AZR60系 ノアBOXY 車検整備 と CVTF完全交換。
車検整備で入庫しました。
トヨタ BOXY ボクシィ AZR60
6万キロ走行。
24ヶ月点検とCVTF交換です。
24ヶ月点検の結果は
油脂類とフィルター類の交換が中心で
各機関部は大きな問題はなし。
ミナト自動車の車検整備では
スキャンツールを使用した ECU点検 もしていますので
現在、過去のエラーコードから不具合が
無いかをチェックしているんですよ。
今回は 『ストップスイッチ断線検出』 の過去エラーログがありました。
この車種に良くある故障事例で
恐らくブレーキスイッチの品質不良からの接触不良。
ユーザー様に連絡し問診してみました。
ミナト 『走行中たまにABSのチェックランプが付いていませんでしたか?』
ユーザー様 『なんか、たまに点灯していましたよ~。』
部品代も安いので症状説明の上、スイッチを交換する事になりました。
エンジン冷却水の交換
ラジエーターリフレッシャーを接続して
脈動させながら圧送式交換。
最後にLLC再生剤(濃縮LLC添加剤)を投入します。
スーパーLLCも劣化しますので要交換ですよ~。
アーガス社製 高性能バッテリーアナライザーでの機能チェック。
バッテリーライフ(BL)が不良の判定。
(基準値430CCA より大幅に下回る256CCA)
エアコンフィルターとバッテリーを交換しましたよ。
60系ノア、BOXYの後期型からは
アイシン精機製CVTが搭載されています。
トヨタ純正CVTFにバッチリ適合しているアイシン CFEX。
弊社で今まで使用してきたアイシンCFBを
今回からはこちらのフルードに変更しました。
何が変わったのか? 成分はどうなったのか?
実はフルードの色のみ 薄緑 から 赤 に変わっただけですよ~。 他は一緒です~。
高性能ATFチェンジャー 『トルコン太郎』
圧送式交換10L
キレイに入れ替わるのが分かりますよね。
構造上、AT車より
CVT車の方がフルードの負担が大きく
交換サイクルは早めが理想的。
上から抜き取る循環式
ドレンから排出して継ぎ足すドレンアウト式
どちらも交換効率が悪く、無駄が多いですね。
その点トルコン太郎の圧送式交換は
高い交換効率でキレイにに入れ替わりますよ~。
注意
ネット上では圧送式はポンプの加圧力でオイルパンにある沈殿物を舞い上げると
勘違いされているコメントも見受けられますがそれは間違いですよ~。
構造上そんな風にはなっていないのでご安心くださいね。
ミナト自動車の車検整備は
24ヶ月点検時にMAXの整備プランを提案します。 (私の車なら、こうするだろうなぁ~と。)
その中からお客様の予算に合わせた内容にプランニングし
実施する物
省く物
すこし様子を見る物 を決めていきます。
逆に『この予算内でベストなヤツを!』 というオーダーも
全然OKですのでご安心ください。