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静岡県からプレマシー リフレッシュプラン 前編。 前回同様2台目の愛車もリフレッシュ。 直噴エンジンの煤除去作業。

静岡県からお越しいただいたのは、

マツダ プレマシー CWEFW

走行距離13万キロ

 

リフレッシュプランのご依頼です。

http://minato-motors.com/blog/?p=21674

 

 

 

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このプレマシーのオーナーさんは

弊社のリフレッシュプラン依頼は2回目になります。

 

 

前回作業をさせていただいたのはマツダ RX-8。

http://minato-motors.com/blog/?p=19195

http://minato-motors.com/blog/?p=19265

 

 

 

 

 

走行距離10万キロオーバーしたもう一台の愛車を、

前回同様にリフレッシュする為に依頼されました。

(いつもありがとうございます。)

 

 

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試運転後に排気ガステスト。

事前ホイールアライメント測定も行います。

 

 

排気ガスは車検基準値内に収まっており、

ホイールアライメントもそこまで酷い状態ではないですね。

 

 

 

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バッテリーアナライザーで充電発電状態をチェック、

エンジンルームや下回り等も点検しました。

 

 

 

 

 

車両全体を見ながら不具合箇所をピックアップ。

 

今回の整備予算から考慮して、

お勧めの整備プランの御見積を提案しました。

 

 

 

 

 

ここまで作業して初めて概算見積が出来ます。

よくメール質問で(リフレッシュプランは、おいくらですか?)

と聞かれますが正直答えようがないのが現状です。

 

 

 

 

ですが概算が分からない状態では

ユーザーさんも依頼しにくいと思いますので

類似車両の整備ブログと総額費用を返答させていただいて、

整備予算の参考にして下さい。

 

 

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現状の悪いところだけ整備するのは、

私的には(保守整備)と呼んでいます。

 

点検結果や使用状況、車種特有のウィークポイント、

壊れる前にあらかじめ予測し整備するのが(予防整備)。

 

 

 

 

 

リフレッシュプランでは(保守整備)の優先順位は高いですが、

大きく比重を占めプランニングに悩むのが(予防整備)。

 

 

 

むやみやたらに部品交換するのも無駄ですし、

行き当たりばったりのその場限りの整備も無駄なのです。

 

 

 

(もしこの車両が私の愛車なら、

限られた予算でどこまで整備するか?)

リフレッシュプランのメインテーマかなっと。

 

 

 

オーナーさんと協議して了承が得れましたので

リフレッシュ整備を始めますね~。

 

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マツダ ガソリン直噴エンジン LF-VDS

MZR2.0 2.0L DISI

 

 

ガソリン直噴エンジン特有のインテークバルブに蓄積する

強固なカーボンをDSCで除去します。

 

 

 

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DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

弊社が開発したオリジナル整備。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。

(昇華爆発力)(熱収縮)のドライアイスの特性を利用した

次世代洗浄方法。

 

 

 

ドライアイスショットでエンジンにノーダメージで、

短時間に完璧にカーボンを除去していきます。

 

 

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ドライアイスの粒が圧縮空気で高速噴射され、

バルブのカーボンに直撃。

 

瞬間的な(熱収縮)で付着物に脆くし、

隙間にドライアイスが入り込む。

 

 

 

同時に直撃したドライアイスは

固体から気体に一気に変わる。(昇華爆発力)

 

昇華による急激な体積膨張は750倍。

 

小爆発が瞬時に連続して起こる事で

母材からカーボンが一気に剥がれる。

 

 

 

しかも柔らかいドライアイスが衝突しても、

金属製のエンジンは全くノーダメージ。

 

 

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飛散したカーボンで車体が汚れないようにマスキング。

 

 

 

また燃焼室にカーボン等が入らないように、

圧縮上死点バルブ全閉にセットしてショットしています。

 

1気筒分が終わればクランクを回して、

次のポートでドライアイスショット・・・。

 
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4気筒8ポートを全て奇麗に除去完了。

 

 

樹脂製マニホールドの内部にも煤が付着しているので、

こちらは洗浄剤で洗い流しました。

 

 

ガスケット類はすべて新品に交換していますよ。

 

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吸気の気流を乱すカーボン蓄積を除去して、

理想的な気流の回復。

 

噴射から混合気になる時間が短い直噴E/Gは、

吸気渦が乱れると燃料と空気が均等に混ざらず、

ムラのある混合気に点火する事になります。

 

 

燃焼室単位で見るとストイキなんですが、

部分部分でみるとリッチだったり、

リーンだったりするのでしょうかね?

 

 

 

燃料を全てパワーに変換されないと

本来のエンジン性能は発揮できないと思いますよ。

 

 

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その他にもウォーターポンプやサーモスタットなどの

E/G冷却系の消耗部品も今回交換しました。

 

 

 

走行距離から心配していたラジエターは、

もう少し使えそうですね。

(交換を保留にしました。)

 

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LLCも全量圧送式で交換します。

 

 

使用するのはムラタトレーディング社の

ラジエターリフレッシャー。

 

冷却ラインを切り離しアダプターをIN・OUTで接続。

 

 

片側から内蔵ダイアフラムポンプでLLCを圧送し、

エンジンを掛けながらLLCを循環させます。

 

もう片側から排出されたLLCは

高密度ダブルフィルターでろ過して、

もう一度冷却ラインに戻します。

 

エンジンが暖機しサーモスタットが開いて、

数十分間ほど圧送を続けます。

 

 

 

 

交換後に消泡剤や防錆剤を強化する為に、

LLC再生強化剤を注入しエア抜き作業を行いました。

 

 

 

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アイドリングストップからの再始動時に、

エンジンの振動が気になりだしたという事で・・・。

 

 

走行距離から考慮してE/Gマウントインシュレーターの

劣化度が激しい2点のみを交換しました。

 

 

振動源(E/G)に近い右側と

加減速で劣化するロア側。

 

 

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まだまだリフレッシュ整備は続くのですが、

かなり長くなりそうなので今回はここまで。

 

 

 

次回ブログもプレマシーの

リフレッシュプランの続きを紹介しますね。

 

 

サスペンションや下回り系を整備します。

 

どうぞお楽しみに~!

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

レクサス RX200t ATF完全圧送式交換。  ニューテックNC-65&NC-RF(仮名)  日帰り作業で納車OKです。

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奈良県からお越しいただいたのは、

レクサス RX200t AGL25W

 

走行距離7万キロ

 

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

 

 

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朝10時入庫から夕方納車の日帰り作業。

 

 

来店時にATF交換の事前説明をしてから、

試運転を行います。

 

ATFの状態もチャックして作業を始めますね。

 

 

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オイルパンを外して洗浄し、

磁石に付着した鉄粉を除去。

 

ATFストレーナーとガスケットも交換します。

 

 

 

 

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RX200tのATFクーラーラインには

フルードサーモスタットが装着されているので

オープンにしてから圧送式交換を始めますね。

 

 

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ATFチェンジャーを接続して、

ATFを補充し完全暖機します。

 

 

 

 

 

 

まずはプレ洗浄を行いますが使用するフルードは、

NUTEC ニューテックNC-RF(仮名)

 

 

弊社が提案して製造していただいた

NUTEC謹製スペシャルフルード。

 

 

NC-RF(仮名)の事はこちらのブログを参考に。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

 

それではイッキに全量圧送式で交換しますね。

 

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ATFを7万キロ無交換車両ですが、

この時点で結構きれいになりましたね。

 

 

 

 

次に使用するのが本命ATFの

NUTEC NC-65 全化学合成ATF(エステル系)

 

 

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弊社では、

純正同等油のアイシンAFW+。

 

非低粘度化ハイパフォーマンスフルードの

NUTEC ZZ51改 全化学合成(エステル系)。

 

 

NUTEC最高峰のATF 全化学合成(エステル系)

超低粘度 強油膜性能のNC-65。

 

 

 

3種類のフルードは常時在庫していますので、

予算に合わせて選んでくださいね。

(非適合車種もありますのでベストを提案しています。)

 

 

 

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ちなみに先日のGW10連休も

NC-65 20L 8本用意しましたが、

ほぼソールドアウトする人気ぶり。

 

(いつもより多めに在庫しておいて助かりました。)

 

 

 

(NC-65&NC-RF)を予約時から指名される方もいますが、

入庫時にどのフルードにするかを決める方も多いです~。

 

 

各フルードの特徴やメリット・金額差などを

予算を考慮して事前説明をしていますが

そうすると結果的にNC-65を選ぶ方が多いのです。

 

 

 

 

 

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ATFチェンジャーのNC-RFをNC-65に入れ替えて、

もう一度全量圧送式で交換しますね。

 

 

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ほぼほぼ完璧に入れ替わりましたね。

 

 

ATFクーラー&ウォーマーも洗浄して、

最後にフルードレベルを規定温度で調整しました。

 

 

ここまでキレイに入れ替われば、

次回推奨交換距離は約6万キロ。

 

 

イイ状態で長く使用できると思いますよ~。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで

AC冷媒ガスのチェックとコンプレッサーオイル注入。

 

 

 

デンゲン社エコマックスJrを使用して、

冷媒ガスの全量回収再生充填。

 

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さすがにH28年式なので

大幅な冷媒ガス抜けはありませんでしたね。

 

 

 

 

エステル系ベースオイルを贅沢に使用した、

NUTEC NC-200を同時注入。

 

コンプレッサーの機密UP・ローフリクション化に、

NC-200コンプブーストをお勧めしています。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATF交換はATミッションへの唯一の予防整備です。

 

エンジンオイル交換と同じで、

オイル劣化して異常が出る前に全量交換が望ましい。

 

 

エンジンオイル交換不足でガラガラ異音がしてから、

オイル交換をする方はいないと思います。

 

ATFもATが壊れてからする作業ではないので、

定期的に最適で正確な交換作業をお勧めしています。

 

 

 

 

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先日弊社のスグ近くにある(仁徳陵古墳)が、

世界遺産に登録されそうだ!!とニュースになりましたね。

 

アノ鍵穴の形が見れるとインパクトが良いのですが、

正直飛行機からじゃないと拝めるのは難しい。

 

トルコ カッパドキアの気球みたいに

上空からが見れるとイイんですけどね~。

 

 

 

 

 

 

ATF交換の御見積・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

徳島県からACR55W エスティマ リフレッシュプラン。

10年10万キロ以上走行した車両にオススメしている

提案型整備(リフレッシュプラン)

 

 

 

 

(リフレッシュプランとは??)

http://minato-motors.com/blog/?p=21674

 

 

 

 

 

今回リフレッシュプランを依頼されたのは

徳島県 エスティマ H18年 ACR55W 走行距離15万キロ

 

 

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普段の整備は地元ディーラーさんにお願いしているそうです。

 

地元ディーラーではあまり薦められない整備を中心に、

予算に合う最適な整備プランを提案させていただきました。

 

 

 

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メールでの相談内容はこんな感じでいただきました。

 

・あと4年はこのエスティマを使用したい。

・フワフワ感が酷く、妻が車酔いをします。

・E/Gからの振動が車体に伝わり、冷間時は特に酷い。

・冷間時から暖機完了までの間にキュルキュル異音がする。

・ブレーキの効きが甘く、コントロールがしにくい。

 

 

試運転をするとサスペンションの劣化と

停止時の微振動は現状確認が出来ました。

 

 

謎のキュルキュル音は症状が再現できず不明ですが、

この後の点検で診断しましょうか。

 

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エンジン整備の基本 排気ガステスト。

CO、HC、CO2ともに良好ですね。

 

 

 

事前ホイールアライメント測定では、

フロントは左右差が大きく、リア右トゥも過大。

 

 

 

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リフトアップをしてタイヤを外し、

車両全体を点検します。

 

 

車両状態と予算を考慮しながら、

オススメの整備プランを提案させていただきました。

 

 

それでは作業内容を順番に、

紹介していきますね。

 

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冷間時に鳴る謎のキュルキュル音。

 

あいにくお預かりした期間は暖かい2週間だったので、

冷え込みも無く異音の現状確認は出来ませんでした。

 

 

 

ニュアンスから判断して、

おそらく補機ベルト系からの音か?

 

 

ベルトとテンショナーは問題ないようなので、

オルタネーターのワンウェイクラッチプーリーを確認。

 

 

プーリーの動きが怪しいので、

おそらくビンゴでしょう。

 

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正回転ではロック、

逆回転ではフリーになるW/Cプーリー。

 

プーリーキャップを開けると磨耗粉がドッサリ、

クラッチ部が破損していました。

 

 

 

 

純正対策品の新しいプーリーに交換しますね。

 

 

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効きの甘いブレーキを点検していきます。

 

 

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フロントはローターの焼けが不均一で、

裏面は錆で段付き磨耗。

 

 

 

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リアブレーキもこんな感じで、

ブレーキパッドの当たりと焼けが酷いね。

 

 

これではミニバンの車重を止めるのは難しいでしょう。

 

 

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ディスローターは研磨にて再生し、

耐熱塗装で化粧直し。

 

 

研磨と言ってもガッツリ削っている訳ではないのですよ~。

表面の軽く研磨し、表面の歪みも取りました。

 

 

 

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キャリパーも完全洗浄からO/Hして、

シール・ダストブーツを交換します。

 

 

ブレーキパッドもWAKO’S BPRグリスを使用して

前後交換しますね。

 

 

 

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サスペンションをリフレッシュ。

 

今回のショックアブソーバーには

カヤバ ニューSR-Sをチョイスしました。

 

 

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スタビライザーのブッシュとリンクロッド交換

ロアアーム&ボールジョイントはASSYで交換します。

 

 

 

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リアはアクスルビームのブッシュ交換。

バックリ裂けたブッシュを圧入交換しますね。

 

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トーションビーム式のリアサスペンションは、

大きなブッシュ2個で車体と結合されています。

 

 

前後左右上下に揺れるビームの動きを、

2個のブッシュで負担しているので、

8万キロぐらいが限度でしょう。

 

 

 

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位置決めをしてからSSTを利用しブッシュを打ち抜き、

新品ブッシュを圧入していきます。

 

 

 

 

 

デフキャリア・ブッシュASSYと

スプリングインシュレーターも同時に交換しますね。

 

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乱れた事前アライメント数値から、

ある程度予想して適切なシムを選択。

 

SPC社のリアシムをハブとビームの間に挟む事で、

ハブ取り付けに任意の角度を付けれます。

 

それによりリアトゥとキャンバーを調整し、

スラスト角も整えます。

 

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6種類あるシムから経験則で、

ベストのシムを選びました。

 

どうなるかは最後のお楽しみ。

 

 

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リア ショックアブソーバーもカヤバで交換します。

 

 

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車体に伝わる微振動には

エンジンマウントインシュレーターを全数交換。

 

 

特に右と左のマウントは劣化が激しく、

E/G振動を吸収できなかったようですね。

 

 

 

 

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そして電子制御スロットル清掃し学習値初期化。

 

アイドリングの安定化にオススメです。

 

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LLC・オイル・フルード系も交換します。

 

 

全量交換が難しいLLCも、

圧送式交換でキレイに入れ替えます。

 

劣化したラジエターキャップを交換して、

LLC再生強化剤を注入しエア抜き作業。

 

 

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ブレーキフルードも交換しました。

 

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CVTFはオイルパンを外して洗浄し、

CVTFクーラーも洗浄します。

 

 

国内非売品の純正ストレーナー交換。

某ルートから極秘に取寄せしています。

 

 

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そこからアイシン製CVTFの(CFB)で、

全量圧送式交換を行いました。

 

 

 

 

奥に見えるのが新油モニター

中央ビーカーが廃油

手前が交換後のフルードです。

 

規定温度で油量調整を行いました。

 

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デフ/トランスファ のギアオイル交換。

(ガルフ プロガード75W90)

 

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カーエアコンリフレッシュα

for NUTEC NC-200 コンプブースト

 

ACコンプレッサーオイルも補充し

冷媒ガスも再充填します。

 

 

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アライメントリフトで1G締め付け。

 

Frロアアームやリアアクスルビームの取付ボルトは、

リフトアップ状態で締付けると

ブッシュに不要な捻れが発生します。

 

 

そしてこの捻れが交換したブッシュの寿命を縮め、

乗り心地も悪化させます。

 

 

 

 

4輪が接地した状態でボルトを緩め、

再マシ締めしてあげるのが正解。

 

 

 

組み付けしてから時間が経つと忘れるので、

1G締付する箇所には黄色いテープで目印をして、

締付後には赤いペンでマーキングしています。

 

 

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そこから軽く試運転をし、

サスペンションを馴染ませてから

ホイールアライメントを調整しますね~。

 

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ハンター社 ホークアイWA470

最新鋭ホイールアライメントテスター

 

 

 

イヤサカ ビシャモン アライメントリフト

特注ハンターレッド ロングバージョン。

 

 

 

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固定式のリアアクスルビームにはシム調整。

 

フロントはクレイドル調整でSAIとキャスターを整えて、

キャンバーとトゥを微調整。

 

 

 

 

最後にステアリングセンターを、

(Win Toe調整)でドンピシャに合わせます。

 

 

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最終的にはココまで調整し、

バランスを整えました。

 

調整機構が少ないエスティマで、

極力左右差15分以内に収めてみました。

 

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最後にもう一度長めの試運転。

 

いつもの市街地コースを走行して、

車両状態を確認します。

 

 

 

サスペンションの揺れやエンジンの微振動、

キュルキュル異音やブレーキの甘さも無くなり、

本来の50系エスティマに戻ったと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

引取時には画像を交えて作業内容を説明し、

今後の整備課題点もお伝えしました。

 

お預かり期間は約2週間。無事納車となりました。

 

 

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お世話になります。
エスティマの○○です。
無事徳島へ到着しました。
エスティマに乗って走り出したらすぐ変化が分かるほど程、劇的に良くなりました。
乗り心地、車内で感じる音、ブレーキの操作性の向上
どれをとっても、満足です。
有り難う御座いました。

 

 

数日後にレビューメールを

いただきましてありがとうございます。

 

 

4年とは言わずまだまだ長く使用できると思いますよ~。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のGW10連休も多くのご来店ありがとうございます。 ATF交換&DSCのみの限定作業!!

GW10連休中も絶賛営業中だったミナト自動車。

全国各地からATF交換&DSCの依頼を承りました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=21403

3月上旬に告知をしてから

早い段階から予約が埋まってしまい、

希望日の予約が取れなかった方には申し訳ありません。

 

 

1日で出来る作業台数には限りがあるので、

ご迷惑をお掛けしました。

 

 

 

 

 

 

今回のGW期間中で最長来店距離のお客様は、

山形県からのCX-3 DK5AW

走行距離49600km

 

 

NUTEC謹製 100%化学合成ATF

(ニューテックNC-65)でのATF圧送式交換。

 

 

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SKY-Dr6速用のアダプターを接続して、

ATFクーラーを洗浄してからATF交換始めます。

 

 

 

まずはプレ洗浄。

 

 

 

こちらもNUTEC リンシングフルード(NC-RF)仮名

 

プレ洗浄用のスペシャルフルードで、

複雑な経路のAT内部をプレ洗浄します。

 

 

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ここから15分ほどアイドリング状態て待機。

 

 

次は本命ATFのニューテックNC-65で、

もう一度圧送式で交換しますね。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

最後に規定温度でATFのレベル調整をして完了です。

 

 

 

 

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近くからの来店は地元大阪府からのアベンシスW。

ZRT272 走行距離8万キロ

 

 

CVTFにもNC-65を使用します。

 

 

その前にオイルパン洗浄をして

国内非売品のCVTFストレーナーも交換。

 

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NC-RF(仮名)でプレ洗浄をしてから、

NC-65で圧送式交換を行いました。

 

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オプション整備

スロットル清掃&カーエアコンリフレッシュα

 

 

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高知県からはクラウン GRS180

走行距離12万キロ

 

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DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

 

2点作業の一泊二日のお預かり。

 

 

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広島県からはアテンザワゴン。

SKY-2.2Dの定番整備(DSC)で煤除去作業。

 

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SKY-DへのDSCは一泊お預かりの

翌日納車が基本となりますが最短で日帰りOK。

(大阪観光と共にどうぞ~)

 

 

 

 

 

 

 

 

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奈良県からはマークX GRX130

走行距離7万キロ

 

DSCとATF交換の定番整備セット!!

 

スパークプラグはNGK RXプラグに交換しました。

 

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ATF圧送式交換は

オイルパン洗浄・ストレーナー交換からの

アイシン AFW+。

 

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大阪市からはレヴォーグ VM4

走行距離3万キロ

 

NUTEC ZZ51改 全化学合成(エステル系)

リニアトロニックCVTF 圧送式交換

 

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鳥取県からはニッサン フーガ Y51

走行距離6万キロ

 

ATF圧送式交換 7速AT

NUTEC NC-65 全化学合成(エステル系)

 

 

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その他にも多数の車両作業を行いましたが、

今回は一部公開させていただきました。

 

 

ATF交換・DSCのご予約、御見積は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西から東から。 マツダ スカイアクティブ ディーゼル煤除去作業。 

全国各地からマツダ スカイアクティブ-Dの

煤除去作業のご依頼をいただいています。

 

 

最近依頼されました車両を少しご紹介しますね。

 

 

 

福岡県からはデミオ DJ5FS

滋賀県からはCX-3 DK5FW

 

共に1.5Dのディーゼルですね。

 

 

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長野県からはアクセラ BM2AS

新潟県からもCX-5 KE2AW

岡山県からはCX-5 KE2AW

 

こちらは2.2Dのディーゼルエンジン。

 

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クリーンディーゼルの吸気系に蓄積する煤除去作業は、

弊社が開発したオリジナル整備のDSCで対応しています。

 

 

 

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

ドライアイスの特性を利用した特殊洗浄機と、

各エンジンに合わせた特殊ノズルとアダプター。

 

エンジンにノーダメージで短時間に完璧に除去可能。

 

 

 

 

 

その中でも猛烈に蓄積していたのは

埼玉県からお越しいただいたアテンザ GJ2FP

走行距離70000km

 

 

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普段の運転は奥様が通勤用に、

週末はご主人さんが運転されるそうです。

 

(ちなみにこのアテンザはMT車)

 

 

 

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エンジンのハーネス類に覆われた

インテークマニホールドを分解。

 

 

エンジンシリンダヘッド側の吸気ポートを確認しますね。

 

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エンジン側のポートに煤蓄積が酷すぎて、

奥にあるインテークバルブにピントが合いませんね。

 

 

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辛うじて撮影できましたが、

ナンだかよく分らないほど塞がっています。

 

 

 

 

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インテークマニホールドも分解し、

煤の蓄積具合を確認しますね。

 

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インテークマニホールドの入り口は70%ほど煤詰まり。

 

ブローバイのオイルと煤がミックスされ、

燃焼熱でガチガチに固まっています。

 

 

 

 

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インテークマニホールドの出口も、

半分ぐらいしか経路が確保されていないですね。

 

(この状態で大阪まで来れるのはある意味スゴイ)

 

 

 

 

空気を吸ってナンボのディーゼルで、

こんな状態では本来の性能は発揮出来ないでしょう。

 

 

メーカー問わずガソリンでもディーゼルでも

極限まで高効率化を求められているので、

吸気抵抗はなるべく減らす設計になっているそうですから。

 

s-スワール プラド

トヨタ資料引用

 

 

 

 

吸気系に猛烈に蓄積した煤蓄積は

手作業での除去はほぼ絶望的。

(エンジンを載せ替えるか?それとも諦めるか?)

 

 

 

弊社が開発したDSCならエンジンにノーダメージで、

短期間に完璧に除去が可能なんですよね~。

(基本は一泊二日お預かり。最短日帰りOK)

 

 

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マスキングをして完全防備。

 

 

 

 

s-kkkk

 

ドライアイス3mmペレットを洗浄機に投入し、

圧縮空気で高速噴射。

 

(昇華爆発力と熱収縮)

 

 

ドライアイスの特性を活かして、

強固な煤を除去しますね~。

 

 

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煤が燃焼室に混入しないように圧縮上死点にセット。

 

軽くワンショットでは全く剥離しないので、

1点集中でショットし続けました。

 

 

分厚い煤も徐々に剥離して、

やっと素地のアルミが見えてきましたね。

 

 

複雑な形状の吸気ポートとバルブ。

(8個もあるので結構大変。)

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は手強いですがジックリ慎重に除去洗浄していきます。

 

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エンジン側はDSCでサッパリと煤除去完了。

 

バルブ傘部やシャフト裏も入念に除去しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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インテークマニホールドは軽くホジホジします。

(大量に煤が出てきましたね~。)

(手作業もほどほどにしてDSCで一気に)

 

 

マニホールドやEGRバルブに吸気シャッターバルブ、

こちらもDSCで煤を除去しました。

 

 

 

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新車と同じ吸気状態に戻しました。

 

 

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このビフォーアフターを見て、

何の変化も改善も無いと思う方はいないでしょう。

 

 

吸気抵抗がなくなりシリンダへの吸気充填が、

スムーズになりましたね。

 

 

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ガスケットは純正新品に交換して、

元の状態に再組み立て。

 

LLCを補充してエンジン始動。

 

 

各学習値と燃料噴射補正を再学習。

 

 

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SKY-D定番のラジエターキャップ密着不良。

 

冷却ラインの内圧がいつまで経っても上がらないので、

密着不良と判断し新品に交換しました。

 

 

 

さすがに今回は入庫前の試運転と

作業後の試運転であきらかに違うので

オーナーさんにも分かり易かったと思います。

 

 

 

 

 

納車時には画像を交えて作業内容を説明しています。

 

・ここが狭くなるとコレがこうなります。

・そうするとココがこうなって結果的にこうなる。

 

・キレイにする事でこの感じが改善され、

本来のSKY-Dのフィ-リングが蘇るのです。

 

などなどとお話させていただいています。

 

 

 

 

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元々はトヨタGR系直噴エンジンの煤蓄積除去用に、

独自で開発したのは数年前。

 

 

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

マツダ SKY-DへのDSCだけではなく、

トヨタGR系エンジンやニッサンVQ系エンジン。

 

マツダ ガソリンL系直噴エンジンなども

今月は多くDSC作業をしました。

 

 

 

 

それらの作業内容も個別にアップしたのですが、

なかなか執筆時間がないので申し訳ない。

 

書きたい事やネタは一杯あるのですが、

整備作業の時間を削る訳にはいかないのがモドカしい。

 

 

 

空いた時間で少しずつアップしていきますので、

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

DSCの御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

 

HAPPY CAR LIFE!!

よいGWを!!