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スバル レガシィー ランカスター6 リフレッシュプラン。  スバルのリフレッシュプランも解禁しました~。(条件付きで!!)

全国各地から依頼を受けている弊社のリフレッシュプラン。

 

(もしこの愛車が私のクルマなら、

限られた予算でどのように整備をするか?)

 

そんなテーマでお客様の愛車の

リフレッシュ整備を提案しています。

http://minato-motors.com/blog/?cat=12

 

 

 

 

ここ数年のリフレッシュプラン事例を見れば、

すでにお気付きかもしれませんが、

実はあるメーカーの車はリフレッシュプランを

お断りしていました。

 

 

それはスバル(富士重工)の車両。

 

関連画像

 

弊社は小人数での営業しており、

整備リフトや保管スペースも限りがあります。

 

 

毎週決められたスケジュールで続々と入出庫する

リフレッシュプラン依頼車両。

 

決められた作業スケジュール進行で一番困るのが、

部品の欠品や入荷待ち時間などの作業中断。

 

 

 

近年はスバル純正部品の供給体制が他社より悪く、

正直なかなか部品が届きません。(それに休みも多い)

 

 

メーカー在庫アリの追加発注した部品が手元に届くまでに、

タイミングが悪いと5日ほど掛かる時もあります。

 

 

 

トヨタなら翌日もしくは翌々日、スバルなら5日掛かる。

この差は大きく困っていました。(スケジュールが組めない)

 

 

 

それでもスバル車のリフレッシュプラン依頼は増え続け、

何とかならないかなぁ??と思っていました。

(イイ車が多いし、リフレッシュしたいのになぁ~と)

 

 

 

 

 

そこである条件であれば受け入れを解禁してみました。

・整備予算は多めにある。(ガッツリ整備したい人向け)

・サスペンション、ハブ、Dシャフト等は全整備希望する方。

 

サスペンション等の下回り/足回り系の部品は、

部品点数が多いのである程度一式で部品発注します。

 

 

あらかじめ交換する部品をワンセットで事前発注し、

それらを交換している間に追加部品が届く。

 

 

 

部品待ちの無駄な時間を少しでも減らせば、

部品供給の悪いスバル車でも

なんとか対応出来そうだと判断しました。

 

 

 

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三重県からお越しいただいた横浜ナンバーの

スバル レガシィー ランカスター6

BHE 6気筒EZ30 走行距離33万キロ

 

 

 

メールからご相談いただいて事情を説明し、

予約入庫していただきました。

 

 

車両の不満点/改善点

・E/Gの振動が大きい

・高速走行でのカーブが不安定。

・ACが効かない事が数回あり。

・ブレーキの効きが甘い。

 

まだまだ長く使用する予定で、

予算を掛けてリフレッシュ整備を希望されました。

 

 

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試運転をして排気ガステスト。

 

エンジン系は既に整備済みが多いので、

燃焼状態は良好でした。

(オイル漏れも無く、点火系・センサー系も交換済み)

 

 

 

そこから事前ホイールアライメントを測定します。

 

 

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フロントキャンバーとスラスト角が乱れていますね。

 

 

 

一見そこまで酷い数値ではないですが、

乗り心地はあまり良くないのがファーストインプレッション。

 

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し、

エンジンや冷却ライン、下回り・足回りなどを、

点検していきます。

 

 

 

点検結果から予算に合わせた整備プランの提案。

 

オーナーさんと協議しOKがいただけたので、

順番に作業を紹介しますね。

 

 

 

まずは予定していたサスペンションや下回り系を分解します。

 

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事前ホイールアライメント測定では、

そこまで酷い数値ではありませんでしたが、

分解してみるとFrロアアームのリアブッシュが

完全に破断していました。

 

 

いくらホイールアライメントを調整しても、

肝心のブッシュが破損していれば無意味ですよね。

 

新品ブッシュに全交換します。

 

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ロアアームフロントブッシュは位置決めをして、

油圧プレスで圧入交換。

 

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フロントハブナックルもリフレッシュ。

 

ベアリングやボールジョイント&シール等も交換しますね。

 

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ショックアブソーバーは純正品が高額なので、

少し安価のカヤバ製で対応しました。

 

マウントやベアリング、バンプ等も、

もちろん新品にて交換です。

 

また走行距離も多いのでスプリングも一緒に交換しました。

 

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エンジンマウントもサブフレームを外して交換します。

 

ATマウントやストッパーロッドも同時交換、

ちなみにATマウントは完全にブッシュが破断していました。

 

これではエンジンなどの振動が吸収出来ないですよね。

 

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リアのサスペンションアームブッシュも全交換しますね。

 

ナックル、アーム類、ドライブシャフトなどを、

車体から外していきます。

 

 

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リア側はマルチリンク式なので、

ブッシュの数も多いですね。

 

 

幸いスバルはブッシュのみの部品設定が多いので、

個別にブッシュを打替えし全数交換しますね。

 

 

こちらもブッシュの位置決めがあるので、

印を付けてから交換しますよ~。

 

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セルフレベリング機能付のリアショックアブソーバーも

カヤバ製でリフレッシュ交換。

 

フロント同様にスプリングやマウントも同時交換しました。

 

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前後のドライブシャフトをリフレッシュ。

 

硬化したブーツや劣化したグリスを入れ替えますね。

 

 

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リア側はフロントに比べて劣化度は低いのですが、

年式と走行距離を考慮してリフレッシュを提案しました。

 

 

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スタビライザーのブッシュやリンクロッドも、

新品に交換しました。

 

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リアハブベアリングも圧入交換します。

 

油圧プレスと治具でハブを分解し、

インナーレースをさらに外します。

 

新品ベアリングをプレスで圧入しました。

 

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ブレーキ関係もリフレッシュ。

 

ディスクローターは研磨機で再生しますね。

 

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リア側は少し歪みがありましたが、

問題なく再生可能でした。

 

あまりにも歪みが酷い場合は、

再生を諦めて新品に交換しますよ。

 

最後に耐熱塗装でつや消しブラックに化粧直し。

 

 

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ブレーキキャリパーのオーバーホール。

 

完全洗浄してからシール・ブーツを組み付けますね。

ピストンは磨いて装着しました。

 

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キャリパーのホルダー側もリフレッシュ。

ブレーキホースも全数交換します。

 

またマスターシリンダもO/Hしました。

 

 

ブレーキパッドは制動力アップと低ダストタイプの、

DIXCEL Mタイプに交換します。

 

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前後のデフオイルはガルフ プロガード75W90で交換します。

部分化学合成ギアオイル(LSD対応)

 

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エンジンのメンテナンスは良好。

 

今回はアイドリングを安定化するために、

ISCV(ロータリーシャッター式)を分解清掃しました。

 

 

経年劣化でホースもガスケットもカチカチに硬化。

カーボンも大量に詰まっていましたね。

 

 

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ATFも完全圧送式で交換しますね。

 

オイルパンを外して洗浄し、磁石の鉄粉を除去。

外部ATFフィルターも交換します。

 

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オイルパンを液体ガスケットで装着し、

しばし養生します。

 

ATFを補充して完全暖機。

 

ATFチェンジャーを接続してから、

アイシンAFW+でプレ洗浄しますね。

 

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この時点でやや汚れている程度でしょうか?

 

 

最初に排出した真っ黒のATFに比べると、

かなりキレイになりましたね。

 

 

15分間のアイドリングタイム。

 

もう一度AFW+で全量圧送式交換をします。

 

 

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ほぼ完璧に入れ替わりました。

 

アイシンAFW+なら次回交換推奨距離は、

約4万キロとお伝えしています。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

AC冷媒ガスをリフレッシュ。

 

重量管理で冷媒ガスを回収再生再充填。

 

 

 

NUTEC NC-200も同時注入して、

コンプレッサーの潤滑を強化します。

 

結果的には半分ぐらいしか、

冷媒ガスが無かったようですね。

 

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アライメントリフトに移動して、

アームブッシュの取り付けボルトナットを1G締付。

 

リアは締付個所が多いので、

結構手間が掛かる作業だと思います。

 

 

でも1G締付をしないと不要なブッシュテンションが掛かり、

折角交換したブッシュが早期に劣化します。

 

 

地味な作業ですが確実に行いましょう。

 

 

黄色いテープは締付未実施の印。

1G締付後には赤ペンでマーキングしています。

 

 

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そこから軽く試運転をして、

ブッシュやショックを馴染ませますね。

 

 

そしてホイールアライメントを調整します。

 

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ハンター社 ホークアイWA470

最新鋭4カメラ搭載ホイールアライメントテスター

 

 

イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト。

 

 

測定をしてみるとまだ組付けただけなので、

バラバラな数値が表示されましたね。

 

 

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ショックアブソーバーを交換してブッシュを新調しても、

ホイールアライメントを調整をしなければ無意味になります。

 

 

キャンバー・キャスター・トゥはもちろんですが、

クレイドル調整でSAIと包括角度を整えて、

スラスト角とステアリングセンターをバッチリ調整しました。

 

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最後に長めの試運転。

 

最終チェックを入念にして、無事納車となりました。

 

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このランカスター6の整備歴を確認すると、

エンジン関係は十分過ぎるほど整備をされていました。

 

半面にシャシ系のサスペンションやマウントゴム・ハブなどは、

未整備のままで大きく劣化していたようです。

 

 

エンジン関係は常に日頃から地元で整備し、

10年10万キロを機会にリフレッシュプランで

その他の重整備を弊社では推奨しています。

 

 

 

ちなみに今回の整備で使用した部品代は約40万円。

 

入庫1か月前に前金で30万円をお振込みいただいて、

予定していた部品を事前発注。

点検して御見積後に10万円の部品を追加発注しました。

 

 

スバルの場合は同年式ぐらいなら車種は違えど、

プラットホームはほぼ共通していますので、

ある程度は一式で発注しています。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

弊社は少人数で営業している小さな整備工場です。

 

整備を受け入れるメーカー・車種も、

月間入庫台数も制限させていただいています。

 

 

折角メール相談いただいても

(すいません その車種は対応していないのです。)

(申し訳ありませんが他社にてご相談ください。)

とお答えする場合も多々あるのが現状です。

 

 

 

弊社1社で(全てのメーカー車種に対応するのは無理よね)と

基本的には思っているのでこればかりは仕方がないかな~と。

 

 

もしろ出来ないのに(出来ます!!)とアナウンスするのは、

不誠実な気もします。

 

どうぞご理解の程宜しくお願いします。

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼ご相談は、

HPお問い合わせフォームからお待ちしています。

 

令和元年9月現在では

かなりの台数のリフレッシュプラン予約を受けているので、

もしかすると受付を一時中断するかもしれません。

 

ATF交換とDSCの年内の予約はまだ大丈夫です。

空きはまだありますよ~。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近これイイねという道具達。 マキタTW285DZ  ここまで使い勝手が良いと元には戻れませんよね~。

自動車の整備を生業にしていると、

必然的に工具を買い足したり入れ替えたりしています。

 

もちろんプロが使用する工具なので

ハードに使用しても壊れないのは重要なのですが、

(使い勝手の良い)(便利で高機能)も重視して

購入しています。

 

 

そこで最近購入した工具で凄いな!!と

思ったのを少し紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

以前はエア式のインパクトレンチ(低トルク用)を

使用していましたがエアホースが邪魔に思っていました。

 

通常は自動車整備工場にはエアコンプレッサーがあって、

エア配管が張り巡らせています。

 

そこからホースリールなどからホースを引き出して、

作業場で使用するのが多いのです。

 

 

高トルクで締め付けているナットボルトなら、

大型エアインパクトレンチが必要なのですが、

 

乗用車のエンジンやサスペンション程度なら

そこまで高トルクの重たいインパクトレンチは要らない。

 

 

 

 

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そこでマキタ充電式インパクトレンチ TW285DZ

(最大締付260N・m  角ドライブ12.7sq )

 

ホイールナットの脱着やサスペンションのボルトなど、

M8~M16ぐらいのナットボルトの脱着用に購入しました。

 

 

 

今までエア式を使用していたので、

電動充電式に変えてから工具の進化に驚きました。

 

エア式より高機能かつ圧倒的に使いやすいのです。

 

 

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・打撃S/Wで3段階の締付打撃力切替。

長押しすればLEDライトが点灯します。

 

・正逆回転の切替はグリップ上部のボタン。

 

ここまではエア式とそこまで違いはないでしょう。

 

 

 

 

 

このインパクトレンチが凄いのは、

『逆回転オートストップ機能』

 

これはエア式では味わえない機能でしょうか。

 

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例えばホイールナットを緩める時に、

エア式でトリガーを引き続けると

緩んだ瞬間に高回転で緩め続けますよね。

 

 

 

そうならないように経験で緩めばトリガーをすぐに離すか、

ソケットを左手で掴むかして暴れないようにします。

 

 

 

オートストップ付なら緩んだ瞬間にトルク変動を感知して、

ドライブの回転が急停止するので、

暴れる事もナットが飛んで行く事もありません。

 

 

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私は右利きですが試しに不慣れな左手一本で、

トリガーを操作してホイールナットを緩めますね。

 

(ガ、ガ、ガー、キュル、ピタ。)

微妙なトリガー操作もせず、大きな反動もほぼ無し。

 

緩み過ぎてナットとソケットが高回転し、

暴れたソケットでホイールを傷付ける事もありません。

 

 

緩んだ瞬間の約0,2秒で、

オートストップするこの機構はかなり凄いです。

 

 

 

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左手でE/Gアンダーカバーを持ちながら、

右手のインパクトでボルトを緩めても、

緩んだ瞬間に回転が停止する。

 

 

エア式でよくある回し過ぎてしまい、

ボルトが飛んで(どこ行った~)と探す事もない。

 

 

オートストップで緩めて軽くトリガーをチョンチョンと引き、

スムーズにボルトが落下せずに外せます。

 

 

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(ブラシレスモーター 防塵・防滴 ブレーキ付)

 

またドライブ軸が高トルクかつ低回転で回るので、

エア式よりスムーズ&ストレスフリー。

 

エアのビックハンマー式ではないので、

回転がスムーズで打撃反動によるレンチの挙動も無い。

 

 

 

締付時は手でナットを回して浅く装着し、

打撃力2段目にセットして軽く仮締めし、

トルクレンチでギュッと本締めします。

 

 

 

 

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TONE トネのAI4200を高トルク用に使用しています。

(エア式の高トルク高回転タイプ)

(最大トルク 締付側700N・m)

 

 

軽くて全長も短くハイパワーなのですが、

ビックハンマー機構の為に反動が大きい。

 

これでホイールナットを外すとソケットが暴れるので、

もちろんホイールナット脱着では使えない。

 

 

AI4200はガッチリ固着しているボルト用に使用しています。

 

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トネAI4200の重量が1,3kg

マキタTW285DZ(バッテリー取り付け時)が1.7kg

 

数値上はマキタの方が500gほど重いのですが、

実際に持つと同じか?マキタの方が軽く感じます。

 

 

おそらくエアホースの有無と、

重量バランスが良いのでしょうね。

 

 

軽い部類に入るハイパワーAI4200より、

電動式のマキタの方がシックリ持ちやすい。

 

 

 

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別売りの18V-2.0Ah リチウムイオンバッテリー

(BL-1820B)

 

 

 

自動車整備の場合は建築関係と違い、

インパクトを常時使い続ける事もないので、

バッテリーの持ちはそんなに気しなくてもOK。

 

数日~1週間に1回の充電で十分でしょう。

 

 

メーカー公称で1充電の作業目安は、

M16高力ボルト 3秒 330本と記載されています。

 

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バッテリーインジケーター付きのバッテリーなので、

残量もすぐに分かりますよ~。

 

チョイ足し充電も問題なくOKだそうです。

 

 

 

 

 

 

自動車整備のインパクトレンチといえば、

スナップオンやKTC、信濃、ボッシュ等があります。

 

 

電動充電式で逆回転オートストップ付となると、

探した限りではマキタぐらい。

 

 

自動車整備分野でマキタ工具はメジャーではないのですが、

建築系では超一流メーカーですよね。

 

 

世界のマキタ 製品の耐久性は全く問題ないでしょう。

(弊社のマキタ集塵機は20年以上使用出来ています。)

 

 

 

 

今更ホイールナットを外す為にエアー式のインパクトレンチを、

私が使う事はもう無いと思います。

 

一度便利な高機能工具を使うと元には戻れないでしょうね。

 

 

整備工具の展示会にTW285DZをデモ使用させれば、

結構売れるような気がするんですけどね~。

 

実売価格もそんなに高額でもないです。

 

 

・注意・

インパクトレンチ使用不可のホイールロックナットや、

ソケットとのクリアランスが無い社外ホイールなどには、

インパクトを使用せず手作業でホイール脱着をしています。

 

 

 

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この夏話題になった空調服。

私は去年から愛用しています。

 

(もうコレ無しで夏の工場内で作業は無理!!)

 

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これも建築関係の現場では当たり前に装備されていますね。

 

 

作業場がエアコン完備の整備工場は羨ましいですが、

弊社のような整備工場で空調完備の作業場は、

コスト的にチョット難しい。

 

 

 

・充電も1日持つし、汗ダクダクにもならない。

・これの有無では一日の疲労度が違う。

 

こちらも一度使うと手放せなくなりました。

 

 

ちなみに日中にバッテリーが切れて、

替えが無い場合は絶望を味わいますので注意が必要です。

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

いつもの整備ブログではなく、

いま流行りの工具や装備を紹介してみました!!

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

栃木県からCX-5 ATF完全圧送式交換 & DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

マツダ スカイアクティブーディーゼルの定番整備

・NUTECによるATF完全圧送式交換

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

 

弊社が自社で開発したオリジナル整備を

このブログで提案させていただいています。

 

 

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今回の入庫車両は栃木県からお越しいただいた、

マツダ CX-5 KE2FW 97000km

 

 

まずはATF交換から始めますね。

 

 

入庫してから問診をして

ATF交換等の説明をさせていただいています。

 

そこから試運転をしてATFの状態をチェックし、

交換の可否を診断しています。

 

 

 

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そこから密封式6速ATに弊社がオリジナルで制作した

車種専用アダプターを接続して交換作業が始まるのです。

 

 

 

 

今回使用するのはニューテック最高峰のATF

NUTEC NC-65 全化学合成ATF(エステル系)

 

 

その性能を存分に発揮させるために、

ニューテックさんに依頼して開発されたリンシングフルードを

プレ洗浄油として使用します。

 

 

NUTEC リンシングフルード NC-RF(仮名)

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

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NC-RFで全量イッキに圧送式で交換し、

プレ洗浄を行いますね。

 

 

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やや濁り程度ですが結構キレイになりました。

 

 

このまま15分アイドリングタイム。

この後に本命ATFを使用してもう一度交換します。

 

 

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NUTEC NC-65は元々輸入車の

大排気量・多段AT車用に開発されました。

 

大排気量・高トルクのエンジン出力を受け止めても、

十分耐えれるだけのATF油膜性能を確保するために、

最高の素材を贅沢に使用して開発されたと聞いています。

 

 

( ローフリクション・ハイパフォーマンス)

おそらく市販ATFでは最強の油膜性能でしょう。

 

 

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ATFチェンジャーのNC-RFとNC-65を入れ替えて、

もう一度圧送式で交換しますね。

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

ATFクーラーを洗浄してから、

規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

 

SKY-Dr6速ATのATFをかなりの台数交換してきましたが、

NC-RF&NC-65の組み合わせは好評をいただいており、

弊社も自信をもってオススメしています。

 

 

 

 

 

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次はDSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

SKY-D 2.2Dの吸気系に蓄積する煤除去作業。

 

 

こちらも弊社オリジナルの整備メニュー(DSC)

(商標登録は取得済み)

 

 

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エンジンから吸気系・EGR系の部品を外していきます。

 

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インテークマニホールドから

吸気シャッターバルブをパカッと外すと・・・。

 

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インテークマニホールド入り口の経路が、

半分以上狭くなっていますね。

 

 

これでは吸気抵抗が多く発生し、

エンジンのフィーリングも低下するでしょうね。

 

 

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エンジンヘッド側も確認します。

 

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エンジンヘッド側のインテークポートは、

それほど酷い状態ではなかったのですが・・・。

 

 

4番気筒の右側インテークポートの奥を確認すると、

こんな感じになっていました。

 

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光を当てて他のポートと比べてみます。

 

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このポートのインテークバルブに

煤が異常に付着していました。

 

おそらくバルブシートの密着不良でしょう。

 

 

現在進行形なのか?

以前に密着不良があったのか?は不明ですが、

1気筒に2つある吸気バルブの1つが、

煤が詰まり過ぎて使えていない状態ですね。

 

 

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ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

 

次世代洗浄方法のドライアイス洗浄機を使用して、

複雑な形状のポート・バルブを洗浄していきます。

 

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米粒ほどの大きさで、柔らかいドライアイスペレット。

 

 

(エンジンにノーダメージで完璧に短時間に。)

こんなDSCキャッチコピーでエンジン内部の洗浄しています。

 

 

 

昇華爆発力と熱収縮

ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。

 

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軽くワンショットで素地のアルミがはっきり見えましたね。

 

 

数種類ある自社開発のDSC専用ノズル&アダプターを、

使用箇所に合わせて使い分け。

 

 

ポート全周や奥になるバルブ傘部の固着した煤も、

根こそぎ除去洗浄していきますね。

 

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4気筒8ポート全てキレイに除去完了。

 

奥にあるバルブ傘部やシャフト裏も完全に除去しています。

 

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インテークマニホールドも完璧にキレイになりましたね。

 

 

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空気を吸ってナンボのディーゼルエンジン。

 

このビフォーアフター画像を見て煤が溜まっていても、

性能低下は無いと思う方はいないでしょう。

 

 

DSC施工後はいつも使用しているユーザーさんなら、

違いがすぐに分かるでしょう。

 

s-スワール

 

 

吸気抵抗を最小限化し、吸気充填量を高める事で、

ディーゼルエンジンのポテンシャルを高めている。

 

 

それを阻害する煤蓄積があれば、

本来の性能は発揮出来ないですよ~とお伝えしています。

 

 

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オプション整備のインタークーラー洗浄で、

内部に溜まるブローバイオイルを排出・洗浄しました。

 

 

またラジエターキャップの劣化による

冷却ラインの気密漏れがありましたので、

純正キャップに交換しました。

 

 

 

こんな感じで作業している弊社のATF交換&DSC。

(ブログで公開出来るのはここまで。)

 

企業秘密の部分が多すぎて、

どちらの作業も完全非公開で行っています。

 

 

 

 

その代わりに作業内容は画像に収めて、

納車時にお見せしています。

 

また必要な方には画像をお渡ししています。

 

 

 

ネット社会ですから全てをオープンにする事も難しく、

画像と作業後の説明などでご理解をいただいています。

 

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先日も北は北海道 南は九州から

DSC等のご依頼で多く来店していただいています。

 

 

福岡県からのアクセラ2.2DXは猛烈に煤が蓄積しており、

DPF再生距離や燃費が大幅に低下していたので、

貴重な作業後のレビューもいただきました。

 

近いうちに詳細をブログアップをしたいと思っているのですが、

なかなか執筆する時間が無いんですよね~。

 

 

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ATF交換、DSCのご依頼・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

ニューテック NUTEC ATF完全圧送式交換。 タコマ、ブレイドマスター、ハイエース 日帰り作業で完了します。

連日のように全国各地からATF交換のご依頼をいただいており、

誠にありがとうございます。

 

 

 

兵庫県からお越しいただいたのは

USトヨタ タコマ GRN245L

並行輸入車 走行距離 約10万キロ

 

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並行輸入車のタコマのATF完全圧送式交換の依頼は、

結構多くてチョクチョク作業をさせていただいています。

 

 

今回は走行距離が約10万キロ走行しているので、

ATオイルパン洗浄等も含めたATF交換を依頼されました。

 

 

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試運転をしてからリフトアップ。

 

ATFの状態をチェックして作業を始めます。

 

 

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走行距離の割にはキレイめなオイルパン内部。

状態は良いかと思います。

 

 

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カチカチになったゴムガスケットを交換して、

ATFストレーナーも同時交換します。

 

 

ATFを補充し完全暖機。

 

それからATFチェンジャーを接続しますね。

 

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今回使用するATFは来店時の説明を受けてからという事で、

問診時に各ATFの特徴を説明してから選んでいただきました。

 

 

・純正ATFとニューテックATFの違い。

・全化学合成ATFのメリット・デメリット。

・定期的なATF交換の必要性。

 

 

それらをご説明させていただいて、

今回はNUTEC NC-65を使用する事になりました。

 

 

まずはNUTEC リンシングフルード NC-RF(仮名)で、

プレ洗浄を行います。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

全量イッキに圧送式で交換しますね。

 

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ATFの色以外は、ほぼほぼキレイに入れ替わりましたね。

 

 

プレ洗浄で高価な本命ATFを使用すると、

交換総額費用が跳ね上がります。

 

比較的安価でNUTEC謹製プレ洗浄ATF(NC-RF)

を使用すれば無駄な費用は掛からずに済むのですよ。

 

 

 

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本命ATFにはNUTEC NC-65

全化学合成ATF (エステル系)

 

 

極薄で強靭な油膜性能は、

市販ATFの中では最強レベルでしょう。

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

唯一の欠点はフルード単価が高額なぐらいでしょう。

(それ以外はパーフェクト。)

 

 

 

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NC-RFからNC-65にチェンジして、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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肉眼でアップで見るとこんな感じ。

 

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完璧に入れ替わりましたね。

 

ATFクーラーを洗浄して、

規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

ここまでキレイになれば、

次回交換推奨距離は約6万キロ。

 

いい状態が長~く持続するのがNC-65の特徴です。

 

 

 

 

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埼玉県からはトヨタ ブレイドマスター

GRE156 6速AT V6 3.5L

走行距離 90000km

 

 

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こちらもオイルパン洗浄・ストレーナー交換と、

NUTEC NC-RF & NC-65の完全ATF圧送式交換。

 

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神戸市からはトヨタ ハイエース TRH112V

走行距離 75000km

 

 

こちらもオイルパン脱着洗浄~の完全ATF圧送式交換。

 

結構汚れが蓄積しているオイルパンを洗浄して、

NUTEC ZZ51改 全化学合成ATF(エステル系)で

交換しました。

 

 

 

従来タイプの粘度にはZZ51改、

最新の低粘度タイプにはNC-65をお勧めしています。

 

 

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依頼台数が多いので全ての車両を

ブログアップする訳にはいかないのですが、

一部だけ選んでブログに公開しています。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

弊社のATF交換は日帰り作業で完了します。

 

 

ATF交換やDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

はともに土日祝は比較的混雑しており、

予約が取りづらい状態になっています。

 

 

土日祝を希望される方はお早めにご相談された方が、

希望日を確保しやすいと思います。

 

 

 

ATF交換等のご予約・御見積はHP(お問い合わせフォーム)

からお待ちしていますね。

 

 

ATF交換はATが壊れる前に交換しましょう。

シフトショックや違和感が出てから交換をするのは、

チョット遅いですよ~!!とお伝えしています。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

トヨタ ヴェルファイア 20系 V6 3.5L リフレッシュプラン。 新車時のコンディションに戻す10年に1度のリフレッシュ整備。

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三重県からお越しいただいたのは、

トヨタ ヴェルファイア GGH20W

走行距離8万キロ

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

メールからのご相談から予約入庫していただきました。

・現在気になる不具合はないが、あと5万キロは使用したい。

・傷んでいる消耗品などは今回の整備で交換したい。

 

 

 

リフレッシュプランで入庫する車両にしては、

この車両は走行距離が浅い部類に入るでしょう。

 

 

ユーザーさんの整備予算も十分ありますので、

バッチリ新車時に近づけるような整備を

提案させていただきました。

 

 

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入庫してから、まずは問診を行います。

 

どのような整備を希望されているか?などをお聞きして、

リフレッシュ整備をする方向をお話ししています。

 

 

その後に試運転をして

エンジンの燃焼状態を調べる排気ガステスト。

(アイドリング時ではCO、HC、CO2ともに良好ですね。)

 

 

 

ホイールアライメントを事前測定してから、

リフトで上げてタイヤを外し車両全体を点検します。

 

 

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バッテリー&オルタネーターの充電発電状況は良好ですね。

 

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車両点検から整備プラン御見積を提示し、

オーナーさんに了承が得れましたので作業を始めます。

 

 

 

メール相談時にサスペンション整備は必須作業でしたので、

入庫前に前金をいただいてサス部品一式を入荷しておきました。

 

部品点数が多いサスペンション部品は、

メーカー欠品もよくあるので事前入荷をしています。

 

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20系ヴェルファイアの定番整備個所

(リアアクスルビームブッシュ破損。)

 

 

8万キロでこの状態なら10万キロ超えてくると、

パックリ裂けてくるでしょう。

今回は予防整備としてブッシュを交換します。

 

 

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アクスルビームを分解し、

SSTを使用してブッシュの打替え交換。

 

位置決めのマーキングに合うように、

慎重に圧入しました。

 

スプリングのインシュレーターも同時交換します。

 

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リア ショックアブソーバーも交換しました。

 

 

 

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リアのハブベアリングを回した感じでは、

まだまだ大丈夫そうですね。

 

手で回して軽~い手応えはダメですが、

少しニュルッと回る感触なら問題ないでしょう。

 

今回は交換を保留としました。

 

 

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フロント サスペンションやブレーキを、

バラバラに分解しました。

 

 

 

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今回はショックアブソーバーは純正品で交換します。

 

マウントやインシュレーター、バンプ等も交換しますね。

 

 

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フロントハブベアリングとロアボールジョイント交換。

 

ロアアームはASSY交換で、

スタビブッシュも交換します。

 

 

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ドライブシャフトもグリス・ブーツ交換でリフレッシュ。

(劣化したグリスやゴムブーツ等を交換します。)

 

 

 

これをしておけば、

この先10万キロは余裕で使えるでしょう。

 

分解して洗浄してから

右シャフト中間ベアリングも同時に交換しますね。

 

 

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ブーツ・グリスKITは、

耐久性の高い純正品を使用します。

 

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次はブレーキ系の整備をします。

 

パッド当たり面には深い傷が付いていました。

ブレーキディスクローターは研磨機で再生しますね。

 

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リア側は少し歪みがありましたが、

軽く2回ほど研磨してあげると均一になりましたよ~。

 

 

最後にブラックつや消し耐熱塗装をして仕上げました。

 

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シムに付着している硬化した古いグリスを除去して、

ブレーキパッド交換。

 

WAKO’S BPR高性能ブレーキグリスを使いました。

 

高粘度・高耐久のこのブレーキパッド用グリスは、

グリス性能が長持ちするので常用しています。

 

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スパークプラグをNGK高性能スパークプラグ

(RXプレミアムプラグ)に交換しました。

 

V6の手前側の3本は簡単ですが、

奥側の3本は少し狭いので手間が掛かりますね。

 

 

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スロットルボディも清掃&初期化で

アイドリング安定化に寄与します。

 

5万キロ毎には実施しましょう。

 

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エンジンマウントも純正品で全数交換しました。

 

信号待ち時に室内に伝わる微振動があれば、

交換した方が良いかと思います。

 

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ブレーキフルードを交換して、

LLCも圧送式交換で全量交換します。

 

忘れがちなラジエターキャップも定期的に交換しましょう。

 

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ATFもオイルパン脱着洗浄をして、

ガスケットも交換します。

 

ストレーナーも同時交換ですね。

 

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そこからATFチェンジャーを接続して、

まずはNUTEC NC-RF(仮名)でプレ洗浄。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

全量をイッキに圧送式で交換します。

 

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やっとここまでキレイになりました。

(まだまだATFに濁りがありますね。)

 

ここから15分ほどアイドリング状態で待機し、

次は本命ATFでもう一度交換します。

 

 

 

使用するのはニューテックNC-65

全化学合成ATF (エステル系)

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス

NUTEC最高峰のATF

 

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最後に規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

 

全ての部品を組み立てて、

整備リフトからアライメントリフトに移動。

 

そしてサスペンションアームブッシュを1G締め付けして、

無駄なブッシュテンションを開放します。

 

 

これをしておかないと交換したブッシュが早期に劣化するので、

地味ですが確実にしないといけない作業なんですね。

 

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少し試運転をしてブッシュ等を馴染ませて、

ホイールアライメントを調整します。

 

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調整前の数値を見ると、

当然ながらバラバラな数値になっていますね。

 

サスペンションを整備してから、

ホイールアライメントを調整しないと、

折角の整備効果が半減しますよ~。

 

 

 

またブログでは非公開ですが、

ステアリング系の部品も交換しているので、

最大切れ角も要調整ですね。

 

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この車両のリア側は基本的には調整出来ない構造です。

 

トータルトゥやリアキャンバーがあまりにも悪ければ、

リアシム調整で整える場合もあります。

 

スラスト角は少しズレていますがトータルトゥをから判断して、

リアシム調整は不要と判断しました。

 

 

これぐらいならタイヤが偏摩耗する事もないでしょう。

 

 

 

 

 

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最終的にはこんな感じで調整しました。

 

スラスト角以外はキレイに整いましたね。

 

 

 

試運転をして最終チェックをし、

無事納車となりました。

 

お預かり期間は約2週間になります。

(1週間で整備完了し、残りはチェック期間にしています。)

 

 

 

これぐらいの規模の整備をすれば、

乗った瞬間に違いが分かるでしょう。

 

 

新車から少しずつ性能劣化している各部品は、

知らないうちに性能低下していますからね~。

 

 

このような整備は10年に1度で良いかと思います。

長く良い状態で愛車を維持されたい方には、

弊社のリフレッシュプランをオススメしますね!!

 

HAPPY CAR LIFE!!