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交換すると壊れるっていつの時代の話ですか?大阪 トルコン太郎!

この一週間はATF交換の
依頼がいつもより
多かったです。
そのうちの一台をご紹介。
以前にディーラーで
  ATF交換をしたけど
  明細では2.5Lぐらいしか
  交換されていないので
  圧送式で全量交換を
  して欲しい。
と新規のお客様からお電話がありました。
詳しく聞くと
いつもの掛かりつけ整備工場に相談したら
  変にATFを交換すると
  壊れるからやめたほうがいいよ。
との返答が。
(すでに壊れている車は交換しませんが、
  知識と専用チェンジャーがあれば過走行車でも問題なく交換できます。)
納得できず
ネットで検索。
『大阪 ATF交換』
『堺市 ATF交換』等で
ミナト自動車がヒットして   
TELで予約。
ありがとうございます。
数日後 入庫してまずは問診。
次にATFチェック、コンタミチェック。
s-CIMG5430.jpg
試運転の後、ATFチェンジャー装着。
s-CIMG5426.jpg
距離が5万キロ
ディーラーで少量ですが
フルードを追加交換しているので
キレイなほうですね。
s-CIMG5425.jpg
廃油モニターが抜き取っている
フルードですが少し泡立ちが見られます。
消泡剤の成分が劣化していますね。
s-CIMG5424.jpg
この時点でクリーナーモニターの色や透明度を
新油と比較して追加量を決めます。
今回は 軽自動車 基本セット料金の
6Lのみの追加無しで大丈夫ですね。       《交換料金はミナト自動車ホームページで》
モニターのフィルターがハッキリ見えるのが
確認できます。
s-CIMG5433.jpg
s-CIMG5436.jpg
交換後にはクリーニングモード
に自動で切り替わり
新油効果で浮遊した汚れを
取り除きます。(約40分)
その後にATFクーラーを
専用洗浄剤で
逆方向から洗い出します。
s-CIMG5438.jpg
s-CIMG5439.jpg
この作業をしないと
機関内部の剥離し浮遊した汚れが
詰まりなどの原因になりますので
流れの逆方向、正方向から洗浄します。
プシューではなく
ドッババーと廃油受けの
ペットボトルが暴れるほど
の噴射です。
(このATクーラー専用洗浄剤は米国で日系N社、日系M社など
            多数メーカーに純正採用。)
最後に試運転して最終油量調整をして
作業完了です。
《ATFチェンジャーは国内で5社ぐらいが販売していますが
   プロメカニック向けの物と
   SS店やカー用品店のアルバイトでも
   できる簡易版とハッキリ分かれているので
   同じチェンジャーに見えますが別物ですよ。》後日詳しくレポートしますね。

2011年7月2日

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