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福井県からマツダCX-5 DSC・ATF圧送式交換 オプションフルセット!! ドライアイスで煤堆積を完全除去。

福井県から来店されたのはマツダCX-5 KE2AW 走行距離10万キロ
スカイアクティブ-Dの定番整備をご依頼いただきました。

作業内容的には1泊2日で完了しますが、今回は1週間預かりで週末入庫・翌週末納車となりました。





最近はマツダSKY-DのDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)依頼が多いので、オプション数が多い場合はお預かり期間が長い方が助かるんですよね~。

連日DSCを作業すると体力的にキツイんですよ~。

依頼内容
・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・水冷EGRクーラー洗浄
・インタークーラー洗浄
・LLC圧送式交換
・LLCバイパスパイプ交換

・マルチサーブ インジェクター洗浄システム
・マルチサーブ DPF洗浄システム

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC
・オイルパン洗浄ストレーナー交換一式
・リアデフ、トランスファ ギアオイル交換

ほぼフルセットに近いこの内容を完璧に行うには丸2日間が必要です。



手際よくインテークマニホールドとEGRクーラー・インタークーラーを外しました。


インタークーラーの内部に溜まったブローバイオイルを自重落下で排出。

組付ける時に内部を洗い流して、パーツクリーナーで脱脂します。


水冷EGRクーラー洗浄の内部で煤が堆積していますね。

こうなると高温のEGRを冷やすことが出来ないので、クールドEGRが効果的に使えなくなります。

4気筒8個の吸気ポートは比較的キレイでした。

煤の堆積も少なく、10万キロ走行にしてはマシな方だと思います。



逆に吸気シャッターバルブやインテークマニホールドの入り口には、大量の煤が堆積。


こうなるとアクセルレスポンスが低下し、ドッカンターボの乗りにくいCX-5になりますね。    また空気とEGR(排気ガスco2)との制御がスムーズにできなくなるので燃費も当然悪くなります。



インテークマニホールドの入口付近で煤が堆積する車両もあれば、エンジンインテークポートに堆積する車両もあり、乗り方やメンテ次第で堆積する場所が変るのですよ~。


マスキング完全体前の画像。

ここから完璧なマスキングをしますが、全容は企業秘密でお見せしていません。

弊社が6年前に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は唯一無二。


ドライアイス洗浄機を使用して(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に)煤堆積を除去します。

その作業は完全非公開で見学も不可にしています。企業秘密が多すぎるのでお見せ出来ないのですよね。





DSCはただ単にドライアイス洗浄機で煤を取っているだけではなく、その他の非公開作業も多くあります。   (キレイにすればOK)というわけではないので、模倣される事もないのです。


作業中は画像を多く撮影していますので、納車時には画像を見ながら作業説明をしています。



8ポート全て洗浄完了。

バルブ傘部やシャフト裏も完璧に洗浄していますよ~。



インテークマニホールド・EGRクーラーや各バルブも、全てDSCでキレイになりました。


高額な新品交換ではなく、DSCでリフレッシュ洗浄。





奥行30cmのフィン内部まで完璧に煤堆積を除去しました。

これによりEGRの冷却効率が回復し、効果的にクールドEGRが使えるでしょう。




『EGRクーラーは超音波洗浄機でキレイにするのですか??』と最近よく質問されます。  おそらくYouTubeの影響だと思いますが、答えはノーです。

EGRクーラーのフィン奥まで完璧に貫通させて洗浄するのは超音波洗浄機レベルでは無理です。 (弊社もスナップオンの大型超音波洗浄機はありますが、アレでは無理でした。フィン奥までキレイにならない。)


そこで弊社ではEGRクーラー用の洗浄装置を自社開発し、特殊な洗浄剤で短時間に完璧にフィン奥まで煤を除去しています。


6年間1000台以上のDSC作業実績も唯一無二ですから。



本来はこれぐらいの吸気経路が確保されているのですが、あそこまで煤が堆積すると新車時の性能を発揮するのは難しい。


洗浄後は空気流れが良くなったのが分かると思います。




各バルブもDSCで洗浄しました。

これで新品部品は使用せず、ガスケットのみ新品交換しますね。



ちなみに上の画像は(手作業でバルブを清掃)と(DSCでのバルブ洗浄)の違いです。


ミナト自動車では(中途半端な・不完全な仕事)はしたくないんですよね。


インテークマニホールド等を組み立てて、LLCバイパスパイプホースも交換しました。

そこからLLCをラジエターリフレッシャーで脈動圧送式交換。
エンジン・ラジエター・ヒーターの全LLCをろ過再生し、最後にLLC再生強化剤が各添加剤を強化します。 同時にエア抜き作業も行いました。


劣化しやすいラジエターキャップはデフォルトで新品交換していますよ。



次回ブログではマルチサーブ インジェクター・DPF 洗浄システムをご紹介します。


それではHAPPY CAR LIFE!!







マツダ アテンザGJ系 リフレッシュプラン その3。 サスペンション・ブレーキをリフレッシュ!!新車時のコンディションを取り戻そう!!

前回・前々回ブログでスカイアクティブ-Dのウィークポイントであるインテークの煤堆積とインジェクター&DPF洗浄の予防整備を行いました。

http://minato-motors.com/blog/?p=33195 その1
http://minato-motors.com/blog/?p=33266 その2



今回のブログはリフレッシュプランのメイン整備であるサスペンション・ブレーキなどの足回り下回り整備をご紹介しますね。


事前ホイールアライメント測定や各テスターを使用した点検。
リフトアップしてタイヤやアンダーカバー等を外して車両全体の点検。

そこからリフレッシュプランの御見積を制作。


ユーザーさんにリフレッシュ整備のプランと見積を提示しました。
多少修正をしてOKがもらえたので作業を始めますね。


まずはブレーキキャリパーからO/Hします。

20万キロまでO/Hは未実施だったので、今回のリフレッシュプランで行いますね。


リアキャリパーのダストブーツを確認すると、こんな感じでダストブーツが破れていました。  これでは雨水やダスト等がキャリパー内部に侵入しますよね。




フロントキャリパーも同様にこんな感じになっていました。


4つのキャリパーのうち、3つのキャリパーダストブーツが破損。

整備士の方ならこの時点でピン!!と来たでしょう。
以前にブレーキを整備した人が正しい処置をせずにブレーキ整備をした結果、ダストブーツを破損させたとスグに分かる。


幸いキャリパーピストンの腐食や傷もなく、キャリパー内部の損傷もなかったので完全洗浄して再利用は可能でした。


もし錆び付いていたらキャリパーASSY1個で4万円ぐらいするので、3つだと結構な出費になっていたと思います。


正しい方法でキャリパーを分解し洗浄して、シールやダストブーツを組付けました。



組付けた後も(ピストンとシールの馴染ませ作業)も行い、ピストンがスムーズに引っ掛かりなく動くようにしてから車体に組付けます。


恐らく以前整備した方は上記画像のような状態でブレーキキャリパーを組付けたのだと思います。

ダストブーツにエアが溜まった状態だと、ブリっとブーツが膨らみます。 


そしてブレーキパッドとピストンの間にブーツが挟まると、ブチッとブーツが切れて破損するのです。

ダストブーツ内部のエアを抜くとダストブーツの蛇腹がキレイに畳まれて、ブーツがハミ出ることもありません。

リア側も同じくエア抜きをしてから車体に組付けます。



整備書には(ピストンとシールとの馴染ませ作業)(ブーツのエア抜き作業)も記載されていません。

当たり前に知っているべき事を知らない整備士が作業をすると、こんな風にユーザー側が無駄な出費を払う場合があります。



今回のブログでナンバープレートを隠しているのは、都道府県名を明かすとご迷惑が掛かる可能性があるので、今回はナンバープレート隠しました。




キャリパーのホルダー側も洗浄してグリスアップし、ダストブーツ交換。

前後ブレーキパッドも交換します。


低温から高温まで安定した粘度を長期間維持する高性能ブレーキパッドグリスWAKO’S BPRをバックシムに塗り込んで組付けました。



ディスクローター研磨で再生。
乱れて歪んだローターの面を整えて、均一にしていきます。


研磨というとガッツリ削るイメージがありますが、実際は表面を軽く整える作業ですのでご安心を。


最後に耐熱塗装を塗装してフィニッシュ。
これで新車時と同じ制動力に戻りますね。




ドライブシャフトO/Hですが今回はリビルト品で対応しました。


いつもは純正ブーツグリスKITで組み替えするのですが、メール相談時に異音があると判明しましたので、内部破損を考慮してリビルト品で交換する事に。



ただリビルト品のブーツでは耐久性が低いので、リビルト会社にお願いして純正ブーツグリスKITで組立を別注しました。


続いてサスペンション整備はヘタヘタに劣化したショックアブソーバー及び周辺消耗部品を交換します。


ロアアームのリアブッシュは大きく破損しており、ボールジョイントブーツも亀裂が入っています。

これでは乗り心地も悪く、直進安定性も低下しますよね。



フロントはショックアブソーバーだけではなく
・アッパーマウントやベアリング・インシュレーター
・スタビライザーリンクロッド&ブッシュ
・ロアアームASSY
なども交換しました。


リアもショックアブソーバを交換しますが、ロアアームASSY・スプリングシートも同時交換しますね。


リアロアアームASSYを交換したいのではなくブッシュのみを交換したいだけなのですが、マツダはこのブッシュだけの部品供給がないのでASSY交換になりました。



ハブベアリングも20万キロ走行したのでお役御免。

4輪のハブベアリングASSYを交換します。

分解しリフレッシュした部品を、適切な方法と手順で組付。

ブレーキ同様に間違った組み立てをすると折角交換した部品が破損しますからね~。


ブレーキフルードを交換しながらエア抜き作業も行います。


ATFも完全圧送式交換でリフレッシュ。


オイルパンを脱着洗浄しストレーナーも交換します。




オイルパンとATとの合わせ面をキレイに脱脂洗浄してから、液体ガスケットを使用して組付け。


フルードを補充して完全暖機し、圧送式交換をします。

密封式ATにアダプターを装着し、ATFチェンジャー(トルコン太郎)を接続。


まずはNUTEC リンシングフルードNC-RFでプレ洗浄。

NC-RFはニューテックさんと弊社とのコラボ企画から誕生したプレ洗浄専用フルードです。


一般販売はされておらず弊社もドラム缶200リットル単位で購入。
現在ドラム5本単位で在庫していますが、1000リットル在庫してもスグに売り切れるので在庫管理が大変ですね。

原油高・円安の影響で価格を維持する為に、なんとか安定供給に努めています。

奥に見える新油(NC-RF)と比べると少し濁っていますが、中央ビーカーの廃油と比べると結構キレイに入れ替わりましたね。




このまま15分ほどアイドリングタイム。
次は本命ATFでもう一度交換します。

ニューテック史上最高峰のATF (NC-65)
高価なエステル系基油を贅沢に使用した全化学合成ハイパフォーマンスATF


極薄で強靭な油膜性能はローフリクション・ハイパフォーマンス
高温・高圧・高回転時にも安定した油膜を維持。



スカイアクティブ6速ATには数百台ほどの交換実績があり、おかげさまで評判は上々でリピート率も高いですね。


NC-65のレビューはみんカラ等のSNSで高評価をいただいているので、弊社から説明する必要はないでしょう。


完璧に入れ替わりましたね。


(NC-RF)&(NC-65)とのコンビ圧送式交換が出来るのは、国内ではミナト自動車のみになります。


最後にATFクーラーを洗浄して、規定温度でフルードレベル調整を行いました。

今回のアテンザにはDSCやマルチサーブ サスペンション・ブレーキ整備以外にも走行距離を考慮して、いろいろな整備を提案しました。


・フューエルエレメント交換
・ウォーターポンプ&サーモスタッド交換
・オルタネーターワンウェイクラッチプーリー交換

これらはDSCでインテークマニホールドやEGRクーラー洗浄時に行いました。

年々減少するエアコン冷媒ガスも、デンゲン社エコマックスjrで回収再生再充填。

結果的には規定充填量よりも250gほど冷媒ガスが不足していたようですね。
規定量490gで再充填し、コンプレッサーオイルもNC-200で潤滑強化しました。

アライメントリフトに移動します。

サスペンション整備の必須作業(1G締付)
組付け時に発生するブッシュの捻じれをボルトナットを緩めて開放し、もう一度再締付します。

1G締付をしないと交換したブッシュが早期に破損しますよ。



1G締付後に軽く試運転をしてサスペンションを馴染ませます。

そこからホイールアライメント調整を行いますね。


・ハンター社ホイールアライメントテスター ホークアイWA470
・イヤサカ社ビシャモンマルチアライメントリフト

こちらを使用してホイールアライメントを調整。
キレイに整ったので走りやすいアテンザに戻りましたね。



ここからいつものテストコースで試運転を繰り返します。
振動や異音等が無いか?ブレーキの効きや加速フィーリングを確認します。



数日後にユーザーさんに納車しました。


納車時には作業中の画像約250枚を見ながら、作業内容を説明。
また今後の整備アドバイスや注意点もお伝えしてます。

後日ユーザーさんからレビューをメールでいただきました。



ミナト自動車○○様リフレッシュプランありがとうございました。
仕上がりは最高です。
通勤で75km/日利用していますので整備前との改善状況を報告します。

①高速のみ燃費(大阪⇔神奈川470km):整備前17.8km/L、整備後18.9Km/L

②加速:昇りでの加速が大きく改善

③アクセルオンのレスポンス:低回転からの伸びが良くなる。前より踏みこまずにスムーズな加速です

④アクセルオフのレスポンス:回転数がすぐ落ちなくなっていたが、すみやかに低下するのでエンジンブレーキが利きやすい

⑤高速でのハンドルのぶれ:100km/Hと115km/Hで発生したハンドルのぶれがなくなる


⑥高速でのふらつき:100~120km/Hでの路面状況変化でのふらつきなくなり直進性改善

⑦コーナーのふらつき:カーブを曲がるときの車体のふらつきがなくなりふんばれる

大変満足しています。今後もご活躍をお祈りいたします。△△



・DSC、マルチサーブやDSCオプション整備などは1泊2日で納車が可能。

・ATF交換やATFオプション整備などは基本的には日帰り作業で納車可能。

・3部のブログのようにDSC・ATF交換・マルチサーブに加えて車両全体を整備するリフレッシュプランの場合は約2週間のお預かりになります。




DSC・ATF交換・マルチサーブ・リフレッシュプランのご相談・御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。



どうぞ宜しくお願い致します。
HAPPY CAR LIFE!!




マツダ アテンザ スカイアクティブ-D インジェクター洗浄&DPF洗浄はマルチサーブ!! リフレッシュプランその2

前回ブログで紹介したアテンザのリフレッシュプラン。
某都道府県から2週間預かりで入庫しています。

平成26年式 GJ2FW 走行距離20万キロ


前回ブログではスカイアクティブ-Dのインテーク系に堆積する煤をドライアイスを使用したDSCで完全除去しました。


次はクリーンディーゼルのウィークポイント(DPF)と(インジェクター)の予防整備を提案しました。

欧州ではディーゼル車の比率が多く、それに対するメンテナンスも先進的。

欧州トップレベルの技術でメンテナンス業界を席巻しているマルチサーブを弊社ではいち早く導入しています。



まずはDPFシステム洗浄から始めますね。


クリーンディーゼルには排気黒煙(煤)を捕獲するフィルター(DPF)が搭載されています。  

DPF閾値上限近くまで黒煙(煤)が溜まってくれば、DPF再生が自動で始まり除去再生されます。

走行しながらのDPF再生ではなかなか除去出来ない残留物(煤・アッシュ等)をマルチサーブの効果で内部洗浄し強制的に除去していきます。




・DPFに繋がるラインにマルチサーブのホースを接続。

・1液目の(DPFクリーナー)を投入しスタンバイ。



・液晶画面のDPF洗浄を選択し、かつ強力洗浄を選びます。

・スタートボタンを押して作業開始。

・1液目がDPFに自動注入され15分間待機。



・15分後にエンジンスタート。

・アイドリング5分後に2液目を投入します。




・2液目(DPFフラッシュ)をマルチサーブからDPFに注入。

・すすぎ工程がスタートしてからエンジン回転数を上昇させて、DPFの温度を上げて洗浄作用を促進。




5分後に作業終了のブザーがなり、DPF洗浄は一時終了。


この後には時間の掛かる(強制白煙異臭除去作業)があるのですが、その前にインジェクター洗浄システムを行います。



・フューエルサプライポンプのIN・OUTにマルチサーブのホースを接続。

・フューエルシステム洗浄を選択して、ディーゼルシステムパージをマルチサーブに投入。


・強力洗浄を選択して圧力を調整し、マルチサーブを約75分間作動させます。


・フューエルラインにケミカルを流し込み、フューエルポンプ・コモンレール・デリバリーパイプ・インジェクターを内部洗浄しますね。


・75分間はアイドリング状態で、時々回転数を上げてレーシング。


75分で作業は終了しました。



マルチサーブをエンジンから切り離し、強制白煙異臭除去作業を行います。
猛烈な白煙と異臭がマフラーから出ますので、弊社ではその排気ガスを回収除去。

またこれらの装置はマルチサーブ側が用意してくれないので、もちろん自社で開発し製作しています。



マルチサーブの機械自体にも弊社の基準からみると設計が甘い箇所がありましたので、メーカー・販売店に依頼し別注でカスタマイズをしております。



欧州から持ち込んだ現地仕様品ではなく、より安全に高品質な整備が提供できるように一部使用変更済み。 よって国内にある他社のマルチサーブと弊社のマルチサーブは少し違います。




DPF前後の圧力差を監視している(差圧センサー)の数値はほぼゼロにまで回復。


前後の圧力差が少ないと言う事は、DPFの詰まりが少ないと言う事です。





4つのインジェクター補正値は入庫前はやや乱れ程度でしたが、洗浄後はほぼゼロにバランスを整えましたね。



インジェクター内部が汚れてくると燃料の噴射量が少なくなるので、それを補うためにECUが補正値を増減制御します。    


出来るのなら補正値ゼロでプラスマイナスが少ない方が良いのですよ~。システム洗浄してバランスを整えましょう。


納車引き渡し時には(DPFリジェネレーター)と(ディーゼルエクストリームクリーナー)各1本ずつを手渡ししています。


これらのアフターケミカルは燃料タンクに投入するタイプの洗浄剤です。
即効的にマルチサーブでシステム洗浄し、遅効的にアフターケミカルで内部洗浄する2段階洗浄をおススメしています。




次回ブログではサスペンション・ブレーキ・ドライブシャフト等のリフレッシュ整備とATFの完全圧送式交換やホイールアライメント調整などを紹介しますね。

20万キロ走行したアテンザGJ系がどこまで劣化していて、どこまで回復するのか??

それでは次回ブログもお楽しみに!!



マツダ アテンザGJ系 走行距離20万キロからのリフレッシュプラン その1。 DSC ドライアイス洗浄でインテークの煤を完全除去!!

神奈川県某所からお越しいただいたのはマツダ アテンザ GJ2FW 走行距離20万キロ リフレッシュプランのご依頼で入庫されました。



メールからご相談をいただいて予約入庫。


ユーザーさんの要望もあり今後も地元ディーラーさんとのお付き合いもあるので、ナンバープレートは隠します。

普段の整備は地元ディーラーで行っておりメンテパックも加入済み


不具合箇所・改善点
・ハンドル操作時にサスペンションからギシギシ音がする。

・加速時のアクセルレスポンスが悪い。

・100km/hで走行するとハンドルに伝わる振動がある。

・走行自体に問題はなく、リフレッシュプランを検討中。○○年○○月のブログの総額費用を教えてほしい。


こんな感じで問い合わせがありました。
何度かメールで打ち合わせをし、大阪府堺市のミナト自動車まで自走で来店されました。

問診をして作業の方向性を説明。  代車をお渡ししてお車を預かります。


試運転をして事前ホイールアライメントを測定し、バッテリーアナライザーやスキャンツールでデジタル的に点検。


リフトアップしてタイヤを外しエンジン・AT・サスペンション・ブレーキなどを分解してアナログ的に点検。

デジタル・アナログ両面から診断して、お勧めの整備プランを制作し御見積しました。


メールとTELで整備プランを提案し、OKがいただけたので作業を始めますね。


まずは定番のDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)から紹介します。 




スカイアクティブ-Dのインテーク系煤堆積は、SKY-Dユーザーの皆さんならご存じだと思います。

6年前に(SKY-Dには煤が堆積しますよ~)とアナウンスをし続けて、煤堆積の完全除去作業をしてきました。


おかげさまで累積千台以上の作業実績が積み上がっています。


エンジンインテークポート側には大量の煤がガッチリ焼き付いていますね。


インテークバルブのシャフト部や傘部にもモリモリと煤が固着。
バルブ傘部は一番酷くバルブの形が分からない程に堆積していました。

煤堆積が酷いのでカメラのピントが合いずらいですね。

インテークマニホールドの入り口にあるEGR導入パイプの穴が、煤堆積で塞がりそうですね。





パイプを180度回転させると裏側はこんな感じになっていました。


これでは効果的に大容量のEGR導入が出来ないので、SKY-D本来の性能は発揮できないでしょう。


・燃費悪化
・エンジン音が大きい or 煩い
・加速レスポンスが低下 コントロール性の低下
・排気ガスが臭い
・DPF再生距離の低下
煤堆積で徐々に表面化してきます。


弊社が独自に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は唯一無二のオリジナル整備。   

もともとはガソリン直噴エンジンに堆積するカーボン除去用に開発しました。





ドライアイス洗浄を用いてDSCノズルとアダプターを組み合わせ、インテークに固着した煤を完全除去しますね。


(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)
DSCのキャッチコピー通りの仕上がりをご期待ください!!



・ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。
・熱収縮と昇華爆発力で付着物を剥離。


軽くワンショットでアルミ母材が見えるほどキレイになりましたね。
複雑な形状のポートやバルブを洗浄していきます。




インテークマニホールドやEGRバルブ等もドライアイスで完全除去!!




部品を交換する事もなく洗浄のみで新車時同様に戻りましたね。
交換するのはガスケットのみです。


ディーゼルなんて空気吸ってナンボのエンジンですから、空気が吸えない状態は性能低下の原因ですよ。

またEGR制御(ホット・コールド)を使い分けて燃焼状態をコントロールしています。  それを阻害する煤堆積は定期的に除去する事をおススメしています。




DSCのオプション整備で指名率が高い(水冷EGRクーラー洗浄)


ハチの巣状のフィンに煤が堆積してクールドEGRが使えなくなっていますね。



こちらもフィン内部を完全洗浄しました。


ちなみにEGRクーラーの内部洗浄はケミカルや超音波洗浄ぐらいではキレイに貫通しません。


中心部のフィン内部は貫通するのですが、外周に近い部分の煤堆積はガッチガチい固着しています。

弊社が独自に開発した洗浄装置で全てのフィン内部を洗浄し、最後に貫通確認をしています。  40cmほどの針金をフィン内部に差し込み、全てが貫通していればOKとしています。


入庫時から破損していたハーネスカプラーを補修部品で修復し、インテークの部品を組み立てますね。


弊社ではこのような補修部品を常にストック。
(破損カプラーを結束バンドで縛っているのをよく見かけますが、仕事が美しくないので出来るだけ補修するようにしています。)

LLCをラジエターリフレッシャーで脈動圧送式交換し、劣化しているラジエターキャップも交換しました。





ある程度の予算を掛けて新車時に近い状態に戻すリフレッシュプランの(DSC)をご紹介しました。


次回ブログでも引き続きアテンザGJ系 リフレッシュプランの内容を紹介しますね。

欧州から導入したマルチサーブでインジェクターとDPFを洗浄していきます。
それではHAPPY CAR LIFE!!



ハイエースKZH100 リフレッシュプラン その3。エンジン補器類・ガスケット交換!!ATFは圧送式交換で全量交換。

前回、前々回から続くハイエースKZH100のリフレッシュプランの続きを紹介します。
http://minato-motors.com/blog/?p=33042 その1
http://minato-motors.com/blog/?p=33091 その2



その1ではフロント足回り下回りを整備して、その2ではリアの足回り下回りの整備とホイールアライメント調整を紹介しました。


その3ではエンジン・ATの整備を紹介しますね。




・シリンダーヘッドカバーからのオイル滲みによるG/K交換。
・タイミングベルト・ウォーターポンプ交換
・サーモスタッドやホース類交換
・ラジエター(メイン・サブ)交換

これらを同時に整備する事を提案しました。



21年・18万キロ走行した樹脂製のラジエタータンクが熱劣化しています。

割れるとオーバーヒートしますので要交換部品なのですが、ハイエース100系のラジエターは狭いエンジンルーム内に押し込められて交換が困難。





ラジエターを外すにはタイミングベルトやカムスプロケット周辺を分解し、スペースを確保して作業をしますね。



この状態まで分解してスペースを確保しました。


ここまで分解してスペースを確保しても、若干は知恵の輪状でラジエターを引き抜きます。

外すラジエターは傷が付いても問題ないが、新品のラジエターに傷付ける訳にはいかないのでスペースは広めに確保するのが吉。


ラジエターを外すとエンジンルーム上部から、床が丸見えになりますね。




樹脂製タンクは熱劣化で脆い状態でした。


少し触るだけでポキッと折れるので、もう寿命だと思いますよ。
新しいラジエターに交換しますね。

エンジン前部に作業スペースが出来ましたので、ウォーターポンプやカム・クランクシール・サーモスタッドなどを同時交換します。

単品で交換すると個別に交換工賃が掛かりますが、ある程度まとめて整備すると重複工賃分は節約できるのです。




何と何を同時に交換すれば(重複工賃が節約出来るのか?)を説明して提案するのがリフレッシュプランのメインテーマです。


無駄な重複工賃分は部品代に回した方が、結果的にはお得なんですよね。

フロントバンパー裏にあるサブラジエターはメインに比べて熱劣化しにくいのですが、使用環境の影響でアルミコアのフィンが腐食していました。



ASSYではメーカー在庫なしとの返答だったので、ラジエター屋さんに部品を組み立ててもらい新品交換します。


サブラジエター・コンデンサー・ファンモーターASSYで車体から降ろして、分解し再装着しました。



本当はコンデンサーも新調したかったのですが、こちらは生産終了で部品が無いそうです。これはもう少し延命して使う事になりました。








フューエルフィルターも長い間無交換だったので、エレメントを交換しますね。




ラジエターの冷却水をラジエターリフレッシャーで脈動圧送式交換。


冷却ラインに接続しLLCを脈動圧送していきます。
注入されたLLCは冷却ラインをグルッと一周して、もう一つのホースから回収。


ラジエターリフレッシャーには5ミクロンと25ミクロンのWフィルターが内蔵されていますので、それで濾過してもう一度冷却ラインに戻す事を繰り返します。



サーモスタッドが開くまで、アイドリング状態で約30分以上は作動させます。



濾過して浮遊している汚れを回収し、最後にLLC再生強化剤の投入で(防錆・消泡性能)を強化します。



1KZ-TEターボなのでエンジンルーム内に水冷式インタークーラーがあります。

こちらもLLCを交換して最後にLLC再生強化剤を投入しました。



サブラジエターやコンデンサーを外す前に、エアコン冷媒ガスを(エコマックスjr)抜き取っていました。


その時の冷媒回収量は480g。

後期モデルKZH100の規定冷媒充填量は900g。

作業前は約420gほど冷媒が少なかったようですね。

コンデンサー脱着でACガス配管を切り離しているので、まずは30分ほど真空引きを行います。



そこから1時間ほど放置して真空度が保たれている事を確認。

規定充填量の冷媒ガス900gを再充填し、コンプレッサーオイル強化のために(ニューテックNC-200コンプブースト)を同時注入しました。


何か所かの配管を切り離しているのでオーリングも交換しています。
冷媒ガス注入後にリークテスターで漏れチェックを行いますね。




最後にATFを全量交換します。

ATオイルパンを脱着し洗浄。
磁石の鉄粉を除去してストレーナーを交換。

液体ガスケットを使用してオイルパンを再装着します。



排出したATF分を補充し、完全暖機します。


ATFチャンジャー(トルコン太郎)のホースを接続し、まずはプレ洗浄。
アイシンAFW+で全量イッキに圧送式交換しますね。

プレ洗浄でやっとここまでキレイになりました。

まだまだ濁りがありますね。
アイドリングタイム後にもう一度圧送式交換します。




キレイに入れ替わりましたね。

最後にフルードレベル調整を行いました。



全ての作業が完了し、いつものテストコースで試運転。

帰ってきてからはリフトアップして締め忘れ・オイル漏れ等の最終チェックを繰り返す。



最終チェックが終わればお連絡をして、後日納車となりました。


こんな感じで整備したハイエースKZH100系のリフレッシュプラン。
3部のブログに分けて紹介させていただきました。


来店した時はフワフワ・コトコト・ユルユルな感じの印象でしたが、サスペンションやブレーキ、エンジン・AT関係を整備したのでシャキッと走るハイエースワゴンに戻ったと思います。



作業中に撮影した画像は約220枚。
納車時にはその画像をお見せしながら作業内容を説明させていただいています。
また画像もDVDにコピーしてお渡ししています。



リフレッシュプランのご予約やご相談はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

○○年○○月の△△△のブログが総額いくら掛かりましたか??と問い合わせていただけるとお答えできますよ。 整備費用の参考にしてくださいね。



それではHAPPY CAR LIFE!!