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CX-5 クリーンディーゼルエンジン。  インテークに溜まるカーボン除去。 固まる原因も洗浄を。 (後編)

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前回ブログの続きです。

 

三重県からお越し頂いたマツダ CX-5

H25年式 89000km

 

 

 

前回ブログでインテーク系統に溜まるカーボン除去作業。

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)で、

インテークに固着したカーボン(煤)を除去しました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=10335

 

 

 

 

 

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サラサラの煤が固着硬化する原因は 『熱と油分』

水分なら燃焼熱で蒸発し、付着しても固まる事はないでしょう。

 

ですがオイルが付着した場合はそんな簡単な訳にはならず、

粉状が固体になり硬化していきます。

 

 

 

 

ではどこからオイルがインテーク系に流入するのか?

 

 

 

それはターボ車特有の症状である

ブローバイガス過流入によるミストオイル混入。

 

 

 

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ターボ車を所有し

それなりの距離を走れば、

 

インタークーラー内がオイルでベトベトになっているのは、

ご存知の方も多いかと思います。

 

 

 

このCX-5もインタークーラー前後のパイプガスケットから

オイルニジミがありました。

 

また吸気パイプ内もオイルでベトベト。

 

 

 

 

 

オーナー様に了承を得て、

インタークーラー脱着洗浄を追加作業を行います。

 

 

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かなり大きめのインタークーラーは

フロントバンパー下部の中にあるのですが・・・・。

 

 

取付ボルトが抜け落ちている箇所がアリ?

誰かが外した形跡が残っていました。

 

 

 

コレには特に気にせず作業は進み・・・。

 

 

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インタークーラーが外れました。

 

 

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吊り下げてしばらくすると、

内部に溜まっていたオイルがポタポタからドバドバへ。

 

 

 

パーツクリーナーを流し込み内部を洗います。

 

 

 

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IN・OUTのパイプも洗浄し、

なるべくインテークマニホールドに

オイルが行かぬように予防処置。

 

 

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キレイに洗浄してガスケットも交換して、

再組み立てを始めると・・・。

 

 

 

 

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インタークーラーの取付ネジがナメており、

トルクが掛からずパイプを固定出来ない・・・。

 

 

 

おそらく以前誰か作業した時のミスなのか?

オーバートルクでボルトを締めて、フランジのネジがナメたのでしょう。

 

 

 

アルミのネジ穴 X ステンレスボルト。

ナメやすそうな組み合わせ。

 

 

貫通のネジ穴では無いので、ナット止め も タップ作業も難しい。

 

 

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ネジ穴の奥に残る『生きてる4山ネジ』を頼りに、

スタッドボルト仕様に変更しました。

 

 

4山ぐらいのネジ山では心許ないので、

ネジ補強として2液タイプの金属補強材で

穴を肉盛り&接着処置。

 

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6時間後にパイプを接続し、ナット本締め。

 

十分強度が出ているので、問題ないでしょう。 バッチリです。

 

 

 

たまたま1週間預かりのCX-5なので助かりましたが、

日帰りなら時間的にチョットヤバかったですね。

 

 

 

ちなみにこの『JBオートウエルド』 WELD=溶接

 

 

完全硬化すると強硬度・強接着で肉盛り・切削OK。

 

開封後25年以内なら取替保証付きだそうで、

2つの液を混ぜない限り固まらないそうですよ~。

 

 

 

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最後に試運転をして各学習値を初期化。

 

もう一度試運転をしてライブデータを収集。

 

 

 

予定通り5つの数値が良い方向に変化して、

新車時と同じ状態に戻ったようです。

 

 

また新車時のあのトルク感を楽しめるでしょうね。

 

 

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エンジン上部にある吸気経路から

吸い込まれたブローバイミストオイル。

 

 

ミストは空気に流されてターボを通過し

パイプ・ホースを通ってインタークーラーに溜まります。

 

 

CX-5のインタークーラー位置が低いのが幸いして、

上部にあるインマニホールドには辿りにくいようですね。

 

 

 

 

 

ですがある程度はインタークーラーに溜まりますが、

吸気の流れに引き込まれて少しずつマニホールドに流入。

 

 

カーボン粉とオイルが結合し、吸気経路で固まる。

 

 

 

 

 

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ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジン。

吸いづらければ新車時の性能が発揮できないのです。

 

 

クリーンディーゼルの場合はERGと新気の比率が重要なので、

そこが乱れるとさらにパワーは落ちる。

 

 

 

加速が足りないので必要以上にアクセルを踏み込むと、

燃費も落ちて煤も出やすい。

 

悪循環ですね。

 

 

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前を向いて走ればソレで良いという方には、

今回のDSC作業は必要ないと思います。

 

 

異常でもなく故障でもなく、経年劣化みたいなものですから

ディーゼルはこんな感じだと諦めてください。

 

 

 

 

 

 

ですが出来るだけ新車時の性能を

取り戻したい方はどうぞご相談くださいね~。

 

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています~。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

CX-5 クリーンディーゼルエンジン。  インテークに溜まるカーボン除去。  ドライアイス洗浄で再生します。(前編)

三重県からお越し頂きました。

マツダ CX-5 KE2FW

H25年 90000Km走行

 

 

 

 

スカイアクティブD のインテーク系に溜まるカーボン除去。

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)の依頼です。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

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マツダ 低圧縮型クリーンディーゼルエンジン。

ディーゼル特有のPM(煤)は構造上どうしても発生します。

 

 

 

マフラーのDPFがあるので

外には排出される事は無いのですが、

 

EGRを積極的・大量に使用するクリーンディーゼルは、

インテーク経路に溜まりやすくパワーダウンの原因に。

 

 

 

 

 

(アテンザ・CX-5 作業事例)

http://minato-motors.com/blog/?p=9900

http://minato-motors.com/blog/?p=10130

 

 

 

 

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今回作業するCX-5を試運転しましたが、

普段からスカイアクティブDに乗っていないので、

十分トルクフルな走りだと感じました。

 

 

 

ですがオーナー様のレビューによると

新車時に比べて非力になり燃費も落ち、

DPF再生距離も早くなった・・・そうです。

 

 

 

ダイアグコードも異常はなく、

新車からの変化が気が付かない方なら

スカイアクティブDはこんな感じだと錯覚するでしょうね。

 

 

 

 

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エンジンオイルはメーカー推奨距離より早めに。

オイル交換は地元ディーラーにて。

もちろんO/Eは純正品で。

 

 

 

早速スキャンツールを繋いでライブデータをチェック。

 

ある5つの数値に注目してみました。

 

今までDSC作業したスカイアクティブDと同様に、

同じ傾向の数値を確認。

 

 

恐らくこの車両も

カーボンが大量に蓄積してそうですね。

 

 

(DSC後にはこの数値が大きく変化するでしょう。)

 

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シリンダヘッドのインテークポート・バルブが

見えるまで周辺部品を分解。

 

 

 

いろんな部品を分解しないと辿り付けないので、

地味~に時間が掛かります。

 

 

 

 

 

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EGRバイパスパイプの内径には、

EGRの煤が流れているので真っ黒。

 

ですがココは高温高圧の為、そんなに詰まりはありません。

 

カーボン(煤)もサラサラですね。

 

 

 

 

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吸気圧センサーは定期的に清掃しているそうで、

やや埋もれる程度の蓄積具合。

 

 

最後にキレイにしますね。

 

 

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イロイロ部品やハーネスを外せば、

やっとインテークマニホールドが外れます。

 

 

 

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EGRと新気が交わるINマニホールド入り口は、

カーボンが蓄積し4割ほど塞がっていました。

 

 

 

 

 

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その上流にある吸気シャッターバルブは

蓄積量は少なめですが、

カーボンが固着しカチカチに。

 

 

 

 

 

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固着の原因は

ブローバイガス過流入によるオイル流入。

 

 

ターボ車特有の症状で

インタークーラーへの接続ホースがオイルでベトベト。

 

 

 

乾いた煤にオイルが付着すると、

結合しやすく固着します。

 

 

煤にオイルが付けば

インテークの熱温度では乾く事は無いでしょう。

 

 

 

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INマニホールド穴の横幅は20mm。

 

カーボンが5mmほど蓄積していたので約15mmほどに。

 

 

ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンですから、

吸いづらくなれば・・・・ですよね。

 

 

 

 

 

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恒例のマニホールドの内部をホジホジします。

 

 

 

表面はサクサクしたカーボンが、

掘り進めるとカチカチに。

 

煤の量もハンパなく多く、

コーラ缶ぐらいは軽く出てきました。

 

複雑な形状の内部壁にビッシリ固着し、

手作業ではなかなかキレイになりませんね。

 

 

 

 

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シリンダヘッド側のインテークポートも同様に、

煤が蓄積し、内径が狭くなっていますね。

 

 

 

 

 

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軽くホジホジで出てくる固着した煤。

 

 

表面はカサカサですが

深い蓄積層はカッチカチ。

 

 

 

9万キロも走行すると

固着度が増しているようです。

 

 

 

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超硬ピックで削るとこんな感じ。

 

 

ポート奥のバルブまで続いているので、

手作業での完全除去はムリだと思います。

 

 

 

 

 

 

普通であればこのまま放置するか?

エンジンヘッドを交換するか? の2択になりますが、

 

 

ガソリン直噴エンジンのインテークバルブ洗浄に開発した

オリジナル整備(DSC)で対応可能。

 

 

 

ガソリン直噴の方がもっと固着硬度が酷く、

ガッチガチに固まっていますので、

今回のカチカチぐらいなら楽勝ですね。

 

 

煤の量はこちらのほうが多いですけど・・・。

 

 

 

 

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手作業では不可能のカーボン除去には、

ドライアイス洗浄機で。

 

 

ドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

短時間に・完全に・ノーダメージで。

 

 

 

複雑な形状で奥深くにある

バルブやポート目掛けてショットします。

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

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噴出したカーボンでボディが汚れぬように、

完璧にマスキングします。

 

 

水・溶剤も通さない3M社製のマスカーを使用。

 

 

 

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燃焼室にカーボンが入らないように、

バルブは全閉位置にセット。

 

これで遠慮なしで

ドライアイスを打ち込めますね。

 

 

 

 

 

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ショット時間は数秒ほど。

 

ペレットが直撃した部分だけ、

キレイにカーボンが剥離しています。

 

 

 

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ノズルを使い分けながら、

奥にあるバルブ目掛けて連続ショット。

 

 

途中に約10円玉半分のカーボン片が飛び出てきました。

結構デカいね。

 

 

 

それでもショットを繰り返し・繰り返し。

 

 

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ポートのアルミ素地までキレイに見えましたね。

 

 

ブラインド気味に隠れているバルブ傘部も、

特殊専用ノズルでショットしますので、

 

カーボンは除去されツルツルに。

 

 

 

90度に曲がった超硬ピックで傘部をなぞって、

カーボン片が残っていないかを確認します。

 

 

 

 

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インテークマニホールドもDSCで洗浄。

 

内壁にこびり付いたカーボンも

当たれば一瞬で吹き飛びますよ~。

 

 

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全ての部品がキレイになれば、

交換するのはガスケットのみ。

 

 

 

 

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洗浄が終われば

各部品を組み立てていきます。

 

 

 

 

CX-5 DSC作業ブログが長くなったので、

とりあえず休憩。

 

 

後編ブログに続く。

 

 

 

 

 

 

 

ステージア M35 リフレッシュプラン。  悪くはないけど性能劣化。  適材適所の整備をどうぞ~。

和歌山県からお越し頂きました ニッサン ステージア

M35 走行距離95000km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

1年前に中古車購入したそうで、

過去の整備暦は不明。 (記録簿少々有り)

 

 

 

 

今回は10万キロ目前なので

一度リフレッシュをしたいとご相談。

 

 

問診で現状の不満点や希望される整備、

ご予算等もお聞きしてから試運転をしました~。

 

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排気ガスの状態は良好。

 

O2センサーも活性していますね。

 

 

 

 

問診時に指摘されたサスペンションからの軋み音。

年式・距離から判断すると、リフレッシュが必要そうです。

 

 

異音というほどでは無いが、ヘタッている感じですね。

 

 

 

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まずは点検をして現状を確認。

 

・希望される整備

・実施した方が良い整備

・予算が合えばオススメする整備

 

 

点検結果からオススメ整備プランを提案して

オーナー様と内容を決めていきます。

 

 

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まずはブレーキから。

 

ディスクローターの状態や

Fr・Rブレーキパッド残量は問題なし。

 

 

ただリアのパッドが少し厚みに差がありましたので、

4輪キャリパーオーバーホールを実施します。

 

 

 

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今の車両でキャリパーからのフルード漏れは、

10万キロぐらいではほとんど発生しないでしょう。

 

 

つまりゴムシールのシーリング性能はそんなに劣化しないのです。

 

 

 

 

ですがキャリパーピストンシールの役割は、

気密保持 と クリアランス調整。

 

 

フルード漏れには問題ないが、

パッドとローターとの適度な隙間は

シールの柔軟性に依存しているので、

 

劣化硬化してくるとクリアランス調整機能が低下します。

 

 

 

 

 

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またキャリパースライドピンの潤滑が低下すると、

パッド残量に差がでます。

 

 

最低でも10年・10万キロを目安にリフレッシュしましょう。

 

 

 

 

 

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ブレーキパッド残量は問題ないが、

バックシムのグリスはほぼ無い状態でした。

 

 

パッド・シム・グリスの3点が整って、

初めて性能が発揮されるのですから。

 

 

 

 

 

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シムとパッドをキレイに洗浄して

 

耐熱/耐久 高性能ブレーキパッドグリス

WAKO’S BPR をシムに塗りこみます。

 

 

 

ブレーキフルードも

エア抜きを兼ねて交換しました。

 

 

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燃焼状態は良好ですが、スパークプラグの電極磨耗大。

 

 

純正より数百円高くなりますが、

高性能・長寿命スパークプラグ

NGKイリジウムMAXに交換しました。

 

 

 

 

 

純正品は中心電極のみイリジウム。

 

イリジウムMAXは

中心・外側 両方電極ともイリジウムを使用。

 

1本数百円の差でプラグ寿命が飛躍的に向上します。

 

 

 

 

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ATFを交換する前に、オイルパンを洗浄します。

 

 

 

ニッサン FRミッションでは珍しく

ATFストレーナーも部品供給されていましたので、

同時に交換しました。

 

 

 

 

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オイルパンを元に戻して、

ATFを補充し暖機。

 

 

アイシンAFW+ で規定容量分をイッキに圧送式交換。

プレ洗浄無しでここまでキレイになりました。

 

 

ATFは必ず劣化しますので、定期的に交換しましょう。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα でエアコンガスをリフレッシュ。

 

 

デンゲン社 エコマックスJrを使用して

年々減少する冷媒ガスを全回収し、

規定充填量を重量管理で再チャージ。

 

 

 

 

劣化するコンプレッサーオイルは、

NUTEC NC-200で性能を補強します。

 

 

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中古車購入時から装着されていたローダウンスプリング。

ショックアブソーバーはノーマル純正品。

 

 

 

ノーマル純正アブソーバーに交換すると

ストローク量が確保できないので、

 

相談した結果 カヤバ製ローファースポーツに交換します。

 

 

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マウント・ブーツ・バンプ・インシュレーターも新品交換。

 

 

軋み音の原因を解消していきます。

 

 

 

 

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リアも同じく交換します。

 

 

外したアブソーバーは劣化しており、

奥まで縮めると全く伸びてこないですね。

 

 

最後にアライメントを測定・調整。

 

 

Frキャンバーの数値があまり良くなく、

ブッシュ・アーム類の交換は今後の整備課題となりました。

 

 

 

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LLCも圧送式交換。

 

 

ラジエターリフレッシャーを使用して、

全ての冷却水を交換します。

 

 

最後に LLC再生強化剤を注入して、

エア抜き作業とレベル調整。

 

 

 

 

 

納車時に作業内容と今後の整備ポイントを説明して、

無事納車となりました。

 

 

 

 

 

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今回作業したステージアM35は

 

ATFが漏れて少なくなっている訳でもなく、

ラジエターが錆びている訳でもなく、

ショックアブソーバーのオイル漏れも無い。

 

 

そして排気ガスが悪くもなく、

ブレーキが効かない訳でもない。

 

 

もちろん車検合格基準には、十分満たしているでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ですが試運転をしリフレッシュ点検して、

一つずつチェックしていくと、

 

各部品が劣化・性能低下して

本来の性能が発揮しづらい状況でした。

 

 

 

 

『車は前を向いて走ればそれで良い。』

 

ただの移動手段としての道具だと

割り切るユーザーさんなら

今回の整備は必要ないでしょう。

 

 

 

 

 

 

『愛車を常に良い状態で』

だが

『どこから整備すれば良いか分からない??』

 

そんなユーザー様向けに提案しているリフレッシュプラン。

 

 

 

 

年式・走行距離に比例して

費用は相応に掛かかりますが、

 

適材適所を整備すれば

ガラリと変貌し運転が楽しくなると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフレッシュプランをご希望の方は

HP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

 

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=7626

・車両現状の不具合や不満点

・お預かり出来る期間

・今回の車検整備に掛けれる予算

 

上記3点も教えて頂けると助かります。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

近況作業のダイジェスト。    時間を見つけてブログ更新。 

遠方からの作業依頼は連日続き、

7月中旬はバッタバタ。

 

 

 

 

(私の車の作業はブログに載りますかね?)と

よく聞かれるのですが・・・。

 

 

台数が多すぎて5~6件に1件ぐらいの割合でしか

紹介できないんです~とお話しています。

 

 

 

そんなわけで今回も一部ですがご紹介。

出来るだけ時間を見つけて書きます~!!

 

 

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愛知県豊橋市からはクラウン180系。

 

以前にATF完全圧送式交換をして頂き、

今回はDSCのご依頼です。

 

 

 

 

 

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インテークポート・バルブに蓄積するカーボンを

ドライアイス洗浄で完全除去するDSC。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

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スパークプラグも同時交換すると、

作業工程が重複するので工賃はお安くなっています~。

 

 

 

10万キロ近くになったときはぜひ~。

 

 

 

 

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愛知県名古屋市からはアルファード20系。

 

 

純正CVTF を NUTEC ニューテック『NC-65』に。

(全化学合成ATF エステル系ハイパフォーマンスフルード)

 

 

 

 

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プレ洗浄後にNC-65で圧送式交換。

キレイに入れ替えましたね。

 

 

 

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エンジンオイル は

NUTEC NC-52E 0W20 全化学合成油

 

 

カーエアコンリフレッシュα で

NC-200 AC添加剤を注入しました。

 

 

 

 

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福岡県北九州市からお越し頂いた

京都ナンバーのランドクルーザー100 ディーゼル。

 

 

大阪出張1週間滞在の間に

お預かりで作業をさせて頂きました。

 

 

 

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オイルパンを洗浄しストレーナー交換してから、

アイシンAFW+ でATF圧送式交換。

 

 

 

 

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ディーゼルのインテーク系統が汚れるのは、

ブローバイからのオイルとEGRの煤が原因。

 

 

 

オイルと煤が混ざると非常に厄介になり、

除去洗浄が難しくなります。

 

 

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ドライアイスの特性を利用したドライアイス洗浄。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

固着したカーボンやオイル汚れも、

短時間でエンジンにノーダメージで除去します。

 

 

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1HD-FTEエンジンのインテーク分解は、

フューエルデリバリーパイプを脱着するので

作業とチェックに時間が掛かります。

 

 

 

またLLCも抜いて作業するので

エア抜き作業も必要です。

 

 

基本日帰り作業では時間的に難しいと・・・。

 

 

エンジンルームが高いので、

足場に登りながらの作業は少し疲れましたね。

 

 

 

 

 

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滋賀県からの来店は ハイエースワゴン 200系 4WD。

 

こちらもNUTEC NC-65でATF交換。

 

 

 

 

ルーフ・ドアなどに断熱材を入れたキャンピング仕様車

ノーマル状態よりかなり車重が重いとお聞きしました。

 

 

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国産整備リフトNO,1メーカー スギヤス社の

ビシャモン ファンタスリフトがあれば、

 

ホイルベースが長くても

ラダーフレームRV車でも

3,2tまでならほとんどの車種がリフトアップ可能。

 

 

このファンタスリフトは整備リフトの完成形でしょう。

 

 

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ATF交換をした後は、

フルードレベル調整。

 

 

 

ハイエースも最新モデルの6速ATになると

レベルゲージレスの温度調整タイプになりました。

 

 

なかなか下がらない油温を下げて、

規定温度で調整しました。

 

 

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Fr、R デフオイル

トランスファオイル もNUTECに。

 

 

 

NUTEC NC-70 75w90

NUTEC ZZ-32 80w120

 

 

中空タイプのG/Kも

トルクレンチで規定トルクでマシ締め。

 

 

気温が高くてATFがなかなか冷えず、

約5時間の全作業時間でした。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

工場の1/3をリフレッシュ&新設工事中。

 

散らかっていたモノを処分して、

第一段階は終了しました。

 

 

現在 施工設置業者さんと打ち合わせして、

本格的な工事日程を相談中。

 

 

おそらく8月下旬から工事が始まるので、

9月上旬には設置完了となると思います。

 

 

 

時期が来ましたら詳細をお知らせしますね~。

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

 

 

 

 

マツダ CX-5 スカイアクティブD   インテーク系カーボン蓄積除去作業。

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福井県からお越し頂きました。

 

マツダ CX-5 KE2FW

走行距離63000km

 

 

スカイアクティブ ディーゼルエンジンの

吸気系に溜まるカーボン除去  DSC作業依頼です。

 

 

 

 

 

少し前にアテンザWのインテーク系カーボン蓄積を

弊社独自作業DSCで除去しました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=9900

 

 

 

そのブログを見て頂いての予約来店です。

 

 

 

 

 

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問診から試運転。

 

作業前のライブデータを保存しておきます。

この数値が今後に生きてくるでしょう。 (データ取り)

 

 

 

まずはインテークバルブ・ポートが見えるまで、

分解していきますね。

 

 

 

 

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EGRバイパスパイプの内径は、

予定通りのカーボン蓄積。

 

 

このあたりはサラサラの煤なので、

そんなに悪さはしないでしょう。

 

 

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スカイアクティブDユーザーにはおなじみの『吸気圧センサー』

 

 

定期的に掃除しているそうですが、

それでも埋まりかけていますね~。

 

 

 

掃除の有効性はみんカラ等で検索すれば、

すぐに分かると思いますよ。

 

 

 

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ハーネスや周辺部品を外していけば、

やっとインテークマニホールドが外れました。

 

 

 

最近のエンジンでは珍しいアルミ鋳物製。

 

デミオ ディーゼル1,5 ではEGRが複雑になったので、

樹脂製マニホールドが採用されていますね。

 

 

 

 

 

 

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インテークマニホールドと吸気シャッターバルブの接続部。

内径が60%はカーボンで塞がっていますね。

 

これは前回アテンザよりも蓄積量は多いです。

 

 

 

 

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エンジンシリンダヘッドとの接続部側も

カーボン煤だらけ。

 

 

クリーンディーゼル特有の蓄積ですね。

 

 

それでは恒例のホジホジしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

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今回もカーボン量の比較にコーヒー缶を。

 

 

2万キロ前にディーラーにて

インテークマニホールドを交換した前回アテンザW。

 

それと比べるとカーボン量は多いですが・・・。

 

 

 

 

 

それよりもっと大きな違いは

粉状というよりか

固着硬化していますね。

 

 

 

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某自動車評論家さんがメーカーに問い合わせたところ、

EGRを使うクリーンディーゼルは多少はカーボンが蓄積するとの事。

 

 

 

ですがEGRのカーボンは乾いた粉末状なので、

ある程度蓄積しても吸気流速で崩れて蓄積しない。

(剥がれて燃焼室に吸い込まれる。 )

 

 

また30分も走行すれば

熱で煤が乾燥するので固まらず、

通常使用では全く問題なしとの返答だったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが私は少し違うと考えています。

 

 

過去にターボ車を所持した方なら

ご存知の吸気系のエンジンオイル流入。

 

 

 

ある程度の距離を走行すると

インタークーラーやスロットルまで

オイルでベトベトになりますよね。

 

 

 

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メーカー資料で説明します。

 

 

ターボ過給時にはエアエレメントからタービンまでは

急激な負圧が掛かります。(青色部分

 

その時エアエレメントの抵抗で

さらに負圧が高まり

ブローバイガスの過流入が始まります。

 

の部分がブローバイホース)

が吸気シャッターバルブとの接続部)

 

 

 

急激な負圧により

ブローバイガス と オイルミストが分離する前に、

吸気系にオイルミストが入ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

実際にこのCX-5も

インタークーラーOUTパイプが

少しオイルで湿っていました。

 

 

 

 

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乾いた煤に吸い上げられたオイルが付着すれば

カーボン粉が固まり 粉状から固体状に変わります。

 

 

一度でもオイルが付けば

吸気系の温度ぐらいで、

 

さすがにオイルが乾く事はないでしょう。

 

 

 

INマニ と EXマニの温度は、

全く違いますから・・・。

 

 

 

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インテークマニホールド上流で

あれほど詰まっているので、

 

下流のシリンダヘッド側は

アテンザの時より蓄積度は少ない?

 

 

 

 

蓄積の厚みは5mm   約15%ぐらい狭くなる程度。

 

 

 

 

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ガソリンエンジンに比べると

猛烈に蓄積していますが、

 

クリーンディーゼルなら

まあまあコレぐらいは許容範囲でしょう。

 

 

 

ただこのCX-5はディーラーさんにて

クレーム修理のカムシャフトを交換暦アリ。

 

 

 

メーカー側の諸事情で

カムシャフトを保証交換するらしいのですが、

その時にどこまで交換したのかが不明。

 

 

まさかシリンダヘッドまでは

交換していないと思います。

 

 

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シリンダヘッドのインテークポートに蓄積したカーボンを

完全除去する DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

ドライアイス洗浄機を使用して

米粒状の3mmドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

バルブ・ポートに固着したカーボンを

エンジンにノーダメージで剥離させます。

 

 

ドライアイスの特性を利用して、

熱収縮と昇華爆発力で剥離。

 

 

 

周りには飛び散るが、エンジンには何も残らない。

柔らかいペレットでは金属にはキズが付かない。

 

 

 

 

kkkk

 

 

自動車整備業界では

知名度ほぼゼロのドライアイス洗浄機。

 

 

ですが各製造業の大型プラント工場では

金型や機械などの定期洗浄に使用され実績十分。

 

 

 

短時間での精密金属洗浄では、

ドライアイス洗浄はもはや欠かせないようですよ~。

 

 

 

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4気筒 8ポート 全て除去完了。

 

 

 

ポート壁で隠れているインテークバルブの傘部も、

専用ノズルでキレイに除去しました。

 

 

 

今回はドライアイス洗浄機NO,1メーカー

グリーンテックジャパンさんにご協力頂きまして

 

VP系エンジン専用ノズルの

試作サンプルをお借りしました~。

 http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

 

 

 

ブラインド気味に隠れているバルブに、

噴射したペレットが直撃するよう製作依頼しました。

 

 

 

 

 

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インテークマニホールド上流のにある吸気シャッターバルブ。

 

オイルによる湿り気でしょうか?

カーボンがモソモソ固まっていますね。

 

 

高温高圧のEGR と 低温低圧の新気が交わり、

インマニ入り口で乱気流して蓄積するのでしょう。

 

 

そしてミストオイルもやってくる。

 

 

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吸気シャッターバルブは

DSCでは勢いが強すぎなので手作業で。

 

 

 

 

EGRバルブはDSCでキレイに洗浄。

 

オイルが届かない配置場所なので、

こちらのカーボンはサラサラです。

 

 

 

 

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INマニホールド と EGRガイドパイプ。

 

ドライアイス洗浄で完全再生しました。

 

 

 

 

 

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ガスケットは純正新品に交換して、

各部品を組み立てていきます。

 

 

 

 

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吸気圧センサーは繊細なので、

爪楊枝などでキレイにしましょう。

 

 

洗浄液などは使わない方が良いかと思います。

 

 

 

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冷却水の再充填し、エア抜き作業。

 

各部学習値をリセットして試運転を行います。

 

 

 

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朝9時半からぶっ通しで作業して、

夜9時には一旦終了。

 

翌日冷却水をチェックして、再試運転。

 

 

 

無事作業が完了し、納車となりました。

 

 

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どこまで公開すれば良いのか?

これだけSNSが発達するとかなり躊躇しますね。

 

またメーカーさんに迷惑を掛けるつもりはないですが、

お客様から作業依頼があれば出来る限りはしてあげたい。

 

 

 

 

 

もちろん相応の費用は発生しますが、

出来るだけ新車時に近づけたいというユーザーさんは、

行き場が無いので弊社にたどり着いたのでしょう。

 

 

 

密封式ATのATF完全圧送式交換も

今回のDSCも

そんな声から誕生した弊社オリジナル整備方法。

 

 

難しさもアリ、やり甲斐もアル。

 

 

EGR3

 

 

 

今回のCX-5ユーザーさんに許可を頂き、

数百キロ走行後のレビューをお知らせします。

 

 

 

福井から大阪までのの往路はメーター表示で17km/L。

満タン法で14km/L前後。

(高速走行クルコン作動ではかなり悪い数値だそうです。)

 

 

DSC作業後の復路では

高速道路 と 信号の少ない下道で  メーター表示で22km/L

 

実燃費は高速のみ・下道のみはありませんが、

作業後の給油満タン法で行くと

メーター表示との乖離は1km/Lぐらいでは?との答え。

 

 

改善されたようですね。

 

 

 

 

DPF再生距離が新車時で約300kmだったのが、

最近では150km間隔に。

 

DSC後は336km走行で

やっと再生が始まったそうです。

 

 

 

今回の作業に関わる部分の学習値を全てリセットしたので、

この結果が全てでは無いとは思いますし、

 

エアコンの作動や道路状況・走行速度によっては、

大きく変動すると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ空気を吸い込んでナンボのディーゼルエンジン。

 

空気が吸いづらい状況になっていたなら、

それはパフォーマンスは下がるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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それにここまで吸気系が詰まると、

強力なポンピングロスが発生すると思います。

 

 

ポンピングロス軽減は

低燃費エンジンのトレンド技術ですから。

 

(それによる弊害が多岐にわたり、性能低下を招きます。)

 

 

 

 

 

 

DSC作業終了後に

スキャンツールのライブデータ数値を見ると

完全暖気後のアイドリング状態では

 

水温・エンジン回転数 ほぼ同じで

ある数値の改善を確認。

 

 

 

ユーザーさんもアクセル踏み込み量と

加速度が一致してきたので、

気になる点が改善されたと教えて頂きました。

 

 

 

ライブデータ 5つの数値に着目し、

データ通りの改善が見られたのが収穫です。

 

 

 

 

 

これからサンプル台数が増えてくるので、

いろんな事が見えてくると思いますが、

 

紹介できる部分については

ブログにて公開したいと思います。

 

 

 

 

 

このブログを初見の方は

こちらもどうぞ覗いてみてくださいね。

 http://minato-motors.com/blog/?p=10114

 

 

 

スカイアクティブDへのDSC作業は、

全ユーザーに対しての作業ではありません。

 

 

本来の性能を取り戻したい方への提案型整備になります。

 

 

Happy Car Life!!