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レクサス GS350 リフレッシュプランとATF交換。  ATからの微振動にはマル秘作業。  公開できずにスミマセン!! 

滋賀県からお越し頂きました。

 

レクサス GS350 GRS191

走行距離 14万キロ

 

(東京都多摩ナンバーですが・・・)

 

 

 

リフレッシュプラン と ATF完全圧送式交換の依頼です。

 

 

今回で3回目の来店。

ありがとうございます。

 

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3年前にNUTEC ZZ51改でATF交換をさせて頂きましたが、

あれから4万キロ以上走行されたので再ATF交換。

 

 

同時にリフレッシュプランもさせて頂きます。

 

 

 

・アライメントテスターで足回りの事前チェック。

・排気ガステスターで燃焼状態をチェック。

・スキャンツールでECUライブデータの数値チェック。

 

 

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緩やかな登坂にて軽いアクセルオンをすると、

車体全体からの微振動。

 

 

ATミッションからの振動なのですが、

何とか改善できないか?とのご相談。

 

 

ATFをチェックして『マル秘作業』をしてから、

オイルパン脱着洗浄、ストレーナー交換。

 

プレ洗浄後にNUTEC NC-65を使用すれば、

おそらく完治するでしょう。

 

 

 

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最近他社にて注入したAT添加剤が悪さをしており、

ZZ51改の劣化を早めていますね。

 

(NUTECのATFには他社添加剤はNG。)

(NC-65・ZZ51改にはそもそも添加する必要が無いのです。)

 

 

 

どこまで添加剤を除去できるか?

こればかりはやってみないと分からない。

 

 

リフレッシュプランとATF交換とマル秘作業。

プラン見積を提示してOKが貰えました。

 

 

 

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マル秘作業をしてから、

オイルパン洗浄・ストレーナー交換。

(GS350のG/Kとストレーナーは常時在庫。)

 

 

GS350専用アダプターを接続し、

アイシンAFW+でプレ洗浄。

 

 

いつもより長めのフラッシングタイム。

 

準備は整いましたね。

 

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NUTEC ニューテック『NC-65』

全化学合成ATF(エステル系)

ニューテック最高峰ATF

 

 

 

 

 

規定容量分をイッキに圧送式交換しますね。

 

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キレイに入れ替わりましたね。

(AFW+から95%以上は入れ替わったと思います。)

 

 

規定温度でレベル調整をしてから試運転。

 

 

例の微振動が出なくなりました。

 

またギア変速速度も速くなり、

サクサク変速しますね。

 

 

 

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フロント対向4ポットキャリパーのオーバーホール。

 

傷が付きやすいアルミキャリパーは、

とても気を使いますね。

 

 

ピストン・シリンダ内には錆はなく、

洗浄してからシールを交換しました。

 

 

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GRエンジンの定番整備

オルタネーター ワンウェイクラッチプーリーの交換。

 

 

異音はまだ発生していませんでしたが、

プーリーからの錆粉が出ていたので交換しました。

 

予防整備ですね。

 

 

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平成18年式 14万キロ走行していますが、

正しい整備を行えば、まだまだ余裕で使用できると思います。

 

 

 

ちなみに納車後にオーナーさんからのメールでは、

微振動も完治しダイレクト感が戻ったようですね。

 

 

 

 

ATへのマル秘作業は企業秘密。

(ブログ)や(メール問い合わせ)でも非公開にしています。

 

 

 

 

この作業の事前説明や料金体系がかなり複雑なので、

リフレッシュプラン時のみ作業させて頂いています。

 

 

 

入庫問診時に口頭で説明しないと、

なかなか理解してもらえない作業なので

日帰りでの施工は難しいと思います。

 

(文章での説明はほぼ無理。長文すぎるので。)

(しかも車種は限定されますし・・・)

(完全に壊れたATまでは治せないですし。)

(しかも高額ですし・・・。)

 

 

 

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今回GS350のオーナーさんにも言われたのですが、

(最近ミナト自動車に似たブログ多くないですか?)

(写真の構図や文章まで似ているのもありますよね?)

 

 

リピート来店の方にもよく言われます。

 

でも同業者さんに真似されるという事は、

むしろ光栄な事ですよね。

 

ブログではある程度の所までは公開してますし、

コア技術的なモノは非公開に。

 

似ているのは全く問題無いですし、

どうぞどうぞと思っています。

 

 

 

(まとめサイトにそのまま無断転載)

(各掲示板にリンク貼られまくり)の方が酷い状態。

それに比べたらね・・・。

 

 

 

 

 

同業種のブログはあまり見ないのですが、

他業種のブログは私も参考にしてますよ。

(私も結構パクってます~。笑)

 

 

 

どんどん新しい事を提案していきますので、

これからもどうぞ宜しくお願いします。

 

 

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

福島県から ハイエースワゴン KZH106W  リフレッシュプラン。  

福島県からお越し頂きました。

 

ハイエース ワゴン KZH106W

ディーゼル 4WD  走行距離91600km

最終型スーパーカスタム リミテッド

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

(名変前で神戸ナンバーのままです。)

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兵庫県でハイエースを購入し、そのまま弊社に入庫。

 

本当はもう少し使用して、

隠れている不具合とかも洗い出してからの

作業開始がベターなのですが。

 

 

 

そうなると福島県と大阪府を3往復・・・。

年齢的にその往復距離はキビシイと・・・。

 

 

そういう事情を考慮して

出来るだけ今回の来店作業で

予算が許す限りの作業をお任せ頂きました。

 

ありがとうございます。

 

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そうなると整備プランニングが非常に重要。

 

どの部分を整備して、どこを保留にするのか?

・この際に作業したほうが良い部分。

・数年後作業しても良い部分。

 

 

プラン見積を提示して修正に修正を重ね、

少しずつ予算内に収まるように作業しました。

 

 

今回はイッキに部品を発注せず、

作業状況に合わせての部品発注。

 

なんやかんやで1ヶ月のお預かりでした。

 

 

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・長めの試運転でフィーリングをチェック。

・トータルアライメントで数値の確認。

・スキャンツールと各テスターの点検。

・タイヤを外して各部機構の点検。

 

プラン見積を提示して、OKが貰えれば作業スタート。

 

 

 

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Tベルトやウォーターポンプ、

カム・クランクシールにサーモスタットの交換。

 

懸念材料のラジエターは

まだ劣化が無かったので今回は保留。

 

フューエルエレメント・ヘッドカバーG/Kも交換します。

 

 

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次はフロントサスペンション や ハブナックル周り。

 

アッパーアーム・ボールジョイント交換、

ロアアームは純正SSTでブッシュ全打ち替え。

 

 

ハブベアリングの程度良好、

グリス全入れ替えで対応しました。

 

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ドライブシャフトは右アウター側のブーツ破損。

足回りにグリスが飛び散っています。

 

 

さあどうしよう???

 

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・破損したブーツだけ交換するのか?

・予防整備として左右オーバーホールするのか?

 

 

 

ドライブシャフトグリスも、

長期使用すれば劣化します。

 

また粘度が落ちてシャバシャバになり、

油膜確保が出来なくなる。

 

油膜が切れればB/Gから異音発生。

 

 

 

ここまで分解したので、

左右オーバーホールを行います。

 

 

格安の社外ブーツは使用せず、

純正ブーツセット(グリス付)で交換しました。

 

目指せ20万km!!耐久性重視の選択です。

 

 

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フロントディスクブレーキは酷い状態、

パッド残量はほぼ無くなり、ローター面もピカピカ。

 

 

これでは制動力もガタ落ちですね。

 

ディスローター研磨・パッド交換、

WAKO’S BPRグリスを使用しました。

 

 

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キャリパーもオーバーホール、

ピストンには錆は無く、十分再生可能。

 

 

キレイに洗浄してから、

シール・ブーツを新調しますね。

 

 

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エンジンマウントの3点交換。

 

いろいろ分解している時なら

少し作業スペースが確保されます。

 

 

狭いハイエースのエンジンルームは、

なにかと部品交換が大変なのですよね。

 

 

マウント新旧を比べると、

結構高さが違いますね。

 

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リア アクスルオイルシール&B/G交換。

 

長いシャフトに圧入されたベアリングを、

SSTを使用して分解交換。

 

 

シャフトオイルシールも打ち替えます。

 

 

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当然Rブレーキシリンダも

カップシールを交換してリフレッシュ。

 

当りの悪いドラムは研磨して、

ライニングシューも交換します。

 

 

 

ブレーキクリアランス調整と試運転を繰り返し、

絶妙な隙間調整をすると本来の制動力が回復します。

 

逆に言えばリアのブレーキ調整が不十分だと、

フロントに負担が掛かりすぎて制動力は落ちますよ~。

 

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・カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

・ワイパーブレード交換

・ヘッド/フォグライト球全交換

・ATF圧送式交換 for アイシンAFW+

・その他イロイロ

 

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ショックアブソーバーはTEMS付のため、非常に高額。

 

後で交換してもハイエースのアライメントに変化はないので、

今後の課題として保留しました。

(上下のナット・ボルトを外すだけの簡単作業ですから。)

 

 

 

1G締め付け後に試運転、

馴染んだところでアライメント調整。

 

 

まずは車高から調整します。

基準値から少しアレンジして調整しました。

 

 

 

 

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他のリフレッシュプラン車両や

日帰りATF交換・DSCを平行しての作業。

 

なんとか予定通りの1ヶ月預かりとなりました。

 

 

 

 

 

リフレッシュプランの引き受けている時は、

(この車両が自分の愛車なら、どこから整備するか?)

(限られた予算から何を整備して?何を保留にするか?)

 

 

片っ端から交換すれば考える必要も無いのですが、

根拠の無い予防整備をしても意味が無い。

 

 

今回のハイエースは作業範囲が広すぎて、

全てブログでお伝え出来ませんが・・・・。

 

結構悩んだリフレッシュプラン。

(整備士的には、なかなか楽しかったと思います~。)

 

 

Happy Car Life!!

 

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(お知らせ)

お問い合わせをメールに一本化したのですが、

猛烈な数の受信件数があるので少し返信が遅れ気味です。

スミマセン。

 

 

またマツダsky-D2.2が大規模リコールになったので、

DSC作業のお問い合わせメールも急増中・・・。

 

 

数日以内には返信していますが、

あまりにも遅い場合はどこかで

エラーになっている可能性もありますよ~。

 

(お手数ですが迷惑フォルダ等を一度確認してくださいね。)

 

それでも届いていない場合はお手数ですが

メールもしくはTELにてご相談ください。

 

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

提案型リフレッシュ整備『リフレッシュプラン』   3つの質問をしています。 2017改正版

ミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

最近好評頂いている依頼が

提案型リフレッシュ整備『リフレッシュプラン

 

 

法令点検項目 と 独自基準のチェックから

 

必要なオススメ整備

お客様が希望する整備を合わせて

最適な整備プランを提案しています。

 

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ある程度年式・走行を経過した車両の整備は

(いくら掛かりますか?)というよりも、

(いくら掛けれますか?)と。

 

 

作業重複度を考慮せず個別にバラバラに整備するよりも、

ある程度の予算をまとめてイッキに関連部分を整備した方が、

 

結果的には工賃の節約にもなり、

効果が高い整備が出来ると考えています。

 

 

(もしこの車両が私の愛車ならどこから整備をするだろうか?)

そんな目線でプランニングさせて頂いています。

 

 

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もちろんお客様の予算に合わせてプランニング。

 

どれを実施して・どれを保留にするかは

点検後にメール等で相談し決めていきます。

 

(俺がすすめる整備はコレだ~!!)と

押し付ける事はないのでご安心くださいね。

 

そこで

 

リフレッシュプランのメール依頼を頂いた時には、

こちらから3点質問をさせて頂いています。

 

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その1

現状の不具合や不満点

使用していて気になるところがあれば、

少しでもお伝え頂けると助かります。

 

 

もちろん問診・試運転は行いますが、

ユーザーさんの乗車時間と比べれば少ないので

参考にさせて頂いています。

 

 

 

例えば10万キロ走行のガソリンAT車の場合、

アイドリングでブルブル震える・燃費が悪い とお聞きすれば

 

スパークプラグ・エアエレメントなどの

法令点検項目以外にも、

 

スロットル・ISCVやO2センサーなどの

アイドリング・燃費に関連する箇所も

視野を広げてチェックします。

 

 

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例えば

・ハンドルのセンターがズレている。

・右/左に車両が流れる。

・高速のレーンチェンジでフラつく。 などなど、

 

トータルアライメント乱れ・サスペンションの劣化が

考えられるのでアライメントテスターでチェック。

 

 

リフレッシュプランの点検は

 

・3ガス排気ガステスター (エンジン系)

・最新アライメントテスター (足回り系)

・バッテリーアナライザー(発電・充電系)

・スキャンツール (ECU・制御系)

などのデジタル的な点検と

 

試運転からリフトアップし、

タイヤを外してのアナログ的な点検。

 

両方の点検結果から

オススメの整備プランを制作し提案しています。

 

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その2

お預かりできる期間』を教えてほしいのです。

 

リフトのスケジュールと代車の調整など

 

1週間なのか?

2週間以上なのか?

1ヶ月でも大丈夫なのか?

 

お預かりできる期間によっては

受付済みのスケジュール等を考慮して

入庫日を調整しています。

 

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また代車が必要な場合は

それも確保しないといけません。

 

軽自動車(ナビ・ETC付)になりますがお貸ししています。

 

 

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その3

もう一つ必ずお聞きしているのは、『予算』です。

 

最初から金額の話をすると(えっ)て思われますが、

承知の上でお聞きしています。

 

 

いったい今回の整備にどれぐらいの予算を組まれているのか?

 

この金額によって短期で終わる整備、

軽いリフレッシュ整備を求めているのか?

 

今後も長く使用する予定で

ガッツリ整備でリフレッシュをするのか?

 

ある程度お客様の要望が確認できます。

 

 

例えば住宅リフォームをする時には、

工務店さんにある程度の予算を伝えますよね。

 

その予算から屋根や水周り、

外壁や内装を決めていくと思います。

 

予算が100万円と1000万円では、

リフォームする規模と資材も全く違う。

 

自動車でもリフレッシュするなら、それと同じなのです。

 

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またメールでの要望 と 予算のアンバランスさも、

ここで指摘できます。

 

(走行距離を考慮すれば、ソレどう考えても足りないよ??)

(まだ3万キロ走行で、そこまで金額を掛けるのですか??)

 

人それぞれ愛車に対する、

価値観や思い入れは違いますからね。

 

 

 

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走行距離10万キロ まだまだ使用したいと考えていて、

予算は40万円だとします。

 

 

この場合車両全体のガッツリ整備は出来ませんが、

点検と希望整備から最適なプランを計画して

優先順位の高い項目から予算内で整備する。

 

 

 

60万円ぐらいなら入庫日数も

2週間以内の場合がメインになりますよね。

 

残された整備箇所は今後の課題として、後日整備をしていく。

 

お車の現状を知った上で使用する事は、

何も知らずに壊れるまで使用する事と、

まったく意味が変わってきますよね。

 

 

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逆に10万キロ走行で予算は60万円以上の場合、

過去の整備暦にもよりますが『重整備』が予想され

車両全体をリフレッシュする事になると思います。

 

・ラジエターなどの冷却ラインの全交換

・ショック、サスブッシュなど足回りのリフレッシュ

・エンジンでも簡単には整備できない深い箇所

 

タイヤを外してリフトに2週間以上使うとなれば、

他の整備とのスケジュールも考慮しないといけなくなります。

 

 

 

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最近多いのが純正部品のメーカー欠品。(納期遅延)

 

部品センターに在庫が無く

バックオーダーが掛かる場合が多いです。

 

場合によっては

部品代金を前金にて入金してもらい、

入庫前に取り寄せして

お預かり期間を短縮する事もあります。

 

 

お預かりできる日程と予算次第で、

長期お預かりが予想される場合は

 

お伝えしておかないとお客様に

ご迷惑が掛かる場合がありますので。

 

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(今度の3連休に使いたかったのに・・・・。)

(この週末はどうしても必要だった。)

 

セカンド・サードカーの場合は良いのですが、

メインカーとなると代車で間に合うか?も

考慮しないといけないからです。

 

 

また弊社側の代車スケジュール調整も必要になります。

 

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どこの整備工場にもある

点検作業)に似ているのですが、

 

見ている箇所や作業する内容は

ロードサイドでよく見るノボリ

(クイック点検)(無料点検)等とは全く違います。

 

 

(リフレッシュ点検ってそんなに大袈裟なの?)

(3日ぐらいで簡単に!!)

と思われる方も多いでしょう。

 

 

でもキチンとした作業を深くすれば、

どうしても時間は必要になるのですよね。

 

また診断・点検で使用する機器も、

(よくある点検)とは全く違うと思います。

 

 

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弊社の(リフレッシュプラン)をご希望の方は

HP(お問い合わせフォーム)からご相談くださいね。

 

・愛車の不具合や不満点。

・お預かりできる期間(日数)

・今回の整備予算

 

をお知らせ頂けると助かります。

 

 

どうぞご理解の程、宜しくお願いします。

 

ミナト自動車 店主

 

 

 

スカイアクティブD アテンザワゴン。   ATF交換とDSCは一泊二日で完了します。 

弊社はもともとレクサス・トヨタの車両が

入庫する事が多いのですが・・・。

 

去年あたりから入庫数が急増しているマツダ車。

 

 

 

それもスカイアクティブ・フル搭載の

アテンザ・CX-5・アクセラのディーゼル。

 

 

 

 

すっかりこの作業が

定番メニュー化してきましたね。

 

 

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兵庫県尼崎市からお越し頂いたのは、

マツダ アテンザワゴン GJ2FW

 

走行距離42000km

 

 

 

ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

 

 

まずはATF交換から始めますね。

 

 

 

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試運転とATFチェック。

 

 

密封式ATの sky-Dr 6速ATでも

自社製作のアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能になります。

 

 

 

本命ATFを使用する前に

まずはプレ洗浄。

 

 

sky-Dr専用プレ洗浄油を使用して、

規定容量分をイッキに圧送式交換しますね。

 

(プレ洗浄油の銘柄は秘密です。)

 

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ビーカーに入れた廃油と比べると

かなりキレイになったと思いますが、

 

 

奥に見える新油と比べれば、

あともう少しですね。

 

 

 

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本命ATFは『NUTEC ニューテック NC-65』

ニューテック最高峰の全化学合成ATF (エステル系)。

 

 

 

高価なエステル系基油をベースに使用し、

耐熱性・潤滑性などを極限まで高めています。

 

 

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス

 

 

ディーゼルの高トルクを受け止める

sky-Dr6速ATにオススメしています。

 

 

 

それではもう一度NC-65でイッキに交換しますね~。

 

 

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キレイに入れ替わりました。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

プレ洗浄油の赤色に干渉されますので、

色まで完全には替わりません。

 

 

 

 

 

 

ここまでキレイになれば、

次回交換推奨時期は6万キロになります。

 

 

 

 

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続きましてはDSC。

http://minato-motors.com/dsc/

インテーク系統に蓄積するディーゼルの煤を除去します。

 

 

もともとは直噴ガソリンエンジン用に

弊社が開発した整備メニューなのですが、

 

DSCノズルなどを改良し

sky-Dエンジンに対応しました。

 

 

 

インテークバルブが見えるまで

分解していきますね。

 

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サクサクと馴れた作業ですんなり分解。

 

 

インテークマニホールドをエンジンから切り離します。

 

 

 

 

 

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結構蓄積していますね。

吸気効率が悪いのは一目瞭然。

 

 

 

 

いきなりドライアイスを

打ち込むとエライ事になるので、

 

まずは恒例のホジホジで

軽く煤を取り出します。

 

 

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今回はサラサラ系の煤でした。(約コーヒー缶1杯)

 

 

 

普段の運転の仕方で

ブローバイのオイル付着量が変わり、

 

ネチョネチョ・ダマダマ・サラサラと

蓄積度や固着に違いがあるのですよ~。

 

 

 

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またシリンダーヘッドの

インテークポート側への蓄積度も違います。

 

 

今回はインテークマニホールド側で蓄積度が高く、

それ以降の下流域では蓄積度が低いようです。

 

 

 

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車両に煤が付かないように、

3M社製高性能マスカーで完全防備。

 

 

ドライアイス洗浄機に

3mmドライアイスペレットを投入。

 

 

DSC専用ノズルを装着して、

軽くショットしてみますね。

 

 

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ドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

直撃した部分だけキレイになりました。

 

 

 

 

狭く複雑な形状をしているポート・バルブ。

 

数種類のノズルを使い分けて、

隅々までキレイに除去します。

 

 

 

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よく間違われるのですが・・・。

サンドブラスト等は噴射するメディアの硬さを利用して、

いわば研磨力でキレイにする作業です。

 

よって金属に打ち込めば、

メディアが硬いと傷が付きます。

 

 

 

 

 

 

ドライアイスペレットは、

指で簡単に粉々になるほど非常に柔らかい。

 

メディアの硬度で削っている訳ではなく、

ドライアイスの特性を利用して洗浄。

 

 

 

kkkk

 

 

(熱収縮)と(昇華爆発力)

 

 

-79℃のドライアイスが高速衝突すると

付着物が急速冷却され熱収縮で脆くなる。

 

 

脆くなった付着物の隙間に

ドライアイスが入り込むと固体から気体へ。

 

750倍にイッキに昇華し体積膨張。

 

 

 

付着物は外に吹き飛んで、

母材に全くダメージを与えず剥離除去。

 

ドライアイスは気体になるため、

メディアも全く残らない。

 

 

 

 

鉄・アルミ・ビーズ・クルミなどの

硬いメディアを使用するブラスト洗浄は、

 

残留する可能性もあるのでエンジン内部などの

精密部には使えないのですね。

 

作業後のお掃除も大変ですし。

 

 

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・インテークマニホールド

・電子制御吸気シャッターバルブ

 

これらもノーダメージで除去完了。

 

 

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再利用不可能なのは、

ガスケットぐらいですね。

 

 

 

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エンジンを始動し完全暖機。

 

各学習値を初期化して、

燃料噴射値を再学習させます。

 

またATFのレベル調整も規定温度で行いました。

 

 

 

試運転をして納車となりました。

 

 

 

2つの作業を合わせて

一泊二日のお預かり作業になります。

(朝9時半入庫の翌日15時頃の納車)

 

 

 

 

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ATF交換もDSCも

本来の性能を取り戻す整備メニュー。

 

 

 

劣化したものは交換し、

汚れた部分は清掃除去。

 

 

 

最新の車両は多少の劣化・汚れが有ったとしても、

ECUが学習し補正を掛けて動いています。

 

 

スロットルの開閉を微調整したり、

燃料の噴射量を加減したりと・・・。

 

 

 

 

 

ですがそれも限度があります。

 

補正できる範囲以上の劣化や蓄積があれば、

当然性能は低下すると思いますよ。

 

 

 

 

 

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ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジン、

吸いづらくなれば・・・。

 

 

 

ATF交換はATを守る唯一のメンテナンス。

劣化しないオイルなんて無いですから。

 

 

 

 

新車時のアノ性能を取り戻したい方は、

どうぞメールにてご相談ください。

 

HP(お問い合わせフォーム)から

お見積・ご予約をして頂けると助かります。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

GRS182 クラウンロイヤル  10万キロ前にリフレッシュ。  

大阪府東部からお越し頂きました。

クラウン ロイヤル GRS182  走行距離95000km

 

提案型整備(リフレッシュプラン)のご依頼です。

 

 

 

 

2年前に親族から譲り受けたクラウンを

一度リフレッシュして長く使用したいと

ご相談されました。

 

 

 

 

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メールにてある程度の不満点・不具合点などをお聞きし、

予約入庫頂いてから問診します。

 

 

 

試運転をしてトータルアライメントの測定。

(入庫時の足回り数値をチェックします。)

 

 

 

排気ガステスト や スキャンツール(G-SCAN)

バッテリーアナライザー等を使用して各部を点検。

 

ボンネットを開けリフトアップし、

タイヤを外して車両コンディションを診てみますね。

 

 

 

 

経験や勘などのアナログ的診断と

アナライザー等を駆使したデジタル的診断。

 

 

これからの自動車整備には、

どちらも必要だと思っています。

 

 

 

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排気ガスのHC数値がやや多め。

発電状態やブレーキの消耗度。

アライメント数値からのサス全般の劣化度。

 

 

今回の整備予算から

オススメの整備プランを提案させて頂きました。

 

 

 

(予約メール時には整備予算をお聞きしています。)

(予算が分からないとプランニングの範囲を決めれないので・・・)

 

 

 

家のリフォームと一緒で、

予算を考慮してプランニングしないと

なかなかプランが決まらないものなのですね。

 

 

 

数プラン内容を説明し、

多少の修正をして決定しました。

 

それでは作業を始めます。

 

 

 

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ディーラーさんではお断りされたATF交換を

全量圧送式でイッキに完全交換。

 

 

プレ洗浄と本命ATFは

どちらもアイシンAFW+を使用しました。

 

 

機械メンテはオイル交換が基本。

劣化しないオイルなんて無いと思いますよ~。

 

 

 

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DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

トヨタ直噴ガソリンエンジン(D-4)の

インテーク系に溜まるカーボンを除去作業。

 

 

 

弊社が開発したオリジナル整備メニュー。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

おかげさまでレクサス・トヨタGR系直噴エンジンの

定番整備となりました。

 

 

 

 

 

 

ドライアイスの特性を利用して、

カーボンを剥離除去していきます。

 

 

使用するのはグリーンテックJ 社製

ドライアイス洗浄機(DRY-ICE POWER)。

 

 

kkkk

 

 

ドライアイス3mmペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

熱収縮と昇華爆発力で剥離します。

 

 

 

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カッチカチに硬化したカーボンに

ワンショット数秒。

 

カーボンにドライアイスペレットが直撃すれば、

その部分だけがキレイになりましたね。

 

 

 

数種類のノズルを使い分けて、

さらにキレイにしていきます。

 

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s-スワール

 

 

 

ブログでお見せしてる画像は全て実際に撮影した画像です。

(汚れたバルブ・ポート内部などなど)

 

 

 

ですがDSCのショット作業風景だけは

見せても差し支えのない最低限の画像のみ。

 

 

実際のショット作業は完全非公開。

 

こればかりはお見せする事が出来ないんですよね~。

(ノズル形状などなどは企業秘密です~。)

 

 

 

 

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半分以下のブレーキパッド残量と

ディスクローターのレコード盤状の傷。

 

 

停車寸前のブレーキコントロールがしやすくなり、

踏み増ししなくてもキュッを止まります。

 

 

 

 

 

ブレーキパッド交換 と ディスクローター研磨

適材適所のグリスを使用しています。

 

 

 

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ディスクローター研磨後には

パッドを装着して数十キロ走行すれば、

キレイに当りが付くのです。

 

 

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ショックアブソーバーのリフレッシュ交換。

(R左はオイルの漏れアリ。)

 

 

 

 

今回使用するのはカヤバ製アブソーバー。

 

減衰力調整式ではないグレードのため、

Gas-A-Justをチョイス。

 

 

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カッチカチになった

ゴム製スプリングインシュレーターも

もちろん交換しましたよ~。

 

 

 

 

 

次はリアも交換します。

 

 

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LLCはラジエターリフレッシャーで圧送式交換。

ラジエター・エンジン・ヒーターコア

全てのLLCを交換します。

 

 

エア抜き作業 と LLC再生強化剤の注入し

防錆・消泡を強化しました。

 

 

 

 

デフオイルも交換しますね。

 

 

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足回りの1G締め付けをしてから

最後に長めの試運転をして、

トータルアライメントを測定・調整します。

 

 

 

 

 

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米ハンター社 最新アライメントテスター (WA470 HE421シリーズ)

 

ターゲットをホイールに装着して、20cmほど前進。

 

 

 

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左・右にハンドルを切れば、

全てのアライメント数値が演算されました。

 

 

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バラバラだった数値を整えて、

直進安定性重視で調整しました。

 

 

 

これで高速・長距離走行が

走りやすくなったと思います。

 

 

 

 

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GRS180系 クラウン(通称ゼロクラ)

 

まだまだ人気の高い車種ですね。

 

販売終了から10年近くは経ちますが、

正しい整備作業を確実に行えば

かなり新車時に近づける事が出来ると思いますよ。

 

 

 

 

リフレッシュプランのご予約・ご相談は

HP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

 

 

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=7626

 

・車両現状の不具合や不満点

・お預かり出来る期間

・今回のリフレッシュ整備に掛けれる予算

上記3点も同時に教えて頂けると助かります。

 

 

 

 

それではHappy Car Life!!