ステージア スロットルボディ清掃とATF圧送式交換。 その1。
広島県からお越し頂きました。
ステージア PNM35 VQ35 4WD
11万5千km走行
メールでのお問い合わせで
スロットルボディ清掃と
NUTEC ZZ51改での
ATF交換を依頼されました。
まずはスロットルボディの清掃から。
スロットルボディ内の
蓄積するカーボンを除去するのですが
今回はエンジンから外さずに作業してみました。
直接洗浄剤を吹き込むと
内部モーターがショートし て
最悪ECUまで壊れてしまいます。
ケバの出ないウエスに洗浄剤を染み込ませ
ボディ内径とバタフライ部分を
慎重にキレイになるまで、拭き取っていきますね。
カーボンが除去されて隙間が開いたのが
分かるでしょうか?
隙間が開いた分は
空気が通る量が増えますので
エンジンを掛けるとアイドリングは高めになりました。
(今回は850回転ぐらいでやや高め。)
(
酷い場合は1500回転ぐらいまで上昇しハンチングしてしまいます。)
通常の使用でもスロットルボディは
徐々に蓄積されたカーボンで隙間が狭くなるのですが
ECUはその度に学習し、補正して空気量(アイドリング)を調整しています。
ですが今回のように清掃除去し
急に隙間が大きくなると学習していた分とが合わさると
エンジン回転数は大幅に上がるんですね。
そんな時は
車両診断機 インターサポート社 『G-SCAN』 で
空気量学習を初期化してあげますね。
すると回転数が定まり
目標エンジン回転数の650回転に安定しますよ。
信号待ちなどでの
エンジンが微振動しボディがカタカタ音が鳴る車両や
エンジン回転数 がフラフラしている車両は要チェックですね。
5万キロに1回は実施した方が良いと思いますので
信号待ちでの震えがある方は
ぜひご相談くださいね~。
次回ブログ(ATF交換編)に続きま~す。