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トヨタ ハイラックスサーフTRN215 リフレッシュプラン。15年前の新車に戻すリフレッシュ整備。  ショックだけ交換しても、乗り心地は改善しないよ~。

今回紹介するのは三重県 トヨタ ハイラックスサーフ
TRN215 平成16年式 走行距離8万キロ。

提案型整備リフレッシュプランのご依頼です。
HP(お問い合わせフォーム)からご相談を受けました。


ハイラックスサーフ自体がもう代替車種がなくなり、大切に乗られている方が多く根強い人気車種ですね。

希望整備と要望
・重大な故障無しで今後10万キロは乗りたい。
・ドライブシャフトブーツからグリス漏れアリ
・燃費が悪くなってきた。
・牽引用ヒッチ装着

過去の整備歴をお聞きするとエンジンのW/Pやベルト類、ATFなどの整備歴はアリ。

電子制御によるソレノイドやアクチュエーターやスイッチ類の接触不良などによる突発的な故障はなかなか予防整備は難しいですが、機械的な故障をなるべく減らし、安全で快適なハイラックスサーフに戻す整備を依頼されました。



クロカン系車種はもともと頑丈な作りになっていますので、15年に一度はガッツリ整備してあげるとコンディションはかなり改善しますよ~。

予約来店から、まずは問診をします。
そしてお車をお預かりして試運転をしますね。

代車もお貸ししています。


そこから事前ホイールアライメント・バッテリー発充電状態・排気ガスなどを測定して、整備リフトに移動します。

テスターで調べた数値的にはマズマズ。
ホイールアライメント数値も今回の整備で改善出来るでしょう。


リフトアップしてタイヤを外し、エンジン・足回り・下回りなどを点検します。


車両点検をして整備プランの御見積を制作。
オススメの整備プランを提案させていただきました。


オーナーさんにプラン内容を説明して、OKがいただけたので作業を始めます。

点検と見積時点でここまで既に分解しています。
ボルトナットの錆固着やベアリングのガタ等も並行して調べているんですよ。

試運転から点検や部品分解し、整備個所を決めて部品価格を調べて見積書制作。
これだけで最低1日は掛かります。



それではフロントサスペンションから始めますね。

ショックアブソーバーは少し前に地元でビルシュタインショックをO/H済み。
今回はそのまま再利用します。

Frアッパー/ロアアームのブッシュ全数打替え交換。

ボールジョイントは手で触っても感触は良好。
今回はアームASSY交換ではなく、ブッシュとダストブーツをリペアします。

アームのブッシュにSSTをセットして、油圧プレスで打ち抜きます。
アームとブッシュに位置決めの印を合わせて、圧入して交換しました。


ボールジョイント部は清掃して純正リペアキットのグリスを注入。
ダストブーツも交換しますね。


漏れがあったドライブシャフトのブーツグリスも純正KITでO/Hしますね。


ドライブシャフトのブーツからグリスが漏れる原因は2つ。
一つはゴムブーツが劣化しバンドの締付が弱くなり、隙間から漏れてくる。

もう一つは熱劣化によるグリス粘度の低下。
熱劣化でバターぐらいの固さのグリス粘度が、飲むヨーグルトぐらいにシャバシャバになります。こうなるともうダメ。 粘度低下で油膜確保が出来なくなるので、グリスは要交換になります。



使うだけ使ってダメになればリビルト交換も選択肢としてあるが、私はそうなる前に純正ドライブシャフトを純正KITでリペアすれば、安価で耐久性があり、また10万キロは使えるとお伝えしています。


フロントハブやナックルもリフレッシュ整備。

ハブからベアリングをプレスで打替えますよ。
片側だけB/Gにチョット焼けがあり、グリスも変色していました。
そろそろ寿命でしょう。

ハブを分解して新しいB/Gに交換しました。
またナックルのダストシールも打替えます。


クロカン系のゴツゴツしたタイヤを履いていると、真円度が低く重量バランスも乗用車用に比べて低い。(ハブベアリングへの負荷大。)

またロードノイズが大きいので、ベアリング摩耗による異音が聞こえないんですよね。そういう意味では予防整備でのハブB/G交換は重要だと思いますよ~。






ブレーキのキャリパーは分解洗浄してからO/H。
洗浄後にピストンを磨いて、シールKITで組付けます。

これで固着も無くスムーズな動くブレーキキャリパーに戻りました。





ディスクローターは研磨機にて再生します。
http://minato-motors.com/blog/?p=14924

フロントはやや耳が立っている程度ですが、リア側はやや振れがあり修正しながら研磨しました。

前後ともに限度厚を十分残して研磨完了。また10万キロ使えます。



ブレーキパッドを交換してキャリパーをオーバーホールし、ディスクローターを研磨にて再生すれば、異音も無く、ブレーキコントロールがしやすいブレーキに戻ります。






リア側のシャフトハブベアリングを交換します。

パーキングブレーキを分解しアクスルからシャフトを引き抜いて、油圧プレスとSSTでシャフトからB/G・シールを外します。

ベアリングとリテーナーの厚みがハイエースと比べて倍ほどあります。(引き抜き強度が高い。)

専用SSTとプレスが無いとおそらくこのベアリングを交換するのは難しいでしょう。 間違った方法で交換するとシャフトを傷付けるか?破損させてしまいますよ。


適切な工具と手順で正確に組付け交換し、アクスルのオイルシールも同時交換します。

間違った方法で作業をすると交換したB/Gを痛める事になり、寿命も短くなるのですよね。




Fr、Rデフ・トランスファのギアオイルはNUTEC 全化学合成ギアオイル(エステル系)NC-70 75W90で交換。


牽引時の登坂走行はRデフオイルの負担が大きいので、耐熱性・耐久性の高いNUTECの高性能ギアオイルをお勧めしました。



リアのサスペンションも整備しますね。

ハイラックスサーフTRN215のリアサスペンションアームはブッシュだけの部品供給はなく、アームASSYのみ供給されます。

今回はアーム全数を交換しましたが、意外と部品単価が安かったです。
スプリングシートも同時に交換しました。



全国産車メーカーに言える事ですが、新車から10年経過すると部品価格が年々上昇します。長期の部品管理コストがそのまま部品価格に反映されるのは、ある程度覚悟が必要ですね。

ステアリングのラックエンドはASSY交換。

大口径ホイールを装着すると、ここのボールジョイントのガタが出やすい。
ガタがあるとホイールアライメント調整が正確に出来ないので交換しますね。


ボールジョイント部を見るとハイエースクラスのB/Jでした。
ランドクルーザー系になるとB/Jがもう一回り大きく頑丈になります。




エンジン・ATマウントも交換しました。

15年も使用すると柔軟性はなくなり、エンジンの微振動を吸収出来なくなりますよ~。




TR系エンジンの前期型は、冷却ラインの一部に樹脂製パイプを使用しています。

これが熱劣化で割れるんですよね。
対策品の金属製バイパスパイプに予防整備で交換します。


リサイクル出来る金属パイプと出来ない樹脂製パイプ。
重量もそんなに変わらず耐久性に難がある樹脂製を使うメリットはどこにあったのでしょうか?

輸入車はもちろん、国産車でも冷却ラインで樹脂製部品を使用したがりますが、熱劣化で割れる事を想定していないのかな??

樹脂製ウォーターポンプなんて長持ちしないし、バイパスパイプを樹脂製にしても、あとで対策品を作るならコストダウンにもならないと思うんですけど。


W/Pは既に交換済みなので、サーモスタッドを今回交換しますね。

またラジエターアッパータンクも樹脂製でこれも経年劣化と熱劣化で割れます。
冷却系統は漏れたり割れたりすると、走行が出来なくなるので予防整備で交換しました。



同時にホースとファンカップリングも交換します。

電動冷却ファンがないハイラックスサーフはラジエターの冷却にファンカップリングで風量制御しています。
オーバークール、オーバーヒートにならないように、地味に活躍してる重要部品なんですよ~。



LLCも圧送式交換でリフレッシュ。


ラジエターリフレッシャーのダイヤフラム式ポンプで脈動圧送しながら、E/G・ヒーター・ラジエターのLLCを全量交換しますね。

最後にエア抜き作業とLLC再生強化剤注入します。


ブレーキホースやキャリパー等を組付けてブレーキフルード交換。


タイヤを装着して整備リフトからアライメントに移動し、ATFは圧送式で交換します。


以前に他社にてオイルパン脱着を実施して、ATFは交換済み。
今回はオイルパンは脱着せず、ATFのみ交換します。

NUTEC NC-RFでプレ洗浄して15分間のアイドリングタイム。

このあとNUTEC最高峰ATF NC-65でもう一度圧送式交換します。


最終的にはここまでキレイに入れ替わりました。
フルードレベルも調整します。

ここまでキレイに入れ替われば、次回交換推奨距離は約6万キロになります。

アライメントリフトで4輪が接地した状態で『1G締付』

整備中はサスペンションが伸びた状態で、アームの角度も下方に向いています。
4輪接地した状態が走行状態ですが、この時のアーム角度は地面に対してほぼ平行。

サスが伸びた状態でブッシュのボルトを締め付けてロックし、接地した状態になるとブッシュは捻じれてしまいますよね。




接地状態からブッシュ取付ボルトを一度緩めて、再増し締め。
これでブッシュに掛かる無駄な捻じれやテンションを開放し、適切に締付するのが『1G締付』。


サスペンション整備では必須作業ですので、足回りを分解した時には必ず行いましょう。 やらないとブッシュが早期に破損しますよ~。


1G締付後に軽く試運転をしてから、サスペンションを馴染ませて、ホイールアライメント調整を行います。



・ハンター社最新鋭ホイールアライメントテスター ホークアイWA470
4つの高精度カメラでホイールに装着したターゲットの動きを捕捉。
瞬時にアライメント数値を弾き出します。

・イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト
国産アライメントリフトの最高峰 高剛性・水平レベルを長期に維持します。


ホイールに装着した樹脂製軽量ターゲットはホイールとターゲットの間にシリコンゴムリングが装着しており、ホイール面を傷付ける事無く、短時間で装着出来ます。

ターゲットもホイールの中心付近に大体で装着すればOK。ホイールとのセンタリングは不要で、その修正は4つの高性能カメラでターゲットの動きを捕捉して、ホイールアライメント数値を瞬時に演算します。



それにビシャモンリフトの高剛性と高水平レベル維持が、さらに測定数値の精度を向上させます。



ここから車体下に潜りこんで、リモコンモニターの数値を見ながらアライメント数値を微調整しますね。

フロントはほぼ完璧でしょう。
リアはリジットのために調整不可ですが、ステアリングセンターが中心になるように、フロントトゥを微調整しました。


最後にいつものテストコースを走行します。

住宅地の路面がガタガタしている所や、90度に曲がる十字路。
幹線道路でスピード上げて加速度・直進性を確認し、ブレーキやサスペンションの具合も五感を澄ましてチェックしています。


これで真っすぐに走る乗りやすいハイラックスサーフになりましたね。


最終チェックを何度も行い、無事納車となりました。


納車時には作業中の画像をお見せしながら、作業内容を説明しています。
また今後の課題整備やメンテナンスのアドバイス等もお話ししました。

画像は全てDVDにコピーして整備記録用にお渡ししています。
(また弊社でも保管しています。)




ちなみに今回のリフレッシュプランで撮影した画像は全300枚以上。ピンボケや写りが悪い画像を削除して、厳選した画像270枚ほどコピーしてお渡ししました。

後日レビューをメールでいただきました。

ミナト自動車様この度は、お世話になりました。帰り道の高速道路で凸凹での突き上げがマイルドになり、足回りの動きが良くなったのが、分かりました。今までは、硬めのダンパーとホイールをインチアップしているので、少しの凸凹での突き上げは仕方がないと思っていましたが、リフレッシュ後は、リラックスして運転を出来る事に喜びを感じております。今回、リフレッシュプラン整備をして正解だと思っております。これからもこの車を大事に乗り続けて行きたいと思っております。




こちらこそ弊社をご利用いただきありがとうございます。





本日もミナト自動車ブログ日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

リフレッシュプランのご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

過去の事例から愛車の整備に近いブログを探して、何年何月の○○のブログ整備はいくらしましたか?と聞いていただけるとお答えできます。
http://minato-motors.com/blog/?cat=12
整備予算の目安にしてくださいね。


ただリフレッシュプランは非常に好評をいただいており、慢性的な長期入庫待ちが発生しています。その為にタイミングによっては新規予約受付を中断している事もありますのでご理解のほど宜しくお願い致します。


それではHappy Car Life!!


スカイアクティブ-D 続々入庫中!! ドライアイスでディーゼルの煤除去。 DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


先週も全国各地からDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)やATF交換、リフレッシュプランの入庫・納車でバタバタでしたね。


偶然でしょうか?この日入庫した3台すべてがレッドカラーでした。



今回は3台入庫したSKY-2.2Dの1台。 岐阜県から依頼受けたマツダCX-5 KE2FWのDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)作業を紹介しますね。

朝9時半に入庫してもらい、お車をお預かりします。

そこから試運転をして作業を始めますね。




エンジンからインテークマニホールドやEGRバルブ等を分解しました。

インテークマニホールドを外すとエンジンシリンダヘッドのインテークポートが見えますので、内部の煤蓄積を確認します。



ポート内径に大量の煤が蓄積しており、奥に見えるインテークバルブの撮影が難しいですね。


極小LEDライトを照らして、もう少し奥まで撮影してみます。

インテークバルブのシャフトや傘部には原型が判らない程、煤が固着していました。

こうなると手作業での煤除去は、はぼ不可能でしょう。

インテークマニホールドや吸気シャッターバルブの煤蓄積も確認します。

結構、煤蓄積が多いですね。

参考に定規を置いて撮影しましたが、どうですか?
蓄積している厚みがイメージ出来ますか?
酷い箇所だと内径が約半分まで塞がっていますよね。

こうなるとエンジンシリンダの燃焼室に導入される、吸気の充填効率が低下します。

いくらターボで過給しても入り口が狭くなれば、設計時にイメージした空気量はシリンダ内に充填されないのですね。



これで本来のSKY-2.2Dの高性能が発揮出来ると思いますか?
新車試乗時に覚えたあのリニアな加速が維持出来ているでしょうか?


エンジンO/H以外での完全除去は不可能ですが、弊社が開発したDSCなら(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)除去が出来ますよ~。



ドライアイスの特性を利用した次世代洗浄ドライアイス洗浄機を使用し、DSCに特化したDSC専用ノズルとアダプターを自社制作。

それに長年蓄積した特殊技術で厄介で強固な煤を完全除去します。

それが世界初の特殊整備で唯一無二のDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)商標登録済。




・ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

ドライアイスの粒が大容量高圧縮された空気でノズルから高速噴射されます。
マイナス79℃のドライアイス粒が直撃すると対象物や周辺が急激に冷却され隙間が生じます。  その隙間に次々とドライアイス粒が侵入すると個体から気体へ昇華します。



・ドライアイス洗浄の特性である熱収縮と昇華爆発力

ドライアイスの個体が衝撃で昇華すると、体積は750倍に急激膨張。
煤(付着物)と金属(母材)の隙間で一気に膨張し強固な煤を吹き飛ばします。 

この昇華爆発力が連続で行われるのがドライアイス洗浄なのです。



サンド・クルミブラストのように硬いメディアを打ち付けて、メディアの摩擦力で削り取っている訳ではないのですね。

ドライアイスペレットをオーナーさんに見せると、(結構大きな粒が噴射されるんですね~)と言われます。

青○の塊がペレットなのですが、これがドライアイス洗浄機で粉砕されて、赤○の粒子になりこれが高速噴射されます。

ペレット自体は指で潰せるほど柔らかいので、金属やゴム等に直撃してもダメージはなく、無傷です。  また時間が経てばCO2になり大気に消えるので、エンジンに残留する事もありません。

金属を削る事も無く、付着物である煤(カーボン)のみを剥離しますのでご安心ください。


完全防備のマスキング。(ちなみにこの画像はマスキングの途中です。)



このあと完全体のマスキング処置をすれば、作業中に飛散する煤からボディーをガード。






ドライアイス洗浄機にペレットを投入し、軽くワンショット。
ペレットが直撃した箇所だけキレイに剥離しましたね。


複雑な形状のポートやバルブを完璧に洗浄するために、複数あるノズルとアダプターを使い分けて洗浄しますね~。



4気筒8ポート全て除去完了。

バルブシャフト裏や傘部に固着した煤も完璧に除去出来ました。


インテークマニホールドや各バルブ等もDSCで新品同様にキレイになりました。

ガスケットは全て純正新品で交換し、元の状態に組付けますね。

DSCと同時にオプション整備も依頼されました。

・インタークーラー洗浄
煤固着の原因であるブローバイオイルミスト。内部に溜まるオイルを排出し洗浄します。

・水冷EGRクーラー洗浄
熱交換用のフィンに煤が蓄積し、経路が塞がる車両が増えてきました。
新品交換は高額なので、完全洗浄で再利用しています。




回収したLLCを注入して、エンジン始動し暖機します。
LLCのエア抜き作業をして劣化しやすいラジエターキャップも交換しました。

各学習値等をリセットして再学習し、マル秘作業をゴニョゴニョして完成です。

今回の作業は1泊2日のお預かり。
朝9時半入庫で翌日午前中の納車になります。

お急ぎの方は(特急日帰り作業)も対応可能。
こちらは朝9時半入庫で当日夜19時頃の納車です。

何日も愛車を預ける事もありません。
早く、美しく仕上げます。

最後に試運転をして納車引渡。
作業中の内容を画像にて説明しています。


また必要な方には画像をDVDコピーしてお渡ししていますよ。

トヨタ資料引用


最新クリーンディーゼルはスワール渦を利用した形状のポート設計よりも、より吸気抵抗が掛からない高効率低流動吸気が主流。

ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジンですから、空気が吸いづらいインテークだと本来の高性能は発揮出来ないのです。


煤が蓄積し経路が狭くなり抵抗が大きくなれば、折角のスカイアクティブ-Dも宝の持ち腐れですね。


ディーゼルの煤は定期的に除去する事を弊社ではオススメしています。


コロナ禍もワクチン接種が進めば、ひと段落するでしょう。


その時には是非とも大阪観光ついでに弊社をご利用くださいね。

大阪府堺市にあるミナト自動車

世界遺産の(仁徳天皇陵)が目の前にあります。
またJR阪和線もず駅も目の前ですから電車で大阪中心部(キタ・ミナミ)までは30分で行けますよ。

代車もお貸ししていますので、高速道路を使えばUSJも30分で到着します。

DSCやATF交換等のご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞ宜しくお願い致します。
それではHAPPY CAR LIFE!!

マツダ プレマシーCWFFW ATF完全圧送式交換。 forNUTEC NC-65。

兵庫県からお越しいただいたのはマツダ プレマシー CWFFW
走行距離7万キロ スカイアクティブ6速ATのATF交換を依頼されました。

HP(お問い合わせフォーム)からご予約をいただいて入庫してもらいました。

まずは問診をして作業説明後に試運転を行います。

リフトアップしてフルードの状態をチェックしますね。

そこからATのオイルパンを外して洗浄し、磁石に付着した鉄粉を除去。

ATFストレーナーも同時に交換します。

液体ガスケットタイプなので、パンとATケースの合わせ面を完全脱脂。

これを怠ると密着不良により後日フルード漏れが発生しますので、慎重に確実に作業を行いますね。




排出したフルード分の新油を補充して、完全暖機。
ATにSKY専用のアダプターを装着して、全量圧送式交換を行います。

まずはNUTEC NC-RF(リンシングフルード)でプレ洗浄をしますね。

結構キレイになりましたね。

この後に使用する高価な本命ATFを使用する前には、プレ洗浄でAT内部をクリーンにしています。

このプレ洗浄を(する)と(しない)とでは大違いの結果になるのですね。

今回使用する本命ATFはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)

・極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。
・ローフリクション・ハイパフォーマンス
・ハイレベルな耐熱性能はATFのロングライフ化に寄与します。


全化学合成基油(エステル系)を贅沢に使用したハイパフォーマンスATFでもう一度全量圧送式交換を行います。

ほぼ完璧に入れ替わりましたね。
ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。

安価で耐久性の低いフルードを頻繁に交換するより、金額は少し高いが良い状態が長く維持出来るNC-65を使用する事の方が結果的には経済的。

だからみんカラ等のSNSでもNC-65は絶賛され、弊社でもリピート指名率が常にナンバー1なんですよね~。


スムーズで素早いシフトフィーリングを楽しんでくださいね。




このあとATFクーラーを洗浄して、ATFを冷却し規定温度でフルードレベル調整を行いました。

ATF交換のオプション整備(カーエアコンリフレッシュα)でAC冷媒ガスをリフレッシュ。

年々減少するAC冷媒ガスは定期的な点検と補充が必要になります。
冷媒ガスが少ないとエアコンの冷えも悪くなり、燃費も悪化しますよ。


デンゲン社エコマックスjrを使用して、全自動冷媒回収再生充填を行います。

結果的には150gほど冷媒ガスが減少していたようです。

回収再生充填で正確な冷媒量の管理をし、NUTEC NC-200の高性能コンプレッサーオイルも同時に補充しました。


冷媒ガスは多すぎても少なすぎてもNGです。
定期的なメンテナスを推奨しています。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


ATF/CVTF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

車種年式グレードによって使用されているフルードが違います。
また搭載ミッションも異なる場合がありますので、御見積に関してはメールでの一括管理をしていますのでどうぞ宜しくお願い致します。

それではHAPPY CAR LIFE!!


トヨタ クラウン200系 インテークに蓄積するカーボンをドライアイス洗浄。DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で完全除去しました~。

京都府からお越しいただいたのは
クラウン GRS200 4GR-FSE

弊社オリジナル整備のDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)を紹介しますね。

トヨタ・レクサスのFR車に搭載されているGR直噴ガソリンエンジン。

今回のGRS200クラウンは2.5Lの4GR-FSEエンジンで(D-4)燃料噴射システムを採用しています。


国産・輸入車問わず直噴ガソリンエンジンのインテーク系に蓄積するカーボンは非常に厄介な存在で、6年ほど前までは一般的には認知されていなかった現象です。


それでも一部の整備工場や一部のユーザーにはカーボン蓄積の弊害は認知されていたのですが、強固に蓄積したカーボンを除去する事が難しい為に放置されていたのが現状でしょう。


燃焼異常のノッキング・アイドリングの不安定や微振動・加速レスポンスや燃費の低下などが不具合として報告されています。

そこで6年前に弊社が独自に開発したのがDSC (ドライアイスショットカーボンクリーニング)

ドライアイスの特性を利用するドライアイス洗浄機を導入し、エンジンをO/Hせずに(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)カーボンを除去する清掃系整備を開発したのです。



そして日本初はもちろんですが世界初でもあるでしょう。今でも唯一無二のオリジナル整備になっています。


それでは試運転をしてからDSCを始めますね。

インテークのサージタンクやマニホールドを分解します。

6つの穴から12個の穴が見えてきました。

インテークポートとバルブの状態を確認します。

インテークポートの内径にはビッシリとカーボンが蓄積しており、奥に行くほど厚みが増すカーボン層は約1mmぐらいかな。

そしてインテークバルブのシャフト部にはカマキリの卵状のカーボンが直径10mmほど固着しています。  また傘部にも高温で焼き付いたカーボンが覆いかぶさっていますね。


こうなると燃焼室に導入される吸気渦が乱れます。

E/G設計時に想定した理想的な(タンブル・スワール気渦)が発生せず、インジェクターから噴射されたガソリンが想定通りに混合気にならない。(不完全な混合気の形成)

また噴射から点火までの時間が短い直噴の場合は、混合気になれなかった燃料が高温で燃焼されるので煤(カーボン)が発生します。(燃料の無駄)



それがまたEGRでインテークバルブに付着し、徐々に固着して悪循環に陥り、そして蓄積していきます。



それをイッキに完全除去するのがDSCという整備なんですよ。


・圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。
・熱収縮と昇華爆発力

ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。

ドライアイスペレット自体は柔らかいので、エンジンにダメージを与えることなく、作業が出来ます。

金属バルブやアルミヘッド、ゴムシールなどの損傷はゼロです。

飛散したカーボンからボディを守るためにマスキングを行いますが、お見せできるマスキング風景はここまで。

完璧で特殊なマスキング詳細は非公開としています。


ドライアイス洗浄機にDSC専用ノズルとアダプターを装着し、まずは軽くワンショットします。


弊社が独自に製作したノズルやアダプターはもちろんですが、作業中の風景も完全非公開になります。
ですが作業中の画像は全て撮影していますので、納車時にお見せしています。ご安心ください。


ドライアイスの粒が直撃した部分だけ、母材金属が見えるほどキレイになりましたね。

複雑な形状のポートやバルブを完璧に洗浄するために、複数あるノズルとアダプターを組み替えて引き続き作業を進行します。

6気筒12ポート全て除去完了。
ポート手前から最深部のバルブ傘部までキレイに除去出来ましたね。

作業は圧縮上死点にセットしてバルブ全閉状態で作業をしていますので、剥離したカーボンが燃焼室に入る事はありません。


またドライアイスは常温だとスグに昇華して気体になるので、エンジン内部に残留する事もありません。

煤まみれのスワールコントロールバルブもDSCでキレイになりました。
またスロットルボディも清掃し初期化します。


ガスケットを交換して、元の状態に組み立てますね。

並行してDSCのオプション整備(スパークプラグ交換)も行いました。
DSCと同時なら交換工賃がお安くなりますよ~。

使用するスパークプラグはNGK最強プラグの(プレミアムRX)で交換しました。長寿命かつ高性能プラグです。

学習値を初期化しエンジン始動し、完全暖機から試運転をして再学習を行います。


これで静粛性と高性能が両立した4GR-FSEに戻りましたね。
アイドリングの音も非常に静かになりました~。


DSCと各オプション整備だけなら、朝9時半入庫で当日夕方納車の日帰り作業で納車が可能です。

HP(お問い合わせフォーム)から絶賛受付中です~。

こんな感じでエンジンをDSCで整備したクラウンGRS200は、実は車両全体を整備するリフレッシュプランでの入庫でした。

サスペンションからブレーキ・ハブをオーバーホール。
ATF完全圧送式交換やホイールアライメント調整も行いました。


・ブレーキO/Hでコントロールしやすいブレーキに。
・ATF交換でスムーズで素早いシフトフィーリングに。
・サスペンションのリフレッシュ整備で乗り心地が向上し異音も解消。
・ホイールアライメント調整で高速安定性を維持。

ほかにも多くの整備を行いましたので、過走行のクラウンがピシッと引き締まったクラウンに戻りましたので、本来のクラウン200系になったと思います。


信号待ち時にボディに伝わる微振動はありませんか??
本来のクラウン200系は驚くほど静かですからね~。

トヨタならクラウンやマークX、レクサスならIS、GSに搭載されているGR直噴ガソリンエンジンで新車からのフィーリングや燃費低下、乗り心地低下は基本的に整備不足です。

正しい整備を確実に行えば、新車時に近いコンディションまで戻ると思いますよ~。

それではHAPPY CAR LIFE!!

ランドクルーザープラド LJ78 リフレッシュプラン。28年目のサスペンション・ハブ・ブレーキ整備。純正部品があるうちに・・・。

千葉県からお越しいただいたのはランドクルーザー プラド LJ78 
平成5年 走行距離13万キロ。  (ナンバープレートは山形ですが・・。)


提案型整備リフレッシュプランのご依頼です。
http://minato-motors.com/refresh/

http://minato-motors.com/blog/?cat=12 過去の事例もどうぞ。





HP(お問い合わせフォーム)からご相談をいただいて、予約入庫してもらいました。

メールでの相談内容
・古い車ですが長く乗りたいので一度全面的に整備をしたい。
・足回りは整備歴がなく、パーツが無くなる前に予防整備をしたい。


この年式の車両をオリジナル状態で維持しているなら、要所ごとにメンテナンスをある程度は行っていたと思います。  今回は普段の点検整備時には行わない箇所を中心に整備を依頼されました。



特に28年前の車両となると純正部品がどこまで残っているかも考慮しながら整備プランを提案しないといけません。

無暗に部品を分解して(メーカー在庫無し・生産終了)となると元に戻せなくなる可能性があるので旧車の場合は注意が必要ですね。

予約入庫から問診を行い、どのような整備を希望しているかをお聞きします。

メール予約時にも(何をどのようにしたいのか?)をお聞きしていますが、問診時には対面でさらに詳細に聞いていますので、不明な点がありましたらドンドン質問してくださいね~。



お車をお預かりしてオーナーさんは電車にて一度お帰りになりました。
(代車<ナビ・ETC付>が必要な方にはお貸ししています。)

お預かり期間は約2週間+αとお伝えしました。
(部品が滞りなく揃えば、大丈夫でしょう。)

試運転をしてから、事前ホイールアライメントを測定します。

試運転では著しく直進安定性が悪く、ステアリングセンターも大きく乱れていました。この状態で関東から大阪まで走るのは、なかなかハードだったと思いますね。

直進時でも常に修正舵が必要になり、アソビも大きくフラフラして乗りにくいし疲れやすい。  本来のランドクルーザープラドではないですね。

またブレーキングのコントロールもしずらく、制動も甘い。


なかなか手強く、遣り甲斐のある整備車両だと思いました。

ちなみに奥に見えるピカピカで極上のスバル H14年式ランカスター6も岐阜県から依頼をいただいて、総額90万円ぐらいのリフレッシュプランが完了し納車待ち。


リフレッシュプランは好評をいただいており、予約は全国各地から数珠繋ぎで依頼をいただいています。

アライメントリフトから整備リフトに移動して、リフトアップしタイヤを外す。

エンジンやAT・サスペンションにブレーキなどを点検し、オススメの整備プランを提案させていただきました。

御見積書をメールにて送信し、お互いが見積書を見ながら整備内容を説明しています。  整備プランにOKがいただけたので作業を始めますね~。



ちなみにこの時点で整備予定の部品類は入庫前に取り寄せしています。(入庫1か月前に前金をいただいて発注)

今回はシールやオーリングなどの小さな部品も含めて約80点ぐらいは在庫確認後に事前発注しました。

部品が(在庫無し・生産終了)で1点でも不足があると、予定していた作業部分が実施出来ない可能性があります。



そして予約入庫後に点検をし、プラン決定後に残りの部品を追加発注する流れになります。

まずはフロントブレーキ・アクスルから始めますね。

LJ78プラドの年式ならパワーロッキングハブが一部採用されています。
またアクスルやドライブシャフトも今の現行プラドとは形状がまったく違いますよね。

この辺りも全て分解してリフレッシュ整備しますよ~。



ハブとブレーキを分解して、アクスルのナックルケースも分解します。

同時にステアリング リンクロッド類も分解しました。


こんな感じでバラバラにします。

以前友達が弊社に遊びに来た時に(こんなにバラバラにして、間違って組み立てたり、ボルトナットが余ったりしないのか??忘れない?大丈夫??)と言われた事があります。


(俺、プロの整備士何十年やってると思ってんねん。)と軽く言い返しながら、整備の現場を見た事がない人からすれば、パッと見た感じそう思うのでしょうね。


(そりゃ無暗やたらに、適当に分解すれば忘れる事は大いにありますよ。)

私の場合は磁石が3個付いた金属トレーに、外した順番で奥から順にボルトナットを並べる方法を採用しています。

画像でみると右奥からボルトナットを円状に並べて、次は中央に並べて、左に並べる。(足りなければもう一枚トレー追加)



組付時には左のボルトナット群から順番に組付ければ、組付順や場所を間違える事は無いしボルトナットが余る事もない。

またこうすれば足回りをバラバラに分解して、次はエンジン類を整備し、1週間後に足回りを組立しても忘れる事は無い。

(一つの箱にボルトナットをガサツに全部入れたら、プロでもそりゃ忘れますよ~。)

アクスル内のインナーシャフトシールを交換して、ナックルのベアリングも新品に打替交換。

アクスルナックルのオーバーホールキットでシール類を全交換しました。


ナックルのベアリングシム調整。

5種類ある厚みの違うベアリングアジャストシムを組み合わせて、プレロード測定し組付けします。


ドライブシャフトを洗浄して、新しいハブベアリングに打替え交換。

古いB/Gを打ち抜いてケースを洗浄し、油圧プレスでB/Gカラーとシール類を装着します。


今回はフロントブレーキ ディスクローターは歪みと摩耗で、研磨での再生は不可と判断しましたので、新品ディスクに交換します。

ハブにディスクローターを組付けて、車両側に装着します。


パワーロッキングハブには専用グリス(YM-102)が必要です。

使用する量は僅かなのですが、結構高額なんですよね~このグリス。
ロッキングハブの摺動部を洗浄して、新しいYM-102を塗付しました。

ガスケット類を交換してプレロードを調整して組付完了。

ステアリングのタイロッド、リレーロッドはエンド部のガタは無かったので、ジョイントブーツのみ交換しますね。

グリスを塗り直して新しいブーツを装着。


ホイールアライメント調整時にはタイロッドエンドのネジを回しますが、長い間動かしていなかったので完全に錆び付いていました。

バーナーで熱してからラスペネ潤滑材を染み込ませて、ネジ部の固着を緩めますね。  最終的には手で回るぐらいにスムーズにして、車両側に装着しました。


(これをしないとホイールアライメント調整時に苦労しますので。)


ステアリングの遊びが非常に大きく、直進で保持するのが難しい状態でしたので、ステアリングダンパーも同時に交換します。

外したダンパーは手で伸縮させるとスッコスコ。
お役御免となりました。


リアのブレーキやハブ等も分解してリフレッシュします。

ブレーキを分解してアクスルからシャフトを引き抜きますね。

シャフトのベアリング、シール、リテーナー等を分解して交換しますよ~。

ハイエースぐらいならベアリングからシャフトを打ち抜くのは容易ですが、ランドクルーザーなどクロカンSUVになるとかなり頑丈で厄介。

ベアリングもリテーナーもハイエースより厚みが倍ほどありますので、打ち抜くのが大変なのです。


専用SSTと15t油圧プレスを使用して、シャフトからベアリングを分解して、新しいベアリング・シール等を組付けました。




リアブレーキのディスクローターは研磨機にて再生し、耐熱塗料で化粧直し。
ディスク厚は十分ありましたので、軽くの研磨で再生出来ました。



前後のブレーキキャリパーシールをO/Hしますね。

キャリパーからピストンを抜いて、全体を洗浄します。
ピストンに固着した古いグリスも洗い流し、微細コンパウンドで磨き上げ。

そこからシールとダストブーツとブレーキパッドを交換します。

ブレーキマスターシリンダーO/Hとブレーキホースも交換しました。

本当はマスターのフルードタンクも新品に交換したかったのですが、もう部品が無いようなので洗浄しシリンダーKIT交換を行いました。



ブレーキを組み立ててパーキングブレーキの調整を行います。
リンク部の樹脂カラーが破損して無くなっていたので、交換しますね。


またデフ・トランスファのギアオイルはNUTEC NC-70で交換しました。



エンジンマウントとATマウントも交換します。

外したマウントはゴムが硬化し、クラックが進んでいますね。これではエンジンの振動を吸収するのは難しいでしょう。



エンジンは今までの整備状態が良く、基本的なメンテナスは行われていたようです。


それでもシリンダーヘッドカバーからのオイル漏れがありましたので、ガスケットを交換しますね。

しかしヘッドカバーを外すにはインテークダクトとホースを外す必要がありますが、カッチカチに硬化しているので、外すと恐らく割れるはず・・・。


そんな時もホースの在庫確認をしてから、分解作業を始めます。

吸気系のゴムホースが割れていると、そこから(エア吸い)が起きて、エンジンのアイドリングが不安定など不具合を誘発しますよ。


ヘッドカバーの錆をオーナーさんが気にされていたので、在庫が有るうちにガスケット交換と同時に新品カバーASSYも交換しました。


エンジン冷却系は整備歴を見るとW/Pとヒーターホース類は交換済みでした。

今回はあきらかに動きがおかしいラジエターファンカップリングASSYとラジエーターホース、サーモスタッドを交換しますね。


組付けてからラジエターリフレッシャーでLLC圧送式交換を行い、LLCを再生します。

これでアクスル・ハブ・ブレーキやエンジン冷却ライン等の整備が完了。

一度リフトから降ろして、今度はサスペンションを整備します。



この年式のランドクルーザー系はリフトアップポイントが微妙な位置にあります。

構造上で整備リフトではサスペンション系整備が出来ないので、ガレージジャッキでリフトアップし、フレームをジャッキスタンドで保持。 この状態から前後個別にアームブッシュやショックアブソーバー等を交換します。


純正2ステージ ショックアブソーバーは結構イイ値段しますね~。



リアも同じくサスペンションアームブッシュとショックアブソーバーの交換。

また前後のラテラルロッドのブッシュも打替え交換しますね。




プロペラシャフト等のジョイント部にグリスアップをして、フューエルエレメントも交換します。

キコキコ鳴るステアリングのホーン接点部にYM-102を塗付して、摩擦音を解消しました。




ここからは仕上げの1G締付とホイールアライメント調整です。

アライメントリフトに移動して、4輪が接地している状態で1G締付を行いますね。

アームブッシュに黄色いテープが張っているのは、まだ仮止め状態の印。
1G締付で無駄なブッシュテンションを開放し、本締めしてマーキングをしますよ。



これをしないと組付けた新品ブッシュに不要なテンションが掛かり続けて、せっかく交換したブッシュが早期に劣化破損します。

部品を交換出来たとしても正しい整備作業が行われていないと、(いつまで経っても新車時の状態には戻らない)のですね。


1G締付をしてから軽く試運転をし、サスペンションを馴染ませます。

これでやっとホイールアライメント調整の準備が整いました。

・ハンター社最新鋭ホイールアライメントテスター(ホークアイWA470)
・イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト



ランドクルーザープラドLJ78はホイールアライメント調整が出来る個所が少ないです。

それでも直進安定性重視で数値を整えました。

最後に試運転を行いますね。


いつものテストコースを1時間走行します。

テストコース中で路面の状態が良く、ステアリングのセンター確認が出来るポイントは4か所あります。そこを通過して4か所ともビシッと決まれば合格。

そこで1か所でも(アレ??おかしいな??)となればやり直し。


スピードの出る幹線道路・凹凸の多い住宅地の生活道路などを、グルグル試運転コースをドライブした後に、何度もリフトアップして最終確認をして納車になります。


ここまで整備すればオーナーさんなら乗った瞬間に違いが分かるでしょうね。
走りやすい・止まりやすい・疲れないランドクルーザープラドに戻ったと思いますよ~。



お世話になります。昨日はありがとうございました。
その後でございます。走行安定性が格段に良くなりました!
車重があるのでこんなものかなと思っていたブレーキもききがよくなり、
他にもこまかい気づきがたくさんありました。
まずは千葉までの道のり、往路にらべ復路は楽しく運転することができました。
整備をお願いしてよかったな、と思いました。
さらに10年間を目標に、これまでより丁寧に乗り、またリフレッシュプランをお願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

28年前の車両ですがトヨタのランドクルーザーだから、純正部品が残っていたような気がします。


トヨタでもマイナーな車種や他のメーカーの車両なら、28年前の部品がここまで在庫しているか?は疑問ですよね。(在庫が無いマイナー車種ならおそらく依頼を引き受けていなかったと思います。)




旧車の部品在庫管理はメーカーも負担が大きいので、いつか生産終了で純正部品では整備が出来なくなる時が来るでしょう。


そういう意味で今回はこのタイミングでオーナーさんは千葉県から大阪府のミナト自動車に依頼されたのだと思います。

こちらこそご利用いただきありがとうございました。
長く愛用してくださいね~。



リフレッシュプランのご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
(ですがR3年6月現在は多くの台数の予約依頼を承っていますので、一部新規予約を制限しています。どうぞご理解の程宜しくお願い致します。)





それではHAPPY CAR LIFE!!