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ハイエース グランドキャビン KZH120G キャンピング仕様 リフレッシュプランで新車時に近づける整備を実施。 今回のブログも長編です。

弊社がお勧めしている(提案型整備リフレッシュプラン)は年々認知度が高くなり、大変好評をいただいております。
http://minato-motors.com/refresh/



そのためリフレッシュプラン予約がある一定枠まで埋まると、新規受付を一時中断しています。   (そして予約数が薄くなると再開。)

少人数で営業しているので一気に数十台も予約を引き受けても、作業着手があまりのも長くなりご迷惑をお掛けするので予約制限しています。

(ATF交換・DSC予約については常時受付していますのでご安心ください。)





今回入庫していただいたハイエースKZH120も、予約から数か月お待ちいただいての入庫となりました~。



ハイエース グランドキャビン KZH120 
平成9年式 走行距離267000km

リフレッシュプランのご依頼です。



相談内容
・知人から譲渡されたキャンピング仕様のハイエースワゴンをリフレッシュ整備をしたい。
・エンジン下部からの音がうるさい。
・加速が遅く感じる。
・車高が低すぎて乗りづらい。またマフラーが脱落して音がうるさい。

快適に乗れるように整備を依頼されました。




下がりに下がりきった車高も相まって、盛大に乱れたホイールアライメント数値。

試運転をするのが危ないね!と思いながら、軽く試運転をしてホイールアライメント測定を行いました。




バッテリーの発電状態をチェックして、リフトアップし車両全体を点検します。

相談内容や点検結果、整備予算も考慮しながら整備プランをプランニング。

リフレッシュプランの難しいのは整備の実作業ではありません。
どこを整備して、どこを修理してユーザーさんが求めるリフレッシュ状態に仕上げるか?見積と整備プランニングが最重要課題。


正確にいうと(リフレッシュプランニング)を短くして、リフレッシュプランと命名しています。

それでは整備した内容を紹介しますね。



まずはローダウンし過ぎの車高を元に戻します。

前ユーザーさんがローダウンスプリング取付時に1G締付をしていないので、アームブッシュが全数破損していました。


トレーディング・コントロールアームを分解して、ブッシュを打替えますね。


ラテラルロッドのブッシュも酷い状態でした。
こちらもブッシュを打替えます。






リアスタビライザーのブッシュやリンクロッドブッシュも全数交換。
ブッシュが擦り減りすぎてガバガバ、ガタが大きかったですね。




リアスプリングも純正新品に交換して、上下のインシュレーターも同時交換。


スプリングやブッシュやアーム類などは、メーカーが常時在庫していない可能性が高いので、入庫1カ月前には先行して部品を発注しています。





次はフロントサスペンションをリフレッシュ。

ロアアームやテンションロッド・スタビライザーのブッシュを全数交換します。
またローダウンの弊害で破損したバンプも交換します。





今回ショックアブソーバーは純正品で交換します。
フロントは簡単に交換出来ますが、リアは少し大変でした。


100系ハイエースワゴン車のリアショックアブソーバーは、室内からアクセスして交換が出来るのですがこの車両はキャンピング仕様・・・。


室内にはベッドやフロアーが改造されていて、ショックアブソーバーを交換するサービスホールが開けられない。


ユーザーさんに了承を得て、改造している床のパネルを切断して交換する事にしました。(ベッド等を分解するとものすごく時間が掛かるので)


白い木目調の塩ビフロアーシートをカットすると、もう一枚の茶色いフロアーシートが現れてもう一度カット。

次はコンパネ9mmが現れたのでボディのパネルを傷付けずに、電動丸鋸で深さを調整しながらコンパネ1枚のみカットします。

そうすると純正フロアーシートが出てきました。


これでサービスホールが開けれたので、ショックアブソーバーを交換します。

ノーマル状態だと簡単に交換出来るのですが、室内を改造していると結構大変なんですよね。


また出来るだけキレイにカットしたので、元に戻しても違和感なく仕上げられたと思います。

次はガッタガタになっていたハブベアリング類を一式交換しますね。

フロントはハブケースからベアリングを抜き取って、内部の劣化したグリスを除去し洗浄。  新しいベアリングとオイルシール・グリスを組付けます。





リアのハブベアリングやシールも一式交換。

ホーシングからシャフトを引き抜くと、デフオイルが溢れてきました。

本来はこの部分にはオイルが侵入してはいけないのですが、今回は少し様子がおかしい・・・。


シャフトを引き抜いて、ベアリングやカラー部を観察します。


この時点でもうおかしい。
誰かが整備した形跡があるね。

以前に誰かがハブベアリング交換時に、カラーを切断しシャフトまでガッツリ削っている。

これだとオイルが漏れるのでシリコンガスケットで処置したつもりが、全く処置出来ておらずオイルが侵入。


間違った整備をして誤魔化したケースですね。


これではこのシャフトは使えないので、急遽中古部品一式を調達しシャフトのみを使います。そこから左右のベアリング・シール等を交換しますね。








ミナト自動車ではハイエース用オリジナル治具を自社製作しているので、カラーを切断等する事なく、安全に確実にベアリングを交換出来るようにしています。

年間何十台もハイエースの整備をするので、間違った整備はNGかつ時間もロスしますしね。



ホーシング側のオイルシールも新品で打替えて、シャフトにベアリング等を組付けました。


カラーとABSローターの位置決めを間違うと、オイル漏れの原因になりますよ~。

フロントブレーキもO/Hでリフレッシュ。

・ディスクローターは研磨にて再生。
・キャリパーは分解洗浄してシール交換
・ブレーキパッドはWAKO’S BPRでシム交換。


(リアはライニングシュー残量が十分でしたので、清掃と調整のみです。)








・フロントアッパーアームASSY
・ショックアブソーバー
・ロアボールジョイント
・ステアリング ラックエンド&ブーツ
全て交換します。

特にアッパーアームとラックエンドのボールジョイント部は、高確率でガタがあるので要チェック。


ディスクローターをハブに装着し、車体に取り付けたナックルとハブを組付け。

ハブロックナットをプレロード調整、ダイヤルメーターでローターの振れを点検。 振れが大きいと高速走行時に振動が出ますよ~。






激しい振動で揺れていたエンジンには、エンジンマウントを全数交換します。

クラックが大きくゴムも剥がれていたので、ここまで劣化すると振動を吸収出来ないですよね。




エンジンの周辺消耗品も整備交換していきます。

・メインラジエター交換
・ウォーターポンプ、サーモスタッド交換
・ヘッドカバーガスケット交換
・カム、クランクオイルシール交換
・ファンカップリングASSY交換
・ホース類、エアエレメント交換
・フューエルエレメント交換などなど・・・。


タイミングベルト等は既に交換済みで、未整備の部分だけ整備をしました。
また平成一桁年式になると製造終了部品も出始めているので、それらの部品も予防整備で交換しています。








爆音が出ていたマフラーは中間パイプ部分で脱落していました。

調べると100系中期型標準ボディの中間マフラーパイプASSYは在庫有りでしたが、グランドキャビンのロングボディ用は製造終了となっていました。


そこで中期型の中間マフラーパイプを購入して、マフラー延長パイプとバンドで50cmほどストレッチします。   こうすれば錆で朽ち果てる事も無く、強度も問題ないので長く使えるでしょう。


ATFも交換します。

・オイルパン洗浄ストレーナー交換
・プレ洗浄 & 本命ATFはアイシンAFW+

全量圧送式で2回交換しました。


ATFチェンジャーを接続して、全量圧送式交換。

15分のアイドルタイムから、もう一度圧送式交換。


結構キレイになりましたね。
最後にフルードレベル調整を行います。


リアデフオイル交換は(ガルフプロガード75W90 LSD対応)



エンジン冷却水も最初に確認するとLLCではなく、ほぼ汚れた水が出てきました。

そうとう長い間冷却水を交換していなかったんだと思います。


複数あるドレンから劣化したLLCを全て排出回収し、ウオーターポンプ、ラジエター交換後にとりあえず水道水を注入。

フロア下のヒーターホースに水道水を全開で注入。  冷却ラインの内部洗浄を何度も行いました。


そこからLLCを注入してエア抜き作業。
ラジエターキャップも同時に交換しますね。




アライメントリフトで車高調整と1G締付を行います。


・リアのスプリング交換で車高が変わりましたので、リア基準点と地面の高さを測定。  測定値と基準値を考慮してフロント車高を調整します。

同時に4輪が接地した状態で交換したブッシュのボルトナットを一度緩めて再増し締め。(1G締付)を実施。   ブッシュの不要なテンションを開放しブッシュの早期破損を防ぎます。



せっかく全数ブッシュ交換をしたのに、1G締付を未実施だと意味ないですよね。



そこから軽く試運転をして、ホイールアライメントを調整します。

・ハンター社ホークアイWA470 ホイールアライメントテスター
・イヤサカ ビシャモンマルチアライメントリフト ロングバージョン


軽量樹脂ターゲットをホイールに装着して、4つのカメラでターゲットの動きを捕捉。

車体を20cmほど手押しして、ハンドルを左右に振れば数値が演算されました。

カムボルトは中立の位置で組み立てて、スグの状態だとこんな感じ。
これではバラバラで真っすぐには走れないですよね。



車体下から乱れた数値を整えていきますね。

キャンバー・キャスター・SAIを同時に調整しながら、トゥも調整しつつステアリングセンターを合わす。


結構キレイに整いました。

ステアリングが社外ハンドルとボスに交換されていたので、念のために最大切れ角等も調整しておきました。





最後にエアコン冷媒ガスをリフレッシュ。
デンゲン社エコマックスjrで冷媒ガスを回収再生再充填。

NUTEC NC-200も同時に注入し、コンプレッサーの潤滑・気密を強化をします。




結果的には規定充填量の30%しか冷媒ガス無かったようですね。
去年の夏はエアコンが効かなかったと思います。

ここから試運転をして、最終チェックを繰り返す。


締め忘れやオイル漏れ、異音や振動が無いかを何度も確認してから納車になりました。


足回り・下回り・ブレーキ等はバッチリ整備が出来たので、本来のグランドキャビンの乗り心地に戻ったと思います。  高速走行しても安定して走る事が出来るでしょう。


またこの年式に多く処置する(オーバーヒート対策)も行えたので、長くキャンピング車として使えますね。


今回の整備をした事を知らない人がこのハイエースに乗れば、おそらく26万キロ走行した車両とは思わないでしょう。


リフレッシュプランのご予約・ご相談はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。  

ただ最近は慢性的に予約枠が満杯で新規予約受付を中断している時が多いので、タイミングが合えば是非ご依頼ください。


それではHAPPY CAR LIFE!!




マツダ アクセラスポーツ DSCでインテークに蓄積する煤除去作業。ATFも定期的に交換しましょう!!

愛知県からお越しいただいたのはマツダ アクセラスポーツ BM2FS 走行距離127000km

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・ATF圧送式交換 forニューテック
のご依頼です。


朝9時半に入庫していただいて翌日午前中納車でお預かりしました。



スカイアクティブ-Dのインテークに蓄積する煤除去作業は、
弊社オリジナル整備のDSCで完全除去を行いますね。


問診をして試運転を行い、作業を始めます。




エンジンからインテークマニホールドや各電子制御バルブ等を分解。


2つのEGRバルブには煤が付着していますが、ここにこれぐらいの煤が有るのは特に問題ありません。

問題はこの奥にあるインテークマニホールドとエンジンヘッド側ですから。




エンジンヘッドにあるインテークポートを覗いてみますね。


インテークポート側の煤蓄積は5mmほどの蓄積なので、そこまで酷い状態ではない。


ですが奥に見えるインテークバルブの傘部やシャフト部にはゴボゴボっと煤がコビリ付いていますね。


次はインテークマニホールドと吸気シャッターバルブを確認します。




インテークマニホールドの入り口はこんな感じで煤が酷い状態。


これでは過給新気がエンジンに入ろうとしても、抵抗が掛かかるでしょう。

同時にEGRの出口がほぼ塞がりそうになっているので、このまま放置すればエンジン警告灯も点灯するようになりますね。

もちろん点灯すれば車検には不合格になりますし、SKY-Dの性能も発揮は出来ないです。



出口側もこのような感じで、内部にもビッシリ煤が蓄積しています。

こうなればエンジンヘッド側は手が付けられず、インテークマニホールドや吸気シャッターバルブのみの交換が普通の修理メニューになるでしょう。




ですが弊社ではドライアイス洗浄と特殊装置、長年蓄積した技術で困難で強固な煤を完全除去が可能。




もともとディーゼルなんて空気を吸ってなんぼのエンジンですから、吸いずらい状態では本来の設計した性能にはならないのです。



またクリーンディーゼルになってからは高精度なEGRの流量制御が不可欠になりましたが、吸気シャッターバルブ周辺がこのような状態になるとワンテンポ遅れたEGR制御になるのでエンジンフィーリングが低下します。



新車時に感じたトルクフルで敏感な加速フィーリングが鈍ってくれば、煤が邪魔をしている可能性が高いとお伝えしています。








DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は唯一無二のオリジナル整備でドライアイスの特性を利用した究極のE/G煤除去作業。


圧縮空気でドライアイスペレット(粒)を高速噴射。
昇華爆発力と熱収縮で煤を母材から剥離。

(エンジンにノーダメージで、短時間で完璧に)
DSCのキャッチコピー通りに洗浄していきますね。



高性能マスカーで飛散する煤からボディをガード。

エンジンの煤は取れたけど、愛車は煤まみれで引き渡しされると困りますよね~。(ここは手を抜く訳にはいきません。)



上記マスキングはマスキング工程の半分くらい。
(マスキングテクニック等も全容は非公開にしています。)




固着した煤塊は金属表面で非常に固くなっています。また表面は柔らかいがオイルが混じっているのでネチャネチャして纏わり付きます。

おそらく手作業での除去は絶望的で、完全除去はほぼ不可能。


エンジンヘッドを分解してO/Hするか、弊社のDSCで除去するか?のどちらかしか現実的な選択肢が無いと思いますよ。


ドライアイス洗浄機にペレットを投入し、洗浄機のガンに弊社が開発したDSC専用ノズルと専用アダプターを装着。


まずは軽くワンショット。
ドライアイスが直撃した部分だけキレイになりましたね。

複雑な形状のポート内と最深部にあるインテークバルブ傘部の煤も、複数あるノズルとアダプターを使い分けて完全洗浄し剥離させます。





圧縮上死点にセットしインテークバルブは全閉状態。
シリンダ内に煤やドライアイスが入らないように作業をしています。

ショットは1気筒づつ行い、クランクを回して次の気筒に移動。

4気筒8ポートと全てショットして、完璧にキレイになりましたね。



インテークマニホールドや各バルブもDSCで洗浄します。

交換はせずにドライアイス洗浄で再利用すれば、まだまだ使える部品ですからね。

再利用出来ないのはガスケットのみで、こちらは安価なので純正品で交換します。




ビフォーアフターを比べてみれば、一目瞭然。
煤が蓄積した状態がエンジンコンディションやパフォーマンスにとって良くないのがわかりますよね。



DSCオプション整備(インタークーラー洗浄)

DSC前に車体からインタークーラーを外して、吊り下げています。
自重落下でオイルは排出され、最後に洗浄剤で洗い流し、パーツクリーナーでフィニッシュ。


ブローバイからのオイル流入はターボ車なら仕方がない。
このオイルがインテークマニホールドに吸い込まれて、乾いたサラサラの煤と結合して固着が始まります。

そして燃焼熱で煤とオイルがカチカチに固まっていくんですよね~。
このオイルは定期的に排出をお勧めしています。




元の状態に組み立てて、エンジン始動し完全暖機。

各学習値や燃料噴射を再学習してから、マル秘作業をゴニョゴニョして作業完了。


ドライアイス洗浄機がディーラーにあれば出来る作業なのでは?と思うでしょうが、そうならないのが現実でしょう。

一見簡単そうに見えますがブログで公開しているのは(お見せしても良い作業風景のみ)。それ以外は完全非公開で企業秘密にしています。


ATFも圧送式で交換しますね。


ATFの状態をチェックしてからATにアダプターを接続して、プレ洗浄を行います。

使用するプレ洗浄フルードはニューテックNC-RF。
全量イッキに圧送式交換を行います。
http://minato-motors.com/blog/?p=17434



プレ洗浄でここまでキレイになりました。

奥に見える新油と比べるとマダマダですが、中央ビーカーの廃油と比べるとかなりキレイになりましたね。



15分間のアイドリングタイム後に、次は本命ATFでもう一度交換しますね。

NUTEC 最高峰のハイパフォーマンスATF『NC-65』
全化学合成ATF(エステル系)

・極薄で強靭な油膜性能
・ハイパフォーマンス-ローフリクション


SKY-Dr6速ATにはもう100台以上は交換していますが、実績十分・評判上々。
(みんカラ等のSNSでも同様の評価でしょう。)





ほぼ完璧にキレイになりましたね。

ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は6万キロになります。
ATFクーラーを洗浄し規定温度でレベル調整を行いました。




ATFは無交換でOKな訳はなく、定期的な交換が唯一のATを守るメンテナス。
ただしそれには正確な作業と設備が必要になるので、安易な交換なら逆効果になりますよ~。


ATF交換は(するか?しないか?)ではなく、(どこの整備工場に依頼するか?)が重要でしょう。  宜しければこちらも覗いてみてください。
http://minato-motors.com/blog/?cat=8


納車時には100枚以上ある作業中の画像を交えながら、作業内容を説明させていただいています。
また画像が必要な方にはDVDにコピーしてお渡ししています。

その時にはその他の整備相談もよくされるので、ざっくばらんにお話していますよ~。

今はコロナ禍ですので応接中はパーテイション越しで、マスクの着用・手のアルコール消毒もお願いしています。



DSC作業は基本的には1泊2日のお預かりになりますが、特急日帰りでの作業もお引き受け出来ます。

ATF交換は基本的に日帰りですから当日納車になりますよ~。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


DSC・ATF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

必要事項等を記入していただいて車両のコンディション等も教えていただけると数日以内にはお返事をさせていただいています。


それではHAPPY CAR LIFE!!










トヨタ86 ATF完全圧送式交換 forNUTEC。 ニューテック最高峰ATF『NC-65』

本日もミナト自動車ブログ(日々是好日)にお越しいただきありがとうございます。


続々と入庫するATF交換依頼。
ATF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からのみお引き受けをしています。


同じ車種でもグレードや年式違いで使用しているフルードや量が変わりますので、車検証を見ながらオーダーフォームに記入していただけると助かります。


大阪市から来店されたのはトヨタ86 ZN6 走行距離5万キロ

ATF完全圧送式交換のご依頼です。
朝10時に入庫していただきました。

問診をしてから試運転を実施。

リフトアップしてATFの状態をチェックします。



ATオイルパンを外して洗浄し、磁石の鉄粉も除去。


トヨタ86とスバルBRZは同じ車両ですが、このATのストレーナーは純正供給がありません。

そこでストレーナーの形状から調べて、違うルートで純正ストレーナーを入手し交換しました。



オイルパンを装着して、排出したATFを補充し完全暖機。
ATFチェンジャーを接続して圧送式交換を行います。




本命ATFを使用する前にまずはプレ洗浄。
NUTECニューテック リンシングフルードNC-RFを使用して、全量イッキに圧送式交換を行いますね。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434



それではスタート!!

エンジン始動で排出されたフルードを回収し、フィルターを通してゆっくり全自動で注入していきます。

奥に見える新油と比べるとマダマダですが、ビーカーの廃油と比べるとかなりキレイになりましたね。


ここから15分ほどアイドリングタイム。
次は本命ATFでもう一度交換します。



ニューテック史上最高峰ATF(NC-65)
極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。


高品質な全化学合成基油を贅沢に使用したローフリクション・ハイパフォーマンスATF。


もともと輸入車の大排気量・多段AT/DCT等に開発されたNC-65は、
熱に対する耐久性を非常に高いです。

ストリート走行レベルの熱負荷ではなかなか劣化しないと思いますよ~。
高い油膜性能が長く安定して続くとアナウンスしています。



キレイに入れ替わりましたね。
ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロになります。



最後にATFクーラーを洗浄して、規定温度でフルードレベル調整を行いました。


デフオイルもニューテックで交換します。

NUTEC NC-70 75W90 全化学合成ギアオイル


下からドレンアウトして、上から注入。

ガスケットも交換し、規定トルクで締め付け完了。





コロナ禍でも多くの方からATF交換等のご依頼をいただいています。

入庫した車両にはシートカバーはもちろんですが、ハンドル・シフトレバー・フロアーマットにもカバーをさせていただいています。


また問診時や作業後の説明・精算時にはマスク着用とシールドパネルを置かせていただいています。

ATF交換のご相談・御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞよろしくお願い致します。
HAPPY CAR LIFE!!

マツダCX-3 インテークに蓄積する煤除去作業。 DSCドライアイス洗浄で完全除去しました~。

兵庫県からお越しいただいたのはマツダ CX-3 DK5FW 走行距離7万キロ


スカイアクティブ1.5Dのインテークに蓄積する煤除去作業。
DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)を依頼されました。

・ディーゼルのインテーク系の煤蓄積。
・DPFの再生距離が短くなる。
・エンジン警告灯の点灯


ネットでそれらのワードを検索し情報収集して、弊社に辿り着きメールにてご相談がありました。



またエンジンオイルが少し漏れているのをディーラーさんに相談すると、インテークマニホールドの交換と診断されたようです。



エンジンルームの上部からは漏れが確認できないので、DSCが出来るようにインテーク系の部品類を分解していきます。


インテークマニホールドを外して漏れた個所を確認。

エンジンブロック、シリンダヘッドを確認し、漏れの最上部を辿っていきます。

2番シリンダのインテークポート右側からオイルが漏れた形跡がありますね。






(下の画像でみると右から3番目ポート下からオイルが流れているのが分かると思います。)

なぜインテークマニホールドとシリンダヘッドの間にあるガスケットからオイルが漏れるのか??

それは樹脂製インテークマニホールドを外して、エンジンのインテークポートを覗けば良く分かります。



もともとSKY-2.2Dより、更に細い1.5Dのインテークポート内径。

そこに煤が蓄積すると内径はより細くなり狭くなる。
ターボからガンガン過給圧が掛かると、圧に耐えれなくなるのでしょうか?

ブローバイオイルがガスケットの隙間から滲み出ている車両も多いですね。
肉眼で現車を見ると画像以上に煤の蓄積の酷さが良く分かります。


インテークマニホールドから内蔵水冷式インタークーラーを外します。

ここの煤に関してはこれぐらいなら問題ないでしょう。
許容範囲だと思いますよ。

インテークマニホールドの出口には8個の穴が開いていますが、こちらは煤の蓄積で酷い状態でした。


内部にもビッシリ煤が溜まっているので、ディーラーさんに相談すれば要交換と言われるのは仕方がないでしょう。

軽くホジホジするだけでゴボゴボと煤が出てきます。   そして途中でオイル混じりのネチョネチョな煤になってくるので、手作業で地道な除去は難しい。

DSCのドライアイスショットをする前に、ボディを完全防備のマスキング。

飛び散る煤がボディに付着しないようにガードしますが、上記画像はその途中になります。

・ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。
・昇華爆発力と熱収縮で強固な煤を完全除去。
・ドライアイスの特性を生かした究極の洗浄方法。



ドライアイス洗浄自体は各製造プラントの機械洗浄、金型洗浄などに使われており、そんなに珍しい洗浄機ではありません。



その洗浄機がDSCに最適化するようにDSC専用ノズルと専用アダプターを数種類、弊社が独自開発し製作しています。


その結果、エンジン奥にあるインテークバルブ・ポート周辺の煤を(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に)除去出来るようになりました。


始めはトヨタ・レクサスのGR系ガソリン直噴エンジンの煤除去の為に開発がスタートし、徐々に対応出来るエンジンを増やしています。
http://minato-motors.com/blog/?p=25476 マークX
http://minato-motors.com/blog/?p=24132 ランドクルーザープラド



ガソリン直噴エンジンだけではなく、クリーンディーゼルの煤蓄積も酷いので、数年前からSKY-Dでの作業実績が増えてますね。


DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は唯一無二。

ドライアイス洗浄機さえあれば簡単に作業が出来ると思われる方もいると思いますが、そうはいかないのがDSCの難しいところ。



テストで軽くワンショットするとドライアイスの粒が直撃した箇所だけ、キレイになりましたね。

アルミ母材まで見えてきました。



DSCノズルとアダプターを組み合わせて、複雑な形状のポート内を完全洗浄していきます。


4気筒8ポートが完璧にキレイになりましたね。



アルミ母材が黒く見えるのは影です。
カメラを撮影しながらライトを当てると、ポートの凹凸により影が映りますので、肉眼でみると完璧にキレイにしていますのでご安心ください。

また奥に見えるバルブ傘部に固着した煤塊も完璧に剥離洗浄しています。


もちろんドライアイスショットは圧縮上死点にセットして、バルブ全閉で行っていますので燃焼室に煤やドライアイスが入る心配はゼロです。


ディーラーさんでは要交換だった樹脂製インテークマニホールドもDSCで洗浄し、再利用出来ます。

このインテークマニホールドは結構値段が高いので、無駄な出費が無くなりましたね。  また原因のヘッド側煤蓄積もインマニ交換だけでは解決しないですから、結果的にはDSCを実施して正解でしょう。



EGRバルブ・吸気シャッターバルブ・インタークーラーもキレイにして、新品純正ガスケットで組み立てますね。


ブロックに付着したオイル漏れ跡もパーツクリーナーで洗い流しておきます。


インテークマニホールドを元の状態に組み立てて、冷却水を注入してエア抜き作業。   劣化しやすいラジエターキャップも同時に交換します。



ECUをリセットして各学習値や燃料噴射量を再学習。
マル秘作業もゴニョゴニョし、試運転をして作業は完了です。


よく質問でECUを書き換えしていますが、DSCをして大丈夫でしょうか?と聞かれますが、まったく問題ありませんよ~。

社外ECUチューンしたのが、工場出荷状態の新車時に戻る訳ではないのでご安心ください。 


エンジンオイルは定期的に交換していた車両なのですが、煤蓄積に関しては定期的に除去した方が(エンジンにとっても燃費にとっても良いですよ~)とお伝えしています。


最新のディーゼルは大容量の空気をスムーズに充填するかがキーポイント。
吸気に抵抗や障害があると充填率が低下するので、本来の性能は発揮しずらい。


大容量かつ高流速の吸気渦がシリンダ内で燃料を撹拌し、均一で理想的な燃焼を実現します。 最適化されたインテークポートのデザインが煤で変形すると新車時の燃焼状態にはならないのは想像出来ると思います。


DSCは基本的に1泊2日のお預かりなのですが、今回のCX-3のDSC作業は朝9時半入庫の夜19時納車の(特急日帰り作業)でオーダーを受けました。


予定の時間通りに納車が出来たので良かったと思います。


その他のDSC作業実績も、ほんの一部ですが良ければ覗いてみてください。
http://minato-motors.com/blog/?cat=169


スカイアクティブD(2.2D 1.5D)へのDSCのご相談はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!



2021年度の営業を開始しました。 新年最初のATF完全圧送式交換。

本日1月8日より2021年度の営業を始めさせていただきます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。



地元大阪府からお越しいただいたのはレクサス GS250 GRL11

ATF完全圧送式交換のご依頼です。
朝10時に入庫していただきました。



問診をしてから、まずは試運転。

そこからATFの状態をチェックして、作業を始めます。

オイルパンを外して洗浄し、磁石に付いた鉄粉を除去。

ストレーナーも同時に交換しますね。

オイルパンを装着し、ATFを補充して完全暖機。

密封式ATに自社製アダプターを装着して、ATFチェンジャーをATに接続します。


まずはプレ洗浄を行いますね。

使用するATFはアイシンAFW+。
レクサス・トヨタのATはアイシン製ですから、相性は申し分ないでしょう。

それでは全量イッキに圧送式交換を行います。


奥に見える新油と比べるとマダマダですが、最初に回収した廃油と比べるとかなりキレイになりましたね。


ここから15分ほどアイドリングタイム。


もう一度アイシンAFW+で圧送式交換を行います。




ほぼ完璧に入れ替わりましたね。

ここまでキレイに入れ替われば、次回交換推奨距離は4万キロになります。


ATFクーラーを洗浄して、一度ATFを冷却しエンジン始動。
油温検出モードに入れて規定温度でレベル調整を行いました。



オプション整備のスロットルボディ清掃・初期化。

スロットルボディを清掃して学習値の初期化。
アイドリングの安定化には有効ですよ~。





正しい交換方法で正確な作業を行えば、いつまでも良いコンディションでシフトフィーリングが維持できるでしょう。

ATFの定期的な交換がATを守る唯一の予防整備になると弊社ではアナウンスしています。  http://minato-motors.com/blog/?cat=8


ATF交換のご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。
それではHAPPY CAR LIFE!!