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愛知県からハイエース200系 リフレッシュプラン。  (チェンジニアとは誉め言葉ですよね?)

愛知県からお越しいただきました。

 

トヨタ ハイエース KDH206V

走行距離33万キロ

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

リフレッシュプランは車検時に実施する軽整備ではなく、

10年10万キロ以上走行した車両を

まだまだ長く使用したい車への提案型整備メニューです。

 

 

 

(過走行だけど、あと2年ぐらい乗りたい)

(なるべく安価に、使える部品は出来るだけ使う。)

現状維持+αの軽整備メニューではありません。

 

 

 

相応の費用を投入してガッツリ整備し、

良い状態を長く使用できるための整備提案です。

ご理解の程宜しくお願いします。

 

 

 

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それにしてもハイエースのリフレッシュプラン依頼は、

100系・200系問わず非常に多いですね。

 http://minato-motors.com/blog/?tag=%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b9

 

 

個人的にはハイエースは20~30万キロは当たり前!!

走行距離50万キロ目指しても問題ない車両と思っています。

 

 

 

 

ハイエースを改造カスタムするショップは多いですが、

純正ノーマル状態の過走行車をもう一度蘇らせる整備工場は、

全国的に見ても少ないのでしょうか?

 

 

そんな感じで今回もメールからのご相談から、

予約入庫していただきました。

 

 

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問診から試運転をして

事前ホイールアライメントを測定します。

 

 

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ホイールアライメントの測定結果を見ると、

数値的にはそんなに悪くはない・・・。

(今まで何もしていないなら奇跡的にキレイに揃っている。)

 

 

 

ただ試運転での乗り心地やフィーリングは、

あまり良いとは言えない感じの乗り味に感じました。

 

 

 

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ショックアブソーバーは最近交換されたようですが、

それだけでは本来のハイエースには戻らないでしょう。

 

サスペンションって一部だけ交換や調整すれば、

どうにかなる物でもないので難しいところですよね。

 

 

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ブレーキの効きも甘く、

ブレーキフィーリングも鈍い。

(本来のハイエースはブレーキがよく効くのにね。)

 

 

 

実は弊社入庫する数か月前にエンストが発生したそうです。

 

調子が良いと何も起きないのですが、

一度発生すると頻発にエンスト。(エンジン再始動は可能)

 

交差点で曲がるために減速すると、

エンジンが停止する事もあったそうです。

 

 

 

 

 

いつも車検に出しているディーラーさんに緊急入庫するも、

(エラーコードに異常は無く、数値も問題ない。)

(預けている間も症状は再発せず、原因が分からない)

 

 

 

愛着はあるが手放そうか?と

リフレッシュプランのキャンセルを相談されたのですが、

症状や走行距離、不具合時の状況などをお聞きして、

(この部品3点を交換してください。)とアドバイスしました。

 

 

 

そんなに高額な部品でもないですし、

ダメ元でも良いなら試した方が良いですよ!!と。

(どうせリフレッシュプランで交換を提案するので。)

 

 

その後エンストは再発することなく、

当初の予算から増額してリフレッシュ整備を依頼されたのです。

 

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スキャンツールで各数値をチェックして、

車両全体を点検していきます。

 

 

 

そこから予算に合わせた整備プランを制作し、

御見積と一緒にオーナーさんに提案しました。

 

 

OKがいただけたので作業を始めます。

それでは作業内容を紹介しますね~。

 

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まずはフロントサスペンション等の足回りから。

 

 

ブレーキやハブナックルを分解します。

 

そしてアッパーアームを外して、

ロアアームも外すのですが・・・・。

 

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ロアアームの付け根にあるアジャストカムが、

ブッシュ内径との錆固着で抜けません。

 

 

抜けないと車体からロアアームは外せないですし、

カムが動かないのでホイールアライメント調整も出来ない。

 

 

今回はロアアームは再利用でブッシュのみを交換するので、

アーム自体に傷を付けるのはNG。

 

もちろん取付部のサブフレームも切断出来ない・・・。

 

 

 

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100系200系ではロアアームのカムボルト固着は、

そんなに珍しい事ではないのでコイツを使用しますね。

 

『日立 セイバーソー』

バカでかい電動のこぎりです。

 

 

 

超硬厚板切断用の替え刃を装着して、

赤色の線の部分をピンポイントに切断します。

 

(場所的に火花や熱の出る切断方法はNG)

(刃が入るスペースは凄く狭い。)

 

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1か所固着するとブッシュ前後の赤色線2か所を切断します。

 

最悪4つのロアアームブッシュが固着すると、

合計8か所を切断しないと左右のアームが外れない。

 

 

ちなみにセイバーソーで普通にカット作業をすると、

1か所赤線部を切り終えるのに30分以上掛かります。

(おまけに超硬替え刃は3枚ぐらい使うでしょう。)

 

 

 

 

現在はその他の非公開のツールも併用し、

替え刃1枚の15分ぐらいで

1か所カット出来るようになりました。

 

 

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無事車体から無傷で外れたので、

ロアアーム前後のブッシュを打替え交換します。

 

 

SSTとオリジナル治具を使いながら、

油圧プレスで交換しました。

 

 

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2度と固着が無いように、

新しいボルトやアジャストカムのシャフト部に、

薄くグリスを塗っておきますね。

 

こうすれば空気に触れず水も弾くので、

錆の発生は予防出来るでしょう。

 

新車製造時から塗っておいてくれればと思っています。

 

 

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アッパーアームはASSY交換です。

 

こちらもブッシュのみは交換可能で部品供給も有るのですが、

肝心のアッパーボールジョイントが非分解構造なのです。

 

 

15万キロも走行したハイエースなら、

ほぼアッパーボールジョイントはガタがあるので、

ブッシュのみ交換しても意味がないのですよね。

 

 

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ロアボールジョイントは単体で部品供給があるので、

こちらは新品に交換しました。

 

 

 

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スタビライザーのブッシュも全数交換します。

 

ブッシュが摩耗で削られて、

ガバガバになっていますね。

 

 

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フロントドライブシャフトもO/H。

 

劣化したグリスとダストブーツを交換します。

 

 

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熱劣化でトロトロになったグリス。

これでは油膜は確保出来ないでしょう。

 

分解して洗浄してリフレッシュ。

 

 

 

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耐久性の高い純正グリス・ブーツKITを使用します。

 

これでまた10万キロ以上は、

ノーメンテで使用出来ると思いますよ。

 

 

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次はフロント ハブベアリング交換。

 

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ナックルからハブベアリングを分解し、

ハブとベアリングを分けますね。

 

 

 

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こちらもSSTや治具でアウター側を外してから、

ハブに残ったインナー側のレースを外します。

 

ガスで炙ったりガンガン叩いたりは一切せずに、

適切な工具を使用し安全に部品を分解します。

 

 

 

新品ベアリングに負荷を掛けずに、

慎重に圧入しハブに組立装着します。

 

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ハブから分解したフロントブレーキ ディスクローター。

 

左右を研磨して再生します。

 

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スター社製のローター研磨機で、

薄く慎重に研磨します。

http://minato-motors.com/blog/?p=14924

 

削る回数はなるべく少なく。

 

最小限の研磨でリフレッシュしますね。

(無駄な削り過ぎは厚みが薄くなりますよ~。)

 

 

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耐熱塗装で化粧直し。

新品同様になりました~!!

 

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このディスクローターとハブを組付け。

 

ダイヤルゲージで触れ点検をして、

ハブとナックルを車体に組付けます。

 

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ステアリングのラックエンドASSY交換。

(ガタチェックすると少し感触が悪いです。)

 

 

こちらもガタが出やすいので、

左右を交換しました。

 

 

 

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タイロッドエンドはラックに比べてガタは出にくい。

 

ですが走行距離を考慮し、

予防整備として交換しました。

 

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フロント ブレーキキャリパーのO/H。

 

 

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ピストンを抜き出して、

キャリパーを完全洗浄します。

 

 

ピストンの状態も良好なので、

コンパウンドでピカピカに磨いて再利用。

 

 

 

シールブーツKITでリフレッシュしました。

 

シールが硬化するとピストンの戻りが悪くなり、

引きずりや固着の原因になりますよ。

 

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キャリパーホルダー側もリフレッシュ。

 

グリスが充填されているはずのスライドピンは、

こんな感じで錆び付いていました。

 

スライドピンホール側も錆びてしまい、

長年の整備不足が見えましたね。

 

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車検の時にほんの少しグリスを注入すれば、

ココが錆びる事は無いでしょう。

 

スライドピンが固着すると浮遊式片側キャリパーは、

引き摺りやロックの原因になりますよ。

 

 

 

ブラシに研磨剤を練り込んだホーニングブラシで、

ホールの内径を磨き上げます。

 

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スライドピンやブッシュは交換して、

新品ダストブーツも装着します。

 

 

2度とこのような状態にならない為に、

グリスを注入して再生しました。

 

 

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ブレーキパッドも交換しますが、

バックシムにはWAKO’S BPRグリス。

 

 

高粘度高耐久のブレーキパッド専用グリス。

 

シムに固着した古いグリスを洗い流して、

BPRを薄く塗り込んでいきます。

 

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次はリア側を整備しますね。

 

 

リアハブベアリングを交換するために、

ブレーキを分解しシャフトを引き抜きます。

 

 

そこからABSピックアップローター等をシャフトから外して、

ベアリング交換に移ります。

 

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こちらもSSTを使用しシャフトを打ち抜いて、

ベアリングと分離させました。

 

ガキーンと大きな音がして外すのですが、

大体12トンぐらいの油圧でプレスするので、

初めて作業すると壊れたのか?と思うでしょうね。

 

 

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リテーナーやベアリング・オイルシール等も交換し、

油圧プレスで圧入作業。

 

 

ABSローターは装着位置が決まっているので、

奥過ぎても手前過ぎてもNGです。

 

 

慎重に測定しながら装着します。

 

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デフオイルの侵入を防ぐシャフトオイルシール。

 

これも適当に装着するとオイル漏れになりますので、

同じく基準値を測定しながら圧入しています。

 

 

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ドラムブレーキのライニングシュー残量を測定すると、

まだ使えそうなので清掃して再利用しました。

 

 

ブレーキシリンダはカップKITでO/Hします。

 

 

シャフトとブレーキを組み込んで、

ブレーキ調整を数回ほど行いました。

 

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エンジンマウントを交換して、

未交換だったベルトプーリーも交換します。

 

 

冬の寒い時期に始動性が悪いと困るので、

グロープラグも新品交換しました。

 

33万キロも使えば頑張ったほうだと思います。

 

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この車両は弊社入庫前に他社でエンジン整備済み。

・ウォーターポンプ

・タイミングベルト

・ラジエターASSY

・オルタネーター

・インジェクター

 

 

ベルトプーリーを交換していると、

気になる個所を見つけてしまいました。

 

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ベルトプーリーにハーネスが接触して、

配線被膜が傷付いていました。

 

 

見ないふりをする訳にもいかず、

修復するにもスペースが狭い。

 

エンジンハーネスの交換はかなり大変なので、

ピンポイントで修復しました。

 

ハンダ付けか?バイパス処置か?いろいろ考えましたが、

作業スペース等を考慮してギボシ端子で復旧処置。

 

 

 

ハーネスをテープで保護して、

プーリーに接触しないように弛みを取って、

ハーネスをエンジンに固定しました。

 

 

以前の整備時のハーネス固定が良くなかったようですね。

 

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フロント/リア デフオイル交換

トランスファオイル交換

 

使用ギアオイルは

(ガルフ プロガード75W90 部分化学合成LSD対応)

 

 

 

ATFはNUTEC ZZ51改(全化学合成)で圧送式交換

 

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アライメントリフトでリフトアップし、

車高レベル調整を行います。

 

ハイエースはフロントの車高を調整する機構が、

もともと有るのですよ~。

 

 

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リア基準点から地面までの高さを測定し、

リア基準値からの誤差をフロント基準値に反映させます。

 

つまり15mmリアが低くなっていれば、

フロント側は基準値から15mm差し引いた数値に調整します。

 

 

 

同時に1G締付でロアアーム等のブッシュを締付ます。

 

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そこから軽く試運転をしてブッシュを慣らして、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

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ハンター社 ホイールアライメントテスター

WA470(ホークアイ)

 

イヤサカ社 ビシャモン

マルチアライメントリフト ロングバージョン

 

 

 

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測定時はバラバラな数値になっていますが、

少しずつバランスを整えていきますね。

 

 

 

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リアは調整機能がありませんので非調整ですが、

タイヤが片減りするような数値ではないので問題ないでしょう。

 

 

フロントはキャンバー・キャスター・SAIなどを微調整、

最後にステアリングセンターを調整しました。

 

(トゥを合わせた画像が無くて申し訳ない。)

(トゥは左右差ゼロに調整しています。)

 

 

 

 

試運転とチェックを繰り返し、

無事納車となりました。

 

お預かり期間は約2週間になります。

 

後日メールからレビューをいただきました。

この度はお世話になりました。

本日、高速メインに500㎞程走行しましたが、車がシャキッとしました。
直進安定性も上がり、高速カーブも不安がなくなりました。
じわじわ劣化するせいか、極端な悪化をあまり感じてませんでしたが、ここまで変わるのか⁈といった感じでした。
同乗の妻も、乗ってすぐ感じたみたいで、
硬くなった!と言っておりました。(笑)
取り急ぎ、どうもありがとうございました。また何かあれば、相談させて下さい。

 

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よくネット等で言われるのは、

(今の整備士はメカニックではなく、チェンジニアだ!!)と。

 

貶されているのか?褒められているのか?

どっちなんでしょうかね。

 

 

 

 

車両は電子制御でガチガチにコントロールされ、

メーカー自体も単品部品の供給を減らす。

 

特に年式が経過すると部品管理コストの関係でしょうか?

(もう単品ではなくASSYのみメーカー在庫有りです。)と、

部品商から在庫の連絡が増えました。

 

 

 

 

高精度で製造された純正部品を、

手作業でどうにか?こうにか?修復する時代は、

とっくの昔に終わっていると私はそう思っています。

 

(1年2年はなんとか耐えれるが、

10年単位で耐久性が確保されるか?という意味で。)

 

 

 

 

200系ハイエースぐらいはまだアナログですが、

これから発売される車両はそう簡単にはいかないでしょう。

 

 

 

 

それに部品をチェンジするのも、

100系ハイエースの時代から徐々に難しくなっていますよね。

 

 

 

確実に安全に正確に部品交換が出来るSSTや

治具や工具を完備しないと交換が出来ない。

 

またそれに伴う交換方法と正確な手順の理解。

 

同一車種のモデル違いで異なる基準値は、

整備書無しで作業するにはリスクが高い。

 

間違った交換作業は部品を無駄にし、

車両の耐久性に直結するのです。

 

 

 

 

今回のKDH206ハイエース リフレッシュプランも、

ざっくり言えば部品交換と調整だけの作業で、

おそらくチェンジニアと言われる部類でしょう。

 

 

 

 

 

今の時代(一流のチェンジニア)になるのも、

相当ハードルは高いんですよね。

 

 

工場の設備的にも作業者の技術的にも、

一流になりたいな~と思うこの頃です。

 

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

長野県 レクサスGS350 4WD 陸送プランで入庫!! ATF交換&DSC、その他いろいろオプション作業を実施!! ドライアイス洗浄でカーボン除去作業。

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長野県からの整備依頼で入庫しました。

 

 

レクサス GS350 GRL15 4WD

走行距離 77000km

 

 

依頼内容

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング

・その他の各オプション整備 多数あり

 

 

 

 

遠方からの整備依頼ですが

今回は(陸送プラン)をご利用いただき入庫しました。

 

 

長野県松本市の陸送基地に直接搬入してもらい、

大阪府堺市の弊社までの片道陸送入庫。

 

お引き取りはユーザーさんが来店して、

お引き渡しの予定です。

 

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入庫前に打ち合わせをして作業内容を決定し、

予定通りに陸送入庫しましたので作業を始めます。

 

 

試運転をしてATFの状態をチェックし、

オイルパンを外していきますね。

 

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ATFストレーナーを交換して、

オイルパンを洗浄しました。

 

磁石に付着した鉄粉を除去して、

ガスケットも交換しますね。

 

 

 

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オイルパン組付け後には

自社制作の専用アダプターをATに接続。

 

これで交換効率の高い圧送式交換が出来ますね。

 

 

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フルードを補充してエンジン暖機し、

まずはプレ洗浄を行います。

 

 

プレ洗浄に使用するフルードは

NUTEC ニューテックNC-RF(仮名)

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

ほぼ無色のスペシャル・リンシングフルード。

(ニューテックさんに無理を言って作っていただきました。)

 

NC-RFはフラッシングフルードではありません。

過度な洗浄能力を求めると

ATにダメージを与える場合があります。

 

 

そこで製造開発時にNC-RFはフラッシングではなく、

リンシングですよとNUTECさんからお話がありました。

 

 

 

 

 

それでは全量イッキに圧送式で交換しますね~。

 

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・奥に見えるのが新油モニター。

・中央ビーカーはATFチェック時の廃油。

・手前のクリーナーモニターがプレ洗浄後のフルード。

 

 

 

廃油と比べるとかなりキレイになりましたが、

新油と比べるとまだまだですね。

 

 

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本命フルードはNUTEC最高峰ATF 『NC-65』

全化学合成ハイパフォーマンスATF(エステル系)

 

 

全国から依頼されるATF交換車両の約半数以上が、

NUTEC NC-RF&NC-65での交換を指名されます。

 

 

来店時にNC-65にグレードアップされる方も多く、

結果的には8割近い方がNC-65を選んでいるのが現状です。

 

みんカラなどのSNSでも絶大な人気のNC-65は、

もう説明不要の人気商品になっているようです。

 

 

 

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ATFチェンジャーにNC-65をセットして、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

ここまでキレイになれば

次回交換推奨距離は約6万キロになります。

 

 

ATFクーラーを洗浄し、

規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

この場合も油温検出モードにセットして、

正確にフルード量を調整していますよ~。

 

 

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次は直噴エンジンの吸気系に蓄積するカーボン除去作業。

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

弊社オリジナルの整備メニューで、

オンリーワンの唯一無二。

 

 

商標登録も取得済み。

 

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昔からガソリン直噴の吸気系カーボン蓄積は、

高感度な整備士の中では結構有名な症状でした。

 

 

ただ場所がエンジンの奥にあり過ぎるので、

なかなか手が出せない(処置出来ない)・・・。

 

 

 

そこで弊社が4年ほど前に、

オリジナルで除去方法を開発したのですね。

 

 

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樹脂製サージタンク・インテークマニホールドを分解し、

エンジン吸気ポートが見えてきました。

 

 

中を覗いてカーボンの蓄積具合を確認します。

 

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GS350に搭載されているのは2GR-FSE(D-4S)エンジン。

 

通常の直噴エンジン(トヨタD-4)は

インジェクターが燃焼室に1個搭載されています。

 

 

2GR-FSEはデュアルインジェクターの(D-4S)

 

燃焼室に1個と吸気ポートに1個の、

ダブルで搭載されている直噴エンジン。

 

 

zzzz xxx

 

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吸気バルブの傘部に固着したカーボンの蓄積量は、

通常の直噴(D-4)より少ないです。

 

 

これでエンジンのフィーリングやコンディションが

低下するのか?と最初は疑問に思っていました。

 

 

 

D-4S搭載車に何十台もDSC作業をして、

作業後の皆さんのレビューを聞いていると納得。

 

 

このカーボンを除去すると通常の直噴(D-4)とは別の作用で、

エンジンのフィーリング等が新車時に戻るのが確認出来ています。

 

 

ネットに詳しく書くといろんな所に張り付けられるので、

来店されたお客様のみに詳細を説明しています。

 

 

(ネットに詳しく書くと大変なんですよね~。)

(よく理解しない方が拡散すると間違った情報が広がるので。)

 

 

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マスキングをして完全防備。

 

ドライアイス洗浄機に特殊ノズルを装着して、

ドライアイスペレットを洗浄機に投入します。

 

 

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圧縮空気でペレットを高速噴射。

熱収縮と昇華爆発力で付着物を剥離除去。

 

 

 

母材金属やシール類に一切のダメージを与える事なく、

強固なカーボンを除去します。

 

 

(ノーダメージで、短時間に完璧に)

こんなキャッチコピーでDSCをご紹介しています。

 

 

 

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軽くワンショットをバルブ上半分に行いました。

 

ペレットが直撃した部分だけ

カーボンが剥離しましたね。

 

 

 

弊社が制作した数種類のノズルとアダプターを使い分けて、

バルブ傘部やポート内を全て洗浄していきますよ~。

 

 

 

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6気筒12ポート全て除去完了。

 

 

インテークマニホールドに装着されている

ポート用インジェクター周辺も洗浄しました。

 

こちらは繊細過ぎるので手作業でキレイにします。

 

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サージタンクの中のブローバイオイルも洗い流します。

 

ガスケットは純正新品にて組付けし、

電子制御スロットルボディも清掃しました。

 

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最後に学習値初期化して、DSCはとりあえず完了。

 

 

一応ネットにてお見せ出来るのはここまで。

(それ以外のDSC作業の様子は完全非公開になります。)

(非公開の部分がDSCのキーポイントなんですよ~)

 

 

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オプション整備のLLC圧送式交換。

 

冷却水(LLC)を圧送式で全量交換し、

劣化したLLCをリフレッシュします。

 

 

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年々減少するAC冷媒ガスもリフレッシュ。

 

カーエアコンリフレッシュαで

冷媒ガスの全量回収再生充填を行います。

 

 

またNUTEC NC-200を同時注入し、

コンプレッサーの潤滑気密強化をしました。

 

 

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DSCと同時にオススメしているスパークプラグ交換。

 

NGK高性能長寿命スパークプラグ

(NGK RXプラグ)で全数交換しました。

 

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フロント・リアデフオイル

NUTEC NC-70 75W90

全化学合成ギアオイルで交換しました。

 

 

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全ての作業を終えて試運転、

無事作業が完了。

 

 

 

 

後日ユーザーさんが引き取りに来られたので、

作業内容を説明して納車をしました。

 

 

作業内容は全て撮影し画像を残しています。

 

納車時には画像を見ながら説明すると、

お客様も分かりやすいので好評ですね。

 

画像が必要な方にはコピーをお渡ししています。

 

 

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納車数日後にお連絡がありました。

アクセルと加速とのレスポンス向上と

燃費向上が確認できたそうですよ。

 

 

吸気バルブにあそこまでカーボンが蓄積すると、

加速時には検挙にレスポンスが低下しますし、

ATFも劣化すればシフトフィーリングは低下するのです。

 

 

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これらの作業は性能アップのチューニング等の作業ではなく、

本来の性能を発揮させる普通の整備と思います。

 

 

汚れた部分を清掃し、劣化したフルード・オイルを交換する。

 

(元の状態に戻しましょうね)という作業なんですが、

難易度が高すぎるのであまりポピュラーではないのかもしれませんね。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATF交換とDSCの御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

広島県 マツダ RX-8 ATF完全圧送式交換。  ニューテックNC-RF&NC-65のコンビで交換しました~。

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広島県からお越しいただいたのは

マツダ RX-8 SE3P 走行距離80000km

 

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

 

予約入庫していただいて問診をします。

試運転とATFチェックをしてから作業を始めますね。

 

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ATF交換をする前にオイルパン洗浄と

ストレーナー交換をしました。

 

 

こちらの作業はATF交換のオプション整備として、

実施をお勧めしています。

 

 

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ATFを補充してエンジン暖機。

 

ATFチェンジャーを接続してまずはプレ洗浄を行います。

 

 

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プレ洗浄に使用するフルードは、

NUTEC NC-RF(仮名) リンシングフルード

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

ほぼ無色に近いニューテック謹製プレ洗浄油で

規定容量分を一気に圧送式で交換しますね。

 

 

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プレ洗浄後の状態で結構キレイになりましたね。

 

 

奥に見えるのが新油モニター。

中央ビーカーが抜き取った廃油。

手前がクリーナーモニターで交換後のフルードです。

 

 

 

エンジンを掛けながら作業していますので、

ATから排出されたATFはチェンジャーを経由して

ATに戻っています。

 

 

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本命に使用するATFは、NUTEC 『NC-65』

全化学合成ハイパフォーマンスATF (エステル系)

 

 

後期モデル6速AT搭載のRX-8への使用実績は非常に多く、

リピート率も高いと思います。

 

 

今回はサーキット走行も視野に入れて、

NC-65でATF強化を希望されました。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

最後にATFクーラーを洗浄して、

規定温度でATFレベル調整を行いました。

 

 

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RX-8後期の6速ATはアイシン製ミッション。

 

ほぼ同型ミッションはトヨタ クラウン・マークX、

レクサスIS等に搭載されています。

 

 

弊社の過去実績では同型ATへのATF交換は

数百台は実施しています。

 

弊社で交換された方のレビューを聞く限りでは、

(NC-RF&NC-65)の圧送式交換はベストだと思っています。

 

 

ただ唯一の欠点はフルードの価格が非常に高額な事かな。

(お値段以上の価値は有り余るほど有るとお伝えしていますね。)

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

ATF完全圧送式交換の御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

年式・モデル・走行距離等を記入していただいて、

ご相談いただけると助かります。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

スバル レガシィツーリングワゴン BP5 リフレッシュプラン。  サスペンション系をリフレッシュしました~。

何度か弊社をご利用いただいているお客様からの依頼でした。

 

スバル レガシィ ツーリングワゴン BP5

走行距離13万キロ

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

 

スバル車のリフレッシュプランを解禁してから、

相談や依頼数が増えてきましたね。

http://minato-motors.com/blog/?p=22901

 

 

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前回入庫時にはエンジン タイミングベルトW/P等や、

ブレーキ関係をリフレッシュ整備をしました。

 

 

そこから数年が過ぎて今回はサスペンション系を中心に

作業依頼をいただきました。

 

 

 

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まずは試運転をしてからエンジン燃焼状態をチェック。

 

 

CO、HCともにほぼゼロ。

(アイドリング時では良好でしょう。)

 

 

 

事前ホイールアライメントも測定します。

 

 

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数値的には大きな乱れはありませんが、

試運転での乗り心地はあまり良くない印象。

 

距離相応のヘタリは感じられましたね。

 

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し、

下回りを点検します。

 

またエンジン類なども点検して、

スキャンツールを接続してライブデータの数値確認。

 

予算に合わせた整備プランを提案させていただきました。

 

 

 

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フロント・ロアアームのリアブッシュはお決まりの破断状態。

 

この状態でいくらホイールアライメントを調整しても、

あまり意味はないですよね。

 

 

それではアームやショックアブソーバー等を分解します。

 

 

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リア側はマルチリンク式。

 

アームブッシュを打替えし、

ゴムブッシュをリフレッシュします。

 

 

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油圧プレスと治具でアームからブッシュを外して、

新しいブッシュを慎重に圧入しました。

 

 

 

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他社のようにアームASSYでしか部品が出ないと、

点数が多いと部品価格が非常に掛かるのです。

 

 

スバルはブッシュのみを部品供給してくれるので、

ユーザーにとっては助かりますよね。

 

 

 

 

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フロント側はロアアームのブッシュ2個と

ロアボールジョイントを全交換しました。

 

 

 

 

 

前後のスタビライザー インナーブッシュ交換をして、

エンジンマウント&ATマウントを全交換します。

 

 

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ボクサーエンジンってエンジンマウントを全交換すると、

振動がほぼ無くなりますよね。

 

 

 

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フロント ドライブシャフトのブーツ交換。

 

古い劣化したグリスを取り除いて、

新しいグリスとブーツでリフレッシュしました。

 

 

 

リア ドライブシャフトは走行距離的にまだ大丈夫でしょう。

 

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今回ショックアブソーバーはカヤバ製でリフレッシュしますね。

 

マウントやダストブーツなども同時に交換しました。

 

 

 

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リア側も同じくリフレッシュ交換。

再利用はスプリングぐらいですね。

 

 

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ブレーキ/クラッチフルードを交換して、

ギアオイルも交換しました。

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

AC冷媒ガスをリフレッシュ。

 

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結果的には規定充填量より約150gほど、

冷媒ガスが少なかったようですね。

 

NUTEC NC-200コンプブースト同時注入で、

ACコンプレッサーの潤滑性・気密性を強化しました。

 

 

 

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昔のレガシィに比べて

BP系のエアフロメーターは安くなりましたね。

 

 

デカい筒状の旧タイプはなかなかのお値段でしたが、

BP系からはデンソー製のこのタイプを採用されました。

 

このタイプから非常に安価になりましたので、

10万キロ以上走行したお車はぜひ交換してください。

 

 

アクセルレスポンス低下や燃費悪化などにも影響し、

エンジン吸気流入量をセンシングしている重要なセンサーです。

 

予防整備にどうぞ!!

 

 

 

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アライメントリフトに移動して各アームブッシュを1G締付。

 

 

整備リフトで持ち上げるとサスペンションアームが下がります。

 

ショックが伸びた状態でブッシュを締め付けると、

着地時に無駄なテンションがブッシュに掛かります。

 

 

 

4輪が着地し車重を掛けた状態で、

ブッシュのボルトナットを緩めてもう一度締付け。

1G締付をしないと早期にブッシュが痛みますよ~。

 

 

1G締付後に軽く試運転をして、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

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ホイールアライメント測定直後の状態はこんな感じ。

バラバラな数値になっていますね。

 

 

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車体下に潜りこみカムボルト等で微調整。

 

またサブフレームを動かしてクレイドル調整し、

SAIや包括角度を整えました。

 

ステアリングもバッチリとセンターに合わせます。

 

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長めの試運転をして、

各箇所を再チェックし納車となりました。

 

 

スバル車の場合は同年代なら、

ほぼほぼプラットホームが同じ。

 

スバル車のリフレッシュプランは

これがスタンダードなプランになるでしょうね。

 

 

 

 

これらの作業にATF交換やクラッチO/Hが追加されるか、

ブレーキ系のO/Hやハブベアリングなどの交換が多いでしょう。

 

 

エンジンならタイミングベルトやスパークプラグ等の交換に、

ラジエターなどの冷却系も要注意ですね。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

 

リフレッシュプランの予約時には、

3つの質問をさせていただいています。

http://minato-motors.com/blog/?p=21674

 

 

 

 

サスペンション整備を依頼される方が多いですが、

その場合はサスペンション部品は事前に取り寄せしています。

(入庫1か月前に前金をいただいて部品発注をします。)

 

 

逆にエンジンやブレーキ系の消耗部品は

あまりメーカー欠品が少ないですね。

(点検後の発注でも間に合いますので。)

 

 

 

リフレッシュプランで一番困るのは、

実は部品待ちの時間なんですよね~。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

スバル リニアトロニックCVTF 圧送式交換。 レヴォーグ、フォレスター、レガシィなどなどお待ちしています。

スバル リニアトロニックCVTF交換の

作業依頼を多くいただいています。

 

 

今週は地元大阪からの来店が多かったですね。

 

 

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スバル レヴォーグ VMG

 

リニアトロニック ハイトルクCVTFには、

ニューテック ZZ-51改で圧送式交換をします。

 

 

 

 

 

試運転をしてフルードチェック。

 

まずはNUTEC リンシングフルード(NC-RF 仮名)

で全量イッキに圧送式交換をしますね。

 

色味はほぼ透明に近いNC-RF。

ニューテックさんに依頼して製造していただきました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

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フルードチェンジャーを接続して、

プレ洗浄の圧送式交換スタート。

 

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徐々に色が変わっていきながら、

プレ洗浄後の状態はこんな感じです。

 

奥に見える新油と比べるとまだまだですが、

中央ビーカーの廃油と比べればキレイになりましたね。

 

 

 

 

ここから15分ほどアイドリングタイム。

 

 

 

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本命フルードはNUTEC ZZ-51改

全化学合成フルード(エステル系)

 

 

赤色と言うよりかは朱色に近い色味ですね。

 

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チェンジャーのNC-RFとZZ-51改を入れ替えて、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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ほぼほぼ完璧に入れ替わりました。

 

 

ここまでキレイになれば

次回交換推奨距離は約5万キロになります。

 

同時にフルードクーラーの内部洗浄をしました。

 

 

 

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CVTF温度を35℃以下にまで冷却し、

規定温度でフルードレベル調整。

 

スキャンツールで油温を確認しながら、

作業をしています。

 

 

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オプション整備 AC冷媒ガス点検

(カーエアコンリフレッシュα)でリセット作業。

 

 

NUTEC NC-200高性能ACコンプレッサーオイルも同時注入。

 

 

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規定充填量より約180gほど少なかったようですね。

5年に一度ぐらいは冷媒ガスも点検しましょう。

 

 

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次も大阪からお越しいただいた

スバル フォレスター SJG

 

こちらもリニアトロニック ハイトルクCVTFを

使用していますのでZZ-51改で全量交換しますね。

 

 

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試運転とフルードチェックから、

チェンジャーに接続して作業スタート。

 

 

NC-RFで全量圧送式しました。

 

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ここからZZ-51改に入れ替えて、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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フルードクーラーを洗浄し、

フルードレベル調整完了。

 

 

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オプション整備のフロント/リア デフオイル交換

ガルフ プロガード75W90 LSD対応 部分合成ギアオイル

 

 

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リアはリフィルから溢れるまで、

フロントはオーバーフローチューブから溢れるまで

手押しポンプで注入します。

 

 

 

 

 

 

 

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福岡県 北九州市からはレガシィ B4 BN9

 

こちらは通常のリニアトロニックCVTFを使用していますので、

低粘度タイプのNUTEC NC-65で交換しますね。

 

 

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レヴォーグ・フォレスターと同じようにNC-RFでプレ洗浄して、

最終的にはここまでキレイに入れ替わりました。

 

 

こちらもほぼほぼ完璧に入れ替わりましたね。

 

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オプション整備

スロットルボディの清掃・初期化

 

 

少しずつスロットルバルブ周辺に蓄積するカーボンを、

クリーナーで除去して学習値を初期化しました。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATF/CVTFの圧送式交換をご希望の方は、

HP(お問い合わせフォーム)に必要事項を記入していただいて、

ご相談お願い致します。

 

 

年式車種やグレードで使用フルードは変わりますので、

ご協力のほどよろしくお願い致します。

 

HAPPY CAR LIFE!!