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マツダ CX-5 SKY-D2.2の煤除去作業。 微妙に煤蓄積個所は変わります。 車種特有の持病はね・・・。

前回ブログに引き続き、

今回もマツダSKY-D2.2のDSC作業ブログです。

 

 

アテンザ・CX-5・アクセラのSKY-Dは、

頻繁に入庫しているので珍しくないのですが・・・。

 

 

 

煤の蓄積する量や箇所の違いが分かり易かったので、

連続でブログ投稿してみました。

 

 

 

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広島県からお越しいただきました。

マツダ CX-5 KE2AW

H25年 10月    走行距離108600km

 

 

・ATF圧送式交換 (for NUTEC ATF)

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

 

大阪観光の間にお車をお預かりし作業を行いました。

 

 

 

問診をしてから試運転をし、

まずはATF交換から始めますね。

 

 

 

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SKY-Dr6速ATは外部ホースが無い密封式AT。

( 通常の圧送式交換は構造上出来ません。)

 

 

しかし弊社オリジナルのアダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式のATF交換が可能になります。

 

 

10万キロ無交換であればそれなりに汚れていますので、

まずは(NUTEC NC-RF)でプレ洗浄を実施します。

 

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ATF交換を年間数百台ほど実施しているミナト自動車が、

NUTECさんに頼んで製作していただいたのが、

NUTEC ニューテック (リンシング フルード NC-RF仮名)

 

 

 

本命ATFのNUTEC(NC-65・ZZ51改)を使用する前には、

このNC-RFでプレ洗浄しAT内部をクリーンにします。

 

 

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全化学合成基油(エステル系)NUTEC ATFへの

親和性を重視した成分配合。

 

 

長年培ったニューテック ルブテクノロジーから、

ベストなRINSING Fluidが誕生しました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

(NC-RFは今のところ弊社のみの取り扱い品となっています。)

(またしばらくの間はアイシンフルードと同額で提供しています。)

 

 

 

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NC-RFでプレ洗浄したあとは、

本命ATFでもう一度圧送式交換。

 

 

 

 

NUTEC史上最高峰ATF 『NC-65』

極薄で強靭な油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

ベースオイルから極圧性・耐熱性の強化し、

ストリート走行レベルではなかなか劣化しないと思います。

 

 

お値段は高額ですが結果的には長持ちするので、

ロングライフで経済的でしょう。

 

 

 

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5つのフィルターとデュアルポンプ内蔵の

ATFチャンジャー(トルコン太郎)にセットして、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね~。

規定温度でレベル調整もしました。

 

 

スムーズなシフトフィーリングをお楽しみください。

(また高負荷を掛ける程、このATFの真価が発揮されます~。)

 

 

 

 

続きましてはDSC。

E/Gインテーク系に蓄積する煤を除去しますね。

 

 

 

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いろいろな部品を外さないと

INマニホールドまでは辿りつきません。

 

 

ですが経験した実績でサクサクッと手早く、

インテークマニホールドをエンジンから外しました。

 

 

 

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吸気シャッターバルブとINマニホールドとの蓄積は、

やや少ない方ですね。 (30%ぐらいの詰まりかな?)

 

 

 

 

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逆にINマニホールドの出口には8個の穴がありますが、

ここには10mmほどの蓄積で経路が狭くなっています。

 

 

 

 

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エンジン側の8個穴の吸気ポートも煤蓄積。

 

 

拡大して見てみましょうか。

 

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入り口に煤が蓄積しているので、

なかなかカメラのピントが合いませんね~。

 

 

奥に見えるインテークバルブのシャフトには、

大量の煤が固着しています。

 

s-IMG_1629 s-IMG_1632 s-IMG_1634 s-IMG_1635 kkkk

 

 

ドライアイス洗浄機に3mmドライアイスペレットを投入し、

圧縮空気で高速噴射。

 

 

(昇華爆発力と熱収縮)

 

ドライアイスの特性を利用した画期的な洗浄方法。

エンジンにノーダメージで短時間で完璧に除去します。

 

 

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軽くワンショットすれば、

ペレットが直撃した部分だけキレイになりましたね。

 

やっと光が届きカメラのピントが合いました。

 

 

 

 

 

さらにショットをすると・・・。

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やっとバルブシャフトが見えましたね。

 

数種類あるDSC特注ノズルとアダプターを組み合わせて、

ポート内とバルブをキレイにします。

 

 

 

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圧縮上死点にセットして1気筒ずつ洗浄し、

クランクを回して順番に作業しました。

 

バルブ傘部やシャフト裏までキレイに除去しています。

 

 

 

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大量に蓄積したインテークマニホールドもDSCで洗浄。

 

 

ケミカル系はNGの電子制御EGRバルブも、

DSCなら簡単にキレイになりました。

 

 

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純正ガスケットで元の状態に組み付けますね。

 

 

 

 

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オプション整備のインタークーラー洗浄。

内部に溜まったブローバイオイルを排出しました。

 

 

 

 

 

 

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吸気圧センサーも掃除して、

LLCを注入しラジエターキャップも点検、

エンジン暖機でLLCのエア抜き作業。

 

 

各学習値を初期化して燃料噴射補正を再学習し、

冷却ラインの漏れと圧力チェックが終われば完成です。

 

 

 

 

 

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http://minato-motors.com/blog/?p=17483

前回作業した東京からのアテンザとは、

煤の蓄積している箇所が違いますね。

 

あちらのアテンザはINマニホールドの入り口周辺。

こちらのCX-5はエンジンとINマニホールド出口周辺。

 

 

同じSKY-D2.2ですが乗り方や使用環境によって、

蓄積する箇所が変わる事が判明しています。

 

酷い場合は両方の箇所に蓄積しており、

その場合はかなりパフォーマンスは低下しているでしょう。

 

 

 

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弊社がオススメしている(ATF交換とDSC)

 

 

自動車は消耗品の移動道具で、

前を向いて走るならメンテナンスにはお金を掛けたくない。

 

そう思われる方にはATF圧送式交換もDSCも

必要な整備ではないと思います。

 

その方にとってはきっと過剰整備に映るでしょう。

 

 

 

 

 

 

ですが自分の愛車は出来るだけ良いコンディションで、

快適に使用したいと思われる方には、

これも必要な予防整備とお伝えしています。

 

 

 

 

昔から車種特有の持病と言うのは存在しますし

マツダSKY-D2.2だけの事ではないですから。

 

その持病すらも受け入れるようになれば、

あなたはすっかりその車に魅了されているのだと思いますよ。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

マツダ アテンザ GJ2FP ディーゼル煤除去作業はDSC。 ATF交換はNUTECで!!    追記『後日レビューいただきました!!』

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東京都からお越しいただいたのは

マツダ アテンザ GJ2FP

走行距離62000km

 

 

依頼内容は

・DSC (ドライアイスショットカーボンクリーニング)

・ATF圧送式交換 (for NUTEC NC-65)

 

 

 

関西観光旅行のついでに弊社をご利用頂きました。

 

軽く問診をさせていただいて、

オーナーさんには代車をお貸しました~。

 

観光をお楽しみくださいね。

一泊二日でお預かりします。

 

 

 

 

 

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スカイアクティブディーゼル 2.2Dの定番整備となった

弊社オリジナルのDSC作業。

 

 

吸気系に蓄積する煤(カーボン)を

ドライアイスを使用してキレイに洗浄していきます。

 

 

 

 

 

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インテーク系の部品を分解して、

インテークマニホールドを外します。

 

 

インマニと吸気シャッターバルブを分割すると・・・。

 

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煤の蓄積が多いところで

約13~15mmぐらいの厚みがありますね。

 

 

 

 

 

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吸気シャッターバルブにも煤が蓄積しています。

 

 

 

 

 

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インテークマニホールド出口の煤蓄積は、

ほどほどでしょう。

 

 

平均からすると、やや少ないかな。

 

 

 

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エンジンヘッド側の吸気ポートも蓄積量は少な目ですね。

 

 

SKY2.2Dの蓄積パターンは3種類。

 

今回のアテンザはインマニ入り口で

多く蓄積するタイプでした。

 

 

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煤がボディに付着しないように

3M社マスカーで完全防備。

 

 

グリーンテック社製のドライアイス洗浄機をセットしますね。

 

 

 

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ドライアイス3mmペレットは

指で潰せるほど柔らかいです。

 

 

このペレットを圧縮空気で高速噴射し、

金属に固着した付着物を剥離させます。

 

kkkk

(熱収縮と昇華爆発力)

 

エンジンにノーダメージで短時間で除去しますね。

 

 

 

 

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細く狭く奥深い形状のポート内を

軽くショットすれば素地が見えるほどキレイになりました。

 

 

弊社が特注した数種類のDSCノズルと、

アタッチメントを使い分けて全洗浄しますね。

 

 

 

 

 

 

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圧縮上死点にセットして1気筒づつ洗浄作業。

 

(バルブ全閉にしないと煤がシリンダーに入るので)

 

 

ポート内全てと目視出来ないバルブシャフト裏&傘部まで

キレイに除去できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いつもはしませんが 試しに手作業で

吸気バルブを掃除しましたが、

やはり手作業ではキレイになりませんね。

 

 

 

(精密部品のシャッターバルブにはケミカル剤はNG)

(また硬いもので擦るとアルミのボディに傷がつきます。)

 

 

 

 

 

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ドライアイス洗浄なら

1分ぐらいでここまでキレイにしました。

 

金属にノーダメージで

ネジ頭の+の中までキレイになるのです。

 

 

 

 

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2つのEGRバルブやインテーキマニホールドも、

DSCで洗浄完了。

 

 

 

 

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キレイにしたインテーク部品は

純正ガスケットを使用して組み立てます。

 

 

 

 

 

 

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コレがこうなれば、

あきらかに空気の流れが良くなるでしょう。

 

ディーゼルエンジンなんて

空気吸ってナンボのエンジンですからね。

 

 

 

ここまで大量に固着蓄積すれば、

高回転で回しても長時間運転しても、

キレイになる事はないと思いますよ~。

 

 

 

 

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DSCオプション整備『インタークーラー洗浄』

 

ブローバイから過流入するオイルが

インマニで煤と出会い固着する。

 

 

インタークーラーに溜まっていたオイルを洗い流しました。

 

 

 

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DSCで入庫するSKY-D2.2の5台に1台は

ラジエターキャップの密着不良。

 

 

作業前に抜いた冷却水を再注入し、

エア抜き作業を行います。

 

そして完全暖機後に冷却ラインの内圧が

掛かっているかを必ず最後にチェックします。

 

 

 

 

 

内圧が掛かればラジエターアッパーホースは

カチカチになります。(キャップ正常)

 

逆にキャップが悪く内圧が逃げていると、

ホースは柔らかくペコペコです。(キャップ不良)

 

 

 

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内圧が掛からないキャップをチェックすると、

上記の画像のようにキャップのセンターと

ゴムパッキンの丸い凹みがズレています。

 

 

内圧が掛かる正常なキャップなら

赤線の長さは同じになります。

 

 

不良の場合は夏の高温時には

オーバーヒートする可能性が高まりますので

気を付けてくださいね。

 

 

 

 

 

エンジンPCMの各学習値を初期化して、

燃料噴射量補正学習をすればDSCは完了です。

 

 

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次はATF交換に移ります。

 

試運転とATFチェック後に、

専用アダプターを装着してATFチャンジャーに接続します。

 

 

そこからNUTEC リンシングフルードNC-RFを使用して、

プレ洗浄を行います。

 

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 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

NUTEC ニューテック(NC-65・ZZ51改)でATF交換されるなら

ぜひNC-RFのご指名お待ちしています。

 

 

 

 

 

 

それでは規定容量分をイッキに全量交換しますね。

 

 

 

 

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ここまでキレイになりました。

 

奥の新油と比べるとマダマダですが、

中央ビーカーの廃油と比べる良くなりましたね。

 

 

 

 

約15分ほどアイドリング状態で待機し、

次は本命ATFのNC-65で交換します。

 

 

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おそらく市販ATFでは、

最強スペックを誇るNUTEC 『NC-65』

 

 

極薄で強靭な油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

高負荷・高回転・高温時でも安定して高い性能を発揮します。

 

 

非常に耐熱性の高い全化学合成基油(エステル系)を使用。

ストリート走行レベルでは簡単には劣化しないので、

ATFのロングライフ化には有効です。

 

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

次回交換推奨時期は約6万キロです。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

現在予約状況がATF交換・DSC・リフレッシュプラン共に

大変混み合っておりますのでご迷惑をお掛けしています。

 

 

弊社は少人数で営業しており

一台一台じっくり作業をしています。

 

また流れ作業的に出来る簡単な作業ではないので、

どうしても時間は多めに頂いています。

 

 

お手数をお掛けしますがご予約・御見積は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

※※※

後日ユーザー様からレビューをいただきましたので、

原文そのままで掲載します。

 

 

 

ミナト自動車 ○○様

DSC、ATF交換でお世話になりました△△△です。

ブログ記事拝見しました。取り上げていただいてありがとう
ございます。

もう少し早くインプレッションをメールできていれば良かったの
ですが、ある程度まとまった距離を走行できましたので
遅ればせながらメールさせていただきます。

・燃費
 一般道で14km/lでしたが、17km弱/lまで改善しました。
 まだ高速道路をまとまった距離走行する機会が無いのですが、
 こちらも改善しているのではと思います。

・アクセル操作に対する反応
 これは乗ってすぐにわかりました。今までそんなに気になったことは
 なかったのですが、明らかに反応が良くなりました。
 反応がリニアになった分、自然とアクセル操作に無駄がなくなり、
 それが結果として燃費にも好影響を与えているのかもしれません。

・DPF再生距離
 DSC前は大体220km前後でDPF再生が始まっていました。DSC直後は
 230kmで開始され、その後260km、280kmと徐々に間隔が長くなってきて
 います。季節要因等もありますので、DPF再生距離に関してはしばらく
 様子を見たいところですが、DPF再生が終了するまでの走行距離は
 顕著に変化がありました。
 DSC前は、距離にして15km程度は走行する必要がありましたが、DSC後は
 6~8km程度走行するとDPF再生が完了するようになりました。半分程度
 で完了するので、油断しているといつDPF再生が始まったかわからない
 感じです。こちらも燃費改善に大きく影響していると思います。

・アイドリング時、アイドリングストップ解除時の振動
 DPF再生中のアイドリング時のエンジン振動、および、アイドリング
 ストップからエンジンが始動する際のショックに関してもかなり効果が
 ありました。車の防音性能が上がったように錯覚してしまいます。

・ギアチェンジについて
 こちらも今まで気になったことはなかったのですが、ATF交換後は
 ギアチェンジが非常にスムーズになったように思います。
 気にしていればわかったギアチェンジが、本当になめらかになって
 ギアチェンジ時のタイムラグが私のような素人にはわからなくなりました。

本当に大満足です。ますますこの車への愛着が深まりました。
次回、リフレッシュプランをお願いするまで大事に乗り続けたいと思います。

いろいろとありがとうございました。

 

※※※

こちらこそ遠方から来店していただきありがとうございます。

普段から使用している方が一番違いが体感できるようですね。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

NUTEC ニューテック ATF完全圧送式交換。  念願のリンシングフルードNC-RF(仮名)が誕生しました~。

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

今回は弊社のATF完全圧送式交換についてのお知らせです。

 

 

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全国各地から弊社のATF完全圧送式交換を

ご利用いただいていますが、

ここ数年間で数十人の方からこのような話を伺いました。

 

 

『NUTECのハイパフォーマンスATFを使用するが、

プレ洗浄ATFもNUTECで作業を出来ませんか?』

 

 

『NUTECのオイルを気に入っているので、

出来るだけオールNUTECを使用したい。』

 

 

 

 

s-IMG_1234 - コピー

 

 

ATF交換で最後に使用する本命ATFを

(NUTEC NC-65 or ZZ51改)を使用する場合は

アイシンAFW+を使い以下の手順で行っています。

 

 

 

 

 

オイルパン脱着洗浄・ストレーナー交換し、

AFW+をとりあえず補充します。(約4L)

 

そこから約9LのAFW+を使用してプレ洗浄を行い、

数十分後に本命ATFをATFチェンジャーに入れ替え再交換します。

 

 

参考ブログ

http://minato-motors.com/blog/?p=16717

 

 

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基本的にNUTECニューテックのATF商品群は

化学合成ハイグレードATFばかりで、

プレ洗浄で使用できる安価なフルードはありません。

 

(NUTEC ATFでプレ洗浄すると交換費用が跳ね上がります。)

 

 

 

 

 

 

 

ですがお客様の希望をメーカーに伝えるのも取扱店の仕事。

 

代理店さんを通じてNUTECに企画要望を

提案させて頂きました。

 

 

 

 

・NUTEC ATFを使用するための

最適なプレ洗浄用フルードの開発。

 

・大量に使用するプレ洗浄用フルードですから、

性能・品質はクリアしながら出来るだけ安価に。

 

 

 

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長い時間を掛けてメーカー側で研究・検証をしていただき、

弊社にも仮サンプルでテストを繰り返して、

やっと200Lドラム缶が到着しました。

 

 

NUTEC RINSING Fluid リンシングフルード

(NC-RF 仮名)

 

 

 

 

NC-65・ZZ51改の性能を最大限発揮させる為に

開発されたスペシャルフルードが誕生しました。

 

誤魔化しが出来ないように無着色でオーダーしましたので、

NC-65より透明に近いです。

 

 

 

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誤解されないようにお伝えしますがこの商品は、

フラッシングフルードではありません。

 

洗浄力を高める事は製造技術的に難しくはないが、

過度の洗浄力を発揮するとミッションに支障が出るとの事。

(NUTEC 見解)

 

 

 

 

 

適度の洗浄力に押さえつつ

NUTEC ATF群との親和性を

最大限発揮出来るように開発されたようですよ。

 

 

 

 

 

 

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ニッサン エルグランドNE51

走行距離12万キロ

 

・ATF完全圧送式交換(for NUTEC)

・オイルパン脱着洗浄・ストレーナー洗浄

 

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オイルパンを組み立てて、

ATFチャンジャーでNC-RFを補充し完全暖機。

 

そこからイッキに圧送式で

規定量分を全量交換します。

 

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数十分間のアイドリング。

 

 

 

 

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今度はNC-65をセットして、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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(左奥にあるNC-65の色は薄緑色です。)

(中央ビーカーは真っ黒な廃油)

(右手前は交換後の状態です。)

 

 

 

キレイに入れ替わりましたね~。

次回交換推奨距離は約6万キロです。

 

 

 

 

 

 

 

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レクサス LS460 USF40

 

・ATF圧送式交換 (for NUTEC)

・オイルパン洗浄 ストレーナー交換

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こちらもキレイに入れ替わりましたよ~。

 

 

 

 

 

 

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トヨタ エスティマ ACR50

CVT車に(NC-RF)&(ZZ51改)圧送式交換

 

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(NC-RFでプレ洗浄後)

 

 

 

 

 

NC-RFからZZ51改に再セットして、

もう一度圧送式交換。

 

 

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(ZZ51改の色は朱色です。)

 

 

 

 

 

しばらくの間はメーカー様・代理店様のご協力により、

NC-RFの販売価格はアイシン(AFW+・CFB)と

同等のキャンペーン価格にしていただきました。

 

よってプレ洗浄フルードをアイシンからNC-RFに変更しても、

お値段据え置きとなっています。

 

 

 

 

 

 

またNC-RFは今のところ全国で弊社のみの

取り扱い品となっています。

 

オールNUTECでATF圧送式交換を

希望される方はどうぞご相談くださいね。

 

 

(既にご予約を頂いている方は入庫時にご案内しますので、

当日に変更可能です。)

 

 

 

ATF交換の御見積・ご予約は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

アイシンAFW+でATF完全圧送式交換。  汚れて劣化したATFをキレイに確実に交換しましょう。

先月からATF交換の依頼が多いですね~。

そこでこんな会話がお客様とありました。

 

 

 

(最近ブログを見てると

NUTECニューテックの高価なATFばかりを、

皆さん使用されていますよね??)

 

 

(純正同等ATFのアイシンAFW+のみの方は少ないのですか?)

 

 

 

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たしかにATF交換の紹介では

ニューテック(ZZ51改)(NC-65)がよく登場しますが、

純正同等油のアイシンAFW+を本命ATFに

選ぶ方もおられるのでご安心下さい。

 

 

 

そこで最近作業したアイシン精機 AFW+での

ATF完全圧送式交換を紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

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京都市からお越しいただいたのは、

トヨタ セルシオ UCF30

走行距離 11万キロ

 

 

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試運転をしてATFをチェックし、

オイルパンを外して洗浄します。

 

ATFストレーナーを交換して、

オイルパンガスケットも交換しました。

 

 

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ATFを補充しエンジン始動で完全暖機。

 

まずはプレ洗浄。

アイシンAFW+でイッキに全量を交換しますね。

 

 

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奥にみえる新油と比べるとマダマダですが、

廃油と比べれば少しキレイになりましたね。

 

 

15分間アイドリングを続けて、

もう一度AFW+で圧送式交換を行います。

 

 

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ここまでキレイになれば、

次回推奨交換距離は4万キロです。

 

 

 

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岸和田市からはマークX GRX130

走行距離6万キロ

 

アイシンAFW+で圧送式交換

(オイルパン洗浄・ストレーナー交換含む)

 

 

 

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オプション整備

・スロットル清掃&学習値初期化。

・デフオイル交換はNUTEC ZZ31 75W85

 

 

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NUTEC 部分化学合成ギアオイル

ZZ-31も常時在庫しています。

 

 

ATF交換と同時にどうぞ~。

 

 

 

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大阪府堺市からはレクサス LS460

USF40 走行距離53690km

 

 

 

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・アイシンAFW+でATF圧送式交換。

・デフオイル交換はZZ-31

 

 

 

 

 

 

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兵庫県姫路市からはハイエース。

RZH112V 走行距離 18万キロ

 

 

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オイルパンは洗浄してストレーナーも交換。

 

アイシンAFW+で全量圧送式で交換しました。

 

 

 

 

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徳島県からはレクサス LS460 USF40

走行距離48500km

 

アイシンAFW+でATF交換。

デフオイル交換はZZ-31.

 

 

 

 

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走行距離5万キロから18万キロまで

さまざまな走行距離の車両が入庫しました~。

ありがとうございます。

 

 

 

ATF交換のご予約やお問い合わせは

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

(1日1台入魂 完全予約制)

 

日中は作業に集中しているため

TELやアポなし来店での対応は難しいので

どうぞご協力お願いします。

 

 

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

京都府 アルファード MNH15W リフレッシュプラン。  サスペンション&ブレーキ整備・ATF交換&エアコンリフレッシュ。

京都府からお越しいただきました。

アルファード MNH15W 4WD

走行距離 119,300km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

http://minato-motors.com/refresh/

 

 

 

 

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・現状の乗り心地が悪く カーブでのロールが大きい。

 

・ディーラー点検ではリアのアクスルブッシュが破損と、

O2センサー不良の警告灯点灯が車検NGと言われたそうです。

 

 

 

 

入庫後に問診をしお車をお預かりしました。

(代車で一度京都に帰宅。)

 

 

 

まずは試運転してから、

ホイールアライメントテスターで測定し、

排気ガステスターで燃焼状態をチェック。

 

 

 

 

車両全体を点検をして、

おすすめの整備プランを提案しました。

 

 

そこから相談しながらどの箇所を整備するのかを、

予算に合わせて決めていきます。

 

 

 

 

それでは作業の様子を紹介しますね。

 

 

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まずは車検不合格になるエンジン警告灯が

なぜ点灯しているのかを調べました。

 

 

 

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O2センサーB2S1 のヒーター不良で、

センサーの活性が悪いですね。

 

 

バンク1のO2センサーの波形は大きく揺れていますが、

不良のバンク2のセンサーは波形が動きが鈍いです。

 

 

ちなみにエンジンを2000rpmで1分ぐらい保持すると、

温度が上がり波形の上下が大きくなりました。

 

 

 

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純正新品O2センサーで交換。

 

 

O2センサーも消耗品ですから、

活性が悪い場合は交換をオススメします。

 

 

 

 

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アルファード定番のリアアクスルビームの

ブッシュが破損してますね。

 

 

ディーラーではビームASSYでの交換になると思いますが、

ビームの価格が高額がネックです。

 

 

弊社ではアクスルビームを下ろして

ブッシュのみを打ち替えて交換しています。

 

 

 

 

 

 

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ブッシュの位置決めをしてから、

SSTを駆使して交換しました。

 

 

同時にスプリングインシュレーターも交換します。

 

 

 

 

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フロント・リアともに

ブレーキパッドとディスクローターの当りが悪い。

 

 

これではブレーキの効きも

フィーリングも良くないですよね~。

 

 

 

 

 

 

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ディスクローターは研磨にて再生すれば、

今から10万キロは使えるでしょう。

 

 

ブレーキパッドも新品に交換します。

 

 

バックシムにはWAKO’S BPR

高耐久・耐熱グリスで今後4万キロはノーメンテで大丈夫。

 

 

 

 

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ガタがあったハブベアリングは油圧プレスと冶具を使用して、

入れ替えしました。

 

 

ロアボールジョイントも同時交換です。

 

 

 

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ブレーキキャリパーもO/H。

 

ピストンを抜き出すと結構錆が酷いですね。

 

 

 

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これぐらいの錆でメッキに腐食がなければ、

微細コンパウンドで磨きあげると十分再利用は出来ますよ。

 

 

前後のキャリパーをオーバーホールしました。

 

 

 

 

 

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エンジンマウント(液封入式)は3点交換と、

フロントロアアームも交換しますね。

 

 

信号待ち時の不快な微振動は、

マウント3点交換でほぼ無くなりました~。

 

 

 

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今回のアルファードはカヤバ ニューSRスペシャルをチョイス。

 

マウント・バンプ等の消耗品も同時に交換します。

 

 

 

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次はATFを交換します。

 

 

まずはオイルパンを外して、

ATFの状態をチェックします。

 

 

 

 

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磁石に付着した鉄粉を除去し、

オイルパンは洗浄してG/Kも交換します。

 

 

 

そこからATFチェンジャー(トルコン太郎)を接続して、

アイシンAFW+で全量交換しますね。

 

 

 

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交換効率の高い圧送式で全量交換し、

やっとココまでキレイになりました。

 

 

ATFが10万キロ無交換だと

なかなかキレイにはならないのですね。

 

 

 

それでは少し時間を空けてから、

もう一度全量交換します。

 

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ここまでキレイに入れ替われば、

アイシンAFW+の場合だと次回交換推奨距離は4万キロです。

 

 

 

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リアデフとトランスファのオイルも交換しました。

 

 

ガルフ プロガード 75W90 GL-5

 

中空ガスケットも交換して

トルクレンチでトルク締め。

 

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで

ACガスをメンテナンス。

 

 

デンゲン社エコマックスJrに接続し、

冷媒ガスを全量回収再生し再充填します。

 

 

内蔵タンクの精密ハカリで測定しながら、

重量管理でリチャージしています。

 

 

どうやら約190gほど規定充填量より

少なかったようですね。

エアコンメンテも数年に一度は必要ですよ~。

 

 

 

 

 

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アライメントリフトに移動して、

各アームブッシュを1G締付しました。

 

これでブッシュに不要なテンションを開放します。

 

 

 

 

そこから少し走行して、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

 

測定するとリア数値が良くないのですが

トーションビーム式は調整機能がありません。

 

 

そこでSPC社のリアシムを装着して、

なるべく基準値に近づけていきます。

 

 

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リアのブレーキやハブを分解して、

選択したシムを挟みこんで再組み立て。

 

 

4WDの場合はドライブシャフトがあるので、

結構手間が掛かるんですよね~。

 

 

 

少し馴染ませてから再測定し、

直進安定性重視で調整。

 

 

またタイヤが偏磨耗しないような数値で調整しました。

 

 

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

 

 

 

何月何日○○のブログは総額いくらですか?

と聞いていただけるとお伝えできますし、

むしろその方が助かります。

 

 

少人数で営業していますが作業の手が空いた時間を見つけて

毎日大量に届くメール返信や御見積をしています。

 

 

ざっくり作業費用をブログで参考にし、

リフレッシュ整備の予算を決めた方が結果的には話が早い。

 

 

 

コンディションが各車両で違うリフレッシュプランの場合は

メール問い合わせ時に詳細な御見積はあまり意味がないのです。

 

 

実際車両を診てみると予定作業の変更や

追加はよくありますので参考見積程度でよいかと思います。

(詳細な御見積は点検後に提示しています。)

 

 

 

 

 

 

逆にATF交換やDSCは事前見積が出来ますので、

そちらはすぐにメール返信が可能です。

 

どうぞご理解の程宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!