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香川県からマツダRX-8 リフレッシュプラン 前編。サスペンションとブレーキをリフレッシュ!!  

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


全国各地から続々とリフレッシュプランのご依頼をいただいております。

10年10万キロ以上走行した愛車をもう一度新車時に近いコンディションの戻すのが(リフレッシュプラン)のメインコンセプト。

車高調サスでのローダウンや社外改造品等は一切使用せずに、新車ノーマルに戻すには相応の部品代や工賃が必要になります。




リフレッシュプランは全ての自動車ユーザーに提案するサービスメニューではなく、100人ユーザーがいれば1人ぐらいが興味を示してくれるニッチな整備提案なのですね。






香川県からお越しいただいたのはマツダ RX-8 SE3P 平成18年式 走行10万キロ   (ナンバープレートは横浜ですが、香川県の方からの依頼です。)


依頼内容
http://minato-motors.com/blog/?p=19195 のような整備を依頼したい。
週末走行ですがまだまだ乗り続けたい。

・寒い時期にはブレーキからの異音(キー)が気になる。車検時にディーラーに相談したが治らなかった。

・クラッチペダルから異音(ギコギコ)があり、車検のたびにグリスアップして凌いでる。




リフレッシュプランの入庫までの流れは、こんな感じ進めています。


1・メール問い合わせ (予算・不具合箇所を確認等)

2・数回のメールやり取りで大まかな整備内容と入庫日を確認。 
(車種毎の最低整備予算を設定していますので、依頼内容に対して予算が妥当か?も確認しています。)

3・入庫日の1か月前に手付前金の振込案内をします。
(入金確認後に交換を予定している部品を先行発注します。)


4・予約入庫日に来店していただいて問診と現車確認。
(代車が必要な方にはお貸ししています。)

5・試運転をして車両点検をし、御見積書を制作。   整備プランを提案し、どこまで整備するかを相談します。








メール問い合わせから車両入庫するまでは、混雑具合にもよりますが1~3か月ぐらい。

よくあるのが(今月車検が切れます。リフレッシュプランを依頼したいです。)という問い合わせですが、上記のような流れで進めているので時間的にほぼ無理だとお答えしています。


数か月お待ちいただいてからの入庫となるので、車検時期とは全く関係ない時に余裕を持って依頼して頂いた方が良いかと思います。






予約日に来店されたら問診を行います。
依頼内容を確認し、不明な点がありましたら相談してくださいね。


試運転後に事前ホイールアライメント測定。
サスペンションの状態をチェック。


エンジンコンディションを調べる基本点検(排気ガステスター)で排気ガスのCO/HC/CO2を確認し、スキャンツールでECUライブデータの数値確認。


整備リフトでリフトアップし、エンジンやバッテリー、ブレーキやサスペンションなど足回り下回りも点検しました。



ここでようやくリフレッシュプランの御見積書が出来上がります。


(リフレッシュプランっておいくらですか??)
(予約前に見積出来ますか??)
とメールで聞かれるのですが、上記のように入庫し点検してからでないと正確な見積書は提示できませんとお伝えしています。




だって分解しないと分からない部分もありますし、まだ診てもいない車両をアバウトな見積書を提示しても意味ないですしね。

ただそれでは整備予算のイメージが分からないので、依頼者の方も困ると思います。






そこでまずは弊社のリフレッシュプラン参考ブログ http://minato-motors.com/blog/?cat=12 を閲覧してください。

そこから(○○年○○月の△△△のブログ内容はおいくらしましたか?)と問い合わせしていただけると数件の類似車両と整備総額をお伝えしています。

これで(ある程度の整備規模がどれだけの費用が掛かるのか?)をご理解いただけると幸いです。




お寿司屋さんで例えるなら(予算はいくらで、お任せで。)(コレとコレは食べたいけど、アレは嫌いだから食べれない。)のお任せ自動車整備版だとイメージしていただければ分かりやすいかな。



今回のRX-8依頼者は相談時に整備予算は80万円程度。 あとはオススメ整備の提案次第でプラスα予算追加とオーダーされました。






入庫し車両点検した数日後。

・御見積書をメール送信。
・オーナーさんと電話で協議し、どこまで整備するか決めます。
・OKをいただけたので整備作業を始めます。



お互いが見積書を見ながら不具合箇所や整備内容の説明。

ユーザーさんの要望を優先しながら整備内容を決定しますので、(お任せ=押しつけ)ではないのでご安心ください。



RX-8はサスペンションブッシュの単品供給はありませんので、アームASSY交換。

劣化しやすいフロントのアッパー/ロアアームをASSY交換しました。
スタビライザーブッシュは単品供給されていますので、ブッシュのみ交換します。



リアマルチリンク式サスペンションブッシュの状態は良好。


こちらもブッシュの単品供給はありませんので再利用しますが、劣化しやすいボールジョイントダストブーツは単品供給は有り。

グリスを入れ替えて新品ダストブーツで全数交換しました。

簡単に交換出来るFrハブベアリングは状態が良かったので、今回は再利用する事になりました。  

ボルトオンで簡単に交換が出来る車種ならば、Frハブベアリングは使えそうなら悪くなってから交換でも良いと思います。




ですがRX-8のリアハブベアリングは圧入式になるので、ナックルをここまで分解しないと交換が困難。 分解するとホイールアライメント再調整が必要になります。



そこで交換が困難なリアのみベアリング交換をして、フロントは延命再利用となりました。

何でも交換すればイイって訳ではなく、費用対効果を説明して整備プランを提案しています。




ショックアブソーバーはスプリング以外は全て交換しました。


ショックアブソーバーは見た目で(オイル漏れがなければ大丈夫だ!)と思っていませんか??

ショックアブソーバーの寿命は一般走行なら5万キロぐらいでしょう。
その後徐々に劣化が進み、10万キロならほぼお役御免、寿命を迎えます。



内部のオイルも劣化し粘度低下、充填ガスも抜けて反発も無くなる。
見た目では判断せずに、フィーリングと走行距離・年数で交換した方が良いですよ~。





ブレーキをリフレッシュします!!
ディスクローターは研磨機で再生し、耐熱塗装でリフレッシュ。


これでまた10万kmは使えるでしょう。






ブレーキキャリパーをオーバーホ-ル。
キャリパーやピストンを分解し、内部洗浄。

ダストブーツやピストンシールを新しいグリスを注油しながら組み立てます。

抜き取ったピストンには古いグリスが固着していますね。

新車時のグリスが経年劣化で硬化し、ブレーキダストや水分でピストンにこびり付いているのです。


固着したグリスがピストンシールに干渉し、ピストンの摺動を阻害する。

ブレーキ異音やパッドの片効き偏摩耗などは、ブレーキメンテナンスが不足しているからなんですよ。



キャリパーホルダー側のスライドピンや硬化したグリスを洗浄。

ダストブーツを交換して新しいグリスで組立ました。








ブレーキパッドはWAKO’S BPR 高性能ブレーキパッドグリスで組立。

低温から高温まで安定したグリス粘度を長期に維持します。

こんな感じでサスペンション・ハブ・ブレーキを整備しました。
次回ブログでサスペンション整備後のホイールアライメント調整も紹介しますよ~。



RX-8の作業はまだまだ続き、次回ブログではエンジン・MTクラッチ・ラジエター等の整備も紹介しますね。


それではHAPPY CAR LIFE!!



兵庫県から三菱パジェロ V97W リフレッシュプラン。サスペンションにブレーキO/H。  燃費や乗り心地を回復するのは?  長編ブログの最後にレビュー有!!

兵庫県からお越しいただいたのは三菱 パジェロ V97W 走行距離13万キロ

車両全体を整備するリフレッシュプランのご予約を頂きました。


現在三菱の新車ラインナップにはないパジェロ。

トヨタ・レクサスは多くのクロカンSUV車を販売し生産が追い付かない程の好評。

三菱パジェロの国内需要も十分あるように思えるのですが・・・。
どうして復活しないのか?? 個人的には好きな車種なんですけどね。


HP(お問い合わせフォーム)からリフレッシュプランの相談をされました。



・エンジンのトルク感が無いように思える。燃費が悪い。
回転数を上げると唸り音が大きい。

・コーナリング時のロールが大きい。ギャップ越え時の揺れ収まりが悪い。
リアの突き上げが大きく、乗り心地が悪い。

・ブレーキのコントロール性が悪く、カックンブレーキになりやすい。

・エアコンの効きが悪く感じる。


整備予算やお預かり出来る日数などをお聞きして、ご予約を頂きました。




入庫後に問診を行います。
整備の方向性と説明を行い、不具合点などを詳しくお聞きしました。

・どのような時に?(冷間時・暖機後・加速、減速時など)
・どの辺りが?(前・後ろ エンジン・足回り、ブレーキ?)
・どんな感じになる?(異音、振動、ギクシャク)
分かる範囲で結構ですので、教えていただけると助かります。


代車をお貸ししてお預かりしました。


早速、試運転をして事前ホイールアライメントを測定します。





ホイールアライメントを測定してみると、前後共に酷い数値。
これでは直進安定性も悪く、長距離移動が疲れる車になっていますね。



ここでチョット車に詳しい方なら(ホイールアライメント調整をすればイイじゃん。)と思うでしょう。 


ですがもっと車に詳し方なら10年10万キロ以上走行した車両は、サスペンションをリフレッシュしてからホイールアライメント調整をしないと根本的な改善しないと思うでしょう。



そうなんです。小手先の整備でどうにかなるのは、低走行かつ年式が新しい車両のみなんですよね。



ガソリンエンジン整備の基本 排気ガステスト。
CO/HCの数値は良好。

でも燃費や加速が良くない。

エンジン・AT・シャシ全てが良好でないと、燃費や加速が回復しないんです。


オルタネーターの発電状態も問題なく、バッテリーライフも良好。


点検をして御見積書を制作。
おススメの整備プランを提案し、作業内容を説明しました。




メール予約相談時によく言われるのが(予約前の事前見積をもらえますか?)という質問。

返答はノーです。
問い合わせがあればこれくらいの整備予算でどれだけの整備が出来るかを、過去のブログと総額費用を数例でご案内をさせていただいています。

(それでこれぐらいの費用が掛かるんだなぁと目安にしてくださいね。)


正確な整備見積りが出来るのは、問診をして点検し、部品価格を照会してはじめて御見積書が出来上がります。 



オーナーさんが見積書を見る時には、既に前金を支払い予約入庫して、リフトアップしサスペンションがバラバラになった時ぐらいです。


つまり作業をある程度着手してからでないと、リフレッシュプランの見積りは出来ないんですよね。


なので整備事例ブログと総額費用だけは事前にお伝えしています。



○○年○○月の△△△のブログはいくら掛かりましたか?とメール相談していただけるとお答え出来ますよ~。



整備見積りにOKがいただけたので作業を進めますね。



サスペンション等を分解してからエンジンマウント左右を交換しました。
狭いスペースで作業をしながら、片側ずつ交換しました。




フロントロアアームはASSY交換。
アッパー・ロアのボールジョイントも交換しました。


アッパーアームは劣化が少なかったので再利用です。

ショックアブソーバーは純正で交換。


スプリング以外の消耗品も同時交換します。




リアサスペンションはブッシュ単体で部品供給されていたので、劣化しているブッシュを圧入交換しますね。


10万キロも走行するとブッシュのセンターもズレていますね。

この少しのズレがホイールアライメントの乱れに繋がる。
そこにショックアブソーバーが劣化すると更に乗り心地が悪化。



ブッシュを打ち換えてショックアブソーバーも交換しました。





スタビライザーのブッシュも交換し、ステアリングタイロッドエンドブーツ交換も実施。



フロントドライブシャフトをブーツグリスKITでO/H。


残念ながらV97Wパジェロのドライブシャフト。
アウター側はブーツグリスKITで部品供給されないので、今回はインナー側のみO/Hします。



右側のみハーフシャフトがありますので、ベアリングを交換しました。


ブレーキのO/Hします。

・ディスクローターは研磨して再生し耐熱塗装を。
・キャリパーは分解洗浄して、シールKITでO/H
・ブレーキパッドはWAKO’S BPR高性能パッドグリスで組立。






ロアアーム等のカムボルト。

ホイールアライメント調整時にはこの部分が錆固着すると、調整作業が出来ません。

今後錆固着にならないように、カムボルトに薄くグリスを塗ってから組み付けました。


黄色いテープは仮締めの印。

このあとに行うホイールアライメント調整前に、1G締付を行う予定でその時に本締めします。



ATマウントインシュレーター交換。

ATFも交換しますので、その前にATオイルパン洗浄ストレーナー交換をします。


ストレーナーを交換し、古い液体ガスケットを除去。
オイルパンを洗浄して液体ガスケットで組付けました。



少し前にATF交換をしたそうです。
今回はプレ洗浄なしでイッキにNC-65で圧送式交換をしました。

フルードクーラーを洗浄し、フルードレベル調整も行いました。



整備リフトからアライメント用リフトに移動します。


フロント・リアのサスペンション整備後には(1G締付)を行います。


4輪が接地した状態でブッシュを固定しているボルトナットを緩めます。
緩めると不要なブッシュテンションが解放しますので、その後に本締めするのが1G締付です。


これをしないと折角交換したブッシュが早期に痛みますので、必ず実施しましょう。


1G締付後に軽く試運転をして、サスペンションブッシュやショックアブソーバーを馴染ませます。


そこからホイールアライメント調整を行いますね。

1G締付時には上記画像のように調整用カムボルトは中立の位置で締付しています。


そうすると下記の画像のようにホイールアライメント数値はバラバラ。

サスペンション整備後にホイールアライメント調整をしないと、車両は真っすぐ走らず、乗り心地も直進安定性も良くならないのです。

ここから前後のホイールアライメント調整を行いますね。


ハンター社 最新鋭ホイールアライメントテスター ホークアイWA470
4つのカメラセンサーでホイールターゲットの動きを捕捉し数値を演算。


イヤサカ社 ビシャモンマルチアライメントリフト
国産NO,1リフトメーカーのビシャモンリフト。
高剛性・超耐久・高水平レベルのアライメントリフト。



最終的にはこんな感じで調整しました。

フロント・リアともに良好な数値になりました。リアも調整が出来るのでスラスト角もゼロにしています。



ガソリンエンジンのインジェクター洗浄システム。

欧州から導入したマルチサーブで燃料ラインやインジェクターを洗浄します。
約60分ほどで洗浄工程は終了しました。




エアコンガスもリフレッシュ。
カーエアコンリフレッシュαで冷媒ガスを全量回収しろ過再生。

真空引き後に規定充填量を重さで管理しながら液化高速充填。
同時にコンプレッサーオイルNC-200を注入して、潤滑・気密性を強化しました。



結果的には冷媒ガス充填量が250gほど少なかったようです。
ガスが少ないとコンプレッサー稼働時間が長くなり、燃費にも影響しますよ。

冷媒ガスは年々減少していきますので、定期的なリチャージは必要ですよね。



最後に試運転をして、最終チェックをしました。


何度も繰り返して、無事納車となりました。
納車時には画像を見ながら作業内容を説明しており、画像コピーもお渡ししています。


また今後の整備アドバイスなどもお話しさせていただきました。


いつもお世話になっております、○○です。
先日はありがとうございました。
1週間乗ってみましたが、不満が全て解消され大変満足しております。


・エンジン
トルク不足の件は、登坂や高速の追越し加速で、ギアを1段落とさないと加速しない状態だったものが、そのままの段で加速してくれるようになりました。


・足回り
これまでちょっとした段差の突き上げや、コーナーでのふらつき、発進時のピッチングによる加速遅れが気になっていましたが、劇的に改善されました。


・ブレーキ
すごくコントロールしやすくなり、これまで出やすかった雨の日の鳴きも収まりました。


・ATF
Dレンジにしてクリープが出るまでのタイムラグが小さくなり、変速も非常にスムーズになりました。
前回2月にATF交換した時にもかなり良くなったんですが、今回は更にレベルアップされた感じです。
燃費の方も少し改善しており、本当にお願いして良かったです。

この度は本当にありがとうございました。
また今後ともよろしくお願い致します。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


今回のパジェロ整備ブログは長編になりましたね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

リフレッシュプランのご相談・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。http://minato-motors.com/contact/


リフレッシュプラン以外にもお引き受けしている整備をブログで発信していますので宜しければ覗いてみてくださいね。http://minato-motors.com/blog/



どうぞ宜しくお願い致します。


愛知県からレクサスIS250 GSE20。 ガソリン直噴エンジンのウィークポイントのカーボン堆積!!   ドライアイスで完全除去は日帰りです。

愛知県からお越しいただいたのはレクサス IS250 平成22年式 12万キロ走行

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・マルチサーブ インジェクター洗浄システム
のご依頼をいただきました。


メール相談では、
・エアコンON時にアイドリングが不安定。
・気温が高い時に起こりやすく、毎日発生するわけではない。

いろいろネットで検索し弊社ブログに辿り着いたようです。


トヨタ クラウンGRS180系以降のGR直噴エンジン(マジェスタも含む)
トヨタ マークX GRX120系以降のGR系直噴エンジン

レクサス IS250 IS350 GS250 GS350のGR系直噴エンジン
トヨタレクサスのハイブリッドセダンのGR系直噴エンジン


2GR-FSE・3GR-FSE・4GR-SFEガソリン直噴エンジンの搭載車で、7万キロぐらい走行すれば、ほとんどの車両はインテークバルブ周辺にカーボン(煤)が堆積しています。



同じGR系エンジンでもアルファード20系などに搭載されている2GR-FEは、直噴ではなく従来型ポート噴射なのでカーボン堆積は少ない傾向です。


ガソリン直噴エンジンはインテークバルブ周辺にどれだけカーボンが堆積するのか??

論より証拠。

インテークのサージタンクやスワールコントロールバルブなどを分解して、エンジンヘッドのインテークポートを確認しますね。


高出力・低燃費を達成するために採用されたガソリン直噴システム搭載エンジン。


メリットが大きいのですがデメリットもあります。
それがインテークポート内のカーボン(煤)堆積による弊害。




ガソリンエンジンは混合気に点火し燃焼させてパワーを出します。

キーポイントは混合気。
液体のガソリンが気化し、空気と撹拌して混合気になる。


従来型ポート噴射は混合気になってから点火燃焼までに時間があるので、カーボンの発生が少なく弊害も表面化しづらい。

直噴の場合は燃料噴射から点火燃焼までの時間が短いので、どうしても燃料が気化する前に燃焼が始まる。


そこでインテークポートやインテークバルブ傘部の形状を最適化し、吸気渦(タンブル・スワール)を発生させ、燃料と空気を高効率で撹拌出来るように設計されています。


そのポートやバルブの形状が変ってしまえばどうなるでしょうか?
(微細な液粒のガソリンが高温で焼けると炭化し、煤が発生する。)
(気化した混合気ではないので、パワーに変換されない。)



僅かにカーボンは発生し、インテークポート内に堆積。
7万キロも走れば先ほどの画像のようにカッチカチにカーボンが固着しているのですよ。

直径4cm深さ約15cmの奥底で、硬化し固着したカーボンを除去するのは手作業ではほぼ不可能。


そこで弊社が8年前に開発したのがDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)




ドライアイス洗浄機を用いて、エンジンにノーダメージで短時間で完璧に除去する事を可能にしました。(世界初で唯一無二)





ボディにカーボンが付着しないように3M社製高性能マスカーで完全防備。


・ドライアイス洗浄機にDSC専用ノズルとアダプターを装着。

・使用するのは3mmドライアイスペレット





・圧縮空気でドライアイスを高速噴射

・昇華爆発力と熱収縮を利用して、母材から付着物を剥離させる。

エンジンにダメージを残すことなく、短時間で完璧にカーボン除去が出来るのです。


まずは軽くワンショット。
ドライアイスが直撃した部分だけキレイになりました。



専用ノズルとアダプターを組み替えて、複雑な形状のポート内を完全洗浄していきますね。



6気筒12ポートとスワールコントロールバルブの洗浄完了。


完璧にキレイになりましたね。
こうなると吸気効率が良くなり、空気・燃料の撹拌も良好。

高効率・低燃費のGRエンジンに戻るでしょう。


新品ガスケットで組立て、スロットルボディ清掃し初期化しました。




分解時には熱劣化したハーネスカプラーが破損する時もあります。

その場合でも補修カプラーは常時100種類在庫していますので、交換して組付けしていますよ。




エンジン始動し完全暖機。
次はマルチサーブでインジェクターや燃焼室をシステム洗浄します。


空気の流れは良くなれば、次は燃料噴射をリセットしましょう。


燃料タンクからのラインを切り離し、マルチサーブと接続。

インジェクションシステムパージ1000mlをマルチサーブに投入。


強力洗浄にセットして燃圧を調整し、エンジン始動。

アイドリング状態で約70分間の洗浄工程


専用ケミカルのインジェクションシステムパージをインジェクターに送り込み、フューエルラインをゆっくり洗浄。

また噴射されたケミカルは燃焼室に届き、ピストン等のカーボンも洗浄します。


作業が終われば、リフトダウンして試運転。

最終チェックをして納車となりました。
朝9時半入庫で当日夕方納車になります。




引き取り時には作業していた時の画像を見ながら、作業説明をさせていただいています。

また画像が必要な方にはコピーをお渡ししていますよ~。


DSCやマルチサーブの御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。http://minato-motors.com/contact/



御見積には同時作業可能なオプション整備(LLC圧送式交換やカーエアコンリフレッシュα・ATFかんぜん圧送式交換)なども提案させていただいています。
どうぞ宜しくお願い致します。


それではHAPPY CAR LIFE!!

和歌山県からデミオDJ5FS。 警告灯不点灯でも調子が悪いのは??  煤堆積をDSCで完全除去。  マルチサーブでインジェクター・DPFをリフレッシュ洗浄!!  

和歌山県からお越しいただいたのはマツダ デミオ DJ5FS 走行距離9万キロ


エンジン警告灯は点灯していないがエンジンのフケ上りが悪いので、煤堆積を疑い弊社にDSCの相談がありました。


メールで数回やり取りし、入庫日を決めて来店していただきました。
ありがとうございます。


全国各地からスカイアクティブDの完全煤除去作業 DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)のご依頼をいただいています。
http://minato-motors.com/blog/?cat=192



遠方から来店された時には大阪府堺市の弊社に依頼したのはなぜですか??とお聞きしています。


皆さん答えはだいたい同じ。
・ビフォーアフターを画像で見せてくれるから。
・圧倒的なDSCの整備実績数
・DSC以外の整備ブログも他社とは違い充実している。
・ブログの内容を見ての料金が意外と安い。


弊社は煤ホジホジ専門業者ではありません。
国産車を中心に(愛車を長く良い状態で使用できるメンテナンスを、提案し続けている認証自動車整備工場)です。


初めての整備工場に依頼する時には見積も重要ですが、
(依頼する整備以外の整備はどのレベルでしているか??)
(問診・説明やビフォーアフターを見せてくれるのか?)が意外と大切だと思いますよ~。




来店時に問診をして作業内容の確認と説明。
エンジンの状態をチェックしてから、試運転を行います。

丁寧な問診や試運転とスキャンツールでのライブデータ数値確認などをすると、30分以上は掛かりますよね。   でもこの時間を惜しむとイイ仕事は出来ないのです。



慣れた手順でサクサクッと作業して、インテークマニホールドなどを分解しました。

エンジンヘッドのインテークポートの煤堆積を確認しますね。



4気筒8ポート内には煤が大量に堆積していました。
狭いポート内径が更に狭くなり、明らかに吸気抵抗が掛かる状態ですね。



また最深部にあるインテークバルブ傘部にも煤がゴボゴボに固着して、一層吸気抵抗が掛かるでしょう。(煤が酷くピントが合わないですね)


こうなると吸気が燃焼室に入りづらくなるので、空気の充填率が低下し燃焼状態は悪化。  本来の性能が発揮出来ず、煤発生も増え燃費低下・加速不良。




・過給した空気を高効率で燃焼室に充填。
・強いタンブル流で燃料と空気を撹拌し、燃焼効率を上げる。

これが出来なくなるとスカイアクティブDが得意の、高効率・低燃費・低エミッションが達成されない。


ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジンですから、(吸えないエンジンは走らない)んですよね。



DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は世界で初めてドライアイス洗浄機を用いたミナト自動車オリジナルの洗浄整備。


8年前にトヨタ・レクサスのGR系直噴ガソリンエンジンの吸気に堆積するカーボン(煤)を完全除去するために弊社が開発しました。(世界初)


クラウン200系 GRエンジン 洗浄前
クラウン200系 GRエンジン 洗浄後



それから数年後にマツダスカイアクティブDの原因不明のエンジン出力低下が頻発し、DSCで完璧に回復させてブログで世界初公開。  

整備業界では話題になり過ぎて、マツダお客様相談室に問い合わせが殺到したそうです。(エンジンに煤が溜まるなんて本当か??と。)


その時はアクセスが急増し弊社HPのサーバーがパンクして、3日間ほど閲覧出来なくなったのが懐かしいですね。






・ボディに煤が付かないように完璧なマスキング
3M社高性能マスカー使用。

・SKY-D用に製作したDSCノズルとアダプター
自社で開発し、用途に合わせて数種類製作。

・DSCの風景もノズル形状も完全なマスキング状態も完全非公開。
ブログで公開しているのは一部のみで、いまだに真似・模倣はされていないようです。

・(エンジンにノーダメージで、短時間で完璧に)がキャッチコピー。



ドライアイス洗浄機にノズルとアダプターをセットして、ドライアイスペレット(3mm)を投入。




まずは軽くワンショット。
ドライアイスが直撃した部分だけキレイになりましたね。

複雑な形状のインテークポート内を完璧に洗浄するために、数種類あるノズルとアダプターを組み合わせて作業を進めていきます。



8ポート完璧にキレイになりました。

一目瞭然、吸気抵抗が掛からない正常な状態になったと思います。





樹脂製インテークマニホールドは経年劣化で割れやすいので、新品に交換しました。

吸気シャッターバルブやEGRバルブもドライアイス洗浄をして、新品ガスケットでエンジンに組み立てていきます。






組立後にLLCを補充し、エア抜き作業。

SKY-DエンジンはLLCのエア抜き作業が難しい部類になります。  正しく行わないとオーバーヒートになりますので注意が必要です。

劣化しやすいラジエターキャップも交換しますね。




マル秘作業をゴニョゴニョして次の作業に移ります。




LLCのエア抜き作業を行いながら、オプション整備も実施。

・マルチサーブ インジェクター洗浄システム
・マルチサーブ DPF洗浄システム

(市販の安価な添加剤を投入し様子を見る。)
(高額なインジェクターやDPFを新品交換する。)

この2択しかないところに、(インジェクターやDPFは洗浄して長く使う)という選択肢がある事を弊社ではアナウンスしています。



ディーゼル車の台数が多い欧州では、このようなエンジン整備機器がポピュラーです。

欧州から導入したマルチサーブでのメンテナンスなどは、日本のディーラーは知らないし、教えてもくれないでしょう。 





インジェクター洗浄システムから始めます。

フューエルサプライポンプのIN・OUTホースにマルチサーブを接続。



ディーゼルシステムパージをマルチサーブに投入。

大容量の1000mlの専用ケミカルを使用して、ゆっくり時間を掛けてフューエルラインを内部洗浄します。


特にインジェクター先端の精密なニードル部の汚れはエンジンパフォーマンスに大きく影響しますので、定期的なメンテナンスは必要なんですよね。


70分間アイドリングをしながら洗浄しました。
インジェクター燃料噴射量の再学習も行います。




次はDPF洗浄システム。
2種類のケミカルを使用してDPF内を洗浄しますね。

まずはDPFに繋がるパイプにマルチサーブのホースを接続。
1液目(DPFクリーナー)をマルチサーブに投入。




液晶画面の指示通りに進めます。

次は2液目(DPFフラッシュ)をマルチサーブに投入。





最後にマフラーから出る白煙廃液排出作業を行います。
強力な匂いの白煙と泡々の廃液は、弊社が開発した回収装置で除去。


住宅地にある弊社では近隣に迷惑になる排煙作業はしたくなく、また白煙や匂いを垂れ流して作業するのはプロとして美しくない。


排煙回収装置の1部はクリアチューブにし、廃液の色を確認しています。

今回はグレー色の廃液でした。DPFのコンディションによって色が変わります。


試運転をして最終チェック。
スキャンツールを接続しライブデータの数値を確認。

DPFやインジェクターは非常に良好な数値になりましたね。



納車時にはインジェクターとDPFのアフターケミカルを手渡ししています。

マルチサーブで即効的に汚れを落とし、アフターケミカルで遅効的に洗浄する。
後日燃料タンクに投入して走行してくださいね。





納車時には作業中に撮影した画像を見ながら、どういった作業をしたのか?その結果どこまでキレイになり改善したのか?を分かりやすく説明しています。


その時には今後の整備についての質問がありましたら、メンテナンス方法をお知らせしています。





スカイアクティブDは煤が溜まります。
ですが適当に除去すればOKという訳ではありません。

一部のディーラー等でも煤取りを受付しているようですが、そのビフォーアフターの画像も無く、事後の作業説明や今後のアドバイスもないそうです。
これではキレイに除去出来たのかが分からないですよね。




特にエンジンヘッドのインテークポートやインテークバルブ傘部は高効率燃焼に重要な箇所になりますので、弊社ではドライアイス洗浄を用いたDSCで完璧に除去しています。


そのあたりをユーザーさんがブログで見て評価し、北海道や九州など遠方から来店していただいているのだと思います。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

大阪観光と一緒にDSCやマルチサーブはどうですか?
弊社からキタ・ミナミ・USJは30分ほどで到着しますよ~。
世界遺産 仁徳稜古墳はすぐ隣ですからね~。



DSC等の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。    
http://minato-motors.com/contact/

それではHAPPY CAR LIFE!!




京都市からRZN167 ハイラックス リフレッシュプラン第3部完結編。クラッチO/Hにホイールアライメント調整!!

前回・前々回ブログで紹介しているトヨタ ハイラックスRZN167 平成11年式 走行距離12万キロのリフレッシュプラン。


今回のブログは第3部完結編で、まずはクラッチO/Hから紹介しますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=36922 第1部
http://minato-motors.com/blog/?p=36984 第2部



マフラーパイプ・プロペラシャフト等を外して、マニュアルトランスミッションを車体から降ろしました。




車体下から離れるように移動すると、作業スペースが広くなりサスサク作業が進みます。

ミッションジャッキ&電動テーブルリフトがあれば、エンジンやミッションの交換作業が捗ります。  (ハイミッションジャッキのような不安定さもない。)



特に電動テーブルリフトは昇降能力1トンで耐荷重キャスターを装着しており、脱着時の微調整がミリ単位で動かせるので安全に作業が出来るんですよ。


上手なクラッチ操作をしても、やはり距離を走ればディスクが摩耗しますね。  

またカバーやフライホイールの当たり面も荒れてきますので、今回一気にリフレッシュ交換をしましょう。


クラッチを分解した時にはエンジンリアオイルシールやパイロットベアリングも交換。


なかなか分解交換出来る箇所ではないので、同時に行うのが吉。




クラッチディスクは約2mmほど薄くなっていました。
交換時期だったと思います。



・パイロットベアリング・フライホイール・ディスク・カバーを組付けました。
ミッションマウントも同時交換。

レリーズベアリングとレリーズシリンダ&ホースを交換。
各専用グリスで組立てしますね。

問診時にリアから聞こえる異音は、プロペラシャフトのセンターベアリングからでした。

分解してみるとベアリングがガタガタに摩耗していて、異音を発生させていたのだと思います。


プーラーで引き抜いてベアリングを交換しました。

ミッションとフロント・リアのデフとトランスファーのギアオイル交換。
ガルフプロガード 75W90 LSD対応で交換しました。

エンジン整備も行いますね。
エンジン整備歴を見ると、ある程度は地元で行われていたようです。


ですがラジエターとウォーターポンプとクランクFrオイルシールが未交換だったので、今回交換を提案しました。

またラジエターのファン風量調整を行うファンカップリングASSYも同時交換を提案。


交換を忘れがちのファンカップリングですが、非常に重要な部品です。   これが不良になると異音発生やエンジン冷却不足になりますので要注意。

LLCはラジエターリフレッシャーで脈動圧送式で全量交換しました。


交換しずらいエンジンやヒーターコア内のLLCも全量交換が出来ます。
最後にエア抜き作業とLLC強化再生剤を投入して、防錆・消泡性能を強化しますね。



整備リフトからアライメントリフトに移動。

ホイールアライメント調整の前に1G締付と車高調整を行います。

各サスペンションブッシュの取付ボルトを一度緩めて、それから本締め。

整備リフトで組付けしている時はサスペンションが伸びている状態です。この時に本締めするとタイヤが着地した状態ではアームの角度が変り、ブッシュが捩られます。


そうすると常にブッシュに不要な負荷が掛かり、新品交換したブッシュが早期破損します。  

それを解消するために4輪が接地した状態で、一度ボルトナット緩めてブッシュの負荷を開放し、本締めするのが(1G締付)。


弊社のようにアライメント用リフトがあれば、車体下での締付作業は確実に行えます。
ですがアライメント用リフトなどが完備されていない整備工場だと1G締付は困難な作業に該当するでしょう。



同時に車高も調整します。

ハイラックスやハイエースのフロントサスペンションは車高調整機構があります。

リア車高を測定し実測値を出します。 基準値から実測値の増減分をフロント基準値に照らし合わせてフロントの調整数値を割り出します。


簡単に言えばリアが基準値より10mm低くなっていれば、フロントも基準値から10mm引いた数値で車高を調整するのですね。



仮想地上線を赤い糸で作って、ボディの基準点との高さを合わせます。

入庫時の状態だとフロントが上がり過ぎていたので、左右のバランスを整えながら車高調整しました。



そして軽く試運転をしてサスペンションブッシュ等を馴染ませてから、ホイールアライメント調整を実施します。


整備後のホイールアライメント測定結果はこんな感じ。

左右の数値が大きく乱れていますね。
サスペンションを組み立ててスグの状態はこんな感じでバラバラなんです。
(これでは車両は真っ直ぐ走らせるのは困難でしょう。)


サスペンション整備後にホイールアライメント調整が必須なのは、これを見れば良く分かりますね。

ハンター社 最新鋭ホイールアライメントテスター ホークアイWA470
4つのセンサーカメラでホイールに装着したターゲットの動きを捕捉。
ホイールアライメント数値を瞬時に演算します。


イヤサカ社 ビシャモン マルチアライメントリフト
高剛性で長期に水平レベルを確保するホイールアライメント用の国産リフト


ホイールアライメント調整をして、試運転。
どうもステアリングセンターが決まらない。
(同じ道を試運転をしても、違和感がある時と無い時がある。)

調べてみるとステアリングアイドラアームにガタがありました。

僅かなガタですが、精密なホイールアライメント調整すると僅かでも大きい。

整備前はアチコチ緩みやガタがあるので気が付かないのですが、サスペンション整備後は全てがカチッと締まるのでガタが目立つのですね。

アイドラアームを交換して、もう一度ホイールアライメント調整を実施。

フロントはほぼ完璧に近い数値になりましたね。
リアはリジットなので調整は不可。 でもこれぐらいの数値では問題なく、タイヤが片ベリする事もないです。


スラスト角に合わせてフロントトゥを調整し、ステアリングセンターを合わせました。




最後に試運転を繰り返します。

いつものテストコースを走行し、直進性やサスペンションの動きやブレーキング、振動や異音をチェックします。  


帰ってきてからはリフトアップし、漏れや締め忘れを再確認。
乗りやすいハイラックスに戻ったと思います。


納車時には作業中の画像(約300枚)を見ながら説明をし、また画像はDVDにコピーしてお渡ししています。

今後のメンテナンスアドバイスや注意点などもお話しして、無事納車となりました。




リフレッシュプランは全てのユーザーさんにオススメする整備提案ではありません。 なぜならソレ相応の整備費用が掛かるからです。


10年10万キロ以上走行した愛車を、もう一度新車時に近づける為のリフレッシュ整備。  

3部のブログを見ていただけると分かると思いますが、相応の部品を交換しますので整備費用は必然的に高額になります。


ただ今の高騰した新車価格と比べれば、遥かにリーズナブル。
また希少なハイラックスRZN167なら実施する価値は十分あるでしょう。

(あと少しだけ乗れれば!!)ではなく、(まだまだ良い状態で乗り続けたい)方への提案なので、そういう意味では万人受けはしないかなっと。


ブログ内はカテゴリーで分けていますので、出来れば過去のリフレッシュプラン事例http://minato-motors.com/blog/?cat=12 を見ていただけると幸いです。

(ブログで公開しているのは全てではなく、ほんの一部の車両です。)
(施工台数が多く、7~8台に1台の割合でブログ記事にしています。)




リフレッシュプランの相談やご予約は(HPお問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。http://minato-motors.com/contact/


それではHAPPY CAR LIFE!!