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マツダ アテンザ ディーゼル煤除去作業。  壊れる前に、不具合が出る前にオススメしています。

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大阪府からの来店はマツダ アテンザ。

H25年式 GJ2FW

走行距離53800km  AT車

 

 

(弊社オリジナル整備メニュー)

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

 

 

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スカイアクティブ・ディーゼル2.2Dの煤蓄積は、

皆さんもうご存知だと思います。

 

 

事の発端はこのブログだと思いますが・・・。

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

 

 

 

おかげ様で多くの依頼を頂いておりますが、

ほとんどの作業車両はブログアップが出来ていない・・。

 

 

 

依頼数が多いのでコレばかり記事にすると、

他の作業ブログが書けないのですね。スミマセン。

 

 

 

 

 

 

私的には構造上煤が溜まるので、

ある程度の走行距離になれば

DSCでリフレッシュ。

 

 

 

 

 

SKY-D2.2の場合の完全除去が出来る方法は、

今のところDSCのみだと思っています。

(O/H以外は)

 

 

 

 

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各部品やハーネスに埋もれているインテークマニホールドを

エンジンから外しました。

 

 

さらに吸気シャッターバルブも、

パカッと切り離しますね。

 

 

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約半分ぐらいは吸気経路が塞がっていますね。

 

あきらかに吸気の流れが悪そうです。

 

 

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インテークマニホールドの出口には、

8つの穴が開いています。

 

 

ここにも煤が蓄積しますが、

この車両はまだマシな方でしょう。

 

 

酷い車両は半分ぐらい塞がっていますので。

 

 

 

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次はエンジンヘッド側の

吸気ポートをチェックします。

 

 

 

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SKY-2.2Dの煤蓄積パターンは3つ。

 

・インテークマニホールド入り口に溜まる。

・エンジンヘッド側のポートに溜まる。

・両方に溜まる。

 

 

道路環境やアクセルワーク・整備状況によって、

煤が蓄積する場所が変化する事が分かりました。

 

 

 

このアテンザはインマニ入り口に、

多く溜まるパターンですね。

 

 

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車体に煤が付かないように、

完全防備のマスキング。

 

 

ドライアイス洗浄機に、

ドライアイス3mmペレットを投入し、

DSCを始めますね。

 

 

kkkk

 

指で潰せるほど柔らかいドライアイスペレットを、

圧縮空気で高速噴射。

 

 

 

一見、単純な機械装置に思えますが、

実は多くのノウハウは詰まった特殊洗浄機。

 

 

そもそも-79℃のドライアイスを

ゴムホースで圧送するだけで、

普通の耐寒ホースなら硬化し割れてしまいます。

 

 

 

また内部の部品は一部カーボン素材を使用しているので、

非常にコストが掛かっているそうですよ。

 

 

サンドブラスト等のブラスト機とは、

中身が全く違うのですね。

 

 

 

これ1台でちょっとした乗用車が

新車で買えてしまいます。

 

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軽く数秒ショットすれば、

ペレットが直撃した箇所のみ

キレイになりましたね。

 

 

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それでもインテークバルブのシャフトには、

強固にカーボンが固着しています。

 

 

煤とオイルが混ざり、燃焼熱で硬化。

バルブ傘部にもカーボンがコビリ付いていますね。

 

 

この状態になると手作業での除去はほぼ不可能。

 

中途半端にカーボン片を残すと

バルブに挟まり圧縮不良になりますよ。

 

 

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数種類ある特注DSCノズルを使い分けて、

ポート内径やバルブシャフト・傘部まで洗浄しました。

 

 

画像では見えない傘部やシャフト裏なども、

キレイに除去しています。

 

 

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DSCする時には圧縮上死点に合わせて、

1気筒ずつショットします。

 

 

バルブ全閉にして作業しないと、

燃焼室に煤が入りますから慎重に。

 

 

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インテークマニホールドや吸気シャッターバルブも、

DSCで完全洗浄。

 

 

 

 

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電子制御シャッターバルブ等には

故障の原因になるケミカル剤は一切使えません。

 

 

 

DSCなら表面だけではなく、

プラスねじの溝などの細部までキレイに除去可能。

 

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純正ガスケットを使用して、

元の状態に組み立てします。

 

 

 

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オプション整備のインタークーラー洗浄。

 

 

ブローバイオイルが溜まりやすいインタークーラーは

洗浄液を投入して内部を洗い流しました。

 

 

オイルキャッチタンクを装着されていましたので、

オイル量は少なめでしたね。

 

 

 

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スーパーLLCが採用された影響でしょうか?

最近多いのが冷却水ラインの不純物固着。

 

 

 

昔は定期的に排出し交換していたLLCは、

ロングライフ化により未交換がメーカー推奨。

 

 

 

ですが現場で整備をしていると、

結構不純物が多いLLCをよく見かけます。

 

その不純物がラジエターキャップの

入り口に溜まり固着します。

 

 

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キャップのパッキンが凹んでしまい、

密着不良で内圧が維持できない。

 

 

ラジエターから漏れて外には出ないのですが、

キャップの弁が正常に気密しないと

オーバーヒートの原因になりますよ。

 

 

 

ラジアターキャップ不良も多いので

弊社でこの純正キャップは

常時在庫するようにしています。

 

 

 

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DSCでは作業前にLLCを抜きますので、

最後にLLCを戻してエア抜きをします。

 

その後にキャップを閉めて

内圧が上がるのを必ず確認します。

 

 

 

するとSKY-DのDSC作業で入庫した3割は、

ラジエターキャップが悪い or 不純物の固着

がありますので清掃か交換をしています。

 

 

 

 

 

 

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エンジン暖機後に各学習値を初期化してから、

燃料噴射量の補正を再学習をし作業完了です。

 

 

 

 

納車時には撮影した画像をお見せしながら、

(ここまで蓄積した)のが(ここまでキレイになりました。)

と説明させて頂いています。

 

 

また整備アドバイスやSKY-Dの構造なども、

雑談程度でお話しています。

 

 

 

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SKY-D2.2へのDSCは、

基本的には一泊二日のお預かり。

 

 

どうしても日帰りで!!と依頼されれば、

入庫時間は早めて貰いますが対応可能です。

(日帰りでの対応は予約時にお知らせください。)

(当日の日帰り依頼は難しいです。)

 

 

 

 

 

 

s-スワール

 

空気の流れを整えて、

燃焼室の形状も最適化。

 

圧縮も落として高性能インジェクターを使い

煤・NOx両方を軽減したそうですが、

それはあくまでも新車時の話。

 

 

5万キロ・10万キロ走行し経年劣化したエンジンまで

初期性能を確保している訳ではないと思いますよ。

 

 

 

それを少しでも維持し または回復させるのが、

日頃のメンテナンスではないでしょうか。

 

 

数あるメンテナンスのひとつが

(DSC)だとお伝えしています。

 

 

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もともとガソリン直噴エンジンに蓄積するカーボンを

完全除去する為に産まれたDSC。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

その応用でSKY-D2.2にも

DSCノズルを改良して対応出来ました。

 

 

 

 

ディーゼルエンジンは空気を吸ってナンボですから、

空気が吸いづらくなれば性能は発揮出来ないと思います。

 

 

自動車整備には清掃系の整備メニューは実に多い。

 

 

 

スロットルやブレーキ関係、

インジェクターや吸気ポート。

 

車種・搭載エンジンなどによって、

清掃箇所や方法は変わります。

 

 

ですがやっている事は基本同じで、

難易度が違うだけなのです。

 

 

 

 

電子制御カチガチの車両ほど、

清掃・洗浄系の整備は重要だと思っています。

 

 

DSCの御見積・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

レクサス IS-F ATF完全圧送式交換。 NUTEC ニューテック-ルブテクノロジー。

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和歌山県からお越し頂いたのは、

レクサス IS-F USE20

走行距離81000km

 

・ATF完全圧送式交換

・デフオイル交換

・カーエアコンリフレッシュα

 

NUTEC全化学合成オイルで交換させて頂きました。

 

 

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試運転からリフトアップして、

ATFをチェックしますね。

 

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そこからオイルパンを脱着洗浄し

磁石に付着した鉄粉を除去。

 

ガスケット等も純正品で交換します。

 

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本命ATFを使用する前に、

まずはプレ洗浄を行います。

 

 

 

 

アイシン製8速ATに

アイシンATFでプレ洗浄。

 

 

交換効率の高い圧送式交換で、

全量イッキに交換しますね。

 

 

 

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ここから本命ATFのNUTEC NC-65を使用して、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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ここまでキレイに入れ替わりました。

 

 

注意

NC-65は色味が弱くAFW+の赤色に干渉されます。

色まではキレイに入れ替わりません。

 

 

 

IS-Fの純正ATFはオートフルードWS。

トヨタ アクアのATFもオートフルードWS。

 

 

トルクが全く違うのに同じATFで

IS-Fの性能を発揮出来るでしょうか?

 

 

最高速度100km/h以下での一般走行で、

サーキット走行は一切しないのなら

それでも良いかもしれませんが・・・。

 

 

チョット無理があるような気がします。

 

 

 

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デフオイルはNUTEC NC-70 75w90

こちらも全化学合成ギアオイル。

 

 

 

純正中空ガスケットは

トルクレンチでトルク締めしました。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

エアコン冷媒ガスをリフレッシュ。

 

 

年々減少する冷媒ガスは

重量管理で正確に測定が必要ですよ。

 

 

デンゲン エコマックスJrで、

全量回収・再生・再充填をしました。

 

同時にNC-200 コンプブーストも注入し

コンプレッサーの強化保護・潤滑向上してあげますね。

 

 

 

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弊社の取り扱いオイルブランドは、

・NUTEC ニューテック

・WAKO’S ワコーズ   の2社になります。

 

 

 

適材適所・得手不得手・特徴などを考慮して、

使用箇所に合わせて選んでいます。

 

 

今のところはATF関連はNUTECをオススメしており、

お客様からの評判も非常に良いので安心して使えますね。

 

 

 

最近のATF交換入庫車両の本命ATFは、

8割はNC-65を希望され、残り1割がZZ51改。

もうひとつの1割がアイシンAFW+。

 

 

 

 

NUTEC担当営業の方の話では、

弊社のNC-65販売数は飛び抜けて多いそうです。

(国産車メインの整備工場に限る)

 

 

 

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

全国各地から弊社をご利用頂いていますが、

入庫時や納車時によく聞かれるのが、

(大阪っぽいオススメの食べ物屋さんはないですか?)と。

 

 

 

ベタなところで言えば

たこ焼き・お好み焼き・串カツ辺りが手軽ですが、

 

たこ焼きは基本的にテイクアウト店が多く、

串カツはお酒が進むので飲酒運転になりNG。

 

 

 

 

そこでいつもオススメしているのは、

お好み焼き(堺市 あじ助)さんですね。

https://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27032293/

 

地元密着の老舗お好み屋さんですから、

観光客向けのお店ではありません。

(また昼夜のピーク時は満席なので要注意)

 

 

 

 

山芋たっぷりのフニャフニャ系でもなく、

粉っぽいドッシリ系でもない絶妙な生地加減。

 

具も大きく厚みもあり、

味は文句なしに美味しいのでご安心ください。

 

 

 

 

 

 

駐車場もあるので弊社に来られた時には

ぜひ食べてみてくださいね。

 

 

私のオススメは(ミックス モダン焼)

お好み焼きに焼きそばがINされているので、

結構ボリュームがありますよ~。

 

 

 

そういう訳でATF交換のご予約・御見積は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますので

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

ニッサン スカイラインV36 リフレッシュプラン。  サスペンション・ATF等をリフレッシュ。

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大阪府北部からお越し頂いたのは

広島ナンバーのスカイライン V36

 

H19年式 50000km

DBA-V36 2WD

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

リフレッシュプランはある程度の年数・走行距離を経た車両を、

なるべく新車時に戻す整備メニューです。

 

 

 

お客様のご予算をお聞きして、

(この車両が私の愛車なら予算内でどんな整備がベストか?)

オススメの整備プランを提案させて頂いています。

 

 

 

よくある保守点検・車検整備の範囲だけではなく、

長く良い状態で使用するよう

中整備以上の作業規模になります。

 

 

 

 

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来店入庫時に問診し試運転。

 

排気ガステストで燃焼状態をチェックし、

ア-ガス社バッテリーアナライザーで充蓄電状態を測定。

 

 

 

スキャンツールG-SCANを接続し

ライブデータの確認と、

アライメントテスターで

サスペンションの状態も診ていきます。

 

 

 

アナログ・デジタル両面から点検する事は、

今の車両には必要な事だと思います。

 

 

 

 

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キャンバー・SAI等は

あまり良い数値ではないですね。

 

作業後に修正調整が必要でしょう。

 

 

 

 

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リフトアップして各部を点検し、

オススメの整備プランを提案させて頂きました。

 

ここまでチェック作業して

やっと概算見積書が出来上がります。

 

 

 

 

 

(リフレッシュプランはおいくらですか?)

と聞かれますがその時にはこう返答しています。

 

ある程度年式・走行を経過した車両の整備は

(いくら掛かりますか?)というよりも

(いくら掛けれますか?)と。

 

 

 

リフレッシュプランの基本料金はありますが、

結局のところ予算次第で

作業内容は大きく変わるのですよね。

 

 

 

 

もし予算の参考にされるなら、

(何月何日公開の○○の作業ブログはおいくらですか?)

とお問い合わせメールを頂けるとお伝え出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

オーナーさんにメール・TEL等で

点検結果や作業内容を説明し、

OKを頂きましたので作業を開始しますね。

 

 

 

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まずはブレーキキャリパー前後1台分のオーバーホール。

 

ピストンシール・グリスなどが硬化すると、

片効きや音鳴り・振動等の原因になります。

 

 

 

 

この車両は錆も無くピストン表面も良好、

シールキットのみの交換で大丈夫ですね。

 

 

 

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キャリパーシール等を組み立てて、

ピストンを出し入れして動きを確認。

 

何度もピストンを動かして、

シール・ブーツの装着状態をチェックしました。

 

 

 

 

 

またホルダー等の劣化した古いグリスは、

洗い流して専用グリスを注入します。

 

 

パッドバックシムにはWAKO’S BPR、

高性能ブレーキパッドグリスを使用していますよ。

 

 

 

ブレーキフルードも全交換しました。

 

 

 

 

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ブレーキディスクローターも研磨作業で再生。

限度厚を確認しながら、軽く表面を整えました。

 

 

 

 

耐熱塗装(600℃)で化粧直しすれば、

見た目も機能も回復しますよ~。

 

 

 

 

 

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ショックアブソーバーも4本交換します。

 

バンプ・インシュレーター・マウント等も、

消耗品ですからもちろん同時交換です。

 

 

 

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リア スプリングインシュレーターと

スタビライザー ブッシュを交換。

 

 

ゴム製品は経年劣化で硬化しますので、

定期的な交換は必要ですね。

 

 

 

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エンジン・AT マウントインシュレーターもリフレッシュ。

 

V6エンジンとサブフレームに挟まれており、

なかなか外すのは大変ですね。

 

 

サブフレームを下ろしながら、

スペースを確保し交換しました。

 

 

 

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LLCはラジエターリフレッシャーで圧送式交換。

 

 

エンジン・ラジエター・ヒーターコアにある

全てのLLCを圧送式で全交換します。

 

 

最後にLLC再生強化剤を注入して防錆・消泡を強化し、

エア抜き作業でレベル調整します。

 

 

 

 

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ATF交換前にオイルパン脱着洗浄。

 

 

磁石に付いた鉄粉を除去し、

ガスケットも交換して再組み立て。

 

ATFを補充して暖機し、

ATF圧送式交換を行いますね。

 

 

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NUTEC ニューテック NC-65

全化学合成 (エステル系)

 

 

全量交換してからATF量を調整しました。

次回交換推奨時期は約6万キロになります。

 

 

 

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで

AC冷媒ガスをリセットします。

 

 

重量管理で回収・再生・充填すると、

約130gほど充填量が少なかったようですね。

 

規定充填量でチャージして、

AC強化添加剤NUTEC NC-200も同時注入しました。

 

 

 

 

 

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NUTEC NC-70 75W90

全化学合成ギアオイルでデフオイルも交換し、

ガスケットはトルクレンチでトルク締め。

 

 

 

 

 

 

 

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作業手順を間違えると恐ろしく時間が掛かる

デュアルスロットルボディ清掃&初期化(急速TAS)。

 

 

よくあるシングルスロットルの(急速TAS)は簡単で、

ごっそりカーボン蓄積を除去してもさほど問題なし。

 

 

ですがデュアルスロットルの場合は失敗すると、

整備書手順やネットの情報でもエラーになり初期化困難。

 

知らない方はデュアルは触らない方が無難でしょう。

 

 

 

 

 

 

ちなみに今回のV36は(裏手順通り)に作業しましたので、

問題なくスムーズに初期化が完了しました。

 

アイドリング安定化にオススメです。

 

 

 

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1G締付後に軽く試運転をしてから、

ホイールアライメントを調整します。

 

 

 

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ハンター社 ホイールアライメントテスター

最新機種 ホークアイWA470

 

 

軽量クランプ式ターゲットをサクッと装着すれば、

4つの高性能カメラセンサーがターゲットの動きを捕捉。

 

 

・ホイールへのターゲット装着は約2秒。

・ホイールも傷が付かずに高精度測定。

瞬時にアライメント数値を弾き出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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サスペンションを組み付けただけですから、

当然数値はバラバラですね。

 

 

 

ここから調整作業に移りますね。

 

 

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クレドル調整でSAIやキャンバーを整えて、

トゥやステアリングセンター・スラスト角もドンピシャに。

 

 

修正できる箇所と出来ない箇所。

バランスを考慮してアライメントを調整しました。

 

 

 

もう一度試運転をして作業は完了しました。

 

 

 

 

 

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5万キロでここまで整備すれば

かなり良い状態を長く使用できると思います。

 

 

オーナーさんは職業上転勤が多く

今まで1店舗に全ての整備を任せる事が

難しかったそうです。

 

今後もその状況は変わらないので、

今回まとめてリフレッシュ整備を依頼されました。

 

 

 

 

 

これで当分の間はほぼ整備する事はなく、

定期的なエンジンオイル交換ぐらいでしょう。

 

 

 

 

 

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年明けから3台一気に

リフレッシュプランの依頼車両が入庫。

 

 

 

おなじみのATF完全圧送式交換や、

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

なども平行して作業を実施。

 

 

ちょっとバタバタしていますが、

トラブルもなく予定通りに進んでいます。

 

 

 

 

そういう訳で各作業のお問い合わせや御見積、

予約受付などは全てメールのみで

受付させて頂いています。

 

 

HP(お問い合わせフォーム)にご記入して、

ご相談頂けるようご協力お願い致します。

 

 

なお数日以内には必ず返信していますので、

もし届かないようでしたらお連絡を頂けると助かります。

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございました。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

マツダ 新型CX-5 KF系   NUTEC最高峰ATF NC-65でATF圧送式交換。

広島県からお越し頂いたのは

マツダ CX-5 KF5P ガソリン車

H28年式 走行距離 6860km

 

 

新型CX-5のATF圧送式交換のご依頼です。

 

 

 

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新車購入してまだ7千キロ弱の走行距離ですが、

NUTECニューテック最高峰ATF 『NC-65』で

全交換する作業内容。

 

 

さすがにこの距離では

オイルパン脱着洗浄は不要だと思いますし、

プレ洗浄も不要でしょう。

 

 

試運転をしてATFをチェックし、

リフトアップしますね。

 

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CX-5等に搭載されるSKY-Dr6速ATは密封式ATのため、

通常作業では圧送式交換は出来ません。

 

 

ですが弊社がオリジナルで製作したアダプターを使用すれば、

交換効率の高い圧送式交換でATFが交換出来ます。

 

 

 

 

もちろん使用するATFチェンジャーは、

(ジャム社製トルコン太郎)

 

5フィルター・2オイルポンプの高性能ATFチェンジャーを

車両に取り付けたアダプターに接続します。

 

 

 

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今回使用するATFのNUTEC NC-65は、

全化学合成ハイパフォーマンスATF。

 

高価なエステル系基油を贅沢に使用し、

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

 

グレードの低い基油を使用し添加剤でボトムアップした

ナンチャッテ全合成ATFとは

そもそもスタンスが違うんですよ~。

 

 

 

恐らく市販ATFで最強スペックのNC-65は、

弊社でもリピート率が高くオススメしています。

 

 

 

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また耐熱性能が非常に高いのが特徴で、

一般走行レベルではそんな簡単には劣化しないと思います。

 

結果、ロングライフに使用出来るでしょう。

 

 

 

ATFはそんなに頻繁に交換するオイルではないので、

コストパフォーマンスは高いと思いますよ~。

 

 

それではイッキに入れ替えていきますね。

 

 

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ここまでキレイに入れ替われば、

次回交換推奨距離は6万キロとお伝えしています。

 

 

 

最後に行うのがATFレベル調整。

 

 

一度冷却してからエンジンを始動。

規定温度でATF量を調整しました。

 

 

 

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KE5P CX-5は直噴ガソリン車なので、

数年後・数万キロ後にはインテークバルブ周辺に、

カーボンが蓄積すると思います。

 

http://minato-motors.com/dsc/

 

SKY-Dクリーンディーゼルとは

また違う理由でカーボンが蓄積しますが、

こちらも今後DSCを対応するかもしれませんね。

 

 

 

トヨタ・レクサスのGR系エンジンのように、

作業手順が確立できればご案内させて頂きます。

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越し頂きありがとうございます。

 

 

年明けから多くのご依頼を頂いており、

順次作業をさせています。

 

またメール問い合わせも多く、

返信作業に追われています。

 

 

 

作業内容は少しずつブログでご紹介していきますので、

どうぞ宜しくお願い致します。  HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

レクサス LS460 エアサス交換 アームブッシュ破損。  エンジンマウントも同時に交換。

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大阪市からお越し頂いたのは

レクサス LS460 USF40

走行距離 17万キロ

 

 

LS460の定番故障整備の

エアサス交換のご依頼です。

 

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LS460のエアサスからか?コトコト異音がし、

近くのディーラーにて診てもらうと

エアサスASSYでの交換を診断されたようです。

 

 

いろいろネットで検索されたようで、

メールでのご相談から予約入庫して頂きました。

 

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フロントの場合は比較的確認がしやすく、

アブソーバー上部のアクチュエーターを外し、

オイルが漏れていればほぼダメでしょう。

 

 

サスのオイルが抜けて異音が発生しているのですね。

 

 

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これも定番のフロントロアアームASSY NO,2の

ブッシュが完全に破断され酷い状態でした。

 

 

ガタゴトとLS460らしからぬ乗り心地でしょう。

 

 

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お客様の依頼はエアサスASSY左右交換と

ロアアームNO,2の左右交換でしたが、

 

ここまで分解するならもう少し予算を上げて、

ロアアームNO,1とエンジンマウント左右の

同時交換を提案しました。

 

 

 

信号待ちでの不快な振動が車体に伝わり、

あまりイイ気分にはならないですよね。

 

8万キロ以上も使用したE/Gマウントは、

もう寿命を超えていると思います。

 

 

それにロアアーム交換とマウント単体の交換作業は、

重複工賃が多いので同時の方が

結果的には経済的なのです。

 

 

 

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ここまで分解すればあと少しでエアサスと

ロアアームが交換出来きます。

 

 

そしてここからサブフレームを分解して、

エンジンマウントを交換しますね。

 

 

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V8エンジンとサブフレームの間にある

E/Gマウントインシュレーター。

 

 

非常に交換しづらいのですが、

サブフレームさえ外せばスンナリ交換が出来ます。

 

巨大なエンジンが落ちてこないように、

慎重に支えてサブフレームを外しました。

(この間エンジンは宙吊り状態です。)

 

 

 

 

 

 

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新旧を比べると

マウントの沈み込み具合が分かりますか?

 

 

 

 

 

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エアサス(ニューマチックシリンダーASSY)と

ロアアーム NO,1 NO,2も交換しますね。

 

 

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ブレーキやハブナックルを組み付けて、

エアサスにエアーを充填します。

 

エア漏れもチェックし、

アライメントリフトに移動して

ブッシュテンションを開放してから

1G締付しました。

 

 

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少し走行し車高調整を実施後、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

 

 

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ハンター社 アライメントテスター ホークアイWA470

 

ホイールリムを傷付けないクランプ式軽量ターゲットは、

ホークアイWA470から採用されています。

 

 

4つの高精度センサーでターゲットを捕捉し、

アライメント数値を演算します。

 

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サブフレームを外しましたので、

キャンバー・キャスター・SAI等が大幅に乱れていますね。

 

 

サブフレームの位置を微調整するクレドル調整。

 

井形状のサブフレームを前後左右に移動させ、

適切な位置に修正しました。

 

 

 

 

ホイールアライメントを調整せずに

ハンドルセンターとサイドスリップだけ簡易調整は、

タイヤの偏磨耗や直進安定性の低下を招きますよ~。

 

 

 

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リアキャンバーは調整出来ませんが、

それ以外はイイ感じに整えられたと思います。

 

 

試運転をして走行状態を確認し、

納車となりました。

 

 

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新車時には1千万円ぐらいのLS460ですから、

各部品定価もなかなか高額です。

 

また調整箇所や初期化・再学習などの

交換作業以外を実施するのが多い車両ですね。

 

 

 

 

 

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エアサスコントローラーで安易なローダウンは、

アームブッシュの破損を招きますので、

しない方が良いんですよ~。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

整備見積や予約等のご相談は

HP(お問い合わせフォーム)から

お願いしています。

 

 

日中は作業をしていますので、

なかなか電話での対応は難しいです。

 

まずはメールからご相談頂けると助かります。

どうぞ宜しくお願い致します。