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ATF交換  DSC  WAKO’S RECS。   1泊2日の180系クラウン整備。   

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愛知県 名古屋市からの予約来店です。

 

トヨタ クラウン ロイヤル

H16年 GRS182 3GR-FSE

 

走行距離107000Km

 

 

 

 

 

 

 

 

ATF完全圧送式交換  for NUTEC ZZ51改

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

WAKO’S RECS レックス

 

 

3点セットの一泊作業で!とメール予約を頂きました。

 

 

まずはDSCからいきます。

 

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トヨタ・レクサス GRエンジン

 

トヨタ自慢の高性能(直噴エンジン) 唯一の欠点。

 

 

 

 

インテークバルブへのカーボン蓄積

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

 

 

 

 

 

非常に強固で大量のカーボンを

エンジンにノーダメージで 短時間で完全に除去する

 

ミナト自動車オリジナル『DSC

 

 

恐らく世界初でしょう。      (弊社勝手に調べ)

 

 

 

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吸気サージタンク  ・  スワールCバルブASSY を分解。

 

 

ブローバイガスからのオイル過流入

内部EGR機構からのカーボン吹き返し

 

 

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エンジンオイルは定期的に

交換されているようですね。

 

 

エアエレメントは薄黒く汚れていますが、

これはNGですよ。

 

 

ブローバイ過流入の原因になりますので、

常にキレイな状態で使用したほうが良いかと。

 

 

後日交換をお願いしました。

 

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スワールコントロールバルブにも

カーボンがタップリ蓄積

 

 

 

その奥にあるインテークバルブは、

モット汚れているでしょうね。

 

 

 

 

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エンジンオイルを定期交換していても・・・。

燃料タンクにいろんな添加剤を入れても・・・。

 

 

 

3GR-FSE D-4エンジンは構造上

必ずカーボンが蓄積します。

 

 

 

 

 

ただ今までコレを効果的に

除去する方法がなかったのです。

 

DSCが出来るまではね。

 

 

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製造業・食品加工などの

大型プラント工場などで活躍している

 

次世代洗浄機(ドライアイス洗浄 ドライアイスパワー

 

 

 

 

 

トップメーカーのグリーンテック社と

共同開発したDSC専用ノズル

 

 

 

インテークポートの奥にあるバルブを

短時間での除去洗浄。

 

 

kkkk

 

柔らかい3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射

 

固体から気体へ

750倍で瞬間膨張する昇華爆発力

 

 

 

 

DSC ドライアイス ショット カーボンクリーニング』の仕組み

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

(冷た~いCO2) と (バラバラになったカーボン)

がポートから噴出してきます。

 

 

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ワンショット 約10秒

 

 

非常に強固に。

そして分厚い蓄積量。

 

 

何度もショットしては、確認。

 

 

キレイに剥離できるまで繰り返します。

 

 

 

 

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6気筒 12ポート全てキレイに除去完了。

 

 

エンジンオーバーホール以外で

ここまでキレイにするのは難しいでしょう。

 

 

 

それも日帰りでとなれば、DSC以外では無理なのでは。

 

 

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各メーカーの燃費競争が加熱した結果。

 

 

直噴エンジンが一番効率良く、

ガソリンを消費できるので理想的なのでしょう。

 

 

 

ただ燃料噴射制御が非常に難しいので、

挫折したエンジンや

撤退したメーカーも過去にはありました。

 

 

 

ですがまた各社とも改良を加えた

次世代直噴エンジンを搭載していますね。

 

 

 

 

 

 

インテークバルブにはDSCを。

燃焼室にはWAKO’S RECS or  NUTEC NC-221を。

 

 

 

オススメしています。

 

 

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ATF交換も同時進行。

 

オイルパン脱着洗浄

鉄粉除去・ ストレーナー交換

 

 

ガスケットも交換して

GRS182専用アタッチメントを接続します。

 

 

 

そこから暖機後、アイシンAFWプラスで

交換効率の高い圧送式交換。

 

 

 

まずはプレ洗浄しますね。

 

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オイルパンを洗浄して。

ATFも補充して。

プレ洗浄も圧送式で交換して。

 

 

 

やっとココまでキレイにしました。

 

 

新油と比べると

まだ少し汚れています。

 

 

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本命ATFの (NUTEC ニューテック ZZ51改

 

全化学合成油(エステル系)  ハイパフォーマンスATF

 

 

 

もう一度圧送式交換をします。

 

 

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一般走行メインの車両に

ZZ51改を使用すると

 

次回交換推奨距離は4万キロ以上

 

 

 

 

 

高い初期性能が長く持続するので

頻繁に交換しないATFには

 

全化学合成油はオススメなんですよ~。

 

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翌日にATFレベル調整をし

WAKO’S RECS レックスをして完了。

 

 

 

お昼頃に納車となりました。

 

 

 

 

 

 

ATF交換とDSCのW作業は

時間を見ながら大急ぎでの作業。

 

 

これからの時期はドライアイスが早く解け、

私の体力もドンドン消耗するので、

 

つらい時期になってきました。

 

 

 

 

 

35度以上の環境で

長袖・頭巾・防御面・皮手袋・・・。

 

夏場はあまりヤリタクナイネ・・・。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

・ATF完全圧送式交換

・DSC

 

のご相談・ご予約・お見積は

ホームページ(お問合せフォーム)からどうぞ~。

 

 

 

オプション整備と合わせて返信しますので

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

数年に一度はエアコン点検を。   冷えないのはいろんな原因があるのですよ~。

前回ブログのに登場したクラウン。

http://minato-motors.com/blog/?p=6984

 

 

 

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボン・クリーニング)と同時に

カーエアコンリフレッシュα』 も依頼されました。

http://minato-motors.com/blog/?p=331

 

 

 

 

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エアコンの冷媒ガスは

エアコンサイクル内で消費するものではないので、

基本減少する事はないのですが、

 

 

 

ゴム配管やシール類の隙間から少しずつ漏れて(抜けて)、

新車から7年目ぐらいから充填量足りないケースがよくあります。

 

 

 

そこで一度リフレッシュを兼ねて

(エアコン冷媒ガスも、たまにはチェックしましょうね!)と

アナウンスさせて頂いています。

 

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こちらのクラウンはデュアルエアコン搭載車。

 

 

冷媒充填量も少し多めの650g ± 50g。

 

 

 

年々僅かに漏れる冷媒ガスと一緒に

コンプレッサーオイルも少なくなるので

 

その分を補充するためACオイル添加剤も

同時注入しますね。

 

 

 

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NUTEC ニューテック NC-200 コンプブースト

 

 

コンプレッサーオイルも熱劣化するのは、

他のオイル類と同じです。

 

 

出来るだけ高品質の化学合成油を使用しているほうが、

フリクションロスも軽減され、機密性も向上します。

 

 

 

 

もちろん熱による攻撃にも強い

エステル系オイル使用すれば

 

ロングライフ化にもなるんですよね。

 

 

 

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エコマックスJrの充填量を620gにセット。

同時注入するNC-200内のガス(25g)と合わせて

 

 

650gで充填する予定です。

 

 

 

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全自動冷媒ガス 回収再生充填機  (エコマックスJr)  デンゲン社

 

 

 

・冷媒ガスを全回収し 重量管理。

・高機能ドライヤー・高密度フィルターで ガスをろ過再生

・真空引き工程で配管内の水分・空気の除去

・重量管理で規定量を液化高速充填

 

 

 

もちろんNC-200も同時に充填し、

全自動で全工程が行われます。

 

 

 

 

 

(どれだけガスが充填されていたか。)

(どれだけのガスを再充填するのか。)

 

これらは全て重量で管理しないと

その後の不具合時に正しい診断が出来なくなります。

 

 

 

ガス圧を見るマニホールドゲージだけでは

正確なガス圧の測定は出来ないのですよね。

 

 

最低でもボンベと回収機・重量計・真空ポンプは必要になります。

 

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回収できた冷媒ガスは540g。

 

新車から7年間で100gの減少

この年式ならコレぐらいでしょうね。

 

 

エアコンの予防整備にオススメです。

 

 

 

4,5年に一度はエアコンガスのチェックも

してあげてくださいね~。

 

 

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車検整備で入庫した三菱 キャンター ガソリン車。

 

 

朝の試運転時に冷えていたエアコンが、

お昼には冷えなくなっていました。

 

 

 

エアコンの操作をすると

一応カチッと作動音はするのですが・・・。

 

 

 

ん~ACコンプレッサーのクラッチが入らない。

 

 

 

過去の整備暦からまずは冷媒ガスのチェック。

 

 

ガス圧 ・ ガス量の両方を確認しますね。

 

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(カーエアコンリフレッシュα)で

冷媒ガスを規定充填量に。

 

 

コンプレッサークラッチも動いて

冷気が出てきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

ですが高圧側ガス圧が

気温に対して高い・・・。

 

 

コンデンサーに水を掛けてあげると

規定値に収まりました。

 

 

コンデンサーの冷却不足ですね。

 

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このキャンターには冷媒を冷やすコンデンサーファンが無く、

ファンベルトで回すカップリングファンのみ。

 

 

 

カップリングクラッチの不具合で、

高温時でも駆動直結せず

 

 

冷却性能が落ちていたようです。

 

 

 

部品を交換して無事納車となりました。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

エアコンの効きが悪い・冷えない などは、

いろんな原因が考えられます。

 

 

(とりあえず1本、ガスを入れようか!)と

安易なガスチャージは過充填になりますし、

 

 

 

無駄な出費になる可能性が高いですよ~。

 

 

 

 

 

エアコンガスは重量管理でお願いします。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

DSC ドライアイス洗浄でカーボン除去。   WAKO’S RECSはその後に。

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愛知県からお越し頂きました。

 

トヨタ クラウン GRS202

走行距離 13万キロ

 

 

去年9月のATF交換から2回目の来店です。

 

 

 

 

直噴エンジンのインテークバルブに蓄積する

大量のカーボンを短時間で除去する

DSC (ドライアイス・ショット・カーボン・クリーニング)

 

 

 

 

 

 

直噴エンジンの『インテークバルブのカーボン蓄積

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

 

 

それらを除去する

DSC ドライアイス ショット カーボンクリーニング』の仕組み

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

 

 

今回も日帰りでの作業予約を頂きました。

 

 

 

 

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エンジン内部の奥の奥にあるカーボンを

短時間で完全に除去するDSC。

 

 

恐らく世界初のこの作業を

開始した当初は全く認知度が無い状態でした。

 

ナニソレ・オイシイノ?  ドウイウイミ?

 

 

 

 

 

(そらそうですよね、誰もした事がないんですから。)

 

 

 

 

 

プロジェクトをスタートして、認知度も上がり

お蔭様で順調に作業台数を増やせています。

 

ありがとうございます。

 

 

 

全ての車両をブログアップしたいのですが、

時間が無いので一部のみ公開しています。 スイマセン。

 

 

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スロットルボディ・サージタンクを分解し、

スワールCバルブも外しますね。

 

 

・燃焼室からのEGRガス

・ブローバイガスからのオイル過流入

 

 

カーボンとオイルでベタベタな状態ですね。

 

 

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やっと見えてきたインテークポート。

 

 

6気筒 12ポート の奥にある

インテークバルブを覗いてみますね~。

 

 

 

 

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少なく見積もっても、バルブ傘部には2mm

 

シャフト部には3mm

ポート内径には1mm

 

 

大量のカーボンが蓄積しています。

 

 

 

 

 

ちなみにこのクラウンは

去年9月にWAKO’S RECSを施工済み

 

 

それ以前の蓄積量がわからないので、

どれだけ除去出来たかは?不明ですが。

 

 

 

 

この蓄積量をRECSなどのケミカル剤

除去するのは無理な気がします。

 

 

 

 

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グリーンテック社 (ドライアイスパワー)に

 

 

ドライアイス 3mmペレットを投入し

圧縮空気を利用して 高速噴射

 

 

 

温度差による熱収縮と

ドライアイス特有の昇華爆発力

ドライアイス洗浄の原理

 

 

 

 

 

 

ドライアイスペレットが衝突すると

固体から気体へ、イッキに膨張します。

 

 

その膨張率は750倍

 

 

柔らかいペレットが(衝突し爆発する)と

イメージしてくださいね。

 

 

 

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噴出した白い煙は冷た~いCO2圧縮空気

 

その煙と一緒にカーボン片も飛び出てきます。

 

 

 

 

 

 

DSC専用ノズルでバルブ部に当るよう

ガン操作をしていきますね。

 

 

 

 

バルブの形状をイメージしながら、

ワンショット 10秒ぐらい行います。

 

 

 

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ショットをして確認すると

 

ペレットが直撃した部分だけ

キレイになっていますね。

 

 

 

これを数回繰り返して、

完全にキレイにしていきます。

 

 

 

柔らかいドライアイスと

圧縮空気を利用したこの洗浄機は

(ドライアイス洗浄機)(ドライアイスブラスト)と呼ばれています。

 

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ポートから飛び出てきたカーボン片。

 

これらが無数に出てきます。

 

 

 

 

 

 

金属・食品などの製造加工業などでは、

次世代の洗浄機)として導入されています。

 

 

 

ドライアイス洗浄の洗浄力は母材に合わせて

空気圧で自由自在にセット。

 

 

精密な電子基盤から

大型金属金型・食品加工装置

 

などの洗浄に多く採用されています。

 

 

 

 

 

 

ちなみに普通の自動車整備業への

導入例は無いと聞いています。

 

 

kkkk

 

最大の特徴である

残留物を残さない事』  『キズを付けない事

 

 

 

ケミカル剤 ・ ブラスト剤を使うと

残留物が残るのです。

 

 

サンドブラストを当てると

砂鉄だらけで キズも付きますが、

 

 

ドライアイス洗浄は無傷でCO2が昇華するだけ。

 

 

 

 

 

精密機械のエンジンに

残留物やキズが残るのは非常にマズイ。

 

 

 

 

 

 

 

DSCで剥離すれば

蓄積したカーボンは空気圧で飛び出てくるので、

 

キレイなバルブが残るだけなんですよ~。

 

 

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エンジンにノーダメージで。

しかも短時間で完全に。

 

 

 

ここまで短時間でキレイに除去できる方法は

私が知る限り、DSC以外には無いと思います。

 

 

 

 

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スワールコントロールバルブも

DSCでキレイにしていきますね。

 

 

これぐらいなら僅か数秒でキレイにできますよ~。

 

 

 

電子制御スロットルの清掃し

ガスケット等も新品に交換します。

 

 

 

 

s-スワール

 

 

燃焼室内で燃料と空気を

効率よく混合しないと

本来の性能』が発揮できない直噴エンジン。

 

 

 

 

排気ガステスターにも

O2センサーにも

反応しない微粒子状物質(PM)  = カーボン・煤

 

 

 

燃料のムダと蓄積により

少しずつ本来の性能から離れていくのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初期化をしてもなかなかアイドリングが安定せず、

数回リセットしてやっと安定してきました。

 

 

空気流入量 と 燃料噴射量が大幅に変わるので、

なかなか学習できないのでしょう。

 

 

もしかするとこのECU初期化では

全てがクリアにならないのか?  ん~ナゾです。

 

 

 

 

 

 

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以前に弊社でWAKO’S RECSをした

GRエンジン搭載車でDSCを施工した方は

 

1回分のWAKO’S RECSをサービスしています~。

 

 

 

 

 

エンジン燃焼室のカーボンはDSCでは取れないので、

WAKO’S RECS や NUTEC NC-221等で除去してくださいね。

 

 

 

 

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13万キロ分蓄積したカーボンは

多いだけではなく、非常に硬い

 

 

 

ケミカル剤で除去するのは、無理があります。

 

 

 

 

 

 

またピックなどで削っても、

ネバネバカッチカチした部分があり

 

完全に除去するのは難しいと思います。

(破片がバルブに挟まると、大変な事になりますしね。)

 

 

 

 

 

(直噴エンジン インテークバルブ カーボン除去)で

画像検索し、ビフォーアフターをアップしているのは

 

 

 

 

 

(オーバーホールしている画像)か、

(ミナト自動車のDSC)だけではないでしょうか。

 

 

 

あとは商品PR用のビフォーアフター画像だけですしね。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

DSC作業用の車体保護に

青いビニール製の保護粘着シートはどうですか?

 

とアドバイスを頂いたのですが・・・。

 

 

 

 

 

あの青い粘着幅広シートはボディに水滴があると

シート素材と反応して斑模様に後が残るので不採用となりました。

 

 

 

 

最近、整備業で使用している方が多いので

見た目が良く、考えたんですけどね~。

 

 

 

 

3M社 ブロックマスカー6753 は

水・シンナーなどを通さない特殊紙マスキングシート。

 

 

雨の日の来店でスグに作業開始しないと

日帰りでは完了しないDSCにはベストなんです。

 

 

整備業では馴染みがないですが、

塗装業では結構有名品なんですよ~。

 

(メートルあたりが高いけどね。)

 

 

 

 

 

情報提供ありがとうございました。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

中古車購入のその後に。  安くて最高水準はムリですよ~。   

ある程度のコンディションが良ければ

10年10万キロでも

 

まだまだ十分使用できるのが国産中古車。

 

 

 

 

 

 

 

中古車ゆえに、過去の整備暦が分からない。

販売店が行う納車整備が、どの程度か分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、使用していく上で

必要な整備があるのか?一度点検して欲しい

 

ATF交換と同時に依頼されました。

 

 

 

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京都府からお越しいただきました。

ホンダ エリシオン RR1

平成18年 98000Km走行

 

 

 

 

 

 

内装・外装とも非常にきれい。

 

中古車の評価点でいうと4点以上が付くでしょう。 (結構イイ点数)

 

見た感じのコンディションも上々。

 

 

 

 

 

中古車販売店側 ・ 一般消費者(ユーザー)側

双方から見れば、全く問題ない車両だと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

それでは専用の工具・設備を使って

本格的に点検してみますね~。

 

 

 

 

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エンジンコンディションが

ある程度分かるのが 排気ガステスト

 

 

CO   0.06 %

HC   0 ppm

CO2  10,8 %

 

CO2がやや低いが、問題ない数値ですね。

 

 

 

s-s-IMG_5794

 

 

イリジウムスパークプラグは十分使えそうですが、

恐らく新車から無交換でしょう。

 

 

 

次回の整備機会があれば交換をオススメました。

 

 

 

 

 

s-s-IMG_5792 s-s-IMG_5791

 

エアエレメントはこんな感じ。

 

 

これだけ表面にホコリやゴミが付いていると、

微細なホコリはフィルター全面に埋まっています。

 

 

CO2の数値から判断すると、こちらも交換をオススメしました。

(日曜日の日帰り点検の為、部品商がお休みで在庫なし。)

 

 

 

 

 

s-s-IMG_5777 s-s-IMG_5777 - コピー

 

 

 

リフトアップをして下回りをチェック。

 

 

 

エンジンマウント Fr側のゴムは

破断していますね。

 

本来は赤い線部分は

繋がっていないとダメなんですけど。

 

 

こちらも次回の整備機会にと、お話しました。

 

 

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ブレーキキャリパーのチェックと

パッド残量を測定。

 

 

 

こちらは問題なくOKですね。

 

 

 

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アーガス社 バッテリーアナライザーで

バッテリー ・ 充電状態のチェック。

 

 

充電状態 ・ 始動能力 ・ 充電システム は良好。

 

 

 

 

ですがバッテリー寿命(BL)は低下し、

NGの診断結果。

 

 

 

 

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簡単にいうと

オルタネーターは発電出来ているが、

バッテリー劣化で充電できる容量が少なくなっている。

 

 

 

 

バッテリーは在庫があったので

新品に交換させて頂きました~。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはオーナー様の希望整備です。

 

 

まずはWAKO’S RECS と  ATF交換から。

 

 

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ATFの状態をチャックし、トルコン太郎に接続。

 

 

 

本命ATFを使用する前に、

一度キレイにプレ洗浄しますね。

 

 

 

 

いきなり高額なATFを使用すると、

モッタイナイですから。

 

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NUTEC ニューテック 最高峰ATF  『NC-65

 

 

低粘度化された超ローフリクション

エステル系基油を贅沢に使用したハイパフォーマンス性能

 

 

高温・高回転・高負荷 の状態でも

安定して高い性能を発揮します。

 

 

 

 

車重が重たいミニバン。

高回転が得意のVTECエンジン。

 

 

NC-65がベストだと思いますよ。

 

 

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色味が弱い薄緑色のNC-65のため、

色まで完全に入れ替わりません。

 

 

ですが95%以上は交換できたと思いますよ。

 

 

 

 

これで次回交換推奨距離は4万キロ以上となります。

 

 

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エンジンオイルもNUTEC 全化学合成油で。

 

NC-51 エステルレーシング 0W30

 

 

 

 

0W20でも良いのですが、

前回までの使用粘度が分からない為

 

今回は0W30をチョイスしました。

 

 

 

 

オイル食い等がなければ、

次回のオイル交換は0W20でも良いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

0W20から10W50まで

好きな粘度にブレンド調整できるのが

NUTECの特徴ですね。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα』 と

NUTEC NC-200 コンプブースト注入。

 

エステル系オイルを使用した

高性能AC添加剤。

 

 

 

デンゲン社 エコマックスJrを使用して

全自動回収・再生・充填していきますね。

 

 

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規定冷媒ガス充填量  750g    +0g  -50g

 

 

 

つまり (700g~750gの間で充填してね!)と

記載されています。

 

 

 

 

もちろん重量管理ですよ~。

 

(アバウトに充填すると冷えが悪くなります。)

 

 

 

 

 

 

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充填量720gにセットし、

NC-200内の充填ガス25gと合わせて

 

合計745gの冷媒ガスを充填する予定です。

 

 

 

 

全回収をして高密度フィルターで ろ過

真空引きで配管内の空気水分除去

重量管理された液化高速充填。

 

 

約30分ぐらいお待ちください。

 

 

 

 

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新車時の冷媒ガス充填量750gに対して、

 

回収できたのが580g。

 

 

冷媒ガスが170gほど

足りなかったのが分かりましたね。

 

 

 

 

 

これでエアコンの効きも良くなり、

ACオン時のパワーロスの減るでしょう。

 

 

 

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なんとか日帰りの作業完了ができる範囲で

点検整備を完了。

 

 

 

そして納車時に点検整備の結果

オーナー様にお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

 

・エアエレメントが汚れている。

・エンジンマウントが破損している。

・バッテリー寿命が低下している。

 

 

上記3点はミナト自動車の点検基準ではNGですが、

 

 

 

普通の中古車販売店では

(OKの場合が多いですよ!)とお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

理由は簡単。

 

 

理由(1)

法令24ヶ月には上記3点の項目はないですし、

車検にも十分合格するからです。

 

 

・排気ガスも基準値内。

・エンジンが脱落していない。

・バッテリーが上がっていない。(液量・比重はOK)

 

 

 

 

理由(2)

納車整備を必要以上すると、

中古車販売価格(総額)が上がり

 

買い手(お客様)が付かないから。

 

 

 

中古車の納車整備費が高いと、

敬遠されますよね。

 

 

 

 

 

 

 

エリシオンの状態や整備状況から

販売店側の納車整備は問題ないです。 (最低限では)

 

 

 

 

 

 

最低限以上の整備は、

納車後にオーナー様側がしないと

 

 

良いコンディションでgoodカーライフは

送れないんですよ~と説明しました。

 

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販売店はなるべく安く売りたい。

お客様も安く買いたい。

 

 

でも (整備状態は最高水準で)というのは、

無理な話だと思います。

 

 

 

 

 

恐らくミナト自動車の点検基準で

中古車販売の納車整備をしていたら、

 

買い手は現れないと思いますよ~。  (総額が高すぎてね)

 

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

めざせ30万キロ。  ハイエース ガソリン100系。  現在リフレッシュ中です。

リフレッシュ中のハイエース バン100系

H13年式   RZH112V  21万キロ走行

 

 

 

30万キロを目指して、予防整備で入庫しています。

 

 

 

過去に何度もこのブログに登場しているので、

ご存知の方は多いのでは?

 

 

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今回はラジエター/ウォーターポンプなどの

クーリング関係のメンテナンス。

 

 

 

ご存知のようにハイエース100系のエンジンルームは狭く、

エンジンのメンテナンス性は悪いです。

 

 

キャブオーバー車は構造上、仕方がないですね。

 

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今回ラジエターを外すので、

エンジンフロント部分が大きく開きます。

 

 

 

そこで単品交換では作業しづらい部分も

イロイロ同時に交換する予定です。

 

 

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運転席のシートとフロアパネルも外し、

開口部を大きくとります。

 

 

 

ラジエターのフェラーパイプが割れていますね~。

 

 

 

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ラジエターを外してアッパーホースの取付口を確認すると、

樹脂製のタンクが熱劣化していますね。

 

 

新車から15年 20万キロ。

 

よく持った方でしょう。  ご苦労様でした。

 

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この際、交換した方が良いホース類や

サーモスタット・ガスケットなども交換します。

 

 

 

それとオイル漏れはありませんが

Frクランクオイルシールも交換。

 

 

ここまでバラセば部品代 数百円と

僅かな工賃で交換できますよ~。

 

 

 

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18年以上前に購入した

クランクプーリー ボルトを外すためだけの工具。

 

 

それ以外の使い道は全くないので、

使用頻度は非常に少ないです。

 

 

 

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クランクプーリーを固定するボルト。

 

ネジ首部分がクビレているため、

インパクトレンチでも緩まない場合が多いんですね。

 

 

 

 

使用頻度は少ないのですが、

コレが無いと作業が出来ない工具は

 

整備をしていると結構有るんです~。

 

 

 

そして工具地獄にはまり、増え続けていきます。

 

 

 

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このハイエースのエンジン設計は古いため、

いろんな部品を増設・増設しながら生産されていたのでしょうか。

 

 

一部の補機類は増改築を繰り返した住宅のように、

無理やり取付されています。

 

だからトヨタにしては、整備性が悪いのね。

 

 

 

 

 

 

今日はとりあえずココまで分解して、

注文した部品を待ちましょうか。

 

明日にはほとんどの部品が到着するでしょう。

 

 

 

 

 

それと今後の走行も考えると

オルタネーターも交換する事になりました~。

 

(作業していると、コレは交換していた方がイイのではと。)

(ついでに交換すれば工賃はかなり安くなりますしね~。)

 

 

次回ブログに続く。

 

 

 

 

予定だったのですが・・・。

 

 

 

作業がスムーズに進み、

ブログ用の撮影を忘れたので今回のブログはココまで。

 

 

ウォーターポンプ・ホース関係

リビルトオルタネーター・ベルト一式

ファンカップリングASSYなども追加交換しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

30万キロ走行予定のハイエース 100系。

 

圧縮が落ちるまでは、乗れそうですね。

(落ちればパーシャルエンジン乗せ換えか?)

 

 

 

 

 

 

大阪の市街地半分・高速道路半分の使用状況では、

それ相応のメンテナンスは必要です。

 

 

整備計画を立てて

ある程度まとまった予算を掛けながら、

 

関連部品を集中的に交換する方が

費用的には楽になるんですよ~。

 

 

それではHappy Car Life!!