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マツダ アテンザワゴンにDSCとATF圧送式交換。  煤除去にはドライアイス。 全化学合成ATF NC-65もオススメですよ~。

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某県からお越し頂きました。

マツダ アテンザワゴン GJ2FW

走行距離65000km

 

 

 

 

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

2点セットのご依頼です。

 

 

今回は諸事情があり、

どこの県から来られたのかは非公開です。

 

(ナンバーは下一桁とひらがなだけお見せします。)

(高速道路使用で片道5時間ぐらいは掛かったそうですよ。)

 

 

 

 

EGR2

 

SKY-D2.2の煤蓄積は

弊社ブログで数多く紹介していると思います。

(吸気シャッターバルブ~インテークバルブまで)

 

 

作業実績数からするとほんの一部になりますが、

宜しければ覗いてみてください。

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

 

 

 

 

 

アテンザWユーザーさんもこの事が気になり、

この間の大規模リコール時に

ディーラーさんへ質問したようです。

 

 

(自分のアテンザの煤蓄積は大丈夫なんですかね?)

(今回のリコール作業で煤は除去されるのですか?)

(最近の車の状態はチョット・・・な感じですけど)

 

 

ディーラー担当者が何と答えられたかは伏せますが、

(大丈夫ですよ。心配しないでくださいね。)

という内容の返答だったそうです。

 

 

 

 

 

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それでもやっぱり気になると言う事で、

今回入庫して頂きました。

 

 

ATF交換も兼ねているので、

作業前の試運転でフィーリングチェック。

 

 

 

 

SKY-D2.2のトルクフルな感じはなく、

2000ccのNAエンジンのような加速。

 

走れない事はないが・・・??

敏感な方ならスグに分かる気がします。

 

 

 

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スキャンツールを接続し、

ライブデータを確認すると

やっぱりアノ数値がダメですね。

 

 

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早速エンジン吸気系統を分解していきます。

 

外観からインテークマニホールドは

いろんなモノに隠れて見えないですね。

 

 

 

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サクサク分解して

インテークマニホールドを外しました。

 

 

 

 

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インテークマニホールドから

吸気シャッターバルブをパカッと外せば・・・。

 

 

 

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こんな感じで吸気シャッターのバルブに

煤が蓄積しています。

 

 

 

その先にあるインテークマニホールドの

入り口を見てみると・・・。

 

 

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煤とブローバイオイルでベタベタ・カチカチ。

たんまり蓄積してますね。

 

 

手前から奥に過給新気が流れるのですが、

こんな感じでは空気が入りづらいですよね。

 

 

 

 

インテークマニホールドの入り口がこれなら、

出口はどうなっているのか?

 

 

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横20mm・縦40mmのインマニ穴は、

半分ぐらいが塞がっていますね。

 

10mm以上は蓄積しているかな。

 

 

 

さらにその先のエンジンシリンダーヘッドにある

インテークポートはどうなってるのか?

見てみましょうかね・・・・。

 

 

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ここまで蓄積が酷くポートが狭くなると、

カメラのピントが合わないですね。

 

 

ポート奥にあるインテークバルブの

シャフトがなかなか写らないです。

 

 

 

 

 

 

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インテークマニホールドを手作業でホジホジすると、

大量に煤が出てきましたね。

 

 

 

ある程度はカキ出せますが、

手作業での完全除去は無理でしょうね。

 

 

 

 

kkkk

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

弊社オリジナルの整備メニュー。

 

 

 

-79℃のドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

昇華爆発力と熱収縮を利用して、

母材を傷付けず付着物を除去します。

 

 

 

 

使用するドライアイス洗浄機は

グリーンテックジャパン社製。

 

TV ほこXたて の対決

(どんな物でも剥がす洗浄機 vs 絶対剥がれない塗装)

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

 

 

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ボディが汚れないように

3M社製マスカーでマスキング。

(水・油・溶剤も通さない優れもの)

 

 

 

洗浄機のガンにDSC特殊ノズルを接続し、

インテークポートを軽くショットしてみますね。

 

 

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ドライアイスペレットが直撃した箇所だけ、

キレイに剥離してますね~。

 

 

4気筒8ポートあり

クランクを回して1気筒づつショット。

 

インテークバルブは全閉にし、

燃焼室には煤が行かないのでご安心下さい。

 

 

 

 

 

 

数種類あるDSCノズルを組み合わせ、

全ての蓄積物を除去洗浄。

 

 

 

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フルパワーの洗浄力とDSCノズルを使用すれば、

ポート内径とバルブ傘部まで全てキレイになりました。

 

 

もちろんバルブ傘部や

シャフト裏まで除去しています。

 

 

エンジンには全くダメージを与えないので、

どうぞご安心下さいね。

 

 

 

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ほぼ新車時と同じ状態までキレイになりましたね。

 

 

どう見ても空気の流れが良くなったと思いますよ~。

(ディーゼルなんて空気を吸ってナンボのエンジンですから。)

 

 

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もちろんガスケットは純正品で交換。

 

常時5台分はストックしていますよ~。

 

 

 

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DSCオプション整備の(インタークーラー洗浄。)

 

煤が固着する原因にもなるブロ-バイオイルが、

インタークーラー内に溜まってますね。

 

 

 

DSCの作業中は縦に吊るして、

溜まっているオイルを排出。

 

 

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最後に洗浄剤を流しこみ、

キレイに内部を洗浄しました。

 

 

 

今回のアテンザWは

結構オイルが溜まっていましたね~。

 

 

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吸気系の部品を元の状態に組み付けて、

エンジンを始動し暖機します。

 

 

各学習値の初期化・燃料噴射補正再学習など、

スキャンツールを使いアダプテーション。

 

 

とりあえずDSCは完了です。

 

 

 

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次はATF圧送式交換。

 

マツダSKY-Dr6速ATは密封式になりますが、

弊社オリジナルのアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能になります。

 

 

 

 

本命ATFを使用する前に、

まずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

 

使用するプレ洗浄ATFは非公開。

マツダATF(FZ)に適合したATFを使用しています。

 

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真っ黒に劣化した純正ATFを排出しながら、

プレ洗浄ATFを同時に注入。

 

全量圧送式交換をすれば

結構キレイになりましたね~。

 

 

 

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本命ATFにはNUTEC 『NC-65』

ニューテック最高峰の全化学合成ATF(エステル系)

 

 

1リットルの金額がビックリするぐらい高価ですが、

NC-65の指名率やリピート率を考えると

ガッガリする事はないと思いますよ~。

 

 

ストリート走行からサーキット走行まで、

これ以上のATFはそう無いと思います。

 

 

 

NC-65に入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換を行いますね。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね~。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため色味が弱いです。

プレ洗浄油の赤色に干渉されますので、

色まではキレイに入れ替わりません。

 

 

 

 

規定温度でレベル調整をすれば作業完了です。

 

ここまでキレイになれば

次回推奨交換時期は6万キロになります。

 

 

 

最後に試運転をして納車となりました。

(本来のSKY-D2.2&6速ATになったと思いますよ~。 )

 

 

 

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このアテンザWオーナーさんとお話すると

普段は片道45分の通勤使用。

 

エンジンオイル・オイエレメントは、

新車購入したディーラー店舗で定期的に実施。

 

 

 

 

ディーラーさんに全く問題ないと言われても、

新車購入時にあったトルクフルな加速や

敏感なレスポンスが無くなり

それがどうしても気になったそうです。

 

 

 

 

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同時期に入庫した名古屋ナンバーのCX-5も同様で、

アテンザが終わり次第、DSC作業に掛かりますね。

 

 

 

 

 

・自動車なんて消耗品で走ればなんでも構わない。

・メンテナンスに費用はあまり掛けたくない。

と思うのが大多数の普通のユーザーでしょう。

 

 

 

 

 

DSCやATF圧送式交換は言ってみれば特殊な作業で、

どこでも出来るお手軽な整備ではありません。

 

 

自分の愛車が大切で出来るだけ新車時に近い状態を

長く続けたい方に向けたニッチな整備。

(万人受けはしないでしょうし・・・。)

 

 

 

 

 

(この車が気に入っている。長く使用したい。)

SKY-D2.2へのDSCやATF交換をした後の説明時には、

皆さん同じ事を言われますね。

 

 

 

 

それが出来るか?出来ないか?は、

メンテナンス次第だと私は思っています。

 

 

Happy Car Life!!

 

NUTECニューテック 飴玉&はんかちセット が届きました~。

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

弊社ではNUTEC ニューテック製品を取り扱っていますが、

定期的にノベルティーを提供して頂いています。

 

(フリースやTシャツ、タオルやダウンベストなどなど。)

(タイミングが合えばお客様にお渡ししています。)

 

 

 

 

 

今回に届いたノベルティーは

NUTEC(はんかち&飴玉)セット。

 

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NUTECオイル等をご利用頂いたお客様には、

作業日順でお渡ししていきますね~。

 

 

 

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品数は21個になので、

無くなり次第で終了します。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県からハイエースKDH225 リフレッシュプラン その2。  リアハブシャフトベアリング交換とアライメント調整。 

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千葉県からお越し頂いたハイエース

KDH225 4WD ワイド・ハイルーフ・ロング

走行距離23万キロ。

 

 

 

 

 http://minato-motors.com/blog/?p=15051

 

前回ブログで紹介したフロントサスペンションとブレーキ関係は

一旦作業を終了してリア側の整備に移行します。

 

 

 

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ドラムブレーキとアクスルシャフトベアリング。

 

 

サクサク分解して

左右のシャフトを引き抜きますね。

 

 

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標準ボディより長い、

ワイドボディ用のアクスルシャフト。

 

 

この作業もSSTが必要で、

油圧プレスのストロークも必要です。

(標準ボディ用シャフトより、かなり長いです。)

 

 

 

 

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新しいシャフトハブベアリングやシール等を、

圧入し組付しますね。

 

 

インナーリテーナーの位置決めは、

圧入しすぎるとオイルシールとの位置が合わないので、

慎重に基準値内で収めました。

(誤差は基準値±1mm以内)

 

 

 

 

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シャフトオイルシールの交換も

(基準値±1mmかつ4点計測)の慎重な組み付け作業。

 

 

入れすぎや均等な取付でないと

オイル漏れの原因になりますよ~。

 

 

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・ブレーキシリンダのカップシール交換

・ブレーキライニングシュー交換

・ブレーキドラム研磨

 

 

組み付け後に走行しては調整を繰り返し、

ベストのクリアランスでブレーキ調整。

 

 

 

 

新品ライニングシュー&研磨したドラムでの調整は、

試運転で当りが付くまで数回は調整を繰り返します。

 

そうすると4輪で安定した制動力が、

復活するのですね~。

 

 

 

 

 

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デフオイルやトランスファオイルにはガルフ プロガード。

(部分化学合成 75W90 LSD対応 GL-5)

 

 

デフ内圧調整用のリリーフバルブも同時交換。

 

 

 

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・ブレーキフルード交換

・LLC圧送式全量交換

・カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

 

 

 

 

 

 

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このハイエースのエンジン系整備は、

・ディーゼルターボプレッシャーセンサー

・ガスフィルター

・フューエルエレメント

のみを交換しました。

 

 

(タイミングベルトやW/P等の交換暦あり)

 

 

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ATF完全圧送式交換

 

ATF交換前の下準備でオイルパン洗浄や

ストレーナー交換も行います。

 

 

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使用したATFはアイシン精機『AFW+』

(アイシン製の4速ATにアイシン製のATF。)

 

 

 

ATFチェンジャーを接続し2回の圧送式交換。

(約24LのATFを使い、ここまでキレイになりました。)

 

 

かなり汚れていましたね。

(なかなかキレイにならなかったです。)

 

 

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リアとフロントの車高基準値と実測値。

 

リアが20mm下がっているので、

フロントも基準値より下げて調整します。

 

ですが入庫時には大幅に前下がりだったので、

そこも考慮しながら車高を整えますね。

 

 

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ハイエース KDH225のホイールベースは3110mm。

 

国産車でこれに匹敵するのは、

レクサスLS460L/600hL ロングぐらいでしょう。

 

 

 

弊社のアライメントリフトは

スギヤス ビシャモン マルチアライメントリフト。

(イヤサカ社 別注ロング版 )

 

標準版だと後輪がスリッププレートからハミ出るので、

ロングホイールベース車に対応するロング版を導入しています。

 

 

 

 

 

(補足)

国産整備リフトNO,1のスギヤス社。

スギヤス(ビシャモン)ブランドのアライメントリフトを、

大手自動車整備機器商社のイヤサカが

別注で作らせたのがこのイヤサカリフトです。

 

また標準リフト色のブルーから

ハンターレッドに特別塗装をオーダーしました。

 

 

 

 

イヤサカ?スギヤス?ビシャモン?

自動車整備業界以外の方には意味が分からないですよね~。

 

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米ハンター社 アライメントテスター (ホークアイWA470)

 

ホイールにセットする軽量樹脂ターゲットは、

傷が付かない2点クランプ式。

 

ターゲットとホイール面との間には、

シリコンゴムリングが装着されています。

 

 

 

 

 

従来型のホイール外周リム固定ではなく

クランプ式ターゲットで精度が出るのか?という疑問。

 

 

疑問は以前ブログでお知らせしましたね~。

http://minato-motors.com/blog/?p=10832

 

 

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鉄ホイールのように平面部が少なく、

ド真ん中にターゲットを付けれなくても問題なし。

 

 

 

数十センチ前進してのローリング補正と

静止状態からハンドルを左右に回せば、

アライメント数値を演算。

 

 

角度なら0度1分。

長さなら0.05mm。

 

6m以上離れた4つの高性能センサーで、

ターゲットの動きを捕捉しています。

 

 

 

 

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ハイエースの下に潜りこみ、

フロントのキャスター&キャンバーを同時に調整し、

トゥとステアリングセンターも調整します。

 

 

 

 

ハイエースのリア側は調整不可ですが、

フロント側は調整箇所の多さが特徴ですね。

 

年式やモデル・駆動方式によって

車高やアライメント数値も違います。

 

 

 

 

車高基準値だけでも

20種類ぐらいに分かれていますよ。

 

 

 

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最後に最終試運転をして

納車となりました。

 

部品手配がスムーズだったので、

お預かり期間は約2週間。

 

入庫・引取で千葉県から2往復は、

結構ハードだったと思います。

 

 

 

 

 

でもここまで整備すれば、

残された整備箇所は僅かです。

当分の間はイイ状態で使用できると思いますよ。

 

 

 

 

点検整備ではあまり作業しない箇所ばかりですが、

ある程度走行したハイエースには必要な整備ばかりです。

 

もし愛車を良いコンディションで使用されるなら、

弊社のリフレッシュプランをオススメしています。

 

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

<追記>

納車完了し無事に地元千葉県までお帰りになられ、

メールにてレビューを頂きました。

 

別のハイエースに乗ってるみたいで見違えたそうです。

また乗り心地の件はノーマルアブソーバーで

十分回復したようですよ。

 

 

ブログのみの情報で大阪まで依頼するのは

正直諦めかけたそうですが、

思い切って依頼し良かったとメールを頂きました。

 

こちらこそご利用ありがとうございました。

(めざせ50万キロ!   Happy Car Life!!)

 

 

 

 

千葉県からハイエースKDH225 リフレッシュプラン その1。  目指せ50万キロ!!の整備とは??

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千葉県からお越し頂いたのは

ハイエース KDH225 ディーゼル

ハイルーフ・ワイドボディ・スーパーロング

キャンパー仕様   走行距離 23万キロ

 

 

 

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

メールでのご相談で(50万キロを目指す整備)とは、

どれほどの整備で予算的にはどれぐらいでしょうか?

 

そんなメール相談から始まり何度か打ち合わせをして、

千葉県から大阪府堺市の弊社まで入庫して頂きました。

 

 

 

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まずは問診から始めます。

・新車時から重整備はあまり行っていない。

・最近は段差やウネリでの跳ねが大きく、乗り心地が悪い。

・高速でブレーキを掛けるとハンドルが振れる。

 

現状の不満点・改善点などもお聞きし、

 

過去の整備暦や作業の不明点なども参考にしています。

 

 

 

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点検結果とユーザーさんが希望する整備、

ハイエース特有の整備箇所や不具合箇所。

 

全てを合わせた整備をプランニングし提案しました。

 

 

 

予算オーバーの部分は今後の課題として保留にし、

微修正したプランでOKが頂けましたので、

作業を進めていきますね~。

 

 

 

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15万キロ以上走行したハイエースなら、

フロント足回りは必須整備。

 

だいたいクタクタになっていますよね。

 

 

 

 

・ハブベアリング交換

・ロア&アッパーアームASSY交換

・ロアボールジョイント交換

・スタビライザーブッシュ交換

・ドライブシャフトO/H

・ディスクブレーキO/H

 

まずはフロント足回りを、

ごっそり分解していきますね。

 

 

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左アッパーアームのボールジョイントは

ガタが有り内部で磨耗していますね。

 

 

上下方向に揺らすとガタが酷い。

 

組み付けた状態なら分かりづらいガタも、

分解して個別に確認するとよく分かる。

 

 

 

 

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赤いラインの部分にある

ロアアームを固定しているカムボルト。

 

 

中空シャフトとカムボルトなど

数点で構成されているのですが、

これが内部で完全錆固着。

 

 

 

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左右とも全く動かないので、

グラインダーやベルトサンダーで

削りながら外しました。

 

 

5分で外れるのが30分以上掛かりましたね。

 

 

 

 

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アッパーアームを交換して、

ロアアームはブッシュのみ交換する予定でしたが・・。

 

 

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スタビライザーの取付ボルトが1箇所だけ錆腐食。

(このボルト穴が無いとスタビが装着できない。)

 

 

逆タップで復旧を試みましたが、

まったく緩まず作業を断念。

 

ロアアームは新品ASSYで交換しました。

 

 

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200系4WDのロアアーム用カムボルトは

結構錆びている車両が多いですね。

 

 

スタビライザーのブッシュも交換します。

 

 

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200系ハイエースの定番故障整備(ハブベアリング交換)

 

 

・ナックルからベアリングASSYの分解。

・ハブからB/Gインナーレースの分解。

・新品B/Gをハブに圧入作業。

 

 

 

特殊工具(SST)と15t油圧プレスが無いと

非常に時間が掛かります。

 

また交換しない部品まで破損する可能性もあります。

 

 

 

SSTを完備している弊社では

左右を僅か15分で分解し、

ベアリングASSYのみを交換しました。

 

 

(2WDの場合は特殊ロックナットがあるので、

プラス10分は掛かるかな?)

 

 

 

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液状に劣化したドライブシャフトグリスを除去洗浄。

純正ブーツキットでオーバーホール。

 

 

粘度の落ちたグリスではD/Sベアリングが磨耗し、

異音の原因にもなるので予防整備をしますね。

 

 

グリスも油脂類ですから、

長期使用すれば劣化しますよ~

 

 

 

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そもそも グリスの漏れもなく、ブーツの破損も無い

そんなドライブシャフトのオーバーホール。

 

 

作業根拠の説明が無ければ過剰整備。

説明で理解して頂ければ予防整備。

 

 

(なぜこの作業が必要か?)

整備士からの説明次第で

同じ作業の印象が真逆になるのです。

 

 

 

 

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インナーブーツバンドの締付は

ブーツもバンドも柔らかく簡単です。

 

 

 

しかしアウター側は樹脂製ブーツを使用しており、

ブーツバンドもカシメ式。

 

非常に固いブーツバンドなので

専用工具がないと締付不可能。

 

 

 

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KTC AS405 ブーツバンドツールは非常に優秀ですよ~。

 

確実な作業が出来て、

仕上がりがキレイ。

 

 

 

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ショックアブソーバーも前後交換します。

 

ハイエースの純正アブソーバーは非常に安価!!

5万キロ毎に交換してもイイかもしれないですよ~。

 

 

 

 

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ブレーキパッド交換にキャリパーO/H

 

 

ディスクローターは研磨し、

このあと耐熱塗装でリフレッシュ。

 

 

これでとりあえずフロントサスペンション&ブレーキは

一旦作業を終了。

 

 

 

次回ブログではリア側のハブ&ブレーキ整備や、

ATF交換・トータルアライメントを紹介します。

 

 

どうぞお楽しみに~。

Happy Car Life!!

 

 

 

奈良県 アルファード MNH10系 リフレッシュプラン。  効果的な整備が車両復活の近道ですよ~。

奈良県からお越し頂きました。

アルファード MNH10 V6 3.0L

走行距離 106000km

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

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初代アルファード10系は根強い人気車種で、

リフレッシュプランの依頼件数は非常に多いですね。

 

 

内外装がGoodコンディションのMNH10は、

今回は足回り系とATF交換をメインに依頼されました。

 

 

 

 

 

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リフレッシュプランでは希望整備が

足回りやATF交換がメインでも、

もちろん車両全体をチェックします。

 

 

 

 

試運転後に排気ガスをテストすると、

完璧な燃焼状態。

 

Tベルトやスパークプラグ系は交換済みなので、

エンジン関係は問題ないでしょう。

 

 

バッテリーアナライザーでの

充電・発電状態も良好でした。

 

 

 

 

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リフレッシュプランに含まれる『事前アライメント測定』は

現在のサスペンションコンディションを見極めます。

 

 

この数値を整備プランニングの参考にし、

整備提案の材料となります。

 

 

 

 

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典型的な悪いアライメント数値は、

むしろよくあるある数値です。

 

 

 

継続検査(車検)で行うサイドスリップ検査の弊害で、

フロントトゥが大幅にアウトになっていますね。

 

 

 

トータルアライメントを調整せず

長年サイドスリップ検査に合格し続ければ、

だんだん高速安定性が悪くなる矛盾。

 

 

(サイドスリップとトータルアライメントは全く違います。)

(車検制度にはトータルアライメントの概念はないですからね。)

 

 

 

 

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リフトアップして各部を点検し、

予算に合わせたオススメの整備プランを

提案させて頂きました。

 

 

 

協議しながらプランを多少微修正し

オーナーさんからOKが出ましたので、

作業を開始しますね。

 

 

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前後ブレーキキャリパーのオーバーホール。

 

・キャリパーを分解して完全洗浄。

・ゴム製ピストンシール&ダストブーツ交換。

・ブレーキパッドは残量が多いため研磨で再利用。

・ディスクローターはリア側は研磨し、フロントは新品交換。

 

 

 

あまりにもパッド残量が多ければ、

セオリーではないですが再利用も可能です。

 

 

 

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フロントディスクローターは状態が悪く、

厚みが限度に近いので新品交換となりました。

 

リア側は問題なくOK。

研磨作業で再生します。

 

 

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リアは研磨してから耐熱塗装。

フロントはトキコ製のディスクローターをチョイス。

 

 

 

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ここまで作業すれば、

当分はブレーキメンテから開放されるでしょう。

 

 

今時のブレーキホース・マスターシリンダは、

コレぐらいの年式・距離では問題ないですし。

 

 

 

 

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定番のリアアクスルビーム・ブッシュ交換。

バックリとブッシュが左右とも割れていますね。

 

 

 

 

ビームASSYを車体から外し、

ブッシュを打ち替えます。

 

 

ディーラーさんでは基本的にASSY交換が多いそうですが、

弊社ではSSTがありますのでブッシュのみ交換が可能です。

 

 

また位置決めも重要で、

間違えて装着すると再使用が難しくなりますね。

 

 

 

調べた訳ではないですが、

このビームブッシュ交換を日本で一番作業しているのは、

もしかして私ではないかな?と最近思っています。

(何十台も交換した人いるのかな~?)

 

 

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フロント左右のロアアーム交換は、

アームブッシュの単体供給がない為、

アームASSYでの交換になります。

 

 

 

 

アルファード10系のロアアームは簡単には外れないのですが、

こちらも何十台も作業しているのでサクサク分解します。

 

 

 

またロアボールジョイントも同時交換ですね。

 

 

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10万キロも走行すれば、

すっかり劣化しているショックアブソーバー。

 

ふわふわ・カタカタと乗り心地が悪化、

高い車両重心はロールのたびにフラツキます。

 

 

今回は前後4本を

カヤバ ニューSR-Sでリフレッシュ交換。

 

バンプやベアリングなどの消耗部品も同時交換ですよ~。

 

 

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AT容量に対して車重が重すぎるアルファード。

ATF交換はミッション予防整備の唯一の方法。

 

 

まずはAT内部を

徹底的にキレイにしますね。

 

 

 

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・オイルパン洗浄・ストレーナー交換

・アイシンAFW+で全量圧送式交換

 

規定容量分をイッキに交換して、

やっとここまでキレイになりました。

 

 

 

 

奥に見える新油と比べると、

まだまだ汚れていますね。

 

もう一度AFW+で全量圧送式交換をします。

 

 

 

 

 

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ここまでキレイになれば、

次回推奨交換時期は4万キロとお伝えしています。

 

 

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アライメントリフトの上で

ショックアブソーバーやブッシュなどを1G締付。

 

ブッシュテンションを開放してから、

もう一度締め付けます。

 

これをしないとブッシュの寿命が縮みますよ~。

 

 

 

 

試運転をし再度アライメントを測定すると、

まだリアの数値が良くないですね。

 

 

SPC社 (リアシム71024)を使用して

調整不可のアクスルビームのアライメントを調整します。

 

 

 

 

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ブレーキとハブを外して、

アクスルビームとの間にシムを挟みます。

 

シムの厚み(角度)は6種類あり、

数値に合わせて選択。

 

 

 

再測定すると

ほぼキャンバーとトゥの左右差がなくなり、

スラスト角もゼロになりましたね。

 

 

特に左リアはキャンバーが-1度50分ぐらいあったので、

イイ感じに修正出来たと思います。

 

 

 

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直進安定性に影響するリア数値が決まれば、

フロント側を調整します。

 

 

左右のキャンバーを整えて、

トゥとハンドルセンターも調整しました。

 

 

 

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ハンター社アライメントテスター (ホークアイWA470)

4センサー X 4ターゲット

 

旧型テスターと大きく違うのは

ホイールに傷が付かない軽量樹脂ターゲットと(WinToe機能)

 

 

ホイールに取り付けるターゲットとホイール面との間には、

シリコンリングが付いてます。

 

柔らかいシリコンリングのおかげで、

ホイールには傷が付かないのですよ~。

 

 

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ステアリングセンターをWA470に記憶させて、

トゥとセンターを同時に調整出来るWinToe機能。

 

 

トゥ調整中にハンドルやステアリングロッドが動いても、

WA470のセンサーが捕捉し続けて数値を案内します。

(よってステアリングホルダーでの固定はしない)

 

 

 

センターがほぼ1回で決まり、

作業者にとっては非常に便利で仕事が早い。

 

 

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部品欠品等もなくスムーズに作業が進行し、

2週間預かりで納車となりました。

 

 

 

 

納車後にオーナーさんからのレビューでは、

・直進安定性が向上し乗り心地が回復した。

・ブレーキングがリニアになり、効きが良くなった。

 

 

正しい整備をすればここまで変わるのか?と、

改めて整備の重要性や効果を実感されたようですね。

 

 

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ショックアブソーバーが劣化しブッシュが破損したままでは、

10年10万キロ相応のコンディションでしょう。

 

 

それに入庫時のアライメント数値がこのようでは、

自動車は真っ直ぐ走らないし、ドライブの疲労も大きい。

 

 

 

 

 

元の素材が良いアルファード10系は、

10万キロぐらいで乗り換える車両ではないと思います。

 

 

きちんと整備すれば

まだまだ新車時に近い走りになり、

十分満足いく愛車に変わると思いますよ~。

 

 

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弊社がオススメする(リフレッシュプラン)は、

よくある定期点検等ではありません。

 

 

定期点検や車検整備時に実施しない作業を、

集中して行うするトータルメンテナンスです。

 

それ相応の費用は掛かりますが、

満足度の高い整備メニューと自負しています。

 

 

 

 

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HPお問い合わせフォームからお待ちしていますね~。

 

 

Happy Car Life!!