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どうして弊社を選んだのですか?  GRSクラウン DSCとATF交換 。

限られた時間内に、どこまでの作業ができるのか?

 

 

 

大阪に滞在する時間は2日半。(金~日昼ごろ)

 

 

 

 

その時間内で作業させて頂きました。

 

 

 

 

 

千葉県からお越し頂きました。

クラウン アスリート GRS184

 

走行距離 14万キロ

 

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ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

オイルパン脱着  ストレーナー交換

 

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

LLC圧送式交換   (ラジエターリフレッシャー)

 

 

カーエアコンリフレッシュα  for NUTEC NC-65

WAKO’S RECS

 

を依頼されました。

 

 

 

 

この内容なら通常は一泊預かりで

十分作業可能なんですが・・・。

 

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このクラウンは過去にサーキット走行暦が一時有り、

4千~9千回転の一般走行では使わないエンジン回転数で

ガンガン使用されていたようです。

 

 

 

またATのシフト時にも(あるタイミング)で不具合が、

まれに発生するそうです。

 

 

 

限られた時間内で試運転・問診をし、

原因を追究してみました。

 

 

 

 

 

そしてオーナー様とも相談して、

対処法を提案。

 

 

 

それなら(全て交換する)と言う事で、

急いで発注しました。

 

 

今なら翌日土曜日には到着するでしょう。

 

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ATF交換 裏オプションメニュー

 

シフトソレノイド

クラッチソレノイド

ライン圧ソレノイド

ロックアップソレノイド

 

9個を交換。 (AT学習値の初期化含む)

 

(症状的には数個で良いのですが、この際全数でと依頼されました。)

 

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凹んでいたオイルパンも交換し、

ATFストレーナーも交換。

 

 

そこから専用アタッチメントを接続し、

アイシンAFWプラスでプレ洗浄

 

イッキに全量圧送式交換を行いますね。

 

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交換後は一瞬キレイになりましたが、

30分ほどアイドリングを続けると

 

ご覧のように濁ってきましたね~。

 

 

 

本命ATFを入れる前に、もう一度プレ洗浄をしますね。

 

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 2回目のプレ洗浄をすれば、

ここまでキレイになりました。

 

 

これでやっと本命ATFを注入できますね。

 

 

 

 

 

NUTEC 最高峰ATF 『NC-65

全化学合成ATF(エステル系)

 

微細化され均一で強固な油膜。

低粘度化によるローフリクション。

 

 

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全量イッキに圧送式交換すれば、

ここまでキレイに交換できました。

 

 

注意

NC-65は薄緑色の為、色味が弱いです。

色までは完全に入れ替わりませんのでご理解ください。

 

 

最後に規定温度で調整して

ATF交換はひとまず完了。

 

 

 

 

 

 

次の作業に移ります。

 

 

今やGRSクラウンと言えば、

DSCが注目されていますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=7711

 

 

DSCが弊社オリジナルなので、

勝手に盛り上がっているだけなんですけどね・・・。

 

 

 

 

kkkk bbb s-スワール

 

D4-S直噴エンジン 2GR-FSE 3500cc V6

 

 

インテークバルブのカーボンを除去していきます。

 

 

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3GRよ4GRに比べるとD4-Sだけあって、

カーボン量は少ないですが・・・。

 

 

その分、バルブに焼き付いているのか

なかなか剥離してくれないのです。

 

カッチカチです。

 

 

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何度もショットを繰り返し。

 

3mmドライアイスペレット20kgを使用して

出来る限り除去しますね。

 

 

 

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短時間でここまでキレイに除去できるのは、

DSC以外は無理だと思います。

 

 

今回はメチャメチャ硬かった~。  疲れた。

 

 

最後に電子制御スロットルの清掃し、

学習値初期化しました。

 

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DSCのオプション整備

イリジウムスパークプラグ交換。

 

 

極細イリジウム電極を採用した NGK イリジウムMAX

 

 

DSCとプラグ交換は、作業重複部分が多いので

交換工賃はかなりお安く設定していますよ。

 

 

 

 

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ATF交換と平行しながら、

LLC圧送式交換。

 

 

通常のLLC交換と違うのは、

ラジエターリフレッシャーによる脈動圧送交換

 

 

ダイアフラムポンプで脈打ちながら、

15分掛けて圧送交換します。

 

 

エンジンを掛けながら交換しますので、

計算上約10周はライン循環し

W高密度フィルターでろ過し続けます。

 

 

室内にあるヒーターコア分も

交換出来るんですよ~。

 

 

LLC再生強化剤注入 と エア抜き作業

リザーバータンクのレベルも合わして完了。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα で冷媒ガス量をリセット。

 

デンゲン製エコマックスJr

重量管理で全作業を行います。

 

 

 

 

規定充填量に対し、今の充填量を回収し測定。

回収されたガスは高密度活性炭フィルターでろ過。

 

 

真空引き後に充填量まで自動チャージ。

 

同時にNC-200も注入しますね~。

 

 

 

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最後にWAKO’S RECS レックス を施工します。

 

 

DSCでは取れない燃焼室のカーボンは、

RECSで除去しますね。

 

 

NUTEC NC-221も燃焼室に効果的。

2本購入されましたよ~。

 

 

 

こんな感じでなんとか

予定時間内で作業完了できました。

 

s-R0012126

 

納車時に

どうして千葉から遠い 弊社を選んだのですか?

と尋ねてみました。

 

 

結構遠いと思うのですが・・・。

 

 

すると

(リピーターの数)と(施工実績)

(ブログで紹介している作業内容)

 

などを見て判断されたようです。

 

 

 

(作業実績とリピーター数は多いのでとお話されましたが・・・。)

 

ご利用頂いたお客様は気がついていますが、

実はブログにアップしているのはごく一部なんですよ~。

 

 

 

 

 

また入庫してからもオイル缶の陳列や

作業時の特殊グローブ使用なども

任せる事を安心されたようです。

 

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正直来店して『アッチャ~↓』と思うような整備工場なら、

車両を預けずに帰ろうかなぁ~と

 

笑いながらお話されました。

 

 

 

今回の作業はこんな会話が印象的でしたね。

今後も期待に答えれるよう頑張りたいと思います。

 

 

 

 

お好み焼き

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

関西圏以外の遠方からの来店は多いのですが、

もし宜しければ大阪観光ついでにお越しくださいね。

 

 

電車であれば

15分であべのハルカスに。

30分で大阪キタ・ミナミへ。

45分ぐらいでUSJにも行けますし~。

 

 

 

串カツ・たこ焼き・お好み焼きなど

ベタな大阪フードもどうですか~。

 

 

 

御見積・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

Happy Car Life!!

 

アルファード のリフレッシュプラン。  ISCVに隠れた定期交換部品。 

前回・前々回から続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7917

 

 

 

トヨタ アルファード MNH15W 4WD

走行距離 89000km

 

 

 

残す作業は

スロットル・ISCVの分解清掃

スパークプラグ交換

カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

各種オイル交換などなど。

 

 

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それではインテーク系統のダクトや

スロットルASSYを外していきますね。

 

 

外しにくいボルトもあるので、

工具を駆使して対応しましたよ~。

 

 

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これがスロットルASSYです。

 

(電子制御スロットルが普及する前の旧タイプですね。)

 

 

 

 

 

他社や一般の方の整備ブログを見ていると、

スロットルの丸い円筒部を

清掃しているのを見掛けます。

 

(このアルファードなら2つの円筒状のバルブ)

 

 

 

 

そこを清掃しても意味無いです・・・。

 

 

 

 

本体下にある赤丸印のISCVを清掃しないと、

アイドリングの安定化には効果がないよ~。

 

 

 

 

電子制御スロットルと

それ以外の旧タイプでは清掃箇所が違うのですね。

(但し例外もあります。)

 

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ISCV (アイドル・スピード・コントロール・バルブ)

 

 

非分解の駆動用モーターも、特殊工具で分解。

 

シャッターバルブの軸を指で回すと、

引っ掛かりがありました。

 

 

 

 

カーボンが付着して

開閉しずらくなっています。

 

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洗浄剤と綿棒で、キレイにしました。

 

 

駆動用モーターはトルクが弱いので、

スムーズさが無くなると開閉に支障が出ます。

 

 

 

エアコンON・OFF や シフトレンジ切り替え時の

アイドリング微調整はこのバルブ開閉でしているのです。

 

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ISCVのゴムガスケット。

 

LLC冷却水 と 空気の通路を隔てています。

 

 

 

このゴムガスケットが劣化すれば、

吸気系統にLLCが入りますよね。

 

 

ISCVモーター部に混入すれば、

ショートしてECUまで壊れます。

 

 

 

 

 

メーカーが定めているわけではないのですが、

 

隠れた定期交換部品は、

こんな機会に交換しましょう。

 

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スロットルのさらに奥にあるサージタンク。

 

これを外さないとスパークプラグには辿り着かない。

 

 

整備性が悪いエンジン配置

FF車V6ならだいたいこんな感じ。

 

 

慣れればそんなに気にならないですけどね。

 

 

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直噴ではないのと

RECSをしているので

 

インテークバルブはキレイですね。

 

 

ちょっと気になるので覗いてみました。

 

 

このエンジンにはDSCは必要ないですね。

http://minato-motors.com/blog/?p=7851

 

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純正装着のイリジウムプラグ。

 

10万キロ前に交換しますね。

 

 

 

NGK イリジウムMAX  長寿命・高性能スパークプラグ

 

次回交換時期は今から10万キロ後になります。

 

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カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

エンジンオイル・ エレメント交換。

Fr・R デフオイル交換。

エアエレメント交換

 

 

 

車検も合格し、作業完了しました。

 

 

 

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3部に渡って紹介した アルファードのリフレッシュプラン。

 

 

作業時間は部品待ちも入れて

実質1週間以内ですが、

 

お預かり時間は2週間頂きました。

 

 

作業すれば思わぬトラブルもあるので、

いつも多めに時間を頂いています。

 

 

今回もウォーターポンプの取付ボルトが、

ポロッと折れたりして再注文。

 

トヨタはまだ部品供給が早いので良いのですが、

スバル・マツダなどは数日掛かる事も多いですね。

 

 

車検整備やリフレッシュプランをご希望の方は、

ホームページ(お問い合わせフォーム)からご相談くださいね。

 

 

その時にお預かりできる期間も

教えて頂けると助かります。

 

 

Happy Car Life!!

 

アルファードにリフレッシュプラン。  ブレーキとアクスルブッシュのサクサク整備

前回ブログの続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7883

 

 

 

アルファード MNH15W 4WD

走行距離89000km

 

 

 

相談して 決定した

リフレッシュ内容を紹介しますね。

 

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まずはブレーキ関係から。

 

点検結果からFr・Rともに状態が良くないので、

ブレーキオーバーホールを行います。

 

 

 

 

パッド変磨耗の原因は キャリパーの機能低下

 

 

 

 

 

 

一昔前はシールからのフルード漏れで、

キャリパーO/Hはよくある作業だったのですが・・・。

 

シールの品質向上で漏れは少なくなり、

O/Hする機会も少なくなりました・・・。

 

 

 

 

 

ですが

ゴム製シールは経年劣化で硬化します。

 

ピストンを戻す機能が失われ

引きずりによる変磨耗が発生。

 

 

 

また組み付け時のグリスも硬化し、

スムーズな動きを阻害します。

 

 

 

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シール・ダストブーツも交換し、

汚れが固着したピストンも磨いてキレイにしますね。

 

 

 

 

キャリパー自体も洗浄し、

グリスを塗って再組み立て。

 

 

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キャリパーホルダーのスライドピン部も洗浄。

 

 

 

 

硬化したグリスは洗い流し、

ブーツも交換してグリスアップ。

 

 

 

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ブレーキパッドは新品に交換。

ディスクローターは研磨仕上げ。

 

 

 

パッドシムに付着した

硬化したグリスも洗浄。

 

 

 

 

WAKO’S BRP ブレーキプロテクター

耐熱・耐久 高性能パッド専用グリスを

指で薄~く塗りますね。

 

 

 

 

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リア側も同じようにオーバーホール。

 

 

 

この汚れを放置すると錆で侵食し

ピストンが再使用できなくなるのです。

 

 

 

定期的な整備で部品寿命も延ばせるのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見るとキャリパーホルダーの

スライドピンブーツが変ですね。

 

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上が異常。

下が正常。    違いがわかりますか~?

 

 

前回作業者の取付ミスか?

ボルトの首下までブーツが装着されていませんね。

 

 

 

 

 

上のままだと水が混入し、

スライドピンが錆びますね。

 

 

 

 

キレイにしてキャリパー用のグリスを充填。

ダストブーツも交換します。

 

 

 

 

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リアアクスルビームブッシュも大きな亀裂。

 

10万キロぐらいのアルファードなどは、

ほとんどこんな状態ですね。

 

 

 

 

 

ちなみにリアサスペンションの位置決めは、

この2つのブッシュに依存しています。

 

 

このブッシュがガタガタだと、

走行安定性は著しく落ちますよね。

 

 

 

 

 

 

アライメント調整がどうのこうのの

問題ではないレベルですから。

 

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・プロペラシャフト

・ドライブシャフト

・マフラーパイプなどを外します。

 

 

 

4WDなのでFF車より少し手間が掛かりますが、

かなりの台数を作業しているのでサクサク作業が進みました。

 

 

 

 

今回はABSセンサーが錆で固着していたので、

ハブも外してアクスルビーム単体まで分解します。

 

 

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ここからやっとブッシュ打ち替え。

 

 

 

この作業はアクスルが重過ぎて

通常の門型プレスは使えない・・・。

 

 

SST と クッコ社10KN油圧ラム で押し出しますね。

 

 

小さいのに強力な押し。 Made in Germany

 

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ブッシュの位置決め箇所を確認し、SSTで再圧入。

 

 

 

ブッシュの取付角度を間違えると、

アライメントが大幅に狂うので要注意です。

 

 

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コイルスプリング インシュレーター

デフホルダーASSY

ブレーキフルード

 

こちらも同時に交換しましょう。

 

 

 

 

 

 

組み立て完了後に車体に馴染ませて、

車重が掛かった状態でブッシュとアブソーバーの

ナットを本締めします。

 

 

 

 

 

 

トヨタ ミニバンに多いアクスルビーム式のサスペンションは

ブッシュを交換するだけで走行安定性は改善されます。

 

 

それだけ依存度が高いブッシュなのです。

 

 

 

 

 

ガタガタのブッシュでのアライメント調整は、

このタイプにはあまり意味がないのですよね~。

 

 

大元から治しましょう。

 

 

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次回のブログもアルファードの

スパークプラグ交換と

スロットル&ISCV 分解清掃を紹介しますね~。

 

 

それではお楽しみに

Happy Car Life!!

 

アルファードにリフレッシュプラン。    車検整備はどのレベルをお求めですか?

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三重県から車検整備のお問い合わせ。

 

 

 

トヨタ アルファード MNH15W  4WD

走行距離 89000km

 

 

一年前に中古車購入し

過去の記録簿内容を見る限りは

整備している?とのこと。

 

 

 

 

車齢11年、走行距離も90000km近くとなり

車検も兼ねてリフレッシュ整備を依頼されました。

 

 

 

 

 

今までの使用状況や今後の走行予定。

 

年式や走行距離などから

どのような整備がベストなのか?

 

 

 

もし私の車両なら、予算内でどうするか?

 

 

 

ミナト自動車がお勧めする

提案型整備 『リフレッシュプラン

 

 

予算にあわせてプランニングしていきます。

 

 

 

 

まずは法令点検項目 と 独自の基準

アルファードを診ていきますね~。

 

 

 

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エンジン整備の基本点検  排気ガステスト

 

ユルユルの車検合格基準か?を見ているのではなく、

現在のエンジン状態を診ています。

 

 

 

車検合格基準は

国が定める最低限の安全基準。

 

 

リフレッシュプランは

新車時の状態に対してどうなのか?と。

 

 

目指しているところが違うのですね。

 

 

 

 

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アーガス社バッテリーアナライザー

充発電とライフテスト。

 

 

電気負荷を掛けて診ていきます。

 

 

最近交換したばかりのバッテリーがあまり良くない・・・。

平行して原因を調べていきますね。

 

 

 

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エアエレメント と スパークプラグをチェック。

 

エアエレメントは真っ黒。

 

汚れてからの交換ではなく、

常にキレイな状態での使用を推奨しています。

 

 

 

 

 

 

 

長寿命のイリジウムプラグも

もうスグ10万キロなので整備プランに入れますね。

 

 

1MZ V6エンジンは右バンク側に

サージタンクが覆いかぶさり交換がしずらいね・・・。

 

エンジンルームも狭いし・・・。

 

 

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ブレーキの点検はキャリパーを外して、

ブレーキパッドの状態をチェック。

 

 

キャリパーを外さずに覗き穴からの確認では、

不十分なのですよ~。

 

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左前の内側(ピストン側)のパッドが異常に少ない

 

(右前は内外ともに均等に減っている)

 

 

 

 

これは左キャリパーピストンの固着・摺動不良でしょう。

 

 

 

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右側は内外の残量差は均等。

 

でもブレーキディスクローターも当たり面が悪く、

焼けて変色していますね。

 

 

内側もサビで当たりが悪い。

 

 

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後側のブレーキパッドは

残量だけを見ればまだ使えそう・・・。

 

 

 

 

ですがキャリパーを外して点検すると、

こちらも当たりが悪く、クラックが・・・。

 

 

 

 

キャリパーにある残量覗き穴からの点検だけでは、

これらの症状は見落とす可能性がありますよ~。

 

 

 

 

 

 

ローターの当たりや変磨耗は、

おそらく中古購入以前のものでしょう。

 

 

 

どのレベルで車両状態を診ているか?によって

点検基準は変わります。

 

また整備工場の方針・整備士のスキルも影響します。

 

 

 

 

 

動けばそれでいいレベルのか?

使用に支障がなければイイのか?

車検合格基準レベルでOKなのか?

 

 

もしくは出来るだけ新車に近づける整備レベルなのか?

 

 

 

中古車の納車整備や

安さ・速さを売りにしている整備なら

前者3つのどれかでは。

 

 

 

 

後者レベルを求めるなら、

購入者・オーナー側が依頼しないと無理でしょう。

 

 

 

十年・十万キロの車両や

中古車購入の整備暦不明車に

『リフレッシュプラン』をオススメしていますよ~。

 

 

 

 

 

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タイミングベルト交換

テンショナー・ベアリング交換

ウォーターポンプ交換・シール交換

LLC圧送式交換

 

 

 

 

事前に聞いていた

オーナー様の希望整備を進めながら、

点検結果からの整備プランを制作。

 

 

現状の車両状態を説明し、プランを提案しました。

 

 

 

 

オーナー様と相談しながら

予算に合わせた整備内容が決定しましたよ。

 

 

 

部品も発注して、実作業に移りますね~。

 

 

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アルファードの整備は次回ブログに続きます。

 

 

詳しい整備内容をお知らせしますね。

 

 

お楽しみに

Happy Car Life!!

 

直噴エンジンにWAKO’S RECSは有効なのか?  DSCとIS250のカーボン除去

前回ブログの続きです。

http://minato-motors.com/blog/?p=7816

 

 

 

静岡から来店して頂いたレクサス IS250

ATF圧送式交換以外にも依頼されたのは、

 

 

 

ミナト自動車 オリジナル

DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

http://minato-motors.com/blog/?p=7711

 

 

 

kkkk bbb

 

インテークバルブのカーボンを除去すると言えば、

WAKO’S RECS レックス が有名ですが

 

 

 

 

このIS250は4万キロ時から

現在6万キロの時点まで4回ほどレックスを

他社様で施工済み。(5000km毎

 

 

 

 

WAKO’S RECSの効果をみるには良い機会だと、

入庫するのを楽しみにしていました。

 

 

 

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樹脂製サージタンク ・ スワールCバルブASSYを分解すれば、

インテークポートが見えてきます。

 

 

 

6気筒12ポートの各バルブを覗いてみますね。

 

 

 

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硬く分厚く固着したインテークバルブのカーボンは、

そんな簡単には落とせません。

 

 

 

 

実際にDSCで除去作業した者からから言わせてもらえば、

RECSのようなケミカル剤ぐらいでは無理だろうと・・・。

 

 

 

そう感じたからこそDSCを自社開発したのですね。

 

 

 

 

 

ではWAKO’S RECSは無駄なのか?意味がないのか?

 

次の画像を見てください。

 

s-IMG_9865a s-IMG_9864a

 

先ほどの画像に矢印をつけました。

 

 

よく見るとカーボンが剥がれた形跡が見えると思います。

 

 

 

 

 

 

比較的カーボンの厚みが薄い箇所は、

WAKO’S RECSの効果で剥がれたのでは?  と推測しました。

 

 

 

 

 

 

 

ただし5000km毎に施工してもこの程度。

 

新車購入時から5000km毎に施工していれば、

もっとキレイな状態だったかも・・・ね。

 

 

 

 

 

 

 

4~5万キロ走行して

既に大量に固着しているカーボン

 

WAKO’S RECSをしても、除去は難しいと思います。

 

 

そこでDSCで一度リセットしましょうか。

 

 

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エンジンを常温まで冷やし、

マスキングをしてDSCを始めます。

 

 

 

使用するのはグリーンテック社製

ドライアイス洗浄機(ドライアイスパワー)

 

 

 

 

ドライアイス3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

 

熱収縮 と 昇華爆発力

イッキに剥離しますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

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ワンショット 10秒から20秒。

 

 

ペレットが直撃すれば、

硬化したカーボンも簡単に剥離できます。

 

 

 

 

もちろんエンジンにはノーダメージで、

短時間完璧に。

 

キレイになるまでDSCを続けますね~。

 

 

 

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時間と費用が多く掛かるオーバーホール以外で、

 

ここまでキレイに除去できる方法は無いかと思います。

 

 

 

 

 

DSCに使用する大量の圧縮空気。

 

弊社のコンプレッサーを2.5倍に容量アップしましたので、

連続ショットが可能になり作業時間も短縮できました~。

 

 

 

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スワール・コントロール・バルブ(S・C・V)のカーボンは

距離のわりに少な目ですね。

 

 

 

問診でのお話で、

『先日スパークプラグ交換した時は(S・C・V)はキレイかったですよ』

とオーナー様が言われていたのですが。

 

 

 

おそらく見ていた場所が違うとお伝えしました。

 

 

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通常スパークプラグ交換ではここまで分解しますので、

赤丸の部分を見ていたと思います。

 

 

 

実はその裏側が汚れているのですね。

 

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(S・C・V)もDSCでキレイにして

スロットルの清掃し初期化。

 

 

数回初期化してアイドリングは安定してきました。

 

(なぜ?一回の初期化で安定しないかは不明)

(燃料噴射量が大幅に変わるのが原因かな。)

 

 

 

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燃焼室のカーボンにはDSCが届かないので

WAKO’S RECSを施工します。

 

 

 

 

燃焼室はインテークほど

分厚いカーボン蓄積は無い為、

 

 

WAKO’S RECSやNUTEC NC-221などで

メンテナンスをしてくださいね。

 

 

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直噴エンジンのインテークバルブ カーボン蓄積は、

防ぐ事はできません。

 

 

 

 

低燃費・高出力を両立するには、

構造上仕方がない事なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

あとはどうメンテナンスするか?

 

新車からWAKO’S RECSを頻繁に施工するか。 (そもそも溜めない

もしくはDSCでイッキに除去するか。  (確認とリセット

 

 

 

 

 

 

 

直噴エンジンは

いかに効率良く(燃料と空気)を撹拌するかが大事です。

 

渦気流が乱れると

本来の性能が発揮されず、

 

 

 

低燃費と高出力が両立する

直噴エンジンのメリットが薄まるのですね~。

 

 

 

 

 

s-スワール

 

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お越し頂きありがとうございます。

 

 

DSCのオプション整備には

(イリジウムスパークプラグ交換)もご用意しています。

 

 

プラグ交換工賃はDSCと同時なら

大幅にお安くしていますので、

交換時期の近い方はぜひご一緒に。

 

 

 

DSCのご予約・お見積もりは

ホームページ(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

Happy Car Life!!