愛知県 名古屋市から来ていただきました。
ワゴンR MC系 87000km
オイルパン脱着洗浄と
ATF交換です。
東海地区で
希望通りのATF交換が
出来る整備工場を 探されたようですが
なかなか良いお店が無かったようで
大阪まで遠征されたみたいです。 ありがとうございます。
使用するATFは
国内最大手ミッション製造メーカー アイシン。
そこが手掛けたAFWプラスを使用しますね。
ATFチェックと走行距離を考慮して
過去の経験上、
オイルパン脱着洗浄と
ATF13Lで キレイになると判断しました。
まずはオイルパン脱着洗浄から
ワゴンRやMRワゴン Kei アルト。
日産 モコなどのOEM車はみんな同じタイプのATで
オイルパンにドレンが無く、圧送式交換も出来ません。
しかし
循環式でもオイルパンを洗浄すれば
それだけで交換効率がグンッと上がりますので
コンタミチェックなどのATFの状態に問題なければ
この方法で作業しています。
磁石には距離相応の鉄粉が付着していますが
オイルパンの底には沈殿物は無く
キレイな状態ですね。
組み付ける時には
完全に脱脂を行わないと
オイル漏れの原因になります。
シール剤も多からず、少なからず
いい感じで塗ってみました。
それではトルコン太郎の
循環式交換を始めます。
2Lずつの交換なので
少しずつキレイになっていきますよ~。
廃油モニター左に見えるビーカーには
最初に抜き取った古いATFが入っています。
違いが良く分かりますね。
モニター内の金属メッシュが
ハッキリ見えるまで交換すれば
予定通りの13L。
過去に他社でATF交換をされた方は
交換した後、どれだけキレイになったか?
どのような交換方法で作業したのか? (圧送式 or 循環式)
どんな種類のATFを使用したのか?
作業された整備士さんから説明がありましたか?
ミナト自動車では
オーナー様との会話を重視し
作業内容や整備アドバイスを
積極的にしていきたいと思っています。
もちろん全てプロにお任せでもOKですよ~。
気になる事がありましたら、
ぜひ来店時にご相談くださいね~。
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トヨタ ノア ATF交換 11万キロ無交換でしょうね。
大阪からお越しの
H15 ノア 60系 AT
前期型 11万4千km
ATF交換の依頼です。
中古車購入の為
過去のATF交換暦は不明。
コンタミチェックや試運転では問題なかったのですが
抜き取ったATFを見ると真っ黒な状態。
4万キロも走れば大体ブラックコーヒー(アメリカン)ぐらい。
今回は超深煎エスプレッソとイメージしてもらえればイイかと。
最初に
アイシン AFWプラス 10L
トルコン太郎の圧送式交換を行いますね。
かろうじてモニター内の
メッシュフィルターが見えるか?
ギリギリです。
恐らく11万キロ無交換だと思います。
オーナー様に了承を得て
追加の7L。
総交換量 17Lで
キレイに交換出来ました。
過走行車
10万キロ無交換車
など
過去暦不明でも
ミナト自動車ならATF交換は可能ですよ。
(ただしATFチェックに問題なければ。)
理想は2万キロ毎。
最低でも4万キロ毎には
交換しておけば
ATの状態も良くて燃費も下がりませんよ~。
ATF交換なら
ミナト自動車にぜひご相談くださいね。
マークXジオ 車検整備。 メールアドレス、画像説明・・・。
前回のブログに登場した
マークXジオの車検整備の続きです。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-212.html
過去の整備記録や24ヶ月点検の
結果からプランを提案。
オーナー様と意見を交わしながら
作業を進めます。
(コレぐらいの予算で全てお任せ~!でもぜんぜんOKですよ。)
バッテリーや発電状態のチェック。
高性能バッテリーアナライザーで
診断結果をプリントアウト。
ブレーキパッド残量やキャリパーの作動確認。
今回はキャリパースライドピン固着の為
ブレーキパッドがやや片減りしていましたね。
4輪とも
各スライド部分の清掃とグリスアップ。
残量のノギスで正確に測り
2年後の整備時に見れば
2年間のパッドの減り方が分かります。
それが分かれば残り5mmだと
要交換なのか、あと2年使えるか? 参考になりますよね。
ラジエターの冷却水も
ただのドレンアウト方式ではなく
冷却ライン全て洗浄する
ラジエターリフレッシャーで行いますね。
アッパーホース内から出てきた
微細な白い粉。
LLCの防錆剤が劣化すると
鉄製よりはマシですが
アルミ製のエンジンもサビるですね。
(トヨタスーパーLLCでもこんな感じですね。)
ラジエターリフレッシャーは
脈動圧送しながら循環回収し
W高密度フィルターで濾過して
エンジンに戻すんですよ。
最後にLLC強化再生剤を注入。
エア抜きが終わればOKです。
試運転で信号待ちの時
回転数が少し乱れるので
スロットルボディ清掃。
洗浄剤を吹きかけると
ショートしてECUまで
壊れますので
ウエスに染み込ませ
やさしくふき取り。
エンジンオイル
ブレーキオイルなども交換して
車検も合格し
完了です。
メールアドレスをお持ちなら
メールで作業中の画像や
画像による症状、作業説明が出来るので
お客様には大変好評です。
ミナト自動車としても
言葉だけの説明より
伝えやすいのでとても助かっていますね。
マークX Zio CVTF交換と車検整備の流れ。
マークⅩ Zio ANA10 47000km
車検整備と
CVTフルード交換の
依頼です。
予約の上ご来店してもらいました。
気になるところや
普段の使用状況と今後の使用状況など
を問診でお聞きして
過去の整備記録や法定24ヶ月点検の結果を
参考に整備プランをご提案。
こんな流れで車検整備を進めていきます。
(予算内でのプラン製作も可能ですよ。 ぜひご相談ください。)
まずはCVTフルード(CVTF)交換から。
(ノア、BOXYの70系 エスティマ50系 もこのタイプがありますね)
新車から無交換で
距離は5万キロ未満。
規定容量は8.7L
アイシン CBF 10L
トルコン太郎の圧送式交換をしてみますね。
純正CVTFの色が赤色
今回使用したアイシン CFBは黄緑色。
色 まで完全交換を求めると
あと6Lほど必要ですが
ここまで透明度があれば
中の成分は十分に入れ替わっていますので
ご安心ください。
トヨタのCVTフルードレベル調整は
基準温度ありますので
車両診断機が無いと出来ません。
しかも
一度完全に冷間状態まで戻さないといけないので
日帰り交換は難しいかも・・・。
車検整備プランの中に追加した
WAKO’S RECS
インテークバルブと燃焼室を洗浄する
オススメの商品です。
RECSの溶剤を 点滴 のように
エンジン吸気ラインに吸わせます。
スロットルボディ以降の
負圧ホースに接続するのですが
今回はマスターバックの負圧ホースを使用しました。
15分ぐらいかけて
ゆっくりRECSを注入し
レーシングをすると
猛烈な白煙が出ます。
(この白煙は見た目は派手ですが、
マフラーに溜まった溶剤が出てきただけなんですけどね。)
約300kmぐらい走行すれば
エンジンの燃焼熱で
フヤケたカーボンを焼き切ります。
施工後すぐに効果は出ないですよ~。
次回ブログは
マークXジオの
車検整備をアップしますね。