minatomotors のすべての投稿

レクサス GS-F ATF完全圧送式交換。 トルクベクタリングデフのフルードも同時交換。 純正以上をお求めの方に!!

s-IMG_7139

 

 

大阪市からお越しいただいたのは、

レクサス GS-F URL10 走行距離34000km

 

 

ATF完全圧送式交換の依頼です。

 

s-IMG_7133

 

GS-FのATFはトヨタ アクアやプリウス等と同じ、オートフルードWSを使用しています。

 

 

さすがにGS-FのATFに安価な純正ATFでは、(物足りなさ)と(頼りなさ)を感じたそうで・・・。

 

 

今回は全化学合成基油(エステル系)を贅沢に使用しているNUTECニューテック ハイパフォーマンスATFでの交換依頼がありました。

 

 

s-IMG_4094 s-IMG_4095

 

8速ATのオイルパンからATFを取り出して、フルードチェックを行います。

 

 

まだ走行距離3万キロなのでフルードはキレイですが、他の3万キロの車両と比べると汚れている部類に入るでしょう。

 

 

結構ATFを酷使する運転が多いようですね。

 

s-IMG_4098 s-IMG_4101 s-IMG_4103

 

オイルパンの底にある磁石にも鉄粉が多めに付着。

 

 

緩やかな運転をしているならこんなに鉄粉は付着していないので、やはりガンガン飛ばしているのでしょう。

(もともと穏やかに走る車ではないですからね。)

 

 

 

油膜強度の低い純正ATFでは、トルクに耐えれないのだと思います。

 

 

s-IMG_4109 s-IMG_4115

 

 

オイルパンを洗浄してガスケットも交換。

 

ATFストレーナーも交換して再組み立てしますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_0916 s-IMG_1024

 

 

NUTECニューテック謹製 リンシングフルード(NC-RF仮名)

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

弊社の提案から開発していただいたNC-RF(無色透明)で、

まずはプレ洗浄を行います。

 

 

ATFチェンジャーを接続してから、

全量を一気に圧送式で交換しますね。

 

 

 

 

s-IMG_4133

s-IMG_4137 s-IMG_4139 s-IMG_4143 s-IMG_4145 s-IMG_4147 s-IMG_4148 s-IMG_4151

 

走行距離が浅いのでここまでキレイになりました。

 

 

しかし純正ATFは赤色に着色されているので、

色味はなかなか取れないですね。

 

 

このまま15分ほどアイドリング状態で待機します。

 

 

s-IMG_4156

 

本命に使用するATFはNUTEC NC-65

 

もはや説明する事もないでしょう。

市販ATF最強クラスの油膜性能を誇るNUTEC最高峰のATF。

 

 

 

 

1Lあたりのお値段にはビックリしますが、

リピート率は非常に高い。

 

 

極薄で強靭な油膜性能は、

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

高温・高回転・高負荷時に本領を発揮しますが、

耐熱性が非常に高いATFなのでストリート走行レベルでは、

なかなか劣化しません。

 

 

ATFのロングライフ化にも貢献しますよ。

それではもう一度全量圧送式で交換しますね。

 

 

s-IMG_4157 s-IMG_4159 s-IMG_4161 s-IMG_4163 s-IMG_4165 s-IMG_4169 s-IMG_4173

 

キレイに入れ替わりました。

 

 

ここまでNC-65でキレイにすれば、

次回推奨交換時期は6万キロとお伝えしています。

 

 

高い初期性能が長ーく続きますよ~。

 

 

 

s-IMG_7126

 

 

デフオイルもNUTECで交換します。

 

 

GS-Fのリアデフにはトルクベクタリングデフが搭載。

こちらのフルード・オイルも同時に交換します。

 

 

s-IMG_7127 s-IMG_7128

 

 

 

・リアデフオイル  NUTEC UW-76 75w140

・TVDフルード  NUTEC NC-65

 

 

s-IMG_4198 s-IMG_4202 s-IMG_4205 s-IMG_4208 s-IMG_4210 s-IMG_4211 s-IMG_4215 s-IMG_4217

 

 

 

ACコンプレッサーのオイルも強化します。

 

カーエアコンリフレッシュαと同時にNUTEC NC-200を注入。

 

 

 

s-IMG_4220

s-IMG_4223 s-IMG_4224 s-IMG_4225 s-IMG_4227

 

 

 

最後にATFを冷却し規定温度でATFレベル調整をしました。

 

作業時間は約6時間。

朝10時の入庫で夕方16時頃の納車予定です。

 

 

 

 

夏になり外気温が35度を超えてくるとATFの冷却に時間が掛かりますが、最近は涼しくなってきたのでこれぐらいの時間で作業が完了します。

 

 

s-IMG_7147 s-IMG_7129 s-IMG_7154
s-IMG_7277 s-IMG_7281

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATF交換の御見積・ご予約は

HPお問い合わせフォームからお待ちしています。

 

車種・年式・モデルによって、

ATFの交換方法も使用オイル・フルードも違いますよ~。

 

 

必要事項を記入し送信してもらえれば、

数日以内にはお返事をさせていただいています。

 

お手数ですがどうぞ宜しくお願い致します。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニッサン ステージアNM35 リフレッシュプランその2。 ATF圧送式交換・デフキャリアブッシュ交換・ブレーキリフレッシュなどなど。

前回ブログから引き続いてステージアの

リフレッシュプランの整備内容を紹介したいと思います。

http://minato-motors.com/blog/?p=19761

 

 

東京都からお越しいただいたのは、

ニッサン ステージアAXIS NM35

H17年式     V6直噴エンジン VQ25DD

走行距離 3万キロ

 

 

直噴エンジンの吸気系に蓄積する煤カーボンを、

DSCで完全除去ができました。

 

 

次はニッサンFR系に多いデフキャリアブッシュからのオイル漏れを整備します。

 

 

s-IMG_6567 s-IMG_6568 s-IMG_6571

 

 

リアデフを支持しているマウントブッシュ。

液体封入式のゴムブッシュからオイルが漏れてきてますね。

 

 

よく破損するブッシュなのですが

純正ブッシュのみの部品供給は無く、

サブフレームASSYでしか交換できないそうです。

 

 

今回は純正ブッシュでの交換を諦めて、

ホワイトラインの社外ブッシュを使用しました。

 

 

s-IMG_6573 s-IMG_6574

 

 

まずは車体からデフを降ろします。

そこからSSTを使用してサブフレームから

ブッシュを抜き取りますね。

 

 

s-IMG_6575 s-IMG_6581 s-IMG_6580

 

 

デフにも左右2個のブッシュが装着してありますので、

こちらもSSTを使用して交換しました。

 

 

s-IMG_6583 s-IMG_6584 s-IMG_6585

 

 

ガッチリ圧入されていますが、

複数のSSTがあれば問題なく交換は可能。

元の状態に組み付けました。

 

 

 

 

次はブレーキ関係をO/Hします。

 

 

キャリパーを外してピストンチェック。

錆腐食の虫食いもなく良好、

キャリパー一式をキレイに洗浄しました。

 

 

s-IMG_6592 s-IMG_6593 s-IMG_6594 s-IMG_6610

 

 

ピストンシールやダストブーツは、

専用グリスを塗りながら正確に装着していきますね。

 

 

s-IMG_6608

 

 

キャリパーのホルダー側もリフレッシュ。

スライドピンのグリスを洗い流して、

新しいグリスを注入しダストブーツも交換しました。

 

 

s-IMG_6614 s-IMG_6615 s-IMG_6616 s-IMG_6619 s-IMG_6620 s-IMG_6621 s-IMG_6622

 

 

 

ディスクローターも研磨して再生。

ブレーキパッドとディスクローター面が均一に接していないと、

その分だけ制動力は落ちますからね~。

 

 

s-IMG_6588 s-IMG_6589 s-IMG_6590

 

 

 

 

スター社のディスクローター研磨機にセットして、

軽く1回削りますね。

 

 

s-IMG_6597s-IMG_6599s-IMG_6600s-IMG_6602s-IMG_6603

 

 

1回目の研磨でローター面の凹凸や歪みが目視出来ました。

限度厚みを十分残しながら均一に研磨を続け、

最後に耐熱塗装で化粧直し。

 

 

s-IMG_6607 s-IMG_6623

 

 

ブレーキパッドも交換します。

 

 

バックシムに付着している古いグリスは洗い流し、

WAKO’S BPRグリスで組み付けました。

 

 

防振、音鳴り止めを長期に維持する

WAKO’S BPR高性能グリスを使用しています。

 

 

s-IMG_6677 s-IMG_6679 s-IMG_6680 s-IMG_6683

 

 

キャリパーやパッドを組み付けて、

エア抜き作業とブレーキフルード交換します。

 

 

s-IMG_6688 s-IMG_6689

 

 

 

 

走行距離がまだ3万キロで試運転でも

ショックアブソーバーの劣化が感じられなかったので

今回はスタビライザーのブッシュのみ交換。

 

 

s-IMG_6690 s-IMG_6691

 

 

カーエアコンリフレッシュαで

エアコン冷媒ガス量をチェックします。

 

 

 

全自動で回収・再生・再充填する

デンゲン社のエコマックスJrを使用しました。

 

NUTEC NC-200も同時に注入して、

結果的には70gほど充填量が少なかったようですね。

 

 

s-IMG_6764 s-IMG_6765 s-IMG_6767 s-IMG_6768 s-IMG_6769 s-IMG_6770

 

 

ATFも圧送式で交換します。

ATFチェンジャー(トルコン太郎)に接続し、

まずはNUTEC NC-RFでプレ洗浄。

 

 

その後に本命ATFのNUTEC NC-65全化学合成ATFで、

全量イッキに圧送式交換します。

 

 

s-IMG_6637 s-IMG_6653 s-IMG_6655 s-IMG_6656 s-IMG_6659 s-IMG_6661 s-IMG_6663 s-IMG_6668 s-IMG_6669

 

 

 

 

 

 

・トランスファオイル NUTEC NC-65

・Fr R デフオイル NUTEC NC-70 75W90

 

どちらも全化学合成基油(エステル系)を使用した

ハイパフォーマンスギアオイルで交換します。

 

 

ガスケットも新品に交換して、

ドレンボルト等をトルクレンチで締付ますね。

 

 

s-IMG_6635 s-IMG_6634

s-IMG_6625 s-IMG_6626 s-IMG_6627 s-IMG_6628 s-IMG_6630 s-IMG_6632 s-IMG_6633

 

 

最後にホイールアライメントを調整しました。

 

 

s-IMG_6693 s-IMG_6695

 

 

今回は年式の割りには走行距離が少ない車両だったので、

ゴムブーツ等の亀裂も少なかったです。

 

 

デフキャリアのブッシュも地元ディーラーさんでは、

これぐらいは問題ないですよ~と言われたそうですが、

オーナーさんは少し気になったそうでご依頼をいただきました。

 

 

今回の整備で不安箇所は無くなったので、

また長い間は良い状態で使用出来ますよ~とお伝えしました。

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

 

 

2部に分けて紹介したステージアのリフレッシュプラン。

前回ブログに追記したオーナーさんのレビューをみると、

非常に満足していただいたようですね。

 

 

 

 

リフレッシュプランのご相談時のメール文には、

下記の文章を付けて返信しています。

 

 

 
ある程度年式・走行を経過した車両の整備は
(いくら掛かりますか?)というよりも(いくら掛けれますか?)とお伝えしています。

作業重複度を考慮せず、個別にバラバラに整備するよりも、
ある程度の予算をまとめて、イッキに関連部分を整備した方が、
結果的には工賃の節約にもなり効果が高い整備が出来ると考えています。

 

 

s-IMG_7134s-IMG_7135s-IMG_7136s-IMG_7137s-IMG_7138

 

 

他府県から毎週入庫する車両を点検して、

整備プランを制作しているといつも感じます。

 

無駄にバラバラで計画性の無い整備をしても、

新車時の状態にはなかなか近づかないなと。

 

ある程度の予算を組んでイッキに整備すれば、

お値段以上の性能回復は体感出来ると思っています。

 

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

ニッサン ステージア 直噴エンジンVQ25DD インテーク系の煤蓄積除去作業。 3万キロでリフレッシュプラン その1。

東京都からお越しいただいたのは、

ニッサン ステージアAXIS NM35

H17年式     V6直噴エンジン VQ25DD

走行距離 3万キロ

 

 

提案型整備(リフレッシュプラン)のご依頼です。

http://minato-motors.com/refresh/

 

s-IMG_6548

 

年式はH17年ですが走行距離はわずか3万キロ。

 

 

メールからの希望整備や不具合点をお聞きすると、

・Rデフ マウントブッシュ 液漏れ

・エンジン吸気系の煤蓄積

・低回転域でのトルク低下

・ブレーキキャリパーのO/H

上記の整備を希望されました。

 

 

 

入庫までにイロイロ打ち合わせをして、

前金制になりますがある程度の部品を事前入荷しました。

 

 

 

 

 

予約日に入庫してもらい、まずは問診。

そこから試運転をして事前ホイールアライメント測定。

リフトアップしてタイヤを外し車両全体を点検します。

 

 

 

s-IMG_6552 s-IMG_6553 s-IMG_6554 s-IMG_6555 s-IMG_6549 s-IMG_6550 s-IMG_6559 s-IMG_6560 s-IMG_6562 s-IMG_6563 s-IMG_6566

 

 

点検結果と希望整備からオススメの整備プランを

お聞きしている整備予算から提案させていただきました。

 

 

 

 

 

 

その作業内容を順番に紹介していきますね~。

まずは煤蓄積とトルク低下の原因から診ていきましょう。

 

s-IMG_6557

 

ガソリン直噴エンジンの吸気系統に煤が蓄積する事は、

このブログ読者なら既にご存知だと思います。

 

 

 

 

どうやら最近になってやっと一部の高感度な整備士の方にも、

この煤蓄積でエンジン不調や原因不明の症状が、

発生している事が話題になっています。

 

 

電気制御系や各センサー数値、エンジンの圧縮や点火状態、

どこを調べても問題が無くて辿りついたのが(煤蓄積??)

 

 

 

エンジンオーバーホールでしかキレイに除去できず、

また作業工賃も高額になるため予算的に断念。

 

 

・直噴エンジンってどうなんだ??

・従来型のE/Gより耐久性がないのかな??

そんな誤解も生まれているそうです。

 

 

 

 

s-IMG_6558

 

海外ではポピュラーな直噴E/G系不具合なんですが、

日本でこれに着目している整備工場はごく少数でしょう。

 

 

 

 

 

ニッサン 直噴エンジンVQ25DDもそんな不安がよぎりますが、

弊社のDSCでどこまで除去できるのか?

トルク低下が改善するか?をユーザーさんに相談されました。

 

 

 

 

s-IMG_6671

 

 

 

 

 

それではインテークバルブが見えるまで、

E/G吸気系を分解していきます。

 

s-IMG_6704 s-IMG_6705

 

トヨタ系直噴では内部EGRを利用しているので、

スロットルバルブへの煤吹き返しは少ないです。

 

 

ですがニッサン系は外部EGRバルブから導入しているので、

スロットルバルブ裏まで真っ黒になっていますね。

 

 

 

 

さらにサージタンクも分解していきます。

 

 

s-IMG_6711 s-IMG_6712 s-IMG_6713 s-IMG_6714

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにスワールコントロール付の

インテークマニホールドを外しました。

 

ここで6つの吸気経路が12の経路に分かれます。

 

s-IMG_6719 s-IMG_6720 s-IMG_6721 s-IMG_6722 s-IMG_6723 s-IMG_6724

 

 

 

 

 

 

これでやっと6気筒12ポートが見えてきました。

インテークバルブの様子も確認します。

 

 

s-IMG_6725 s-IMG_6726 s-IMG_6728 s-IMG_6731 s-IMG_6732 s-IMG_6736

 

 

 

 

直径3cm深さ15cmの吸気ポートの底にある

インテークバルブに大量の煤が蓄積してますね。

(他社E/Gと比べてもかなり深くそして狭い。)

 

 

 

これでは吸気の気流を乱す原因になるので、

良い状態とは言えないと思いますよ。

 

 

 

このような状態になればエンジンO/Hをして

インテークバルブをヘッドから外して磨かないと

キレイに除去するのは難しいと思います。

 

(O/Hは費用が掛かり時間も掛かる。)

 

 

s-IMG_6739 s-IMG_6740kkkk

 

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

http://minato-motors.com/dsc/

 

エンジンにノーダメージで短時間で完璧に、

煤を除去する弊社オリジナルの清掃系整備。

 

 

 

 

マスキングをしてドライアイス洗浄機に、

ドライアイスペレットを投入。

 

 

圧縮空気で高速噴射し煤塊を除去します。

それでは軽くショットしてみますよ~。

 

 

燃焼室に煤が行かないように

圧縮上死点にセットし全閉にて作業します。

 

 

s-IMG_6741 s-IMG_6742 s-IMG_6744 s-IMG_6745

 

 

カッチカチに固着したの煤カーボンも

ペレットが直撃した部分だけキレイになりました。

 

 

(熱収縮・昇華爆発力)

ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。

 

 

数種類のDSC専用ノズル・アダプターを使い分けて、

全てがキレイになるまでショットを続けます。

 

 

 

s-IMG_6746 s-IMG_6747 s-IMG_6748 s-IMG_6749 s-IMG_6750 s-IMG_6754 s-IMG_6755

 

 

 

 

 

 

スワールコントロールバルブも同時にDSCしました。

新品同様の輝きになりましたね。

 

s-IMG_6756 s-IMG_6757 s-IMG_6758

 

 

 

煤まみれのサージタンクも同じくドライアイス洗浄します。

 

s-IMG_6759 s-IMG_6760

 

 

 

ガスケット類は純正品にて交換し、

元の状態に組み立てました。

 

 

スロットルバルブも清掃してエアエレメントも交換。

バルブ全閉位置と急速TASでスロットルを初期化。

 

 

 

吸気系はほぼ新車と同じ状態に戻りましたね。

 

 

s-IMG_6753 s-IMG_6761 s-IMG_6762

 

 

 

今時のエンジンはガソリン・ディーゼル問わず、

吸気系の清掃作業は重要だとお伝えしています。

 

大昔のエンジンも煤カーボンやオイル付着はあったのですが、

スグに調子を落とすので分かりやすかったんですよね。

 

 

 

 

現在の電子制御でガチガチに制御された車両は、

多少汚れが蓄積してもECUが補正を掛けて動かします。

 

汚れが増加し補正量を増やし続ければ

どこかのタイミングで無理になり、

不具合が表面化し不調が初めて分る。

 

 

 

 

騙し騙しにECUが何とか止まらないようにしているので、

優秀と言えば優秀なのですがそれも限度があるのでしょう。

 

 

 

最新の車両ほどこういった清掃系の整備が増えているなと、

皆さんにお伝えしています。

 

 

 

 

 

 

次回ブログもステージアNM35の

リフレッシュプランを引き続き紹介しますね。

 

ATF交換やブレーキ系も整備しましたよ~

お楽しみに!!

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

追記

VQ25DDへのDSCは初めてだったのでどこまで改善するかな?と思っていましたがユーザーさんから納車後のレビューをいただきました。

お互いの名前以外はそのまま全文無修正で公開します。

皆さん参考にどうぞ~。

 

 

 

ミナト自動車
○○様
お世話になっております △△です。
昨日はありがとうございました。
整備依頼の際に直したい所としてお話しました、
「加速時にアクセルを踏んでもすぐ加速せず、タイムラグの後いきなり速度が出る」という現象は
改善されておりました。
他にも以下の点で改善がありました。
・信号待ちなどでのアイドリング時、ハンドルに伝わる振動がほぼなくなりました。
・発進の際の加速がスムーズになり、さほどアクセルを踏まないでも周りの車の流れに乗れるようになりました。
・細かいアクセルの調整に応答するようになり、
 前の車の加減速に合わせ車間を一定に走る、坂に差し掛かった際の速度回復、などの操作が楽になりました。
・クリーピングの力が強くなり、渋滞時ののろのろ走行、坂道での発進などが楽になりました。
大きくアクセルを踏み込まなくても走行できるようになったため、燃費も改善され、
従来8km/l程度でしたが、9.5km/l程度になりました。
(カタログ燃費が11km/lなので、かなり新車に近い状態なのではないかと思います)
ブレーキの調整も効果があり、軽く踏むだけで速度の調整が出来るようになっていました。
アライメント調整の効果か、狙ったラインをより正確に通れるようになっていました。
そのため、高速道路を走る際にアクセルの改善もあわせ、かなり扱いやすい車に変わっていました。
結果には非常に満足です。
同じ車の新車に買い替えたような印象で、長くこの車に乗っていこうと思います。
また、空気清浄機用のカップホルダに取付け用のベースもつけていただきありがとうございました。
たまに落ちてしまっていて、困っていたので助かりました。
今回は整備いただきましてありがとうございました。

 

 

 

・吸気をスムーズに流し最適な気流でシリンダーに充填。

・流入空気量に対し最適な燃料噴射量とタイミング。

・気流による攪拌で均一な混合気を作り理想的な点火燃焼。

 

E/G開発設計時と同じ状態になるよう整備したので、

性能が元に戻っただけなのでしょう。

 

私はそう思っています。

 

 

 

 

茨城県からマツダ CX-5。 DSCで煤除去作業。 DSC+大阪観光+伊勢神宮参拝もアリですよ~。

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)とは

弊社オリジナルの特殊自動車整備。

 

もともとレクサス・トヨタのガソリン直噴GR系エンジンの

インテークバルブに蓄積する非常に硬いカーボン蓄積を

完全除去するために開発しました。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

ドライアイス洗浄という自動車一般整備では使わない

特殊な洗浄機を使用しノズルとアダプターを

自社で製作しました。(一部メーカー製作)

 

 

 

 

それをスカイアクティブ・ディーゼル2.2D用にモディファイし、

強固に大量に蓄積したカーボン(煤)を短時間で除去。

 

DSCで洗浄するとエンジンにノーダメージで、

完璧な煤除去作業が行えるのです。

 

 

 

s-IMG_2709

 

茨城県からお越しいただいたのは

マツダCX-5 KE2AW H24年

走行距離18万キロ

 

 

 

 

DSCのご依頼です。

 

1年前のメール相談時には15万キロとお聞きしていましたが、

そこから1年間走行し18万キロオーバーでの予約入庫となりました。

 

s-IMG_2720

 

 

 

エンジン回りに覆い尽くすハーネス等で、

インテークマニホールド自体はあまり見えませんね。

 

周辺の部品を外してインテークマニホールドと、

吸気シャッターバルブを外します。

 

 

 

s-IMG_2726s-IMG_2722s-IMG_2723

 

 

ここまで分解すればエンジンシリンダーヘッド等の

吸気経路が確認できます。

 

 

まずはエンジンヘッドの吸気ポートから見ましょうか。

 

 

s-IMG_2727 s-IMG_2728 s-IMG_2730 s-IMG_2732 s-IMG_2734 s-IMG_2735 s-IMG_2737

 

 

 

吸気ポートを覗き込むとこんな感じの煤蓄積。

(どちらか言えば蓄積量は少ない方ですね。)

 

 

ポート奥にあるバルブシャフトに

固着しているカーボンは燃焼熱でカッチカチ。

 

バルブ傘部のキレイなスカート形状には、

ゴボゴボにカーボンが固着しています。

 

バルブが開いた時の吸気経路は

おそらく蓄積により狭くなっているでしょう。

 

 

 

バルブ傘部は目視では判断出来ないので、

細長いL字の超硬ロングピックを使い感触で判断しています。

 

 

 

s-IMG_2737

 

 

 

 

 

次はインテークマニホールド側を確認します。

 

s-IMG_2745 s-IMG_2758 s-IMG_2759

 

こちらはビッシリと煤が蓄積し、

蓄積が多い所で5mmぐらいでしょうか。

 

 

こちらもカッチカチのカーボンが固着していますね。

 

 

 

s-IMG_2746

 

 

 

 

 

そして一番酷く蓄積しているのが吸気シャッターバルブと

インテークマニホールド入り口。

 

 

s-IMG_2748 s-IMG_2753

 

 

ほぼ半分以上は吸気経路を塞ぎ、空気の流れを阻害しています。

 

 

 

SKY-D2.2の蓄積パターンは弊社で確認しているだけで4パターン。

 

1・インテーク入り口・吸気S/V周辺

2・インテーク出口とヘッド側吸気ポート

3・上記1・2両方に蓄積。

4・EGR導入口が蓄積で塞がる

 

 

今回は1・の蓄積パターンでした。

 

 

 

画像の上から突き出ている丸いパイプはEGRの導入口。

これを引き抜くとこんな感じ。

 

s-IMG_2761

 

 

 

 

 

 

そして引き抜かれたインテークマニホールド入り口は、

かなり酷い状態でした。

 

s-IMG_2762

 

 

 

 

 

 

この状態からドライアイスショットをすると

煤が飛び散り大惨事になりますので、

まずはホジホジしてある程度の煤を取り出しますね。

 

 

 

s-IMG_2765 s-IMG_2763 s-IMG_2766

 

 

某自動車評論家が30分ぐらい走行すれば、

煤は乾いて吸気の流速で吹き飛ばされると仰いますが、

私にはとてもそうとは思えない。

(ブローバイのオイルで固まるから)

 

 

 

 

またあるブロガーは

『吸気経路が狭くなれば、流速が早くなるので問題ない』とも・・・。

 

 

 

 

 

ガソリン・ディーゼル問わず

最新のエンジンはいかに吸気抵抗を減らし、

多くの空気(O2)をシリンダーに充填するかがミソ。

 

 

 

 

流速が早くなっても充填量が低下すれば、

新車時の性能(燃焼)は発揮できないと思っています。

 

プラド

(トヨタ資料 引用)

 

 

 

 

 

エンジン開発時に最適な吸気経路を設計し、

スーパーCPで膨大な回数のシミュレーションは行っているはず。

 

 

ですが経年劣化で想定外の煤が蓄積し、

吸気経路を乱してしまえば開発時とは全く違う

燃焼状態になるでしょう。

 

 

 

 

 

違う見方をすればここまで塞いでいても

茨城県から大阪府堺市まで走行できるので

スゴイといえばスゴイよね。

 

 

 

 

 

 

 

それではDSCを始めます。

まずは煤でボディが汚れないように完全防備のマスキング。

 

s-IMG_2741

 

 

ドライイアス洗浄機に米粒ほどの3mmペレットを投入し、

強固に固着したカーボンを除去しますね。

 

 

s-IMG_1635 kkkk

 

 

圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。

 

 

(熱収縮と昇華爆発力)ドライアイスの特性を利用して、

母材金属やゴムシール等を傷めずに煤を除去します。

 

 

 

 

 

弊社がドライアイス洗浄を採用したのは、

噴射するメディアの残留がゼロになるからです。

 

硬いメディア(鉄・アルミ粉、樹脂ビーズ、クルミ等)で行うと、取り忘れがあるとバルブシートの挟まる可能性があります。

 

ドライアイスペレットは柔らかい粒状で放置すると昇華して気体に変わり消えていきます。残留の可能性はゼロになります。

 

 

 

s-IMG_2742 s-IMG_2744

 

 

 

軽くショットしてこんな感じ。

 

ペレットが直撃した部分だけキレイになりました。

数種類あるノズルとアダプターを組み合わせて、隅々までキレイに洗浄します。

 

 

もちろん圧縮上死点にセットして全閉状態で行います。

 

またバルブ傘部やシャフト裏も数種類のノズルと

アダプターを使い分けて完璧に除去しました。

 

s-IMG_2807 s-IMG_2809 s-IMG_2813 s-IMG_2814 s-IMG_2804

 

 

 

アルミ製のボディを硬いもので擦るわけにもいかず、

またケミカルもモーター回路の破損原因になるため使えない。

 

 

それでも酷い汚れの吸気S/Vも、

手作業ならこれぐらいまで出来ますよ~。

 

 

s-IMG_2767 s-IMG_2769 s-IMG_2770

 

 

ある程度はキレイになったが、

プロの仕事としては美しくない。

 

これではとても作業後の画像を

オーナーさんにお見せする事は出来ないですよね。

 

 

 

弊社のDSCならここまでキレイにしています。

 

 

s-IMG_2782 s-IMG_2783 s-IMG_2784 s-IMG_2785

 

 

 

 

 

 

EGRバルブもDSCで洗浄しました。

 

こちらはサラサラの煤が付着しているだけなので、

簡単に除去可能。

 

 

故障していない限り高温高圧のEGRバルブやバイパスパイプは、

詰まったり蓄積したりはしないのです。

(温度が高くブローバイに触れないため)

 

 

s-IMG_2774 s-IMG_2787 s-IMG_2781 s-IMG_2788

 

 

 

 

 

 

複雑な構造のインテークマニホールドもDSCでキレイに再生。

 

空気の流れを阻害する煤塊が無くなり、

スムーズな吸気経路が復活しました。

 

 

s-IMG_2786 s-IMG_2790 s-IMG_2798

 

 

純正ガスケットで再組み立てし、

冷却水を補充します。

 

 

弊社はインテーク系ガスケットの再利用など絶対にNG。

 

おそらく往復数万円の交通費を掛けてまで来店いただいたオーナーさんも、ガスケットの再利用など望まないでしょう。

 

いい仕事が台無しになりますからね。

 

s-IMG_2799 s-IMG_2802

 

 

 

 

 

インテークに煤が蓄積する原因の一つに、

ブローバイからのオイル流入があります。

 

 

ターボ車である以上はオイル流入は仕方が無いのですが、

こんな時こそキレイに洗い流しましょう。

 

オプション整備(インタークーラー洗浄)も同時に行いました。

 

s-IMG_2714 s-IMG_2716 s-IMG_2717

 

 

DSC作業中は吊るしてオイルを自重落下。

さらに洗浄液で洗い流してキレイサッパリしてあげます。

 

 

 

もちろん強い過給圧があるので、

IN・OUTのガスケットは純正新品で交換しますよ。

 

 

s-IMG_2817

 

 

 

エンジンを始動して完全暖機。

 

LLCのエア抜き作業も行いながら、

スキャンツールを使用して各学習値を初期化していきます。

 

さらに燃料噴射量補正も再学習してあげますね。

 

 

 

 

 

よくメールからの質問で

(社外ECU(PCM)を装着してますがDSCは出来ますか?)

と問い合わせがありますが全く問題なく大丈夫です。

 

 

運転席にあるODB2のコネクターにスキャンツールが接続できれば、特に支障はありません。

 

s-IMG_2819

 

 

 

今回のオーナーさんも関西観光+DSCのセットで

来店していただきました。

 

 

 

 

当日は天王寺→新世界→難波→道頓堀→心斎橋と、ベタベタな大阪観光コースを歩いて堪能したそうです。

・天王寺(あべのハルカス)

・新世界(串カツの行列 通天閣)

・難波(わなか たこ焼き 吉本NGK)

・道頓堀(カニ・グリコ看板)

・心斎橋(360度 ビルビル店店人人 多し )

 

 

テレビで伝えられるイメージからの初大阪観光なら、

上記コースでも結構楽しめると思いますよ~。

 

s-IMG_2818

 

 

 

いつもは朝9時半入庫の翌日お昼納車ですが、

翌日の予定を尋ねると伊勢神宮に参拝予定・・・。

 

 

 

それではお昼からの引き取りでは伊勢神宮には、

15時頃の到着になります。

 

急遽納車時間を翌日9時半に変更し、

早めの出発を提案しました。

 

 

 

 

弊社から伊勢神宮までは高速道路で約3時間。

伊勢神宮参拝と参道にあるお土産屋さん(おかげ横丁)など、

こちらも観光が楽しめますよ~。

 

 

 

 

近畿圏以外からお越しの方で時間に余裕があれば、

DSC+伊勢神宮参拝もアリですよ~。

 

 

 

DSCの御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

(その後オーナーさんからレビューを2回に分けていただきました。)

 

 

 

CX-5のDSCの効果は言われた通りすぐに体感することができました!
特に帰り道が渋滞が多かったものですから、ノロノロ運転の時のアクセルワークが楽になりました。
それと、出だしのピックアップが鋭くなりましたね。
燃費の方は渋滞が多かった為、比較が出来ませんが2キロ位良くなったかと思います。
DPFに入るのも距離が伸びたように思います。また近いうちに燃費を検証して報告できたらと思います。

 

 

 

 

片道一般道6割高速4割で走りました。
渋滞はほとんど無く流れは良かったです。
・燃費は車の表示で20リッターを少し超えた位でした。施行前よりも2キロ~3キロ位良くなってます。新車の時と変わらない感じになったと思います。
・DPFの距離は140キロ前後だったのが200キロ前後になりました。
今回の施行は大変満足です。
大切に乗っていきたいと思います。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

ガソリンもディーゼルも排気量の大小・ターボ有無関係なく、

経年劣化の煤蓄積を解消すれば本来の性能に戻るはず。

(ただし壊れていなければ)

 

確実に完璧に清掃・洗浄・除去する事が

難しいだけなんだと弊社ではお伝えしています。

 

 

大阪府堺市からランドクルーザープラド ATF圧送式交換。  AT保護の予防整備は定期的に!!

大阪府堺市からお越しいただきました。

ランドクルーザープラド GRS120W

H18年式 走行距離21万キロ

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

s-IMG_6450

 

メール相談ではパワートレイン系のオイル交換を希望され

デフ・トランスファのギアオイルも同時に交換する予定です。

 

 

 

試運転をしてからリフトアップ、

ATFをチェックしてオイルパンを外しました。

 

s-IMG_6451 s-IMG_6452

 

 

 

21万キロ走行していますが、

ATFの汚れ具合や劣化度はほどほど。

 

 

 

s-IMG_6453 s-IMG_6454 s-IMG_6455

 

 

 

オイルパンを洗浄し硬化しヒビ割れていたガスケットも交換。

もちろんATFストレーナーも同時に交換しますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_6456 s-IMG_6457 s-IMG_6458 s-IMG_6459

 

 

オイルパンを組み付けて不足分のATFを補充します。

 

 

今回はNUTEC NC-65を本命ATFに使用しますので、

プレ洗浄や補充ATFにはNUTEC NC-RFを使いました。

 

 

 

s-IMG_6467 s-IMG_0916

 

 

弊社が提案して作っていただいた

NUTEC謹製 専用リンシングフルード(NC-RF仮名)

 

最後に使用するNC-65の成分に対して親和性を高くし、

無闇に洗浄力は上げ過ぎずATへの攻撃性もゼロに。

 

 

また着色料不使用の極力無色透明でとオーダーしました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

(あの時は無理言ってスミマセン。)

 

 

s-IMG_6466

 

オイルパンを組み付けNC-RFを補充し、

エンジン始動で完全暖機。

 

ATFチェンジャーのホースを接続して、

NC-RFでプレ洗浄を行います。

 

 

全量をイッキに圧送式で交換しますね~。

 

 

s-IMG_6470 s-IMG_6476 s-IMG_6480 s-IMG_6482 s-IMG_6484 s-IMG_6486

 

左奥に見えるのが新油モニター。

中央ビーカーが交換前の廃油。

右手前のクリーナーモニターは交換後のATF状態。

 

 

 

やっとここまでキレイになりました。

 

 

これで本命ATFを使用しての再交換の準備が整いましたね。

 

 

s-IMG_6489

 

 

弊社のブログでよく登場するNUTEC NC-65。

 

NUTEC最高峰のハイパフォーマンスATFで

エステル系基油を贅沢に使用した100%化学合成ATF

 

 

 

s-IMG_7790

 

素直に言えば国産メーカーの純正ATFに比べて、

NC-65は非常に高額です。

 

ですが弊社でのNC-65リピート率はかなり高く、

作業後のレビューメールでも高評価。

 

 

 

 

 

オイルパン脱着時からプレ洗浄や本命ATF全てを、

NC-65で行うと恐ろしく高額な費用が掛かりますが、

本命ATFのみNC-65を使用すればそこまで高額にはならない。

 

 

最高の素材を贅沢に使用したNC-65を最適な交換方法で行えば、

コストパフォーマンスは非常に高いと弊社ではとお伝えしています。

 

 

 

s-IMG_6490

 

 

 

ATFチェンジャーにNC-65を入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

 

 

s-IMG_6492 s-IMG_6497 s-IMG_6499 s-IMG_6502 s-IMG_6504 s-IMG_6508 s-IMG_6510

 

 

 

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。

(初期の高い性能が長~く持続しますよ~)

 

 

 

 

 

仕上げに一度ATF油温を30度以下まで下げ、

暖機しながら規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

 

 

ATミッションのフルード交換は内部構造の複雑さゆえに、

交換難易度が高く整備士側のスキルが問われる作業でしょう。

 

 

各社いろいろあるATミッションの構造を理解し

適切な交換方法で作業をすれば、

交換しずらいATFもキレイに入れ替える事が出来ると思います。

 

 

 

s-IMG_6512

s-IMG_6515 s-IMG_6516

 

 

・フロントデフ

・リアデフ

・トランスファ

3点のギアオイルもNUTECで交換しました。

 

 

 

 

s-IMG_6519

 

こちらも全化学合成ギアオイル NC-70 75w90

 

ドレン・リフィルプラグのガスケットは純正品で交換し、

規定トルクで締め付けしています。

 

 

ちなみにATF交換に比べて上記のギアオイル交換は簡単。

(下から抜いて上から入れるだけ。)

 

 

 

 

s-IMG_6513 s-IMG_6518 s-IMG_6522

 

 

 

アイドリングが時々不安定とご相談がありましたので、

電子制御スロットルボディ清掃も追加で作業しました。

 

こちらはWAKO’S専用のクリーナーを使って、

スロットルバルブ周辺に蓄積したカーボンを

ウエスで優しく拭き取ります。

 

 

最後にスロットル学習も初期化して再学習を行いました。

 

長い間清掃を実施していなかったのでしょうか?

かなりカーボンが蓄積していましたね。

 

 

s-IMG_6460 s-IMG_6461 s-IMG_6462

 

 

 

今回の作業は朝10時入庫の夕方17時に完了しました。

 

これぐらいの作業量なら日帰り作業で十分納車が可能ですよ~。

 

 

 

s-IMG_6524

 

本日もミナト自動車自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATに対するメンテナンスはATF交換ぐらいしかありません。

 

それ以上の整備もあるのですが工賃・部品代がともに高額で、

何十万円も掛かってしまいます。

 

 

 

シフトフィーリングの低下やシフトショック過大等になる前に、

予防整備としてATF交換は有効だとお伝えしています。

 

 

また上記症状が悪化してからのATF交換は意味がなく、

そうならない為に定期的な実施を推奨しています。

 

 

 

 

・ATF交換なんて無交換でOKです。

・10万キロ超えた場合はATF交換が出来ないんですよ~。

 

 

全ての車種のフルード交換が可能ではありませんが、

上記の言葉を聞いた事がある方は、

是非過去のブログ事例を見ていただけると良いかと思います。

http://minato-motors.com/blog/?cat=8

 

 

 

ATF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)から

お待ちしていますね~。

 

HAPPY CAR LIFE!!