リフレッシュプランでハイエース 200系ディーゼル。 50万キロ目指して。
埼玉県からお越し頂きました。
ハイエース KDH200V 2WD
2KD-FTV ディーゼル
・過去の整備暦が分からない?
・長く乗りたいが何から手をつければ分からない?
そんな方にオススメしている
提案型点検整備 『リフレッシュプラン』
メールからご相談頂きました。
現在の走行距離は約27万キロ。
埼玉~大阪間を
仕事で移動する事が多いそうで、
今回は大阪滞在中の一週間で出来る作業をと
ご相談されました。
『50万キロ目指しての整備』
ハイエースならメンテすれば可能でしょう。
とりあえず初回入庫の今回は、
現状の把握 と 復帰などをメインに点検整備していきます。
それでは試運転をしてリフトアップしますね~。
ハイエースに多い( リアアクスル シャフトオイルシール )
からのオイル漏れ。
リアブレーキのバックプレートにニジミがありますね。
ココにオイル漏れが有ると
どうなるか?
ブレーキライニングまでオイルが付着し、
ドラム内部も濡れています。
もちろん制動力は激しく低下します。
またシールド型ハブベアリングにも
オイルが染み込むので
充填グリスの粘度が低下し
磨耗してしまいます。
いずれゴロゴロと異音が発生するでしょう。
これはキケンですから、
オーバーホールが必要ですね。
ショックアブソーバーは社外コニー製でした。
Fr右はオイルシール破損で
ショックのオイルが漏れていますね。
今回は4輪分を純正に交換する予定です。
Frブレーキもチェックします。
ブレーキパッド残量は問題なし。
ですがシムプレートの間にあるグリスが、
劣化し減少しているので
Fr側は(ブレーキクリーニング)を提案しました。
ATFも全量交換の予定です。
オイルパンの液体ガスケットが劣化して、
漏れが発生していますね。
・オイルパン脱着洗浄
・ATFストレーナー交換
・ガスケットシール打ち直し
プレ洗浄も含めた圧送式交換をプランに含めました。
ACコンデンサーの高圧パイプ ジョイント部に
オイル滲みと汚れを発見。
接続部のオーリングからの漏れでしょう。
デンゲン社製ガスリークテスターで 漏れチェック。
テスターに反応がありましたので、
カーエアコンリフレッシュα と平行して、
オーリング交換も行いますね。
スキャンツール(G-SCAN)で ECUチェック。
エラーコード以外にも
データモニターでライブ数値を見ていきます。
27万キロですが
インジェクター噴射補正値は、なかなか優秀な数値ですね。
法令点検項目 と 弊社独自のチェック項目。
ご予算 と 希望される整備や
点検結果からの必要な整備。
今後の使用状況を考慮して、
最適な整備プランを提案させて頂きました。
現状をご説明し、プラン内容の調整。
オーナー様からGOサインが出ましたので、
順次作業に掛かりたいと思います。
次回ブログで作業内容を紹介していきますね。
Happy Car Life!!