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CVTF圧送式交換 for NUTECニューテック ZZ51改。  CVT唯一のメンテナンスはフルード交換のみだと思いますよ~。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

今回はCVTF交換にお越しいただいた車両を紹介しますね。

 

 

そもそもCVTFを無交換で良いと

思っている方はいませんよね?

 

 

CVTフルードもオイルなので使用すれば、

必ず劣化します。

 

ATの場合はフルードが劣化すると

シフトフィーリングが低下して、

変速のスムーズさが無くなるのでわかりやすい。

 

 

ですがCVTの場合はシフトショックが

そもそも無い無段階変速。

 

違和感を気にする機会もないのでしょう。

 

CVTF交換の必要性を

知らない方が多いのでは?と思っています。

 

 

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徳島県からお越しいただいたのは、

スバル インプレッサ GJ6

走行距離10万キロ

 

NUTEC ニューテックによるCVTF圧送式交換。

 

少し前に地元でCVTオイルパン洗浄等は実施済みだそうです。

 

 

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試運転をしてCVTFの状態をチェック。

 

フルードチェンジャーに接続して、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

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使用するプレ洗浄フルードは、

NUTEC NC-RF(仮名)

 

 

本命CVTF/ATFで交換する前に、

ミッション内部をプレ洗浄するリンシングフルード。

 

 

過度に洗浄能力を上げずにミッションに負担が掛からないよう、

NUTECさんにお願いして製作していただきました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

それでは一気に全量圧送式で交換しますね。

 

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プレ洗浄後でこんな感じになりました。

 

 

新油と比べるとマダマダですが、

廃油と比べると結構キレイになりました。

 

 

 

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本命CVTFは(NUTEC ZZ51改)

全化学合成フルード (エステル系)

 

(フルードの色は赤色というよりも朱色に近い)

 

 

 

 

ニューテック最高峰フルードの(NC-65)は

低粘度化し油膜性能を極限まで強化したフルードになります。

 

 

ZZ51改は従来型の粘度に設定しつつ、

油膜性能をエステル系基油で強化したフルードです。

 

 

純正品より高耐久・高性能を求めて、

ストリート走行オンリーの使用環境であれば、

CVT車にはZZ51改がベストマッチすると思います。

 

(NC-65に比べると価格も少し安価です。)

 

 

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NC-RFからZZ51改に入れ替えて、

もう一度圧送式で交換しますね。

 

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ほぼ完璧に入れ替わりましたね。

 

ここまでキレイになれば次回推奨交換距離は

約5万キロとお伝えしています。

 

 

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京都府からは日産 ティアナ

J32 走行距離13万キロ

 

こちらもNC-RF&ZZ51改でCVTF交換をしました。

 

 

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オイルパン洗浄・ストレーナー+フィルター交換。

 

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フルードクーラーの洗浄とフルードレベル調整を実施。

 

CVTF劣化度カウンターを初期化しました。

 

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日産と三菱はCVTFは使えば劣化するので、

(正しい方法で定期交換してね。)というスタンスかな。

 

トヨタはひっそりと交換を推奨していますが、

表立っては言わないようです。

 

 

 

 

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地元大阪からはエスティマ ACR50

走行距離9万キロ

 

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NC-RFでプレ洗浄をして、

ZZ51改でもう一度交換しました。

 

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CVTに出来るメンテナンスは

フルード交換ぐらいしかありません。

 

 

フルード交換をせずにCVTに違和感がでれば、

ほぼ治る事はなくASSY交換しか対処が出来ない。

 

CVTF交換はそうならない為の予防整備ですので、

定期的に正確なフルード交換を弊社では推奨しています。

 

 

 

CVTF交換のご依頼・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

必要事項を記入していただければ、

御見積のお返事をさせていただきます。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

ハイラックスサーフ TRN215 リフレッシュプラン 後半の部。  ATF交換・エンジン整備・ホイールアライメント調整。 乗りやすい車両に生まれ変わりました。

前回ブログから紹介している

ハイラックスサーフのリフレッシュプラン。

 http://minato-motors.com/blog/?p=23670

 

 

後半部分も紹介しますね。

 

 

 

トヨタ ハイラックスサーフ TRN215

走行距離10万キロ ガソリン車

 

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サスペンションやブレーキ等の下回り・足回りの整備が終わり、

エンジン・AT系の整備に進みます。

 

 

信号待ちの停止時に微振動が大きく、

かなり不快だったハイラックスサーフ。

 

エンジン/ATマウントの3点を交換を提案しました。

 

 

外したマウントを新旧で比べると、

E/Gを受ける部分が劣化し大きく凹んでいました。

 

 

重たいエンジンを支えているので、

車種問わず劣化している事が多いですね。

 

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ラジエターやホース関係もリフレッシュ交換します。

 

アッパーホース取付部は冷却水からの熱劣化で、

樹脂部が茶色に変色していますね。

 

割れる前の予防整備でラジエターを交換しました。

 

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サーモスタッドも一緒に交換します。

 

ちなみにウォーターポンプは以前に交換済みだそうです。

 

 

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エンジン上部にあるシリンダヘッドカバーのガスケットも、

長年の使用でゴムG/Kがカチカチに硬化。

 

これではオイル漏れの原因になりますね。

 

ゴムガスケットとPCVバルブを交換して

スロットルボディも清掃し初期化しました。

(これでアイドリングも安定するでしょう。)

 

 

E/Gオイル管理が良いので、

内部も奇麗な状態が保たれていますね。

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エンジン前部にあるファンベルトのアイドラプーリー全数交換。

ファンカップリングも同時に交換しました。

 

最近では珍しい燃料フィルターがエンジン横にあるタイプ。

こちらも一緒に交換しますね。

(この年式のトヨタだとインタンクポンプ内蔵が多いのです。)

 

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燃料噴射量やスロットル開度などを決める為の重要なセンサー。

・エアフロメーター

・O2センサー

 

特性ズレでボケてくるので、

ある程度使用すれば早めにに交換しましょう。

 

 

特に触媒前にあるO2センサーのねじは、

ガジッてねじ山が潰れている事が多いですね。

 

タップでねじ山を修正し交換しました。

 

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LLC冷却水は圧送式交換で全量交換しますね。

 

ラジエターリフレッシャーを冷却ラインに接続し、

E/G、ラジエター、ヒーターのLLCを全て交換します。

 

エンジンを始動させながら約15分間ほど圧送式交換。

 

 

最後にLLC再生強化剤で消泡・防錆等を強化して、

エア抜き作業も行いました。

 

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フロント・リアデフ/トランスファのギアオイル交換

NUTEC NC-70 全化学合成ギアオイル(エステル系)

 

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ATFも完全圧送式で交換しました。

 

まずはオイルパンを外して洗浄し、

ストレーナーも同時交換。

磁石に付着した鉄粉も除去します。

 

 

そこから完全脱脂をして、

液体ガスケットを塗って組付けします。

 

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ATFを補充し完全暖機。

 

ATFチェンジャーを接続して、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

使用するプレ洗浄油はNUTEC NC-RF。

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

弊社ではニューテック謹製リンシングフルードを

プレ洗浄時に使用しています。

 

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結構キレイになりましたね。

 

 

ここから15分ほどアイドリング。

次は本命ATFでもう一度交換しますよ。

 

 

使用するのはNUTECニューテック 『NC-65』

全化学合成ハイパフォーマンスATF(エステル系)

 

・極薄で強靭な油膜性能

・ローフリクション/ハイパフォーマンス

 

 

NC-RFとNC-65を入れ替えて、

全量イッキに圧送式で交換します。

 

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完璧に入れ替わりましたね。

 

最後にATFクーラー洗浄と、

フルードレベル調整を行います。

 

 

 

 

 

 

 

カーエアコンリフレッシュαで

AC冷媒ガスをリフレッシュ。

 

年々減少するガスを全量回収して、

真空引き後に規定充填量をリチャージします。

 

同時にNUTEC NC-200コンプブースト注入で

コンプレッサーの潤滑性能を強化しました。

 

 

結果的には140gほど少なかったようですね。

 

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走行距離や年式的にはまだ少し早いと思いましたが、

ユーザーさんからの希望もあり、

インタンク式燃料ポンプも交換します。

 

車体からタンクを降ろして、ポンプを交換しました。

 

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交換整備を終えて最終段階の調整&確認作業。

 

 

アライメントリフトでリフトアップし、

1G締付を行います。

 

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整備リフトでサスペンションアームを外し、

再度組み立てるとサスペンションが伸びた状態で

ブッシュのボルトを締め付ける事になります。

 

 

そのまま着地するとサスペンションアームの角度が変わります。

ブッシュは捻じれた状態で固定され、

不要なブッシュテンションが掛かり、寿命を縮めます。

 

 

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4輪が接地した状態でブッシュを固定するボルトを緩めます。

そして不要なテンションを開放してからもう一度締付。

 

これが(1G締付)という重要で必須作業なのですよ。

 

 

締め付けた個所、整備した箇所のボルトは、

赤いペンでマーキングして何度も確認。

 

 

弊社は遠方から来るお客様が多いので、

(締付忘れやミス)は取り返しがつかないのですよね。

 

 

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そこから軽く試運転をして、

サスペンションのブッシュ等を馴染ませます。

 

 

そして最後にホイールアライメント調整を行いました。

 

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ハンター社 最新鋭ホイールアライメントテスター

ホークアイ(WA470)

 

4つの高精度カメラでホイールに装着したターゲットを捕捉。

 

前に20cmほど手で押して、ターニングテーブルに乗せてから、

ステアリングを左右に切って測定完了。

 

 

これでアライメント数値が演算され弾き出されます。

 

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サスペンションアームにある調整用カムボルトを

組立時には中立の位置に合わせています。

 

それでも組立直後は各数値はバラバラで

まともに走れる状態ではないですよね。

 

 

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そこから車体の下に潜りこんで各数値を調整し、

左右のバランスを整えていきます。

 

 

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最終的にはこんな感じで調整しました。

 

ハイラックスサーフのフロント側は調整機構が多いので、

ほぼ完璧に整いましたね。

 

 

リアはリジッドの為に調整機構はありません。

リアキャンバーは問題なくスラスト角が少しありますが、

トータルトゥを見れば特に気にするほどでもないでしょう。

 

 

これでキレイに走ると思います。

 

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最後に試運転を繰り返し、

最終確認をして納車となりました。

 

入庫時から気になっていた不具合点・不満点

・信号待ちでのボディに伝わる微振動。

・段差を乗り越えた時のボディ軋み。

・高速走行時の唸り音

 

全て解消できたと思います。

 

 

 

 

 

後日ユーザーさんからいただいたメールを添付しますね。

この度はお世話になりました。
数日乗ってみて
車内の静粛性、ブレーキの操作性、乗り心地、燃費、
車の購入時から気になっていたところも変化がわかるほど良くなっていて別の車のようです。
ブログを見て変化するとは思っていましたが、ここまで乗り心地が変わるのかとびっくりしました。
これでまた楽しく運転できます。
ありがとうございました。

 

リフレッシュプラン後の感想をメールでいただきますが、

愛車がガラッと変わるので

皆さん驚かれる事が多いんですよね~。

 

 

 

 

 

私がよくお話しするのは
(過剰整備と予防整備は紙一重)

ユーザーさんが無駄だと思えば過剰整備なるでしょうし、
少しでも安心して乗れるならと思うと予防整備になると思います。

 

今回のユーザーさんは予算100~150万円ぐらいの間で、

リフレッシュ整備を希望されましたので、

当分整備が不要になるぐらいの整備プランを

提案させていただきました。

 

 

 

今から10年10万キロ軽く使用できる

良いリフレッシュ整備だったと思います。

 

 

リフレッシュプランについてのご相談ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

ハイラックスサーフ TRN215 リフレッシュプラン 前半の部。  サスペンション・ブッシュ・ベアリング 足回り/下回りをリフレッシュ整備。

ある程度の年式・走行距離を使用した愛車を、

予算に合わせた整備プランを提案するのが

弊社がオススメする提案型整備(リフレッシュプラン)

 

 

ある程度使用した車両へは個別にバラバラに、

闇雲に整備を実施しても無駄が多い。

 

 

 

入庫問診時にいろんなユーザーさんとお話ししますが、

『以前地元でココとココを交換しました』と教えてもらい、

 

(でしたら横にあるこの部分も同時に交換しましたか?)

(右が悪ければ、左側も交換されましたか?)

(その部品の奥にあるこの部品も交換しましたか?)

と私がお聞きすると・・・。

 

 

 

『恐らく悪い部品しか交換していないと思います。』

『特に提案も無かったので、言われた通りに交換しました。』

と言われる方が多いですね。

 

 

 

自動車の性能は一部の部品交換や調整などで、

改善する時もあるでしょう。

 

 

ですが右がダメなら、いずれ左側も同じだけ使用しているので、

交換時期が訪れるでしょう。

 

またはサスペンションを整備すると、

漏れなくホイールアライメント調整が必要になるので、

同時に関連する整備個所も追加で整備した方が

無駄な重複工賃は省けるのです。

 

 

 

しかし10年10万キロ以上走行した車両を、

新車時に近いコンディションに戻すなら、

相応の整備費用は掛かります。

(決して安価ではないでしょう。)

 

 

(あと数年持てば良いや!!)という車両向けではなく、

(まだまだ愛着があり良いコンディションで乗りたい)という

ユーザーさん向けの整備をブログでご紹介しています。

 

 

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京都市からお越しいただいたのは、

トヨタ ハイラックスサーフ TRN215

走行距離10万キロ ガソリン車

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

予約入庫日をメールで打ち合わせし、

来店してもらいました。

 

 

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お聞きした車両の不満点や希望作業。

 

・普段は整備しない箇所を中心に予防整備を希望。

(新車時に近いコンディションに戻して使用したい。)

 

・サスペンションなどの足回りや下回りは重点的に。

 

・信号待ち時などのエンジン微振動が気になる。

 

・段差などを越えた時のボディ軋み音が気になる。

 

・高速走行時に唸り音が大きくなってきた。

(90km/hぐらいからの速度域で)

 

 

 

 

その他いろいろ気になる点や不具合・不満個所を、

問診して詳細な状態も深く質問します。

 

その時に今回の整備の方向性や不具合改善点を説明し、

車両をお預かりしています。

 

 

 

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まずは試運転をして現状をチェック。

 

微振動や軋み音・唸り音は運転者だけではなく、

同乗者にもハッキリ分かるほどの大きさでした。

 

 

おそらく何かが悪いのですが、

ユーザーさんは年式と走行距離から半分諦めていたようです。

(こんな物なのかな??と)

 

 

排気ガスを測定しエンジン燃焼状態を確認。

十分良好ですがHCがやや出ていますね。

 

 

 

 

 

 

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事前ホイールアライメントを測定して、

現在の数値を確認します。

 

数値的にはやや乱れ程度ですが

乗り心地はあまり良くないのが第一印象でした。

 

 

 

 

 

 

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リフトアップしタイヤを外して各部点検。

 

・バッテリー・オルタネーターの充電・発電状態は良好。

・下回りを見てもオイル漏れはほぼ無い。

 

 

 

 

 

 

 

しかし詳細に点検をしてこれから10万キロ良い状態で

安全に快適に使用出来るように整備プランを制作しました。

 

 

整備見積を提案してOKがいただけたので作業を始めますね。

 

 

 

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まずは高速走行時での唸り音。

 

オイルの色や劣化度、異音の発生源から、

リアデフが怪しい。

 

 

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リアデフを外してリビルト工場に

分解整備を外注依頼しました。

 

 

在庫のリビルト品と交換ではなく、現物リビルト。

(現物をチェックして不良個所を整備する流れです。)

 

 

それまでの間に他の整備作業を進めますね。

 

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左右のRアクスルシャフトを外しましたので、

ハブのベアリングやオイルシールも交換します。

 

長いシャフトの根元にあるB/Gを

SSTと油圧プレスで抜き取ります。

 

 

 

リアのシャフトを抜かないと、デフが外れない。

(同時にすると重複分の工賃は省かれますよね。)

 

 

 

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新しいベアリングを圧入して、

シャフトオイルシールも打替えしました。

 

 

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数日後にリビルト工場から帰ってきたリアデフ。

 

結果的にはベアリング不良が原因で、

シールとB/Gを全数交換してもらいました。

 

 

また内部も洗浄し再塗装済みでの納品です。

(一定期間のリビルト保証も付いています。)

 

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リアアクスルの中も洗浄して、

シャフトと一緒に組立します。

 

 

 

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リアショックアブソーバーと

スタビライザーのブッシュ交換。

 

 

 

 

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次はフロント側のブレーキ、ハブナックル、

ショックアブソーバー等を分解します。

 

 

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今回のショックアブソーバーは純正品をチョイス。

マウントやブッシュなども交換します。

 

外したアブソーバーは少しオイル漏れがありましたね。

 

 

 

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ナックルのオイルシール交換。

 

やはりクロカン系はベアリングへの防塵・防水性は、

乗用車に比べて全然違いますね。

 

 

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ベアリングやナックルにもIN・OUTにシールがあるので、

少々の冠水路でもクロカン系は走行出来るのでしょう。

 

 

逆に台風時の冠水路を走行している乗用車等、

あれは出来るだけ止めた方が良いですよ。

 

ベアリングのシール性能が低い乗用車、軽自動車なら、

水が混入してB/G寿命が縮みますからね。

 

 

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前後ブレーキキャリパーをO/H。

 

・フロント対向4ポッド

・リア浮遊式シングルポッド

 

キャリパーからピストンを抜いて、

完全洗浄しましたよ~。

 

 

 

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それでもピストンには汚れが付着しています。

 

このままではピストンシールに引っ掛かり、

スムーズな動きが出来なくなりますよね。

 

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洗浄・脱脂しても取れない汚れは、

超微粒コンパウンドで磨き上げれば、

ピカピカになり再利用は可能です。

 

 

 

 

 

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専用グリスを塗りながらシールやブーツと一緒に、

ピストンを組付けますね。

 

 

 

 

 

 

キャリパーのホルダー側もリフレッシュ。

ホール内の古いグリスを洗い流します。

 

スライドピンを清掃して

グリスアップとダストブーツ交換。

 

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前後ブレーキパッドも残量が少ないので交換します。

 

WAKO’S ブレーキパッドグリス BPR

シムとパッドの間に薄く塗りました。

 

 

防振・防錆・防水&高耐久性を確保する

高性能パッドグリスを使用しています。

 

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ディスクローターは研磨で再生しますね。

 

ローター研磨機にセットして、

出来るだけ薄く少ない回数で削ります。

 

 

歪みも無く数回で均一になりました。

耐熱塗装で化粧直ししますね。

 

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少し前に地元で整備したドライブシャフトインナーブーツ。

 

『割れブーツ』で処置していますが、

もう合わせ目からグリスが漏れてきてますね。

 

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Frデフからシャフトを引き抜きたいのですが、

異様に固く抜けないので作戦変更。

 

インナー側は残して、別々に整備します。

 

 

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反対側も合わせ目の処置が甘いので、

少し隙間が開いていました。

 

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トロトロに劣化したアウター側のグリス。

 

 

バターぐらいのグリス粘度が、

飲むヨーグルトぐらいに柔らかく油膜劣化すれば、

グリスの寿命は終わりでしょう。

 

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耐久性の高い純正グリス・ブーツKITで交換しますね。

 

そうすれば10年10万キロはノーメンテでOK。

 

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カシメ式のブーツバンドを

SSTでカシメ締め付け完了。

 

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インナー側は車上で洗浄して、

新しいグリスを注入して組付けます。

 

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アッパーアームとロアアームはASSYで交換します。

 

ブッシュの部品供給があるのですが、

何故か劣化しやすいボールジョイント部は供給無し。

 

 

部品さえ出してくれたら組み替えるのに、

仕方がないのでASSY交換になりました。

 

 

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アーム組付け時にはカムボルトのシャフト部に、

薄くグリスを塗り込みます。

 

こうすると隙間から水が混入しずらいですし、

シャフト部の錆でブッシュ固着もしないでしょう。

 

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フロントスタビのブッシュも交換して、

リンクロッドもブーツ破れで交換しました。

 

またガタが出やすいステアリング ラックエンドも、

予防整備で交換します。

 

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こんな感じで進行したハイラックスサーフの

リフレッシュプラン。

 

 

やっとここまでで前半終了。

 

 

 

この後にはホイールアライメント調整も、

エンジン整備やATF交換も行います。

 

 

紹介する作業量が多いので、

今回のブログではここまで。

 

 

次回ブログで後半の作業を紹介しますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

レクサス IS250 直噴エンジン インテーク系カーボン除去作業。 DSC ドライアイスショットカーボンクリーニング。

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大阪府からお越しいただきました。

 

レクサス IS250 GSE20

走行距離95800km

 

 

・ATF圧送式交換

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

の作業依頼で入庫しました。

 

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DSCとはドライアイス洗浄機を利用した、

弊社オリジナルの整備メニュー。

 

トヨタ・レクサスの直噴エンジン インテークバルブに蓄積する

大量のカーボンを完全除去するために弊社が開発しました。

 

 

 

エンジンの吸気系の最深部にあるバルブに蓄積するので、

なかなか手が出せず除去は困難。

 

またカーボン自体も燃焼熱でガチガチに固着しており、

手作業での除去もほぼ不可能。

 

 

s-kkkk

 

 

次世代洗浄方法のドライアイスを利用した洗浄能力。

 

 

 

弊社が自社制作したDSC用特殊ノズルとアダプターを使い、

(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)

不可能を可能にして除去する事ができました。

 

吸気系の汚れや付着物を取り除いて、

エンジンコンディションを回復させます。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

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樹脂製サージタンク、スワールコントロールバルブ、

インテークマニホールドを分解し、

インテークバルブの状態を確認しますね。

 

 

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インテークバルブ傘部の形状が変わるほど、

カーボンが付着し強固に固まっています。

 

 

画像で見ると分かりにくいのですが、

実際は直径40mmほどの細いポート径の、

150mmほど深い位置にバルブがあります。

 

 

 

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マスキングをして完全防備。

 

飛散するカーボンがボディに付着しないように、

上記画像から更にマスキング処置します。

 

 

そしてドライアイス洗浄機をセットし、

ドライアイスペレットを投入。

 

ガンにノズルとアダプターを装着して、

まずは軽くワンショットしてみますね。

 

 

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硬く分厚いカーボンが一部弾け飛びましたね。

 

イイ感じにペレットが直撃すれば、

金属に固着したカーボンが剥離します。

 

s-hhhh

 

ドライアイス洗浄はもともと大きな製造プラントや

金型工場などで水やケミカルを使わずに洗浄する方法。

 

 

ドライアイスペレットは指で潰すと、

粉々になるほど柔らかくて脆い。

 

それを圧縮空気で高速噴射し、

付着物に直撃させます。

 

金属母材と付着物の隙間に入ったペレットが、

熱収縮と昇華爆発力で一気に破裂。

 

(-76℃から昇華し750倍に体積膨張)

ちょっとした小爆発の連続で付着物を除去するのです。

 

 

 

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それを自動車整備に応用し、

より能力を上げてカスタマイズしたのが

唯一無二のDSC。

 

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ドライアイスペレット20kgを使用して、

6気筒12バルブを全て洗浄していきますね。

 

 

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燃焼室にカーボンやペレットが入らないように、

圧縮上死点にセットしてバルブ全閉状態でショット。

 

完璧に除去出来ましたね。

 

バルブの縁やシャフト裏も全てキレイにしています。

 

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スワールCバルブもDSCで除去完了。

 

ピカピカになりました。

 

 

 

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サージタンクはドライアイス洗浄が出来ないので、

ケミカルで洗い流します。

 

 

 

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純正ガスケットで組付けて、

スロットルボディも清掃しました。

 

 

 

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DSCオプション整備のスパークプラグ交換。

 

NGK 長寿命高性能プラグ (RXプラグ)

10万キロ毎の交換をお勧めします。

 

 

 

s-スワール

 

最適な吸気渦を形成するインテークポートとバルブ形状。

 

 

それがカーボン蓄積で形状が変わると、

本来の吸気渦が作れなくなります。

 

結果、燃料と空気の撹拌が上手くいかずに燃焼し、

燃料がパワーに変換できない。

 

 

 

 

直噴は燃料噴射から点火燃焼までの時間が短く、

より理想的な吸気渦の形成が不可欠。

 

新車時は良いのですが経年劣化でカーボンが蓄積すると、

そこが上手くいかなくなるのでしょう。

 

s-bbb

 

直噴エンジン特有のカーボン蓄積。

 

DSCで本来の性能を回復させませんか?と提案しています。

(現在1部の車種のみDSCに対応しています。)

 

 

 

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次はATF圧送式交換。

 

密封式ATでも自社制作のアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能になります。

 

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まずはプレ洗浄。

 

NUTEC ニューテック リンシングフルード

(NC-RF仮名)で全量を一気に交換しますね。

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

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プレ洗浄をするとここまでキレイになりました。

透明度はかなり回復しましたね。

 

 

15分ほどアイドリング状態で待機します。

 

 

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本命ATFのNUTEC NC-65に入れ替えて、

もう一度圧送式で交換しますね。

 

 

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ほぼほぼ完璧に入れ替わりました。

 

一度冷却してから油温検出モードに入れて、

規定ATF油温でレベル調整を行います。

 

 

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デフオイルも交換します。

こちらもNUTEC NC-70 全化学合成ギアオイル。

 

 

ガスケットは新品に交換し、

規定トルクで締め付けます。

 

 

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エアコン冷媒ガスもリフレッシュ。

 

カーエアコンリフレッシュαで冷媒ガスを、

全量回収再生充填していきます。

 

 

・冷媒ガスをフィルターでろ過回収し重量を測定。

・10分間の真空引きで配管内の水分、空気の除去

・規定充填量を測定しながら液化高速充填。

・NUTEC NC-200も同時注入 潤滑性強化。

 

年々減少する冷媒ガスは数年に一度は点検しましょう。

 

 

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エンジンルームを覗いてみると、

定番のオルタネーター クラッチプーリーが破損していました。

 

 

 

このワンウェイクラッチプーリーは旧型タイプの場合、

10万キロぐらいで大体ダメになっていますね。

 

 

完全にダメになればオルタネーターの軸に振動負荷で、

オルタネーターASSYでの交換になるでしょう。

 

プーリーから茶色い粉が出ていれば要注意。

対策品プーリーへの交換をお勧めしています。

 

 

1泊2日のお預かりでしたが、

弊社在庫に適合プーリーがありましたので、

交換をさせていただきました。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

DSCやATF交換のご依頼は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

日中は作業に専念していますのでなかなか電話には出れません。

ご協力のほど宜しくお願い致します。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

愛媛県から マツダCX-5 リフレッシュプラン。 あれから数年経過しましたが、DSCとATF交換は必須整備。 ドライアイス洗浄で煤除去作業。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

(世界で誰も出来なかった特殊整備)

(メーカー、ディーラーさんも認証していない整備)

初めて知った時は大体ネガティブな反応は世の常です。

 

 

 

(スカイアクティブ-Dに対しての煤除去作業)

 

弊社HPがパンクする程の(アクセス集中大反響)で、

賛否両論を巻き起こしたのは数年前。

 

 

 

あの時は3日ほどHPが映らず、完全にサーバーダウン。

 

例えるなら1日200人来店するラーメン屋さんに、

3日間で2万人以上が押し寄せたぐらいのパニック状態。

 

 

 

それでも地道な告知と施工事例アップの結果、

DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は、

おかげさまで多くのユーザーさんに支持されたようです。

 

 

 

 

弊社のブログが知らない第三者にネット拡散されて、

まとめサイト、ツイッター、F/B、個人ブログで大炎上。

 

(あれはミナト自動車のウソだ!!)

(ステマじゃねーの!!)

(マツダへの営業妨害だ!!)

さんざん書かれてしまいましたね~。

 

 

 

 

知らない事へのネガティブな反応はよくある傾向ですが、

逆に冷静に受け止めた方も多かったと思います。

 

 

(そういう不具合事例もあるのか~。)

(ドライアイスを使うって画期的!!)

(逆にDSCをすれば良くなるんでしょ!!)

 

大炎上から多くのDSC施工事例を配信し続けて、

現在の評価に至ったのだと自負しており、

もう弊社を疑う方はいないと思います。

 

 

(これで疑うなら何を言っても信じないでしょう。)

 

 

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この日はCX-5が3台入庫し、

翌日ももう一台入庫したので、

CX-5だらけになった週末でした。

 

 

湘南ナンバー、習志野ナンバー、愛媛ナンバー

DSCとATF完全圧送式交換等の整備依頼です。

 

 

 

 

愛媛県からのCX-5は上記定番整備2点に加えて、

車両全体の整備を提案をするリフレッシュプランも

同時に依頼されての予約入庫。

 

 

マツダ CX-5

KE2FW 19万キロ走行

 

普段の整備は地元ディーラーさんで行っているそうです。

 

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入庫してから問診をし、

試運転をして事前ホイールアライメントを測定します。

 

 

 

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フロント/リア共に少しトゥアウトですが、

19万キロ走行を考慮すると数値的には良好でしょう。

 

 

ただサスペンションはアライメント数値を整えるだけで、

改善する訳ではない。

 

 

劣化したショックアブソーバーやブッシュ等を交換し、

シャキッとリフレッシュさせますね。

 

 

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エンジンルームを開けると、

盛大に汚れが付いています。

 

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こちらもよくあるオーバーヒートか!!と思いましたが、

ユーザーさんに確認すると数年前にLLC漏れの跡だそうです。

 

 

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ラジエターキャップを開けて確認すると、

LLCの未交換の整備不良でしょう。

 

キャップは劣化し、LLCは(ほぼ水)になっていました。

 

 

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本来はこれぐらい緑色したLLCなんですが、

長年の使用で完全に劣化しているようです。

 

 

 

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念のためにオーバーヒートで

ヘッドガスケット破損が無いか?をチェック。

 

 

(エア吹き返しも無いのでヘッド抜けは大丈夫でしょう。)

(時間を掛けて調べました。)

 

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リフトアップで下回り、足回りを点検し、

スキャンツールのデータモニタでライブ数値を点検します。

 

 

点検結果からオススメ整備プランの御見積を制作し、

OKがいただけたので作業を始めます。

 

 

 

まずは事前にリフレッシュをする事が決まっていた、

サスペンションの足回り系から整備しますね。

 

 

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フロントロアアームやスタビブッシュを全交換。

 

 

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ショックアブソーバーは純正品でリフレッシュ。

 

マウントやダストブーツ等も交換します。

 

 

 

 

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リアは右側にオイル漏れがありました。

 

 

 

外したショックはガスが抜けていて、

全く伸びずに反発も弱い。

こちらも純正品で交換します。

 

 

 

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劣化したドライブシャフトのグリス・ブーツ交換。

 

 

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中間ベアリングも交換して、

純正ブーツグリスKITでリフレッシュ。

 

 

グリスもオイルですから使えば劣化しますよね。

劣化でグリス粘度が下がれば摩耗しますよ~。

 

 

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ディスクローターはスター社の高性能ローター研磨機で、

キレイに再生しました。

 

最後に耐熱塗料(600℃)を塗装しています。

 

 

 

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ブレーキキャリパーも完全洗浄してO/H。

 

リアはパーキングブレーキ内蔵式なので、

慎重に作業しました。

 

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劣化したシールやダストブーツを、

純正新品で組替ました。

 

 

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ホルダー側も清掃・洗浄をし、

古いグリスを洗い流します。

 

そこからグリスアップで潤滑性をリセット。

 

 

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ブレーキパッドの残量は少なく、

バックシムにもグリスが無い・・・。

 

 

シムを清掃してWAKO’S BPR

高性能パッドグリスを塗って組付けました。

 

 

 

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ナックルにボルトオンのハブベアリングASSY、

負荷が大きいフロント側を予防整備で交換しますね。

 

 

リアの交換は簡単なので、

異音が出てからで良いでしょう。

 

 

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アライメントリフトに移動して、

サスペンションアームブッシュを1G締付。

 

捻じれたブッシュのテンションを開放し、

負荷の無い状態でマシ締めします。

 

 

黄色いテープの部分を1G締付して、

赤いチェックペンで完了の印を付ける。

 

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そこから軽く試運転をして、

ホイールアライメントを調整しました。

 

 

キレイに整いましたね。

 

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次はATFを交換します。

 

ATオイルパンを外してストレーナーを交換します。

 

CX-5のオイルパンは他社に比べて安価なので、

再利用せずに新品に交換しました。

 

 

 

オイルパンに液体ガスケットを塗って、

脱脂したATに組付けますね。

 

 

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エンジンを暖機して圧送式アダプターを接続し、

交換効率の高い圧送式交換を行います。

 

まずはNUTECリンシングフルード NC-RF(仮名)で、

プレ洗浄しますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

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プレ洗浄後はこんな感じになりました。

 

ビーカーの廃油に比べるとキレイになりましたが、

新油と比べるとマダマダですね。

 

 

15分間のアイドリングタイムのあとに、

本命ATFでもう一度交換します。

 

 

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NUTEC ニューテックNC-65

全化学合成ATF(エステル系)

NUTEC最高峰のハイパフォーマンスATF

 

 

新油と比べてもほぼ同じぐらいまでキレイになりました。

最後に規定温度でレベル調整します。

 

 

弊社ではスカイアクティブ6速ATへのATF交換は、

NUTEC(NC-RF&NC-65)のコンビ交換を、

相性・実績・評判を考慮して採用しています。

 

(弊社ではこれ以外の組み合わせは推奨していません。)

 

 

 

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最後にDSCを行いました。

 

 

インテークマニホールドを外して、

煤の蓄積具合をチェックします。

 

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エンジン インテークポート側は、

蓄積は少なく程々でしょう。

 

 

ですが最深部のバルブ傘部には、

カチカチに煤が固着していました。

 

 

 

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吸気シャッターバルブとインマニ入り口。

 

こちらは盛大に蓄積しており、

4パターンある蓄積具合の一番多い蓄積パターンですね。

 

 

 

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完全防備のマスキングから、

ポート内を軽くショットしました。

 

 

ドライアイス洗浄の威力なら、

これぐらいの煤蓄積は吹き飛びますよ~。

 

 

s-kkkk

 

 

(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)

 

数種類ある自社制作のノズル・アダプターを使い分けて、

複雑な形状のインテークバルブをDSCで洗浄します。

 

 

 

強固に固着した傘部やシャフト裏も、

キレイに除去しました。

 

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外したインテークマニホールドや、

各電子制御バルブもドライアイス洗浄しました。

 

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本来の吸気経路を取り戻したようですね。

 

ディーゼルなんて空気吸ってナンボのエンジンですから、

吸気の邪魔になる煤蓄積は無い方が良いと思いませんか?

 

 

インテークマニホールドや吸気シャッターバルブ等を組付けて、

冷却水(LLC)を圧送式で交換します。

 

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ラジエターリフレッシャーでLLCを回収し、

高密度Wフィルターでろ過してもう一度戻す。

 

これを15分間ほどアイドリング状態で行います。

(時々高回転をキープする事もします。)

 

最後にLLC再生強化剤でLLCを補強して、

レベル調整を行いました。

(キレイな緑色のLLCになりましたね。)

 

 

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カーエアコンリフレッシュαでAC冷媒ガスを再生します。

 

年々減少する冷媒ガスを全量回収し、

真空引き後に規定充填量でリチャージ。

 

 

多くても少なくてもNGで、NUTEC NC-200も同時注入。

 

結果的には半分以上の冷媒ガスが無くなっていたようです。

(過小充填はコンプレッサーには良くないですね。)

 

 

 

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試運転と最終チェックを繰り返し、

約2週間のお預かりで作業をさせていただきました。

 

 

DSC・ATF交換のみなら最短で日帰りも可能。

(DSCは基本的に1泊2日作業を推奨しています。)

 

 

 

 

 

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こんな煤塊がエンジン内部にあれば、

良くはないですよね。

 

 

 

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ショックアブソーバーもこんな状態では、

本来の性能は発揮出来ないでしょう。

 

 

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エアエレメントなんて真っ黒に汚れて、

新品と比べてズッシリ重い。

 

エレメントもここまで汚れると、

かなり吸気抵抗が掛かっていたのでは?と思います。

 

 

 

毎日往復70キロの通勤使用で、

あと5年は使用する予定だそうですよ。

 

 

30万キロ以上走行するなら、

やはり相応の整備は必要だとお伝えしました。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!