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アルファード MNH10系 リフレッシュプラン。  アクスルビームのブッシュ交換で・・・変磨耗完治??

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神奈川県からお越し頂きました。

(多摩ナンバーですが・・・。)

 

 

アルファード MNH10W

H16年式 走行距離155000km

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

メール相談時には車両の左流れ と

リアタイヤの変磨耗(片減り)があり、

それらの解消をメインに依頼されました。

 

 

 

 

予約入庫からまずは問診。

 

希望整備と不具合・不満個所をお聞きして、

お預かりしました。

 

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試運転をして排気ガスのテスト、

エンジン燃焼状態を確認します。

 

 

Tベルト・スパークプラグ等は交換済みだそうです。

エンジンは良好ですね。

 

 

 

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ハンター社 最新アライメントテスター (ホークアイWA470)

 

入庫時のアライメント数値を測定しますが、

リアのアライメントは大きくトゥアウト。

 

特に左が酷くトータルトゥ・スラスト角も異常値です。

 

 

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10系20系アルファード定番の

リアアクスルビームのブッシュ破損。

 

タイヤ着地状態でここまで亀裂が大きいのは、

なかなか酷い状態です。

 

 

アライメント数値異常の原因は、

このブッシュか?ビーム自体の歪みか?

どちらかでしょう。

 

 

タイヤの変磨耗に納得です。

 

 

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タイヤを外して各部を点検。

 

不具合個所や気になる個所をチェックして、

整備プランを制作します。

 

 

希望整備や予算なども考慮しながら、

(もしこの車両が、私の車ならどうするか?)

そう思いながらプランニングしています。

 

 

 

プラン・見積を提案しオーナーさんと協議、

プランが決定すれば作業を開始します。

 

 

それでは作業内容を紹介していきますね~。

 

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せっかく新品にしたタイヤが長持ちするよう、

まずは足回りから始めます。

 

 

 

 

 

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リアアクスルビームの車体から下ろして

左右ブッシュを交換します。

 

SSTを使用してブッシュを交換するのですが、

ディーラーさんでも店舗によっては

お断りする作業のようですね。

 

 

 

 

 

慣れていないと非常に手間が掛かりますし、

SSTを常備していないとブッシュが外せないです。

 

またブッシュ位置決めがありますので、

正確に圧入しないといけません。

 

ちなみに私は何十台も交換しているので、

もう慣れました~。

 

 

 

リアスプリングのインシュレーターも

同時に交換します。

 

 

 

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ブッシュを交換し組み立ててから

一度下ろして仮アライメント測定。

 

少し改善されましたが、数値的にはまだ異常値ですね。

 

 

 

しょうがないアノ手を使おうかな。

 

 

 

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ショックアブソーバーも

カヤバ ニューSRスペシャルで交換します。

 

 

 

ブーツ・バンプ・マウント等も同時交換ですね。

 

 

 

 

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リアブレーキはもう少し使えそうですが、

Frブレーキはダストが酷く、

ディスクローターの面も荒れていますね。

 

 

ローターへの攻撃性が高いブレーキパッドを

使用していたようです。

 

 

 

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ディスク式の場合ブレーキパッドの隙間調整は、

キャリパーシリンダにある

こんな丸いゴム部品(ピストンシール)で行っています。

 

 

気密性を保ちフルード漏れを防ぐだけではなく、

ゴムの柔軟性を利用して

パッドのクリアランスを調整しています。

 

 

 

経年劣化すると柔軟性がなくなるので、

隙間調整がしづらくなるし、

音鳴りの原因にもなるのですよ。

 

 

 

 

ブレーキキャリパーは漏れがなくても、

定期的にO/Hをオススメします。

 

 

 

 

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・Frキャリパーをオーバーホール。

・Frディスクローター研磨&耐熱塗装。

・Frブレーキパッド・バックシム交換。

 

 

WAKO’S BPR (防振・耐熱・耐久)

高性能ブレーキパッドグリスを、

バックシムに薄く塗りこみました。

 

 

 

耐熱塗装済みのディスクローター。

 

数キロ走行すればパッドの当り面のみ

キレイに剥がれます。

 

 

 

 

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アイドリング安定化に

スロットル分解・ISCV清掃。

 

 

 

ワイヤー式スロットルは

スロットルバルブを清掃しても意味がない。

 

横に付いているISCVのバルブ開閉で、

アイドル・スピードを調整しています。

 

 

 

 

特殊工具で非分解モーターを外して、

ISCVシャッターバルブを清掃しました。

 

エアエレメントも交換しますね。

 

 

 

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ATFもリフレッシュ交換します。

 

 

圧送式交換の前にオイルパンを脱着洗浄。

 

磁石の鉄粉を除去し

ガスケット、ストレーナーも交換しますね。

 

 

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今回使用するのはアイシンAFW+。

アイシン製のATにアイシンオリジナルATF。

 

 

まずはイッキに全量圧送式交換。

 

 

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奥に見えるのが新油。

中央ビーカーは廃油。

 

手前のモニターがプレ洗浄後のATF。

(15万キロ無交換はなかなか汚れが落ちない)

 

 

 

新油と比べるとまだまだですが、

廃油と比べると少しだけマシになりましたね。

 

 

 

このまま数十分間アイドリング状態。

もう一度AFW+で全量圧送式交換をします。

 

 

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やっとここまでキレイになりました。

 

肉眼でみるとほぼ同等に透明度は回復。

 

 

ATFもオイルですから必ず劣化します。

定期的に交換して良い状態を保ちましょう。

 

 

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα で

冷媒ガスをリフレッシュ。

 

 

冷媒ガスは多すぎても少なすぎてもダメです。

 

デンゲン社 エコマックスjrを使用して

重量管理で正確にチャージしました。

 

 

同時に全化学合成油(エステル系)を使用した

AC添加剤 NUTEC NC-200でコンプレッサーオイルを強化。

 

 

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リアアクスルビームのブッシュ交換で

完治しなかったアライメントですが

どうやらビーム側に問題がありそうですね。

 

 

ですが事故暦も無くビームに損傷もないので、

何とかしましょうか。

 

 

ビームASSYを購入すると部品代だけで、

7万円ぐらいはしますので・・・。

 

 

 

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アライメント調整パーツに定評がある、

SPC社のトヨタ用アライメント用リアシム。

 

角度の違う6種類のシムから仮数値を参考に、

右に2種類・左に1種類のシムを使用します。

 

 

リアハブ・ブレーキなどを外して装着し、

再組み立てします。

 

馴染ましてから測定し、

数値から外れていれば違うシムに交換。

 

 

数回作業して基準値ど真ん中まで調整しました。

 

 

これでタイヤの変磨耗は解消されるでしょう。

 

 

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リア側が良好になれば

フロント側を調整します。

 

直進安定性重視のセッティングにしました。

 

 

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このボリュームの作業なら

通常2週間のお預かりが平均的。

 

半分はプランニングと部品待ちで、

半分は実作業になります。

 

 

今回は目的が明確だったので、

事前に部品手配をし一週間で完了しました~。

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

10系アルファードは非常に人気が高いですが、

走行距離と年数が増えると

経年劣化がみられる車両も多いですね。

 

 

でもキチンとした正しい整備をすれば、

まだまだ十分使用できると思いますよ。

 

 

 

リフレッシュプランをご希望の方は、

HP(お問い合わせフォーム)からご相談くださいね~。

 

 

どうぞ宜しくお願いします。

Happy Car Life!!

 

 

 

 

デリカ D-5 リフレッシュプラン。  CVTF交換・サスペンションのリフレッシュ整備。

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大阪府南部からお越し頂きました。

 

ミツビシ デリカD-5 CV5W

H19年式 14万キロ走行

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

予約入庫して頂いて、まずは問診。

 

希望整備や不具合・不満個所などをお聞きして、

リフレッシュする整備プランの参考にしますね。

 

 

 

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試運転から排気ガステスト、

エンジンの燃焼状態をチェックします。

 

普段の基本整備はされているようで、

エンジン系は良好ですね。

 

 

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ハンター社 最新アライメントテスター (ホークアイWA470)

 

サスペンションの劣化度や

アライメント数値の乱れを点検します。

 

 

リフレッシュプランでは

入庫時と作業後と2回測定。

 

 

ビフォーアフターは数値をみれば一目瞭然ですから。

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し、

車両を点検。

 

バッテリーアナライザーやスキャンツールも使用し、

目視・分解などもしながら各部をチェック。

 

 

 

 

アナログとデジタルの両面からの車両点検。

 

年々進化する車両に合わせて、

整備する側も対応します。

 

 

 

 

 

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走行距離14万キロなら

ドライブシャフトのグリスも

経年劣化してきます。

 

 

グリス粘度が低下し

インナーブーツから滲み出てきましたね。

 

 

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アウターブーツが破損するのは昔の話。(国産車なら)

 

 

ハンドル操作によるブーツ負荷から

破損しやすいアウター側はブーツ素材が変わり

今では破損する事はほとんど無くなりました。

 

 

するとグリスの交換をする機会がなくなるので、

ノーメンテの車両も多くなる。

 

 

でもグリスも消耗品ですから、

劣化しそのまま使用し続ければ

ドライブシャフトのベアリングが磨耗しますよね。

 

 

最近過走行車の異音個所が

ドライブシャフトが原因の場合が増えてきましたね。

 

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左右のドライブシャフトをオーバーホール。

 

ブーツとグリスを純正品で交換しました。

 

 

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アウター側の非常に硬いブーツバンドは

専用工具がないと締め付けは不可能。

 

 

 

KTC ブーツバンドツール AS405

 

この工具の購入前は

安い工具で何とかしようと試みましたが、

全くダメで安物買いの銭失い。

 

 

ガッチリと強固なクローで締め付けるので、

失敗しないし完璧な仕上がり。

 

締め付け幅の基準値内で、

カシメました。

 

 

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左右リアロアアームのブッシュを交換。

 

 

SSTを使用して中空タイプのロアアームから、

ブッシュを圧入交換します。

 

 

ブッシュを打ち抜く方向や

SST冶具を正しく使用しないと

中空タイプのアームは壊れますよ~。

 

 

 

 

リア スプリングのインシュレーターも

同時に交換しました。

 

 

 

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前後のショックアブソーバーも

純正品で交換します。

 

 

マウント・インシュレーター・ベアリングなども、

もちろん同時交換ですね。

 

 

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14万キロも走行すれば、

アブソーバーの寿命は切れています。

 

 

新旧を比べても反発は無く、

伸びてこないようですね。

 

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CVTFも交換しました。

 

 

オイルパンを分解洗浄し、

磁石の鉄粉も除去。

 

 

キレイに洗浄してから、

ガスケットも交換します。

 

 

 

 

 

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使用するCVTFはアイシンCFEx。

 

 

初期型D-5は圧送式交換が出来ますので、

全量イッキに交換しますね。

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

次回交換推奨距離は約4万キロ。

 

フル乗車・登坂走行などが多い場合は、

少し早めに交換をオススメしています。

 

 

 

CVTは構造上フルードへの負荷が大きく、

ATよりも交換の必要性は高いのです。

 

 

最後にフルードレベル調整と

(フルード劣化度カウンター)を初期化しました。

 

 

 

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電子制御スロットルを清掃し、

エアエレメントも交換します。

 

アイドリングの安定化にオススメしています。

 

 

 

 

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冷媒ガス規定充填量は780g ±20g

 

継ぎ足し手作業(目分量)で

この範囲に収めるのはまず無理でしょう。

 

 

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

 

 

エアコンの冷媒ガスをリフレッシュ。

 

 

全自動冷媒ガス回収再生充填装置

(デンゲン社製 エコマックスJr)

ガス回収/充填量を重量管理で行います。

 

 

 

規定充填量よりも

180gほど少なかったようですね。

 

(ニューテックNC-200 全化学合成油エステル系)も

同時に注入しコンプレッサーを保護補強します。

 

 

 

 

 

 

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最後にトータルアライメントを調整します。

 

試運転をしてから1G締め付け

ターゲットをホイールに装着してから

走行安定性重視で調整しました。

 

 

 

 

 

 

 

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フロントロアアームとリアトレーディングアーム。

 

どちらも少し劣化がありましたが、

今回の整備では保留とし今後の整備課題となりました。

 

 

 

 

ミツビシは比較的ブッシュ単体でも部品供給がありますので、

ブッシュの交換が出来る親切設計。

 

ちなみにトヨタ車は一部を除いて

アームASSSY交換が多いですね。

 

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リフレッシュプランは通常の定期点検とは、

趣旨が少し違います。

 

どちらか言えばある程度走行した車両を、

一度大規模リフレッシュをする整備メニューです。

 

 

定期点検のような保守整備メインではないので、

車両状態に合わせた整備プランニングをしています。

 

 

 

 

 

平均2週間のお預かりが多く、

予算と整備範囲次第では

1ヶ月ほどお預かりする事もありますね。

 

 

宜しければこちらのブログも見てくださいね。

http://minato-motors.com/blog/?p=12375

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼・ご相談は

(HPお問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

それではHappy Car Life!!

 

 

3月の3連休 多くのご来店ありがとうございます。 大阪観光も一緒にどうぞ~。

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晴天に恵まれた3月の3連休。

全国各地からのご来店ありがとうございます。

 

 

岡山県からのご来店は

トヨタ マークX GRX120

走行距離140000km

 

 

 

 

直噴ガソリンエンジンのインテークバルブに蓄積する

強固なカーボンを除去するDSCのご依頼です。

 

 

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弊社オリジナル整備 DSC

(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

ドライアイス洗浄機を使用して、

6気筒12ポート全て除去しました。

 

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DSCオプション整備のスパークプラグ交換。

NGKイリジウムMAXに交換しました。

 

 

 

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新潟県からお越し頂いたのは

マツダ CX-5 KE2AW

走行距離11万キロ

 

 

こちらはsky-D2.2のインテーク系統に蓄積する煤を

完全除去するDSCのご依頼です。

 

 

sky-Dの定番整備になりましたね。

 

 

 

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煤とオイルでベトベト・カチカチになったインテーク系は、

手作業でここまでキレイににするのはほぼ無理でしょう。

 

 

 

ドライアイス洗浄機と特殊ノズルがあれば、

完璧にキレイになりますよ~。

 

kkkk

 

 

 

 

各学習値も初期化し、

燃料噴射補正も再学習して

納車になります。

 

 

 

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神奈川県からお越し頂いたのは、

LS460 USF40

走行距離8万キロ

 

 

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

 

・オイルパン脱着洗浄/ストレーナー交換

・アイシンAFW+でプレ洗浄

・本命ATFはNUTEC NC-65

 

 

 

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(アイシンAFW+)でプレ洗浄を実施して

やっとここまでキレイになりました。

 

 

 

NUTEC ニューテック最高峰の全化学合成ATF

NC-65でもう一度一気に圧送式で交換しますね。

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

AFW+の赤色に干渉されるため色まではキレイになりません。

 

 

 

 

NC-65の極薄で強靭な油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

市販品最強のATFは指名率が高いですね。

 

 

 

 

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ATF圧送式交換後は一度冷却して、

規定温度でレベル調整します。

 

 

ATFのレベル量は

多くても少なくてもダメなんですよ~。

 

 

 

 

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長野県からお越し頂いたのは

レガシィ BP5 走行距離18万キロ

 

 

2年前にもATF交換をさせて頂いていますので、

今回は2回目の来店になります。

 

前回はNUTEC ZZ51改で交換しましたが、

今回はグレードアップしNC-65をチョイス。

 

 

 

オプション整備のカーエアコンリフレッシュα

・エアコン冷媒ガスを全量回収再生充填。

・NUTEC NC-200でコンプレッサーを保護強化。

 

 

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リフレッシュプランが完了し

納車前のアルファード MNH10。

 

多摩ナンバーですが神奈川県からのご依頼です。

 

 

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約2週間預かりのリフレッシュ作業、

近いうちにブログで作業内容を紹介しますね。

 

 

 

 

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愛知県からはデリカ D-5

CV5W 走行距離125000km

 

 

 

CVTF完全圧送式交換と

各オプション整備のご依頼で入庫しました。

 

 

今回はブレーキ関係も整備するので、

1週間預かりとなっています。

 

 

 

 

 

 

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関西圏以外の地域から来店が多いミナト自動車は

大阪府堺市で営業しています。

 

(日本最大の前方後円墳 仁徳天皇陵)のすぐ横です。

 

 

 

新潟県からのCX-5の方は7時間掛かったそうですが、

3連休は大阪観光を家族で楽しまれたようですね。

 

 

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他の方も弊社への作業依頼だけが目的ではなく、

観光ついでにご利用頂ければ幸いです。

 

 

 

弊社目の前にはJR阪和線(もず百舌鳥駅)。

 

・大阪繁華街のキタ・ミナミまでは30分以内

・日本一のノッポビル(あべのハルカス)までは15分

(ハルカスから歩いて公園を抜ければ新世界)

・代車で高速を使用すればUSJまで30分

 

 

 

結構、大阪を観光するには便利な場所にあるんですよ~。

 

 

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ATF交換・DSC・リフレッシュプランのご相談・御見積は

(HPお問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

たくさんのご来店ありがとうございました。

Happy Car Life!!

 

 

 

埼玉県からCX-5のDSC依頼。 sky-D2.2の煤除去作業。 

埼玉県からお越し頂きました。

 

マツダ CX-5 KE2FW ディーゼル

H25年 走行距離 92300km

 

 

sky-Dのインテーク系に蓄積する煤を完全除去する

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

ありがとうございます。

 

 

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普段は信号の少ない道を

30分以上掛けた通勤使用がメイン。

 

 

 

よくネットで言われる

・完全暖機をすれば、湿気が無くなり煤が固まらない。

・チョイ乗りは煤が溜まりやすい。

 

これって本当にそうなんでしょうかね?

確かめた人はいるのでしょうか?

 

そう思ってしまう今回のDSC作業です。

 

 

 

 

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入庫後にスキャンツールを接続し、

ECUライブデータをチェック。

 

5つの数値を確認すれば、

だいたいの蓄積度が分かります。

 

 

 

 

 

蓄積具合を予想しながら

サクサク分解して

インテークマニホールドを外してみました。

 

 

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過去のsky-DへのDSC入庫車両でも

トップ5に入るほどの蓄積具合。

 

 

ここまで蓄積していると、

遣り甲斐がありますね~。

 

 

 

 

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インマニ入り口の吸気経路は

7割ほど煤で塞がっています。

 

 

これで走行出来ているので、

ある意味スゴイですね。

 

 

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E/Gシリンダヘッド側の吸気ポートも、

なかなかの蓄積具合。

 

 

ポート内径が20%ほど狭くなっていますね。

 

 

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恒例のホジホジをするとこんな状態で、

手作業での掃除はお手上げでしょう。

 

 

ですがDSCなら余裕で除去できますよ。

 

 

 

 

 

 

 

ところで

ここまで煤が蓄積するとどうなるのか?

 

チョット画像を交えて個人的見解を。

(間違っていたらゴメンなさい。)

 

 

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赤矢印 フレッシュエア (ターボ過給・酸素O2)

青矢印 EGR系統 (煤多い・CO2)

 

過給空気とEGRが合流するインテークマニホールド。

(複雑な形状をしています)

 

 

 

インマニ入り口に煤が蓄積するとどうなるか?

 

簡単に言えばインテークマニホールドから

燃焼室までの吸気状態が、

 

・フレッシュエアが入りにくい。

・EGRが必要以上に入りやすくなる。

 

 

>EGRは不活性ガス(CO2)

>EGR経路は高温高圧のため煤は溜まらない。

>もちろん各EGRバルブにも蓄積しない。

>低温の新気と合流すると、インマニ以降で蓄積する。

 

 

 

下の画像のEGRパイプなどには、

煤が蓄積することは無いのです。

(薄っすら付着する程度)

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EGRが過流入しやすい蓄積したインマニは

急加速時などにはECUが演算(想定)した以上に

EGRが流入します。

 

 

 

結果、排気ガスに煤が多くなり、パワー出ない。

(噴射燃料量に対してCO2が多くO2が不足しているから。)

 

 

スグにエキゾーストのO2センサーからフィードバックするが、

わずか一瞬だけはECUの演算が対応できない。

 

 

 

 

アクセルのレスポンスが悪くなり、

さらに踏み込めば少し遅れて過給が追いつき

ドッカンターボ状態。

 

 

 

 

ほんの少し遅れただけですが、

塵も積もれば山となる。

 

 

新車時に比べて

アクセルワークのリニア感が無くなるでしょう。

 

 

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EGRの役割は

ガソリンとディーゼルのエンジンでは少し違います。

 

 

ディーゼルの場合は環境対策を全く無視すれば、

パワーダウンするEGRは邪魔なのですね。

 

 

 

 

それにインテークポートに煤が溜まれば、

通路が狭くなり流速が早くなって・・・問題なし??

 

 

 

これも間違いだと思います。

 

プラド

トヨタ資料引用

 

 

 

最新のトヨタプラドに搭載されたディーゼルエンジンは、

いかに空気をシリンダーに充填するかがキーポイント。

 

 

ストレート形状でスワール気渦などをあまり発生させずに、

ズドンと流して流入量をアップ。

 

 

 

 

 

水道蛇口からホースで早くバケツに水を貯める時、

ホースの先端を指で摘むでしょうか?

 

摘めば流速は早くなりますが、

流量は減るはず。

 

ディーゼルなんて空気(酸素)を吸って

ナンボのエンジンですからね。

 

 

 

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解説を止めて作業に戻ります。

 

 

 

インテークマニホールドを軽くホジホジして

ある程度は煤を取り出しました。

 

いつもより煤の量は多く、

コーヒー缶2個以上はありそうですね。

 

 

 

 

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kkkk

 

直噴ガソリンエンジン用の整備として

弊社が開発したDSC。

 

ドライアイス洗浄の利点を応用し、

試行錯誤で完成しました。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

ドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

エンジンにノーダメージで

複雑な形状の吸気ポートを洗浄します。

 

 

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軽く数秒ショットすれば、

ペレットが直撃した個所だけキレイに剥離しましたね。

 

 

 

数種類の特注DSCノズルを使い分けて、

ポートやバルブ傘部までキレイにします。

 

 

 

 

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4気筒8ポートを全て洗浄しました。

 

インテークバルブの傘部に固着する煤も除去していますよ。

 

 

 

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煤が固着結合する原因の一つ、ブローバイからのオイル過流入。

 

 

インタークーラーに溜まるので洗浄液で洗い流しました。

(DSCと同時にオススメしています。)

 

 

 

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インテークマニホールドやEGRバルブ、

吸気シャッターバルブなどもDSCで洗浄します。

 

 

再使用不可部品はガスケットのみ。

 

 

 

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今までのsky-D2.2へのDSC依頼者には、

マツダディーラーにお勤めの方も数人いました。

 

 

会話の中でアレは止めた方が良いのですけど・・・

と聞いたのが、インマニに刺さる吸気圧センサーの掃除。

 

 

センサーを外した事により、煤の結束が緩み脆くなる。

 

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こんな煤が吸い込まれて

インテークバルブに挟まればゾッとしますよね。

 

 

無闇に吸気系の部品は外さない方が良いかと思います。

 

 

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全ての部品を組み立てて、

エンジン始動・完全暖機。

 

 

各学習値をリセットして、

燃料噴射補正を再学習。

 

 

翌日納車となりました。

 

 

 

 

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初代初期型CX-5なので4年経過。

 

もう10万キロ手前まで走行しているので、

一日の走行距離は多い方だと思います。

 

 

 

過去のDSC実績と

ユーザーさんの使用環境等をお聞きしていると、

 

5万キロ毎にDSCでリフレッシュ清掃すれば良いのでは?

と個人的には思っています。

 

 

 

高トルクとレスポンスが良いのが持ち味の

sky-D2.2が鈍ってくるのはモッタイナイ。

 

名刀でも研がずに錆びてると、

駄刀になってしまいますよね。

 

 

 

 

 

メーカーやディーラーさんが推奨する整備だけが、

全てではないと思いますよ。

 

 

 

sky-D2.2へのDSC依頼・御見積は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね~。

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

追記

 

さすがにあれだけ蓄積していれば、

変化があるだろうと思っていましたが

本日オーナーさんからお礼とレビューを頂きました。

 

加速と燃費がハッキリ向上したそうですよ。

(驚いたようですね。)

 

 

入庫問診では普段の使用ではあまり不具合はなく

いたって普通だと思いますとお話されていました。

 

 

まぁ走るちゃ~走るんでしょうが、

新車からジワジワ劣化してくると

体が馴染んで気が付かないのでしょうね。

 

 

 

オーナーさんにお伝えしたのは、

(それが本来のsky-D2.2のフィーリングです)と。

 

どんな機械もメンテナンス次第だと思いますよ。

 

 

 

 

ヴィッツRS リフレッシュプラン。 10万キロ時の総点検整備。

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山梨県からお越し頂きました。

 

トヨタ ヴィッツRS NCP13

1.5ターボ MT  95000km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

(お預かり期間は約2週間。)

 

 

問診と試運転。

作業前アライメント測定と車両総点検。

 

・ハンター社アライメントテスター

・スキャンツール/バッテリアナライザーなどなど

総動員してチェックします。

 

 

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・オーナーさんが希望する整備

・点検結果から弊社が推奨する整備

 

予算に合わせた整備をプランニング。

 

 

御見積とプラン内容を説明して、

作業を開始していきます。

 

 

 

 

入庫からプランニング見積まで約2~3日ぐらいで

メールに御見積書を添付し送信しています。

 

あとはTELにてプランの打ち合わせ

というパターンが多いですね。

 

 

 

 

 

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前後ブレーキ関係をリフレッシュ。

・ブレーキパッド交換

・ディスクローター研磨

・キャリパーO/H

 

 

 

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サスペンションもリフレッシュ。

 

・ショックアブソーバー交換

・Frロアアーム交換

・リアアクスルビーム ブッシュ交換 などなど。

 

 

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エンジン・ミッション関係もリフレッシュ。

 

・エンジンオイル交換

・MTギアオイル交換 NUTEC NC-70

・スパ-クプラグ交換 NGKイリジウムMAX

・カーエアコンリフレッシュα NC-200

・LLC圧送式交換

 

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部品交換が終わればアライメントリフトで

サスペンションアームの1G締め付け。

 

 

そこから試運転をして

最後にもう一度アライメントを測定&調整。

 

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入庫時のアライメント数値より

納車時のアライメント数値が改善するように

直進安定性重視で調整しました。

 

 

かなり乗りやすくなったと思います。

 

 

 

 

画像で紹介した作業以外にも

イロイロしているのですが・・・。

 

最近ひそかにテストしてる

ディスクローター研磨後の耐熱塗装。

 

(かれこれ20台ほど作業済み)

 

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ローター研磨後に防錆効果というよりかは、

化粧直し的な感じで行っています。

 

某メーカー製の耐熱塗料(600℃)を使用。

 

これで数キロ走行すれば

ブレーキパッドの当り面だけ

きれいに塗料が剥がれるんですよね。

 

 

純正GRSクラウンにはこのような処置をしているので、

チョット真似をしてみました。

 

トヨタの場合は(艶消し黒・シルバー)が多いですね。

 

 

 

 

 

大阪府堺市にあるミナト自動車。

最近は近畿圏外からの依頼が多くなりました。

 

リフレッシュプランの作業例

http://minato-motors.com/blog/?cat=12

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼は

HP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

 

Happy Car Life!!