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ブログ更新が遅れています。  今回は簡易版ですよ~。

実作業と

毎日届く多くのメールの返信。

 

見積もり製作・スケジュール調整・・・。

 

 

なかなかブログ記事を書く時間がないのです。

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クラウン180系

ATF完全圧送式交換 ・ カーエアコンリフレッシュα

 

エリシオンの足周り異音

ハブベアリング交換 ・ インタミディエイトベアリング交換

 

セレナ C25

エンジン シリンダヘッド破損

エンジン乗せ換え

 

 

 

その他の作業などなど・・・。

 

 

予約問い合わせ や お見積もり などは

HP (お問い合わせフォーム)からご相談頂けると助かります。

 

 

Happy Car Life!!

 

 

MNH15 アルファード   サスペンション一新。 劣化しているものを交換すれば。 

今回入庫したのはアルファード MNH15W

H17 156000km走行

 

 

 

少し前にリアアクスルビームのブッシュ

交換させて頂きました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=7179

 

 

 

リアのブッシュ2個交換するだけで

ここまで感触が良くなるなら

 

サスペンション一式をリフレッシュしてみたいと

再入庫していただきました。

 

 

 

同乗された方もすぐに違いが分かり、

リフレッシュを決めたそうですよ~。

 

 

 

 

 

 

エンジン・ATのリフレッシュに比べ、

同乗者にも体感しやすいのが

 

サスペンションのリフレッシュなのだと思います。

 

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今回する交換作業するのは

 

・FrロアアームASSY 左右

・Frロアボールジョイント 左右

・Frスタビリンクロッド 左右

 

・ショックアブソーバー  前後4本

 

その他周辺部品・・・などです。

 

 

 

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部品点数の少ないストラット式サスペンション。

 

 

 

下から覗いてみるて

このロアアームの形状だと

 

赤丸のブッシュに走る・曲がる・止まる の

負担がほぼ集中します。

 

 

 

 

 

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経年劣化したゴムブッシュは

硬化し柔軟性が無くなります。

 

するとゴムに亀裂が入り強度が落ちていきます。

 

 

 

もともと10あったゴム強度が8・7・6と弱くなると、

本来あった振動吸収性や位置保持力が低下します。

 

 

 

 

ブッシュ形状が変形すると

アライメントももちろん狂いますからね。

 

 

 

 

 

ただでさえ重心が高いアルファード。

コーナーのたびにフラついて収まりが悪い。

 

 

それを新車時に近い状態に戻すのが、今回の目的です。

 

 

 

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ハブナックルを外して、順番に交換していきます。

 

 

サブフレームに取り付けてあるFrロアアームASSYは

取付ボルトがエンジンマウントに覆いかぶさって

 

簡単には外せません。

 

 

 

 

エンジンを吊り上げてマウントを外し、

やっと交換が出来るのです。

 

なぜこんな取付方法を採用しているのか?不思議です。

 

 

 

 

 

消耗品と考えるなら

もう少し外しやすくしてくれても良いような・・・。

 

 

 

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左右ともマウントが邪魔してくれましたが、

無事交換完了です。

 

 

 

 

 

 

次はナックルとロアアームをつなぐ

ロアボールジョイントを交換します。

 

 

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硬く固着したジョイントを

油圧リムーバーで外します。

 

 

 

手で触ったぐらいではガタはありませんが、

走行距離と考慮すればぜひ交換してください。

 

 

 

 

ハンドルを切るたびに動くボールジョイント。

 

少しでも磨耗ガタがあると末期症状。  非常にキケンです。

 

 

予防整備で左右を交換。

 

 

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ショクアブソーバーは純正品をチョイス。

 

 

新車に近づけるのが目的なので、

全ての部品は純正を使用しました。

 

 

 

 

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再利用したのはコイルスプリングぐらい。

 

消耗品のマウント・バンプ・ベアリングなども全交換。

 

 

 

一般的に7万キロぐらい走行すると

アブソーバーはヘタってきます。

 

 

15万~20万キロぐらい走行する予定なら、

10万キロぐらいで交換するのが良いのでは。

 

 

 

 

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スタビリンクロッドのブーツ切れ。

 

中のグリスが漏れていますね。 こちらはASSY交換しました。

 

 

 

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タイロッドエンドブーツは破れていませんでしたが、

 

ヒビ割れ具合からそんなに長く使用できなさそうなので

ブーツのみ左右交換しました。

 

 

 

 

油膜性能が落ちたグリスのままだと、

いずれボールジョイントが磨耗してガタが出ます。

 

 

 

粘度の落ちた古いグリスを洗浄して

油膜確保に新しいグリスを打ち直し。

 

 

 

 

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作業中にFrブレーキパッドの残量を確認。

 

残量が残り2mmと少ないので、

オーナー様に了承を得て、交換する事に。

 

 

作業が重複するので工賃はノーチャージ。

 

 

 

 

 

 

シムに付いる硬化したグリスは洗浄し、

 

WAKO’S BPR 高性能パッドグリスを

薄く塗り直しますね。

 

 

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リア側はアクスルビームのブッシュや

スプリングシートは前回交換しているので、

 

 

ショックアブソーバーASSYのみを交換すればOK。

 

 

 

押し込んでシャフトの反発を比べると、

古いショックは反発が弱く、伸びきらない。

 

 

これではショックアブソーバーの仕事力

半減されていますね。

 

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このアルファードのように

(フロント側はストラット式 ・ リア側はアクスルビーム式)は

 

トヨタのミニバンに多く採用されています。

 

 

 

 

ご存知だとは思いますが、

新車製造ラインではアライメント調整はせずに

ユーザーに納車されています。

 

 

 

組み立てているだけで ある程度の基準までは、

精度が出るように製造設計されているのです。

 

(厳密に言えば新車でもアライメントはバッチリではありません。)

 

 

 

 

 

その為か、アライメント調整箇所も少なく

構造上調整できない箇所が多くあります。

 

 

 

 

つまりこの車両のアライメントの精度は

各部品の精度に大きく依存しているのですね。

 

 

 

 

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15万キロを走行して

その依存されている各部品が劣化し、

アライメントが保てなくなった場合、

 

 

無理やりアライメント調整のみで作業する事に、

どれだけの意味があるのでしょうか?

 

(静的アライメントはそれで良いが、動的アライメントは?)

 

 

 

 

 

 

また劣化した部品のままで正確なアライメントを出しても、

 

そんなに長続きせず一年後には

また狂っているでしょう。

 

 

 

 

ブッシュやジョイントが劣化すれば保持強度が落ちる為、

長いスパンで保持できずに位置がズレますしね。

 

 

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新車レベルまで近づけるのが今回の目的。 (耐久性も含めて)

 

 

新車時に許容範囲でOKなら、

今回の作業で許容範囲に収まるはず。

 

 

アナログですが糸張り測定とキャンバー測定で

Fr・Rともに基準値内に収まっていました。

 

 

 

試運転でも安定しており、

ハンドルセンターとFrキャンバー・トーインを

微調整して納車となりました。

 

 

 

 

 

納車後に今以上の精度をお求めの場合は、

その後トータルアライメント調整をオススメしました。

 

 

 

 

注意

このサスペンションの

Fr・Rの4輪を完璧なアライメントを出すのは、

 

非常に難儀で時間が掛かります。

 

 

特にリア側を仕上げるのは、

経験の少ないアライメント屋さんでは無理でしょう。

 

 

お値段は張りますが弊社では

プロのアライメント業者様にお任せしています。

 

 

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今回の作業はアルファードのような

サスペンション形状の場合のみの話です。

 

 

 

Wウィッシュボーンやマルチリンクの場合は、

少し事情が異なります。

 

あちらは部品点数と調整箇所が多く、

違うアプローチの仕方があると思いますので。

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂き ありがとうございます。

 

 

10万キロ以上走行したあなたの愛車は

本来の性能を発揮していますか?

 

 

フワフワ・ゴトゴトしていませんか?

 

 

 

 

 

相応の費用は掛かりますが、

ガラット走行性能が向上すると

 

 

(まだまだ愛車は現役で使用できる)と思われるでしょう。

 

 

そして乗り換える気が、一段と無くなると思いますよ~。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

ゼロクラウンGRS182 ATF完全圧送式交換 & DSC。  自社調べでは世界初かなと。 

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大阪府南部からの来店です。

トヨタ クラウン GRS182

125000Km

 

 

 

 

 

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

ATF 完全圧送式交換

WAKO’S RECS

の依頼です。

 

 

 

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3GR-FSE  直噴D-4エンジン

 

インテークバルブに溜まる大量のカーボンを

短時間で・完璧に・ノーダメージで除去する

ミナト自動車オリジナル整備 (DSC)

 

http://minato-motors.com/blog/?p=5905

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

 

まずは準備から。

 

スロットルとサージタンクを分解し、

スワールコントロールバルブASSYも外します。

 

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吹き返したカーボンとブローバイガスで

ベタベタ・真っ黒です。

 

 

DCS作業後にオーナー様は

オイルキャッチタンクを取り付けするようですよ~。

 

 

少しだけ配置場所などをアドバイスさせて頂きました。

 

 

 

それではインテークポートを覗いて、

インテークバルブを確認しますね。

 

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バルブの傘部・シャフト部に

大量のカーボンが蓄積していますが、

 

ポート内径にも ぶ厚く蓄積しています。

 

 

 

カチカチに硬い部分や

オイル混じりのネバネバした部分まで。

 

 

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kkkk

 

ドライアイス 3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射

 

 

ドライアイス洗浄機 トップメーカー

(グリーンテックジャパン社製 ドライアイスパワー) と

 

DSC専用ノズルで効率良く除去していきますね。

 

 

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ワンショット10秒 

 

ペレットが直撃さえすれば

強固なカーボンも

一気に剥がれていきます。

 

 

 

 

ただ・・・簡単には当たらない。

 

 

 

ショット中はポート内が見えないので、

ノズル先の感触だけでイメージしながら作業。

 

 

隅々までキレイにするのが、意外に時間が掛かるのですよ~。

 

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圧縮空気と一緒に噴出した 無数のカーボン片。

 

3M社 耐溶剤マスカーでマスキングしないと

後の処理がこれまた大変なんです。

 

 

 

 

 

十円玉と比べれば

カーボン片の大きさが分かりやすいですね。

 

 

 

 

 

そして数時間の作業後、

ここまでキレイに除去しました。

 

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エンジンをオーバーホールせずに

数時間でここまでキレイに出来るのは、

 

おそらくDSC以外では無理だと思います。(自社調べ)

 

 

 

またドライアイス洗浄機自体が

一般自動車整備工場には無いので

 

弊社以外では今のところ

作業できるところは無いでしょう。(これも自社調べ)

 

 

でもまあ、あまりにもニッチすぎて

他社もしないとは思います。 たぶん。

 

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スワールCバルブASSYも洗浄して、

サージタンク等のガスケットも交換。

 

スロットルも清掃し、初期化。

 

 

 

完全暖気後もアイドリングが安定しないので、

試運転と数回の初期化作業。

bbb

s-スワール

 

高度な電子制御化によって

可能になった筒内直接燃料噴射。

 

 

リーンバーン直噴からストイキ直噴に世代交代。

 

 

進化したシミュレーション分析で

『どうやって空気と燃料を効率良く撹拌するか。』

 

各メーカーが新型直噴エンジンを投入してきていますね。

 

 

 

あくまでも新車時での設計なので、

新車時と違う形状になれば・・・性能は落ちる。

 

 

じゃあ元に戻せば良いのではと。

 

 

 

 

これで燃焼効率が良くなり、

本来のGRエンジンに戻ったと思いますよ。

 

 

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トヨタ密封式の6速AT レベルゲージ無し(アイシン製AT)

 

 

圧送式でのATF全交換が

不可能と言われたミッションですが、

 

 

弊社オリジナルの車種別専用アタッチメントを使えば、

ATF完全圧送式交換をすることは出来ますよ。

 

 

 

このタイプだけで年間70台ぐらいは作業しているかな。

 

 

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最後にWAKO’S RECS レックスを注入。

 

 

 

燃焼室にもカーボンはありますので、

こちらはWAKO’S RECS か NUTEC NC221等で

洗浄してくださいね。

 

 

あれほど溜まったインテークのカーボンは

WAKO’S RECSでは除去できないと思いますよ~。

 

 

DSC後にどうぞRECSを~。

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

ATF交換とDSC作業の日帰り依頼は、

時間的に難しいです。

 

 

1泊預かりが基本になりますので

御理解の程よろしくお願いします。

 

 

どちらか一つなら十分日帰りで

完了しますのでご安心ください。

 

 

ご予約・お見積もりは

HP(お問い合わせフォーム)からお願いします。

 

 

Happy Car Life!!

 

 

V36 スカイライン 一泊作業ならココまでOK。 デュアルスロットルにはご注意を。

日帰り作業で依頼される方が多いのですが、

時間的な制約があるため

 

お引き受け出来る作業に限りがあります。

 

 

日帰りでは厳しい作業のオーダー頂きましたので

今回は1泊預かりでの作業になりました。

 

 

 

 

 

 

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兵庫県神戸市からお越し頂きました。

日産 スカイライン V36 

平成24年式 38600km

 

 

 

 

ATF圧送式交換  NUTEC ATF 『NC-65』

LLC圧送式交換  ラジエターリフレッシャー

・デュアル電子制御スロットル  清掃

WAKO’S RECS  レックス

 

4点作業の依頼です。

 

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ATF圧送式交換から始めますね。

 

 

試運転とATFチック。

 

 

作業前の問診時では(結構飛ばす方です。)とお聞きしていたので、

ATFを確認すると予想通り真っ黒

 

 

4万キロ未満でこの黒さは、

申告通りに走行されているのだと思います。

 

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7速ATを搭載したV36スカイライン。

 

 

日産純正フルード マチックフルードS

従来型のATFと比べて低粘度タイプ。

 

 

フリクションロスを抑えて

シフトフィーリング向上を目的としているのですが、

 

おそらく一番の目的は燃費でしょうね。

 

 

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アイシンAFWプラスでプレ洗浄した後に、

本命ATF『NC-65』で圧送式交換。

 

 

8速以上の多段ATや極圧性の高いDCT用に開発された

NUTEC最高峰のATF (NC-65)

 

高性能のエステル系全化学合成油を

低粘度化にセッティング。

 

 

高負荷時でも

ハイパフォーマンス性能を発揮する強固な油膜

限りなく低粘度化してローフリクション

 

 

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薄緑色のNC-65は色味が弱い為、

AFWプラスの赤色に干渉されます。

 

 

でも高い交換率の圧送式交換で、

90%以上は入れ替えれたと思いますよ。

 

 

最後に温度管理式のレベル調整をしました。

 

 

 

真っ黒な旧ATFをここまでキレイにすれば、

次回交換推奨時期は4万キロ以上になります。

 

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ラジエーターリフレッシャーでLLC圧送式交換。

 

パルスエア脈動圧送で、

ラジエター・エンジン・ヒーターコアに

 

ドンドンLLCを送り込みます。

 

 

 

出てきた旧LLCはW高密度フィルターで再生し、

再び圧送していきます。

 

 

 

エンジンを掛けながら15分ほど循環させれば、

通常では交換出来ないヒーターコア内も入れ替わりますよ~。

 

 

 

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最後にLLC再生強化剤を投入し、

エア抜き作業を行います。

 

 

 

 

 

エア抜き作業 と 漏れチェック

周辺の清掃 と レベル調整含めると

 

 

日帰り作業では時間的に難しいので

お引き受けはしていないのです。 スイマセン。

 

 

今回は1泊ですので作業させて頂きました。

 

 

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日産のV6エンジンに多いデュアル電子制御スロットル

 

スロットルボディの清掃 と 初期化(急速TAS)作業。

 

 

シングルの場合は清掃して、

急速TAS作業でリセットできます。

 

 

 

 

 

しかしデュアルの場合はちょっと作業工程が違います。

 

 

安易に(整備書通りに)清掃してしまうと、

とてつもなく時間が掛かるので

慎重に作業をしていきますね。

 

 

 

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デュアルスロットルは何回も作業していますので、

今回も無事完了できました~。

 

 

 

 

 

一般ユーザーの方は自分でやらない方が賢明です。

デュアルだけはプロの整備士に任せた方が良いですよ~。

 

 

デュアル特有の作業方法を知らないと、

最悪リセットが完了せずにアイドリングが定まらない事態に。

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スロットル以降から燃焼室までの

急速洗浄システム WAKO’S RECS

 

 

二つのスロットル以降の

効率の良い場所から注入。

 

1泊預かりでしたら十分に時間があるので、

予定通り全作業が完了しました。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

作業予約やお見積もりは

HP(お問い合わせフォーム)から受け付けています。

 

 

車種・年式・モデルによって

作業内容や金額は変動しますので

 

電話では作業中もあり対応できない場合が多いです。

 

 

 

 

宜しければお手数ですが車検証を見ながら、

お問い合わせフォームをご利用ください。

 

 

宜しくお願いします。

 

 

ハイエースワゴン 4WD  点検整備。   変速固定を有効に。

ハイエースワゴン 4WD KZH116G

H12年式 23万キロ走行

 

 

前回ブログ 点検整備の続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7341

 

 

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過去のATF交換暦は無し。

 

23万キロ以上 ATF無交換の車両は

今まで何台も作業してきましたが・・・。

 

 

今回のハイエース4WDは予想以上に酷い状態でした。

 

 

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磁石に付かないスラッジは

クラッチの磨耗粉ですね。

 

 

 

スキー場によく行くとお聞きしました。

 

山の上にあるスキー場は

近づくほど坂道が急になりますので、

 

ガンガン登っていくとATFへの負荷は高くなり、

ATFは急速に劣化します。

 

 

そんな場面では2速固定にシフトして、

キックダウンを使わずにトルクを生かした運転を。

 

ATFへの負荷は大きく変わると思いますよ~。

 

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オイルパンをキレイにして

ストレーナーも洗浄し、元通りに組み立てます。

 

 

 

ATFを補充して暖気すれば、

今度はトルコン太郎に接続し、

 

イッキに全量交換していきますね。

 

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アイシンAFWプラスを使用して

まずはプレ洗浄

 

 

どこまでキレイになるでしょうか?

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全量圧送式交換をしても

あまりキレイならないですね。

 

 

 

23万キロ分の汚れは

そんな簡単には取れないんです。

 

 

しばらくアイドリング状態で、

クリーニングモード

 

 

もう一度圧送式交換を行います。

 

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2回の圧送式交換で、ここまでキレイになりましたよ。

 

 

 

今回はここでATF交換は終了。

 

 

 

もう少し走行してから、

もう一度圧送式交換をする事をお勧めしました。

 

 

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フューエルエレメントも

過去の交換暦が不明。

 

 

 

リセットする為に新品交換しました。

 

 

ディーゼルエンジンの場合、

エアエレメント と フューエルエレメントは

 

定期的に交換してくださいね。 消耗品ですから。

 

 

 

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バッテリーの状態充電状況

 

どちら良好でまったく問題なし。

 

 

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入庫時より加速トルクと

ブレーキフィーリングが良くなったので、

 

納車期限もあり、この辺りで納車となりました。

 

 

 

もともとハイエース ディーゼル車は頑丈ですから、

30万・40万・50万キロと使用できるのですけどね。

 

 

 

年式と走行距離・使用状況に合わせて

メンテナンスをしないと、

 

 

さすがのハイエースも

クタクタになってしまいますよ~。

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

なぜLLCを交換していなかったのか?

なぜATFを交換していないのか?

なぜFエレメント・冷媒ガス・・・・・?

 

 

 

民間整備工場 と ディラー工場に

整備を任していたこのハイエース。

 

 

点検時の第一印象は

(よくある整備はきちんとしているな)と。

 

 

 

ただ

(交換しにくい ・ 難しい ・ 時間が掛かる)作業は、

あまり実施していないように感じました。

 

 

オイル関係・冷却水関係は

常に良い状態にした方が

車両は長持ちするはずなんですけどね~。

 

 

 

 

Happy Car Life!!