minatomotors のすべての投稿

京都府 アルファード ハイブリッド ATH10 リフレッシュプラン。  10系HVのサスペンションをリフレッシュ。 タイヤ変磨耗対策。

京都府からお越し頂きました。

トヨタ アルファード ハイブリッド

ATH10 走行距離123000km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

s-IMG_0869

 

 

 

・タイヤの偏磨耗が酷く最近タイヤ交換をしたが、

スグにダメになるのも困るで整備を希望。

 

・新車からお付き合いのあるディーラーさんから、

リアのブッシュ破損が酷く要交換と説明された。

(ただしビームASSYの全交換しかできないとの事・・・)

 

 

 

・12年間ディーラーでの半年点検は欠かさず実施。

・まだまだ長く使用したく、乗り心地も改善したい。

 

 

 

 

 

アルファード10系は10万キロも走行すると、

サスペンション系のリフレッシュは必要です。

 

高速安定性の低下やコーナリング時のフラツキなど、

運転者も同乗者も乗り心地の悪さに気が付くでしょう。

 

 

特にリアタイヤが片減りして寿命が短くなったり、

波状磨耗を起こすと振動も発生しますね。

 

 

 

 

問診をしてから試運転をして、

事前アライメントを測定します。

 

 

s-IMG_0877 s-IMG_0870 s-IMG_0873

 

 

 

フロント・リアともに大幅なトゥアウト。

 

特にリアはアクスルビーム自体の歪みで、

非常に悪い数値ですね。

 

これではスグにタイヤがダメになるし、

走行安定性も悪いでしょうね。

 

 

 

 

s-IMG_0930 s-IMG_0931 s-IMG_0932 s-IMG_0935

 

いつものように車両点検をして、

リフレッシュプランの御見積を制作。

 

 

今回のメインテーマは

サスペンションリフレッシュ。

 

ブレーキ系も含めた整備プランを

提案させて頂きました。

 

 

s-IMG_1012 s-IMG_1011 s-IMG_1014 s-IMG_1013

 

トーションビーム式のサスペンションなら、

大体こんな感じでブッシュが破損しています。

 

 

リア加重をこの2点のブッシュで受けているので、

負担が大きく破損しやすいのでしょう。

 

また経験上この状態を放置するとビーム自体が歪みます。

その辺りの修正も必要ですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_1016 s-IMG_1017 s-IMG_1018

 

 

危険なHV用の高電圧ハーネスを分解して、

リアアクスルビームを降ろしました。

 

 

非HV車のように簡単には行かず、

HVリアモーターとハーネスが

作業難易度を押し上げます。

 

 

感電防止に絶縁手袋は必須ですね。

 

 

s-IMG_1019 s-IMG_1021 s-IMG_1022 s-IMG_1024 s-IMG_1027

 

 

このブッシュの抜き替え作業は、

SSTが無いと難しいでしょう。

 

 

もう何十台も交換してきているので、

慣れた手順でサクサク交換します。

 

 

 

それにしても錆が酷い~。

ボルト折れとの格闘です。

 

折れると10分の作業が1時間以上掛かる場合があるので、

慎重に作業を行いました。

 

 

s-IMG_1027 s-IMG_1028 s-IMG_1029

 

 

ハブベアリングASSYを車体に組み立てる時、

リアシムを予め挟み込む場合もあります。

 

 

事前アライメントからある程度の数値を予測して、

SPC社のリアシム7種類からチョイス。

 

このシムで固定式のリアキャンバー・トゥを

調整する事が出来るのですよ~。

 

 

 

ちなみにシム数値の選択が正解かどうかは?

作業後のアライメント測定で分かります。

 

 

s-IMG_1039 s-IMG_1040 s-IMG_1041 s-IMG_1045 s-IMG_1047

 

フロントロアアームASSYと

ボールジョイントも交換します。

 

 

こちらも錆固着で作業が難航。

 

工具を駆使して

部品を破損させないように交換しますね。

 

 

 

s-IMG_1185 s-IMG_1186 s-IMG_1191 s-IMG_1192 s-IMG_1201

 

ショックアブソーバーは

今回カヤバ製を選択されました。

 

 

純正同等品質でお安くなりますよ~。

 

 

s-IMG_0935 s-IMG_0934 s-IMG_0933 s-IMG_0939 s-IMG_0940

 

フロント・リアともにブレーキパッドと

ディスクローターの当りが悪いですね~。

 

 

いくら回生ブレーキで制動しているからと言って、

ここまで酷いとダメでしょう。

 

 

弊社に入庫する一週間前に

ディーラーにて定期点検したそうですが、

何も言われなかったそうです・・・。

 

 

 

弊社の点検基準なら、

これはNG判定となっています。

 

 

 

 

s-IMG_1128 s-IMG_1130 s-IMG_1132 s-IMG_1135 s-IMG_1136

 

ブレーキ ディスクローターは限度厚を考慮しながら

研磨機で修正しました。

 

 

 

s-IMG_1159 s-IMG_1160 s-IMG_1162 s-IMG_1163

 

ブレーキパッドは

シムも含めて全交換しました。

 

 

 

ここまで腐食したシムではシムの働きが出来ないので、

新品シムにWAKO’S BPRグリスを塗って装着します。

 

 

s-IMG_1164 s-IMG_1165s-IMG_1138 s-IMG_1139

 

ブレーキキャリパーはオーバーホール。

 

こちらもフロント1個・リア1個、

ピストンが固着してなかなか外れない。

 

 

古いグリスと錆が引き抜き作業を邪魔します・・・。

 

 

 

s-IMG_1167 s-IMG_1168 s-IMG_1151 s-IMG_1152

 

 

キャリパー外部は錆びていますが、

内部はクリーニングでキレイにしました。

 

これぐらいであれば全く問題なく再生可能です。

 

 

ピストンも微細コンパウンドで磨き込みましたので、

メッキの状態も問題なく再利用できました。

 

 

O/Hをすると握力で

軽くピストンが押し込めます。

これぐらいスムーズさが無いとダメですね。

 

 

 

回生ブレーキ多用のHV車全般に言える事ですが、

あまりにも油圧ブレーキを使わないと固着しますよ~。

 

ブレーキパッドが減らず

ピストンが同じ位置から全く動かないのは、

それはそれで問題でしょう。

 

10年に一回ぐらいはキャリパーO/Hの実施を

オススメしますね。

 

 

s-IMG_1154 s-IMG_1156 s-IMG_1158

 

キャリパーブラケットもリフレッシュします。

 

ブーツ交換・グリスアップ完了。

 

s-IMG_6664s-IMG_6656s-IMG_6665

 

 

アライメントリフトに移動して各ブッシュを1G締付。

 

少し試運転をして馴染ませてから、

ホイールアライメントを調整します。

 

 

 

s-IMG_1297

 

ホイールアライメントを測定してみると、

リア左がまだ数値が良くないですね。

 

 

予想値でリアのシム装着しましたが、

もう少し数値を改善したいので、

リアハブをもう一度分解します。

 

 

狙う数値に収まるように、

もう一度違うシムを装着しました。

(シムはハブ1ヶ所に2枚まで装着できます。)

 

 

ちなみに0度6分用のシムを装着しても、

必ず0度6分変化するとは限らないのが難しい。

(今回はリアトータルトゥの改善をメインに調整しました。)

 

 

 

 

s-IMG_1299

 

 

もう少し煮詰めて追加調整しても良いのですが、

トータルトゥが許容範囲になったのでここで止めます。

(個別トゥ数値はあまり追い求めないようにしました。)

 

 

 

何度もシムを抜き差しすれば数値は改善しますが

工賃も加算されるので基準値内で

タイヤ磨耗に影響しないならOKとしました。

 

 

 

 

あとはフロント側ですが

こちらは調整箇所が多く、自由度も大きい。

 

走行安定性重視のタイヤに優しい数値で調整しました。

 

 

 

s-IMG_6666

 

 

アルファード10系のサスペンションは

これだけすれば新車時とほぼ同じ状態まで戻ります。

 

部品点数が少ないのでイッキに整備した方が、

効果が分かりやすく費用対効果も高いですね。

 

 

バラバラな個別整備はサスペンションに限っては

止めた方が良いでしょう。

(重複工賃のロスが大きいですからね)

 

 

 

s-IMG_6661

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

アルファードHVでリフレッシュプランを

ご希望の方はどうぞご相談下さい。

 

サスペンションをリフレッシュ整備をすれば、

乗り心地も改善し高速走行も楽になるでしょう。

 

また同乗者にもその違いは分かると思いますよ~。

 

 

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都~大阪府堺市へ マツダ CX-5 ATF完全圧送式交換。 DSC ドライアイス洗浄で煤除去作業。

s-IMG_0821

 

 

東京都からお越し頂きました。

マツダ CX-5 KE2AW

走行距離 85000km

 

 

 

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・カーエアコンリフレッシュα for NC-200

のご依頼です。

 

 

 

 

まずはATF交換から始めます。

 

 

試運転をしてATFをチェック。

オイルパンを外して洗浄し、

ATFストレーナーは交換します。

 

 

 

s-IMG_0831 s-IMG_0833 s-IMG_0835

 

CX-5のオイルパンは液体ガスケット式。

 

合わせ面を完全脱脂して、

組み付けました。

 

s-IMG_0919

 

ATFを補充し

完全暖機と漏れチェック。

 

オリジナル専用アダプターを接続して、

交換効率の高い圧送式でATFを交換します。

 

 

s-IMG_2069

 

まずはSKY-Dr6速用プレ洗浄ATFで、

全量圧送式でイッキに入れ替えましょう。

 

 

このプレ洗浄油の銘柄は完全非公開。

多くの検証を重ね採用しています。

 

 

 

s-IMG_2074 s-IMG_2080 s-IMG_2086 s-IMG_2088 s-IMG_2094 s-IMG_2096

 

 

ここまでキレイになりました。

 

 

中央ビーカーの廃油と比べると、

かなりキレイになりましたね。

 

 

 

s-IMG_7790

 

 

CX-5の本命ATFはNUTEC ニューテック『NC-65』

全化学合成ATF(エステル系)

 

 

ベースオイルに高価なエステル系基油を

惜しみなく使用したNUTEC史上最高峰のATF。

 

 

 

市販ATFでここまでベース基油に拘ると、

製造コストがハネ上がります。

 

 

当然販売価格も高額になるのですが、

それを十分補うほどのパフォーマンスは

発揮してくれるでしょう。

 

 

 

 

 

s-IMG_2069

 

 

輸入車のハイパワーを受け止める

多段DCT・AT用に開発されたNC-65は

高温・高負荷・高回転時でも高い油膜性能を維持します。

 

 

 

特に耐熱性能は非常に高く、

ストリート走行レベルでは熱劣化しづらい。

 

結果ATFのロングライフ化になり

交換サイクルは長めでOK。

 

 

 

 

s-IMG_2104

 

NC-65の長所を挙げればキリが無いが、

唯一の短所はフルード単価が高額な事ぐらいでしょう。

 

 

 

 

 

NC-65をATFチェンジャーにセットし、

もう一度圧送式交換を行いますね~。

 

 

s-IMG_2105 s-IMG_2108 s-IMG_2116 s-IMG_2120 s-IMG_2123 s-IMG_2125

 

 

透明度も上がり

キレイに入れ替わりましたね。

 

規定温度でバッチリ調整しました。

 

 

 

ここまでキレイになれば、

次回交換推奨距離は6万キロ。

 

 

イイ状態で長~く使用できると思いますよ~。

 

 

s-IMG_0822

 

 

次はスカイアクティブ2.2Dの定番整備

DSCで煤除去作業。

 

 

作業実績の一部ですが参考にどうぞ。

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

 

 

 

今回のユーザーさんは普段チョイ乗りはせず、

長距離移動がメイン使用だそうです。

 

 

s-IMG_0838 s-IMG_0840 s-IMG_0842 s-IMG_0844 s-IMG_0848

 

 

今回のCX-5は吸気シャッターバルブと

インテークマニホールド入り口に

多く蓄積していました。

 

 

出口は蓄積が少なめですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_0852 s-IMG_0853 s-IMG_0856 s-IMG_0860 s-IMG_0861

 

http://minato-motors.com/blog/?p=16155 

エンジン側も上記リンクのCX-5に比べれば少なめ。

 

 

使用環境やアクセルワークなどによって、

蓄積するパターンは3つある事が判っています。

 

 

 

 

s-IMG_0851 s-IMG_0883 s-IMG_0887

 

 

ドライアイス洗浄機に

ドライアイス3mmペレットを投入して

洗浄開始しますね。

 

 

 

s-IMG_0888 s-IMG_0889 s-IMG_0890 s-IMG_0891

 

 

軽くワンショットすれば、

こんな感じに剥離します。

 

 

奥に隠れているバルブや

複雑な形状のインテークポート。

 

数種類あるDSCノズルを使い分けて、

隅々までキレイに洗浄します。

 

 

 

 

DSCをディーラーや他社が真似できないのは、

ドライアイス洗浄機の購入だけでは

同等の作業が出来ないのですよ~と

皆さんにお伝えしておきますね。

 

 

 

 

 

・バルブシャフト&傘部

・インテークポート内径

を全てDSCしました。

 

 

s-IMG_0904 s-IMG_0906 s-IMG_0907 s-IMG_0909 s-IMG_0903

 

 

エンジンにノーダメージで、

短期間に完全除去。

 

DSCなら可能です。

 

 

 

s-IMG_0894 s-IMG_0895 s-IMG_0897 s-IMG_0899 s-IMG_0898

 

 

インテークマニホールドや各電子制御バルブも、

ドライアイス洗浄でキレイになりましたね。

 

 

s-IMG_0900 s-IMG_0901

 

ガスケットは純正新品で交換し、

元の状態に組み付けします。

 

暖機後に学習値を初期化して、

燃料噴射補正を再学習させました。

 

 

DSCのみなら基本一泊二日のお預かりになりますが、

日帰りでの対応を希望される方は予約時にご相談下さい。

 

 

 

 

s-IMG_1344 s-IMG_1345 s-IMG_1346 s-IMG_1347 s-IMG_1349

 

 

 

カーエアコンリフレッシュαで、

エアコン冷媒ガスをリフレッシュ。

 

 

年々減少する冷媒ガスは

ある一定の時期にはリセットしましょう。

 

 

 

CX-5の規定充填量は490g ±25g

 

重量管理で正確にリチャージしました。

(作業前は120gほど少なかったようですね。)

 

 

 

s-IMG_1443

s-IMG_1446

 

 

CX-5・アテンザ・アクセラへのATF交換は、

日帰り作業で納車が出来ます。

 

SKY-Dr6速用のATFレベル調整冶具を使用していますので、

完璧な油量調整が可能です。

 

 

 

 

調整時に手際よく作業しないと規定温度が上昇し続け、

正確にレベルを合わす事が出来ません。

 

膨張率の大きい低粘度化されたATFは、

シビアなレベル調整作業が要求されますよ~。

(また水平レベルが確保されたリフト環境も必要)

 

 

 

 

 

s-IMG_1200

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

 

ネットで度々話題に上がるスカイアクティブーDの

(煤の発生が多いか?少ないか?)

はあまり意味がない議論です。

 

 

ディーゼルである以上、煤やNOxの出ない完全燃焼は、

今の技術では難しく実現はもう少し先の話でしょう。

 

 

そんな難しい事は考えず

普段からトルクフルなディーゼルの走りを楽しんで、

少しフィーリングが落ちてきたな?と感じたら、

弊社のDSCをご利用頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

6速、8速が当たり前になった現在の多段ATは、

ATFが低粘度化されて応答性を向上させています。

 

素早い変速スピードを満たすには、

応答性の良いソレノイドバルブと

潤滑性が高く抵抗が低い低粘度ATFが採用されています。

 

 

 

コスト優先の純正レベルのベース基油で粘度を落とせば

負荷や高温からのダメージで粘度が長期維持できず、

安定した油膜確保も難しでしょう。

 

 

純正ATFに新車時のフィーリングがいつまでも続くと

期待するのは無理があると思います。

(距離相応に劣化していきます。)

 

 

 

 

頻繁に純正品でATF交換をするか?

 

グレードの高いエステル系基油を使用した、

全化学合成 NUTEC NC-65でAT保護と性能を

長期維持する事を弊社ではオススメしています。

 

 

 

 

 

ATF交換やDSCの御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸送プランも好評中!! 香川県からマツダ デミオ 10万キロ前のリフレッシュ整備。

弊社がオススメする提案型整備(リフレッシュプラン)

全国各地からお越し頂きありがとうございます。

 

 

『遠方から来店している方は、

どんな感じで入庫しているのですか?』

とメール相談時によく聞かれます。

 

 

 

リフレッシュプランの場合は

入庫して数週間後のお引渡しとなると、

自宅から弊社まで2往復が必要。

 

全て自走される方(代車で)もいれば、

飛行機・新幹線等で一度帰られる方も多いですね。

 

 

 

 

今回のお車は片道だけ陸送会社に運んでもらう

(陸送プラン)で車両が入庫しました。

 

2週間後に電車で来店し

納車するスケジュールになっています。

 

 

 

s-IMG_1350

 

香川県からのご依頼は

マツダ デミオ DE3FS MT車

走行距離95000km

 

 

走行距離が10万キロに近づき、

乗り心地やフィーリングが悪化。

 

・ロードギャップで突き上げが大きい。

・ロールが大きくフラつきやすい。

・アイドリング時の振動が大きい。

・新車で購入し普段のメンテはディーラーにて実施。

・まだまだ長く使用したい。

 

車両全体を点検してもう一度新車時に近づけようと、

リフレッシュプランをご相談頂きました。

 

 

 

s-IMG_1864

 

陸送でデミオが到着し雨の中を試運転をして、

まずは現状をチェック。

 

 

なんとなく不満点が分かるような

車両コンディションで10万キロ相応の乗り味。

 

 

 

 

s-IMG_1869 s-IMG_1871 s-IMG_1872 s-IMG_1873 s-IMG_1874 s-IMG_1875 s-IMG_1877

 

 

 

排気ガステスターで燃焼状態をチェックし、

バッテリーアナライザーで充電状態も測定。

 

 

スキャンツールを接続し、

ダイアグコードとライブデータを確認します。

 

 

 

s-IMG_1892 s-IMG_1895

 

整備前に行う(事前アライメント測定)で、

サスペンションの状態も確認しました。

 

 

こうする事によりビフォーアフターが数値で分かり、

この数値がプランニングに役立ちます。

 

 

s-IMG_0588

 

 

そこからリフトアップをして

下回りやエンジン等を点検します。

 

デジタル・アナログ両面から点検した内容で、

オススメの整備プランを提案させて頂きました。

 

 

 

 

s-IMG_0681 s-IMG_0682

 

 

 

 

お聞きしている予算内で、

(もしこの車が自分の愛車なら、どう整備するだろうか?)

 

作業重複度や今後の使用状況も考慮して、

プランニングしています。

 

 

オーナーさんと協議してOKが出ましたので、

作業を開始しますね~。

 

 

 

s-IMG_0589 s-IMG_0590 s-IMG_0591 s-IMG_0592 s-IMG_0597

 

スパークプラグはNGK プレミアムRXに交換。

 

長寿命・高性能プラグで燃焼系をリフレッシュ。

 

 

s-IMG_0598 s-IMG_0600 s-IMG_0601

 

電子制御スロットルボディを清掃して、

エアエレメントも交換しました。

 

 

アイドリング安定化に有効ですよ~。

結構汚れていましたね~。

 

 

s-IMG_0603 s-IMG_0667 s-IMG_0672

 

エンジンの振動を吸収するマウントインシュレーターを、

3点全数交換しました。

 

これでアイドリング時の振動は

大幅に改善されるでしょう。

 

 

s-IMG_0604 s-IMG_0613 s-IMG_0673 s-IMG_0674 s-IMG_0677

 

ウォーターポンプとファンベルト交換。

 

ラジエターリフレッシューで

LLCを圧送式で交換します。

 

 

最後にエア抜き作業と

LLC再生強化剤でリフレッシュ。

 

 

s-IMG_0690 s-IMG_0688 s-IMG_0691 s-IMG_0694 s-IMG_0693

 

 

フロントサスペンションも整備します。

 

・ロアアームASSY

・スタビライザーブッシュ

 

ブッシュとボールジョイントは単体供給がなく、

ロアアームASSYで交換しないと部品が出ません。

 

 

でもASSYで交換すれば

今後10万キロは無交換で使用できますね。

 

 

s-IMG_0696 s-IMG_0697 s-IMG_0698 s-IMG_0699 s-IMG_0702 s-IMG_0704

 

フロントショックアブソーバーは

カヤバ ニューSRスペシャルをチョイス。

 

 

カヤバの欠品でスケジュール遅れがあると困るので、

今回は前金を頂いて事前に入荷させました。

 

 

ショック消耗品(バンプ・B/G等)は

オール純正品で全交換しましたよ。

 

 

s-IMG_0718 s-IMG_0720 s-IMG_0721 s-IMG_0722

 

ブレーキキャリパーもオーバーホール。

 

キャリパーを完全洗浄して、

シールとダストブーツを交換します。

 

最後にピストンを出し入れして、

・スムーズに動くか?

・ブーツの装着は正しいか?

車体組付前に確認します。

 

 

 

s-IMG_0725 s-IMG_0726 s-IMG_0727 s-IMG_0730 s-IMG_0732 s-IMG_0735

 

キャリパーブラケットも

清掃してグリスアップ。

 

ブレーキパッド残量は9割残っているので、

再利用する事にしました。

 

パッドシムにグリスアップをして、

音鳴り・振動吸収対策をします。

 

 

 

s-IMG_0705 s-IMG_0712 s-IMG_0715

s-IMG_0802

 

 

ディスクローターは研磨して再利用、

耐熱塗装で軽く化粧直ししますね。

 

これでブレーキタッチやフィーリングが回復し

コントロールしやすくなりました。

 

 

s-IMG_0790 s-IMG_0791 s-IMG_0793 s-IMG_0794

 

リアサスペンションはトーションビーム式。

 

 

アクスルビームを車体から切り離し、

ブッシュを交換していきます。

 

 

s-IMG_0795 s-IMG_0797 s-IMG_0800

s-IMG_0801

 

冶具とSSTを駆使して、

ブッシュの抜き替え作業。

 

位置決めの印をして

圧入交換しました。

 

 

スプリングインシュレーターと

リアアブソーバーも同時に交換します。

 

 

 

s-IMG_0804 s-IMG_0809 s-IMG_0814 s-IMG_0816 s-IMG_0811

 

リアブレーキはドラム式。

 

ライニングシューの残量は十分あるので、

今回はペーパー掛けして再利用。

 

ブレーキドラムは研磨にて対応しました。

 

 

試運転後に

ブレーキ調整を数回行います。

 

s-IMG_0924 s-IMG_0925

 

 

マニュアルミッションのギアオイルには、

NUTEC ニューテック NC-70 75w90

 

全化学合成ギアオイル(エステル系)を使用しました。

スコスコと軽くシフトが入りますね。

 

 

 

 

s-IMG_1002 s-IMG_1001 s-IMG_1003 s-IMG_1004 s-IMG_1006

 

 

カーエアコンリフレッシュαで

エアコンメンテ。

 

規定充填量を重量管理で再チャージ、

150gほど冷媒ガスが少なかったようでした。

 

 

 

 

充填量の誤差が±15gしかないので、

目分量でのあいまい充填はNGです。

 

コンプレッサーの保護と強化には、

NUTEC NC-200をオススメしています。

 

 

s-IMG_0992 s-IMG_0993

 

・ハンター社 ホイールアライメントテスター WA470

・イヤサカ社 ビシャモン アライメントマルチリフト

 

 

1G締付をしてから試運転をし、

ホイールアライメントを調整します。

 

 

 

s-IMG_0994

 

 

入庫時にはリア側のスラスト角が0度9分ほどありましたが、

そこは微調整でクリアします。

 

 

フロント側はSAI・キャンバーも整えながら、

キャスター・包括角度も左右差を最小限に調整しました。

 

 

 

 

s-IMG_0995

 

リアがほぼ調整出来ないトーションビーム式でしたが、

良い感じに収めれたと思います。

 

 

 

試運転をすると非常に乗りやすい

デミオになりました~。

 

 

 

 

s-IMG_1866

 

 

9万キロも走行すればサスペンション系は、

ほぼ新車時の性能を発揮出来ないでしょう。

(カタカタ・フラフラ・クタクタ)

 

エンジンの振動やブレーキの甘さにも

気になる距離ではないでしょうか?

 

 

 

バラバラに個別作業をするよりも、

ある程度はマトメて作業した方が

実は経済的で効果的。

 

バラバラにすると効果も薄く、

工賃も重複しムダが多いのですね。

 

 

 

 

s-IMG_0588

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

陸送会社を利用して入出庫する(陸送プラン)は、

条件が一点だけあります。

 

それはユーザー様自身でお近くの陸送会社営業所まで

お車を搬入して頂く事になります。

 

個人宅から弊社までは高額ですが、

営業所から弊社までなら手頃な金額になるので、

お手数は掛かりますがご協力お願い致します。

 

 

リフレッシュプランのご依頼・ご相談は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マツダ CX-5 スカイアクティブ2,2D インテーク系の煤除去作業。愛知県からお越し頂きました~。

s-IMG_1449

 

愛知県からお越し頂いたのは、

マツダ CX-5 KE2AW

走行距離 95000km

 

 

スカイアクティブーディーゼル 2,2Dの定番整備

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

 

DSCをご存知でない方は

作業実績の一部になりますが宜しければ参考に。

http://minato-motors.com/blog/?cat=169

 

 

 

 

s-IMG_1450

 

 

SKY-D 2,2Dのインテーク系に蓄積する大量の煤を、

ドライアイスを利用して完全除去するDSC

(弊社オリジナルの作業メニュー)

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

新車時から中央高速道路をよく利用されるようで、

あのアップダウンが多い道路を走行していると

少しずつ違和感を感じたそうです。

 

 

アクセルペダルの踏み込み量と、

実際の加速やエンジン回転数などが乖離。

 

 

走ろうと思えば走るのですが、

(アレッこの車、こんな感じだったけ??)

と思われたようですね。

 

 

地元ディーラーの営業担当者さんも

弊社のDSCはご存知だったようで、

イロイロ検討した結果ご予約を頂きました。

 

 

 

s-IMG_1457

s-IMG_1458

 

 

多くのインテーク系部品を外して、

ハーネスを掻き分けながら

インテークマニホールドを外しました。

 

 

 

s-IMG_1459 s-IMG_1460

 

インテークマニホールドと

吸気シャッターバルブをパカッと外すと・・・。

 

 

 

s-IMG_1462 s-IMG_1465 s-IMG_1468

 

 

煤が蓄積し吸気経路を塞いでいますね。

(半分以上は経路が狭くなっています。)

 

 

 

こうなるとパワー/トルクの源である

過給新気(O2)が入りにくいのですね~。

 

 

s-IMG_1470s-IMG_1473 s-IMG_1475

 

インテークマニホールドの出口には8個の穴が開いています。

 

その半分はこんな状態で

煤の蓄積した厚みは15mmほどでしょうか。

 

 

ではエンジン側はどうなっているのか??

見てみましょう。

 

s-IMG_1478 s-IMG_1480 s-IMG_1481 s-IMG_1482 s-IMG_1483 s-IMG_1484 s-IMG_1485 s-IMG_1487 s-IMG_1488

 

 

吸気ポートの奥にあるインテークバルブは、

ここまで煤が多いとピントが合わないですね。

 

 

 

ちなみに排気バルブ&排気ポートは

ここまで煤は溜まりません。

 

そもそも高温・高圧の排気側は

吹き飛ばされて煤は溜まらないのです。

 

 

 

 

 

排気側から吸気側に戻すEGRによって、

温度が低下し圧も下がる。

 

そこに吸気系でブローバイオイルが混じり、

少しづつ蓄積していくのですよ~。

 

 

 

s-IMG_1514

 

 

ホジホジしてあげると

煤で完全に塞がりました。

 

 

こんな状態になると手作業での除去は、

ほぼ無理だと思いますよ~。

 

 

 

 

s-IMG_1490 s-IMG_1507

 

 

グリーンテック社 ドライアイス洗浄機

 

TVほこxたて で勝利した究極の洗浄マシーン。

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

 

3M社高性能マスカーで車体を完全防備。

 

 

 

 

kkkk

s-IMG_9303

 

ドライアイスペレットを、圧縮空気で高速噴射。

 

 

弊社が開発したDSC専用ノズルをセットして、

エンジンにノーダメージで除去剥離しますね。

 

 

s-IMG_1510 s-IMG_1511

s-IMG_1508 s-IMG_1512

 

軽く数秒ショットすれば、

素地アルミが見えるほど剥離しましたね。

 

 

数種類あるDSCノズルを使い分けて、

ポート内径とバルブ傘部&シャフトを洗浄します。

 

s-IMG_1528 s-IMG_1529 s-IMG_1530 s-IMG_1531 s-IMG_1532 s-IMG_1533 s-IMG_1541 s-IMG_1539

 

 

ポート形状的にインテークバルブは目視出来ないのですが、

L型超硬ロングピックでバルブ傘部やシャフト裏をなぞります。

 

・引っ掛かりがあれば再ショットして再確認。

・全て確認して引っ掛かりが無ければ除去完了。

 

 

 

圧縮上死点にセットして作業をし、

終わればクランクを回して次のポートヘ。

 

4気筒8ポート全てキレイに除去出来ました。

 

 

 

s-IMG_1515 s-IMG_1516 s-IMG_1518 s-IMG_1527 s-IMG_1521 s-IMG_1523 s-IMG_1522

 

 

・インテークマニホールド

・吸気シャッターバルブ

・EGRバルブ X2個 &パイプ

 

DSCでキレイに洗浄できました。

 

 

s-IMG_1468 s-IMG_1520

 

 

ビフォーアフターを見れば一目瞭然。

 

過給新気はスムーズに流入し、

新車時と同じ状態に戻るでしょう。

 

 

 

この部分が詰まれば過給新気(O2)が入りにくくなり、

中央パイプから流入するEGR(CO2)が

必要以上に入りやすくなります。

 

 

 

パワーを生み出さないEGRが過流入すれば、

新車時の性能は発揮出来ないと思います。

 

 

 

 

 

s-IMG_1527

 

 

 

インテーク手前にある吸気シャッターバルブで、

過給新気とEGRの流入量を制御しています。

 

 

手前でいくら精密な制御しても奥がこんな状態なら、

1テンポ・2テンポ遅れバランスも崩れるので

違和感が残りドライバーは???となるのですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_1538 s-IMG_1524

 

DSCで洗浄が終われば、

元の状態に組み付けます。

 

 

 

 

s-IMG_1454 s-IMG_1455 s-IMG_1456

 

オプション整備のインタークーラー洗浄。

 

DSC前に分解して洗浄液を流し込み、

内部のブローバイオイルを洗浄します。

 

DSC作業後までは吊るして放置しています。

 

 

 

 

s-IMG_1546 s-IMG_1545

 

今回のCX-5は結構な量のオイルが

排出されましたね。

 

全てを組み付けてエンジン始動。

 

 

完全暖機後に各学習値の初期化と、

燃料噴射量を再学習させました。

 

最後にチェックをして作業が完了します。

 

 

s-IMG_1549

 

ネット上でよく出る低圧縮化したSKY-D2.2の

煤の発生が多いか?少ないか?は、

あまり意味が無い話でしょう。

(多くても少なくてもディーゼルなら煤は必ず出ますので。)

 

 

 

私は何十台も2.2Dを分解してきましたが、

排気系やEGR系では煤は溜まらない。

 

 

排気系の煤量ではなく

EGRが吸気系で溜まる蓄積が問題で

これを私は(経年劣化)と思っています。

 

 

もし排気系やEGR系で蓄積するなら、

それは(経年劣化)ではなく(故障)だと思いますね。

 

 

 

 

s-IMG_1548

 

 

後日お客様からレビューを頂きました。

 

 

帰路はスムーズなエンジン音で燃費も向上。

(16km/L→20km/LにUP)

レスポンス等の変化にも体感できたそうです。

 

 

 

全てのSKY-D2,2で同じ改善があるとは言えないのですが、

ここまで蓄積が酷い場合ならハッキリ分かるようですね。

(チョット上出来のような気がします)

 

貴重なレビューを頂きありがとうございます。

良い結果が出て私も安心しました。

 

 

 

 

 

CX-5 アテンザ アクセラに搭載されるSKY-D2.2の

DSC作業の御見積・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

レクサス LS460L USF40系 車体ブルブル振動多し。 エンジンマウント交換&ホイールアライメント調整。 ブッシュも同時交換。

s-IMG_0561

 

大阪市からお越し頂いたのは

レクサス LS460L USF41

走行距離65000km

 

 

 

少し前にATF完全圧送式交換を作業して、

コンディションが改善し非常に満足して頂けたそうです。

 

 

今回はエンジンマウントインシュレーター交換の

ご依頼を頂きました。

 

 

 

 

USF40系LSのエンジンマウントは

8万キロ近くなると劣化が表面化。

 

信号待ち時(ブレーキON&Dレンジ)には、

車体全体から微振動が発生します。

 

 

アイドリング中の不快なブルブルが

非常に気になりますよね。

 

 

 

今回はそこまで酷い状態ではありませんが、

早めの予防整備をする事になりました。

 

 

 

s-IMG_0531 s-IMG_0534

 

 

ブレーキ関係・ハブナックルや

電動P/Sギアボックスを車体から外して、

 

ロアアームNO,1 NO,2を分解し

サブフレームを車体から切り離します。

 

 

 

 

サブフレームの上にE/Gマウントが有り、

マウントの上にエンジンが乗っています。

 

サブフレームを外せば

エンジンを支えるモノが無くなりますので、

E/G宙吊り状態でマウントを交換しますね。

 

 

巨大なV8エンジンが落下しないように、

万全の体制で作業をしました。

 

 

 

 

s-IMG_0537 s-IMG_0539 s-IMG_0540

 

 

マウントの取付ボルトが結構長いので、

チョット隙間を空けるぐらいでは外せない。

 

 

 

ガバッとサブフレームを外した方が、

結局は早く確実に作業が出来ます。

 

 

 

 

s-IMG_0538

 

古いエンジンマウントのボルトを揺すると、

結構グラグラ・ユルユルでした。

 

 

新しい方はカチッと固さがあり、

触って比べてみると違いは歴然。

 

 

ちょうど交換時期だったのでしょう。

 

 

 

s-IMG_0549

 

 

 

FRの場合はE/GとATを3点で固定しているので、

残るリアマウントも同時に交換します。

 

 

 

LS460のマウントインシュレーターは全て液体封入式。

 

ソリッドマウントより静粛性に優れているのですが、

劣化してくるとスグに振動が拾えなくなりますね~。

 

 

s-IMG_0553 s-IMG_0554

 

 

USF40系の定番故障箇所(FrロアアームASSY NO,2)

 

このブッシュが破損しやすく

ガタが大きくなり乗り心地が低下します。

 

 

今回はサブフレームまで分解する作業だったので、

左右アームASSY交換も提案させて頂きました。

 

 

おそらく1度交換暦が有りそうでしたが、

もうすでに亀裂が大きくなっていましたね。

 

 

同時に交換した方が

工賃の重複分は節約出来ますし。

 

 

s-IMG_0558

s-IMG_0587

 

元の状態に組み立てて、

車高調整と1G締付。

 

 

車高センサーボルトを調整して

前後左右のバランスを整えます。

 

またブッシュ固定ボルトを一度開放して負担を無くし、

もう一度締め直しました。

 

 

こうする事でブッシュの持ちが変わりますよ。

 

 

 

 

s-IMG_0563 s-IMG_0579 s-IMG_0586

 

 

足回りの部品を少しでも分解すれば当然ですが、

サブフレームの全ボルトを緩めても、

ホイールアライメントは大幅に乱れます。

 

 

アーム類の取付位置が変わるので、

脱着後にはホイールアライメント調整が必要ですよ。

 

 

 

 

 

s-IMG_0564

 

 

キャンバー・SAIの左右差が大きく、

キャスター数値は左右とも異常値。

(予想通りの乱れ具合)

 

 

 

 

サブフレームの取付位置を微調整し、

包括角度やキャンバーのバランスを整えながら、

キャンバー値も修正するクレドル調整。

 

 

さらにリア・フロントのトゥを調整しながら、

ハンドルセンターをドンピシャに。

 

なるべく左右差を無くし、

直進安定性重視で調整しました。

 

 

電子制御満載のLS460の

各初期化・再学習も行いましたよ。

 

 

s-IMG_0583

 

 

 

 

LS460は8万キロぐらいから

サスペンション系の劣化が目立つ印象。

 

 

また10万キロオーバーでサスがノーメンテなら、

乗り心地はかなり悪化しているでしょう。

 

 

 

 

正しい整備を正確にすれば、

本来のLSの走りに戻るのですが・・・。

 

 

部品代も工賃も高額なので、

維持費は掛かる車両だと思いますよ。

 

 

 

s-IMG_0562

 

 

ちなみにエンジンマウント1個は

純正品が8千円ぐらいで非常に安価。

 

ですが脱着工賃とホイールアライメント費用は結構高額かな。

 

 

 

よく壊れるエアサスASSY(ニューマチックシリンダー)は、

1本約9万円となかなかのお値段。

(トヨタ・レクサスの部品価格はまだ良心的)

(輸入車に比べれば安い方でしょう。)

 

 

もとが1千万円前後の車両ですから、

維持費が掛かるのは仕方がないですね。

 

 

 

 

 

LS460 エンジンマウント交換のご相談は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

Happy Car Life!!