福井県からレガシィBH5 リフレッシュプラン中編。
前回ブログで紹介したレガシィBH5のリフレッシュプラン。
平成14年式 走行距離7万キロ
https://minato-motors.com/blog/?p=40239
3部作ブログ 中編では、引き続きレガシィBH5のリフレッシュプランを紹介しますね。

サスペンションの次はFrドライブシャフトO/H。
ブーツやグリスに負荷が多いフロント側は定期的なリフレッシュをする必要があります。 (リアは負荷が少ないので、今回はパス。)



(壊れたらリビルト品交換でイイんじゃないの??)と思う方もいるでしょう。
リビルト品に使用される(社外ブーツグリス)と(純正ブーツグリスKIT)。
耐久性が違うと思っているのは私だけでしょうか??
耐久性の高い純正ブーツグリスKITを使用して、O/Hしますね。






スタビライザーのブッシュも交換しました。
ここにガタや劣化があると軋み音がしますよ~。


エンジンマウントを全数交換します。
左右のエンジンマウントとATマウントは予定通り交換出来ました。
エンジン上部にあるチッピングロッドはインタークーラーを外す必要があるのですが・・・・。 樹脂製ダクトパイプが硬化して外れない。
無理に外すとインタークーラーが破損する可能性もあり、樹脂製タクトパイプは一部生産終了。
破損させるとエンジンが動かせなくなるので、ロッドの交換を見送りました。


足回り・下回りを組み立てて、ブレーキフルード交換。
エア抜きをしながらフルードを交換しました。




サスペンション整備後には(1G締付)と(ホイールアライメント調整)は必須作業。
それにはホイールアライメントテスターとアライメントリフトが必要です。




整備リフトで組み立て時と実際の走行時では、サスペンションアームの角度が違う。
整備リフトでブッシュを本締めすると、走行時にはアームの角度の変化から(ブッシュが捻じれた状態)で走行します。
捻じれは交換したブッシュに負荷が掛かり早期に破損。
その捻じれを解消するのが(1G締付)
ホイールアライメントリフト上で黄色いテープの箇所のボルトナットを一度緩めてから、本締めしますね。




1G締付後に軽く試運転。
サスペンションのブッシュやショックアブソーバー等を馴染ませます。
そこからホイールアライメント調整。
・ハンター社最新鋭ホイールアライメントテスター WA470ホークアイ
4つのカメラセンサーでホイールに装着したターゲットの動きを捕捉。
瞬時にアライメント数値を演算します。
・イヤサカ社ビシャモンマルチアライメントリフト
国産最高峰の高剛性アライメントリフト
長期に渡り水平レベルを確保。


サスペンション整備が終われば、次回ブログ後編ではエンジンやATの整備を紹介しますね。
どうぞ宜しくお願い致します。