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関東地方からレクサス LS600hL UVF46 リフレッシュプラン後編。エンジン整備とホイールアライメント調整。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

関東某県から入庫のレクサスLS600hL 
平成27年式 UVF46 走行距離10万キロ

前回ブログの前編で紹介したリフレッシュプランの後編です。



前回ブログでは足回り下回りを整備しましたので、今回はエンジン・CVT等の整備を紹介しますね。

https://minato-motors.com/blog/?p=44829

割れやすいLS600hのラジエター。
急所の箇所が熱劣化で割れるのですが今回入庫のLS600hLはH27年式の対策済みラジエターが新車時に装着。


ですが10万キロ走行しまだまだ使用したいとの希望で、予防整備のために新品交換する事になりました。 



・摩耗したファンベルトを交換。
比べてみると左のベルトは摩耗して溝が深く・広くなっていますね。

・スロットルボディ清掃初期化。
WAKO’Sスロットルバルブクリーナーでカーボンを除去し、初期化学習を行いました。  結構汚れていますね。






スパークプラグも交換希望となり、8本全数交換します。
使用するのはNGK最強スパークプラグ プレミアムRX


左右バンクの奥にある5番~8番の交換がちょっと窮屈。
工具を駆使して全数交換しました。






・LLC圧送式交換。
ラジエターリフレッシャーのホースを冷却ラインにバイパス接続。
ラジエター・エンジン・ヒーター内のLLCを全量交換しますね。


最後にLLC再生強化剤注入で防錆・消泡性能を強化。同時にエア抜き作業も行います。  HVインバーター用LLCにも再生強化剤を注入します。




前後デフオイル・トランスファオイルにはニューテックZZ31 を使用して交換しました。




CVTFを全量交換しますので、フルードの状態をチェック。

そしてオイルパン洗浄ストレーナー交換一式。
・オイルパンを外して洗浄し、磁石に付着した鉄粉を除去。
・ストレーナーも同時交換。

LS600hのフルード交換は圧送式ではなく、ドレンアウト希釈式交換を採用。

スキャンツールを接続し、HVモードとエンジン駆動モードを切り替えながらフルード交換。



ATFチェンジャー(トルコン太郎)をCVTにセットし、プレ洗浄用フルード ニューテックNC-RFとNC-65を使用してキレイになるまで交換しました。

右から左へ。
真っ黒な廃油が徐々にキレイになり、本命CVTFのニューテックNC-65の色になりました。

ニューテック史上最高峰フルード NC-65でここまでキレイになれば、次回交換推奨距離は約6万キロ。

最後に油温検出モードにして、フルードレベル調整を行いました。

整備リフトからアライメントリフトに移動して、サスペンションアームブッシュの1G締付を行います。

アームブッシュのボルトナットはまだ仮締めなので、忘れないように黄色のテープを貼っています。



4輪のタイヤが接地した状態で、サスペンションアームブッシュを固定しているボルトナットを一度緩めます。

緩めると捻じれた無駄なテンションが解放され、固定ボルトを本締めします。これがサスペンション整備の必須作業(1G締付作業)。

本締めが完了すれば、赤いペンでマーキング。


そこから試運転をして交換したサスペンションを馴染ませます。

車種によって馴染ませ走行の時間は変えているのですが、LSの場合は長めに馴染ませ走行しています。





次は車高調整。
エアサス車は車高調整機構があるので、まずは4輪の車高を整えますね。

仮想地平線の赤い糸を引いて、前後左右4つの基準点との高さを測定。
スケールに黄色テープで印を付けて、赤い糸と重なるように車高を調整します。


この作業は簡単そうに見えて・・・簡単なんです。
でも地味に時間が掛かる。



・下に潜って赤い糸とスケールの印を測定。
・車高センサーのボルトの長さを調節。
・運転席に上がって(HEIGHT HIGH)をON
・車高が40秒ほどで上昇。
・(HEIGHT HIGH)をOFFでノーマル車高に下降。
・下に潜って赤い糸とスケールの印を再測定

4輪のバランスを取りながら少しずつ何度も調整作業を繰り返す。




4輪の車高が整えば、ホイールアライメント調整を行います。

・ハンター 最新鋭ホイールアライメントテスターWA470ホークアイ
4センサー4ターゲットの高性能センサーカメラ

・イヤサカ スギヤスビシャモン マルチアライメントリフト
国産高剛性高水準アライメントリフト


ホイールにクランプ式ターゲットを装着して、ホイールアライメント数値を瞬時に演算。


こんな感じで調整前はバラバラな数値。


これを少しづつ整えていきます。

キレイに整いましたね。

レクサスLSのサスペンション整備を行った後は、車高調整とホイールアライメント調整を行いましょう。



・マルチサーブ インジェクター洗浄システム。
燃料が流れるフューエルラインや燃料噴射するインジェクター、エンジン燃焼室の汚れやカーボンを専用ケミカルで除去洗浄します。



D4-Sデュアルインジェクター搭載のエンジンは、低圧・高圧の2系統のフューエルライン。    分岐させて両系統にケミカルを送るようマルチサーブを接続しますね。

約60分ほど掛けてゆっくり確実にフューエルラインやインジェクターを洗浄しました。


これで全ての作業内容が終了。


最後は試運転をして車両状態をチェック。
・高速走行からのブレーキングや直進安定性。
・路面凹凸からの異音や振動のチェック。
耳を澄ましながらいつものテストコースを走ります。


帰社後に再リフトアップ。
・ボルト締め忘れやオイル漏れのチェック。
何度も確認作業を繰り返す。


締め付けたボルトナットには赤いペンでマーキング。
整備手順を思い直しながら、赤い印を目で追っていく。


締め忘れは整備士の恥ですから。 最終チェックは慎重に。

後日納車となりました。

・作業中の画像250枚ほどを、PCモニターで見ながら作業内容を説明。
・今後の整備アドバイスや注意点をお伝えしています。

整備記録として画像コピーもお渡ししています。




前編・後編2部に分けて紹介したレクサスLS600hLのリフレッシュプラン。

レクサスLSでもいつもと同じように作業していますが、部品価格だけは飛びぬけて高額。  でも10年10万キロ走行したレクサスLSでも正しい整備を行えば、また新車時の乗り心地やフィーリングに戻るのです。


・フワフワした乗り心地になっていませんか?
・HV走行時のエンジン始動切り替わり時に、振動がありませんか?
・ブレーキのフィーリングやタッチに違和感がありませんか?


リフレッシュプランのご相談・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。  

それではHAPPY CAR LIFE!!

2026年9月9日

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