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マツダ スカイアクティブ-D 煤蓄積に関するネットで散見する意見に対して。  ミナト自動車の公式見解 Q&A10。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

今回のブログはいつもの整備風景を紹介するブログではなく、ネットで拡散されている(弊社の情報)と(マツダスカイアクティブDの煤蓄積)について公式に見解をお伝えしたいと思っています。


ただ見解に対してはミナト自動車が独断かつ偏見で解釈しお伝えしていますので、年数が経てば考えを改める事もあると思います。




また独創的かつ先進的な車両で業界をリードしているメーカーに対しては、敬意を表します。


弊社は一般ユーザーが書き込み出来るNET上のサイトには、一切参加しないようにしています。

価格ドットコムの口コミ、みんカラのレビュー、Youtubeのコメント欄などに口コミや意見を投稿出来るのは皆さんご存じだと思いますが、それらは一個人が匿名で自由な意見を書き込む場所であり、一営利企業が匿名で割り込むような事(シャシャり出る)は好ましくないと思っています。


意見や見解を発信するなら自社のサイト内で公式に発信する方が良いだろうと思っているのです。(もしくはYoutubeの公式チャンネルでも良)




私も一個人としてそれらの口コミやレビュー、コメント欄を拝見していると、どうやら弊社のブログで発信した内容が間違った解釈をされている。

もしくはそれらが独り歩きし意味が変わっているコメントや書き込みが散見されているので、今回は公式見解としてブログに書いてみようと思いました。




以下の文面で登場する(DSC)はドライアイスショットカーボンクリーニングという整備メニューです。

詳しくはこちらを!http://minato-motors.com/blog/?cat=169


Q1 スカイアクティブの煤蓄積で走行上の問題があるのか??

A1 はい。蓄積していればあります。
もう既に何百台のSKY-D(1.5、2.2D)へのDSC作業を行いましたが、95%の入庫車両は煤が蓄積していました。 其のうちの75%の車両はDSC施工後に加速レスポンスは大幅に改善されています。つまりそれだけ入庫前の状態が悪かったという事でしょう。



ですが弊社入庫車両数とメーカー販売台数とは、物凄く差があります。
全てのSKY-Dユーザーが弊社に入庫している訳ではない。

今現在走行しているSKY-Dの全てがダメなわけではなく、煤が蓄積している一部の車両は新車時の性能を発揮していないと認識しています。


(もちろん煤が蓄積していてもそれ以外の個所も悪ければ、DSCだけでは改善しません。)

Q2 加速レスポンスだけしか改善されないの?燃費、DPF再生距離は??

A2 なぜ加速レスポンスだけが改善したと分かるか?、それはDSC作業前と作業後の試運転で私自身が確認しているから。


この5年間であらゆるコンディションのSKY-D搭載車を何百台も試運転し続けていれば、グッドコンディションの車両か?それ程でもない車両か?ダメダメな車両か?は体がスッカリ覚えてる。

極端に言うとテストコースを走り出した瞬間に、分かる時も多々あり。
(スキャンツールでの数値化も試みたが、やはり人間の感覚の方が正確で速い。)

逆に燃費やDPF再生距離の改善は、ほんのわずかの試運転程度で弊社が把握するのは無理です。 DSC作業後に10人に1人ぐらいの割合で作業後の貴重なレビューをメールで教えてくれるのでそれで改善したかを判断しています。





ほとんどの方はわざわざ施工後日にメールでレビューを教えてくれないですし、弊社もレビューを催促していないので、加速レスポンスのみの改善を把握しているのです。


Q3 ではDSCの施工で燃費やDPF再生距離は改善しないのか??

A3 改善すると思いますよ。
インテークに煤が蓄積する弊害を、ものすごく簡単に言えば(空気が適正に流入されなければ、燃焼状態が悪くなる)に尽きる。


E/G開発時に想定している燃焼状態は、インテークに煤が全く付いていない状態での燃焼状態であり、酷い煤が蓄積している場合はおそらく想定外なのではと思っています。

(想定外の煤を対策する為、現行CX-5 FK系では少し対策をしているが、それでもマダマダですね。)





多少の煤蓄積はメーカーも想定しているはずなのでフィードバック制御と学習値の精度で前を向いて走れる状態までは行える。   ただ想定以上に煤が蓄積すると制御や学習値ではどうしようも出来ないので、実走行に弊害が現れると考えています。


理想的な燃焼状態に戻れば、少ない燃料で多くのパワーを発生させ、排気ガスも設計通りにクリーンになる。


これはね、別にメーカーに直接聞いた訳ではなく、メーカー整備書と解説書を読み込み、実際に作業を行った経験から分かった弊社の勝手な見解です。

またマツダに限らず汚れなどで許容量(閾値)を越えれば不具合が表面化するのはどこのメーカーのエンジンも同じです。



それにね。加速レスポンスが良くなると、新車時に感じた(トルクフルな加速)が楽しめますよね。  すると気持ちが良いのでグイグイ軽快に走りたくなるじゃないですか!  グイグイ走れば当然燃料を消費するけど、煤を気にしてトロトロ走っても意味なくないですか?? そんな車じゃないですよね、SKY-Dって。ガンガン走りましょう!!



Q4 (全てのSKY-DユーザーがDSCを実施しなくてもよい)とブログで書くのはどうして??


A4 何十年も整備工場を営んでいての感覚ですが、一般ユーザーのほとんどの方は弊社に依頼される方と比べて、愛車のコンディションにそこまで敏感になっていないと思っていますし、メンテナンスの費用も出来れば掛けたくないのだろうと思っています。(ホイール、カーナビ、社外部品へのカスタマイズは別)

ましてやDSCなんて弊社が開発したオリジナル整備ですから、マニアックで敏感なユーザーで、自ら情報を集めに行くアクティブな人しか需要が無い。

極論を言うと(敏感で繊細でアクティブなクルマ好き)のみしか、DSCをしなくても良いと思っています。



弊社のDSC以外のブログを見てもらえると分かりますが(他府県の方が整備の為に高速で何時間も掛けて往復し、時間指定の予約入庫をして依頼)なんて、皆さんはやらないですよね。


ぶっちゃけると国産車でも5年5万キロも走れば、車両コンディションは低下しています。 ホイールアライメントは乱れ、ショックアブソーバーなどのサスペンションは劣化し、ATFなどは熱劣化でシフトフィーリングが低下する。

だがそれに気が付いているユーザーがどれだけいるのかな??

ホイールアライメント調整、ショックアブソーバー交換、ATF交換なんて正しい方法で行えば、非常に効果的で体感がすぐ分かる整備だと思いますよ。



でもディーラーさんが勧める整備が一番正しいと思っている人は、上記に挙げた3点の整備などは勧められる事がないのでそもそも必要性を知らない。


DSCに関しては(渋々勧められて整備をするユーザーさん)ではなく、(ヨシ!そろそろ愛車をリフレッシュしよう!!)と言うユーザーさん向けにブログにて発信しています。



(全てのSKY-DユーザーがDSCを実施しなくてもよい)と言っているのは、煤が蓄積するかどうかではなく、(SKY-Dの経年劣化に気が付かない人は無理に実施する必要はない)という意味でお伝えしています。

Q5 なぜ作業費用や料金体制をネット公開していないのか?  不親切じゃないか??


A5 簡単に言えば料金は随時改正しているので、ネットに公開すると数字だけが独り歩きして不正確になるから。 (車種・搭載E/Gで費用は変わるし) (作業内容も日々改良し、部品定価も変わるので)


例えばブログに今回の整備費用は○○万円を記載すると、改正時には書き換えないとダメですよね? 
でもブログを定期的に何年もUPしている方なら分かると思いますが、ブログを過去を遡って文字を訂正するのって非常に手間なんです。


それよりも作業を依頼したいと思う方が弊社HP(お問い合わせフォーム)に必要事項を記入してもらえれば、詳細な料金と多数あるオプション整備料金をメール返信しているのでそれで十分かなと思っています。

愛車を良くしたいと思う方しか、料金を知る必要はないと思いますし、その問い合わせる労力は無駄とは思わないでしょう。


(なんでもネットに公開する事が良い事)とは、ビジネスをする上では限らないと思っています。 




またもう一例を挙げると(DSCは15万円ぐらいの費用が掛かるらしい)と間違った書き込みがよくあるが、実際はもっと安いよ~!!

DSCにプラスしてオプション整備を多数モリモリにすればそうなるが、DSCだけならそこまで掛からない。



Q6 ネット上での誹謗中傷や罵詈雑言などは、どう思っているか? また転載などミナト自動車の許可がない画像無断使用は??



A6 ネガティブなコメントについては一個人としてビミョ~に傷付いているが、会社としては問題にしていない。


私は5年ほど前から5ちゃんねる、価格ドットコムの口コミ、Youtubeのコメント欄、みんカラのコメントは時々サーチして見てますよ~。

(煤蓄積はミナト自動車の陰謀だ!)(ブログで不具合を煽って集客してる。)(金儲けの為に言っているだけだ!!)などネガティブな意見は承知しています。
これは日本中で社会問題になっている(ネットの悪質な書き込み)と同じなので、誰もどうする事も出来ないでしょう。どうぞご自由にと諦めています。


弊社がお客様にお渡しした画像やブログからのコピー画像を、お客様以外の方がネット転載したり、動画編集に利用したりしているのも承知しています。
現在はこれも静観中。 弊社にとってポジティブな使い方ならイイが、ネガティブな無断使用なら行動に起こさないといけないのかな?と思っています。




日々の整備作業が忙しすぎて、最近は週一回のブログUPが限度かな。月4回のブログUPで(DSC)と(ATF交換)は1回ずつ、(リフレッシュプラン)は2回と多少変わるがアバウトに決めています。


DSCなんて月に十何台も実施しているので、その中からランダムに選んだ1台の作業をブログにUPしているのが現状。(ほとんどの方の作業はブログ公開されない。)


作業中の画像は全てユーザーさんにお見せしているので、弊社としては(そのままの作業風景)を公開しています。

それを真実ではない!!偽りだと(料金をお支払いいただいたお客様)に言われるとかなり凹みますが、そうでなければ気にする程の事では無いかと思います。

Q7 なぜDSC作業は完全非公開なのですか?


A7 逆にコア(核)な特殊整備技術を公開する必要があるとは思えない。

DSCは市販のドライアイス洗浄機を使用していますが、それ以外の秘密の部分は全て自社で製作しています。
またドライアイス洗浄機販社のHPにもありますが、取引先の守秘義務性が高い内容は非回答としていますので弊社がどのように作業しているかは部外者には漏れない。



DSC用の専用ノズルや専用アダプターは各用途や形状に合わせてカスタマイズするので自社製作ではないと対応が難しいし、洗浄機以外の設備やノウハウ等も公開する事は絶対に無い。

例えば作業中に煤が飛散してボディに付着しないようなマスキングも、お見せ出来る状態まではブログ公開していますが、そのあとは完全非公開。 いかに短時間でセットして作業後に素早く撤収出来る完璧なマスキング方法は非常にコアな技術なのです。


ドライアイスもただ打ち込めば良いものではなく、いかに効率良く効果的に短時間で作業をするかは、当然門外不出の技術でしょう。 (ちなみに作業中は工場の扉は締めています。)



ブログを見ると分かりますがDSC作業に豊富なオプション整備を追加して、同時にオイルパン洗浄ストレーナー交換も含めたATF完全圧送式交換をほぼ1日で出来るのは、世界中を探してもミナト自動車のみだと思います。
http://minato-motors.com/blog/?p=27414


Q9 そんなに早く作業が出来るのは(手を抜いている)(誤魔化している)のでは??



A9 そう思われても仕方がないぐらい、弊社の作業は美しく洗練され効率的で完璧なオペレーションだと自負しています。(笑)


頻繁に作業改良を行っていますが、今行っているDSC作業工程はほぼ完璧に近いオペレーションで回しています。
効率良く、強力に洗浄作業が出来るので、むしろ(中途半端に煤を残せ)と言われても残らないんです。


ましてや煤を残した状態でエンジンを始動し、煤塊がバルブに挟まる事があれば、全てが台無しになるでしょう。コワイコワイ。


次の日もその次の日も連続でDSC予約があれば、1台ずつ確実に完璧に作業をした方が、ミスが無くスケジュールが回るのですね。


Q10 (世界初)(唯一無二)(オリジナル整備)と謳っていますが、本当ですか??

A10 本当です。

ネットで散見するのが(DSCってドライアイス洗浄機があれば出来るんじゃない??)(ディーラーも取り入れればいいのに??)(類似作業が探せば近くにあるかも??)などなど。

ドライアイス洗浄機を購入したぐらいでDSCが出来るなら、今頃全国各地でDSCが行われていますよ。



そうならない一つは(技術的な障壁)で、もう一つは(設備投資の回収時期)でしょうね。


技術的に障壁が多すぎてクリアするのは非常に困難なのは先ほど簡単に説明しましたが、もう一つは経営者的に考えて(設備投資をしてそれを回収するポイントが何年何カ月か??損益分岐点はどこ??)も大きいと思います。


ドライアイス洗浄機導入費用だけではなく、それ以外にも多額の費用を掛けて現在のオペレーションに辿り着きました。(まだ改良進化しますが・・・。)


ドライアイス洗浄機の費用は販社に問い合わせれば分かるので、導入前にいくら掛かるかが想定が出来ます。
問題は購入してからオペレーションを構築するのに(どれだけ費用が掛かるのか?)は、やってみないと分からない。誰も教えてくれないですからね。


ドライアイス洗浄機を買ったはイイが、その後に立ちはだかる障壁などを解決する費用と開発時間はまさに泥沼状態になるのです。





弊社としては1台DSC作業をするのに、3日も4日も1週間も時間が掛かっているようなら、(設備投資費用の回収)は永遠に訪れないと思うのですよね。


まともな経営者なら確実に費用を回収出来て、効果が分かる(効率の良い整備リフト新設)(SSTなども含めた工具類の充実や電動化)(高度なスキャンツールの複数購入)(大口径ホイール対応の最新オートマチックタイヤチェンジャー導入)などに費用を掛けると思います。




またドライアイス洗浄機って意外と自動車整備業にとっては、汎用性が無い機械。
弊社でもDSC作業以外でドライアイス洗浄機を使用する事はほぼ無い。

・ドライアイスは性質上で常時在庫出来ず、結構割高。
・自動車のその他の個所を洗浄するなら、高圧洗浄機やケミカル剤やサンドブラスト等で十分代替可能で安価。



ニッチでマニアックな整備で先が読めない投資と汎用性が高く今後も需要が見込める設備投資なら、どっちらを優先するかは明らかですよね。



・ATF圧送式交換はメーカー・ディーラーともに否定的意見が多い。

・サスペンション整備後のホイールアライメント調整はホイールアライメントテスターが必要ですが、メーカー整備書にはそんな機械は書かれていないし、各店舗にテスターがそもそも無い。

・DSCなんてもっての外。

弊社に入庫するお客様の約半分は普段の整備をディーラーさんで行っています。
でも(これはディーラーでは無理だろう。ミナト自動車しかないな。)と言う時だけご利用いただいていますので大変ありがたいと思っています。

(地元で出来る整備は出来るだけ地元で行ってください。)と言うのが基本スタンスとして営業をしています。



ネット上で散見する全ての疑問や意見には答えられていないかもしれませんが、個人的に気になったものだけ回答してみました。


最後に一言。
DSC後の納車時に一番聞かれる事は(どうすれば煤が蓄積しない運転・メンテナンスを教えてほしい)です。

納車時に質問があればエンジンの構造から簡単にお話しして、具体的なメンテナンス方法をお伝えしています。


同時に私がいつも同じことを言うのですが(気にして神経質になってドライブするのは精神衛生上良くないよ!!気にせず存分にSKY-Dのトルクを楽しんで、鈍くなったと感じれば、またDSCに来てくださいね~)ともお伝えしています。


それではHAPPY CAR LIFE!!




ブロガー・Youtuberさんへの追記
今回のブログを切り取らず弊社にとってポジティブに拡散してくれるなら、どうぞご自由に転載してください。

レクサス RC-F ATF完全圧送式交換 2回目。 レース前にオイル・フルード系をNUTECでリフレッシュ!!

京都府からお越しいただいたのは、レクサス RC-F USC10 走行距離39000km

ATF完全圧送式交換 for NUTECニューテックのご依頼です。


今回で2回目のご来店をいただきありがとうございます。
前回同様にATFを完璧に入れ替えたいと思います。


近々に耐久レースのサーキット走行をする予定だそうで、その前にオイル類のリフレッシュを依頼されました。

試運転をしてリフトアップし、ATFの状態を確認します。



前回交換してからは何度もサーキット走行をされたようですが、ATFの状態はそこまで悪くは無かったです。


前回使用したNUTEC NC-65の耐熱・耐久性が非常に高いので、そう簡単には劣化しなかったようですね。



オイルパンを脱着洗浄して、ストレーナーも交換します。

磁石に付着した鉄粉を除去してから、ガスケットも交換してオイルパンを装着しました。

フルードを補充してエンジン暖機。

ATFチェンジャーを接続して、まずはプレ洗浄を行いますね。
使用するプレ洗浄フルードはNUTECニューテック NC-RF(リンシングフルード)


弊社が企画提案してNUTECさんに製作していただいたスペシャルフルード。
(国内での取り扱いは弊社のみになっております。)
http://minato-motors.com/blog/?p=17434



それでは全量イッキに圧送式交換を行いますね。

プレ洗浄でここまでキレイになりました。

この時点で結構キレイに入れ替わっていますね。


ここから15分ほどのアイドリングタイム。
次は本命ATFでもう一度交換します。


使用するのはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)エステル系

全化学合成基油を贅沢に使用した全化学合成ハイパフォーマンスATF。

極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。
・ローフリクション ハイパフォーマンス
潤滑抵抗を出来るだけ抑えてパワーロスを無くし、強靭な油膜でギア等の摩耗を防ぎます。


高温・高圧・高回転時にも安定して高性能油膜を発揮する耐熱性は、サーキット走行をされる方にはもちろんですが、ストリート走行でもフルードのロングライフ化に寄与します。




NC-RFからNC-65に入れ替えて、もう一度圧送式で全量交換しますね。

完璧に入れ替わりましたね。

一度冷却してからエンジン再始動し油温検出モードにセットして、規定温度でフルードレベル調整を行いました。

ここまでキレイになればストリート走行なら、次回交換推奨距離は6万キロ。
これで当分の間はATFのメンテは不要でしょう。




サーキット走行の場合はどこまで負荷を掛けるか?によりますが、純正ATF使用で全開走行をすると(フェイルセーフ ギア固定)(もしくはニュル~っとトルクが伝わらない)などでクールダウンが必要なら、それが純正ATFの限界でしょう。

NC-65を使用すると全てにおいて油膜性能は大幅に上がりますので、サーキット走行をされる方にはオススメしています。

デフオイルもニューテック。

UW-76 75w140 全化学合成ハイパフォーマンスギアオイル エステル系

過酷な条件下で安定した耐熱性、潤滑性、耐熱性を発揮維持するNUTEC最強のギアオイル。


ATFで使用したNC-65も非常に高額なフルードですが、それより更に高額なギアオイルがUW-76(通称アルティメットウェポン)

同時に左右のトルクベクトリング・デフオイルも交換しますね。

こちらに使用するのはNC-65。
ATFチェンジャーで交換注入していきます。



スロットルボディの清掃初期化とLLC圧送式交換。

WAKO’Sスロットルクリーナーを使用して、バルブに付着するカーボンを除去し初期化します。

ラジエターリフレッシャーでLLCを全量圧送式交換しLLCを再生強化します。

最後に試運転をして納車となります。

これぐらいの作業なら朝10時入庫で当日夕方17時頃の納車の日帰り作業ですね。


作業内容は全て画像に残していますので、納車時には画像を見ながら作業内容を説明しています。また画像が必要な方にはDVDにコピーしてお渡ししていますよ~。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

ATF/CVTFの圧送式交換のご相談・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!

マツダ RX-8 SE3P リフレッシュプラン。 サスペンション・クラッチO/H、今後に向けてのリフレッシュ整備。

大阪市からお越しいただいたのはマツダ RX-8 SE3P 走行距離4万キロ
リフレッシュプランのご依頼です。(京都ナンバーですが・・)



年式はH19年 走行距離は4万キロ。

走行距離は浅いですが新車から10年以上経過した愛車なので、今回はサスペンションやクラッチ・ブレーキ等を中心にリフレッシュ整備を依頼されました。

ロータリーエンジン搭載のRX-8は根強い人気車ですね。新車市場では代替車両が無いので皆さん長く愛用している方が多いです。

今回のオーナーさんも出来るだけ良いコンディションで、オリジナルを保ったまま今後10年は使用したいと相談されました。


メールでの予約受付から順番をお待ちいただいて、数か月後に入庫してもらいました。


現在リフレッシュプランは非常に好評をいただいており、ここ数年は数か月待ちが常習化しご迷惑をお掛けしています。 1カ月間で作業できる台数が限られているので、こればかりは気長にお待ちいただくようご案内させていただいています。



試運転を行い、問診時にお聞きした不具合箇所を確認します。

そこから事前ホイールアライメントを測定し、排気ガスやバッテリー充電状態をチェック。


RX-8は国産車では珍しくホイールアライメントの調整個所が多く、車高の変化でキャンバー基準値が変わります。


点検測定結果では数値が大きく乱れておりますが、エンジンの燃焼状態やオルタネーターの発電状態は良好でした。

リフトアップしてタイヤを外し、車両全体を点検しますね。

またスキャンツールを接続して、各センサーなどの数値もチェックしています。

点検結果と整備予算、不具合箇所・不満個所を考慮して、お勧めの整備プラン見積を提案しました。

オーナーさんに作業内容を説明して、OKがいただけたので作業を始めますね。

まずはブレーキからオーバーホールします。

・ディスクローターは研磨にて再生。
・ブレーキキャリパーは分解洗浄してO/H
・ブレーキパッドはWAKO’S BPRで交換

ディスクローターを研磨機にセットして、表面を薄く均一に研磨していきます。
また最後に耐熱塗装(艶消しブラック)でリフレッシュ。




キャリパーは分解洗浄してダストブーツとピストンシールを交換し、ホルダー側もスライドピン等を洗浄してブーツを交換しました。


ピストンに固着した古いグリスは、ブレーキの引き擦りや異音の原因になりますよ~。

ブレーキパッドはWAKO’S高性能ブレーキパッドグリスBPRを使用して交換しています。

ここまで行えば異音も無く、コントロールしやすい新車時のブレーキに戻りますよ~。





前後ショックアブソーバーも交換しますね。
再利用するのはスプリングのみで、それ以外の周辺消耗部品は全て交換します。

今回は純正ショックアブソーバーで交換しました。

フロントのサスペンションアームはUP・LOWともに交換しました。

RX-8はサスペンションアームブッシュだけの部品供給をしないので、費用は掛かりますがアームASSYでの交換になります。




リア側は負荷が少ないので、ボールジョイント部のダストブーツ交換とグリスアップでリフレッシュ。

ステアリングタイロッドエンドのダストブーツも同様に交換しました。






前後スタビライザーのインナーブッシュとリンクロッドも交換しますね。






フロントハブベアリングはボルトオンで簡単に交換出来ますが、リア側はナックルに圧入されていますので油圧プレスを使用して交換します。




サスペンションやブレーキを組み立てて、ブレーキのエア抜き作業とフルード交換。




次はマニュアルトランスミッションを降ろして、クラッチをオーバーホールしますね。

新車販売でのMT率は数パーセントだそうですが、今現在にMT車を乗られている方は基本的にはクラッチ操作は上手です。

昔みたいに下手な人がクラッチを滑らせる事は無くなり、下手な人はそもそもMT車には乗らないですからね。


しかしクラッチ操作が上手な人もクラッチが摩耗してくると、ペダルタッチに違和感を覚えて操作しづらくなるでしょう。

また各箇所のグリスも劣化してくるので操作が固くなり、より一層違和感を感じます。

・クラッチディスク
・クラッチカバー
・フライホイール
・レリーズ、パイロットベアリングなどを分解交換していきますね。

エンジンのエキセントリックシャフトのリアシール類もフライホイールを外した時に同時交換。





フライホイール組付時にナットにはロック剤(アドペシブ)を塗ってから、500N/m近い規定トルクで締め付けします。

SSTが無いとフライホイールを固定出来ず、ナットを締め付けるのは不可能に近い。



バイブレーションダンパーも同時に交換しますね。




クラッチマスター・レリーズシリンダーもO/Hしました。



クラッチペダルから異音が出る定番故障はペダルのスプリング取付部にある樹脂部品が原因です。

スプリングによる摩耗で樹脂部品が割れると、ペダルストローク時にカコッを違和感が出ますよ~。

樹脂部品だけの部品供給は無いので、ペダルASSYで交換しました。


MTギアオイルとデフオイルにはNUTEC NC-70 75W90 全化学合成ギアオイルを使用しました。

ミッション組付け後にエンジンマウントも交換しますね。

エンジンマウントは年数が経過すると、エンジンの重みでゴム部が潰れていきます。そうなるとエンジンとシャシフレームとの高さが変わります。


RX-8はパワープラントフレームを採用しているのでATのマウントはありません。
エンジン、MT、プロペラシャフト、デフが一直線になった時の位置をミリ単位で調整を行います。



ラジエターも予防整備で交換しました。

狭いエンジンルームに押し込められたラジエターのアッパータンクの樹脂部分は熱劣化を受けやすいので、割れる前に交換しますね。


またラジエターホースやサーモスタットも同時に交換します。

ラジエター交換後にはエンジンやヒーターに残されたLLCも含めて、全量圧送式で交換しました。

ラジエターリフレッシャーで脈動圧送しLLCを回収しながら、ダブル高密度フィルターでろ過再生し、最後にエア抜き作業とLLC再生強化剤を注入します。

カーエアコンリフレッシュαでエアコンガスをリフレッシュ。

年々減少する冷媒ガスは定期的に点検しましょう。
冷媒ガス充填量は多すぎても、少なすぎてもNGです。

RX-8の充填量は結構シビアですよ~。

整備リフトからアライメントリフトに移動して、サスペンションアームのブッシュを1G締付します。

整備時にはボディのリフトアップポイントを持ち上げますので、サスペンションは伸びている状態ですよね。

この状態でサスペンションを分解し組付けしますが、アームブッシュを固定するボルトナットは仮止めにしておきます。




仮止めのままアライメントリフトに移動して、4輪が接地した状態でブッシュのボルトナットを一度緩め、ブッシュテンションを開放してから、再増し締めするのが(1G締付作業)です。


サスペンションが伸びた状態でブッシュを本締めすると、接地時にはアームの角度が変わりブッシュは捩じられた状態のまま走行する事になるので、本来の性能は発揮出来ず、ブッシュも早期に破損しますよ~。


アライメントリフトで外したアームブッシュを1G締め付けしてから、軽く試運転をします。

サスペンションを馴染ませてから、ホイールアライメント調整を行いますね。

・ハンター社(ホークアイWA470)最新鋭ホイールアライメントテスター
4つの高精度カメラでホイールに装着したターゲットを捕捉し、アライメント数値を瞬時に演算します。

また軽量樹脂製ターゲットはホイールを傷つけないクランプ式構造。



・イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト
国産最高峰アライメントリフトは長期に渡って水平レベルを維持します。

組付けた直後はカムの位置を中立にしていますが、それでは数値はバラバラです。

サスペンションを分解すると必ずホイールアライメントを調整しないといけないのは、こんな数値のまま走行しても本来の性能は発揮されないからなんですよ~。


車体下に潜りこんで各アライメント数値を整えていきます。


最終的にはこんな感じになりました。
(調整個所が多い車両の方が数値を整えやすいですね。)

このあとはいつものテストコースを試運転。
違和感は無いか?異音は無いか?など、入念に試運転をしてコンディションを確認します。



試運転後もリフトアップして作業した箇所を何度も確認し、無事納車となります。


今回は作業中の画像は約160枚ほど撮影しました。
納車時には画像をお見せしながら作業内容を説明しています。

また画像が必要な方にはDVDにコピーしてお渡ししています。





(作業中にデジカメで撮影するのは大変ですね!)とお客様によく言われます。

作業者側が撮影するメリットは多くあるのですが、そのうちの一つが(作業を忘れない・再確認が容易に出来る事)なんですよ~。


例えばクラッチを組付ける時には各ボルトナットを本締め後に、マーカーペンで色付けチェックします。
それを画像に残しておくとミッション組付け後に(アレ??あそこのボルトは締めたかな??)という事が後で確認出来ます。

タイミングベルト交換時にも同様にカバーを組付ける前に、カメラでマーカーチェック個所を撮影します。

締め忘れ確認の為に再度ミッションやカバーを外すのは時間の無駄になるので、チェック画像に残すのが簡単・安心・確実なんですよね。




皆さんもありませんか?
外出時に家の鍵を閉めたかな??という事が・・・。
気を付けていても、その記憶が思い出せない時ってよくあるのですよね。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。


リフレッシュプランのご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。  どうぞ宜しくお願い致します。


それではHAPPY CAR LIFE!!

マツダ CX-5 KF系 ドライアイスでインテークの煤除去作業。 DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

和歌山県からお越しいただいたのはマツダ CX-5 KF2P 平成29年 走行距離7万キロ。

スカイアクティブ-2.2Dのインテーク系等に蓄積する煤除去作業を依頼されました。


2017年から初代CX-5(KE系)から2代目CX-5(KF系)にモデルチェンジし4年が経過しましたね。 

整備工場あるあるですが新車から3年目までは、故障や不具合で民間整備工場に入庫する事は基本的に少ない。(メーカー保証が有るので)


新車4~5年ぐらい経つとハッキリ分かる不具合なら、ディーラーさんに相談するはず。
ですが微妙なレスポンスやパフォーマンス低下などユーザー自身しか気が付かない違和感などは、なかなか整備を相談・依頼をしても改善や対処できない場合も多くなります。


SKY-Dの煤蓄積は初期軽度の場合はそんな感じで、ユーザー以外には違和感が分かりずらく伝わらない。  そして症状が進むと警告灯点灯や加速レスポンスの低下などが目に見える形で現れる。




今のクリーンディーゼルは昔のディーゼルとは全く異なり、非常に敏感なエンジンとなっています。  ですが(ECUの学習能力)が大幅に進化しているので、多少の不具合が起きたとしても、エンジンが止まらないように(あの手この手で)制御し動き続ける優秀な機械となっています。


違和感や性能低下が起きないようにECUが学習制御するのですが、それも限度があるのですよね~。


試運転をしてから作業を始めますね。

試運転をすると(普通に走れる感じ)ですが、(ちょっとレスポンスが鈍いな?)とファーストインプレッション。



リフトアップしてインテーク系の部品を順次分解していきますね。



ユーザー自身が装着した社外部品がありましたので、ユーザーさんにどうされますか?とお聞きすると(DSC後は不要なので再使用しないでください)と要望がありましたので作業後は純正ノーマルに戻しますね。

インテークマニホールドが外れましたので煤の蓄積状況を確認します。

エンジンシリンダヘッド側の吸気ポート。

ポート内径への蓄積は5mm程ですが、奥に見えるバルブシャフトには煤が固着し、また最深部のバルブ傘部にはガッチリと煤が固着していました。


インテークマニホールド側も確認します。

吸気シャッターバルブを分解しますね。



そこそこ吸気シャッターバルブに煤が蓄積しているようですね。




インテークマニホールドの入り口は、空気の通り道が約半分まで狭くなっていました。
またEGRの導入パイプも煤で塞がりそうになっています。


クルリと導入パイプを180度ほど回転しますよ~。

EGRの導入口が完全に塞がると警告灯が点灯しますよ~。




次はインテークマニホールドの出口を見てみます。



インテークマニホールドの出口付近も徐々に蓄積が進んでいますね。



軽くホジホジしてみると、お茶碗1杯分の煤が出てきましたね。


こうなると(空気を吸ってナンボのディーゼルエンジン)が空気を吸いづらくなっています。


例えるなら(吸引力に定評のあるダイソン掃除機のノズルを少し塞いだ状態)でしょうか??   折角の高性能が発揮出来ていない(モッタイナイ状態)ですね。




それらの煤を完全除去するのが弊社が開発したオリジナル整備 DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)   


インテークやエンジン内部に蓄積する強固に固着した煤塊を(エンジンにノーダメージで短時間に完璧に)ドライアイスを使用して除去します。


元々はトヨタ・レクサスのGR直噴ガソリンエンジンのカーボン除去用に開発しました。それのSKY-Dに応用しています。

http://minato-motors.com/blog/?cat=169 (過去のDSC施工事例)


ー76℃のドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

(熱収縮と昇華爆発力) ドライアイスの特性を利用した洗浄方法



サンド・クルミブラストのように硬いメディアを使用せず、指で潰せる程柔らかいドライアイスペレットで母材金属から異物を剥離させます。



またドライアイスは常温でスグに昇華しますので、エンジン内部に残留する可能性はゼロ。作業後に不具合が起きる事もありません。

3M社製の高性能マスカーで完全防備。
(飛散する煤からボディをガード。)


ドライアイス洗浄機にペレットを投入し、ガンに弊社が自社製作したDSC専用ノズルとアダプターを装着。

まずは軽くワンショットしますね。

爆音と共にペレットが噴射され、直撃した箇所だけキレイになりましたね。



複雑な形状のポート内部やバルブ等を完全洗浄するために、複数あるDSCノズルとアダプターを使い分けて作業をしています。


4気筒全8ポートを全て除去完了。
シャフト裏や傘部も全てキレイになりましたね。


ショット時はクランクを回して圧縮上死点にセットし、1気筒づつ作業をしていますので、燃焼室等には煤やペレットは混入しませんのでご安心を。

インテークマニホールドや各EGRバルブ、吸気シャッターバルブ等もDSCで完全洗浄を行いました。


ワイヤーブラシなどでガリガリ擦るとアルミの部品に傷が付きますが、DSCなら無傷でここまでキレイになるのですよ~。


再使用出来ないのがガスケットのみ。
ガスケット自体は安価なのでこちらは純正新品に交換しています。

並行して洗浄した定番DSCオプション整備の(水冷式EGRクーラー洗浄)
これが詰まりだすとクールドEGRが使えなくなりますよ~。


ちなみにEGRクーラーが詰まり新品交換だと高額になりますが、DSCと同時の洗浄なら安価で作業が出来ますので予防整備としては非常にオススメです。



こちらも定番のオプション整備(インタークーラー洗浄)
内部に溜まるブローバイオイルを排出し、内部を洗浄しました。


サラサラの煤とブローバイのオイルミストがインテークで合流すると、煤が固まりやすくなるので定期的な除去は有効ではと思っています。

インテークマニホールド等を組付けて、LLCを注入しエア抜き作業。
劣化しやすいラジエターキャップは要交換となっております。



各学習値をリセットして燃料噴射量も再学習。
マル秘作業をゴニョゴニョとして試運転後に納車となります。


DSC作業は完全非公開で行っておりますので、ユーザーさんでもお見せする事は出来ません。  ですがそれでは作業内容が分からないので作業中はデジカメでバンバン写真を撮影していますよ。(今回は100枚ほど撮影)


引き取り時にはその画像を見ながら作業内容を説明させていただいており、必要な方には画像のコピーをお渡ししています。
また同時にメンテナンス等の質問があればお答えしています。

後日レビューをメールにていただきました。

和歌山県の○○です。
今回はCX-5のDSCで大変お世話になりました。
正直、整備していただく前は定期的な燃料添加剤注入やエンジンオイルの交換など煤蓄積予防にはプラスになっているのではないかと思っていましたが、
特にEGR合流部はなかなかの蓄積具合で驚きました。

さて、DSC後のエンジンですが、とてもフィーリングがよくなりました。
街中でのパーシャルスロットでじわっと加速する時のいわゆるアクセルのつき
が気持ちよく、高速ランプ合流や追い越し加速もスムーズに感じます。
新車時の感覚に戻り、これでしばらくは気持ちよく乗れます。ありがとうございました。





このたびは弊社をご利用いただきありがとうございます。
煤でパフォーマンスが低下していたSKY-Dが本来の高性能を発揮できる状態に戻ったので安心しました。
もともとアグレッシブでトルクフルなSKY-Dですから、燃焼状態も良くなり走りやすい車両になったと思いますよ。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

DSCは一泊お預かりが基本で朝9時半入庫の翌日午前中納車になりますが、お時間の無い方には(特急日帰り作業)もお引き受け可能です。
(日帰りの場合は当日19時頃の納車予定)



各オプション整備を多数ご用意していますので、DSCのご相談があればメールにて案内をしています。


DSCの御見積・予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。
必要事項を記入してもらえれば返信をしています。

それではHAPPY CAR LIFE!!




マツダ デミオDJ5FS スカイアクティブ1.5Dの吸気系煤蓄積。  弾丸日帰りでドライアイス洗浄!!  DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で完全除去します~。

広島県からお越しいただいたのはマツダ デミオ DJ5FS
H29年式 走行距離11万キロ MT車



スカイアクティブ1.5Dの吸気系に蓄積する煤を、ドライアイス洗浄での除去作業(DSC)をご依頼いただきました。http://minato-motors.com/blog/?cat=169


依頼内容
・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・カーエアコンリフレッシュα NUTEC NC-200

朝9時半入庫・夕方19時納車の弾丸日帰り作業で依頼されました。
通常は1泊お預かりなのですが、時間がない方向けに日帰り依頼も引き受けています。



試運転をしてから作業を始めますね。



樹脂製インテークマニホールドにあるEGRバイパスパイプ。

エキゾーストからEGRバルブを経由して、排気ガスがインテークマニホールドに導入されます。

この部分も煤まみれですが、それ自体はそんなに問題ではありません。



狭いエンジンルームからインテークマニホールドを外します。

煤の蓄積状態を確認しますね。

2.2Dより一回り細い吸気経路が、煤の蓄積でさらに狭くなっていますね。

煤の厚みは10mmぐらいでしょうかね?インマニ内部にもビッシリ煤が固着しています。



水冷式インタークーラーもインテークマニホールドから分解します。
こちらも煤で汚れているので、キレイに洗浄をしたいと思います。


経路が細くなりカメラでの撮影が難しいですが、結構な量の煤が蓄積している事が分かります。



こうなるとエンジン燃焼室に充填される吸気に抵抗が掛かり、吸気充填率が下がります。

ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンで、加速時などトルクが必要な場面では出来るだけ空気をシリンダー内に充填したい。

ですがこのような状態になると本来求めていた空気量が充填されないので、本来の性能は発揮出来ず、燃焼状態や効率も悪くなる。






新車時にはトルクフルだったのに、ある程度走行すると???となるのは、煤の蓄積が原因の可能性が高いでしょう。






DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は弊社が開発したオリジナル整備で唯一無二。


元々はトヨタ・レクサスの直噴ガソリンエンジンの吸気系に蓄積する煤を除去するために誕生したのですが、その技術をSKY-D用に応用して作業をしています。
http://minato-motors.com/blog/?p=23600

指で潰せば粉々になるほど柔らかいドライアイスペレットを、圧縮空気で高速噴射。

熱収縮と昇華爆発力で強固な煤塊を除去しますので、アルミ母材のエンジンヘッドや合金製のバルブにはダメージが残りません。


またサンド・クルミブラストのように硬いメディアを使用していませんので、エンジン内部に残留する可能性はゼロ。
ドライアイスは常温ではスグに昇華しますので、残る事は無く消えてしまいます~。



ドライアイス洗浄機にペレットを投入して、ガンにDSC専用ノズルとアダプターをセットします。


軽くワンショットしてテスト。
ペレットが直撃した部分のみ、母材アルミが見えるほどキレイになりましたね。

(エンジンにはダメージで短時間に完璧に)
DSCキャッチコピー通りにポートやバルブを完全洗浄をしていきますね。



DSC用ノズル・アダプターは自社製作しており、DSCの作業自体も完全非公開。
その代わりに作業中の画像はたくさん残していますので、納車時にお見せしながら作業内容を説明しています。


4気筒8ポートを全て除去完了。

バルブの傘部やシャフト裏まで全てキレイに除去出来ました。


1.5Dの吸気ポートには赤線の部分に段差があるので、手前からライトを当てると影が出来ます。(煤が残っているわけではありません。)


肉眼で見ると完璧に除去は出来ているのでご安心ください。


インテークマニホールドやインタークーラー、各バルブも完璧に除去出来ました。


純正ガスケットで交換し、組付していきます。



熱劣化でしょうか?
樹脂製のハーネスカプラーが割れていましたので、リペアカプラーで修正します。


遠方から日帰りで来店される方が多いので、このようなイレギュラーにも対応出来るように補修部品を確保しています。


LLCを注入しエア抜き作業。

劣化しやすいラジエターキャップも純正新品に交換しますね。



DSCオプション整備のカーエアコンリフレッシュαも行います。

年々減少するAC冷媒ガスの定期的な点検&リチャージとNUTECの高性能ACコンプレッサーオイルを同時注入。


年式はまだ新しいので約80gほどの減少でした。


各学習値をリセットして燃料噴射量を再学習。

マル秘作業をゴニョゴニョっとして、試運転で最終チェック。
無事夕方19時の納車に間に合いました。

1.5DでMT車の場合は煤が蓄積すると、トルクの薄さが気になりますね。

ATのように車両任せではなく、自らが自在にコントロールするMT車の方が、DSCを実施のビフォーアフターが分かりやすい。

AT車の場合は普通以上の感度~車両感覚に敏感な方なら、すぐに体感できるでしょう。
普段からアクセルワークがガバガバorカックンブレーキにキックダウン過多の方なら、もしかすると・・・??。



本日もミナト自動車ブログ(日々是好日)にお越しいただきありがとうございます。


今年のGWも絶賛営業しております。
ですが残り予約枠が少なくなっていますので、GW期間中のご依頼はお早めにご相談をいただけると確保しやすいですよ~。

DSCの御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
必要事項を記入してご相談くださいね。

それではHAPPY CAR LIFE!!