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インテークカーボン蓄積は 走行距離に比例しない!!  2GR-FSE 直噴D4-Sエンジン

神奈川県 横浜市からお越し頂きました。

レクサス IS350 GSE21

走行距離13万キロ

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

http://minato-motors.com/blog/?p=6052

WAKO’S RECS レックス

のご依頼です。

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3GR-FSE 3000cc  クラウン マークXなど

4GR-FSE 2500cc  IS250 クラウン マークXなど

ご存知だと思いますが、

上記車種はD-4直噴エンジンの為

インテークバルブのカーボン蓄積は非常に多いですよね。

http://minato-motors.com/blog/?p=7140

注(D-4 シングルインジェクター直噴)

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レクサス IS350に搭載される2GR-FSEは

D-4S 直噴エンジンと呼ばれる

燃焼室&ポート デュアル燃料噴射システムを採用しています。

そのため3GR・4GRエンジンに比べて

カーボンの蓄積は 構造上少ない設計です。

直噴エンジン特有の

大容量EGRシステムによる吹き返し。

低膨張ピストンリングによるブローバイガス過多。

D-4Sでも基本は同じなので

インテークポート・バルブの汚れていきます。

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上記画像は クラウンGRS184 5万キロ

2GR-FSE D-4S の蓄積具合です。

バルブ手前は燃料噴射でキレイですが、

届かない部分は蓄積しています。

ポート側インジェクターの燃料噴射で

汚れを洗い流しているのですね。

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こちらはレクサスGS350 12万キロ走行

同じ2GR-FSE D-4Sの画像です。

5万キロ走行のエンジンと比べて、

蓄積量が増えていますね。

今回のIS350 13万キロ走行は

どれぐらいの蓄積になっているのでしょうか?

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先ほど紹介したGS350 12万キロと比べても、

このIS350の方が蓄積は少ないですね。

かなりの台数の

2GR-FESエンジンのインテークバルブを確認しましたが、

みんなバラバラで走行距離蓄積量

比例しないのを確認しています。

原因はハッキリ分かりませんが、

このエンジンのカムシャフト関連部品がリコール対象なので

何らかの対策がされている(交換?洗浄?)のか?

もう一つは普段の走行パターン と メンテナンス度合い で

大きく変わるのだと。

D4-Sの場合、ポート噴射領域を多く使う

運転方法がポイントなのではと思います。

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樹脂製サージタンクもカーボンまみれですね。

カーボンの粒は非常に硬い微粒子です。

これらがバルブシートの挟まると

面が荒れて圧縮が漏れる原因に。

本当はオーバーホールをして、

バルブシートカットを施工し、

当り面を整えるのが正しいのですが・・・。

V6エンジンでそんな事をすると、

とんでもなく高額な費用が掛かるのです。

そうならない為の予防整備がDSCになります。

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IS350のオーナー様は

13万キロの中古車を購入され、

過去の整備暦や使用状況は不明でした。

自分のIS350がどれだけ汚れているか?

汚れているならリセットをご希望されましたので

引き続きDSC作業をさせて頂きます。

どこまでキレイに出来るか?  お楽しみに。

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ワンショット10秒ほど

ドライアイスペレットを高速噴出。

オイルや柔らかいカーボンは

吹き飛びましたが・・・。

硬く強固なカーボンはなかなか剥離してくれません。

何度も繰り返し、ショットしますね~。 (3時間経過)

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注意(2枚目画像の左バルブ傘部の黒いのは染みです。)

ポート部・バルブ部 全てキレイに除去出来ましたね。

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DSCに含まれるスロットルボディ清掃もしましたが、

少し前に清掃されたようで結構キレイでした。

もう一度学習値を初期化して、

エンジンを再始動します。

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燃焼室も当然カーボンまみれなので、

WAKO’S RECSで急速洗浄。

試運転をして完全暖気をしても

アイドリングが定まらないので、

数回の初期化作業を繰り返して

やっと安定しました。

(通常のスロットル清掃初期化では1回の初期化で安定します。)

毎回一度の初期化では安定しないので

何かが再学習出来ていないのですが、ソレが何かは???

(トヨタさん教えてください。 整備書・解説書に載っていないので。)

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不具合がないからDSCをしない。

汚れが少ないからDSCをしない。

これはオーナー様それぞれの考え方なので、

それで良いかと思います。

『自分の愛車は出来るだけ良い状態にしたい。』

『過去の整備暦不明でリセットしたい』

と思われるオーナー様は是非ご相談くださいね~。

一度リセットすれば、

あとはカーボンが溜まりにくい方法を教えますよ~。

本日もミナト自動車ブログ  日々是好日に

お越し頂いてありがとうございます。

楽しい夏休み休暇をお楽しみ下さい。 Happy Car Life!!

レクサスRX450h 車検整備。  複雑化すれば、作業方法も複雑に。 

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レクサス RX450h  ハイブリッド

GYL10W  49400km走行

 

 

車検整備の依頼です。

 

 

 

 

 

 

3年目 初めの車検でハイブリッド車。

 

特に故障部品も無く、状態は良好。

 

 

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今回は油脂類中心の交換作業。

 

 

HVミッションにはNUTEC最強の『NC-65』を。

 

 

 

軽くアイシンAFWプラスで洗浄してから

本命ATFであるNC-65でATF交換しますね。

 

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ブレーキフルードの交換に移ります。

 

 

使用するスキャンツールは

『インターサポート社 G-SCAN』。

 

 

 

ご存知のようにHV車のブレーキフルード交換は、

普通の車両のようにブレーキペダルを踏むだけでは、

 

キャリパーからフルードは出てきません。

 

 

 

 

 

しかもRX450hは『VDIM』という

ブレーキ・駆動・ステアリングの制御を統合した

システムが採用されています。

 

 

 

 

車両挙動の限界近くで制御開始していた従来型に対し、

常時車両の挙動を検知し、限界前から統合制御しているようですよ。

 

 

 

ABS・VSC・TRCと

HVシステム&ステアリング と 車両挙動状態。

 

全てを統合して制御しています。

 

 

 

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そうなると

ブレーキペダルを踏み込んだ量分のフルードが

各ブレーキに行くのではないので、

 

 

 

油圧ポンプをG-SCANから擬似的に動かして

前後4輪ごとにフルード交換作業。

 

 

(プリウス等はリアだけポンプ駆動です。)

 

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それに今までのHV車(プリウス等)は

スキャンツール無しでも交換は可能でしたが、

 

 

 

RX450hはスキャンツールを使用しないと

フルード交換は出来ないそうですよ。

 

 

 

 

 

純正スキャンツールではないG-SCANでも

少し勝手が違いましたが、

 

全輪ともフルード交換が完了しました。

 

 

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HV車でも車検毎に行うフルード交換作業。

 

 

各システムを統合し複雑化すれば、

交換作業も複雑になっていきます。

 

 

 

この流れは止まらないでしょね。

 

 

ヤヤコシヤ・ヤヤコシヤ。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

お盆休みのお出かけ前に、

簡単な点検をして安全なドライブを。

 

 

 

ボンネットを開けて  エンジンオイル?LLC?

 

タイヤの空気圧?各ライト球切れ?

 

 

車の下からオイル等は漏れてはいませんか?

 

 

(助手席付近から水が出てるのは、

エアコン除湿の水で正常ですからね~。)

 

 

 

 

それでは    Happy Car Life!!

 

 

12万キロ走行したレクサスGS350。   NUTEC NC-65でATF圧送式交換。

8月になってからブログの更新が遅れています。   スイマセン。

 

あまりの暑さに日中はスローペースで

休憩しながら作業をしています。

 

 

そうなると夕方以降の空いた時間にする

ブログ編集時間が少なくなって・・・。

 

 

空いた時間を見つけては

ブログアップをしたいと思います。

 

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新潟県からお越し頂きました。

(つくばナンバーですが新潟の在住だそうです。)

 

 

レクサス GS350 4WD   GRS196

平成20年  12万キロ走行

 

 

 

 

NUTECニューテック最高峰のATF 『 NC-65 

での完全圧送式交換の依頼です。

 

過去の交換暦は不明。

 

 

試運転とATFチャックから始めますね。

 

 

 

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オプション整備のオイルパンを外して洗浄

ATFストレーナーを交換。

 

 

磁石に溜まった鉄粉も除去しますね。

 

 

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オイルパンとガスケットなどを組み付けて

ATFを補充します。

 

 

 

弊社オリジナルGS350専用アタッチメントを接続し、

暖機が完了すれば準備はOK。

 

 

 

まずはアイシンAFWプラスで

 

規定容量分をトルコン太郎を使用して

イッキに圧送式で交換していきます。

 

 

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やっとココまでキレイになりました。

 

 

ミッション内のATFを

非常に高い交換効率で交換できるのが(圧送式交換)。

 

 

 

 

 

循環式やドレンアウト式の交換方法は

希釈しながらの交換では

 

ムダが多く、あまりキレイに入れ替わらないので

弊社では採用していないんですよね。

 

 

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ご自身の愛車のATF交換が

どのような交換方法でされているか?

 

一度聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

高額なATFを使用するなら、なおさらですよね。

 

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本命ATFはNUTEC NC-65.

 

低粘度化と油膜強化を両立した

ハイパフォーマンスATF。  全化学合成油(エステル系)

 

 

市販品でこれ以上のATFはあるのかな?

非常に高額です。 ふぅ~。

 

 

 

 

 

 

極圧性の高いデュアルクラッチから8速多段ATまで

バッチリ対応可能ですよ。

 

お盆休み期間に品切れにならない様に

いつもの倍ほど在庫用に発注してみました。

 

 

 

 

 

NC-65をセットして

もう一度圧送式交換を行いますね。

 

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これでキレイに入れ替わりましたね。

 

 

 

NC-65自体が薄緑色をしており、色味が弱い です。

 

色までは完全に入れ替わりませんが、

圧送式交換のおかげで90%以上の交換効率。

 

 

 

調整用としてもう少し追加注入しますので、

最終的にはもう少し交換効率は上がります。

 

 

規定温度でレベル調整をして

ATF交換は完了です。

 

 

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追加整備のスロットルボディ清掃  &初期化。

 

 

カーボンを除去してリセットすれば、

アイドリングが安定しますのでオススメです。

 

最低5万キロ毎には行いましょうね。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

弊社では油温管理式の油量調整が必要なATでも

基本的に日帰り作業で完了しています。

 

 

35度の外気温でも

30℃以下までATF油温を下げるのは、

非常に大変です。

 

 

 

またオイルパン脱着洗浄も同時だと

手際良くしないとタイムオーバーになりかねない。

 

 

 

遠方からの弾丸日帰り来店に対応できるように

万全の体制で作業していますのでご安心ください。

 

 

 

 

このタイプのATは

年間百台近く作業していますが、

今のところタイムオーバーは無いので

 

もうこれは慣れ?熟練?  どちらかなんでしょうね~。

 

 

 

 

 

 

(お知らせ)

お盆休み期間(8日~16日)の予約作業は、

おかげ様で全て予約が埋まっています。

 

 

期間中はもしかすると作業に集中する為に

電話には出れない場合がありますので、

 

ご予約・お見積はHP(お問合せフォーム)から宜しくお願いします。

 

ご理解の程宜しくお願いします。

アルファード MNH15W  リアアクスルビーム ブッシュ交換。  数少ない単体供給ブッシュ。

大阪北部からお越し頂きました。

 

トヨタ アルファード 4WD  MNH15W

走行距離15万キロ

 

 

 

 

 

リアアクスルビームブッシュの交換依頼です。

 

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弊社ブログを見て

(キチンと整備すれば、愛車もまだまだ乗れる)事を知って

 

今回メールでご相談を頂きました。 ありがとうございます。

 

 

 

そこでメール相談の段階から

今回のご予算と希望整備をお聞きしました。

 

 

 

 

 

その予算の場合なら入庫してリフトアップをし、

 

ブッシュが破損していれば(リアアクスルブッシュ交換

ブッシュがまだ使えそうなら(24ヶ月点検結果からの 各整備

 

という内容で提案させて頂きました。

 

 

 

 

 

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走行距離を考慮すれば

間違いなくブッシュはダメだろうと思っていましたが。

 

 

やっぱりダメでしたね・・・。

 

 

(リアアクスルビーム 左右ブッシュ交換)をする事に決定。

 

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トヨタ ミニバンのリアサスペンションは

アクスルビーム式で構造は単純です。

 

 

大きなブッシュ2個でビームを支えているだけ。

 

 

 

むしろコレしかないので、

全ての負担は左右のブッシュに掛かるんですよね~。

 

 

 

 

アルファード4WD車は

リアデフサポートASSYも同時に交換しますね。

 

 

 

 

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ドライブシャフト・ブレーキラインなどを切り離し、

 

 

50kgほどあるアクスルを車体から

サクサックと外しますね。

 

 

 

結構 重たいです・・・。

 

 

 

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アクスルに圧入されたブッシュを

クッコ油圧ラムで押し出します。

 

 

何台も作業しているので

こちらもスンナリ抜けました。

 

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今度は位置決めしたを合わせて圧入します。

 

 

そしてもう一度、元の状態に組み立てますね。

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スプリングインシュレーターも同時に交換し

 

車体に馴染ませてから、

最後にブッシュのボルト・ナットをマシ締め。

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ボンネットを開ける機会があったので、

エアエレメントをチェックすると・・・。

 

 

 

裏も表も黒く汚れていますね。

 

 

 

オーナー様に相談して

エアエレメント交換 ・スロットル&ISCVの分解清掃を

提案させて頂きました。

 

 

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アクセルワイヤーがある旧タイプのスロットルボディ。

 

このタイプはスロットルの開度で

アイドリングの微調整をしていません。

 

(よってスロットルバルブの清掃はあまり意味がありません)

 

 

 

 

 

その下にあるISCVが各負荷に合わせて

ECUからの指示で吸気量を調整しています。

 

 

これを清掃しないとアイドリングが安定しないんですよ~。

 

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ISCVを非分解部まで

特殊ツールを使い分解します。

 

 

そうするとバルブのスムーズさが確認出来る。

 

(指で回すと少し引っ掛かりがありますね。)

 

 

溜まったカーボンを除去して、

動きがスムーズになるようにします。

 

 

 

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最後に試運転をして

再学習させれば完了です。

 

 

 

パッと見た感じ、

あと数箇所の整備は必要だと思いましたので

納車時に説明したいと思います。

 

(点検等はまたの機会にお願いします。)

 

 

 

 

 

本日のミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

トヨタ車の場合、新型アルファード/ヴェルファイア以外のミニバンは

ほとんどこのタイプのサスペンションを採用しています。

 

 

大きな車体 と 足回りを繋ぐブッシュは

ゴム製品で出来ていますので

 

ある程度走行すれば、劣化し硬化していますよ。

 

 

 

 

10万キロ以上を走行していれば

高確率でブッシュは痛んでいるのが現状ですね。

 

 

 

 

 

 

 

トヨタ車のサスペンション関係のブッシュは

単体での部品供給は少なく、ほとんどがASSY交換になります。

 

 

 

でもこのアクスルビームのブッシュは

数少ない単体供給されている部品なんですよ~。

 

 

 

気になる方はホームページ(お問合せフォーム)からご相談下さいね。

 

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

週2台のDSC作業。   35℃の完全防備服。  RECSレックスでは取れないよね。

WAKO’S RECS レックスでは

ここまでの蓄積量は取れないだろうと。

 

 

 

今年からスタートした

直噴エンジンのインテークバルブに溜まる

大量のカーボンを除去する

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

http://minato-motors.com/blog/?p=6052

 

 

 

少しずつ認知度が増えてきたのか?

問い合わせが多くなってきました。 ありがとうございます。

 

 

 

 

 

DSCの作業は結構体力を消費し、

梅雨明けの暑さも重なって

 

 

(週1台の予約まで)と決めていたのに

今週は2台分引き受けた為に

 

少しバテ気味の週末です。  ふ~。

 

 

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茨城県在住の千葉ナンバー    マークX GRS120

兵庫県 神戸ナンバー      クラウン GRS182

 

 

 

両方とも13万キロ以上走行しているので

なかなかの蓄積量でした。  (しかも強固)

 

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インテークポートを見えるまで

スロットル&サージタンクを外していきます。

 

 

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2台ともバルブの形状が、

分からなくなるほど蓄積したカーボン。

 

もちろんポート内径にも1mm以上、ビッシリ蓄積しています。

 

 

 

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グリーンテック社製 ドライアイス洗浄機 『ドライアイスパワー

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

『ほこ・たて』で勝利した次世代洗浄機

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

 

 

 

 

 

もう一つは『ドライアイス 3mmペレット 20kg』

 

これをドライアイスパワーを使い、

圧縮空気と同時にペレットを高速噴射します。

 

 

 

 

 

 

 

ドライアイスをエンジン内部にブツけて、

バルブやシールなどに損傷はないのですか?

 

 

答えは ノー です。

 

 

 

損傷などのダメージは全くありません。

 

 

 

精密な金型や電子基盤などを

ノーダメージ・短時間で洗浄できるので

 

機械産業・食品加工業では

既に多くの実績を残しているドライアイス洗浄機。

 

 

 

 

一般的な自動車整備業での、導入例は無いと聞いています。

 

 

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ドライアイスペレットは指でツマむだけで、

粉々になるほど柔らかい。 (氷以下かな?)

 

 

 

サンドブラストのように硬いものを衝突させた

ブラスト力での研磨洗浄ではなく、

 

 

 

温度差による熱収縮

衝突による昇華爆発力

 

を利用して汚れを剥離していきます。

 

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10秒ぐらいのショットで

表面のカーボンは吹き飛びます。

 

 

十円玉と比べると

どれぐらいの大きさか分かりやすいですね。

 

 

キレイになるまで

何度も繰り返しショットをしていきます。

 

 

 

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脱着と試運転なども含め

作業時間は約6~7時間。

 

 

日帰り作業で6気筒12ポート

全て剥離・洗浄可能ですよ。

 

 

 

 

ここまでキレイにするのは、

手作業では無理でしょう。

 

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防御面 ・ 頭巾 ・ エプロン ・ 長袖 ・ 皮グローブ

 

室温35℃以上で前屈みの姿勢。

 

 

 

夏場のDSC週2台はチョットキツイなっと

思った7月下旬でした。

 

 

ちなみに2台ともオイルパン脱着を含めた

ATF完全圧送式交換と同時依頼でした。  (一泊二日預かり)

 

 

 

 

 

疲れた~。今日は早く終わろう。

 

Happy Car Life!!