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スバル リニアトロニックCVTF 圧送式交換。 レクサス2車種も温度管理でフルード調整。 90℃から30℃まで下げますよ~。

愛知県からお越しいただいたのは

スバル フォレスター SJ5 H25年式

走行距離25000km

 

リニアトロニックCVTのフルード交換依頼です。

 

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試運転をしてCVTFの状態をチェックし、

チェンジャーとのホースを接続して圧送式交換。

 

交換効率の高い圧送式交換で全量をイッキに入れ替えます。

 

 

NUTEC ニューテックリンシングフルード

『NC-RF 仮名』でまずはプレ洗浄を行います。

 

 

 

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全量交換をしてここまでキレイになりました。

 

ここから15分ほどアイドリングし、

本命フルードで再交換しますね。

 

 

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ニューテックNUTEC 『NC-65』

 

100%化学合成ベース基油(エステル系)を贅沢に使用した、

おそらく市販品最強のフルードでしょう。

 

 

もともと高トルク大排気量を搭載車のミッション用フルードとして開発され、極圧性の高いDCTや多段ATをターゲットにしています。

高回転・高負荷を掛けるほどその真価が発揮されます。

 

 

実際にNC-65の開発に携わった方の話では、

(やれるだけの事はやったよ!!)と言わしめるほどの出来栄え。

 

 

 

極薄で強靭な油膜性能はもちろんスバル リニアトロニックCVTでも使用可能。(一部不適合もあり)

 

 

チェンジャーのペール缶を入れ替えて、

もう一度全量圧送式交換を行います。

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

最後に規定温度でレベル調整をしました。

 

 

オールNUTECフルード (NC-RF仮名)&(NC-65)を使用した、フルード圧送式交換が出来るのは全国でも弊社のみになります。(今のところは・・・。)

 

 

 

 

NC-RFについてはこちらのブログで紹介しています~。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

NUTECリンシングフルードとドラム缶に印字されていますが、

ブログを書く都合上文字数は少なくor略称がよいので、

私が勝手に名付けて(NC-RF仮名)としています。

 

 

 

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次に入庫したのは

レクサス LS600h ハイブリッド UVF45

走行距離42300km

 

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こちらはハイブリッドCVTのフルード交換等を依頼されました。

 

 

 

 

 

 

 

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このHV用CVTはオイルパンを洗浄してからの

希釈式交換でキレイにします。

 

 

また機械式・電動式フルードポンプを強制作動させ、

圧送式交換に劣らない交換効率を実現しています。

 

 

 

 

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交換するたびにフルードが

キレイになっていくのが分かりますね。

 

 

定期的に交換すれば少ないフルード量でキレイになりますし、

予防整備にも有効です。

 

 

 

 

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リア デフオイル&トランスファオイルも交換します。

 

NUTEC NC-70 全化学合成ギアオイル 75W90

 

 

 

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エンジンオイル以外のオイル類も定期的交換しましょう。

 

 

 

 

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愛知県からお越しいただいたのは

レクサス IS-F USE20

走行距離 101400km

 

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オイルパンを脱着洗浄してから

ATF圧送式交換を行います。

 

使用するATFはプレ洗浄のNC-RF、

本命ATFにNC-65。

 

 

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ここまでキレイになれば

次回交換推奨時期は約6万キロになります。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

今回登場した車両のフルードレベル調整は

温度管理式になります。

 

 

フルード油温をモニタリングしながら

車種指定の規定油温範囲内でフルードの量を調整します。

(フルード量は多すぎ、少なすぎもNGです。)

(膨張率も大きいので10℃違うと量も変わります。)

 

 

 

この作業自体は年間百台以上の交換作業をしている弊社では、

あまり難しいものではありません。

 

 

問題は規定温度まで素早く冷却し、

確実に日帰りで納車出来るかに掛かっています。

(もちろん実作業はノーミスで手際よく。)

 

 

 

 

 

LS600hの規定フルード油温は30℃から40℃。

 

外気温40℃近い工場内室温で90℃以上あるフルード油温を、

上記範囲の温度まで冷やすのは結構大変!!

 

 

毎年この時期はいかに早く冷却するかがポイントなのですが、

これも何年も前から実績を重ねていますので

まったく問題なく行えるようになっています。

 

 

 

指定時間に入庫してもらい、納車時間をお知らせしています。

その間は代車&電車で大阪観光が出来るので

近畿圏外からの来店率が多いのはそんな理由もあるのでしょうか。

 

 

 

弊社目の前の阪和線JRもず駅から約30分で

大阪中心部のキタ・ミナミ・天王寺に到着しますよ~。

 

大阪観光のついでにどうぞお越しいただけると幸いです。

 

 

 

 

ATF交換のご予約・御見積はHP(お問い合わせフォーム)から

お待ちしていますね~。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

ニッサン セレナC25 リフレッシュプラン。 不満な点はサスペンションからの異音とエンジン微振動!!匂いも少し気になります。 

大阪府北部(滋賀ナンバー)からお越しいただいたのは

ニッサン セレナ C25  走行距離10万キロ

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

ユーザーの車両不満点や気になるところ

 

・これまで故障も無く10万キロ突破、これからも長く使用したい。

 

・最近エンジン・足回りからの異音や振動が気になる。低速での旋回時に異音や停車中にボディへ伝わるアイドリング振動。

 

・クーラーの効きが以前より悪い??かも。

 

 

そんな風なメール相談から、日程を調整し入庫していただきました。

 

 

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問診で整備の方向性と作業説明をある程度を話し、気になる事があればご質問をどうぞ~とお聞きすると・・・・。

 

 

『最近エンジンからの匂いが気になります。』

『伝えにくいが古い車のような匂い』だそうで・・・。

 

 

 

古い車をイメージする匂いなら??

 

・オイルが漏れて高温部で焼かれた匂い??

・ゴムベルトが緩み滑って焦げた匂い??

もしくはLLCが漏れた独特の甘い匂い??

 

 

問診を終えてエンジンルームを確認すると、LLCが漏れた甘い独特の匂いがしていました。

 

 

 

数ヶ月前にGSでラジエターリザーバータンクにLLCを補充したそうですが、現在のタンクは空っぽ。

 

そしてラジエターにLLCを補充すると1Lほど注入できました。

 

 

 

 

次に確認するのは、

満水にしキャップを閉め、少しの間アイドリングを維持。

 

するとバンパーの下からLLCが少しずつ漏れてきましたね~。

(グリルから覗くとアッパータンク前側から漏れ確認)

 

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この場合の心配はどこまでダメージが及んでいるのか?

ラジエターまでか?サーモスタットまで??

エンジンのヘッドガスケットが抜けているのか??

 

 

 

キャップを開けLLCのエア抜き作業をし、出てくる気泡の状態をチェック。

 

回転数を高めに維持し気泡がいつまでも出てくるようだと、エンジンはほぼアウト。(ヘッドG/K抜け またはヘッドの歪み)

 

幸い通常のエア抜き時の量しか気泡が出てこないので、次のステップに移ります。

 

 

 

 

 

 

ラジエターを交換しキャップを閉めて、エンジンを暖機し冷却ラインに内圧を掛ける。

 

エンジンが本当に大丈夫か?を再確認します。

 

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・コンデンサーとの隙間をスポンジで埋めて、冷却効率の補強。

・振動を吸収する上下4点のブッシュも交換。

・ホースとサーモスタッドも、もちろん交換します。

 

 

 

 

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LLCを圧送式で全量交換し、LLC再生強化剤を注入。

 

 

エア抜き作業をしエンジン燃焼室から冷却ラインに、CO2が混入してるか?を検査キットでリークテスト。

 

 

 

 

 

 

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エンジンヘッドG/Kが抜けていれば、上側の青い液が黄色に変わりますが・・・・。

 

今回は変化が無かったのでエンジンはセーフ。

 

 

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ラジエターキャップを閉めてから全開走行をし、冷却ファンの作動点検。

 

95℃~102℃の間でファンのON・OFFが切り替わり、エアの吹き返しもなかったのでラジエター系の修理はとりあえず終了。

 

 

 

この結果からオーバーヒート暦は無く、慢性的なLLCの高温状態も無かったと想像しました。

 

もう少し入庫が遅く冷却不足による高温状態が慢性的に続けば、もしかするとエンジンのヘッドG/K抜けになっていたかもしれませんね。

 

 

 

 

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そこからいつものように車両点検をして、リフレッシュ整備プランを制作。

 

ユーザーさんと相談しながら、予算に合わせた内容で整備を始めます。

 

 

事前アライメントを測定し、排気ガステストで燃焼状態をチェック。

 

 

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バッテリーアナライザーで発電・充電状態も確認しました。

 

バッテリーは劣化しており要交換ですので、後日交換してくださいとお伝えしました。

 

 

 

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予約時に前金をいただいて取寄せていた、カヤバ製ショックアブソーバー ニューSRスペシャル。

 

 

フロントロアアームのブッシュも亀裂があり、アームはASSY交換を予定しています。

 

 

 

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リアはショックアブソーバーと、上下のスプリングインシュレーターを交換しました。

 

 

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エンジン・CVTを支えているマウントインシュレーターは全数交換しました。

 

深い亀裂が入り硬化したブッシュでは、振動を吸収できなかったようですね。

 

 

 

 

 

 

 

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Pレンジ Dレンジでも激しい振動がボディに伝わっていたので、これぐらいの距離になると交換をオススメしています。

 

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サブフレームとボディとの結合部にもブッシュがあるのですが・・・。

これがよく破損していて走行時にガタゴト異音が発生します。

 

 

このブッシュ破損はメーカー保証延長で新車から5年が9年に延びていますが、すでに11年目なので保証対象外。

 

 

 

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サブフレームの下側に市販のドーナツ状ゴムスペーサーを装着し、安価に症状を軽減させる方法もありましたが、今回はサブフレームASSYを新品交換する事になりました。

 

 

 

すでにロアアームまで分解しているので、サブフレームを追加で交換してもそんなに大きな工賃は掛からない。

またサブフレームも予想より安価だったので、ユーザーさんと協議してASSY交換を選択しました。

 

 

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サブフレームをボディから外すと、ポロッとブッシュが落ちてきました。

 

ニッサンもブッシュのみ供給してくれると、ユーザー負担も減るのですが・・・。

(ニッサンの場合はあまりブッシュのみの供給は少ないですよね。)

 

 

 

 

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フロントスタビライザーのブッシュを交換して、サブフレームをボディに装着。

 

FrロアアームもASSYで交換しました。

 

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ブレーキ系・ハブベアリング・ドライブシャフトなどは、次回の整備機会にとアドバイスをさせていただきました。

今回はまだ使えるので保留とします。

 

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ファン・ACベルトはベルトに亀裂があるので、こちらは交換しますね。

 

 

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CVTFも交換します。

 

オイルパンを脱着洗浄してストレーナーも交換しました。

 

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セレナに搭載されるジャトコ製の密封式CVTは、弊社ではCVTFの圧送式交換をしていません。

 

 

技術的には問題なく出来るのですがそうする事によるデメリットの方が大きいと判断しましたので、弊社では希釈式での交換方法をオススメしています。

 

交換効率の高い圧送式交換も良いのですが、CVTの構造を考慮した希釈式での交換方法でもキレイに入れ替わりますのでご安心ください。

 

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デュアルエアコンの冷媒ガスをリフレッシュ。

デンゲン社エコマックスJrに接続し、規定充填量をセットします。

 

同時にNUTEC NC-200も機器にセットして、スタートボタンを押せば後は全自動。

 

 

 

冷媒ガスを全量回収・再生・再充填。

内蔵重量計で冷媒を測りながら、15分ほどで終了します。

 

約220gほど冷媒ガスが少なかったようですね。

 

 

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最後にホイールアライメントを調整して、試運転を行い最終チェック。

 

 

約2週間で無事納車となりました。

(週末預かりの翌々週の週末納車という感じです。)

 

 

 

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本日もミナト自動車自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

連日の猛暑日で工場内の気温は約40℃。

 

 

流行のファン付空調服(風神服)を購入しましたが、

それでもやっぱり暑いです。

 

オーバーヒートには要注意ですね。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

マツダ スカイアクティブ2.2D DSCで煤除去作業&ATF圧送式交換。 陸送プランも好評です。 発信元はこのブログのみですよ~。

マツダ スカイアクティブーディーゼル2.2D搭載車の

アクセラ CX-5 アテンザが全国各地から

ゾクゾク入庫していただいてありがとうございます。

 

 

 

北は北海道から南は宮崎県。

 

思い返してみるとSKY-DへのDSCで、

まだ来店がないのは青森・高知・鹿児島・沖縄ぐらい??

 

あと4県で全国制覇??になるのかなと・・・。

 

 

 

 

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今回入庫していただいたのは、

福岡県からCX-5 KE2AW H24年4月

走行距離61100km

 

 

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

・インタークーラー洗浄

・カーエアコンリフレッシュα for NC-200

上記4点を依頼されました。

 

 

また往復を陸送プランを利用しご入庫いただきました。

 

 

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好評の陸送プラン  流れを簡単にご説明しますね。

 

・予約時に陸送希望と教えて下さい。御見積をします。

予算に合えばご用命ください。

 

・日時を決めて陸送会社の最寄営業所に搬入していただきます。

(問い合わせ番号)をお知らせしますので受付で申告してください。引き取りではなくユーザー直接搬入の方が安いです。

 

 

・早くて4日、遅くて1週間ぐらいで弊社に到着します。

・依頼されたDSCやATF交換を実施し再陸送します。

 

作業内容は全て画像に残し納品書と一緒にお渡ししています。

また作業代金と陸送費用は予約時に全額を銀行振込していただきます。

 

 

 

陸送費用は一般価格でのご請求ではなく、

業者割引を適応した金額になりますので結構安く提供しています。

 

 

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エンジン周辺のハーネスやパイプ等に埋もれている

インテークマニホールドを手際よく外します。

 

多数の部品の奥の奥にあるので、

慣れていないと手間取るでしょう。

 

 

インテークマニホールドとスロットルをパカッと離すと・・。

 

 

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結構煤が溜まっていますね。

半分ぐらいは経路が狭くなっています。(吸気抵抗増)

 

 

試しにアイドリング状態で左ヘッドライト上にある吸気導入口を

手で半分ほど塞いでください。

 

エンジンの音が大きく変わると思います。

 

吸気抵抗が増えてE/Gが唸っているのですが、

これとよく似た事が煤蓄積により起きています。

 

 

 

 

SKY-Dをお乗りでない方は

掃除機の口を半分手で塞げば擬似体感できますよ。

 

非常に簡単に噛み砕いて説明すれば、

こんな感じですかね。

 

 

 

 

 

よく誤解されるのがこの状態はEGRの煤が、

EGR系統で詰まっているのではないのです。

 

 

(EGRの煤が吸気系統で詰まっている。)のです。

 

 

その弊害は吸気抵抗が増えるだけではなく、

多岐に渡るのですが文章が長くなるのでまたの機会に。

 

 

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逆にエンジンの吸気ポート側には

煤の蓄積は少なかったです。

 

1・インテークマニホールドの入り口に集中して蓄積する

2・インマニ出口とE/G吸気ポート側にゴッソリ蓄積する

3・両方にモリモリと蓄積する

 

使用環境・メンテ頻度・アクセルワーク等で

蓄積する箇所と症状が変わります。

 

 

3つの蓄積パターンを弊社では確認していますが、

今回のCX-5はインマニ入り口に蓄積する1のパターンでした。

 

 

 

 

kkkk

 

弊社オリジナル整備のDSC

 

ドライアイス洗浄機を使用し、

数種類のDSC専用ノズルとアダプターを使い分けて

固着した煤塊を完全除去します。

 

 

柔らかいドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

エンジンにノーダメージで短時間に完璧に。

 

 

 

ガソリン直噴エンジンのインテークバルブに固着する強固なカーボンを除去するために弊社が開発した整備。 その応用版です。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

 

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ここまで完璧な除去作業を一泊二日でできるのは、

おそらく弊社のみだと思います。

 

 

どうしても日帰り弾丸整備をご希望の方は、

予約時にご相談くださいね。対応できますよ~。

 

 

 

吸気系統は新車時と同じ蓄積が無い状態に戻ります。

 

 

 

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ターボ車の性質上インタークーラーへのブローバイオイル流入は避けられません。

 

溜まっちゃったものは定期的な排出を。

オイルと煤が合流し固着蓄積が加速します。

 

 

 

オプション整備の(インタークーラー洗浄)

オイルまみれだったインタークーラー内部も洗浄剤で洗い流し、

ガスケットも交換して再装着します。

 

 

 

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各ガスケットを交換して元の状態に組み立て。

 

冷却水を注入してエンジン始動。

 

完全暖機をしながら冷却水のエア抜き作業をして、

同時に各学習値をリセットします。

 

最後に燃料噴射量補正を再学習させてDSCは完了です。

 

 

 

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次はATF圧送式交換。

 

 

スカイアクティブ密封式6速ATのATFを、

交換効率の高い圧送式で交換します。

(圧送式を可能にするオリジナル専用アダプターを装着。)

 

 

 

 

使用する高性能ATFチェンジャーは

もはや説明をする必要の無いほど有名な(トルコン太郎)

 

そしてプレ洗浄用のATFは(NUTECニューテック NC-RF)

 

 

 

弊社の要望から誕生したNUTECリンシングフルードで、

現在弊社のみの取り扱い商品になります。

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

 

 

 

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規定容量を全量交換でプレ洗浄し、

ここまでキレイになりました。

 

6万キロも走行すると

結構ATFは汚れて劣化もするのですよね~。

 

 

約15分このままアイドリングし、

次は本命ATFでもう一度交換しますね。

 

 

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NUTEC ニューテック 『NC-65』

全化学合成ATF(エステル系)

 

ローフリクション・ハイパフォーマンス

おそらく市販ATFでは最強の油膜性能でしょう。

(ただビックリするほどフルード単価が高額・・・。)

 

 

それでも弊社ではリピート率が異常に高く、

今ではNC-65での交換が9割を占めています。

 

 

NC-RFが誕生してからは、

さらに指名が増えました~。

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は6万キロ。

ガンガン負荷を掛けていただいても大丈夫ですよ~。

(ディーゼルのトルクを存分に楽しんでください。)

 

 

最後に規定温度でフルードレベル調整をしました。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで

AC冷媒ガスをリセット。

 

年々減少する冷媒ガスを全量回収し、

高密度除湿フィルターでろ過再生。

 

真空引きで配管内の水分・空気を除去し、

重量管理で冷媒ガスを再充填。

 

同時に劣化したコンプレッサーオイルを強化するため、

NUTEC NC-200も同時注入します。

 

 

 

 

490gの冷媒量に対して、

150gほど充填量が少なかったようですね。

 

全ての作業を完了すれば、試運転をして最終チェック。

 

無事作業が終わりましたので陸送手配をし、

オーナーさんに作業終了の報告をしました。

 

 

 

弊社から福岡の陸送営業所に輸送し、

問い合わせ番号を申告して引き取りとなります。

 

 

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兵庫県から来店されたアテンザワゴンは、

ATF交換&DSCを一泊二日で作業しました。

 

 

近郊の方や大阪観光も楽しまれる方は、

自走で入庫し代車もお貸ししています。

 

 

 

 

 

DSCもATF交換もカーエアコンリフレッシュαも

車両を長く良い状態で使用するための予防整備です。

 

 

使用すれば経年劣化する愛車を

少しでも良い状態でキープするには

車両メンテナンスは不可欠だとアナウンスしています。

 

 

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

最近YouTube経由の弊社ブログアクセスが増えてきたので、

どうなっているのか??調べてみると・・・。

 

どうやら知らない人に弊社ブログを無断で使用され、

動画風に編集しYouTubeに投稿されていました。

 

 

 

こういうのはどう対応したらよいのでしょうかね??

(誹謗中傷されている訳でもなく、むしろ宣伝してるし・・・)

 

 

モラルというかマナーの問題なんでしょうが、

YouTubeなんてそんなもんだと思っているので、

困ったね~と思っています。

 

 

 

 

それ繋がりでもう一つ。

 

今まで多くの雑誌編集社からアプローチがあり、

DSCの取材をさせて欲しいと言われるのですが、

全て(ゴメンナサイ)しています。

 

 

雑誌等からの情報発信は誤解を招く表現や言葉があっても

弊社側に編集権がほとんど無いのが理由です。

 

雑誌などは一度世に出ると訂正や弁解をする事が出来ないので

まあ仕方がないですよね。

 

 

 

 

今の時代間違った事を発信すると、

弊社以外の方にもご迷惑が掛かるので

そこは慎重にしたいと思っています。

 

 

 

 

弊社からの情報発信はこのブログのみに限定しています~。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

レクサス RX450h リフレッシュプラン。 10年10万キロに一度はガッツリ整備でリフレッシュ。 

愛知県からお越しいただいたのは、

レクサス RX450h GYL15

H21式 走行距離115700km

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

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メールからのご相談をいただき入庫してもらいました。

 

・大きな不具合は無いがまだしばらくは使用したい。

・新車時から比べて乗り心地が悪い。

問診時にお話をして整備の方向性を確認しました。

 

 

 

試運転をすると腰高なSUVに

劣化したサスペンションが相まって、

不安定な乗り心地が素直な感想。

 

高速走行での安定性も悪いと思います。

 

 

 

オーナーさんは問診後に家族と大阪観光をして、

一度お帰りになられました。

 

 

 

試運転後に事前アライメントを測定し、

各部を点検しますね。

 

 

 

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点検結果から弊社が推奨する整備と、

ユーザーさんが希望する整備を合わせた整備プラン見積を制作。

 

 

メール・TELで整備内容をご説明させていただきました。

予算に収まる範囲だったのですぐにOKをいただき

早速作業を始めます。

 

 

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事前に発注していたサスペンション系から整備します。

 

周辺部品をイッキに分解しました。

 

 

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フロント&リア ショックアブソーバーや、

アッパーマウントやスプリングインシュレーターなどの

ゴム部品をサクサク交換しました。

 

 

そしてロアアームASSYとE/Gマウント3点も、

オール純正品で同時交換ですね。

 

 

 

 

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車検基準でも不合格になる

スタビライザーリンクロッドのブーツ破損。

 

 

このタイプのサス形状ではよく破損しているので、

Fr左右とも交換しました。

(リアは無事です)

 

 

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負荷の掛かるFrドライブシャフトのO/Hは、

IN・OUTブーツを外しシャフトを洗浄してから組み付けます。

 

中に充填していたグリスは劣化してトロトロに。

粘度が落ちて油膜が低下すると磨耗と異音が発生しますよ~。

 

 

 

また右シャフトの中間ベアリングも異音予防に交換しました。

 

 

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フロントハブベアリングも圧入交換。

油圧プレスで入れ替えます。

 

 

またロアボールジョイントも同時交換しますよ~。

 

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ブレーキキャリパーもO/Hして、

ディスクローターは研磨再生し耐熱塗装。

 

 

ブレーキパッドも前後交換しますね。

 

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スキャンツール(G-SCAN)を接続して、

ブレーキフルード交換とLLC圧送式交換。

 

 

 

HV車の場合はスキャンツールから強制的に信号を送り、

ブレーキ動かしてフルードを交換します。

またLLCも整備モードでエンジン始動させ全交換します。

 

HVインバーター用LLCは

再生剤を注入してリフレッシュしました。

 

 

 

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・フロントCVTフルード交換

・リアHVモーターフルード交換

 

アイシンAFW+でキレイに入れ替えました。

 

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吸気系もリフレッシュ。

 

エアエレメントを交換し、

電子制御スロットルは清掃してから初期化します。

 

 

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整備リフトからアライメントリフトに移動して。

各ブッシュボルトを1G締付。

 

 

そこから軽く試運転をしてサスペンションを馴染ませてから、

ホイールアライメントを測定・調整します。

 

 

 

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ハンター社 ホイールアライメントテスターWA470

ビシャモン マルチアライメントリフト ロング

 

 

高精度&高性能アライメントテスターでの測定は、

リフトの水平レベルも高水準での確保しています。

(毎年公正テストを実施済み。)

 

 

 

サスペンションを組み付けただけなので、

そのままだと数値はバラバラですね。

 

ここからじっくり調整していきます。

 

 

 

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最後に試運転をしてリフトアップし最終チェック。

 

オイル漏れや締付確認。

アンダーカバーやE/Gカバーを装着。

 

 

ユーザー様にお連絡をして納車となります。

 

 

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作業中はデジカメで撮影し続けているので、

リフレッシュプラン時には平均150枚ぐらいは

画像を保存しています。

 

 

 

納車時にはその画像をお見せしながら、

整備内容を分かりやすく説明させていただいています。

 

 

また記録簿はもちろんですが

画像が必要な方にはお渡ししています。

 

 

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(リフレッシュプランはおいくらですか?)と、

よくメール問い合わせをいただきます。

 

過去の整備暦や使用環境によって

整備する箇所が大幅に変わりますし、

予算や今後の使用状況でも内容は変わります。

 

 

そこで予算を決める参考に過去に作業したブログと

その時の総額費用をメールに添付して返信しているので、

(○○年△△月の※※※のブログ整備はいくらですか?)と

聞いていただいた方が非常に助かります。

 

(それで整備ボリュームに対した費用が想像できると思いますので。)

 

 

 

 

結構、見積制作って想像以上に時間が掛かりますし、

実車を見ずの概算見積は経験上あまり意味がないですよ~。

 

正確な御見積は入庫してからの点検後にお伝えしていますので、

予約時にはザックリとした予算で良いかと思います。

どうぞご理解の程宜しくお願い致します。

 

 

 

設備入れ替え・土間工事が無事終了。 7月1日から通常営業に戻れました!!

2週間ほど全作業をストップして行った、

設備入れ替え工事が無事終了しました。

 

 

工場建物内3分の2の土間をやり直したので、

リフト設置後の後片付けだけでも大変。

 

まだ全てが元の配置には戻っていませんが、

通常営業にやっと戻れそうです。

 

 

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今回の土間工事とリフト入れ替えは、

自動車整備機器販売の㈱イヤサカ 大阪さんに依頼しました。

 

アライメントリフトの時もお世話になりました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=10832

 

 

 

暑い中作業してくれた職人さんもありがとうございます。

非常にキレイに仕上げていただいて感謝です。

 

 

 

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ビシャモン2柱リフトを撤去し、

薄型テーブルリフトのGリフトを移設して、

2柱リフト跡に配置転換しました。

 

 

 

アーム付テーブルリフトのファンタスリフトを

Gリフト跡に新設しました。

 

これで2t強のランクルなどの4駆系から、

LSのロングボディ・ハイエーススーパーロングまで、

車種問わずにリフトアップが可能になりました。

 

 

 

 

 

 

これでリフト待ちも無くなり、

予約スケジュールが組みやすくなるでしょう。

 

 

混雑していた予約待ちの状態が少しは緩和するかなっと。

 

7月からボチボチ作業を再開しますね。

HAPPY CAR LIFE!!