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3連休中のATF交換依頼。    無事納車となりました~。

年明け最初の3連休。

遠方からたくさんのお客様に来店して頂きました。

ありがとうございます。

 

 

 

兵庫県からお越し頂いたのは、

レクサス LS460 USF40

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ATF完全圧送式交換

スロットルボディ清掃・初期化

カーエアコンリフレッシュα

デフオイル交換 NUTEC ZZ-31 75w85

 

 

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次の車両はハイエース LH112V キャンピング車

走行距離は195000km

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

 

オイルパンを洗浄してから圧送式交換

プレ洗浄と本命ATFは(アイシンAFW+)で行いました。

 

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大阪府からはトヨタ マジェスタ UZS186

 

走行距離は5万キロ

 

アイシン AFW+を使用して

全量圧送式交換でATFを交換しました。

 

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福岡県からの来店は マークX GRX120

 

走行距離は75000km

 

 

この連休に大阪に帰省を利用して来店して頂きました。

 

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ATF圧送式交換はNUTEC NC-65で交換し、

ラジエターリフレッシャーを接続してLLCを圧送式交換しました。

 

 

 

 

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仕事始めからフル稼働で作業させて頂きましたが、

無事トラブルもなく順調に作業は進み、納車となりました。

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

弊社の作業受付はメールからの完全予約制となっております。

 

 

この連休中もガンガン電話が掛かってくるのですが・・・。

作業中のため手が離せず、電話対応は難しいのが現状です。

 

 

HPに(お問い合わせフォーム)をご用意していますので、

どうぞそちらをご利用頂けると助かります。

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。 2017営業開始のお知らせ。

あけましておめでとうございます。

本日1月7日より通常営業になりました。

お正月休みの間にメール問い合わせには順次返信していきますので、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

本年もどうぞよろしくお願いします。

ミナト自動車 店主

今年一年ありがとうございました。

残された作業も完了し、無事納車が終わりました。

大掃除も終えて本年度は終業しました。

 

2017年の営業開始は1月7日。

それまでにお問い合わせメールを頂いた方は、

7日以降に順次返信させていただきます。

 

ご迷惑をお掛けしますがしばらくお待ちくださいね。

 

 

今年一年ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

Happy Car Life!!

 

 

ゴムブッシュは純正品の一択で。  これから10万キロ走ります。 予防整備は入念に。

年末の忙しい時期。

 

突然スケジュールに一日だけ空きが出たので

急遽、自分の愛車を整備する事になりました。

 

(実は前もって部品を用意済み。)

 

 

 

 

 

 

お客様にはリフレッシュプランで

普段から整備の必要性をお話していますが、

(あなた自身はどうなんですか?)と言われないように、

愛車の整備を紹介しますね~。

 

 

 

 

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ボルボ940エステート 9B230W

93年式 走行距離15万キロ

 

 

今年1月にはエンジン腰上O/Hを実施。

http://minato-motors.com/blog/?p=8525

 

 

 

 

 

8万キロ走行時に

ショックアブソーバーを交換しているのですが、

 

そこから7万キロも走行すれば

少しヘタってきましたね。

(低速時のみ、段差でコトコト異音あり。)

 

 

 

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前回使用したのはビルシュタインB4 ショックアブソーバー。

今回はカヤバ エクセルGを使用します。

 

 

 

 

 

リアアブソーバーは上下のボルトを外すだけなので、

簡単に交換が可能です。

 

 

 

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フロント側はナックルとストラットが一体式なので、

ディスクローターが付いたまま車体から外しました。 (ん~重い。)

 

 

 

 

 

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アッパーサポート・スプリングを外すと、

ストラットからアブソーバーを抜き出します。

 

 

ストラットの筒の中に、

アブソーバーが入っているのですよね。

 

 

こちらもエクセルGに入れ替えました。

 

 

 

 

もちろんマウントサポート・バンプ・ダストブーツなどは、

新品に交換します。

 

 

 

 

 

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リアアクスル関係のブッシュは比較的丈夫なのですが、

負担の大きいラテラルロッドのブッシュは亀裂が大きかったですね。

 

 

 

 

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そこで社外ブッシュは使用せず、

純正ブッシュで打ち直し。

 

 

その場しのぎの整備なら社外ブュシュでも良いのですが、

ここから10万キロ以上走ってもらうので、

そこはケチらず耐久性を重視し純正品を使います。

 

 

 

 

15t油圧プレスと冶具を使用して、

順番に交換しますね。

 

 

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フロント側は全ブッシュを交換します。

 

ロアアームとコントロールロッド の各ブッシュ。

(通称ソロバン玉ブッシュ)も純正品で交換しました。

 

 

 

アライメントリフトに乗せてから1G締め付け。

長めの試運転をしてからアライメントを調整します。

 

 

 

悲しいかな?リアの調整は構造上不可。

フロントは少しのキャスターとトゥのみ調整可能。

キャンバーも固定式のため調整不可。

 

 

ハンター社最新アライメントテスターでバッチリ調整しました。

(Frトゥだけですけど・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴムブッシュは純正品のみ使用しましたが、

社外ブッシュとの価格差は約2倍以上。(仕入値で)

 

古いボルボの純正部品は結構高いんですよね。

 

 

 

 

社外部品のハズレは

このボルボで結構経験しているので、

少々高価でも純正品を選択。

 

 

国産車の場合なら社外ブュシュは基本的に無いので、

そんな心配は無いんですけど~。

(ASSY交換が多いので社外ブッシュの需要がないのでしょう。)

(強化ブッシュは多少存在しますけど・・・。)

 

 

 

 

 

数年前には(やるべき整備)は一巡終えたが、

まだまだ整備が必要なようで・・・。

 

今年始めにエンジン系リフレッシュ。

年末にサスペンション系をリフレッシュ。

 

 

 

 

ラジエターやTベルト・W/Pなどは過去2回目。

プラグコード・ディスキャップやセンサー類は過去3回目。

ファン・AC・P/Sベルト3兄弟は、何度交換したことか。

 

 

ベルトが鳴けば微調整。

アイドリングがグズれば、ISCV清掃。

このあたりは数ヶ月に1回のペースでお手入れ。

 

 

 

 

 

機嫌が悪くなれば早めに調整し、

壊れそうな部品も早めに交換。

 

常に良い状態を保てれば、

24年目の車両でもエンスト一つなく

快適に使用が(今のところ)出来ていますね。

 

 

 

 

隙を見てはこのボルボで

片道500kmの場所までサーフィンに。

http://minato-motors.com/blog/?p=9686

 

さすがに道中の立ち往生は防ぎたいですからね~。

 

 

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

アクセラXD sky-D2.2  ディーゼル。  DSCで煤除去作業。

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愛知県からお越し頂きました。

マツダ アクセラXD BM2FS

走行距離69000Km

 

 

インテーク系統に蓄積する煤を除去する

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)のご依頼です。

 

 

 

『普段から結構高回転まで回す方なので

そんなに煤は溜まっていないと思うけど・・・。』

 

『アクセル開度とターボ加速とのリニア感が悪くなったので、

DSCを実施しようかと検討中。』

 

 

 

メールにてご相談頂き、入庫してもらいました。

 

 

 

 

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軽くエンジンを冷やしてから、

インテークバルブが見えるまで分解していきます。

 

 

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もうすでにかなりの台数のsky-D2.2を分解しているので、

手間取る作業もサクサク進み・・・。

 

 

インテークマニホールドが外れました。

 

 

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インテークマニホールド上流にある吸気シャッターバルブは

8mm近い厚みのカーボンが蓄積していますね。

 

 

インマニ入り口のEGR合流点は御覧のように、

煤で塞がれて・・・・。

半分ぐらい吸気経路が狭くなっていました。

 

 

 

 

 

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インマニ出口も煤詰まり。

 

マニホールド内壁にびっしり煤が溜まっているので、

もしDSCが無ければ除去出来ず

インマニは交換になると思います。

 

 

 

 

 

 

それではシリンダヘッド側の

インテークポートも見てみましょうか。

 

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インテークバルブは煤で埋もれ、

ポート内径には大量に蓄積。

 

 

さすがディーゼル、コレでも走る。

ですがコレを見れば、性能低下は仕方がないですね~。

 

 

 

 

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恒例のホジホジをすると

ポートが完全に埋れましたね。(煤多すぎ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在何十台もsky-D2.2をDSCしましたが、

まとめてみると溜まる傾向は3パターン。

 

 

<1>

インマニと吸気シャッター付近で蓄積が酷く、

シリンダヘッド・ポート側には蓄積が少ない。

 

 

<2>

1とは逆にシリンダヘッド・ポートに蓄積が多く、

インマニ・吸気シャッター側には蓄積が少ない。

 

 

<3>

吸気シャッターバルブ~インテークポート・バルブまで、

全域で煤の蓄積が多い。

 

 

 

今回のアクセラは<3>のパターンに該当するようですね。

 

 

 

EGR2 (2)

 

 

このアクセラ オーナーさんにお聞きすると

・純正オイル&エレメントはディーラーにて定期的に交換。

・低距離短時間の使用状況ではない。

・エンジン高回転の領域も積極的に活用。

 

 

それでも煤が溜まるようですね。

 

 

 

 

 

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次世代洗浄 ドライアイス洗浄機を使用して、

短時間に・完全に・エンジンにノーダメージで、

 

強固に固着した煤を剥離・除去していきます。

 

 

 

 

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煤がボディに付かないように、

3M社の高性能マスカーで完全防備。

 

 

 

DSC特殊ノズルを使い分けて、

インテークポート内をキレイにしますね。

 

 

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軽く数秒ほどショットすれば、

ドライアイスペレットが直撃した部分だけキレイに剥離。

 

 

ドライアイスペレットは非常に柔らかいので、

圧縮空気で高速で打ち込んでも、

エンジンには全くダメージが無いのです。

 

 

 

ドライアイスの特性である、

熱収縮と昇華爆発力を利用して洗浄しています。

 

 

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特に冷却経路が近い1番シリンダのポートは、

なかなか強固にコビリ付いて大変でした。

 

 

燃焼熱とブローバイオイルの為でしょうか?

通常の倍ほど時間が掛かりました。

 

 

 

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最終的には4気筒8ポートすべて除去完了。

 

 

バルブ傘部の固着した煤も、

完全に除去しましたよ~。

 

 

 

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ドライアイス洗浄機が無ければ、

再使用不可能のインテークマニホールドも

無事に再生完了。

 

 

各バルブもキレイに洗浄して、

交換したのはガスケットのみ。

 

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DSCオプション整備のインタークーラー内部洗浄。

 

ターボ車特有のブローバイオイルが

インタークーラー内に溜まります。

 

 

サラサラの煤が固まる原因にもなるので、

定期的に洗浄する事をオススメします。

 

 

 

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全ての部品を組み立てて、

エンジン始動・完全暖機。

 

 

 

各学習値を初期化し、

燃料噴射補正も再学習させます。

 

 

 

試運転をして無事納車となりました。

 

 

 

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ここまで蓄積して吸気効率が落ちても、

ディーゼルは普通に走ります。

 

 

ただ新車購入時のあの強力なトルクは、

この状態では発揮出来ないと思いますよ。

 

 

 

 

(発揮が出来ない・低下に気が付かない)うちはね、

まだいいのですが・・・。

 

 

 

たとえ加速が鈍くても、

カーボンが剥がれてバルブに挟まり圧縮低下しても、

新車保証があるうちは

無償で修理してもらえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

おそらく本当にこれが問題になるのは、

この無償保証が切れた時かな?と思います。