トヨタ クラウン GRS180 マルチサーブで直噴エンジンのインジェクター洗浄システム!! 本来の性能を取り戻しませんか??
前回・前々回ブログで整備を紹介したトヨタ クラウンGRS180 H18年式 13万キロ。
エンジンインテークに堆積するカーボンをドライアイス洗浄を用いたDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で完全除去。http://minato-motors.com/blog/?p=35986
交換がしにくい密封型6速ATのATFを完全圧送式交換でニューテックNC-65に入れ替えました。http://minato-motors.com/blog/?p=36031
今回は欧州から導入したマルチサーブでインジェクターと燃焼室をケミカルを使用してシステム洗浄しますね。http://minato-motors.com/blog/?cat=270
使用する専用ケミカル剤は(インジェクションシステムパージ)
非常に高価な洗浄系添加剤で、これでカーボンの粒子が溶解する事はありません。 (溶解するほどの強力なケミカルだとエンジン自体を痛めます。)
微粒子のカーボン(煤)はオイルや燃焼熱で結束しやすいので、その結束をケミカルの効果で緩めるだけです。
緩めれば燃料の流れに乗って、汚れとケミカルは少しずつ燃焼室に流入する。
燃焼熱で一気に燃やしてしまえばOK。
燃料タンクからインジェクターの間でラインを切り離し、マルチサーブのホースを接続。
マルチサーブからエンジンへ直接洗浄剤を注入し、エンジンを掛けながらフューエルラインを洗浄します。
液晶画面の指示通りに作業を進行。
強力洗浄にセットして、約70分間エンジンを始動させてクリーニング。
時々エンジン回転数を上下させながら、ケミカルの効果でゆっくりと確実にインジェクター内部を洗浄しました。
また噴射したケミカルが燃焼室に付着し、堆積したカーボンの結束を緩めます。
・DSCとスパークプラグ交換
・ニューテックNC-65でATF完全圧送式交換
・マルチサーブでインジェクターシステム洗浄
10年10万キロ以上走行しているGRS180クラウンですが、ディーラーさんでは作業が出来ない整備を正確な手順で行えば、本来の性能に戻るんですよね。
エンジンがよくフケ上り、シフトフィーリングがスムーズ。
燃費が良いクラウンになりましたね。
後日オーナーさんから連絡があり、非常に良い効果を体感していただけたようです。
・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・ATF完全圧送式交換
・マルチサーブ
のご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
施工可能のメーカー車種がありますので、必要事項を記入していただけると御見積を返信していますよ~。
それではHAPPY CAR LIFE!