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2020年 通常営業を開始しました。 中国地方をグルリと一周。 

おけましておめでとうございます。

本日1月9日から2020年度の営業を始めさせていただきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

例年年末はバタバタと忙しいので、

年始は長めに休暇を取っています。

 

今年は年始の3日から

広島・山口・島根方面に旅行をしました。

 

 

 

ちなみに去年は温泉旅館を数件巡り、

上げ膳据え膳の温泉旅行パターン。

 

これはこれで良いのですが毎年このパターンだと飽きるので、

今回はビジネスホテル&地元の居酒屋巡りで過ごします。

 

ホテルの予約も夕食の店も行き当たりバッタリ。

行きたい場所もアバウトに決めて西に向かいます。

 

 

 

たしか2年前は南九州巡りでしたね。

http://minato-motors.com/blog/?p=16547

 

 

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山陽道をひたすら西に進み、

広島県呉市に到着。

 

呉市海自歴史科学館(大和ミュージアム)

前から興味があって行きたいな~っと思っていた場所です。

 

 

戦艦『大和』を中心とした模型・資料等が

展示されているミュージアムで有名ですよね。

 

 

個人的にはミリタリー兵器戦艦系の興味はあまりないのですが、

(なぜそうなったのか?)(なぜここにあるのか?)と

戦前/戦時中の歴史が知りたくてやってきました。

 

 

 

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最近は博物館・資料館やミュージアム等を

グルリと巡るのがお気に入り。

(大人の社会見学みたいなもんです。)

 

 

 

 

今回もボランティアガイドに申し込んで、

解説を聞きながら見学をしました。

 

 

館内をウロウロしてみても、

(わぁ~凄いな~。)の感想で終わるのですが、

ガイドさんと回るとポイントを押さえた解説が聞けて、

非常に助かるのですよね。

 

 

3日の午後だったので結構人が多く、

2グループに分かれて観覧します。

 

 

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入ってすぐにある大和の精密な1/10模型。

 

資料を元に再現されたようで、

甲板の茶色の部分はウッドデッキになっています。

 

 

鉄製の戦艦に木の板を張るの?と思いましたが、

南海方面に行くと直射日光で甲板が熱くなるので、

木の板で覆い遮熱していたそうです。

 

 

当時作業していた職人さんにお願いして、

忠実に再現しているとお聞きしました。

 

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呉の歴史や戦時中の資料などがある資料室を巡ります。

 

 

普段は平日や閑散期に行くのが多いのですが、

やはり3が日ですね。人がかなり多かったです。

 

 

それでも明治維新後の呉の歴史や、

戦時中の状況などが聞けたので勉強になりました。

 

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零式艦上戦闘機の横にある黒い物体は、

特殊戦闘艇『海龍』

 

 

世界大戦後期に製造された艇ですが、

ガイドさんは中央の部分の溶接を見てほしいと。

 

他の溶接部に比べて腐食が大きく、ビードも不均一。

 

 

ベテラン作業員は戦闘に駆り出されて居なくなり、

子供の作業員が溶接作業をしていたと。

 

 

 

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その横にも特攻用の特殊兵器『回天』は

海龍の1/3程度の大きさの小型戦闘艇(乗員1名乗り)

 

艇の先端に爆薬を搭載して海中を進み、

敵の艦艇に突撃する。

 

平均年齢21歳の約100名の命が失われたのです。

 

 

 

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秘密裏に製造され当時最新技術を集めた戦艦『大和』

 

完成時にはすでに時代は戦艦から、

戦闘機へと主役が移っており、

短い任務期間で沖縄の海で最期を迎える。

 

 

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戦艦大和を中心にした展示内容ですが、

『大和』は凄かったんだぞ!!という内容ではなく、

戦争の悲劇を伝えてくれる資料館だったと感じました。

 

 

 

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お隣にある海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)も

見る予定だったのですが、まさかの休館日・・・。

 

 

またチャンスがあれば訪れたいと思います。

 

 

 

 

 

夕方に呉を出発して、

広島駅のそばにあるホテルにチェックイン。

 

知らない街をブラブラ散策。

 

1時間ぐらいはウロウロして、

美味しそうな店構えで店選び。

 

1月3日という事もあって路地裏のお店は休みが多いが、

とりあえずお好み焼き(広島風)で乾杯です。

 

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二日目は朝から広島平和記念資料館と原爆ドーム。

 

朝一なので記念公園内は人が少なく、

川の対岸から原爆ドームを眺めました。

 

この日は非常に天気が良く、空気が澄んでいる。

手を合わせてから資料館に行きますね。

 

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同公園内の(広島平和記念資料館)

 

この場所を皆さんはご存じだと思いますが、

実際に来館した方はどれくらいいるのでしょうか?

 

一度は訪れておくべき場所だと思いましたので、

展示を見学させてもらいました。

 

この2つを訪れて感じた事を文字には出来ませんが、

こちらも来て良かったなと思います。

 

 

 

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お昼からは岩国へ出発。

向かうは岩国城と錦帯橋。

 

 

駐車場について見た景色がコレ。

まさかの工事中・・・。

 

てつのくじら館に続き2度目か・・・。

 

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去年12月中頃から今年3月中旬頃までの保全工事中。

 

あの美しい5連橋が見れないのは残念ですが、

橋を渡る事はOKなようです。

 

錦帯橋・ロープウェイ・岩国城共通チケットを購入し、

ブラブラ散策してみますね。

 

 

 

錦帯橋を渡り始めると後ろから声を掛けられました。

 

振り返ると地元ボランティアのガイドさんが、

(すみません。錦帯橋から御城まで行かれますか?)

(宜しければ案内をいたします。)と提案が・・・。

 

 

(ぜひ宜しくお願いします。)とガイドさんと3人で、

お城までブラタモリ状態で案内が始まりました。

 

たくさん観光客が多いなかラッキーです。

(夫婦2人でニンマリしました。)

 

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山頂左にあるのがロープウェイ駅。

山頂右が岩国城天守。

 

錦帯橋の歴史や構造、架け替え技術、

城下にある武家屋敷の由来などを、

分かりやすく解説してくれました。

 

 

 

錦帯橋とロープウェイ駅との間には、

きれいな公園が整備されています。

 

昔はここに学校があったそうで

ガイドさんは卒業生だったそうですよ~。

 

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関ヶ原の戦いのあと、吉川広家が築いた岩国城下町。

 

横山の山頂に要害としてお城。

3方を錦川で天然の外堀で防御。

 

S字に曲がる錦川の内側を上級武士の居住区にし、

外側を中下級武士と町民の居住区を置く。

 

旧山陽道から見てなかなか良い地形に

城を築いたのが地図を見ると良く分かります。

 

 

 

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旧天守台跡の石垣と空堀・竪堀

 

天守まで登れば岩国市が一望できます。

城下をグルりと回って錦帯橋に戻る。

 

その間もイロイロと解説をしていただいて、

貴重な時間が過ごせました。

 

ありがとうございます。

 

 

この日も天気が良く瀬戸内海越しに四国が見えました。

佐々木小次郎像に岩国城。

電線が無ければ良かったのにね。

 

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宿泊は下関市に予約をしたので、

山陽道で直行します。

 

ホテル周辺の繁華街をウロウロして、

美味しそうな店で今夜も乾杯です。

 

 

 

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今回の旅行では中国地方を1周する事も含めていたので、

本州最西部の下関市から北上して、

山陰方面をグルリと東に戻りました。

 

 

 

途中に道の駅ランキング1位とアナウンスがある、

(道の駅北浦街道ほうほく)で朝食兼昼食。

 

おまかせ海鮮丼は金額に対してボリュームが凄く、

かなり美味しくいただきました。

 

 

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角島大橋下はサーフポイントと知っていましたので、

上から波チェック。

 

この日はウネリも弱くなり、パワーが無さげでしたが、

腰ぐらいで10人ほど入水でした。

 

 

水は非常にキレイで

日光が当たるとエメラルドグリーン。

 

いつか入りたいですね。

 

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近くにある(元乃隅稲成神社)にサラリと寄りまして、

萩市を目指します。

 

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萩博物館で萩築城の歴史や幕末維新関連の展示など、

ジックリ観覧しました。

 

こちらでも無料ガイドを利用出来たのですが、

(特別展示 長州藩校 明倫館)がメインだったので

今回はスルー。

 

人物の歴史より地形地理的な歴史が好きなので、

萩の成り立ちを中心に見て回ります。

 

 

 

 

すると別のガイドさんが声を掛けてくれて、

萩に城が築かれた歴史を詳しく解説してくれました。

 

こちらも岩国同様に非常に防御力の高い地形ですね。

 

指月山を背に築城し、橋本川・松本川で天然の外堀。

三角州に城下町を整備し、微妙な高低差を利用した遊水池。

 

そこに城や町があるのは、

ちゃんと理由があるのですね。

 

 

 

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夕方に近づいたので

今夜の宿泊地 浜田市に向かいました。

 

途中に何か所かサーフポイントを巡りましたが、

この日は午後から波が入らなかったようです。

 

 

浜田市でもホテルに勧められた居酒屋さんに行きました。

 

メニューに大きく(赤天)(名物)(マヨネーズで美味しい)

と大きく書いていたので

店員さんに赤天って何ですかと聞くと・・・。

 

(浜田市の名物の唐辛子を練り込んだ練り物です。)

(宜しければサービスで試食を持ってきますね~)

 

無料で試食を頂いたので、チョット恐縮。

 

美味しかったのでお土産に赤天を買って帰りましたよ~。

 

 

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最終日になったのでこのまま山陰道をドライブ。

 

基本的に高速道路を走るのは楽しくないので、

下関から大阪まではほぼ一般道を走行しました。

(往路の山陽道は高速を使用)

 

 

 

高速を乗ると景色が見れないのと、運転も単調。

それに寄り道もしずらいですからね。

 

 

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出雲市神西湖にあるウナギ屋さんで昼食を。

 

一口食べて(あっこの鰻の焼き方 ドンピシャ)

 

お店によって焼き方が違う(うな重)ですが、

ここはタレは控えめで器に盛られ、

外がカリッと中フワっと絶妙な焼き加減。

 

非常に美味しかったですね。

 

 

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出雲大社や松江・米子は以前に観光したので、

スルーをし一般道で東へ進む。

 

石脇・青谷・白兎あたりを波チェック。

 

鳥取砂丘を越えて9号線で南下し、

無事大阪に到着しました。

 

走行距離1300kmぐらいを走りましたね。

 

てつのくじら館と錦帯橋は

またの機会に取っておきましょうか。

 

 

 

 

 

それでは本年もどうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

2019年度 営業終了しました。 良いお年を~。

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本日12月29日で2019年度の営業は終了させていただきました。

 

 

予約作業自体は28日中には全て完了しており、

29日は入庫車両の納車と大掃除を行いました。

 

 

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弊社のコンクリート床には、

コンクリートワックスを塗っています。

 

 

床にグリスやオイルが付着する事もありますし、

LLCや水などで濡らす事もあるので、

ワックス掛けは防汚効果の為には結構重要なのです。

 

 

 

それにコンクリート床にワックスコーティングをしていないと、

風化劣化したコンクリートからの粉塵が出やすく、

エンジンやATを分解整備している弊社ではNG。

 

粉塵が出ない作業環境を出来るだけキープしたいと

心掛けしています。

 

 

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年に数回行う床洗浄も、

もちろん年末の大掃除で行いました。

 

 

床面積も大きいので人力では大変。

弊社では床ポリッシャーを購入して、

床を磨いたり研磨したりしています。

 

 

 

夏に旧ワックス剥離作業をしているので、

年末は洗浄磨きとワックス掛けのみを行いました。

 

 

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テーブルリフトはマスキングをします。

 

 

床も洗浄前提で設置工事をしているので、

リフトの付近が他の床より1cmほど高くし、

微妙に勾配を付けています。

 

 

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表面が汚れたワックス層を洗浄しながら磨き上げ。

 

排水は中央のマスに集めて汚水処理します。

 

 

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ポリッシャーに装着するパッドを変えると、

ワックス全剥離から磨きまで調整できるんですよね。

 

 

年に数回実施しているので、

元々床はキレイなんですけどね。

 

今年の汚れは今年のうちにと。

 

 

 

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来年度の営業開始は1月9日(木)から始めます。

 

正月休みの間もメールチェックや返信作業はしていますので、

少しお時間はいただきますが

少しずつ返信をさせていただきます。

 

 

それでは良いお年を。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

マツダ デミオ スカイアクティブD DJ5FS 。  DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で煤除去作業。 蓄積具合はそれぞれ違うのよね~。

マツダ スカイアクティブDの煤蓄積に関しては、

多くの皆さんは既にご存じだと思います。

 

 

これに関しては故障ではなく、

経年劣化とクリーンディーゼルの宿命でしょう。

 

 

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弊社では2,2D 1.5Dへの吸気系に蓄積する大量の煤を、

ドライアイスを用いた特殊洗浄方法で

完全除去を数年前から推奨しています。

 

 

 

 

煤の蓄積具合は2.2Dと1.5Dでも違いますし、

同型エンジンでも使用環境やメンテナンス具合によって、

数種類の蓄積パターンに分かれる事が分かってます。

 

 

エンジン警告灯点灯によるご相談も多く受けており、

それらの原因の一つが煤蓄積だとお伝えしています。

 

(警告灯点灯=煤蓄積ではないですよ。原因は多岐に渡ります)

 

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愛媛県からお越しいただいたのは

マツダ デミオ DJ5FS

走行距離7万キロ

 

DSCの作業依頼をいただきました。

 

 

 

 

メール相談ではここ最近燃費が落ちてきて、

走行中に失火もするようになってきたので、

地元ディーラーにてインジェクター全交換。(無償修理)

 

 

 

いろいろネットで調べて今後の事も考慮し予防整備を兼ねて、

弊社DSCで煤除去作業を依頼されたようです。

 

 

 

 

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試運転をしてから状態をチェックして、

インテーク系の部品を分解していきます。

 

 

デミオの狭いエンジンルームに

押し込められたエンジン部品脱着は、

慣れていても結構大変なんですよね~。

 

 

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樹脂製インテークマニホールド(インタークーラー内蔵式)

 

ここからインタークーラーと分離させます。

 

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1・ターボチャージャー

2・吸気シャッターバルブ

3・水冷式インタークーラー

4・インテークマニホールド

5・エンジン 吸気ポート&バルブ

 

この順番に吸気が流れます。

 

煤交じりの(6・EGRバイパスバルブの導入口)は、

1,5Dの場合は3と4の間にあります。(2,2Dとは違います)

 

 

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インタークーラーは上部画像の導入口(6)の上流にありますが、

比較的近いので吸気脈動や乱気流で少し煤が付着します。

 

 

 

結構ベッチョリ付着している車両もありますし、

今回のように軽く付着している車両も多くあります。

 

これに関してはそこまで問題ではないので、

次に進みますね。

 

 

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インテークマニホールドの出口。(楕円形の穴8個)

 

エンジンとの接続部ですがこちらもこの車両は、

そこまで酷い蓄積ではありませんでした。

 

 

酷い場合は内径が20%ほど狭くなるような、

蓄積をする場合もあります。

 

 

ここも今回の本題ではないので、

次に進みますね。

 

 

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エンジン シリンダヘッドの吸気ポートを覗いてみると、

吸気ポート内径は数ミリの煤しか蓄積していませんね。

 

 

この車両は2,2Dでよく見るポート内径が煤蓄積で狭くなり、

吸気が入りにくい状態でもありませんでした。

 

 

 

 

ですがこの画像の拡大した様子を観察してください。

 

 

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奥に見えるインテークバルブのシャフト部に

大量の煤が蓄積しているのが分かりませんか??

 

 

 

 

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イメージ画像ですが本来はポート奥に、

上記のような赤色線のインテーク(吸気)バルブがあります。

 

 

 

バルブシャフト部の上部をカムが押す事で、

バルブは下がり、下にある穴が大きく開いて、

吸気がシリンダに流入するのです。

 

 

s-スワール

 

ですがこのようにシャフト部や傘部周辺に、

大量の煤が固着し蓄積すると、

過給した吸気がシリンダ内に入りにくくなりませんか?

 

 

ディーゼルは多くの空気をシリンダに充填させる事が重要で、

(ボトルネック)になる障害物はなるべく無い方がベスト。

 

 

流速はターボ加給でナンとでもなるが、

流量は設計時より狭くなるとどうする事も出来ないよね。

 

プラド

 

トヨタ資料によると最新ディーゼルは

吸気での横旋回流(スワール流)を創出するより、

多くの吸気を取り込むストレート型ポート形状で

縦旋回流(タンブル流)へと進化しているそうです。

 

 

 

ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンですから、

それが出来ないと本来の性能が発揮しずらいのでしょう。

 

 

またバルブ形状が変形する程の煤蓄積になると、

理想的な縦旋回流が形成されないので

燃料との撹拌効果も落ちるのですね。

 

 

 

s-kkkk

 

繊細なエンジンの吸気ポートで

強固に固着した大量の煤除去は

基本的にはO/H以外はほぼ無理でしょう。

 

 

ですが弊社が開発したDSC。

(ドライアイスショットカーボンクリーニング)なら、

<エンジンにノーダメージで完璧に>。

短時間で除去が可能になったのです。

 

 

 

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ドライアイス洗浄機という一般自動車整備工場では、

まず導入する事のない特殊洗浄機で、

短時間の除去作業を実施しています。

(日帰り or 1泊お預かり)

 

 

 

・圧縮空気でドライアイス粒を高速噴射。

 

・衝突した粒が煤の隙間に入り込み、

昇華爆発力で一気に炸裂します。

 

 

ドライアイスは固体から気体に一気に変わると、

体積が750倍に膨れ上がる。(昇華)

 

 

このドライアイスの特性を十二分に使う切るのが、

ドライアイス洗浄の洗浄原理です。

 

 

 

また熱収縮作用も重要で対象物の温度が高いほど、

付着物の剥離作用が向上します。

 

(エンジン高温時はダメですが、温かい方が除去しやすい)

 

s-hhhh

 

高温の金型洗浄やケミカル・水分不可の機械類洗浄に

広く使用されるこの洗浄機。

 

 

金属やゴムシールを使用している精密なエンジンに使用しても、

全くノーダメージで傷を付ける事も皆無です。

ご安心ください。

 

 

圧縮上死点にセットして、

1気筒ずつ除去していきます。

 

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1.5Dの場合は手前から奥に伸びる吸気ポートは

バルブ付近で直角に下方に方向を変えます。

 

 

複雑なポート・バルブ形状でも、

弊社が開発したDSCノズルとアダプターを使い分けると、

完璧に煤を除去出来ました。

 

 

 

傘部には燃焼熱でカッチカチに固着していますが、

こちらも完璧に除去をしていますよ~。

 

(ポートが非常に狭いので撮影が出来ないのが残念です。)

 

 

 

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インテークマニホールドや

インタークーラーもキレイになりました。

 

 

吸気シャッターバルブやEGRバイパスパイプも、

DSCで完璧に煤除去出来ましたね。

 

 

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ガスケット類は純正品で全交換して、

元の状態に組み立てします。

 

 

 

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同時に定番でダメになっているラジエターキャップも交換して、

LLCを注入しエンジン始動。

 

 

各学習値や補正等を再学習させて、

最後に試運転をして納車になります。

 

 

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吸気ポートやインテークマニホールドに煤が蓄積し、

吸気抵抗が増えてのボトルネック。

 

 

または今回のデミオのようにインテーク(吸気)バルブ以外は、

そこまで酷い蓄積は無い。

しかしインテークバルブのシャフトや傘部に

大量に蓄積してのボトルネックも最近多い傾向ですね。

 

 

 

 

(煤の溜まらない・蓄積しない乗り方はありますか?)と、

よく聞かれますが私はこう返答しています。

 

 

 

<煤蓄積を気にして車両に合わせた運転をするのは、

精神的に良くなく、あまり意味がないと思いますよ~。>

 

<他のメーカーディーゼルでも溜まるので、

気にせずガンガンとトルクフルに使用した方が良いのでは。>

 

ガンガン使用して新車時からのレスポンスや

パフォーマンスが低下してくれば、

ぜひ弊社のDSCで回復メンテの実施を推奨しています。

 

 

 

 

 

年内も残り僅かですが、

DSCでドライアイス洗浄機はフル稼働。

 

(夏に洗浄機のメーカー定期O/Hも実施済み)

(覚悟はしていたがO/H費用はウン十万円)

故障があるとお客様に迷惑が掛かりますからね。

 

 

 

 

それにしても今年一年間で、

何トンのドライアイスペレットを使用したのか?

 

年末最後に確認しようかな~??

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

レクサス LS600h リフレッシュプラン。  エアサス・サスペンションなどなどをリフレッシュ整備しました。

奈良県からお越しいただきました。

レクサス LS600h ハイブリッド

UVF45 走行距離16万キロ

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

10年10万キロを超えた車両に

ある一定の費用を掛けたリフレッシュ整備を

弊社ではオススメしています。

 

相応に費用が掛かりますが、

皆様には好評をいただいています。

 

 

 

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その中でもやはり部品代が飛び抜けて高額なのが、

レクサス LS600hでしょう。

 

 

車両本体価格が元々高額なので、

装着されている部品も相応にお高いですね。

 

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予約入庫後に問診を行いました。

 

現状の不満点

・HV走行中でのエンジン始動時に

室内に伝わる微振動やこもり音。

 

HV走行からエンジン走行に切り替わる時に、

不快な振動が室内に伝わるそうです。

 

 

 

・サスペンションの劣化もあると思うので、

リフレッシュしてほしい。

 

法人使用のLS600hを購入されたようで、

それなりに基本的な整備はされていた感じがする車両でした。

 

 

ですが試運転をすると

レクサスLSらしからぬフワフワな乗り心地。

 

10万キロ超えるとほとんどのLSは、

乗り心地が悪くなっていますよね。

 

 

本来のLSに戻す整備を行いますね。

 

 

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試運転をして事前ホイールアライメント測定。

 

現状の数値を確認します。

 

 

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ハンター社製 ホイールアライメントテスターの

軽量樹脂ターゲットを4輪に装着。

 

 

ターゲットとホイールの間にはシリコンリングがあるので、

ホイールに傷を付けずに素早くターゲットが装着できます。

 

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約20cmほど車体を手で押して、

ターンテーブルの上に乗せますね。

 

そこからステアリングを左右に切って、

全てのアライメント数値が弾き出されました。

 

最新鋭のハンター社アライメントテスターなら、

正確な数値が瞬時に演算されます。

 

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盛大にバラバラな数値ですね。

 

サスペンションが劣化して数値も悪化していれば、

当然乗り心地は悪いと思いますよ。

 

 

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スキャンツールでライブデータ数値を点検し、

車両をリフトアップしてタイヤを外す。

 

エンジンやAT、下回り・足回り等を点検していきます。

 

今回は新車時の車両価格の約1割の整備費用を投入するので、

それに見合った整備プランを提案させていただきました。

 

 

オーナーさんにプラン内容を説明して、

OKがいただけたので作業を始めます。

 

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エアサスやサスペンションアーム等は

事前に取り寄せしておきました。

 

 

入庫してからの発注では欠品があると作業が止まるので、

前金をいただいて先行発注しています。

 

 

 

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フロントサスペンションを分解。

 

 

ここまで分解して最初にするのがエンジンマウント交換。

 

LS460のガソリン車もなかなかマウント交換は大変ですが、

LS600hのマウント交換はそれ以上に大変です。

 

エンジンルームに巨大なエンジンと

HV周辺機器がビッシリ詰まっているので、

手やレンチ等が入らないのですよね。

 

 

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巨大なV8エンジンを宙づりで保持しながら、

サブフレームを外す。

 

P/Sギアボックスやドライブシャフト等も分解して、

左右のE/Gマウントを交換しました。

 

 

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新旧のマウントを比べると、

旧部品はボルト根元の部分が沈み込んでいますね。

 

 

 

 

 

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劣化の激しいFrアッパーアーム・ロアアーム交換 計4本

 

マルチマチックシリンダー(エアサスASSY)

ハブベアリングASSY・ロアボールジョイント

スタビライザー ブッシュ等

 

この辺りはLS460とよく似ているので、

慣れた手付きでサクサク交換します。

 

 

 

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エアサスの場合は外部にオイル漏れの跡が無くても、

上部ナットの周辺にオイル溜まりがあると

アブソーバーの寿命でしょう。

 

 

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フロントドライブシャフトをO/Hします。

 

劣化が早いフロントは個別に部品が出ますので、

悪くなる前にリフレッシュ。

 

 

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ブーツを外して古く劣化したグリスを取り除きます。

 

 

劣化したグリスでは粘度が低下しているので、

内部ベアリングを守る油膜が保持出来ないのですよね。

 

分解すると液体状にトロトロのグリスが出てきました。

 

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洗浄後に純正グリスブーツKITで組み立てます。

 

同時に右側にある中間ベアリングも同時交換。

 

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グリスを注入しブーツバンドを、

SSTでガッチリとカシメます。

 

 

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リア本革シートを分解して、

リアの内張りも順番に外す。

 

リアのエアサスも交換しますね。

 

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ブレーキディスクローターも研磨機で再生します。

 

よく見るとパッドとローターとの当たりが悪くなっていますね。

 

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正確に研磨機にセットして、

薄く少ない回数でキレイに研磨しました。

 

 

耐熱塗装で化粧直しをすれば、

ほぼ新品同様に戻りましたよ~。

 

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塗り過ぎているブレーキパッドグリス。

 

はみ出し過ぎて美しくないですよね。

 

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パッドシムをキレイに洗浄して、

新しいブレーキパッドに交換します。

 

 

その時に使用するグリスはWAKO’S BPR。

 

高性能パッドグリスならそんなに多く塗らなくても、

十分機能しますから。

 

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ブレーキパッドのサイド部にグリスを塗るのは、

個人的には不要だと思っています。

 

ローターを研磨し、キャリパーをO/Hして、

正確にパッドを組付ければ異音なんかはしないですよ。

 

 

何より仕事が美しくないですよね。

 

 

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アルミ製ブレーキキャリパーもO/Hします。

 

ブレーキパッドに過度に塗ったグリスが、

キャリパーブーツに付着しベタベタ。

 

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フロント対向4ポッド。

リア対向2ポッド。

 

ピストンをキャリパーから抜いて、

キレイに洗浄していきます。

 

そこからシールKITでピストンを組付けて、

ピストンを出し入れして馴染ませます。

 

 

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外した部品を順番に組付けて、

ギアオイルも交換しました。

 

・フロント/リア デフオイル

・トランスファ オイル

NUTEC ZZ-31 75W85 部分合成ギアオイル

 

 

ガスケットも交換して規定トルクで締め付けて、

赤ペンでマーキングします。

 

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タイヤを装着してリフトダウン。

 

エアサスにエアが無い状態で下ろすと、

底突きしますのでイイ感じでリフト保持しながら、

エンジン始動でエア充填作業。

 

 

20分ぐらいで4輪のエアが入り、

車体が浮き上がってきました。

 

 

その状態でゆっくりアライメントリフトに移動します。

 

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サスペンションのアームブッシュを1G締付をしながら、

並行して車高調整を行いますね。

 

 

リフトアップし足が伸びた状態でブッシュを締め付けると、

着地した1G状態ではブッシュが捩じられます。

 

そうするとブッシュに不要なテンションが掛かるので、

交換したブッシュが早期に破損しますよ~。

 

 

またエアサスの場合は車高調整するだけでも、

4輪バラバラなら2時間ぐらいは掛かると思います。

 

下に潜って4輪を微調整し、

車高上昇させて元に戻す。

 

 

 

 

直ぐにはエアサスが反応しないので、

上げて下げてを繰り返すと結構時間が掛かるのです。

 

地面の高さに仮想線を糸で引いて、

基準点からの高さを4輪調整しました。

 

 

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そこから軽く試運転をして、

サスペンションを馴染ませ走行。

 

 

もう一度アライメントリフトにセットして、

ホイールアライメントを調整します。

 

 

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組み立ててスグの状態はこんな感じ。

 

バラバラな数値になっていますね。

 

 

もちろん1G締付時には調整用カムボルトは

ニュートラルの位置にしていますが、

それではホイールアライメントは合わないのです。

 

 

カムに目盛りがありますが、

あれは目安程度で正確な基準ではないですよ~。

 

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SAIを整えながらロアアームのカムボルトで、

キャンバーキャスターを微調整。

 

リアもトゥを微調整しながら、フロントトゥも合わせます。

 

 

エアサス車の場合はエンジンを掛けながら調整するので、

数値が止まってくれないのですよね。

 

ほぼほぼ完璧な数値になったでしょう。

 

VGRSもリセットして完了です。

 

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最後にCVTFも交換します。

 

使用するフルードはアイシンAFW+

アイシン製HVミッションにアイシン製フルード。

 

互換性はバッチリです。

 

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最終的にはここまでキレイに入れ替えました。

 

真っ黒なフルードがキレイな赤色になりましたね。

 

 

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最後に試運転を繰り返して、

作業の最終チェックを行います。

 

 

 

 

市街地低速走行では緩やかにサスが動いて、

高速走行では路面に吸い付くような安定感。

 

静粛性は回復し静かな空間で運転が出来ます。

 

おそらく16万キロ走行したLS600hとは思えない、

乗り心地の良い車になったと思います。

 

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納車後にオーナーさんからレビューをいただきました。

 

LS600hでお世話なりました、〇〇です。
納車後のインプレッションです。
帰り道のみの印象ですが
気になっていた振動はほぼなくなり、エンジン音も遠くで鳴っているようで非常に静かでした
こんなにも変わるものかとびっくりしています
満足度で言えば100点に近いですね!
頼んでよかった!
しばらく乗り回してみてまたレポートしようかと思います
有り難うございます!

 

 

 

 

こちらこそありがとうございました。

 

この車両はスパークプラグは交換済みで、

ラジエターも対策済み品が装着されていました。

 

今回のようなリフレッシュ整備をすれば、

かなり長く良い状態でドライブが出来ると思います。

 

 

 

LS600h新車価格1割の整備費用が高いか?安いか?は、

オーナー本人次第だと思いますが・・・・。

 

費用対効果を考慮すると

個人的には安いような気がします。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

CVTF圧送式交換 for NUTECニューテック ZZ51改。  CVT唯一のメンテナンスはフルード交換のみだと思いますよ~。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

今回はCVTF交換にお越しいただいた車両を紹介しますね。

 

 

そもそもCVTFを無交換で良いと

思っている方はいませんよね?

 

 

CVTフルードもオイルなので使用すれば、

必ず劣化します。

 

ATの場合はフルードが劣化すると

シフトフィーリングが低下して、

変速のスムーズさが無くなるのでわかりやすい。

 

 

ですがCVTの場合はシフトショックが

そもそも無い無段階変速。

 

違和感を気にする機会もないのでしょう。

 

CVTF交換の必要性を

知らない方が多いのでは?と思っています。

 

 

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徳島県からお越しいただいたのは、

スバル インプレッサ GJ6

走行距離10万キロ

 

NUTEC ニューテックによるCVTF圧送式交換。

 

少し前に地元でCVTオイルパン洗浄等は実施済みだそうです。

 

 

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試運転をしてCVTFの状態をチェック。

 

フルードチェンジャーに接続して、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

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使用するプレ洗浄フルードは、

NUTEC NC-RF(仮名)

 

 

本命CVTF/ATFで交換する前に、

ミッション内部をプレ洗浄するリンシングフルード。

 

 

過度に洗浄能力を上げずにミッションに負担が掛からないよう、

NUTECさんにお願いして製作していただきました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

それでは一気に全量圧送式で交換しますね。

 

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プレ洗浄後でこんな感じになりました。

 

 

新油と比べるとマダマダですが、

廃油と比べると結構キレイになりました。

 

 

 

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本命CVTFは(NUTEC ZZ51改)

全化学合成フルード (エステル系)

 

(フルードの色は赤色というよりも朱色に近い)

 

 

 

 

ニューテック最高峰フルードの(NC-65)は

低粘度化し油膜性能を極限まで強化したフルードになります。

 

 

ZZ51改は従来型の粘度に設定しつつ、

油膜性能をエステル系基油で強化したフルードです。

 

 

純正品より高耐久・高性能を求めて、

ストリート走行オンリーの使用環境であれば、

CVT車にはZZ51改がベストマッチすると思います。

 

(NC-65に比べると価格も少し安価です。)

 

 

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NC-RFからZZ51改に入れ替えて、

もう一度圧送式で交換しますね。

 

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ほぼ完璧に入れ替わりましたね。

 

ここまでキレイになれば次回推奨交換距離は

約5万キロとお伝えしています。

 

 

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京都府からは日産 ティアナ

J32 走行距離13万キロ

 

こちらもNC-RF&ZZ51改でCVTF交換をしました。

 

 

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オイルパン洗浄・ストレーナー+フィルター交換。

 

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フルードクーラーの洗浄とフルードレベル調整を実施。

 

CVTF劣化度カウンターを初期化しました。

 

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日産と三菱はCVTFは使えば劣化するので、

(正しい方法で定期交換してね。)というスタンスかな。

 

トヨタはひっそりと交換を推奨していますが、

表立っては言わないようです。

 

 

 

 

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地元大阪からはエスティマ ACR50

走行距離9万キロ

 

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NC-RFでプレ洗浄をして、

ZZ51改でもう一度交換しました。

 

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CVTに出来るメンテナンスは

フルード交換ぐらいしかありません。

 

 

フルード交換をせずにCVTに違和感がでれば、

ほぼ治る事はなくASSY交換しか対処が出来ない。

 

CVTF交換はそうならない為の予防整備ですので、

定期的に正確なフルード交換を弊社では推奨しています。

 

 

 

CVTF交換のご依頼・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

必要事項を記入していただければ、

御見積のお返事をさせていただきます。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!