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マツダ スカイアクティブ-G アクセラスポーツ20S 直噴ガソリンエンジン ドライアイス洗浄でインテークの煤を完全除去。

地元大阪府から入庫したのはマツダ アクセラスポーツ20S
BMEFS 走行距離62800km


直噴ガソリンエンジンのインテークバルブに蓄積する煤除去作業DSCを依頼されました。

マツダSKY-Dのディーゼルエンジンの吸気系に大量の煤が蓄積するのは、弊社ブログを定期的に見てくださる方ならご存じだと思います。
http://minato-motors.com/blog/?cat=192



今回は同じマツダでもSKY-Gの2.0ガソリンエンジンの方で依頼をいただきました。




直噴ガソリンエンジンは構造上インテークバルブとその周辺に煤が溜まります。
これはマツダに限らず、輸入車も国産車も大体同じでほぼ煤蓄積が酷い。


従来の常識ならばエンジン吸気系の奥深くに硬く蓄積し固着するので、O/Hするような大掛かりな整備をしないと除去が出来ませんでした。

ですが今から5年ほど前に弊社が開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

DSCの誕生により、(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に)煤を除去する事が可能になったのです。


ほんの一部ですが過去の事例ブログを紹介しています。
http://minato-motors.com/blog/?cat=169


エンジンシリンダヘッドのインテークポート内を確認するために、インテーク系の部品類を分解していきますね。



スロットルボディやインテークマニホールドを分解すれば、シリンダヘッドのポートが見えてきました。

ポートの中のインテークバルブの煤蓄積状態を確認します。







インテークバルブ傘部にはカマキリの卵状の煤がカッチカチに固着しています。

またポート内径にもベットリ・タップリと煤が固着。
予想通りの蓄積状態でした。



DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は弊社オリジナルの整備メニュー。

ドライアイス洗浄機に特製DSCノズルとアダプターを使い分け、奥底に固着した煤を完全除去します。


ドライアイスペレット(粒)を圧縮空気で高速噴射。

・熱収縮と昇華爆発力
ドライアイスの特性を利用した洗浄方法は、各大型製造プラントなどでも活躍しており、むしろメジャーでしょう。

(機械設備の洗浄や金属金型のスケール除去など。)

それをエンジンインテークポート用に特化した特殊ノズルを自社にて開発し、ドライアイス洗浄機にセットして、DSC作業が始まります。



水分・油分・溶剤等を浸透させない3M社製の高性能マスカーで煤からボディをマスキング。




ドライアイスペレットを洗浄機に投入して、軽くワンショットしてみます。




微かに傘部の煤が弾け飛びましたが、予想以上に煤の固着が酷いです。

高温で焼き付いているので、カチカチというよりガッチガチ。
フルパワーで完全除去を目指します~。



4気筒8ポート全て除去完了。

バルブ傘部もシャフト裏もポート内径も新車同然にキレイになりました。


インテークマニホールド内の煤とオイルを洗い流して、純正新品のガスケットで交換します。

元の状態に組み立てて、スロットルボディも清掃初期化。
エンジンを暖機して各部をチェックして作業は完了しました。


スカイアクティブ-ガソリン車へのDSCなら朝9時半入庫で当日夕方頃の納車が可能。 (日帰りでの作業ですよ~)





SKY-G以前のマツダ直噴エンジンも同じく日帰りにて作業は完了します。
http://minato-motors.com/blog/?p=18979 MPV LY3P
http://minato-motors.com/blog/?p=22238 マツダスピードアクセラBK3P





従来型ポート式燃料噴射ではインテークバルブ周辺にガソリンを噴射するので、煤が付着しても洗い流す事が出来たのです。


ですが直噴式はインジェクターが燃焼室内にあるので、インテークバルブに付着した煤を洗い流す事が出来ない。

内部EGR・外部EGRで積極的に排気ガスを燃焼室に戻す近年の高効率エンジンでは、どうしてもバルブ傘部に煤が付着してしまいます。

そしてブローバイオイルと結合して、高温状態が続くとカッチカチに蓄積固着するんですよね~。



理想的な吸気渦を燃焼室内で形成する為にデザインされたバルブとポート形状。

これが原型を留めないほど形が変われば、理想的なタンブル・スワール渦が発生しないでしょう。

そして噴射から点火までの時間が短い直噴は、気化する前に燃料が高温で燃焼するのでどうしても煤が出やすい。




ガソリンを噴射し空気で撹拌して(完全に気化した混合気)に点火燃焼すれば、煤は出ずにクリーンで効率の良い燃焼パワーが生まれます。

理論上はそうなのですがその前提である理想的な吸気渦が発生しなければ、燃焼ムラが出来て煤が発生し、それがバルブに付着して吸気渦をさらに阻害する。




初期症状としては高回転時にフケ上がり鈍くアクセルレスポンスも低下、蓄積が酷くなるとアイドリングが不安定になるでしょう。


DSCは新車時以上の性能を発揮するチューニング系の整備ではなく、新車時のコンディションに戻す清掃系整備です。

使用すれば年々劣化し汚れが溜まるので、数年に1度はDSCを実施した方が気持ちよくドライブが出来ますよ~とアナウンスしています。





本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

DSC等の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!










アルファードMNH10 リフレッシュプラン。 サスペンションやブッシュ、ブレーキ・ATFなどをリフレッシュ整備しました~。

大阪府からお越しいただいたのは
トヨタ アルファードMNH10 走行距離10万キロ 
リフレッシュプランのご依頼です。



10年10万キロ以上走行した車両をもう一度新車時に近いコンディションに戻すリフレッシュプランは、非常に好評で慢性的な入庫待ち状態が続いています。



月に作業できる台数が限られるので、ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願いします。



メールからの相談内容はこんな感じ。

・新車時から使用し普段の整備は地元ディーラーにてメンテナンスをしてきた。
・乗り心地がガタガタとずいぶん悪くなったが、ディーラーさんに相談しても問題なしの回答に疑問。
・足回りの劣化とATF交換を希望整備に入れてほしい。
・良いコンディションにしてから子供に譲りたい。



個人的な感想を言えば10系アルファードはもともとドッシリとして乗り心地いいですよ。それが異音がしたり車酔いしたりするのは各機関が劣化しているから。


V6の3.0エンジンもトルクフルなので、リフレッシュプランで整備すれば問題なくまだまだ快適に乗れるでしょう。


ただ無暗に無計画に整備しても意味はなくコンディションも戻らない。

相応の費用は掛かりますがお勧めのリフレッシュ整備をプランニングし提案させていただいています。




問診をして試運転をしホイールアライメントを測定。



フロントは大幅なトゥアウトでリアのスラスト角もややズレている。
(リア左のトゥアウトはあまり良い状態ではないですね。)

ここで安易な考えで整備するなら(ホイールアライメントを調整すれば、快適に走るのでは?)思うでしょ!!


10年10万キロ走行した車両にはそれは焼け石に水というもので、
その理由はこの後で分かりますよ~。


整備リフトに移動してタイヤを外し車両点検します。

・E/G整備の基本 排気ガステスターで燃焼状態をチェック。
・スキャンツールでライブデータ確認
・バッテリアナライザーで充電・発電状態のチェック。
・下回りや足回り・ブレーキ等を点検


車両全体を点検してお勧めの整備プランを制作し、提案させていただきました。


ユーザーさんと協議してOKがもらえたので作業を始めます。

フロントとリアのサスペンションやハブ・ブレーキなどをバラバラに分解。

まずは定番のリアアクスルビームのブッシュから始めましょうか。



マルチリンク式のリアサスなら多くのブッシュでアームの動きを支えていますが、トーションビーム式の場合はアクスルビームにある左右のブッシュのみで負担しています。


2個のブッシュで前後左右上下の動きを負担すれば、それだけ劣化は早くゴムブッシュもバックリ破損しています。

SSTと特殊治具で交換しずらいビームブッシュを打替えます。
位置決めをして打ち抜いて、元の位置に圧入しました。


スプリング上下のゴムインシュレーターも同時に交換します。

トヨタのリアアクスルビームはブッシュが破損している状態で長く使用すると、ビーム自体が歪みます。

ほんの少しの歪みですがそれが直進安定性を低下させ、タイヤ偏摩耗の原因になるのです。


SPC社製のリアシムをビームとハブベアリングとの間に装着し、適正角度にホイールアライメントを修正します。

角度の違うシムが6種類あるので(どれを装着するか?)の目安は、事前に測定したホイールアライメント数値を基準に選びます。

ですが数値通りにはうまくいかないので、そこは経験でどのシムを選ぶか決めていますよ~。

次はショックアブソーバーの交換です。

今回はショックアブソーバーをKYBニューSRスペシャルをチョイスしました。
スプリング以外は純正品で全交換します。


フロントナックルからハブベアリングをプレスで打ち抜いて、ロアボールジョイントも交換しました。

異音が出る前に交換しましょう。

フロントロアアームはブッシュのみの単体供給は無いので、ASSYで交換します。

同時にエンジンマウント左右も同時に交換します。



10系アルファードには4つのエンジンマウントがありますが、前後2点は簡単に交換が出来ます。  ですが左右のエンジンマウントはエンジンを持ち上げる方法だとハーネスやホースに負担が掛かるのでNGです。


サブフレームを下に下げてスペースを確保し、マウントを外すのが正解。

ロアアームもマウントを外さないと交換が出来ないので、ロアアーム交換時にマウントも同時交換すれば重複工賃も無くなり経済的なのです。


結局ブッシュが劣化している状態でホイールアライメントを調整しても意味はなく、ショックアブソーバーだけ交換して乗り心地を新車時に戻すのは無理なんです。


サスペンションの性能は総合力ですから、総合的に整備しないとダメなんですよね。


ブレーキキャリパーをO/Hします。
キャリパーやピストンを洗浄して、シールキットでリフレッシュ。


ホルダー側のスライドピンも洗浄して古い固着したグリスを洗い流し、
新しいグリスで潤滑復活。

ブレーキパッドもWAKO’S BPR高性能パッドグリスで組替ました。

ディスクローターは研磨機にて再生します。


ガッツリ削るのではなく、薄く軽く均一に研磨すれば新品交換せずとも元の状態に戻りますのでご安心ください。


フロントドライブシャフトをブーツグリスKITでO/Hしました。


どうやら以前にインナーブーツが破損して簡易の(割れブーツ)で補修をしたようですね。

割れブーツはドライブシャフトを車体から外さずに、破損したブーツを交換出来る商品です。

ブーツ装着時にグリス充填量が多いと接着部分にグリスが付着して密着不良になるので、グリス量が足りない商品が多い印象。



ちなみに純正ノーマルの反対側は溢れてくるほどグリスが出てきます。
グリスで潤滑や摩耗を予防しているのですが、もう一つは結露も予防しています。

新車時に相応のグリスが充填されているのは、意味が有るんですよね。


割れブーツの使用を否定はしませんが、これから長く使用する前提の弊社リフレッシュプランでは割れブーツを採用する事は無いと思います。
(ユーザー側も望んでいないでしょうし。)

ドライブシャフトを分解して洗浄し、
中間ベアリングを交換しました。

ドライブシャフトのグリスってバターぐらいの粘度です。
それが飲むヨーグルトぐらいシャバシャバになれば、もうグリスの寿命だとお伝えしています。


耐久性の高い純正ブーツグリスKITでO/Hすれば、また10万キロは余裕で使用出来ると思いますよ~。

スタビライザーのブッシュを交換して、エンジンスロットルボディ清掃初期化を行います。


ブレーキフルードのエア抜き作業とフルード交換。





10万キロですのでウォーターポンプ&タイミングベルト・オイルシールも交換します。


アルファード1MZエンジンのウオーターポンプ交換は、やんわり断られる定番整備でしょう。

普通の手順では交換しづらいのですが、手順を少し変更すると問題なく交換出来ますよ~。

LLCはラジエターリフレッシャーを使用して圧送式で全量交換。

循環ろ過して最後にエア抜き作業とLLC添加剤で強化します。


一度も交換歴がないATFを完全圧送式で全量交換しますね。

オイルパン洗浄ストレーナー交換をして、元の状態に装着。
エンジンを暖機してからATFチェンジャーを接続して、まずはプレ洗浄を実施。

プレ洗浄後にもう一度圧送式交換。

今回は純正同等フルードのアイシンAFW+を使用しました。

整備リフトからアライメントリフトに移動して、サスペンションブッシュの1G締付を行います。


捻じれた不要なブッシュテンションを4輪が接地した状態で一度緩めて、
テンションを開放してから再増し締めするのが1G締付。

これをしないとブッシュの動きが悪くなりますし、寿命も縮むのでサスペンション整備の必須作業でしょう。

1G締付後に軽く試運転をしてから、ホイールアライメントを調整しますね。

組付けた段階でここまでアライメント数値が改善しましたが、あともう少し微調整します。


最終的にはこんな感じになりました。

フロントはほぼ完璧に近い数値になり、リアは入庫時に比べると非常に良い状態になりましたね。


ここから試運転をして最終チェックを繰り返し、無事納車となりました。

納車後にレビューをメールでいただいたので紹介します。


このたびはアルファードをよみがえらせていただきありがとうございました。丁寧に仕事をして下さったことは、走り出してすぐ最初の左折前に感覚として気づきました。310号線に出る道を、にやけながら運転していたに違いありません。それほど変化が大きかったです!本当にありがとうございました。
足回りやエンジンの調子がよくなった分、室内のカタカタ音が気になりだすほどスムーズです。。。あれ!こんな落としていたかな?と。(多分鳴っていたのでしょう)
少々値は張りましたが、修理して良かったと思えるに違いありません。また、通勤で使っているシーマハイブリッドもお世話になるかもしれません。その節はよろしくお願いします。







車種やコンディションにもよるのですがクタクタに劣化した車体だと、最後の試運転の時点ですぐに改善が分かる。

ましてや長年愛車として使用していたユーザーさんなら、もっとハッキリ感じられるのではと思います。



日本車の根幹部分は丈夫ですから、劣化している個所を総合的に整備すると新車とは言わないが(新車に近い状態にはなると思っています。)


ただ相応の費用は掛かるので・・・。
・あと少しだけ(1年ぐらい)この車を乗りたい。
・整備予算を多くは掛けたくない。
・最小限で低予算でリフレッシュしてほしい。
という要望は予約相談時には断らせていただいています。




私の甘いセールストークで作業を引き受けても、部品代だけでも結構掛かるので予算が足りないとお互い不幸・不満足な結果に終わりますからね。



リフレッシュプランのご依頼・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

何年何月の○○○のブログは総額いくら掛かりましたか?と聞いていただけるとお答えできますので予算の参考にして下さいね。
どうぞ宜しくお願い致します。







ハイエース KDH206 ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65 全化学合成ATFで交換しました~。



ATF完全圧送式交換やDSC(ドライアイス洗浄)やリフレッシュプラン依頼が多く、今週も全国各地からのご来店ありがとうございました~。

入庫台数が多いので、とある一日の一部を紹介しますね。





神奈川県からはトヨタ グランビア VCH16 のリフレッシュプランの作業でお預かり中。

現在サスペンション等の下回り・足回り系を分解しています。
ATFやエンジンも少しずつ作業しますね。





その横には島根県からマツダCX-5 KE2AWのリフレッシュプラン。

こちらもサスペンションやブレーキ、ハブ等をガッツリ整備し、
定番の煤除去作業DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)やATF交換も行っています。

こちらは納車日に合わせて作業は順調に進んでいますよ~。




山口県からはトヨタ ハイエースKDH206 は日帰り作業でのATF完全圧送式交換で入庫しました。

来店されたお客様がよく言われるのが(本当に他府県ナンバーばかりですね。)(やっぱりブログの言う通りだったんですね)と。


大阪府下のナンバープレートの車両が入庫している方が、ミナト自動車では珍しいのです。




皆さんネットでいろいろ検索し自分自身で情報を集める時代。

正直弊社に入庫するだけで(高速代・宿泊費・燃料代)が掛かりますから、検討されてミナト自動車を選んでいただけたのだと思います。
誠にありがとうございます。

問診をしてからハイエースを試運転をし、ATFの状態をチェック。


まずはオイルパンから外して洗浄しますね。

オイルパンは液体ガスケットでガッチリ張り付いていますがサクサク分解し、ストレーナーも交換します。


もう何千台も行っている作業は、限界に近いほど作業スピードが上がっております。


オイルパンを洗浄して磁石の鉄粉を除去し、ストレーナーも交換しました。
液体ガスケットを付けるために完全脱脂をして、ミッション側に装着します。

使用する液体ガスケットはあまり市場に出回っていない海外製を使用しています。

信頼性・耐久性が高く非常に使いやすいので、作業スピードは格段に上がり日帰り納車に貢献してくれる優れもの。


ただこの液体ガスケットは企業秘密の非公開にしています。


排出したATFを補充し、エンジン始動完全暖機。

ATFチェンジャーを車両側と接続して、まずはプレ洗浄。
NUTECニューテック NC-RFで全量圧送式で交換しますね。
http://minato-motors.com/blog/?p=17434




プレ洗浄で結構キレイになりましたね。

廃油を入れたビーカーと比べると違いがよく分かります。


本命に使用するATFはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)
全化学合成ハイパフォーマンスATF(エステル系)

極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。

ローフリクション・ハイパフォーマンスで耐久性は非常に高く、ストリート走行レベルの熱負荷ではそう簡単には劣化しないでしょう。


こちらに入れ替えてもう一度圧送式交換をしますね。


もう少しアップで撮影すると・・・。



ほぼ完璧に入れ替わりましたね。
次回交換推奨距離は6万キロとお伝えします。

最後にATFクーラーを洗浄して、フルードレベル調整をします。






オプション整備のデフ・トランスファオイル交換。

NUTEC NC-70全化学合成ギアオイル(エステル系)で交換しました。





こちらも定番のオプション整備 カーエアコンリフレッシュαで、AC冷媒ガスをリフレッシュ。




年々減少する冷媒ガスは定期的に充填量をチェックする必要があります。

ですが今どれくらい充填されているか?を調べる方法は、全量回収し重さを測定する事のみ。
マニホールドゲージの針の動きでは正確な充填量を知る事は出来ないのです。

KDH206のAC冷媒ガスの規定充填量は700g±50g
(多くても少なくてもNG)


デンゲン社製エコマックスjrを接続し、
全自動冷媒ガス回収再生充填します。

・冷媒を回収して重量測定。
・真空引きで配管内の水分・空気を完全排出。
・ろ過した冷媒を重量管理で液化高速充填。

同時にNUTEC NC-200でコンプレッサーの潤滑気密を強化します。

平成27年式10万キロ走行で約70gほど少なかったようです。
(10年10万キロだと150gほど抜けている場合が多いですね。)

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

ATF交換・DSC・リフレッシュプランのご相談・御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。


日中は作業中の場合は、ほぼ電話には出ません。
(正確に言うと忙しすぎて出れないのです。申し訳ない。)

少人数で営業していますが入庫車両が多すぎるので予約台数を制限していますが、問合せメール文を読んでみるとついつい多めに引き受けてしまうんですよね~。

体力があるうちは頑張ってみる予定ですが、いつまでこの体力が続くのでしょうか?ちょっと最近気掛かりです。



それではHAPPY CAR LIFE!!




スバル フォレスターSJG ガソリン直噴エンジン煤除去作業。 DSCドライアイス洗浄とATF完全圧送式交換。

奈良県からお越しいただいたのは
スバル フォレスターSJG 走行距離15万キロ

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・ATF完全圧送式交換 for NUTEC
・デフオイル交換 for NUTEC

上記の3点セットをご依頼いただきました。



近年各メーカーが採用しているガソリンエンジンは直噴が多いですね。

燃焼室にガソリンを直接噴射し、混合気にしてから点火燃焼が理想的。

従来型ポート噴射式のようにガソリンが気化し、完全な混合気になってからの点火なら問題ないのですが、噴射~点火までの時間が短い直噴式は混合気になる前に点火タイミングが時々訪れます。(常時ではない)



まだ気化しきれていない微細な滴状のガソリンが、高温で燃焼されると煤になる。その煤混じりの排気ガスを意図的に吸気系に戻すのがEGR制御。

EGRを使うメリットは多いのですがデメリットも少しあり、それがガソリン直噴エンジンのインテークバルブに蓄積するカーボン(煤)なのです。




エンジンインテークの奥底にカッチカチに固着し蓄積するので手作業の除去は難しい。 ましてや日帰りで完璧に除去するのは、ほぼ不可能だと思います。

ですが弊社が独自に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)ならそれも問題なく出来るのですよ~。

トヨタ・レクサス、日産、マツダ等の直噴エンジンへのDSCは数えきれないほど作業実績があります。
http://minato-motors.com/blog/?cat=169



スバルDIT FA20ターボ直噴エンジンへの実績は今回が初めてで、
正直どれぐらい煤が蓄積しているかは不明でした。

またインテークバルブやポート内の形状も分からなかったので、
今回は数日お預かりをして作業を行いました。


なにぶん初めてのエンジンは開けてみないと分からない事が多いので。


インタークーラーやサージタンク、マニホールド等を分解していきます。


タンブルジェネレーターバルブを外せば、インテークポートが見えてきました。

中の様子を確認しますね。

15万キロ走行しているにしては煤の蓄積は少ないかな。
それでもバルブ傘部には分厚く煤が固着し、シャフト部もカマキリ卵状の煤が出来ていますね。

(高温で焼き付いているので非常に固く蓄積していました。)




ユーザーさんに普段の使用状態やメンテナンス状況をお聞きすると、
・エンジンオイルは高額な全化学合成で3千キロ毎。
・ガンガン高回転までブン回す。
・ECUからサスペンションまでゴリゴリにチューンナップ済み。
・ブローバイ系もワンウェイバルブを装着しているのでオイル戻りが少ない。


初めてのスバルDITですが普通の平均的な使用状況ではないので、ちょっと参考にはならないかも?

ブローバイオイルの過流入も少ないので、サラサラの煤が固着しずらかったのかもしれません。



・煤の飛散にはマスキングをして完全防備。
・ドライアイス洗浄機にDSC専用ノズルと改良型アダプターを装着。
・ドライアイス3mmペレットを投入。

サンドブラスト等のように硬いメディアを打ち付けて、メディアの研磨力で付着物を除去するのではなく、ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。

・熱収縮と昇華爆発力

圧縮空気で高速噴射されたペレットが衝突した瞬間に付着物を冷却します。
そして同時にペレットは個体から気体へ昇華しますが、その膨張率は750倍。

付着物に衝突した瞬間に2つの現象が一気に起きて、ちょっとした小爆発が起きるのです。


またドライアイスは気化すると大気に消えますので、ポート内に残留する事はなく、バルブ等にメディアが挟まる心配もありません。


インテーク系の煤除去には唯一無二で最適な洗浄方法がDSCだと自負しています。

それでは軽くワンショットしてみますね。

ペレットが直撃した部分だけ素地が見えるほどキレイになりました。


複雑な形状のバルブやポートにペレットが直撃するように、数種類あるノズルとアダプターを組み合わせて完全除去をしていきますね。

圧縮上死点にセットしてバルブは全閉にしてショットをしています。

燃焼室には煤やペレットは混入せず、アルミ母材やバルブ合金もノーダメージです。


(短時間に完璧にノーダメージで)
DSCキャッチコピー通り4気筒8ポートを全て除去完了。

作業中はこんな煤塊が飛び出してきます。

これでも小さい方ですけどね。

タンブル流を強化するストレートプレートも煤だらけだったので、こちらもキレイに除去しました。

ガスケットを純正新品で交換して再組立。

スロットルボディ清掃も専用クリーナーでカーボン除去。

エンジン始動で完全暖機しアイドリングを整えます。

最適な吸気渦の形成はポートとバルブの形状に依存します。

そのバルブ形状が変わるほど煤が蓄積すれば、理想的な吸気渦にはならず理想的なタンブル流も起きずらい。


そして理想的な燃焼にはならないのでパフォーマンスが落ちるでしょう。

ちなみに煤蓄積が酷いトヨタGRエンジンだと、バルブ形状が分からないほど煤が強固に蓄積しますから・・・。



今回のフォレスターはまだマシな部類に入るのではと思います。

日産・マツダも結構煤蓄積は酷いのでスバルも台数を実施すれば、ヤバい奴にも巡り合うでしょうね。

次はリニアトロニックCVTFを交換しますね。

まずはオイルパンを外して洗浄し、ストレーナーも交換します。

オイルパンから古い液体ガスケットを取り除いて、完全脱脂。

CVT側の合わせ面も脱脂して、液体ガスケットを添付して再装着。

インターバルを開けてからフルードを補充して完全暖機。



ATFチェンジャーをミッション側に接続して、まずはプレ洗浄。


NUTECニューテック NC-RFで全量イッキに圧送式交換します。
http://minato-motors.com/blog/?p=17434



プレ洗浄の時点で結構キレイになりましたね。


中央ビーカーの廃油と比べると、違いが分かりやすいです。

スバル ハイトルク・リニアトロニックCVTには、
NUTECニューテックZZ51改。


全化学合成ハイパフォーマンスフルード(エステル系)
ローフリクション・ハイパフォーマンス
強靭な油膜性能でCVTを守り伝達能力を高めます。


ほぼ完璧に入れ替わりましたね。
次回交換推奨距離は約5万キロです。


一度油温を冷却して規定温度でフルードレベル調整を行いました。


フロント・リアデフオイル交換はNUTEC NC-70。
こちらも全化学合成ギアオイル(エステル系)です。



ドレンアウトから手押しポンプで注入します。

こんな感じで作業したDSCとCVTF交換とギアオイル交換は3日間で完了しました。

もう少し作業台数を重ねれば、
他のメーカー同様に2日間のお預かりで納車が出来そうです。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


DSC・CVTF交換のご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!





マツダ CX-3 スカイアクティブ1.5D DSCでインテーク系の煤除去作業。ATF圧送式交換はNUTECニューテック。

兵庫県から入庫したのはマツダCX3 DK5FW
H27年式 走行距離12万キロ 


スカイアクティブ-ディーゼルのインテーク系に蓄積する煤除去作業と、
ATF圧送式交換の依頼が舞い込んだ。

スカイアクティブDの2.2Dのインテーク系に煤が蓄積するのはよくある話だが、1.5Dも煤蓄積が多く除去依頼が多い。


新車購入ならディーラー担当営業に不具合・違和感を相談も出来るが、中古車購入となるとディーラーとは接点がなく、また新車時の加速フィーリング等も分からない。


ガソリン車ではなくディーゼル車を選ぶ時点で、車に対する興味や理解度が高く、アクセルワークに対するレスポンス低下や振動、燃費ダウン等には敏感に分かるユーザーも必然的に多くなる。







弊社依頼前にエンジン警告灯点灯&振動等で、ディーラーにてインジェクターを1本交換済み。(保証による無償修理対応)



今回のCX-3ユーザーさんは年に3万キロ走行する使用状況で、予防整備を兼ねDSCとATF交換を相談されての予約入庫。

問診と試運転をしてコンディションを確認、
エンジンインテーク系を分解作業。


最近このSKY-Dのインテークを分解するDSC作業をしているとフッと思う。
(世界で一番SKY-Dのインテークを分解しているのは俺じゃないのかな??)


数えきれないほど行ったであろう作業は順調に進み、
エンジンインテークポートが見えてきた。

燃焼室に繋がる4気筒8ポートの穴が見える。

中の状態を確認しようか。


もともと細いポート内径に分厚い煤の蓄積は、なかなかピントが合わず撮影が難しい。



辛うじて奥に見えるインテークバルブにも煤が蓄積し、何が何だか分からない状態。(ただ肉眼では画像より良く見える。)


煤の厚みはMAX8~10mmぐらいか?

これでは吸気抵抗が大きく、燃焼室に空気が入りづらい。
燃焼状態も良くなくパフォーマンスも低下する。


そう、ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンだから、
空気が吸いづらい状態は良い事なんて何もない。





ガソリン・ディーゼル問わず今の電子制御の車両は、少々の汚れや劣化によるコンディション低下が有っても、ECUが補正しながらエンジンを停止しないように何とか走れるようにする。(フィードバック&フェールセーフなど)


それも限度があって酷い場合は停止し、そもそもその状態で使用し続けるのはエンジンにとっても良くないよ。


そういう意味でも予防整備は大切なんだと思う。


樹脂製インテークマニホールドの中も煤だらけ。
オイル混じりのベトベト・カチカチの煤塊の表面に、乾いた煤がコーティング。

減る事は無く、年輪のように積み重なるだけ。



(高回転で回して煤を焼き切れば??)と藁をもすがる思いでブン回しても、
ディーゼルの樹脂製のインマニはそこまで高温にはならない。


アルミのインマニで90℃、樹脂製なら75℃程度、
こんな低温で煤が燃えて焼き切れる事はないだろう。



では手作業でこの大量の煤を除去出来るのか??
答えはノー。

煤まみれになっても気にしない図太い神経と尋常じゃない時間と体力があるなら、もしかすると?と思うが現実はそんなに甘くない。


世界中見まわしても、これをクリアできる方法は思いつく限りでは1つだけ。

ミナト自動車が独自で開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)


ドライアイス洗浄機に数種類ある自社制作したDSC専用ノズルとアダプターを組み合わせて、手作業ではお手上げの煤を完全除去。



もともとトヨタレクサスの直噴ガソリンエンジンは煤蓄積が酷いので、
それの対策用にDSCを開発。
そしてSKY-D用に改良したのが数年前。


ドライアイス洗浄にペレットを投入。
ノズルとアダプターを選択して試しにワンショット。


・圧縮空気でドライアイス粒を高速噴射。
・熱収縮と昇華爆発力で強固な煤塊を剥離洗浄。
・昇華するドライアイスはエンジン内に残量する事はゼロ。

ドライアイスの性質を利用したドライアイス洗浄は、各製造プラント等の特殊洗浄業務で広く使用されているが、むしろDSCの為に世に出たのでは??と思う。




(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)
DSCキャッチコピー通りに作業を進めていく。


煤が無くなれば撮影がしやすくなり、完璧にキレイになったのが分かる。
(バルブ傘部やシャフト裏もキレイに煤を除去しているのでご安心を。)


そして圧縮上死点にセットし1気筒づつ作業を4セット繰り返す。


2.2Dには無いが1.5Dのポートには赤線部分に段差がある。

手前からライトを当てて撮影すると赤線の段差の影が写る。
(煤が残っているわけではない。)


新品同様に煤がゼロ状態にリセット完了。



インテークマニホールドやEGRバルブ等もドライアイス洗浄で、新品とほぼ変わらない状態に戻る。

さすがにガスケットの再利用はNG。
新品純正ガスケットで元の状態に組み立て。

マツダ特有の劣化しやすいラジエターキャップはデフォルト交換し、
入庫時から割れていたカプラーも補修。

燃料系のカプラーなのでインジェクターを交換した時の破損かな?
こんな事も想定内でこれらの部品等は、バックアップとして常備している。



全国各地から1泊2日での依頼が来るので、(部品が破損で帰れない)だけは防ぎたいなと。


エンジン始動をして暖機し、各学習値を初期化して、再学習作業。

ゴニョゴニョっとマル秘作業もして、ATF交換に移る。


のんびりしている暇はない。



ATFの状態をチェックし、
今回はオイルパン脱着洗浄なしでプレ洗浄から始めるオーダー。

使用するプレ洗浄フルードはニューテックNC-RFリンシングフルード。
(NUTEC謹製 特注スペシャルフルード)
http://minato-motors.com/blog/?p=17434



密封式ATにアダプターを取り付け、ATFチェンジャーとATを接続し、全量圧送式でプレ洗浄。

中央ビーカーの廃油と比べれば、まずまずの出来栄え。
(プレ洗浄後でこの状態なら大丈夫。)



ここから15分ほどアイドリングタイム。

次は本命ATFのNUTEC NC-65でもう一度全量圧送式で交換をする。

マツダSKY-Dr6速ATに対して百台以上は交換使用実績のあるニューテックNC-65。

全化学合成ハイパフォーマンスフルード(エステル系)は、
純正ATFの数段上を行く油膜性能。


ローフリクション・ハイパフォーマンス。
(おそらく市販ATFでは最強スペック)


安価で劣化しやすい純正フルードを使うより、油膜性能が高く、耐熱耐久性も高いNC-65を長く使用する方が結果的には経済的で満足度もフィーリングも上がる。

その噂を聞きつけてミナト自動車に依頼されるATF交換車両の8割以上が(NC-RF&NC-65)をオーダー。

必然的にリピート率も上がる。


ほぼ完璧に入れ替る。


ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。
(それまでATFはノーメンテで気にする必要もない。)

フルードクーラーを洗浄し、規定温度でフルードレベル調整、
最後に試運転をして無事引き渡し完了。

朝9時半入庫・翌日午前中納車の1泊2日がスタンダード日程。
(どうしても日帰りを希望する場合は特急作業でも対応可能。)



せっかくディーゼルを使用するなら長く乗りたい。
その為には予防整備の何を?いつやるか?

(壊れてから治せば!!)と思うと、結果的には費用が掛かり良い結果にはならない場合が多い。



建物も車も人の体も皆同じ。
早めの予防って大切だと常々思う。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越しいただきありがとうございます。

こんな感じで独り言のように書き連ねてみた
SKY-D1.5のDSC・ATF交換ブログはいかがでしょうか?



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それではHAPPY CAR LIFE!!