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デミオ・CX-3 スカイアクティブ1.5D 煤除去作業。  こうみると2.2Dと1.5D どちらも煤は溜まるのかな。

新潟県からお越しいただいたのは

マツダ デミオ DJ5FS

H27年式 走行距離 10万キロ

 

 

 

スカイアクティブ1.5Dの吸気系に蓄積する煤除去作業。

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

を一泊二日で依頼されました。

 

 

 

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軽く問診をして試運転。

 

エンジンを少し冷やしてから、

インテーク&EGR系の部品を分解します。

 

 

 

 

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デミオ/CX-3 SKY-1.5DのDSC作業は

ここ数ヶ月で多く依頼され作業しました。

 

 

2.2Dと比べて予想以上にエンジルームが狭い。

(E/Gルームが狭い=整備作業がしずらい。)

http://minato-motors.com/blog/?tag=cx-5

 

 

 

非常に作業がやりにくく目視もしずらいのですが、

何とか手探りでナット・ボルトを緩めていきます。

 

 

 

CX-3になると少しエンジンルームに余裕があるので、

少しだけマシですかね~。

 

 

 

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外した樹脂製インテークマニホールドには、

水冷インタークーラーが内蔵されています。

 

こちらも後に分解洗浄をしますね。

 

 

 

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エンジンのインテークポートの状態を確認します。

 

どれだけ煤が蓄積しているのでしょうか?

 

 

 

 

 

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2.2Dよりも一回りほど小さいインテークポートの内径。

 

約8mmほど煤が蓄積し、

吸気の経路が狭くなっていますね。

 

 

内部に光が届かないので、

カメラのピントが合わず撮影がやりにくいな~。

 

 

 

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インテークマニホールド側にもタップリの煤蓄積。

 

内壁にビッシリとコビリ付いていますね。

 

 

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EGR導入口の近くにある水冷インタークーラー。

 

 

導入口の吸気上流にあるので基本的には汚れないはずですが、

吸気の脈動と乱気流の影響でしょうか?結構汚れていますね。

 

 

ブローバイのオイルと煤でベトベトですね。

 

 

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マニホールド内部を軽くホジホジしてあげると、

こんな感じで大量の煤が出てきました。

 

この車両はサラサラ系の煤でした。

 

 

ポロッと剥がれた煤塊はなかなかの大きさですね。

 

 

 

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マスキングをして完全防備。

 

ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

(昇華爆発力と熱収縮)

ドライアイス特性を利用した洗浄方法。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

s-kkkk

 

 

 

それでは軽くショットしてみますね~。

 

 

 

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ドライアイスペレットが直撃した部分だけキレイになりました。

 

 

複雑な形状のインテークポートと、

その最深部にあるインテークバルブ。

 

特殊ノズルを使い分けて完全除去していきますね。

 

 

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バルブ傘部に強固に固着した煤も、

バルブシャフト裏にコビリ付いた煤も、

全てキレイに除去できました。

 

 

 

傘部の煤は燃焼熱に近いので、

カッチカチに固まっていましたよ~。

 

 

もちろん圧縮上死点にセットして燃焼室には、

煤やペレットは混入しませんのでご安心ください。

 

 

DSCはエンジンに(ノーダメージで短時間に完璧に)が、

ウリですから。

 

 

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インテークマニホールドやEGRバルブ、

吸気シャッターバルブなども除去完了。

 

 

 

 

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内蔵インタークーラーもキレイになりました~。

 

 

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再利用出来ないのはガスケットのみ。

 

全て純正品で交換しています。

 

 

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元の状態に組み立てて、エンジンを始動。

 

完全暖機後に各学習値や、

燃料噴射量補正を再学習させました。

 

 

 

 

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ラジエターキャップの気密性が悪く、

冷却ラインに内圧が掛からない。

 

これでは夏場にはオーバーヒートになりますよ~。

 

 

 

 

キャップのゴムパッキンの劣化ですね。

常時在庫しているので新品と交換。

 

 

これでアッパーホースがカチカチに固くなるほど、

内圧が確保出来ました。

 

 

 

 

 

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試運転をしてから翌日に冷却水のレベルを調整して、

無事納車となりました~。

 

 

 

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空気を吸ってナンボのディーゼルエンジンで、

吸気抵抗が増えて流入量が減れば、

新車時の性能は発揮出来ないでしょう。

 

 

 

(10万キロ走行しているから、

新車時からの性能が劣化するのは仕方がない。)

 

そう思うのは少しモッタイナイと思いませんか?

 

 

 

 

 

 

今の国産車は適材適所の整備を行えば、

まだまだ快調に走ってくれるでしょう。

 

 

 

 

 

(メーカーやディーラーが推奨する整備だけが全てではない)

大阪府堺市の小さな整備工場から、日本全国のユーザーに向けて

小さな声でアナウンスしています~。

 

 

 

 

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=21403

 

今年のGW10連休は限定予約作業のみ受付中。

 

DCSなどは一泊お預かりになるので、

GW期間の宿泊施設の予約も考慮すると、

お早めのご相談をお待ちしています。

 

 

 

DSC等のご予約・御見積は、

HP(お問い合わせフォーム)から宜しくお願い致します。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

(お知らせ)GW10連休も営業しています。 でも作業内容は限定的に。 時間が読めない作業は無理よ~。

(お知らせ)

 

ご存知のように今年のGWは10連休。

(4月27日~5月6日)

 

 

 

お休みの方も多いとは思いますが、

弊社は今年のGW期間も営業していますよ~。

(毎年GWは普通に営業してるので。)

 

 

 

自動車整備業界はもれなくGW期間中はお休みでしょう。

当然メーカー部品や部品商なども一斉に休みになるはずで・・。

部品が無ければ整備や交換作業が進まない・・・。

 

 

 

 

そこで基本的にスケジュールが組みやすい

&読みやすい作業に限定して受付をしようと・・・。

 

 

前もって部品を取寄せておいて、

普段から日帰りor一泊で引き受けている作業だけなら、

部品商が休みでもトラブル無く進むと思います。

 

 

 

 

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そこで今回は通常営業ではなく予約内容を、

以下の作業のみに限定する事に決めました。

 

《予約受付している限定作業》

・ATF圧送式交換

・CVTF圧送式交換

及び各オプション整備

 

 

・DSCドライアイス・ショット・カーボンクリーニング

及び各オプション整備

 

 

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オプション整備はブログでよく登場する以下の整備。

 

・AT/CVT オイルパン洗浄 ストレーナー交換

・カーエアコンリフレッシュα for NC-200

・スロットルボディ清掃 初期化

・デフオイル交換 for NUTECオイル

・LLC圧送式交換  などなど

 

あくまでもオプションなので、

オプション整備のみのご依頼は不可としています。

 

 

車種やモデルによっては作業不可もありますが、

ここ1年以内のブログで登場しているオプション整備は、

車種にあわせて作業可能です。

 

 

 

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なおリフレッシュプランなどの重整備や軽整備などは、

GW期間中は引き受け不可となります。

(作業時間と納車時間が読めないので)

 

 

 

 

普段から弊社のブログを見ているが、

あまりにも遠方の為に躊躇している方。

 

こんな機会にブログで紹介している作業をしてみませんか??

 

 

GW期間中のご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

少しずつGW予約が埋まってますが、

まだ余裕がありますのでお早めに~。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

トヨタ マークX GRX130 ATF交換・DSCなどなど定番整備の5点セット。  ミナト自動車は大阪府堺市にありますよ~

神奈川県からお越しいただいたのは

トヨタ マークX GRX130

走行距離45000km

 

 

・ATF完全圧送式交換

・DSC ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング

・デフオイル交換

・LLC圧送式交換

・カーエアコンリフレッシュα

 

弊社ではトヨタ・レクサスFR車の定番整備になっている

5点セットを依頼されました。

 

 

 

 

 

予約来店から問診と作業説明。

 

試運転をしてコンディションをチェックしてから、

実作業が始まります。

 

 

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まずはDSCからしましょうか。

 

 

ガソリン直噴エンジンのインテーク系に

蓄積する大量のカーボンを完全除去。

 

 

直噴は構造上でインテークバルブ周辺に煤蓄積し,

燃焼の弊害になるのはご存知だと思います。

 

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簡単に言えばガソリンと空気との攪拌が

煤蓄積によりバルブ形状が大幅に変わる。

E/G設計時とは異なり不完全な混合気で点火燃焼。

 

 

完全気化していないガソリンは煤となり、

パワーに変換出来ず無駄になる。

 

 

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論より証拠。

 

エンジン吸気系の部品群を分解して、

状態を確認してみますね。

 

 

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樹脂製サージタンクを外し、

スワールCバルブも外しました。

 

 

6気筒12ポートのインテークポートと

インテークバルブを確認しますね。

 

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バルブシャフト部にカマキリの卵状の煤塊と、

バルブ傘部にはガチガチのカーボン蓄積。

 

 

スムーズに抵抗無く流れるはずの吸気が乱れ、

理想的だったE/G設計時の吸気渦が作れない。

 

 

ほんの少しのガソリンの無駄も、

チリが積もれば山となるのでは?

 

 

 

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弊社オリジナル整備(DSC)

ドライアイスの3mmペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

 

 

強固に固着したカーボン(煤)をエンジンにノーダメージで、

短時間で完璧に除去します。

 

 

 

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マスキングをしてボディをガードし、

DSC特殊ノズルをセットして軽くショットしますよ~。

 

 

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ドライアイスペレットが直撃した部分だけ、

キレイになりました。

 

アルミ素地がハッキリ見えますね。

 

 

 

 

数種類あるDSCのアダプターとノズルを組み合わせて、

本格的に除去すればココまでキレイになりました~。

 

 

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奥深いポートも奥から手前まで全て洗浄しています。

 

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スワール・コントロールバルブや

サージタンクもDSCで洗浄しました。

 

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ガスケットを交換して組み付けし、

スロットルも清掃してからエンジン始動。

 

暖気後に初期化作業を行いました。

 

 

 

 

 

次はATF圧送式交換に移ります。

 

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ATFの状態を確認してから、

ATオイルパンを外しました。

 

 

磁石に付着した鉄粉を除去して、

オイルパンを洗浄します。

 

 

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ストレーナーとオイルパンガスケットは交換し、

磁石は洗浄して再利用します。

 

 

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オイルパン洗浄で4Lほど排出したATFを補充にも、

この後に行うプレ洗浄にもNUTECニューテック(NC-RF)

リンシングフルードを使用します。

 

 

完全暖機後に圧送式アダプターを装着して、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

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ニューテックNC-RF(仮名)

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

弊社がNUTECさんにお願いして開発していただいた、

スペシャルリンシングフルード。

 

 

ATFチェンジャーに接続して、

イッキに圧送式で全量交換を行いますよ~。

 

 

 

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走行距離が5万キロ未満なので結構キレイになりましたね。

このままアイドリング状態で15分間のリンシングタイム。

 

 

 

 

ここからやっと本命ATFで再交換します。

 

 

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NUTEC史上最高峰のハイパフォマンスATF

『NC-65』  全化学合成油(エステル系)

 

 

 

極薄で強靭な油膜性能はおそらく市販ATFでは最強でしょう。

 

(ローフリクション・ハイパフォーマンス)

6速以上の多段ATにはオススメしています。

 

 

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また耐熱性が非常に高いベース基油を贅沢に配合しているので、

熱劣化に強くロングライフ化にも有効です。

 

 

ハイパフォーマンスを求めてもOKですし、

ストリート走行でロングライフ可もアリでしょう。

 

ただしフルード単価が結構高額。

(でも弊社では指名&リピート率は高いですね。)

 

 

 

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ATFチェンジャーにセットして、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

ここまでキレイになれば次回推奨交換距離は6万キロ。

 

高回転・高負荷を掛けるほど真価を発揮し、

切れのあるシフトフィーリングをお楽しみください。

 

 

一度冷却してからフルードレベルの調整は、

油量検出モードにしてから規定温度でバッチリ調整しました。

 

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デフオイルのニューテックギアオイル。

 

こちらもNC-65と同様に全化学合成のNC-70 75W90。

 

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ドレンボルトの鉄粉を除去して、

手押しポンプで注入します。

 

純正中空ガスケットを交換してトルク締めしました。

 

 

 

 

 

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(DSC&ATF交換のオプション整備)

・LLC圧送式交換

・カーエアコンリフレッシュα

 

 

 

LLCも圧送式で全量交換しますよ~。

 

ラジエターリフレッシャーを接続してエンジン始動、

LLCを脈動圧送し冷却ラインに送り込みます。

 

グルッと回って排出されたLLCは

高密度Wフィルターでろ過します。

 

 

 

 

 

5ミクロン/25ミクロンのフィルターを通過したLLCは、

エンジン/ラジエター/ヒーターコアに再び送られて、

冷却ラインを何回も循環していくのです。

 

 

トヨタGR系エンジンの場合は30分以上は圧送し続けて、

サーモスタットが完全に開くまで続けます。

 

 

 

 

計算上は毎分7L x 30分 =210Lぐらいは、

冷却ラインを循環しているでしょう。

 

 

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最後にLLC再生強化剤で防錆/消泡性能を補強し、

エア抜き作業でライン内の空気を排出させました。

 

 

LLCリザーバータンクのレベル調整も行いますよ~。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα で、

年々減少するAC冷媒ガスをチェック。

 

同時にNUTEC NC-200を注入して、

コンプレッサーオイルも補強します。

 

 

NC-200のオイルも最高品質の

全化学合成エステル系ベースオイルを使用。

 

 

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さすがに平成22年式で5万キロ未満なので、

冷媒ガスの減少は少ないですが予防整備には有効ですね。

 

 

 

 

 

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全国各地から高速道路をぶっ飛ばし、

高額な高速道路代を負担して、

朝10時に弊社に入庫していただいています。

 

 

 

とても感謝をしていますが、

そのお気持ちには正確な作業でお返ししようと。

 

 

 

 

 

 

今回紹介した全く同じ内容の5点セットを、

一泊二日で出来る整備工場は日本でおそらく弊社だけでしょう。

 

もし出来る整備工場がお近くに有ったとしても、

(ぜひ大阪のミナト自動車で作業して欲しい!!)と

思われるような整備を心掛けています。

 

 

 

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弊社の場所は大阪府堺市の世界遺産を目指している

世界最大規模の古墳群(仁徳陵古墳)のスグ横。

 

 

 

弊社から大阪中心地キタ・ミナミまでは、

目の前のJR阪和線もず駅から電車で30分以内。

 

USJも電車で40分で代車なら30分で到着するでしょう。

 

 

宿泊するホテルもキタ・ミナミ以外であれば、

結構リーズナブルだと思いますよ~。

 

 

 

まぁ~折角大阪に来られたのですから、

どうぞどうぞ大阪観光でもお楽しみいただいて、

その間に依頼された整備は完了しています。

 

 

 

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ATF交換・DSCのご予約/御見積は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

 

出来るだけその日のうちに返信するようにしていますが、

少し遅れても3日以内にはメール返信をさせて頂いています。

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございました。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

後日オーナーさんからレビューをいただきましたので、

原文をそのまま添付します。

 

昨日は、マークXの整備ありがとうございました。帰り道、約480kmを走って、リッターあたり約2.5kmくらい燃費が向上しました。体感的には、変速がスムーズになって、全ての回転域で、トルクフルになっていました。特に時速100kmあたりからの加速は、非常に良くなりました。伸びがいいと言うのか、ストレスなく加速していく感じがします。メーターを見て、思わずアクセルを緩める感じでした。今回、DSCとATF交換、清掃が主の整備でしたが、復活したと十分に実感できた整備でした。ありがとうございました。以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドクルーザープラド KZJ95W リフレッシュプラン 後半編。 ATF圧送式交換&ホイールアライメント調整などなど。

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前回ブログから紹介しているプラドのリフレッシュプラン。

 

今回は引き続いて後半編をご紹介しますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=21176

 

ランドクルーザープラド KZJ95W

H11年式  走行距離29万キロ

 

 

 

 

リア側のショックアブソーバーを交換します。

 

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プラドのラダーフレームに装着されている、

ショックアブソーバー上部のナットはチョット回しにくい。

 

 

また場所的に泥が溜まりやすく、錆も発生しやすい。

 

 

今回も上部のナットを緩めると、

ショックのボルトが折れました。

 

 

錆でボルト部が脆くなっていたようです。

 

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リアのトレーディングアームのブッシュ交換。

 

車体からアームを外して、油圧プレスで打ち抜きますね。

 

 

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14tほどプレスしても全く動かないので、

少し方法を変更。

 

 

まずは内部のゴムブッシュを打ち抜いて、

外側のカラーに切れ目を入れて(逃げ)を作りました。

 

すると10tぐらいで打ち抜けましたので、

新しいブッシュを圧入しました。

 

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リアのパーキングブレーキは調整のみ。

固着しやすい所にグリスアップをしておきますね。

 

 

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エンジンのラジエター交換を提案しました。

 

LLC漏れは無いのですが

樹脂製アッパータンクに熱劣化が見えました。

 

 

このまま放置すると割れたり漏れたりしますので、

走行距離的に交換をオススメしました。

 

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黒い樹脂製タンクが茶色く変色していますよね。

 

こうなると脆くなって割れる前兆なので注意が必要です。

 

 

またラジエターキャップの樹脂部も茶色く熱劣化。

ここまで変色させるには6年以上は掛かるでしょう。

 

おそらく長い間交換していなかったのだと思います。

 

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サーモスタットやロア&アッパーホースも同時交換。

 

 

組み付け後にLLCを圧送式で全量交換しました。

これでエンジンやヒーターのLLCも交換出来ます。

 

最後にエア抜き作業とLLC強化再生剤を入れて、

冷却系はひとまず完了。

 

 

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フューエルエレメントも交換し、

1KZ-TE前期モデルディーゼルの

数少ないセンサー系も予防整備で交換します。

 

 

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オイルの漏れがあるトランスファー オイルシール。

 

シャフトを外してシール交換をしました。

 

 

 

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フロントデフ・リアデフ・トランスファー

3点のギアオイルを交換しますね。

 

 

ガルフ プロガード 75W90 LSD対応

新品ガスケットに交換してトルク締め。

 

 

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ATFも圧送式で全量交換します。

 

 

記録簿をみると少し前にオイルパンの脱着をしているので、

今回は圧送式交換のみ行います。

 

 

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NUTEC リンシングフルード(NC-RF)でプレ洗浄しました。

 

 

やや濁りはありますがビーカーの廃油に比べると、

少しはキレイになりましたね。

 

 

そこから15分ほどアイドリング状態でリンシングタイム。

 

 

 

今度はNUTEC ニューテック全化学合成ATF

(ZZ51改)でもう一度全量交換しますね。

 

 

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ここまでキレイになれば次回交換推奨距離の

5万キロは十分使用できると思いますよ~。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα で、

エアコン冷媒ガスをチェック。

 

デンゲン社エコマックスJrで

冷媒ガスを全量回収再生し再充填。

 

 

 

内蔵の重量計で測定しながら、

規定充填量で正確に作業します。

 

コンプレッサー保護強化に

NUTEC NC-200も同時注入しました。

 

 

 

エアコン冷媒ガスは多くても少なくてもNGで、

潤滑性と気密性を向上させるNC-200は、

一定の年数でメンテ注入を推奨します。

 

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アライメントリフトでサスペンション系の

各ブッシュを1G締め付けします。

 

 

 

整備リフトで足が伸びた状態でアームブッシュを組み付けると、

タイヤが接地した状態では過大な捻れがブッシュに掛かります。

 

 

捻れて無駄なテンションか掛かっているブッシュは、

ブッシュの早期劣化の原因になりますので、

着地した状態で一度開放し再マシ締めしていきますね。

 

 

 

 

 

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そこから軽く試運転をして、

サスペンションの各部品を馴染ませますね。

 

 

そしてホイールアライメントを調整します。

 

 

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ハンター社 ホークアイWA470

最新鋭の4センサーカメラ搭載 アライメントテスター

 

 

イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト

水平精度を長期に維持する国産リフト。

 

 

最終的にはこんな感じで調整しました。

 

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数値合わせだけのホイールアライメントではなく、

ブッシュやショックまでリフレッシュ整備して、

本来の性能に戻した後のホイールアライメント調整。

 

 

 

弊社はサスペンション整備に必要な付随作業として、

ホイールアライメント調整を位置づけています。

 

 

 

 

最後に試運転を重ねて、最終チェックを繰り返し、

無事納車となりました。

 

 

 

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リフレッシュプランは

よくある車検整備のような保守整備でもなく、

よく見るノボリに書いてある無料点検作業でもありません。

 

 

 

10年10万キロ以上走行した車両を、

もう一度予算を掛けて整備するリフレッシュメニューです。

 

 

今回のプラドオーナーさんからも

(ディーラーでは見ない箇所の整備を中心に)と

希望整備と合わせてオーダーされました。

 

 

 

世界トップクラスの耐久性があるプラドですから、

適材適所な整備をして長く使用するのもアリだと思いますよ~。

 

 

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2部構成で紹介しました

ランドクルーザー プラドのリフレッシュプラン。

 

 

 

今回作業した箇所以外にも

何点か気になる整備箇所がありましたので、

(こうなればココを整備してくださいね。)と

アドバイスをさせて頂きました。

 

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

ランドクルーザープラド KZJ95W リフレッシュプラン 前半編。  さすがのプラドもブッシュがヤバイ!! 50万キロに向けたリフレッシュ整備。

静岡県からお越しいただいたのは、

ランドクルーザープラド KZJ95W

走行距離29万キロ

 

 

提案型整備 リフレッシュプランのご依頼です。

 

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メールからご相談いただいた内容は、

 

・普段の整備は地元ディーラーで行っている。

・アイドリング時の音や振動が大きくなった。

・新車時から比べると最近は燃費が少し悪い。

・50万キロまで使用したいので普段の点検整備では、

(実施しない箇所)を中心に整備の提案をして欲しい。

 

 

 

世界中で耐久性が証明されているプラドですから、

適切な時期に適切な整備をすれば

50万キロは十分使えるでしょう。

 

 

予約日を決めて入庫していただきました。

 

 

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予約時には今回の整備予算をお聞きしています。

 

不具合箇所や希望整備から必ず整備する箇所の部品は、

入庫前に揃えておかないとスケジュールが読めない。

 

 

お手数ですが部品代金を前金でいただいて、

先行発注させていただいています。

 

 

 

 

先行発注する部品は主にサスペンション系や

ドライブシャフト系の部品が多いですね。

 

ブレーキ系やエンジン系などのよく出る消耗品などは、

点検して御見積後の発注でも間に合いますので。

 

 

 

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試運転をするとステアリングのセンターは大きくズレており、

信号待ちでのE/Gからの振動はディーゼルを考慮しても大きめ。

 

 

 

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リフトアップしタイヤを外して、

車両全体を点検します。

 

 

そこから予算に合わせた整備プランを制作し、

オーナーさんに提案させていただきました。

 

 

OKをいただきましたので、順番に紹介していきますね~。

 

 

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点検時にはまずタイヤが装着している段階で、

ハブベアリングとステアリングのガタを点検します。

 

 

すると右側は結構ガッタガタにガタがあり、

左は全く問題なし。

 

調べていくと右ステアリング ラックエンドの

ボールジョイントに大きなガタがありました。

(B/Jの錆が酷いですね。)

 

 

 

 

 

ちなみに左側はこんな感じ。

 

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ややグリスが汚れていますが、

右ほど酷い錆はありません。

 

 

 

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ラックエンドASSYとラックブーツを交換しました。

 

 

タイロッドエンドASSYは最近交換したのでしょう。

比較的グリスも新しいのでこちらは再利用します。

 

 

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フロントサスペンションやドライブシャフト、

ナックル&ハブ、ブレーキを車体から外します。

 

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フロントショックアブソーバーをリフレッシュ。

(今回はオール純正で交換しました。)

 

スプリングのみ再利用です。

 

 

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ナックルに圧入されたハブベアリングと、

アッパーボールジョイントも交換しますね。

 

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さすがプラドですね。

ベアリングの大きさはハイエースより一回りほど大きい。

 

 

見ただけで耐久性がありそうです。

 

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オイルシールなども、

左右共に同時交換でリフレッシュ。

 

 

 

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見るからに頑丈そうなロアアーム。

 

さすがに28万キロも使用すると、

ブッシュが破断しそうですね。

 

ブッシュを左右全数打ち替えしますね。

 

 

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ブッシュの位置決めをして再圧入。

 

ロアボールジョイントも左右交換しました。

 

 

 

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・ロアアームを取り付けるカムアジャスト&ボルト。

・アッパーアームの固定用ボルト。

 

 

錆固着を防ぐ為に新品に交換して、

シャフト部に薄くグリスを塗りました。

 

 

ここが錆固着するとホイールアライメント調整が出来ないので、

数年後を見越して予防処置をしておきます。

 

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アッパーアームのブッシュも全数交換しますね。

 

こちらもヒビ割れていました。

 

 

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油圧プレスと冶具を使用して、

新品ブッシュに打ち替えします。

 

 

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ドライブシャフトもオーバーホール。

 

 

いつもながらデフからドライブシャフトが引き抜けないので、

インナー側は車上整備で対応します。

 

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純正ブーツ&グリスKITで、

左右のシャフトをリフレッシュしました。

 

 

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スタビライザーのブッシュと、

リンクロッドも交換します。

 

 

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エンジンマウントとATマウントも交換しますね。

 

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ブッシュの破断が大きく、

これではE/Gの振動は吸収出来ないでしょう。

 

またブッシュ自体もエンジンの重みで、

潰れていますね。

 

 

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ブレーキキャリパーもオーバーホール。

 

 

右キャリパーはつい最近に新品交換されたようで、

今回はFr左とリア左右をリフレッシュしました。

 

 

 

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酷い錆も無いのでピストンは磨きで再生します。

 

キャリパーを完全洗浄してから、

シールやダストブーツを新品に交換しますね。

 

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キャリパーのホルダー側も整備します。

 

古いグリスは洗浄し、新しいブーツを装着。

ブレーキパッドも前後交換しました。

 

 

 

ブレーキパッドとシムの間には、

耐熱・耐久・耐水に優れた

WAKO’S BPR 高性能パッドグリス。

 

 

 

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ディスクローターも4枚とも研磨機で再生。

 

 

ツルツルのローターに新しいブレーキパッドを装着しても、

本来の制動力は発揮出来ないですからね~。

 

 

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最後に耐熱塗装で化粧直し。

 

 

完全な防錆を求めていないので、

気持ち程度に塗装しています。

 

 

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ここまで作業してやっと前半が終わりました。

まだまだ作業は続きます。

 

 

 

次回ブログではプラドの後半の整備をご紹介しますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!