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提案型点検整備『リフレッシュプラン』   3つの質問しています。 

ミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

最近多い依頼が 提案型点検整備『リフレッシュプラン

 

 

 

 

 

法令点検項目 と 独自基準のチェックから

 

必要なオススメ整備

お客様が希望する整備を合わせて

 

最適な整備プランを提案しています。

 

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もちろんお客様にも予算があると思いますので、

予算に合わせてプランニング。

 

 

 

どれを実施して・どれを保留にするかは

メール等で相談して決めていきます。

 

 

 

 

(俺がすすめる整備はコレだ~!!)と

押し付ける事はないのでご安心くださいね。

 

 

 

 

 

そこで

 

リフレッシュプランのメール相談を頂いた時には、

こちらから3点質問をさせて頂いています。

 

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その1

現状の不具合や不満点

使用していて気になるところがあれば、

少しでもお伝え頂けると助かります。

 

 

 

 

例えば10万キロ走行のガソリンAT車の場合、

アイドリングでブルブル震える・燃費が悪い とお聞きすれば

 

 

スパークプラグ・エアエレメントなどの

法令点検項目以外にも、

 

 

スロットル・ISCVやO2センサーなどの

アイドリング・燃費に関連する箇所も視野を広げてチェックします。

 

 

 

 

 

スキャンツールを接続して

ダイアグコードの確認はもちろんですが、

 

ECUデータモニタ数値・各種テスターの数値も

場合によっては測定します。

 

 

 

 

問診・試運転はしますが、

ユーザー様の乗車時間と比べれば少ないので

参考にさせて頂いています。

 

 

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その2

お預かりできる期間』を教えてほしいのです。

 

リフトのスケジュールと代車の調整など

3日間なのか?

1週間なのか?

2週間以上なのか?

 

 

お預かりできる期間によっては

現状受付済みのスケジュール等と考慮して

入庫日を調整する事も可能です。

 

 

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日帰り整備予約が連日詰まっていて

長期にリフト空きが確保できない場合は、

入庫時期をズラして頂く場合もあります。

 

 

 

 

 

 

逆に三日以内の場合は

点検と簡単な軽整備のみで納車となります。

 

その場合はリフトスケジュールを調整して最短入庫日を相談します。

 

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その3

もう一つ必ずお聞きしているのは、『予算』です。

 

最初から金額の話をすると(えっ)て思われるますが、

承知の上でお聞きしています。

 

 

 

 

 

 

 

いったい今回の整備にどれぐらいの予算を組まれているのか?

 

この金額によって短期で終わる整備、

軽いリフレッシュ整備を求めているのか?

 

 

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それとも今後も長く使用する予定で

ガッツリ整備のリフレッシュをするのか?

 

 

ある程度お客様の要望が確認できます。

 

 

 

 

またメールでの要望 と  予算のアンバランスさも、

ここで指摘できます。

 

 

 

 

 

 

 

(走行距離を考慮すれば、ソレどう考えても足りないよ??)

(まだ5万キロ走行で、そこまで金額を掛けるのですか??)

 

人それぞれ愛車に対する、

価値観や思い入れは違いますからね。

 

 

 

 

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走行距離20万キロ まだまだ使用したいと考えられていて、

予算は10万円だとします。

 

 

 

 

この場合ガッツリ整備は出来ませんが、

点検と希望整備から最適なプランを計画して

 

優先順位の高い項目から予算内で整備する。

 

 

 

 

 

10万円ぐらいなら入庫日数も一週間以内の場合が

メインになりますよね。

 

残された整備箇所は今後の課題として、後日整備をしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

お車の現状を知った上で使用する事は、

 

何も知らずに壊れるまで使用する事と、

まったく意味が変わってきますよね。

 

 

 

 

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逆に20万キロ走行で予算は30万円以上の場合、

過去の整備暦にもよりますが重整備が予想されます。

(重整備が複数個所の場合もあり)

 

 

・ラジエターなどの冷却ラインの全交換

・シュック、サスブッシュなど足回りのリフレッシュ

・エンジンでも簡単には点検できない深い箇所

 

 

 

タイヤを外してリフトに1週間以上使うとなれば、

他の整備とのスケジュールも考慮しないといけなくなります。

 

 

 

 

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最近多いのが純正部品のメーカー欠品。(納期遅延)

 

普段あまり発注されない部品などは、

部品センターに在庫が無くバックオーダーが掛かる場合が多いです。

 

 

 

 

 

お預かりできる日程と予算次第で、

長期お預かりが予想される場合は

 

お伝えしておかないとお客様に

ご迷惑が掛かる場合がありますので。

 

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(今度の3連休に使いたかったのに・・・・。)

(この週末はどうしても必要だった。)

 

 

セカンド・サードカーの場合は良いのですが、

メインカーとなると代車で間に合うか?も

考慮しないといけないからです。

 

 

 

また弊社側の代車スケジュール調整も必要になります。

 

 

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どこの整備工場にもある

名前は同じ(点検作業)なのですが、

 

 

見ている箇所や作業する内容は

深いところまで診ていきます。

 

 

 

 

 

 

(点検ってそんなに大袈裟なの?)

(一日ぐらいで簡単に!!)

と思われる方も多いでしょう。

 

 

 

 

でもキチンとした作業を深くすれば、

どうしても時間は必要になるのですよね。

 

 

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弊社は少し特殊で他府県から(朝一入庫の夕方納車)の

日帰り作業のお引き受けが多いので、

それらの作業をしながら空いた時間で作業します。

 

 

場合によっては(リフレッシュ重整備用)に

その週は日帰り作業予約を制限する場合もあります。

 

 

 

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弊社の提案型点検整備(リフレッシュプラン)をご希望の方は

HP(お問い合わせフォーム)からご相談ください。

 

 

・愛車の不具合や不満点。

・お預かりできる期間(日数)

・今回の整備予算

 

をお知らせ頂けると助かります。

 

 

 

 

どうぞご理解の程、宜しくお願いします。

 

ミナト自動車 店主

 

シルバーウィーク期間も営業していますよ~。   

秋の大型連休 シルバーウィークの間も、

多くのご来店ありがとうございます。

 

 

一部だけですが紹介しますね。

 

 

 

 

 

大阪府枚方市からお越し頂きました。

レガシィ B4  H17 BL5

 

 

 

 

ATF圧送式交換 for NUTEC ZZ51改

ATFカートリッジ式フィルター交換

電子制御スロットル清掃

WAKO’S RECS

 

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長野県からの来店は

レクサス GS350 GRS191  

 

ATF完全圧送式交換  for NUTEC ZZ51改

オイルパン洗浄 ストレーナー交換

電子制御スロットル清掃 初期化

 

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滋賀県からは春日部ナンバーのエスティマ

H16   ACR30  16万キロ走行。

 

 

 

ATF完全圧送式交換 for アイシンAFWプラス

オイルパン洗浄  ストレーナー交換

WAKO’S RECS

カーエアコンリフレッシュα  for NUTEC NC-200

 

 

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横浜市からお越し頂いたのは

レクサス  IS-F   USE20   70000km

 

 

ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

 

 

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兵庫県加古川市からの来店は、

スズキ スイフト RS 

ZC72S  51000km

 

 

CVTF圧送式交換 専用アタッチメント使用

for NUTEC ZZ51改

 

全化学合成エンジンオイル交換

NUTEC NC-51 0W30

 

WAKO’S RECS

電子制御スロットル清掃  などなど。

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この期間中にまさかのダブルブッキング。

 

私のミスで予約受付を一台分間違えてしまいました。

 

 

残された時間を計算してみて、

ガスケット等の在庫はOK。

 

ドライアイスも配送も何とか間に合いそう。

 

 

お客様に迷惑が掛からないよう

リカバリーさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

岡山県倉敷市からお越しいただきました。

レクサス IS350  GSE21

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

 

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無事作業を終えて納車となりました。

 

ご迷惑をお掛けしてスミマセンでした。

 

 

 

そんなわけで一部ですが、

シルバーウィーク中の予約作業を紹介してみました。

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

作業はすべて予約制になっています。

 

ご予約・お見積もりのご相談は

HP(お問い合わせフォーム)から宜しくお願いします。

 

 

 

数日以内には返信していますが、

Hotmailなどは返信しても届いていない場合がありますので、

その時はお電話等でお知らせくださいね。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

ATFチェンジャー『トルコン太郎』という名称 の弊害。

ATFチェンジャー『トルコン太郎』という名称 の弊害。

 

今日のブログは少し今までとは

違う内容でいきたいと思います。

 

 

 

 

弊社で使用しているATFチェンジャー(トルコン太郎)

 

 

 

非常に優秀な機械で現在発売されている

ATFチェンジャーの中では、最高レベルに分類されると思います。

 

(あくまでも理に適っているという意味で)

 

 

 

 

 

実際にATF交換を検索すれば、

早い段階で(トルコン太郎)の名前がヒットするでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社が導入した当時よりも、

 

 

販社が増えて・露出も増えて

全国的にかなりの台数が売れているのだと思います。

 

 

 

 

今では

(過走行車でも問題なく交換が出来る?)

(内蔵フィルターが付いているのでどんなに汚れもOK?)

(トルコン太郎自体に洗浄能力がある?)

(トルコン太郎さえあれば・・・!?)

 

 

 

 

 

 

 

まるで万能の機械のように扱われているのは、

少し違和感が・・・。

 

 

 

 

トルコン太郎を早い段階から導入している弊社としては、

(行き過ぎた神話のように)なって

 

ある意味危険だなと。

 

 

 

(弊社ブログで持ち上げすぎちゃった?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・クリーニングモードの本当の意味

・金属メッシュフィルターの役割

・圧送式交換の技術論とそのメリット

 

 

 

 

 

 

 

間違った認識が多くなったのは、

ネットの普及・販社のセールストークが原因か?

 

 

 

 

 

または

 

技術や知識の向上を忘れ、

機械でなら解決できるという幻想からか。

 

 

 

 

 

 

あくまでも機械は人間が操作するもの。

 

優れた機械であったとしても、

作業の優劣は人間(作業者)側に大きく依存しています。

 

 

 

 

 

 

ATFの適合・油量の調整などの初歩的な事から、

ATFの状態チェック・試運転・シフトフィーリング等の状況判断。

 

 

複雑化するミッションの構造、

制御システムの把握から導いた最適な交換方法。

 

 

 

 

全てを完全にクリアしてする

正しいATF交換作業は、

トルコン太郎側がしてくれる訳ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業者のスキル次第で、

作業のクオリティーが変わるのは

 

どこの世界でも同じでしょう。

 

 

 

名包丁を持てば、

名料理人になるわけではないのですから。

 

 

 

 

 

 

 

タイトルの『弊害』は誰に対しての害なのか?

 

間違った交換方法で、愛車の調子が悪くなったユーザー。

そんな事例が増え、風潮被害を受けるATF交換業者。

 

神話の評判が途切れ、売れなくなった機械販売業者。

やっぱり信用できないと思われる、自動車整備業界。

 

 

 

 

キャッチーなネーミングで覚えやすい(トルコン太郎)

名称が神話を担いで一人歩き。

 

 

 

 

良くも悪くも、この流れは止まらないでしょうね。

 

 

 

東京 クラウンタクシー ZZ51改 からNC-65へ ATF圧送式交換。  不要を可能にしています。

前回ブログの続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7581

 

 

クラウン タクシー GRS200

走行距離 186000km

 

 

 

 

 

直噴エンジンに溜まるインテークカーボン除去。

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

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次は密封式6速ATのATF圧送式交換。

 

 

弊社オリジナル 200系専用アタッチメントを使用して

一気に交換する予定です。

 

 

試運転で変速状態を確認し、

リフトアップをしてATFチェック。

 

 

 

 

 

 

 

去年の8月に交換して

一年で53000Km走行。

 

 

 

耐熱性の高い全化学合成(ZZ51改)で

完全圧送式交換をしたので、

 

もしかするとプレ洗浄がいらないのでは?

と思っていたのですが・・・・。

 

 

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予想以上に汚れが酷く、真っ黒でした。

 

 

 

 

 

東京都内は急な坂道が多いらしく、

十字路を曲がるとイキナリ坂道という道路環境。

 

 

ゼロ発進からお客様を乗せてグイグイ上ると、

ATFの負荷は大きくなり、急速に劣化します。

 

 

 

 

それではプレ洗浄から始めます。

 

アイシンAFWプラス を規定量で一気に圧送式交換しますね。

 

 

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左奥の新油と比べて、まだまだ透明度が無いですね。

 

ビーカーの旧油とでは

やや黒味は減ったと思います。

 

 

 

ここから30分ほどアイドリング状態。

 

 

 

そしてもう一度圧送式交換をします。

 

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次は本命ATF (NUTEC ニューテック NC-65

 

ZZ51改よりもエステル基油を多く配合し、

耐熱性・耐久性が大幅に高められています。

 

 

 

また低粘度にしてローフリクション化、

しかも極薄で強靭な油膜性能を発揮します。

 

 

 

 

 

ZZ51改の潤滑性能と耐熱性などを

同時に向上させたNUTEC最高峰のATF。

 

 

市販品でこれ以上のATFは無いのでは?

 

 

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これで90%ぐらいは入れ替わりましたね。

 

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色の為、色味が弱い。

AFWプラスの赤色に干渉されやすいので

完全には同色にはなりません。

 

 

 

 

 

 

このあと調整用に1.5Lほど再注入しますので、

95%ぐらいの交換効率になると思います。

 

 

 

 

 

 

最後に30℃以下までATFを冷却。

 

スキャンツール(G-SCAN)を接続し、

規定温度でレベル調整しました。

 

 

18万キロとは思えないシームレスなシフトチェンジ。

ATミッションの状態も良いのだと思います。

 

 

 

 

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デフオイルも真っ黒

 

ドレンの鉄粉もキレイにしますね。

 

 

もしかすると一度も交換していないかもしれませんね。

 

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デフオイルにもNUTEC ZZ-32 80W120 化学合成油。

 

 

ドレン・リフィルプラグのガスケットも

純正新品に交換しました。

 

 

 

 

 

 

 

機械メンテの基本は

オイル交換に尽きると思います。

 

 

 

E-OIL・デフオイル・MTオイル

ブレーキフルード・LLC には

交換サイクルが明記されているのに・・・。

 

 

ATFだけ無交換なわけないですよね~。

 

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実は一年前のATF交換時に

WAKO’S RECSレックスは施工済み

 

 

 

その後ココまで溜まったインテークカーボンには、

WAKO’S RECSでは歯が立たない事がわかりました。

 

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今回はDSCでは届かない燃焼室のカーボンを

RECSで除去していきます。

 

 

燃焼室(ピストン上部など)は

インテークバルブほど蓄積していないのでご安心ください。

 

 

 

 

 

 

GRエンジン搭載車で

弊社でRECS施工後にDSCをオーダー頂いた方には

 

無料でリベンジ施工させて頂いています。

 

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2部に分けて紹介したクラウン200系の作業。

 

 

評判の高いGRエンジンの

唯一の弱点をDSCで。

 

完成度の高い密封式6速ATには

専用アタッチメントで圧送式交換を。

 

 

 

 

 

メンテナンスさえすれば20万キロ・30万キロと

余裕で使用できる今のトヨタ・レクサス車。

 

 

 

 

『メンテナンス不要  =  劣化しない』

ではありません。

 

 

( メンテナンスしずらい = メンテナンス不要 )

と間違った認識が広まっているのでは?

 

 

 

 

 

どんな機械も使用すれば汚れは溜まり、

どんなオイルも必ず劣化しますよ~。

 

 

 

 

 

 

クラウンタクシー様

30万・40万キロ目指して頑張ってくださいね~。

 

Happy Car Life!!

 

 

東京クラウンタクシー GRS200系 にDSC。   インテークバルブのカーボン除去

最近はATF交換のリピート率が多くなってきました。

 

 

 

 

 

弊社の完全圧送式交換は

次回交換推奨距離は4万キロ。 (NUTECの場合はそれ以上)

 

 

一般の方であれば年1万キロの走行距離で、

4年ほど掛かるのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

僅か1年でそれ以上を走行するのは、

職業柄を考慮すると普通なのかも知れませんね。

 

 

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東京都からお越しいただきました。   (2回目の来店。)

 

クラウン タクシー  GRS200

走行距離186000km

 

 

 

 

 

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

スパークプラグ交換 (NGK イリジウムMAX)

 

ATF圧送式交換  for NUTEC NC-65

WAKO’S RECS レックス

デフオイル交換  for NUTEC ZZ-32

 

を一泊作業で依頼されました。

 

 

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http://minato-motors.com/blog/?p=375

 

去年8月の完全圧送式交換(zz51改)から

一年後のお問い合わせでした。

 

 

 

 

 

当初メールではATF交換のみのご相談だったのですが、

 

 

 

 

(インテークバルブのカーボン蓄積が・・・・・。)

(今年からDSCという作業を始めまして・・・・。)

 

 

(こんな風にGRエンジンはなるんです・・・・。)

と説明させて頂くと、

 

 

 

 

(ではDSCも同時にお願いします!)と

オーダーを頂きました。       ありがとうございます。

 

 

 

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まずはDSCから始めますね。

 

 

インテークバルブ・サージタンクを外し、

スワールCバルブも外していきます。

 

 

 

 

 

エンジンオイル交換は完璧にされていますが、

どこまでカーボンが蓄積しているのか?

 

 

確認したいと思います。

 

 

 

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燃焼室からの吹き返しによる

上流のスワールCバルブまで蓄積していますね。

 

 

 

 

 

省燃費エンジンの必須技術(大容量EGR

直噴エンジンの超微細煤(PM)の発生

低膨張ピストンピングによる(ブローバイガス

 

 

この三つが合わさると、

どうなるかご存知ですか~?

 

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一気筒に2つのインテークポート。

 

6気筒分のポートを覗き込んで、

確認してみますね。

 

 

 

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今のところ高出力と省燃費・低エミッションを

高次元で達成するのは

直噴エンジンが理想的なんです。

 

 

 

 

 

唯一のデメリットであるインテーク系のカーボン蓄積を

エンジンオーバーホールすることなく、

 

通常メンテナンスで解消できれば、

非常に優秀なエンジンになると思います。

 

 

 

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kkkk

 

食品加工業・金属加工業の大型プラントなどで

早くから採用されているドライアイス洗浄機

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

対象物を傷つけず・廃棄物も出さない。

 

 

 

次世代洗浄システムを利用して

エンジンの奥にあるインテークバルブを洗浄。

 

 

 

 

 

 

『ほこ X たて 』  での対決をご存知ですか?

 

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

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グリーンテック社 (ドライアイスパワー)に

DSC専用ノズルを装着。

 

 

ドライアイス3mmペレットを

圧縮空気を利用して高速噴射。

 

 

 

柔らかいペレットがカーボンに直撃すると、

熱収縮昇華爆発力

 

一気にカーボンが吹き飛びますよ~。

 

 

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ワンショット10秒

 

バルブ形状をイメージしながら

慎重にノズルを操作していきます。

 

 

 

 

 

当たれば簡単にカーボンが剥離するのですが、

コレがなかなか隅々まで当たらないのですよね~。

 

 

 

 

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インテークポートから噴出する無数のカーボン片

 

 

 

 

頭巾・防御面・長袖・グローブを装備した私に、

 

 

ネバネバしたモノから、カチカチのモノまで

ガンガン飛んできますよ~。

 

 

 

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6気筒12ポート 全て除去しました。

 

 

使用するドライアイスは20kg

 

3mmペレットは非常に低温で

柔らかいお米をみたいなイメージでOKです。

 

 

 

 

 

サンドブラストのように研磨力で

削っているわけではないのですね。

 

 

 

 

 

直撃した衝撃で剥離するのではなく、

750倍に膨張する昇華爆発力を利用。

 

なのでエンジンにダメージを負う事はないのです。

 

 

 

 

 

そもそも

洗浄するたびにダメージがあれば、

精密金属金型の洗浄などには使えないですから。

 

 

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スワールCバルブとサージタンクも洗浄して

ガスケットは新品に交換します。

 

 

 

 

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18万キロ無交換の純正プラグ。

 

今回は(NGKイリジウムMAX DF) に交換しました。

 

 

 

 

 

DSCと同時交換なら作業が重複する為、

工賃はお安くしていますよ~。

 

 

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本来の吸気形状を取り戻し、

理想的なタンブル気渦流が復活。

 

 

 

燃料噴射量も大幅に変わるので、

一度初期化してみます。

 

 

 

 

 

 

 

なかなか始動せず、

数回のクランキングでやっとエンジンが掛かりました。

 

 

 

 

 

エンジン暖気後も回転数が規定数まで下がらない。

 

数回のリセットでやっと安定してきましたね。

 

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次回ブログでは引き続きクラウンタクシーの

ATF圧送式交換の様子をアップしますね~。

 

WAKO’S RECSは最後にしますね。

 

 

 

それではHappy Car Life!!