交換になります。

 

 

 

 

アルファード10系のロアアームは簡単には外れないのですが、

こちらも何十台も作業しているのでサクサク分解します。

 

 

 

またロアボールジョイントも同時交換ですね。

 

 

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10万キロも走行すれば、

すっかり劣化しているショックアブソーバー。

 

ふわふわ・カタカタと乗り心地が悪化、

高い車両重心はロールのたびにフラツキます。

 

 

今回は前後4本を

カヤバ ニューSR-Sでリフレッシュ交換。

 

バンプやベアリングなどの消耗部品も同時交換ですよ~。

 

 

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AT容量に対して車重が重すぎるアルファード。

ATF交換はミッション予防整備の唯一の方法。

 

 

まずはAT内部を

徹底的にキレイにしますね。

 

 

 

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・オイルパン洗浄・ストレーナー交換

・アイシンAFW+で全量圧送式交換

 

規定容量分をイッキに交換して、

やっとここまでキレイになりました。

 

 

 

 

奥に見える新油と比べると、

まだまだ汚れていますね。

 

もう一度AFW+で全量圧送式交換をします。

 

 

 

 

 

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ここまでキレイになれば、

次回推奨交換時期は4万キロとお伝えしています。

 

 

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アライメントリフトの上で

ショックアブソーバーやブッシュなどを1G締付。

 

ブッシュテンションを開放してから、

もう一度締め付けます。

 

これをしないとブッシュの寿命が縮みますよ~。

 

 

 

 

試運転をし再度アライメントを測定すると、

まだリアの数値が良くないですね。

 

 

SPC社 (リアシム71024)を使用して

調整不可のアクスルビームのアライメントを調整します。

 

 

 

 

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ブレーキとハブを外して、

アクスルビームとの間にシムを挟みます。

 

シムの厚み(角度)は6種類あり、

数値に合わせて選択。

 

 

 

再測定すると

ほぼキャンバーとトゥの左右差がなくなり、

スラスト角もゼロになりましたね。

 

 

特に左リアはキャンバーが-1度50分ぐらいあったので、

イイ感じに修正出来たと思います。

 

 

 

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直進安定性に影響するリア数値が決まれば、

フロント側を調整します。

 

 

左右のキャンバーを整えて、

トゥとハンドルセンターも調整しました。

 

 

 

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ハンター社アライメントテスター (ホークアイWA470)

4センサー X 4ターゲット

 

旧型テスターと大きく違うのは

ホイールに傷が付かない軽量樹脂ターゲットと(WinToe機能)

 

 

ホイールに取り付けるターゲットとホイール面との間には、

シリコンリングが付いてます。

 

柔らかいシリコンリングのおかげで、

ホイールには傷が付かないのですよ~。

 

 

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ステアリングセンターをWA470に記憶させて、

トゥとセンターを同時に調整出来るWinToe機能。

 

 

トゥ調整中にハンドルやステアリングロッドが動いても、

WA470のセンサーが捕捉し続けて数値を案内します。

(よってステアリングホルダーでの固定はしない)

 

 

 

センターがほぼ1回で決まり、

作業者にとっては非常に便利で仕事が早い。

 

 

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部品欠品等もなくスムーズに作業が進行し、

2週間預かりで納車となりました。

 

 

 

 

納車後にオーナーさんからのレビューでは、

・直進安定性が向上し乗り心地が回復した。

・ブレーキングがリニアになり、効きが良くなった。

 

 

正しい整備をすればここまで変わるのか?と、

改めて整備の重要性や効果を実感されたようですね。

 

 

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ショックアブソーバーが劣化しブッシュが破損したままでは、

10年10万キロ相応のコンディションでしょう。

 

 

それに入庫時のアライメント数値がこのようでは、

自動車は真っ直ぐ走らないし、ドライブの疲労も大きい。

 

 

 

 

 

元の素材が良いアルファード10系は、

10万キロぐらいで乗り換える車両ではないと思います。

 

 

きちんと整備すれば

まだまだ新車時に近い走りになり、

十分満足いく愛車に変わると思いますよ~。

 

 

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弊社がオススメする(リフレッシュプラン)は、

よくある定期点検等ではありません。

 

 

定期点検や車検整備時に実施しない作業を、

集中して行うするトータルメンテナンスです。

 

それ相応の費用は掛かりますが、

満足度の高い整備メニューと自負しています。

 

 

 

 

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HPお問い合わせフォームからお待ちしていますね~。

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

ブレーキディスクローター 研磨のすすめ。    ブレーキパッドの交換と同時にしましょう。  

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本日のブログはブレーキ ディスクローターの研磨機について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

弊社が導入しているディスクローター研磨機は

株式会社スター オートディスクレース ADL-01

 

 

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整備工場向けのローター研磨機は何社かありますが、

弊社が選んだのがスター社の研磨機。

 

 

 

 

 

 

選考基準は

 

・工作機械としての信頼性。

製造も使用部品もMade in Japan。

 

 

 

 

国産車をメインに整備していると気付くのですが、

信頼性の高い日本メーカーの部品は耐久性と精度が段違い。

 

 

 

 

 

国産車でもグローバル化の波で

結構海外メーカーの部品が使われており、

 

ある車種の定番故障箇所を整備する時に、

壊れたパーツを確認すると海外製の部品を良く見ます。

 

(それも途上国ではなく先進国での製造品でした)

 

 

 

 

このあたりは国民性なのか?

機械は(壊れてはいけない)と(壊れるものだ)との

思想の違いでしょうね。

 

 

 

ゴムブッシュ&シールやB/Gやモーターなどは、

単純な構造ですが奥が深い部品なので

経験上どうしても日本製を贔屓にしますね~。

 

 

 

 

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もうひとつは構造が単純で合理的。

 

 

ディスクローターをモーターで回し、バイトで削る。

単純に見えてこれも奥が深い。

 

 

 

 

モーター軸とバイト固定軸が平行でないと、

ローターを高精度で研磨する事はできないと思います。

 

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数社ある研磨機を見て思ったのが、

スター社の研磨機はバイト側は機械本体に固定式。

 

ディスクローターを固定するモーター側がスライドします。

 

 

 

 

質量がある大型モーターをゆっくりスライドする構造は、

テコの原理が働き軽く複雑な構造のバイト側を

スライドさせるより単純構造で精度が確保しやすい。

 

 

 

試行錯誤の末、この方法がベストとスター社は考えたそうです。

 

 

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金属を削る作業は振動が発生します。

 

 

数百万・数千万円する大型旋盤ではなく、

ディスクローターの研磨に特化したこの整備機械は、

 

剛性を確保しながらスムーズにスライドし

長期間に安定した研磨精度を確保しなければならない。

(しかも程よく安価で購入できる価格帯で)

 

 

単純かつ合理的な構造を求めた結果が

この方式だったのでしょう。

 

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それにダイヤルを回してのバイト微調整や、

重たいディスクローターのセットなど

力が掛かる作業が右手中心で出来るので助かります。

 

 

左手はボタンを押すか、ダイヤルを軽く回す程度で、

右利きが多い日本人には使いやすいと思います。

(これらが本体左側にあると地味に大変。)

 

 

 

使い勝手や動線などの考慮も日本的で、

よくいうオモテナシ・キクバリなんでしょうね。

 

 

 

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ピカピカ・ツルツルに光ったディスクローター面。

 

ブレーキパッドの食い付きが悪く、

フィーリングも低下しています。

 

 

スニーカーでアスファルトと大理石の上を走れば、

ツルツルした大理石は滑りやすいですよね。

 

 

 

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ガサガサに荒れたレコード盤状のローター面。

 

フィーリングの低下はもちろんですが、

異音の原因にもなります。

 

 

 

 

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通常ディスクローターの研磨可能な限度厚みは約2mm。

(片面1mmずつ)

 

 

一回の研磨では片側約0.2mm削ります。

 

 

単純計算では裏表5回は研磨できますが、

そこまで削ると限度厚に達するので数回が限度でしょう。

 

 

 

 

程度の良いものは、2回研磨でフィニッシュ。

 

0.4mm X2面で0.8mm薄くなり、

限度厚までは1.2mm残ります。

 

 

 

 

(よくみると愛用ノギスもMade in Japanでしたね。)

 

 

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ジャダーが有る無しに関わらず、

歪んでいるディスクローターもよくあります。

 

(歪みが酷いと振動で分かります。)

 

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内から外へ少しずつ移動しながら研磨するのですが、

シルバーな面がバイトで削った箇所。

 

黒い面がバイトで削れていない面。

 

 

 

 

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良い感じに研磨出来ている時は

キレイに円を書いて削れていき、

歪んでいれば目視で分かります。

 

 

 

 

 

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両面ともにキレイになれば研磨は終了します。

 

 

 

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微妙な凹凸が歪みの原因になり、

モーター側主軸受台にピッタリ密着しないので、

 

研磨前にはローターのハブ面外側は

このようにサンダーで平準化して研磨機にセット。

 

 

でもこのままだと

鉄製のローターが錆びますよね・・・。

 

 

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なので弊社では軽~く専用耐熱塗料(~650℃)を

塗る事で対応しています。

 

 

 

そしてブレーキパッドを新品に交換し、

数キロ走行すれば・・・・。

 

 

 

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ブレーキパッドが当る部分だけキレイに剥離し、

それ以外はそのままキレイな状態になるんですね。

 

 

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チラっと見たところ

モーターやスイッチは住友重機械製で

バイトチップは三菱マテリアル製でしたね。

 

 

 

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国産車で普通の一般走行なら、

ブレーキパッドの交換は5万キロ~8万キロぐらい。

 

 

その時にはブレーキパッドのみの安易な交換はせず、

ディスクローター研磨も追加で作業する事をオススメします。

 

 

 

 

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またその時にはキャリパーのスライドピン部なども

グリスアップしパッドホルダー部も清掃。

 

パッドシムも洗浄して

高品質なパッドグリスを使用すればOKですね。

 

 

 

 

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研磨(研いで磨く)と書きますが、

ピカピカに磨いている訳ではありませんよ~。

 

(研磨後のローター面は結構ガサガサですから。)

 

 

 

面を均一化し適度なザラザラ状態が、

ブレーキが効きやすくカチッと決まります。

 

数十キロも走行すれはもう少し滑らかになるので、

その辺りが『当りが付いた状態』ですね。

 

 

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最後に重要なのが研磨機自体の清掃&メンテナンス。

 

いくら高性能車でもメンテナンスが悪いと駄目なように、

整備機器もメンテナンスが重要ですね。

 

 

清掃と注油を定期的にすれば、

非常に長く良い状態で使用できるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで今回は導入している

研磨機の紹介をさせて頂きました。

 

 

同業者さんでもし研磨機の導入を検討されているなら、

スター社さんの研磨機はオススメです。

 

担当者さんが全国をハイエースで飛び回っていますので、

デモも見せてくれますしね~。

 

 

(ミナト自動車のブログで見た)といえば、

親切に対応してくれると思いますよ~。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

三重県 クラウン200系 リフレッシュプラン。  ブレーキやE/G補機類などのメンテナンス。

前回ブログの続きです。

 http://minato-motors.com/blog/?p=14762

 

三重県からお越し頂いたクラウン GRS202。

走行距離 70000km

 

 

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リフレッシュプランでお預かりし、

完全圧送式ATF交換・DSCは完了しました。

 

 

 

他の箇所も整備しますね。

 

 

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フロントブレーキパッドの残量はほぼゼロ。

 

ディスクローターをガリガリ削ってしまう寸前でしたね。

 

 

 

 

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リアブレーキパッドはまだ残量は残っていますが、

内外のパッドの厚みに差が出ています。

 

 

 

この点検結果でブレーキパッドのみ交換するのは、

あまり良くないと思いますよ~。

 

 

パッド残量厚みに差が大きい場合は、

何か原因があるはずですし。

 

 

 

 

 

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フロント・リアのブレーキキャリパー オーバーホール。

 

 

近頃の品質向上したキャリパーシールから、

フルード漏れはほとんど無くなりました。

 

 

ですが高温下で使用されるシールゴムは、

年々硬化し劣化します。

 

 

 

 

簡単に言えばフルード漏れはしないが、

硬化劣化するとキャリパー性能は低下する。

 

 

10年に一度ぐらいはキャリパーもリフレッシュしましょう。

 

 

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(研磨精度重視のMade in Japan)

スター社製ディスクローター研磨機。

 

 

 

 

ブレーキパッド交換とディスクローター研磨は

基本的にはセットとお伝えしています。

 

ですがあまりにもパッド残量が残っていれば、

モッタイナイので再利用も可能。

 

 

 

 

今回は前後ともに新品パッドに交換します。

シムは洗浄し再利用しました。

 

 

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ブレーキパッドにはWAKO’S BPR。

 

高性能ブレーキパッドグリスを

パッドとシムの間に塗り込みますね。

 

 

低温から高温まで安定したグリス粘度を、

長期間維持し音鳴りや微振動を防ぎます。

 

 

 

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ディスクローターは化粧直し程度の耐熱塗装。

 

ローターには完全な防錆を求めなくても、

良いのではと思っています。

 

 

ブレーキフルード交換とエア抜き作業をして、

数キロ走行すればパッドの当る部分だけ

キレイに塗装が剥がれますよ。

 

 

 

 

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サイドブレーキ調整が甘く、

ダストや汚れもありましたので

清掃して再調整しました。

 

 

ここまですればブレーキ関係は

当分ノーメンテでいけると思います。

 

 

 

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サーペンタイン式補機ベルトの交換と

プーリー・ベアリングも交換します。

 

 

特にオルタネーターのワンウェイクラッチプーリーは

未対策品が装着されていたので純正改良品に交換します。

 

 

・1-Wクラッチプーリーが破損→異音と振動発生。

・振動がオルタのローターシャフトに影響して曲がる。

・ローターとステーターが接触して発電不良。

 

 

 

僅かな費用でオルタネーターの

予防整備としては有効でしょう。

 

 

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ムラタトレーディング社のラジエターリフレッシャー。

 

ラジエター・エンジン・ヒーターコアのLLCを

圧送式で全量交換。

 

 

 

 

回収したLLCを5ミクロン25ミクロンの

ダブルフィルターでろ過再生。

 

キレイにろ過したLLCを

ダイヤフラムポンプで再注入。

 

 

 

毎分7Lの吐出量でアイドリングは約20分。

計算上140LのLLCが圧送循環。

 

最後にエア抜き作業をしてLLC再生強化剤で

防錆・消泡を強化します。

 

 

 

 

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フロントロアアームのリアブッシュ。

 

サスペンションブッシュの中で、

一番負荷が掛かる箇所です。

 

 

輸入車であれば1万円以上する純正ブッシュは、

このクラウンはブラケット付でなぜか3千円以下。

 

 

液封入ブッシュでここまで安いなら、

破格の純正定価でしょう。(安すぎですね。)

 

( ぜひ純正で交換しましょう!!)

 

 

 

 

 

交換してからアライメントリフトで1G締付。

試運転後にトータルアライメントを調整します。

 

 

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米国 ハンター社 ホークアイW470

4カメラ X 4ターゲット。

 

日本 スギヤス社 ビシャモン

マルチユースアライメントリフト ロング。

 

 

 

 

 

 

クラウン200系の調整可能箇所は

フロント・リアのトゥのみ。

 

 

今回はアブソーバーを交換して間もないという事で、

メーカー基準値で調整しました。

 

 

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新車から9年・7万キロ。

 

そろそろ気になる整備箇所が見つかる時期に、

先手の予防整備をすれば

また良い状態で使用出来ると思います。

 

 

 

リフレッシュプランは

新車時に近づける為の『提案型整備プラン』

(よくある車検時の点検整備とは少し趣旨が違います。)

 

 

 

(もしこの車両が私の車なら予算内でどう整備するか?)

(あとコレくらい使用するなら、どこの箇所から整備するか?)

そう思いながらプランニングさせて頂いています。

 

 

 

バラバラに整備するより、

ある程度まとめてイッキに整備した方が

結果的には経済的に使用できると思っています。

 

 

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今年2月にリフレッシュプランを実施して頂いたお客様から

先日メールを頂きました。

http://minato-motors.com/blog/?p=12425

 

 

あれから好調に使用中で車検期限が無くなり、

地元で車検を依頼。

 

 

するとお店の方から(何をしに来たの?)というぐらい、

整備する箇所が無くほぼ素通しで継続検査が終了。

 

 

お礼と報告も兼ねてメールを頂きました。

 

 

 

 

あのレベルの整備をすれば当分の間はノーメンテでしょう。

(せいぜいエンジンオイル交換ぐらいかな)

 

あの時は福島県から1ヶ月預かりだったので、

バッチリ整備させて頂きました。  ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

リフレッシュプラン等のご予約・ご相談は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

お手数ですがどうぞ宜しくお願い致します。

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

 

 

 

三重県 クラウン GRS200系 リフレッシュプラン。 ATF完全圧送式交換とDSCでインテークのカーボン除去。

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三重県からお越し頂いたのは

トヨタ クラウン GRS202

走行距離 70000km

 

 

 

 

今回の依頼はリフレッシュプラン。

 

ある程度年式・走行距離が経過した車両を、

車両全体を診ながら総合的にリフレッシュする

弊社おすすめの整備メニューです。

 

 

 

 

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試運転をして排気ガスやECUデータをチェック。

トータルアライメントも測定し足回りの状態も確認します。

 

バッテリーアナライザーで充電状態も確認し、

リフトアップして各部を点検します。

 

 

 

 

過去の整備暦も問題なく、全体的に車両状態は良好。

 

・普段あまり整備しない箇所、

・他社ではなかなか出来ない作業

 

そのあたりを中心に整備内容をプランニング、

なるべく新車時に近づけるのが目的です。

 

 

 

 

プラン御見積をメール送信し、

TELで内容を説明しながらプランを修正。

 

オーナーさんからOKが頂けたので、

作業を開始しますね。

 

 

 

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ガソリン直噴エンジンはインテークバルブに

煤(カーボン)が蓄積するのはご存知だと思います。

 

http://minato-motors.com/dsc/

 

このトヨタ・レクサスのGR系直噴D-4エンジンは、

その代表格ではないでしょうか?

 

 

 

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6気筒12ポート全てにカーボンが

強固に固着していますね。

 

 

燃焼熱でカーボンはカチカチ、

ポート内径にはビッシリと煤が蓄積しています。

 

 

 

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①ドライアイス洗浄特徴

 

弊社が開発したDSC

(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

 

ドライアイス3mmペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

(熱収縮と昇華爆発力)

ドライアイスの特性を利用したドライアイス洗浄。

 

 

ドライアイスはCO2になって消えるので、

残留の心配も皆無です。

 

 

 

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軽く数秒ショットすれば、

柔らかいドライアイスペレットが

直撃した部分だけキレイになりましたね。

 

(ペレットは結構柔らかく、指で潰せるほどの固さです。)

 

 

 

 

数種類あるDSC特注ノズルを組み合わせて、

さらにポートとバルブを洗浄しますね~。

 

 

 

 

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エンジンO/H以外でここまでキレイに、

かつ短時間で完了するのはDSCのみでしょう。

 

 

特にGR系の細く深いインテークポートの

奥底にあるバルブを完璧にキレイにするのは

手作業では無理だと思います。

 

 

(VW・アウディ・BMW等のポートは

広くて浅いのでまだ作業はしやすいでしょう。)

 

 

 

ネット検索してもGR系エンジンは

弊社以外ではヒットしないのもそんな理由。

 

 

再利用不可はガスケットのみになります。

 

 

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交換時期の10万キロ前ですが、

インテーク系部品が外れている状態なら、

GR系のスパークプラグ交換はイージーです。

 

 

NGK高性能プラグ(イリジウムMAX)で交換しました。

(DSCと同時交換をオススメしています。)

 

 

 

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スロットルボディも清掃して、

学習値もリセットし初期化しました。

 

 

スムーズな吸気の流れは

燃料攪拌には非常に重要。

 

 

燃料噴射から点火までの時間が短い直噴エンジンは、

いかに効率よく燃料と空気を混ぜるのがポイントだそうです。

 

 

あんなにカーボンが溜まっていたら、

新車設計時の気流にはならないですよね。

 

 

攪拌にムラがあれば、また煤が発生しますし・・・。

 

 

 

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次はATF完全圧送式交換。

 

 

交換効率の高い圧送式交換が出来ない

クラウンの密封式6速ATでしたが、

 

自社で開発したアダプターで、

不可能を可能にしたのが数年前。

 

 

おかげさまで全国各地から

ATF交換のご依頼を頂いております。

http://minato-motors.com/blog/?p=11360

http://minato-motors.com/blog/?p=14223

 

 

 

 

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ATF交換前にオイルパン洗浄・ストレーナー交換。

 

 

磁石に付いた鉄粉を除去し、

ガスケット・ストレーナーも交換します。

 

 

 

 

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元の状態に組み立てて、

アダプターを装着しエンジン暖機。

 

まずは純正同等ATFの

アイシンAFW+でプレ洗浄を行います。

 

 

 

 

ちなみに弊社はATF交換作業が多く、

20Lペール缶では追いつかないので、

アイシンAFW+は200Lドラム缶 X2本を

ストックしています。

 

 

 

 

それではATFチェンジャーをセットして

規定容量分をイッキに入れ替えますね。

 

 

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やっとココまでキレイになりました。

 

 

 

奥に見える新油よりかはやや汚れていますが、

中央ビーカーの廃油と比べると結構キレイになりましたね。

 

 

 

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本命に使用するATFは

NUTEC ニューテック『NC-65』

 

 

NUTEC最高峰ハイパフォーマンスATF

全化学合成ATF(エステル系)

 

市販ATFでは最強レベルの油膜性能は、

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

 

ストリート走行メインの方はもちろんですが、

サーキット走行ユーザーさんから指名率が非常に高く、

またリピート率も高いですよね。

 

 

 

 

 

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もう一度NC-65で圧送式交換すれば、

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色で色味が弱いです。

AFW+の赤色に干渉されますので、

色までは完全に入れ替わりません。

 

 

 

次回交換推奨時期は6万キロ。

 

高い初期性能が長く継続するので、

AT保護とロングライフ化には有効ですよ~。

 

 

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デフオイルもNUTEC NC-70 75W90

 

こちらも全化学合成ギアオイル(エステル系)で、

純正以上をお求めの方にはオススメしています。

 

 

 

 

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次回ブログも引き続き、

クラウンのリフレッシュプランを紹介します。

 

ブッシュ・ブレーキ・E/Gなどなど

まだまだ作業は続きますよ~。

 

お楽しみに~!!