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兵庫県 レクサスGS350 GRS191  ATF交換&DSCとサスペンション整備。  1週間預かりで作業しました。

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前回ブログでATF交換とDSCを作業したGS350。

http://minato-motors.com/blog/?p=15290

 

・ DSC+スパークプラグ交換

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

 

レクサス GRS191 走行距離101500km

 

 

 

 

 

1週間お預かりでそれ以外の予定していた作業も

平行して行いました。

 

 

 

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デフオイル交換もNUTECをチョイス。

 

NUTEC NC-70 75W90

全化学合成ギアオイル(エステル系)

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

 

 

エアコンの冷媒ガス量の点検は、

エアコンメンテの基本です。

 

 

多すぎても少なすぎても

冷えが悪くなる冷媒ガス量は、

重量管理で正確にチャージしましょう。

 

 

このGS350は規定充填量より

140gほど少なかったようですね。

 

 

 

コンプレッサー保護強化に

(NC-200コンプブースト)も同時に注入しました。

 

 

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次はショックアブソーバーを含めた

サスペンションリフレッシュ。

 

 

 

ショックアブソバーと周辺消耗部品も交換しますね。

 

 

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まずはフロントから作業します。

 

アッパーマウントやバンプ、

上下のインシュレーターなどは同時交換。

 

 

位置決めを合わしてサクサク交換しますね。

 

 

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液封入タイプのロアアームリアブッシュ。

 

 

GRS系のサスペンションアームブッシュの中で、

唯一純正単体で部品供給され、

負担や負荷が大きいブッシュです。

 

 

お値段も非常に安価なので

ぜひ同時に交換して下さいね。

 

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リアサスペンションはマルチリンク式で、

ブッシュのみの供給はなく、アームASSYのみ。

 

 

リア側はブッシュ数が多いので、

分散されるのでしょうか?劣化度は少なめです。

 

 

リアアブソーバーと周辺部品のみを交換しますね。

 

 

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今回使用したアブソーバーはトヨタ純正品を使用。(カヤバ製)

 

 

GS350 GRS191は新車時オプションで選択しなければ、

AVSなしのアブソーバーが装着されています。

 

(AVS無のアブソーバーは結構安いです。)

(5万キロを超えたらもうヘタってますよ~)

 

 

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アライメントリフトで1G締付をして、

軽く試運転をしてからホイールアライメントを調整します。

 

 

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ハンター社 ホイールアライメントテスター

(ホークアイWA470)

 

最新鋭テスターのホイールに装着するターゲットは

軽量樹脂タイヤクランプ式。

(旧型のホイールリムに爪を引っ掛けるタイプではありません)

 

 

 

 

ターゲットとホイールとの接触面には

シリコンリングが装着されているので

ホイールを傷付ける心配がないですよ~。

 http://minato-motors.com/blog/?p=10832

 

 

 

 

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高精度の水平レベルを維持する

ビシャモン マルチアライメントリフト。

 

 

通常の操作では左右のテーブルを

油圧で同調上昇させるのですが、

それでは水平レベルが確保できません。

 

 

 

 

ラッチを降ろしてリフトを下降し、

機械的にガッチリとロックしてから油圧を抜きます。

 

これで地上から80cmの位置に、

水平レベルが保たれたアライメント環境が整います。

 

 

 

 

 

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4センサー X 4ターゲット

 

4つのセンサーがターゲットを捕捉し、

ホイールアライメントを演算します。

 

 

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当たり前ですがショックを装着しただけの状態では、

バラバラな数値になってますね。

 

このままではダメですよね~。

 

 

 

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車体の下に潜り込み、

リモコンの数値を見ながら調整していきますね。

 

 

 

今回は車両基準値でバッチリ調整しました~。

 

 

シッカリとした足回りに、

スムーズなATフィーリング。

 

エンジンも好調になったので、

まだまだ楽しめるGS350になりました。

 

走行距離10万キロオーバーとは

誰も思わないでしょう。

 

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このGS350はメール予約時にショックアブソーバー交換と、

ATF交換&DSCのご相談を頂きました。

 

 

入庫日を決めてサスペンションの部品を事前入荷しておき、

1週間預かりで作業をさせて頂きました。(実作業日は約3日)

 

 

 

 

最近はATF交換・DSCやリフレッシュプラン以外にも、

1週間で整備をして欲しいというオーダーが増えてきました。

 

 

 

弊社は少人数で営業しており

かつ完全予約制のほぼ無休営業をしていますが、

それでも全てのオーダーを受ける事は難しい・・・。

 

(ここ数年の営業休日はお盆と正月休みぐらいかな?)

(年間350日ぐらいは営業しています。)

 

 

 

 

 

 

(ぜひミナト自動車で整備してほしい!)という要望があれば、

少しずつですが答えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

先日にはHPもひっそりとリニューアルしました。

 

今まであった商品や整備メニューなどは

少し変更し削除したモノもあります。

 

また説明しきれてなかった整備の案内を増やしてみました。

 

 

 

 

 

ATF交換・DSC等のご予約ご相談は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

愛知県 GRS200 クラウン ドライアイスでカーボン除去。インテークバルブの煤蓄積。NC-65でATF完全圧送式交換。

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愛知県からお越し頂きました。

トヨタ クラウン GRS200

4GR-FSE 走行距離8万キロ

 

 

 

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

 

 

今回は関西国際空港利用の旅行中に

お預かりし作業をさせて頂きました。

 

 

 

 

弊社から目の前のJR阪和線を利用すれば

40分ぐらいで関空へ行けますよ~。

 

 

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まずはDSC。

 

 

インテークバルブ・ポートが見えるまで、

インテーク系の部品を分解しますね。

 

 

 

 

 

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4GR-FSE D-4直噴エンジンの宿命でしょうか?

長年の使用でインテークバルブに

大量のカーボンが蓄積しています。

 

しかも燃焼熱でガチガチに固着・・・。

 

 

 

 

これはトヨタGR系エンジンだけではなく、

直噴エンジンであれば

ほぼほぼメーカー問わず蓄積しているようですよ。

 

 

ちょっとネット検索しても

VW・BMW・シトロエン等の輸入車では

カーボン蓄積が酷い状態になっていますね。

 

 

 

 

 

 

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s-IMG_9303kkkk

 

 

 

ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

母材金属にダメージを与えず、

付着物のみを除去します。

 

 

使用するドライアイス洗浄機は

専門メーカーのグリーンテック社製。

 

 

そこに弊社が特注したDSCノズルを使用すれば、

強固に固着したカーボンを剥離出来ます。

 

 

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軽く数秒ショットすれば、

直撃した箇所だけキレイに剥離しましたね。

 

 

 

 

数種類のDSCノズルを使い分けて、

ポート内径・バルブ傘部やシャフトをキレイに洗浄します。

 

 

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燃焼熱でカチカチに固まったカーボンは、

なかなかガンコで手強いですが、

DSCなら短時間で完璧に除去が出来ますよ~。

 

 

 

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DSCのオプション整備 (スパークプラグ交換)

NGK イリジウムMAX 長寿命高性能プラグに交換しました。

 

 

 

スパークプラグを交換するには

エンジン上部に覆い被さっているサージタンクを

外す必要があります。

 

 

DSC作業では必ず外す事になるので、

同時に作業をした方が工賃が節約出来るのですね。

 

DSCと一緒にどうぞ~。

 

 

 

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次はATF交換。

 

オイルパン脱着洗浄&ストレーナー交換。

磁石に付着した鉄粉も除去しますね。

 

 

 

 

 

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アイシンAFW+でプレ洗浄後に、

本命ATFのニューテックNC-65を使用します。

 

 

高品質のエステル系基油を使用した

NUTEC最高峰の全化学合成ATF。

 

 

 

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

ストリート走行のみならば、

ロングライフ化にもなるのですよ~。

 

 

かなり耐熱性を強化したATFなので、

ストリート走行レベルではなかなか劣化しないと思います。

 

 

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規定容量分をイッキに圧送式交換すれば、

ここまでキレイになりました。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

アイシンAFW+の赤色に干渉されるので、

色までは完全に入れ替わりません。

 

 

 

ここまでキレイになれば

次回交換推奨時期は6万キロとお伝えしています~。

 

 

 

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レクサス GS350 2GR-FSE

トヨタ クラウン 2GR-SFE

 

 

この週は3台連続でDSCとATF交換を作業したので、

ちょっとバタバタしましたが・・・。

 

 

馴れた作業なのでトラブルも無く、

予定通り作業が進みました。

 

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ATF交換 or DSCのどちらかだけなら、

日帰り作業で完了します。

 

 

同時に2つをするならば、

一泊お預かりさせて頂いています。

 

 

 

 

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ちなみに兵庫県からのGS350はATF交換とDSCに合わせて、

サスペンションのリフレッシュ等も同時依頼されました~。

 

 

その内容は次回ブログで紹介しますね~。

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

マツダ アテンザワゴンにDSCとATF圧送式交換。  煤除去にはドライアイス。 全化学合成ATF NC-65もオススメですよ~。

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某県からお越し頂きました。

マツダ アテンザワゴン GJ2FW

走行距離65000km

 

 

 

 

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

2点セットのご依頼です。

 

 

今回は諸事情があり、

どこの県から来られたのかは非公開です。

 

(ナンバーは下一桁とひらがなだけお見せします。)

(高速道路使用で片道5時間ぐらいは掛かったそうですよ。)

 

 

 

 

EGR2

 

SKY-D2.2の煤蓄積は

弊社ブログで数多く紹介していると思います。

(吸気シャッターバルブ~インテークバルブまで)

 

 

作業実績数からするとほんの一部になりますが、

宜しければ覗いてみてください。

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

 

 

 

 

 

アテンザWユーザーさんもこの事が気になり、

この間の大規模リコール時に

ディーラーさんへ質問したようです。

 

 

(自分のアテンザの煤蓄積は大丈夫なんですかね?)

(今回のリコール作業で煤は除去されるのですか?)

(最近の車の状態はチョット・・・な感じですけど)

 

 

ディーラー担当者が何と答えられたかは伏せますが、

(大丈夫ですよ。心配しないでくださいね。)

という内容の返答だったそうです。

 

 

 

 

 

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それでもやっぱり気になると言う事で、

今回入庫して頂きました。

 

 

ATF交換も兼ねているので、

作業前の試運転でフィーリングチェック。

 

 

 

 

SKY-D2.2のトルクフルな感じはなく、

2000ccのNAエンジンのような加速。

 

走れない事はないが・・・??

敏感な方ならスグに分かる気がします。

 

 

 

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スキャンツールを接続し、

ライブデータを確認すると

やっぱりアノ数値がダメですね。

 

 

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早速エンジン吸気系統を分解していきます。

 

外観からインテークマニホールドは

いろんなモノに隠れて見えないですね。

 

 

 

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サクサク分解して

インテークマニホールドを外しました。

 

 

 

 

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インテークマニホールドから

吸気シャッターバルブをパカッと外せば・・・。

 

 

 

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こんな感じで吸気シャッターのバルブに

煤が蓄積しています。

 

 

 

その先にあるインテークマニホールドの

入り口を見てみると・・・。

 

 

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煤とブローバイオイルでベタベタ・カチカチ。

たんまり蓄積してますね。

 

 

手前から奥に過給新気が流れるのですが、

こんな感じでは空気が入りづらいですよね。

 

 

 

 

インテークマニホールドの入り口がこれなら、

出口はどうなっているのか?

 

 

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横20mm・縦40mmのインマニ穴は、

半分ぐらいが塞がっていますね。

 

10mm以上は蓄積しているかな。

 

 

 

さらにその先のエンジンシリンダーヘッドにある

インテークポートはどうなってるのか?

見てみましょうかね・・・・。

 

 

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ここまで蓄積が酷くポートが狭くなると、

カメラのピントが合わないですね。

 

 

ポート奥にあるインテークバルブの

シャフトがなかなか写らないです。

 

 

 

 

 

 

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インテークマニホールドを手作業でホジホジすると、

大量に煤が出てきましたね。

 

 

 

ある程度はカキ出せますが、

手作業での完全除去は無理でしょうね。

 

 

 

 

kkkk

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

弊社オリジナルの整備メニュー。

 

 

 

-79℃のドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

昇華爆発力と熱収縮を利用して、

母材を傷付けず付着物を除去します。

 

 

 

 

使用するドライアイス洗浄機は

グリーンテックジャパン社製。

 

TV ほこXたて の対決

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

 

 

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ボディが汚れないように

3M社製マスカーでマスキング。

(水・油・溶剤も通さない優れもの)

 

 

 

洗浄機のガンにDSC特殊ノズルを接続し、

インテークポートを軽くショットしてみますね。

 

 

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ドライアイスペレットが直撃した箇所だけ、

キレイに剥離してますね~。

 

 

4気筒8ポートあり

クランクを回して1気筒づつショット。

 

インテークバルブは全閉にし、

燃焼室には煤が行かないのでご安心下さい。

 

 

 

 

 

 

数種類あるDSCノズルを組み合わせ、

全ての蓄積物を除去洗浄。

 

 

 

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フルパワーの洗浄力とDSCノズルを使用すれば、

ポート内径とバルブ傘部まで全てキレイになりました。

 

 

もちろんバルブ傘部や

シャフト裏まで除去しています。

 

 

エンジンには全くダメージを与えないので、

どうぞご安心下さいね。

 

 

 

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ほぼ新車時と同じ状態までキレイになりましたね。

 

 

どう見ても空気の流れが良くなったと思いますよ~。

(ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジンですから。)

 

 

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もちろんガスケットは純正品で交換。

 

常時5台分はストックしていますよ~。

 

 

 

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DSCオプション整備の(インタークーラー洗浄。)

 

煤が固着する原因にもなるブロ-バイオイルが、

インタークーラー内に溜まってますね。

 

 

 

DSCの作業中は縦に吊るして、

溜まっているオイルを排出。

 

 

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最後に洗浄剤を流しこみ、

キレイに内部を洗浄しました。

 

 

 

今回のアテンザWは

結構オイルが溜まっていましたね~。

 

 

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吸気系の部品を元の状態に組み付けて、

エンジンを始動し暖機します。

 

 

各学習値の初期化・燃料噴射補正再学習など、

スキャンツールを使いアダプテーション。

 

 

とりあえずDSCは完了です。

 

 

 

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次はATF圧送式交換。

 

マツダSKY-Dr6速ATは密封式になりますが、

弊社オリジナルのアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能になります。

 

 

 

 

本命ATFを使用する前に、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

 

使用するプレ洗浄ATFは非公開。

マツダATF(FZ)に適合したATFを使用しています。

 

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真っ黒に劣化した純正ATFを排出しながら、

プレ洗浄ATFを同時に注入。

 

全量圧送式交換をすれば

結構キレイになりましたね~。

 

 

 

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本命ATFにはNUTEC 『NC-65』

ニューテック最高峰の全化学合成ATF(エステル系)

 

 

1リットルの金額がビックリするぐらい高価ですが、

NC-65の指名率やリピート率を考えると

ガッガリする事はないと思いますよ~。

 

 

ストリート走行からサーキット走行まで、

これ以上のATFはそう無いと思います。

 

 

 

NC-65に入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換を行いますね。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね~。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

プレ洗浄油の赤色に干渉されますので、

色まではキレイに入れ替わりません。

 

 

 

 

規定温度でレベル調整をすれば作業完了です。

 

ここまでキレイになれば

次回推奨交換時期は6万キロになります。

 

 

 

最後に試運転をして納車となりました。

(本来のSKY-D2.2&6速ATになったと思いますよ~。 )

 

 

 

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このアテンザWオーナーさんとお話すると

普段は片道45分の通勤使用。

 

エンジンオイル・オイエレメントは、

新車購入したディーラー店舗で定期的に実施。

 

 

 

 

ディーラーさんに全く問題ないと言われても、

新車購入時にあったトルクフルな加速や

敏感なレスポンスが無くなり

それがどうしても気になったそうです。

 

 

 

 

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同時期に入庫した名古屋ナンバーのCX-5も同様で、

アテンザが終わり次第、DSC作業に掛かりますね。

 

 

 

 

 

・自動車なんて消耗品で走ればなんでも構わない。

・メンテナンスに費用はあまり掛けたくない。

と思うのが大多数の普通のユーザーでしょう。

 

 

 

 

 

DSCやATF圧送式交換は言ってみれば特殊な作業で、

どこでも出来るお手軽な整備ではありません。

 

 

自分の愛車が大切で出来るだけ新車時に近い状態を

長く続けたい方に向けたニッチな整備。

(万人受けはしないでしょうし・・・。)

 

 

 

 

 

(この車が気に入っている。長く使用したい。)

SKY-D2.2へのDSCやATF交換をした後の説明時には、

皆さん同じ事を言われますね。

 

 

 

 

それが出来るか?出来ないか?は、

メンテナンス次第だと私は思っています。

 

 

Happy Car Life!!

 

NUTECニューテック 飴玉&はんかちセット が届きました~。

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

弊社ではNUTEC ニューテック製品を取り扱っていますが、

定期的にノベルティーを提供して頂いています。

 

(フリースやTシャツ、タオルやダウンベストなどなど。)

(タイミングが合えばお客様にお渡ししています。)

 

 

 

 

 

今回に届いたノベルティーは

NUTEC(はんかち&飴玉)セット。

 

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NUTECオイル等をご利用頂いたお客様には、

作業日順でお渡ししていきますね~。

 

 

 

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品数は21個になので、

無くなり次第で終了します。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県からハイエースKDH225 リフレッシュプラン その2。  リアハブシャフトベアリング交換とアライメント調整。 

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千葉県からお越し頂いたハイエース

KDH225 4WD ワイド・ハイルーフ・ロング

走行距離23万キロ。

 

 

 

 

 http://minato-motors.com/blog/?p=15051

 

前回ブログで紹介したフロントサスペンションとブレーキ関係は

一旦作業を終了してリア側の整備に移行します。

 

 

 

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ドラムブレーキとアクスルシャフトベアリング。

 

 

サクサク分解して

左右のシャフトを引き抜きますね。

 

 

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標準ボディより長い、

ワイドボディ用のアクスルシャフト。

 

 

この作業もSSTが必要で、

油圧プレスのストロークも必要です。

(標準ボディ用シャフトより、かなり長いです。)

 

 

 

 

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新しいシャフトハブベアリングやシール等を、

圧入し組付しますね。

 

 

インナーリテーナーの位置決めは、

圧入しすぎるとオイルシールとの位置が合わないので、

慎重に基準値内で収めました。

(誤差は基準値±1mm以内)

 

 

 

 

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シャフトオイルシールの交換も

(基準値±1mmかつ4点計測)の慎重な組み付け作業。

 

 

入れすぎや均等な取付でないと

オイル漏れの原因になりますよ~。

 

 

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・ブレーキシリンダのカップシール交換

・ブレーキライニングシュー交換

・ブレーキドラム研磨

 

 

組み付け後に走行しては調整を繰り返し、

ベストのクリアランスでブレーキ調整。

 

 

 

 

新品ライニングシュー&研磨したドラムでの調整は、

試運転で当りが付くまで数回は調整を繰り返します。

 

そうすると4輪で安定した制動力が、

復活するのですね~。

 

 

 

 

 

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デフオイルやトランスファオイルにはガルフ プロガード。

(部分化学合成 75W90 LSD対応 GL-5)

 

 

デフ内圧調整用のリリーフバルブも同時交換。

 

 

 

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・ブレーキフルード交換

・LLC圧送式全量交換

・カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

 

 

 

 

 

 

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このハイエースのエンジン系整備は、

・ディーゼルターボプレッシャーセンサー

・ガスフィルター

・フューエルエレメント

のみを交換しました。

 

 

(タイミングベルトやW/P等の交換暦あり)

 

 

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ATF完全圧送式交換

 

ATF交換前の下準備でオイルパン洗浄や

ストレーナー交換も行います。

 

 

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使用したATFはアイシン精機『AFW+』

(アイシン製の4速ATにアイシン製のATF。)

 

 

 

ATFチェンジャーを接続し2回の圧送式交換。

(約24LのATFを使い、ここまでキレイになりました。)

 

 

かなり汚れていましたね。

(なかなかキレイにならなかったです。)

 

 

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リアとフロントの車高基準値と実測値。

 

リアが20mm下がっているので、

フロントも基準値より下げて調整します。

 

ですが入庫時には大幅に前下がりだったので、

そこも考慮しながら車高を整えますね。

 

 

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ハイエース KDH225のホイールベースは3110mm。

 

国産車でこれに匹敵するのは、

レクサスLS460L/600hL ロングぐらいでしょう。

 

 

 

弊社のアライメントリフトは

スギヤス ビシャモン マルチアライメントリフト。

(イヤサカ社 別注ロング版 )

 

標準版だと後輪がスリッププレートからハミ出るので、

ロングホイールベース車に対応するロング版を導入しています。

 

 

 

 

 

(補足)

国産整備リフトNO,1のスギヤス社。

スギヤス(ビシャモン)ブランドのアライメントリフトを、

大手自動車整備機器商社のイヤサカが

別注で作らせたのがこのイヤサカリフトです。

 

また標準リフト色のブルーから

ハンターレッドに特別塗装をオーダーしました。

 

 

 

 

イヤサカ?スギヤス?ビシャモン?

自動車整備業界以外の方には意味が分からないですよね~。

 

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米ハンター社 アライメントテスター (ホークアイWA470)

 

ホイールにセットする軽量樹脂ターゲットは、

傷が付かない2点クランプ式。

 

ターゲットとホイール面との間には、

シリコンゴムリングが装着されています。

 

 

 

 

 

従来型のホイール外周リム固定ではなく

クランプ式ターゲットで精度が出るのか?という疑問。

 

 

疑問は以前ブログでお知らせしましたね~。

http://minato-motors.com/blog/?p=10832

 

 

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鉄ホイールのように平面部が少なく、

ド真ん中にターゲットを付けれなくても問題なし。

 

 

 

数十センチ前進してのローリング補正と

静止状態からハンドルを左右に回せば、

アライメント数値を演算。

 

 

角度なら0度1分。

長さなら0.05mm。

 

6m以上離れた4つの高性能センサーで、

ターゲットの動きを捕捉しています。

 

 

 

 

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ハイエースの下に潜りこみ、

フロントのキャスター&キャンバーを同時に調整し、

トゥとステアリングセンターも調整します。

 

 

 

 

ハイエースのリア側は調整不可ですが、

フロント側は調整箇所の多さが特徴ですね。

 

年式やモデル・駆動方式によって

車高やアライメント数値も違います。

 

 

 

 

車高基準値だけでも

20種類ぐらいに分かれていますよ。

 

 

 

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最後に最終試運転をして

納車となりました。

 

部品手配がスムーズだったので、

お預かり期間は約2週間。

 

入庫・引取で千葉県から2往復は、

結構ハードだったと思います。

 

 

 

 

 

でもここまで整備すれば、

残された整備箇所は僅かです。

当分の間はイイ状態で使用できると思いますよ。

 

 

 

 

点検整備ではあまり作業しない箇所ばかりですが、

ある程度走行したハイエースには必要な整備ばかりです。

 

もし愛車を良いコンディションで使用されるなら、

弊社のリフレッシュプランをオススメしています。

 

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

<追記>

納車完了し無事に地元千葉県までお帰りになられ、

メールにてレビューを頂きました。

 

別のハイエースに乗ってるみたいで見違えたそうです。

また乗り心地の件はノーマルアブソーバーで

十分回復したようですよ。

 

 

ブログのみの情報で大阪まで依頼するのは

正直諦めかけたそうですが、

思い切って依頼し良かったとメールを頂きました。

 

こちらこそご利用ありがとうございました。

(めざせ50万キロ!   Happy Car Life!!)